JP2001136258A - 耳掛けフック付き携帯電話 - Google Patents

耳掛けフック付き携帯電話

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JP2001136258A
JP2001136258A JP35216599A JP35216599A JP2001136258A JP 2001136258 A JP2001136258 A JP 2001136258A JP 35216599 A JP35216599 A JP 35216599A JP 35216599 A JP35216599 A JP 35216599A JP 2001136258 A JP2001136258 A JP 2001136258A
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JP
Japan
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hook
ear
mobile phone
telephone
hung
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Application number
JP35216599A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kamanaka
祥行 鎌中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話自身を耳に掛けることにより、従来
のハンズフリー装置を使用することなく、容易に両手を
使わずに通話ができる上に、経済的でもある耳掛けフッ
ク付き携帯電話を提供することを目的とする。 【構成】 耳の付根部に掛かる形状を有するフック2
を、フック2を耳の付根部に掛けた状態において、携帯
電話1が耳から脱落することなく、かつ携帯電話1のス
ピーカー4部が耳の位置に配置されるように携帯電話1
に取付ける。また、フック2を耳の付根部に掛けた状態
において、携帯電話1のスピーカー2部が耳の方向に押
し付けられる付勢手段を設けることが好ましく。さら
に、フック2が携帯電話1に一体的に収納できるか、あ
るいは、フック2が携帯電話1に取付け取り外しが可能
にすることにより、より使いやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両手を使うことなく通
話ができる携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】従来両手を使うことなく通話ができる装
置としては、一般的にハンズフリー装置と言われる物が
あり、携帯電話にコードにより接続されたマイクとイヤ
ホーンを使用して通話する方法や、携帯電話に音声を拡
大するスピーカーと集音マイクを接続して通話する方法
などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のハンズフリ
ー装置においては、使用時には携帯電話にハンズフリー
装置を取付ける必要があるため、容易に携行できること
が最大のメリットである携帯電話の利用方法としては、
装置の取付け取り外し作業が必要となり、その作業が非
常に不便であった。また、コードにより接続されたマイ
クとイヤホーンを使用して通話する方法ではコードがか
らまるなどの問題や、音声を拡大するスピーカーと集音
マイクを接続して通話する方法では、周囲の騒音によっ
て聞き取りにくいなどの問題があった。さらに、携帯電
話とは別にハンズフリー装置を購入する必要があるため
非経済的でもあった。
【0004】そこで本発明は、携帯電話自身を耳に掛け
ることにより、ハンズフリー装置を使用することなく、
容易に両手を使わずに通話ができる上に、経済的でもあ
る耳掛けフック付き携帯電話を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】耳の付根部に掛かる形状
を有するフックを、フックを耳の付根部に掛けた状態に
おいて、携帯電話が耳から脱落することなく、かつ携帯
電話のスピーカー部が耳の位置に配置されるように携帯
電話に取付ける。また、フックを耳の付根部に掛けた状
態において、携帯電話のスピーカー部が耳の方向に押し
付けられる付勢手段を設けることが好ましく。さらに、
フックが携帯電話に一体的に収納できるか、あるいはフ
ックが携帯電話に取付け取り外しが可能にすることによ
り、より使いやすくなる。
【0006】
【作用】本発明の耳掛けフック機能付き携帯電話におい
ては、携帯電話の通話時に耳掛け用フックを耳の付根部
に掛けることにより、携帯電話のスピーカー部が耳の位
置に配置され、携帯電話から両手を離した状態で通話が
可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1aおよびbは本発明の実施例に係わる耳
掛けフック付き携帯電話の第1の実施例を表わす図で、
耳の付根部に掛けるための略L字形からなるフック2の
一端を、止め具3にて携帯電話1の側面に取付ける。略
L字形のフック形状はフック2を耳の付根部に掛けた場
合に携帯電話1が耳から脱落することなく、かつスピー
カー4が耳の位置に配置される形状からなり、中間の屈
曲部にはフック2を使用する際に、フック2を開閉操作
するために指を添える突起部5を設け、先端部6は内側
に若干屈曲させて耳からの脱落を防止する。
【0008】フック2の一端は止め具3を起点に回転可
能に係合され、止め具3に設けられたバネ7によりフッ
ク2はスピーカー4の方向(矢印A)に付勢されてい
る。フック2を耳に掛けた場合、耳は携帯電話1のスピ
ーカー4とフック2の間に挟持され、フック2はスピー
カー4の方向に付勢されているため、耳は携帯電話1の
スピーカー4に密着する。また、フック2を使用しない
場合には、フック2は携帯電話1の本体部に密着して一
体化され、携帯に支障なくコンパクトに収納される。
【0009】図2は前記実施例のフック2を略U字形に
した場合の実施例を表わす図で、耳の付根部に掛けるた
めの略U字形からなる帯状のフック2の両端を、止め具
3にて携帯電話1の両側面に取付ける。帯状のフック2
の長さはフック2を耳の付根部に掛けた場合に、携帯電
話1が耳から脱落することなく、かつスピーカー4が耳
の位置に配置される長さにする。
【0010】フック2の両端は止め具3を起点に回転可
能に係合され、止め具3に設けられたバネ(図示せず)
により、フック2はスピーカー4の方向に付勢されてい
る。フック2を耳に掛けた場合、耳は携帯電話1のスピ
ーカー4とフック2の間に挟持され、フック2はスピー
カー4の方向に付勢されているため、耳は携帯電話1の
スピーカー4に密着する。また、フック2は略U字形を
形成しているため、携帯電話1を持ち運ぶ際の取手とし
て使用することもできる。
【0011】なお、前記実施例の略L字形および略U字
形のフック2は、鋼や樹脂などの弾性素材を用いること
により、図3の2点鎖線で表わすように止め具3を起点
にフック2自身が弾性変形し、バネなどの付勢手段を用
いることなくフック2自身に付勢機能を持たせることが
できる。フック2を耳に掛けた場合、耳は携帯電話1の
スピーカー4部とフック2の間に挟持され、フック2自
身はスピーカー4部の方向(矢印A)に付勢されている
ため、耳は携帯電話1のスピーカー4部に密着する。
【0012】図4aおよびbは本発明の耳掛けフック付
き携帯電話の第2の実施例を表わす図で、フック2は耳
全体を覆うカバー部8と、耳の付根部に掛けるための切
欠部9から形成され、フック2の切欠部9を耳の付根部
に掛けた場合に、携帯電話1のスピーカー4が耳の位置
に配置されるようにフック2が携帯電話1に取付けら
れ、使用時にはカバー部8が耳全体を覆うため外部の騒
音が遮断され、スピーカー4の音声を鮮明に聞き取るこ
とができる。
【0013】前記の各実施例ではフック2は携帯電話1
に取付けたままであるが、フック2の取付け部を取付け
取り外しが可能な構造とすることにより、フック2が必
要な時のみフック2を携帯電話1に取付け、不必要な時
には携帯電話1から取り外すこともできる。
【0014】本発明の耳掛けフック付き携帯電話を使用
する場合は、通話開始時に携帯電話1をONにした後、
図5のようにフック2を耳の付根に掛ける。携帯電話1
のスピーカー4部およびマイク10部は、通常手で持っ
て通話する状態と同じ状態に保持され、携帯電話1から
両手を離した状態で通話が可能となる。通話終了時には
フック2を耳から外し、携帯電話1をOFFにする。ま
た、フック2が不必要な場合にはフック2を携帯電話1
に収納、または携帯電話1から取り外すことににより、
従来の携帯電話1と何等変わることなく使用できる。
【0015】また、携帯電話1のボタン操作によるO
N、OFFを、通話時には自動的にON状態になり、非
通話時には自動的にOFF状態になる機能を携帯電話1
の内部回路に搭載することにより、通話時には携帯電話
1のフック2を耳に掛ける操作のみで、全く手を使わず
に通話することができる。また、携帯電話1の内部回路
によるON、OFF機能以外に、フックの開閉によりO
N、OFF機能を働かせる構造とすることもできる。
【0016】従来のハンズフリー装置では、使用前にあ
らかじめ装置を携帯電話1に接続しておく必要があり、
容易に携行できることが最大のメリットである携帯電話
1の利用方法としては、装置の取付け取り外し作業が必
要となり、その作業が非常に不便であった。また、コー
ドにより接続されたマイクとイヤホーンを使用して通話
する方法ではコードがからまるなどの問題や、音声を拡
大するスピーカーと集音マイクを接続して通話する方法
では、周囲の騒音によって聞き取りにくいなどの問題が
あった。さらに、携帯電話1とは別にハンズフリー装置
を購入する必要があるため非経済的でもあった。
【0017】従来、通常の電話機において両手を離して
通話する場合には、電話機を肩に挟んで使用することが
あったが、携帯電話機の場合には小型化が進んだが故
に、小さすぎて肩に挟むことは困難であった。そこで、
本発明では携帯電話1が従来に比べて飛躍的に軽量化さ
れたため、携帯電話1を耳に掛けることができ、また、
マイクの性能も向上し、口からマイクまである程度離れ
た状態でも十分通話ができるようになったため、本発明
の耳掛けフック付き携帯電話が可能となった。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の耳掛けフック付き
携帯電話においては、従来のハンズフリー装置のよう
に、使用時には携帯電話にハンズフリー装置を取付け、
不使用時には取り外す必要もなく、容易に両手を使わず
に通話ができるため、自動車の運転中での使用や、両手
を使ってのメモや作業を行いながらの使用が可能となる
上、従来のハンズフリー装置を購入する必要がなく非常
に経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耳掛けフック付き携帯電話の第一の実
施例の図であって、(a)はその側面、(b)は正面図
を示している。
【図2】本発明のフックをU字形した場合の図である。
【図3】本発明のフック自身に付勢機能を持たせた場合
の図である。
【図4】本発明の耳掛けフック付き携帯電話の第二の実
施例の図であって、(a)はその側面、(b)は正面図
を示している。
【図5】本発明の耳掛けフック付き携帯電話を耳に掛け
て使用している状態の図である。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 フック 3 止め具 4 スピーカー 7 バネ 8 カバー部 9 切欠部 10 マイク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳の付根部に掛かる形状を有するフック
    を、フックを耳の付根部に掛けた状態において、携帯電
    話が耳から脱落することなく、かつ携帯電話のスピーカ
    ー部が耳の位置に配置されるように携帯電話に取付けた
    耳掛けフック付き携帯電話。
  2. 【請求項2】 フックを耳の付根部に掛けた状態におい
    て、携帯電話のスピーカー部が耳の方向に押し付けられ
    る付勢手段を設けた請求項1記載の耳掛けフック付き携
    帯電話。
  3. 【請求項3】 フックが携帯電話に一体的に収納される
    請求項1または2記載の耳掛けフック付き携帯電話。
  4. 【請求項4】 フックが携帯電話に取付け取り外しが可
    能な請求項1または2記載の耳掛けフック付き携帯電
    話。
JP35216599A 1999-11-04 1999-11-04 耳掛けフック付き携帯電話 Pending JP2001136258A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005055565A1 (en) * 2003-12-06 2005-06-16 Beng Teck See Hands-free telephone
DE102005025438A1 (de) * 2005-06-02 2007-06-06 Karageorgos, Evangelos Ein Mechanismus für alle Telefone zum Telefonieren, wenn die Hände beschäftigt sind

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005055565A1 (en) * 2003-12-06 2005-06-16 Beng Teck See Hands-free telephone
SG118218A1 (en) * 2003-12-06 2006-01-27 Beng Teck See Hands-free telephone
DE102005025438A1 (de) * 2005-06-02 2007-06-06 Karageorgos, Evangelos Ein Mechanismus für alle Telefone zum Telefonieren, wenn die Hände beschäftigt sind

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