JP2001136813A - 田植機の植付操作部 - Google Patents

田植機の植付操作部

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JP2001136813A
JP2001136813A JP32550599A JP32550599A JP2001136813A JP 2001136813 A JP2001136813 A JP 2001136813A JP 32550599 A JP32550599 A JP 32550599A JP 32550599 A JP32550599 A JP 32550599A JP 2001136813 A JP2001136813 A JP 2001136813A
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operation lever
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Satoru Okada
悟 岡田
Minoru Koyama
実 小山
Toshiaki Kasahara
敏章 笠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の田植機において、植付作業に必要な操
作は、運転席前下方等のパネル上に配設した植付操作部
の植付操作レバーを、所定の操作モード位置に移動等さ
せることで行っていたが、操作モード変更後は直ちに初
期位置に復帰する構造のため、植付操作レバーの位置を
見ただけでは現在の操作モードを確認できず、また、植
付操作レバー自体の操作もやりにくい等の問題があっ
た。 【解決手段】 植付部15の昇降、植付作業のON・O
FF、及び線引きマーカの解除の各操作を可能とする操
作部51を操向ハンドル14近傍に配置すると共に、前
記操作部51に操作位置の検出手段62と操作レバー5
2を設け、該操作レバー52を、操向ハンドル14より
下方で、該操向ハンドル14とアクセルレバー31との
間に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機の植付操作
を行うための植付操作部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、植付部の昇降や植付作業のO
N・OFF等のように植付作業に必要な操作は、運転席
の前方下方または横下方のパネル上に配設した植付操作
部において行っており、実作業においては、該植付操作
部に設けた植付操作レバー等を、所定の操作モードに対
応する位置(以下「操作位置」という)まで移動又は回
動させることにより、各操作に移行するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
植付操作レバーでは、所定の操作位置まで移動又は回動
させて手を放すと元の位置に戻る方式があり、この場
合、植付操作レバーの位置を視認しただけでは現在の操
作モードが不明であり、迅速かつ確実な作業への移行が
難しい、という問題があった。また、植付操作部を運転
席前方下方または横下方のパネル上に配置した場合に
は、操向ハンドルから片手を大きく外してから前記植付
操作レバーを操作しなければならず、しかも、運転のた
めに前方に向けていた視線も一度外して植付操作部を視
認する必要があるため、植付条が曲がったりして、見た
目が悪く、収穫作業の悪化を招く恐れがある、という問
題があった。さらに、植付操作レバーのガイド溝は直線
方向に配置されていたので、誤って触れると他の操作位
置に回動するという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。すなわち、請求項1においては、
植付部の昇降、植付作業のON・OFF、及び線引きマ
ーカの解除の各操作を可能とする操作部を操向ハンドル
近傍に配置すると共に、前記操作部に操作位置の検出手
段と操作レバーを設け、該操作レバーを、操向ハンドル
より下方で、該操向ハンドルとアクセルレバーとの間に
配設したものである。
【0005】請求項2においては、前記操作部に操作レ
バーのガイド溝を設け、該ガイド溝に、「上位置・下位
置」「中立位置」「植付位置」「マーカ解除位置」を配
置し、前記「中立位置」にはガイド溝より切欠き状の副
溝を設けたものである。
【0006】請求項3においては、請求項2記載のガイ
ド溝を開口したガイド板は、作業者側が低くなるように
傾斜状に配設したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は乗用田植機の全体側面図、図2
は本発明に係わる植付操作部を有する機体前部の斜視
図、図3は植付操作部の取付け構成を示す機体前部の側
面一部断面図、図4は植付操作部の正面図、図5は同じ
く平面図、図6は同じくガイド溝の形状を示す平面図、
図7は同じく植付操作レバーの位置と操作モードとの対
応を示す平面図、図8はデテント機構を示す側面一部断
面図、図9は同じく正面一部断面図である。
【0008】まず、本発明に係わる乗用田植機の全体構
成について、図1により説明する。1は作業者が搭乗す
る走行車であり、エンジン2を車体フレーム3前部上方
に搭載させ、ミッションケース4前方にフロントアクス
ルケースを介して走行用前輪6を支持させると共に、前
記ミッションケース4の後部にリヤアクスルケースを連
接し、該リヤアクスルケースに走行用後輪8を支持させ
る。
【0009】そして、前記エンジン2等をボンネット9
で覆うと共に、ステップ11を介して作業者が搭乗する
車体カバー12上部に運転席13を取付け、該運転席1
3の左方には主変速レバー5を配設し、運転席13前方
で前記ボンネット9後部には操向ハンドル14を立設し
ている。更に、該操向ハンドル14の右方には、本発明
に係わる植付操作部51を配設している。
【0010】また、15は、苗載台16並びに複数の植
付爪17などを具備する植付部であり、前高後低の合成
樹脂製の前傾式苗載台16を下部レール18及びガイド
レール19を介して植付ケース20に左右往復摺動自在
に支持させると共に、一方向に等速回転するロータリケ
ース21を前記植付ケース20に支持させ、該ロータリ
ケース21の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス22・22を配設し、該爪ケース22・22先端に前
記植付爪17・17を取り付ける。
【0011】そして、前記植付ケース20の前側には図
示せぬローリング支点軸を介して支持フレーム24を設
け、該支持フレーム24は、トップリンク25及びロワ
ーリンク26を含むリンク機構27を介して走行車1後
側に連結させており、該リンク機構27においては、植
付部15を昇降させる昇降シリンダ28がロワーリンク
26に連結され、さらに植付部15への動力はPTO伝
動軸40を介して入力されるようにしている。
【0012】このような構成により、前記前後輪6・8
を操向駆動して走行移動すると同時に、左右に往復摺動
させる苗載台16から一株分の苗を植付爪17によって
取出し、連続的に苗継ぎ作業を行うようにしている。
【0013】次に、本発明に係わる前記植付操作部51
について、図2乃至図9により詳述する。まず、植付操
作部51の配置と取付けの構成について説明する。図
2、図3に示すように、前記ボンネット9の後部に固設
されたステアリングコラム34にはステアリングシャフ
ト35が軸支され、該ステアリングシャフト35上端部
に操向ハンドル14が連結固定される一方、ボンネット
9の右側部からは、前記エンジン2の回転数を調節する
ための側面視「く」字状のアクセルレバー31が突設さ
れている。
【0014】さらに、ボンネット9の後上部には、モニ
タースイッチやライトスイッチ等を設けた操作パネル部
32が配設され、該操作パネル部32の側方で、前記ア
クセルレバー31よりも内方に、本発明に係わる植付操
作部51が配設され、該植付操作部51から上方に突設
された植付操作レバー52は、前記操向ハンドル14よ
りも下方に近接して設けられている。
【0015】このように、植付操作レバー52を、操向
ハンドル14よりも下方で、該操向ハンドル14とアク
セルレバー31との間に設けた配置構成とすることによ
り、たとえ走行と植付の操作を同時に行う必要のある植
付作業においても、視線を前方に向けて操向ハンドル1
4を一方の手で把持したままで、他方の手により植付操
作レバー52を簡単に操作できるため、植付操作性が著
しく改善され、その結果、植付位置精度や作業効率の大
幅な向上を図ることができるのである。
【0016】また、図3乃至図5に示すように、前記植
付操作部51の周囲はケース53で覆われ、該ケース5
3の前面は、固定板54aを介して支持ステー54の上
端に固定され、該支持ステー54の下端は、チルトハン
ドル操作レバー33等を連結したフロントフレーム38
の下辺に、締結固定されている。そして、該フロントフ
レーム38の後部は、前記ステアリングコラム34から
側方に延設された右側板34aの前部に固定されると共
に、フロントフレーム38の下辺と前端は、側面視Y字
状の補強部材36を形成する二本の上パイプ36a・3
6bの上端に連結され、該補強部材36の下パイプ36
cの下端は、車体フレーム3に突設された支持部材3a
に固定されている。
【0017】この際、前記ケース53の左側面にも、固
定板55aを介して支持ステー55の上端が固定されて
おり、該支持ステー55の下端も、前記下パイプ36c
下端とともに、支持部材3a側面にボルト39によって
共締め固定される構成となっている。
【0018】このように、植付操作部52の側方は車体
フレーム3により、前方は車体フレーム3とステアリン
グコラム34の両構成部材により、横と前の二方向から
支持される構造であるため、植付操作部52を適正位置
に確実に取り付けることができ、しかも、必要に応じて
前記ボルト39等の締結具を緩めたり締め付けたりする
ことにより、前記植付操作レバー52の配置構成を微調
整できるため、作業者の体格や癖などを考慮した配置構
成に設定することができるのである。
【0019】次に、前記植付操作レバー52とその操作
構成、及び内部構成について説明する。図3、図6に示
すように、植付操作部51の上面には植付操作レバー5
2を案内するガイド板56が作業者側に低く傾斜状に設
けられ、該ガイド板56には、植付操作レバー52を内
挿して所定の操作位置まで案内するガイド溝57を開口
し、該ガイド溝57は、前後に直線状に開口した主溝5
7aと、該主溝57aの前後途中部から右方に延出した
切欠き状の副溝57bと、主溝57a前部から左右に延
出した副溝57cとから構成されている。
【0020】そして、図7に示すように、前記ガイド溝
57には、植付部15を上昇させる上位置52a、植付
部15を下降させる下位置52b、植付部15を昇降中
に任意高さに保持する中立位置52d、植付部15を下
降させた後に植付動作をON・OFFする植付位置52
c、及び収納されている左右の線引きマーカを解除して
圃場上にセットするマーカ解除位置52e・52fとを
設け、各操作位置まで前記植付操作レバー52を回動で
きるようにしている。
【0021】このように、ガイド板56を作業者側が低
くなるように傾斜状に配設したため、植付操作レバー5
2の位置が見やすくなり、植付操作を迅速かつ確実に行
うことができ、また、植付部15を任意高さに固定する
ための中立位置52dを切欠き状の副溝57b内に配置
するようにしたため、植付部15を所定高さに確実に保
持することができ、路上走行や苗継ぎ作業の際のように
植付部15を高い位置に保持する必要のある場合に、た
とえ誤って作業者が植付操作レバー52に触れても、誤
操作しないようにすることができるのである。
【0022】さらに、図8、図9に示すように、植付操
作部51の内部には、各操作位置まで回動した植付操作
レバー52の位置を検出するための操作位置検出センサ
62、各操作位置に植付操作レバー52を弾性的に保持
するためのデテント機構61、及びこの保持を解除する
ためのデテント解除用アクチュエータ63等が配設され
ている。
【0023】これらのうち、まずデテント機構61につ
いて説明する。植付操作レバー52の下端部は、前記ケ
ース53に枢支された操作レバー軸74に固定ピン77
で固定され、該操作レバー軸74には、後辺に多数の凹
部65aを設けたデテントカム65の前部が外嵌固定さ
れており、該デテントカム65が植付操作レバー52の
回動とともに回動できるようにしている。一方、ケース
53には、レバー軸73を介してデテントレバー66の
下端が枢支され、該デテントレバー66の上端はデテン
トばね70によりケース53に弾装されており、デテン
トレバー66途中部に設けた側面視波状のデテント板7
2を前記デテントカム65の方向に付勢して、デテント
カム65の凹部65aにデテント板72の凸部を係合さ
せ、植付操作レバー52を各操作位置に保持できるよう
にしている。
【0024】このようにして、植付操作レバー52を各
操作位置に保持できるようにしたため、植付操作レバー
52の位置を視認しただけで簡単に現在の操作モードを
確認することができ、各操作モード間を迅速かつ確実に
移行することができるのである。
【0025】そして、前記デテントレバー66はレバー
軸73を介して解除アーム71の後端に連結され、該解
除アーム71の前端は係止部材68下部に開口された長
孔68aに係合されており、該係止部材68上端は、デ
テント解除用アクチュエータ63を構成するモータ軸6
3aに固設された回動アーム67に上下動可能に連結さ
れている。一方、植付操作レバー52は、その上下途中
部に一端を連結した操作レバー戻しバネ69を介して、
前記ケース53内壁に弾装されている。
【0026】このような構成において、前記主変速レバ
ー5を「後進位置」にセットする等のデテント解除操作
を行うと、デテント解除用アクチュエータ63が作動し
て係止部材68が引き上げられ、レバー軸73を中心に
してデテントレバー66が反時計方向に回動され、その
結果、前記凹部65aとデテント板72の凸部との係合
が外れてデテント機構61が解除されるようにしてい
る。
【0027】また、前記操作レバー軸74からは位置指
示アーム75が垂設される一方、ケース53下部に配設
したポテンショメータ式の操作位置検出センサ62から
は、側面視二股状のセンシングアーム62aが延出さ
れ、該センシングアーム62aは、前記位置指示アーム
75の下端から突設させた係止ピン76と係合されてお
り、前記植付操作レバー52を回動するとセンシングア
ーム62aも回動して、操作位置検出センサ62が現在
の操作位置を検出できるようにしている。
【0028】さらに、ガイド板56の下方には左右マー
カ解除用スイッチ43・44が配設されており、前記植
付位置52cにおいて、植付操作レバー52を左右どち
らかに傾動させることにより、左右いずれかのスイッチ
アーム43a・44aが押され、マーカ解除用スイッチ
43・44が入り、植付操作レバー52が、植付位置5
2cにおいて左右どちらに傾動されたかを検出できるよ
うにしている。
【0029】そして、これら植付操作部51における前
記各種スイッチやセンサ類は、いずれも電子式であり本
体との機械的な接続を考慮する必要がないため、植付操
作部51は比較的自由な位置に配設することができ、さ
らに、植付操作部51の構造自体も単純なため、小型化
して操作力を小さくし、植付操作性を大きく向上させる
ことができるのである。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次に示すような効果を奏する。すなわち、請求項1のよ
うに、植付部の昇降、植付作業のON・OFF、及び線
引きマーカの解除の各操作を可能とする操作部を操向ハ
ンドル近傍に配置すると共に、前記操作部に操作位置の
検出手段と操作レバーを設け、該操作レバーを、操向ハ
ンドルより下方で、該操向ハンドルとアクセルレバーと
の間に配設したので、植付操作レバーの位置を視認した
だけで現在の操作モードを把握できるため、各操作モー
ド間を迅速かつ確実に移行することができ、また、視線
を前方に向けて、操向ハンドルを一方の手で把持したま
まで、これまでアクセルレバー操作を行っていた他方の
手でそのまま植付操作レバーの操作を行うことができ、
植付操作性が著しく改善され、その結果、植付位置精度
や作業効率を大きく改善することができる。
【0031】請求項2のように、前記操作部に操作レバ
ーのガイド溝を設け、該ガイド溝に、「上位置・下位
置」「中立位置」「植付位置」「マーカ解除位置」を配
置し、前記「中立位置」にはガイド溝より切欠き状の副
溝を設けたので、該「中立位置」から植付操作レバーが
外れにくくすることができ、作業者が路上走行や苗継ぎ
作業等の際に例え誤って該植付操作レバーに触れても誤
操作しないようにすることができる。
【0032】請求項3のように、請求項2記載のガイド
溝を開口したガイド板は、作業者側が低くなるように傾
斜状に配設したので、作業者からの操作モードの視認性
が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図である。
【図2】本発明に係わる植付操作部を有する機体前部の
斜視図である。
【図3】植付操作部の取付け構成を示す機体前部の側面
一部断面図である。
【図4】植付操作部の正面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】同じくガイド溝の形状を示す平面図である。
【図7】同じく植付操作レバーの位置と操作モードとの
対応を示す平面図である。
【図8】デテント機構を示す側面一部断面図である。
【図9】同じく正面一部断面図である。
【符号の説明】
14 操向ハンドル 15 植付部 31 アクセルレバー 51 植付操作部 52 植付操作レバー 52a 上位置 52b 下位置 52c 植付位置 52d 中立位置 52e・52f マーカ解除位置 56 ガイド板 57 ガイド溝 57b・57c 副溝 62 検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 敏章 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 Fターム(参考) 2B062 AA02 AA03 AB01 BA21 BA22 BA33 CB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付部の昇降、植付作業のON・OF
    F、及び線引きマーカの解除の各操作を可能とする操作
    部を操向ハンドル近傍に配置すると共に、前記操作部に
    操作位置の検出手段と操作レバーを設け、該操作レバー
    を、操向ハンドルより下方で、該操向ハンドルとアクセ
    ルレバーとの間に配設したことを特徴とする田植機の植
    付操作部。
  2. 【請求項2】 前記操作部に操作レバーのガイド溝を設
    け、該ガイド溝に、「上位置・下位置」「中立位置」
    「植付位置」「マーカ解除位置」を配置し、前記「中立
    位置」にはガイド溝より切欠き状の副溝を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の田植機の植付操作部。
  3. 【請求項3】 前記ガイド溝を開口したガイド板は、作
    業者側が低くなるように傾斜状に配設したことを特徴と
    する請求項2記載の田植機の植付操作部。
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