JP2001136244A - 多機能電話機及び多機能電話機交換システム - Google Patents

多機能電話機及び多機能電話機交換システム

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JP2001136244A
JP2001136244A JP31815099A JP31815099A JP2001136244A JP 2001136244 A JP2001136244 A JP 2001136244A JP 31815099 A JP31815099 A JP 31815099A JP 31815099 A JP31815099 A JP 31815099A JP 2001136244 A JP2001136244 A JP 2001136244A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、多機能電話機を使用して携帯電話機
の着信を処理することができる多機能電話機を提供す
る。 【解決手段】本発明による多機能電話機は、ハンドセッ
ト(36)と、携帯電話機(17)が結合される入出力
インタフェース(32,42)と、ハンドセット(3
6)と有線通話回線を介した有線通話モードの通話と、
ハンドセットと携帯電話機(17)と無線通話回線を介
した無線通話モードの通話を制御し、且つ、制御ユニッ
ト(14)に結合される通信制御部(31,41)を備
える。本発明による多機能電話機は、ハンドセット(3
6)を使用して、携帯電話機(17)を介した通話を実
行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機を介し
て通話可能な多機能電話機及びその多機能電話機を収容
した多機能電話機交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】事業所の構内ネットワークは、複数の構
内電話機を備える。その複数の構内電話機は、構内交換
機(PBX:Private-Automatic-Branch)に収容され
る。構内ネットワークは、構内交換機と同様の処理を実
行する交換制御装置を備えても良い。交換制御装置は、
構内交換機を介して又は直接、外部回線(公衆回線、専
用回線、電気通信事業者回線、WAN回線等)に接続され
る。交換制御装置は、複数の構内電話機を制御する制御
ユニットと、制御ユニットを構内交換機又は外部回線に
結合する回線ユニットからなる。制御ユニットは、制御
ユニットが管理する複数の構内電話機を、外部回線に直
接結合することができる。制御ユニットは、制御ユニッ
トに制御される複数の構内電話機間の内線通話を制御す
ることができる。制御ユニットは、制御ユニットに制御
される複数の構内電話機と、構内交換機に制御される複
数の構内電話機間の内線通話を制御することができる。
制御ユニットは、伝言サービス、インターフォンサービ
ス、データ参照サービス等の付加サービスを提供するこ
とができる。付加サービスを使用することができる構内
電話機は、多機能電話機と呼ばれる。交換制御装置と複
数の多機能電話機を備える構内ネットワークは、多機能
電話機交換システムと呼ばれる。従来の多機能電話機及
び交換システムに係る技術は、特許第2776066号公報、
特開平10-155167号公報、特開平10-191420号公報、特開
平11-136714号公報に開示されている。
【0003】図11は、従来の多機能電話機交換システ
ムの構成を示す。図に示された多機能電話機交換システ
ム2は、公衆回線(Public-Switch-telephone-Networ
k)101と、構内交換機102と、回線ユニット103と、制御
ユニット104と、多機能電話機105を備える。公衆回線10
1は、PSTNに限らず、専用回線等の他の回線であっても
よい。
【0004】構内交換機102は、公衆回線101に接続す
る。回線ユニット103は、構内交換機102に接続する。制
御ユニット104は、回線ユニット103に接続する。多機能
電話機105は、制御ユニット104に接続する。
【0005】構内交換機102は、公衆回線101及び専用回
線(図示されず)と、回線ユニット103を結合する。回
線ユニット103は、制御ユニット104と、公衆回線101及
び構内交換機102、LAN(Local Area Network)及び
コンピュータ(図示されず)を結合する。回線ユニット
103は、プロトコル変換を実行する。回線ユニット103
は、ソフトウェア及びハードウェアからなる制御部であ
る。回線ユニット103が実行するプロトコル変換は、信
号の電圧変換及び/又はフォーマット変換を意味する。
制御ユニット104は、所定の数の多機能電話機を収容す
る。制御ユニット104は、ソフトウェア及びハードウェ
アからなる制御部である。制御ユニット104は、ビルの
フロア毎又は工場敷地内の建物毎に設置される。
【0006】制御ユニット104は、回線制御部111、回線
交換制御部112、多機能電話機制御部113、データ記憶部
114、音源115を備える。回線制御部111は、回線ユニッ
ト103に接続する。回線制御部111は、回線交換制御部11
2に接続する。回線制御部111は、音源115に接続する。
回線交換制御部112は、多機能電話機制御部113に接続す
る。多機能電話機制御部113は、音源115に接続する。デ
ータ記憶部114は、回線交換制御部112に接続する。
【0007】回線制御部111は、回線交換制御部112と回
線ユニット103の間を流れる信号のプロトコル変換を実
行する。回線制御部111は、ソフトウェア及びハードウ
ェアからなる制御部である。このプロトコル変換は、信
号の電圧変換及び/又はフォーマット変換を意味する。
回線交換制御部112は、制御ユニット104に収容された複
数の多機能電話機105の動作制御を実行する。回線交換
制御部112は、ソフトウェア及びハードウェアからなる
制御部である。多機能電話機制御部113は、回線交換制
御部112と多機能電話機105の間を流れる信号のプロトコ
ル変換を実行する。多機能電話機制御部113は、ソフト
ウェア及びハードウェアからなる制御部である。多機能
電話機制御部113が実行するプロトコル変換は、信号の
電圧変換及び/又はフォーマット変換を意味する。デー
タ記憶部114は、制御ユニット104に収容された複数の多
機能電話機105の稼動状況を示す稼動情報を記憶する。
データ記憶部114は、書換型不揮発メモリ又はハードデ
スク装置である。音源115は、回線ユニット103を介して
結合された機器(図示されず)又は多機能電話機105が
再生する警告音及び保留音の音響信号を発生する。音源
115は、ソフトウェア及びハードウェアからなる制御部
である。
【0008】多機能電話機105は、制御ユニット104の多
機能電話機制御部113に接続する。多機能電話機制御部1
13には、複数の多機能電話機(図示されず)が接続す
る。多機能電話機105は、他の多機能電話機との内線通
話を実行する。多機能電話機105は、公衆回線101を介し
て結合された他の電話機との外線通話を実行する。
【0009】図12は、従来の多機能電話機の上部外観
を示す。図に示された多機能電話機105は、送受話器121
と、表示器122と、ボタン群123を備える。ボタン群123
は、テンキー131と、機能設定ボタン群132と、保留ボタ
ン133、応答ボタン134と、モニタボタン135からなる。
【0010】送受話器121は、スピーカとマイクからな
る。表示器122は、液晶表示装置からなる。テンキー131
は、数値情報の入力に使用される。機能設定ボタン群13
2は、短縮ダイアルの登録及び会議通話を設定する。保
留ボタン133は、呼を保留状態に設定する保留回路のオ
ンオフを設定する。応答ボタン134は、着信に応答する
応答回路のオンオフを設定する。モニタボタン135は、
外部スピーカ(図示されず)と送受話器121の動作切換
えに使用される。
【0011】図11及び図12を参照して、従来の多機
能電話機交換システムの動作を説明する。
【0012】多機能電話機105の外線着信は、制御ユニ
ット104が監視する。外線着信は、公衆回線101と構内交
換機102と回線ユニット103を介して制御ユニット104に
通知される。回線交換制御部112は、回線制御部111を介
して、多機能電話機105への外線着信を認識する。回線
交換制御部112は、データ記憶部114を参照して、多機能
電話機105のオンフックを確認する。オンフックの確認
は、送受話器121及び応答ボタン134の状態監視により実
現される。回線交換制御部112は、多機能電話機105のオ
ンフック状態を検出すると、多機能電話機制御部113に
着呼処理を指示する。その指示に基づいて、多機能電話
機制御部113は、多機能電話機105に着呼を通知する。多
機能電話機制御部113は、多機能電話機105のオフフック
状態を検出すると、検出結果を回線交換制御部112に通
知する。回線交換制御部112は、多機能電話機105の通話
設定を実行する。回線交換制御部112は、データ記憶部1
14に、多機能電話機105のオフフック状態を記録する。
回線交換制御部112は、発信者番号の通知を検出した場
合、発信者番号を多機能電話機105に出力する。多機能
電話機105の表示器122は、発信者番号を表示する。
【0013】多機能電話機105が通話の保留設定を実行
すると、回線交換制御部112は、回線制御部111に保留設
定を指示する。回線制御部111は、音源115から保留音を
読取り、回線ユニット103に通知する。保留音は、構内
交換機102を介して公衆回線に通知される。その保留音
は、発信端末に通知される。
【0014】多機能電話機交換システムは、有線電話網
を使用したシステムである。移動中の通話には、携帯電
話機が使用される。携帯電話機は、無線電話網を使用す
る。無線電話網の中には、PDC(Personal Digital C
ellular telecommunicationsystem)又はPHS(Perso
nal handy-phone System)と呼ばれているものがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】多機能電話機が対応す
る通信プロトコルと、携帯電話機が対応する通信プロト
コルは相違する。多機能電話機に携帯電話機を結合する
ことはできない。多機能電話機を使用して携帯電話機及
び無線電話回線を介した通話は実行できない。
【0016】携帯電話機と多機能電話機を使用するユー
ザは、携帯電話機の着信と多機能電話機の着信を別々に
監視しなければならない。そのユーザは、携帯電話機の
着信と多機能電話機の着信を別々に操作しなければなら
ない。
【0017】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0018】本発明は、多機能電話機を使用して携帯電
話機の着信を処理することができる多機能電話機を提供
する。
【0019】本発明は更に、多機能電話機を使用して携
帯電話機の着信を処理することができる多機能電話機交
換システムを提供する。
【0020】本発明による多機能電話機は、ハンドセッ
ト(36)と、携帯電話機(17)が結合される入出力
インタフェース(32,42)と、ハンドセット(3
6)と有線通話回線を介した有線通話モードの通話と、
ハンドセットと携帯電話機(17)と無線通話回線を介
した無線通話モードの通話を制御し、且つ、制御ユニッ
ト(14)に結合される通信制御部(31,41)を備
える。この構成によると、有線通話モードの通話と無線
通話モードの通話を、ハンドセット(36)を使用して
実行することができる。特に、携帯電話機(17)に設
定された通話を、ハンドセット(36)を使用して実行
することができる。
【0021】本発明による他の多機能電話機は、通信制
御部(31,41)が、携帯電話機(17)の着呼を検
出する。この構成によると、携帯電話機(17)の着呼
に対するハンドセット(36)を使用した対応を実行す
ることができる。
【0022】本発明による他の多機能電話機は、入出力
インタフェース(32,42)が、通信制御部(31,
41)の指示に基づいて、携帯電話機(17)の呼を保
留する。この構成によると、携帯電話機(17)に設定
された呼の保留状態を、携帯電話機(17)を操作する
ことなく設定することができる。
【0023】本発明による他の多機能電話機は、通信制
御部(31,41)が、ハンドセット(36)を使用し
た発呼の際、発信番号に応じて有線通話モードと無線通
話モードを切換える。この構成によると、発信番号に応
じて、通話に使用する回線を選択することができる。
【0024】本発明による他の多機能電話機は、通信制
御部(31,41)が、携帯電話機(17)の呼を他の
通信制御部に結合する。この構成によると、携帯電話機
(17)の呼を、他の通信制御部、即ち他の多機能電話
機に転送することができる。
【0025】本発明による他の多機能電話機は、携帯電
話機(17)に電力を供給する電力源を備える。この構
成によると、携帯電話機(17)の呼設定の監視と同時
に、携帯電話機(17)の充電を実行することができ
る。
【0026】本発明による多機能電話機交換システム
は、ハンドセット(36)と、携帯電話機(17)が結
合される入出力インタフェース(32,42)と、ハン
ドセット(36)と有線通話回線を介した有線通話モー
ドの通話と、ハンドセット(36)と携帯電話機(1
7)と無線通話回線を介した無線通話モードの通話を制
御する通信制御部(31,41)からなる複数の多機能
電話機(18,19)と、公衆回線と、多機能電話機
(18,19)が結合された構内回線に結合され、且
つ、複数の多機能電話機(18,19)の稼動状況を監
視する回線交換制御部(22)とからなる制御ユニット
(14)を備える。この構成によると、有線通話モード
の通話と無線通話モードの通話が、ハンドセット(3
6)を使用して実行される多機能電話機交換システムを
実現することができる。特に、携帯電話機(17)に設
定された通話が、ハンドセット(36)を使用して実行
される多機能電話機交換システムを実現することができ
る。
【0027】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、構内回線が、構内有線回線又は構内無線回線であ
る。この構成によると、携帯電話機(17)の呼が、構
内有線回線又は構内無線無線回線を介して転送される多
機能電話機交換システムを実現することができる。
【0028】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、回線交換制御部(22)は、何れかの多機能電話
機に結合された携帯電話機(17)の呼を他の多機能電
話機に結合する。この構成によると、携帯電話機(1
7)の呼が他の多機能電話機に転送される多機能電話機
交換システムを実現することができる。
【0029】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、通信制御部(31,41)が、携帯電話機(1
7)の着呼を検出する。この構成によると、携帯電話機
(17)の着呼に対するハンドセット(36)を使用し
た対応が実行される多機能電話機交換システムを実現す
ることができる。
【0030】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、入出力インタフェース(16,20,42)は、
通信制御部(31,41,61)の指示に基づいて、携
帯電話機(17)の呼を保留する。この構成によると、
携帯電話機(17)に設定された呼の保留状態を、携帯
電話機(17)を操作することなく設定される多機能電
話機交換システムを実現することができる。
【0031】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、通信制御部(31,41,61)が、ハンドセッ
ト(36,47)を介した発呼の際、発信番号に応じて
有線通話モードと前記無線通話モードを切換える。この
構成によると、発信番号に応じて、通話に使用する回線
が選択される多機能電話機交換システムを実現すること
ができる。
【0032】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、通信制御部(31,41,61)は、携帯電話機
(17)の呼を他の多機能電話機に結合する。この構成
によると、携帯電話機(17)の呼が、他の通信制御
部、即ち他の多機能電話機に転送される多機能電話機交
換システムを実現することができる。
【0033】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、多機能電話機(18)が、携帯電話機(17)に
電力を供給する電力源を備える。この構成によると、携
帯電話機(17)の呼設定の監視と同時に、多機能電話
機(18)を介して携帯電話機(17)の充電が実行さ
れる多機能電話機交換システムを実現することができ
る。
【0034】本発明による他の多機能電話機交換システ
ムは、入出力インタフェース(16,20)が、携帯電
話機(17)に電力を供給する電力源を備える。この構
成によると、携帯電話機(17)の呼設定の監視と同時
に、入出力インタフェース(16,20)を介して携帯
電話機(17)の充電が実行される多機能電話機交換シ
ステムを実現することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して以下に詳細に説明する。
【0036】図1は、本発明による多機能電話機交換シ
ステムの構成を示す。図に示された多機能電話機交換シ
ステム1は、公衆回線(PSTN)11と、構内交換機(PB
X)12と、回線ユニット13と、制御ユニット14
と、多機能電話機15と、接続器16と、携帯電話機1
7を備える。
【0037】構内交換機12は、公衆回線11に接続す
る。回線ユニット13は、構内交換機12及び公衆回線
11に接続する。制御ユニット14は、回線ユニット1
3に接続する。多機能電話機15は、制御ユニット14
に接続する。接続器16は、多機能電話機15に接続す
る。携帯電話機17は、接続器16に接続する。
【0038】構内交換機12は、公衆回線11と回線ユ
ニット13と複数の多機能電話機(図示されず)を結合
する。回線ユニット13は、構内交換機12及び公衆回
線11と、制御ユニット14を結合する。回線ユニット
13は、構内交換機12及び公衆回線11と、制御ユニ
ット14の間を流れる信号のプロトコル変換を実行す
る。回線ユニット13は、ソフトウェア及びハードウェ
アからなる制御部である。回線ユニット13が実行する
プロトコル変換は、信号の電圧変換及び/又はフォーマ
ット変換を意味する。制御ユニット14は、所定の数の
多機能電話機を収容する交換装置である。制御ユニット
14は、ソフトウェア及びハードウェアからなる制御部
である。制御ユニット14は、ビルのフロア毎又は工場
敷地内の建物毎に設置される。制御ユニット14は、回
線制御部21、回線交換制御部22、多機能電話機制御
部23、データ記憶部24、音源25を備える。回線制
御部21は、回線ユニット13に接続する。回線制御部
21は、回線交換制御部22に接続する。回線制御部2
1は、音源25に接続する。回線交換制御部22は、多
機能電話機制御部23に接続する。多機能電話機制御部
23は、音源25に接続する。データ記憶部24は、回
線交換制御部22に接続する。
【0039】回線制御部21は、回線交換制御部22と
回線ユニット13の間を流れる信号のプロトコル変換を
実行する。回線制御部21は、ソフトウェア及びハード
ウェアからなる制御部である。回線交換制御部22は、
制御ユニット14に収容された複数の多機能電話機15
の動作制御を実行する。回線交換制御部22は、ソフト
ウェア及びハードウェアからなる制御部である。多機能
電話機制御部23は、回線交換制御部22と多機能電話
機15の間を流れる信号のプロトコル変換を実行する。
多機能電話機制御部23は、ソフトウェア及びハードウ
ェアからなる制御部である。多機能電話機制御部23が
実行するプロトコル変換は、信号の電圧変換及び/又は
フォーマット変換を意味する。データ記憶部24は、制
御ユニット14に収容された複数の多機能電話機15の
稼動状況を示す稼動情報を記憶する。データ記憶部24
は、書換型不揮発メモリ又はハードデスク装置である。
音源25は、回線ユニット13を介して結合された機器
(図示されず)又は多機能電話機15が再生する警告音
及び保留音の音響信号を発生する。音源25は、ソフト
ウェア及びハードウェアからなる制御部である。
【0040】多機能電話機15は、他の多機能電話機と
の内線通話を実行する。多機能電話機15は、公衆回線
11を介して結合された他の電話機との外線通話を実行
する。多機能電話機15は、接続器16及び携帯電話機
17を制御して、無線通話回線を介して結合された他の
電話機との外線通話を実行する。多機能電話機15は、
接続器16が接続される接続コネクタ(図示されず)を
備える。多機能電話機15の上部外観は、図12に示さ
れた多機能電話機105と同一である。多機能電話機15
は、接続器16が接続される接続コネクタを備える。接
続器16は、多機能電話機15と携帯電話機17を結合
する。接続器16は、ソフトウェア及びハードウェアか
らなる制御部である。接続器16は、多機能電話機15
と携帯電話機17の間を流れる信号のプロトコル変換を
実行する。接続器16が実行するプロトコル変換とは、
多機能電話機15と携帯電話機17の間を流れる信号の電
圧変換及び/又はフォーマット変換を意味する。接続器
16は、携帯電話機17が再生する警告音及び保留音に
対応する音響信号を発生する音源(図示されず)を有す
る。携帯電話機17は、無線公衆回線を介した通話を実
行する。携帯電話機17は、充電器及び外部ハンドセッ
トが接続される接続コネクタ(図示されず)を備える。
【0041】図2は、本発明による多機能電話機15の
構成を示す。図に示された多機能電話機15は、通信制
御部31と、接続制御部32と、ボタン制御部33と、
音声・表示制御部34と、ボタン35と、送受話器36
と、表示器37を備える。
【0042】接続制御部32は、接続器16を介して携
帯電話機17に接続する。接続制御部32は、通信制御
部31に接続する。通信制御部31は、制御ユニット1
4に接続する。ボタン制御部33は、通信制御部31に
接続する。音声・表示制御部34は、通信制御部31に
接続する。ボタン35は、ボタン制御部33に接続す
る。送受話器36は、音声・表示制御部34に接続す
る。表示器37は、音声・表示制御部34に接続する。
【0043】接続制御部32は、接続器16が接続され
る接続コネクタ(図示されず)を備える。接続制御部3
2は、通信制御部31と接続器16を結合する。接続制
御部32は、通信制御部31と接続器16の間を流れる
信号のプロトコル変換を実行する。接続制御部32は、
ソフトウェア及びハードウェアからなる制御部である。
接続制御部32が実行するプロトコル変換とは、通信制
御部31と接続器16との間を流れる信号の電圧変換及び
/又はフォーマット変換を意味する。接続制御部32
は、接続器16が接続される接続コネクタ(図示され
ず)を備える。通信制御部31は、多機能電話機15の
動作を制御する。通信制御部31は、ソフトウェア及び
ハードウェアからなる制御部である。具体的には、通信
制御部31は、ボタン検出動作に基づく制御情報を、制
御ユニット14との間で送受信する。その通信制御部3
1は、音声信号を、制御ユニット14、接続器16及び
音声・表示制御部34との間で送受信する。その通信制
御部31は、制御ユニット14から出力された表示信号
を、音声・表示制御部34に転送する生後を実行する。
制御ユニットボタン制御部33は、ボタン35の動作を
監視する。ボタン制御部33は、ボタン35の動作を検
出すると、検出内容を通信制御部31に通知する。ボタ
ン35は、図12に示されたボタン群123及び制御部
(図示されず)からなる。音声・表示制御部34は、送
受話器36及び表示器37を駆動する。音声・表示制御
部34は、送受話器36と通信制御部31を結合する。
音声・表示制御部34は、送受話器36から出力される
音声信号を通信制御部31に伝送する。音声・表示制御
部34は、通信制御部31から出力される音声信号を送
受話器36に伝送する。音声・表示制御部34は、通信
制御部31から出力される表示信号を表示器37に伝送
する。音声・表示制御部34は、ソフトウェア及びハー
ドウェアからなる制御部である。
【0044】回線ユニット13と構内交換機12の間及
び回線ユニット13と他の回線ユニット(図示されず)
の間は、構内回線で結合される。その構内回線は、有線
構内回線と無線構内回線からなる。
【0045】送受話器36は、図12に示された送受話
器121からなる。表示器37は、図12に示された表示
器122からなる。
【0046】本発明による多機能電話機15は、公衆回
線11又は構内回線(図示されず)を介した通話を実行
する際、有線通話モードに設定される。本発明による多
機能電話機15は、携帯電話機17を介した通話を実行
する際、無線通話モードに設定される。本発明による多
機能電話機15は、送受話器36を介して、携帯電話機
17に設定された呼の通話を実行することができる。
【0047】図3を参照して、多機能電話機15の待機
動作を説明する。
【0048】携帯電話機17に呼が着信すると、着呼信
号が接続器16を介して接続制御部32に伝送される。
接続制御部32は、その着信信号を検出すると通信制御
部31に通知する。通信制御部31は、着信信号を検出
すると(S1)、着信通知を制御ユニット14に送信す
る(S2)。
【0049】図4を参照して、多機能電話機15の着信
動作を説明する。
【0050】制御ユニット14は、着信通知を受付ける
と、多機能電話機15の稼動状態を調べる。制御ユニッ
ト14は、多機能電話機15が未通話状態のとき、多機
能電話機15に応答許可通知を送信する。多機能電話機
15の通信制御部31は、制御ユニット14から応答許
可通知を受信する(S11)。通信制御部31は、応答
許可済みの状態情報を一時保存する(S12)。通信制
御部31は、処理S12を実行後、応答ボタン(図1
2:134)の押下を監視する(S21)。通信制御部3
1は、処理S12を実行後、オフフックを監視する(S
22)。音声・表示制御部34は、処理S21,S22
の実行中、表示器37に着呼に係る表示処理を実行す
る。通信制御部31は、応答ボタンの押下又はオフフッ
クを検出すると、状態情報を確認する(S23)。通信
制御部31は、状態情報が応答許可済みを示す場合、そ
の応答通知を制御ユニット14に送信する(S24)。
応答許可が未許可の場合、処理S23において許可を待
つ。
【0051】携帯電話機17は、多機能電話機15に対
する呼が設定される前に着信が停止した場合、接続制御
部32は、着信停止を通信制御部31に通知する(S3
1)。通信制御部31は、制御ユニット14に着信停止
通知を送信する(S32)。通信制御部31は、一時保
存された応答許可済みの状態情報を消去し、待機状態の
動作を開始する。制御ユニット14は、通話切断通知を
受付けると、多機能電話機15から送信される新たな通
知を監視する。
【0052】図5を参照して、多機能電話機15の応答
動作を説明する。
【0053】制御ユニット14は、応答通知を受付ける
と、多機能電話機15に通話許可通知を送信する。多機
能電話機15の通信制御部31は、制御ユニット14か
ら通話許可通知を受信する(S41)。通信制御部31
は、携帯電話機17に応答通知を送信する。その応答通
知は、接続制御部32及び接続器16を介して伝送され
る。携帯電話機17は、応答通知を受付けると、呼を設
定する(S42)。その呼は、接続器16を介して多機
能電話機15に結合される。多機能電話機15は、携帯
電話機17を介した発呼側との通話を実行することがで
きる。
【0054】通信制御部31は、呼が設定されると、携
帯電話機17からの通話切断通知を監視する(S5
1)。通信制御部31は、応答ボタンの再押下及びオン
フックを監視する(S52)。通信制御部31は、通話
切断通知、応答ボタンの再押下又はオンフックを検出す
ると、制御ユニット14に通話切断通知を送信する(S
53)。通信制御部31は、一時保存された応答許可済
みの状態情報を消去し、待機状態の動作を開始する。制
御ユニット14は、通話切断通知を受付けると、多機能
電話機15から送信される新たな通知を監視する。
【0055】図6を参照して本発明による制御ユニット
14の待機動作を説明する。
【0056】多機能電話機15が送信した着信通知(図
4のS24)は、多機能電話機制御部23に受信され
る。多機能電話機制御部23は、着信通知を回線交換制
御部22に転送する(S61)。回線交換制御部22
は、データ記憶部24から、多機能電話機15の稼動情
報を読取る(S62)。回線交換制御部22は、稼動情
報の内容を解析する(S63)。回線交換制御部22
は、その稼動情報が「Vacancy:未通話」を示していた
場合、応答許可通知を多機能電話機15に送信する。
【0057】多機能電話機15は、回線ユニット14か
ら応答許可通知を受信すると、処理S11を実行する。
【0058】図7を参照して本発明による制御ユニット
14の着信動作を説明する。
【0059】多機能電話機15が送信した応答通知(図
4のS24)は、多機能電話機制御部23に受信され
る。多機能電話機制御部23は、応答通知を回線交換制
御部22に転送する(S71)。回線交換制御部22
は、多機能電話機15の稼動情報の内容を「Busy:通話
中」を示す内容に変更し、データ記憶部24に書き込
む。回線交換制御部22は、多機能電話機15に通話許
可通知(図5のS41の通信許可通知)を送信する(S
72)。これにより、回線交換制御部22は、多機能電
話機15の通話終了を監視する通話処理を実行する(S
73)。
【0060】多機能電話機15が送信した着信停止通知
は、多機能電話機制御部23に受信される。多機能電話
機制御部23は、着信停止通知を回線交換制御部22に
転送する(S81)。回線交換制御部22は、多機能電
話機15から送信される応答通知の待受けを中止する着
信停止処理を実行する(S82)。回線交換制御部22
は、多機能電話機15から送信される新たな通知を監視
する。
【0061】図8を参照して本発明による制御ユニット
14の切断動作を説明する。
【0062】図4のS31において多機能電話機15が
送信した切断通知は、多機能電話機制御部23に受信さ
れる。多機能電話機制御部23は、切断通知を回線交換
制御部22に転送する(S91)。回線交換制御部22
は、多機能電話機15の稼動情報の内容を「Vacancy:
未通話」を示す内容に変更し、データ記憶部24に書き
込む(S92)。回線交換制御部22は、多機能電話機
15から送信される新たな通知を監視する。
【0063】図9は、本発明による多機能電話機の他の
構成を示す。図に示された多機能携帯電話18は、通信
制御部41と、接続制御部42と、ボタン制御部43
と、音声・表示制御部44と、保留音源45と、ボタン
46と、送受話器47と、表示器48を備える。
【0064】接続制御部42は、携帯電話機17に接続
する。接続制御部42は、通信制御部41に接続する。
通信制御部41は、制御ユニット14に接続する。ボタ
ン制御部43は、通信制御部41に接続する。音声・表
示制御部44は、通信制御部41に接続する。ボタン4
6は、ボタン制御部43に接続する。送受話器47は、
音声・表示制御部44に接続する。表示器48は、音声
・表示制御部44に接続する。保留音源45は、接続制
御部42に接続する。
【0065】接続制御部42は、携帯電話機17が接続
される接続コネクタ(図示されず)を備える。接続制御
部42は、通信制御部41と携帯電話機17を結合する
整合装置である。接続制御部42は、通信制御部41と
携帯電話機17の間を流れる信号のプロトコル変換を実
行する。保留音源45は、携帯電話機17が再生する保
留音に対応する音響信号を発生する。その音響信号は、
接続制御部42を介して携帯電話17に伝送される。通
信制御部41は、多機能電話機18の動作を制御するプ
ロセッサである。ボタン制御部43は、ボタン46の動
作を監視する。ボタン制御部43は、ボタン46の動作
を検出すると、検出内容を通信制御部41に通知する。
ボタン46は、図12に示されたボタン群123からな
る。音声・表示制御部44は、送受話器47及び表示器
48を駆動する。音声・表示制御部44は、送受話器4
7と通信制御部41を結合する。音声・表示制御部44
は、送受話器47から出力される音声信号を通信制御部
41に伝送する。音声・表示制御部44は、通信制御部
41から出力される音声信号を送受話器47に伝送す
る。音声・表示制御部44は、通信制御部41から出力
される表示信号を表示器48に伝送する。
【0066】送受話器46は、図12に示された送受話
器121からなる。表示器48は、図12に示された表示
器122からなる。
【0067】多機能電話機18の接続制御部42及び保
留音源45は、図2に示された接続器16及び接続制御
部32の機能を実現する。多機能電話機18は、携帯電
話機17との間に接続器16を必要としない。多機能電
話機18に携帯電話機17を直接結合することができ
る。
【0068】図10は、本発明による接続器の他の構成
を示す。図に示された接続器20は、転送制御部61
と、携帯電話機接続制御部62と、多機能電話機接続制
御部63と、保留音源64を備える。
【0069】携帯電話機接続制御部62は、携帯電話機
17に接続する。携帯電話機接続制御部62は、転送制
御部(通信制御部)61に接続する。多機能電話機接続
制御部63は、多機能電話機19に接続する。多機能電
話機接続制御部63は、転送制御部632接続する。保
留音源64は、携帯電話機接続制御部62に接続する。
転送制御部61は、制御ユニット14に接続する。
【0070】制御ユニット14は、携帯電話機17を、
内線接続された電話機の一つとして管理することができ
る。携帯電話機17を制御ユニット14に認識させる制
御は、転送制御部61が実行する。
【0071】転送制御部61は、通話経路を設定する。
転送制御部61は、ソフトウェア及びハードウェアから
なる制御部である。転送制御部61は、多機能電話機1
9と制御ユニット14の結合を実行する(第1結合)。
転送制御部61は、多機能電話機19と制御ユニット1
4の間の信号伝送を制御する。第1結合は、多機能電話
機19を使用した外線通話及び内線通話が実行されると
きに設定される。転送制御部61は、多機能電話機19
と携帯電話機17の結合を実行する(第2結合)。転送
制御部61は、多機能電話機19と携帯電話機17の間
の信号伝送を制御する。第2結合は、多機能電話機19
と携帯電話機17を使用した外線無線通話が実行される
ときに設定される。転送制御部61は、携帯電話機17
と制御ユニット14の結合を実行する(第3結合)。転
送制御部61は、携帯電話機17と制御ユニット14の
間の信号伝送を制御する。第3結合は、制御ユニット1
4に結合された他の多機能電話機(図示されず)と携帯
電話機17を使用した外線無線通話が実行されるときに
設定される。
【0072】携帯電話機接続制御部62は、転送制御部
61と携帯電話機17の間を流れる信号のプロトコル変
換を実行する。携帯電話機接続制御部62は、制御部か
らなる。多機能電話機接続制御部63は、転送制御部6
1と多機能電話機19の間を流れる信号のプロトコル変
換を実行する。多機能電話機接続制御部63は、制御部
からなる。制御部は、ハードウエア及びハードウエアを
制御するプログラムからなる。保留音源64は、保留音
及び警告音を再生する音響信号を発生する。保留音源6
4は、音源データを音声合成するソフトウェア及びハー
ドウェアからなる。
【0073】接続器20は、携帯電話機17の呼を多機
能電話機19から他の多機能電話機に転送した際、多機
能電話機19の未通話状態を設定することができる。転
送制御部61は、携帯電話機17の呼を多機能電話機1
9に結合するとき、第2結合の設定を実行する。転送制
御部61は、保留ボタン133(図12)の押下を検出す
る。転送制御部61は、第2結合の呼を他の多機能電話
機に転送するとき、第2結合を解除し、第3結合の設定
を実行する。転送制御部61は、第3結合を設定中、多
機能電話機19と制御ユニット14を結合するとき、第
1結合の設定を実行する。転送制御部61は、第1結合
と第3結合を同時に設定する。
【0074】制御ユニット14は、多機能電話機19と
携帯電話機17の間に設定された呼を他の多機能電話機
に転送するとき、携帯電話機17を多機能電話機の一つ
として取り扱う。制御ユニット14は、多機能電話機間
の内線転送処理と同様に、携帯電話機17と他の多機能
電話機の内線通話の呼を設定する。
【0075】図2及び図3に示された多機能電話機18
は、携帯電話機17の呼を他の携帯電話機に内線転送す
ることができる。通信制御部31,41は、携帯電話機
17の呼を制御ユニット14に結合する。通信制御部3
1,41と制御ユニットの間の通信容量が2回線分設定
された場合、通信制御部31,41は、多機能電話機1
8を未通話状態に設定することができる。即ち、多機能
電話機18に結合された携帯電話機17の呼と、多機能
電話機18の呼(外線通話,内線通話)を同時に設定す
ることができる。なお、通信制御部31,41と制御ユ
ニットの間の通信容量が1回線に設定された場合、通信
制御部31,41は、多機能電話機18を未通話状態に
設定することができない。
【0076】本発明による多機能電話機18は、携帯電
話機17に電力を供給する電源を備えても良い。
【0077】本発明による接続器16,20は、携帯電
話機17に電力を供給する電源を備えても良い。
【0078】本発明による通信制御部31,41は、多
機能電話機19の発呼を携帯電話機17に結合しても良
い。通信制御部31,41は、多機能電話機19が出力
するダイアル番号を検出する。通信制御部31,41
は、ダイアル番号が携帯電話機17の発呼を指示する内
容を示す場合、そのダイアル番号を携帯電話機17に向
けて出力する。通信制御部31は、多機能電話機18の
動作状態を通知する。制御ユニット14は、多機能電話
機18に係る稼動情報の内容を「Busy:通話中」を示す
内容に変更し、データ記憶部24(図11)に書き込
む。
【0079】本発明は、以上の実施例に限定されない。
本発明は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することができる。
【0080】
【発明の効果】本発明は、携帯電話機に着信した呼に対
する応答が多機能電話機を介して実行される。本発明
は、多機能電話機を使用して、携帯電話機を介した無線
通話回線の呼と有線通話回線を介した呼に応答すること
ができる。多機能電話機の使用者は、携帯電話機に対す
る着信と多機能電話機に対する着信を監視する必要がな
い。多機能電話機の使用者は、多機能電話機に対する着
信のみを監視すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は、本発明による多機能電話機交換システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図は、本発明による多機能電話機の構成を示す
ブロック図である。
【図3】図は、本発明による多機能電話機15の待機動
作を示すフローチャートである。
【図4】図は、本発明による多機能電話機の着信動作を
示すフローチャートである。
【図5】図は、本発明による多機能電話機15の応答動
作を示すフローチャートである。
【図6】図は、本発明による制御ユニットの待機動作を
示すフローチャートである。
【図7】図は、本発明による制御ユニットの着信動作を
示すフローチャートである。
【図8】図は、本発明による制御ユニットの切断動作を
示すフローチャートである。
【図9】図は、本発明による多機能電話機の他の構成を
示すブロック図である。
【図10】図は、本発明による接続器の他の構成を示す
ブロック図である。
【図11】図は、従来の多機能電話機交換システムの構
成を示すブロック図である。
【図12】図は、従来の多機能電話機の上部外観を示す
平面図である。
【符号の説明】
1:多機能電話機交換システム 11:公衆回線(PSTN) 12:構内交換機(PBX) 13:回線ユニット 14:制御ユニット 15:多機能電話機 16:接続機 17:携帯電話機 18,19:多機能電話機 21:回線制御部 22:回線交換制御部 23:多機能電話機制御部 24:データ記憶部 25:音源 31,41:通信制御部 32,42:接続制御部 33,43:ボタン制御部 34,44:音声・表示制御部 35,46:ボタン 36,47:送受話器 37,48:表示器 45,64:保留音源 62:携帯電話機接続制御部 63:多機能電話機接続制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA03 AA11 BB02 EE03 EE15 FF03 FF06 FF22 FF25 GG04 HH05 HH08 KK03 KK07 5K049 AA16 BB05 BB13 CC04 CC13 EE01 EE02 FF02 FF11 FF12 FF37 FF42 GG05 GG07 KK02 KK11 KK13

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドセットと、 携帯電話機が結合される入出力インタフェースと、 前記ハンドセットと有線通話回線を介した有線通話モー
    ドの通話と、前記ハンドセットと前記携帯電話機と無線
    通話回線を介した無線通話モードの通話を制御し、且
    つ、構内交換機に結合される通信制御部を備える多機能
    電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多機能電話機におい
    て、 前記通信制御部は、前記携帯電話機の着呼を検出する多
    機能電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の多機能電話機に
    おいて、 前記入出力インタフェースは、通信制御部の指示に基づ
    いて、前記携帯電話機の呼を保留する多機能電話機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか一項に記載の多
    機能電話機において、 前記通信制御部は、前記ハンドセットを使用した発呼の
    際、発信番号に応じて前記有線通話モードと前記無線通
    話モードを切換える多機能電話機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか一項に記載の多
    機能電話機において、 前記通信制御部は、携帯電話機の呼を他の通信制御部に
    結合する多機能電話機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4の何れか一項に記載の多
    機能電話機において、 前記携帯電話機に電力を供給する電力源を備える多機能
    電話機。
  7. 【請求項7】 ハンドセットと、携帯電話機が結合され
    る入出力インタフェースと、前記ハンドセットと有線通
    話回線を介した有線通話モードの通話と、前記ハンドセ
    ットと前記携帯電話機と無線通話回線を介した無線通話
    モードの通話を制御する通信制御部からなる複数の多機
    能電話機と、 公衆回線と、前記多機能電話機が結合された構内回線に
    結合され、且つ、前記複数の多機能電話機の稼動状況を
    監視する回線交換制御部とからなる制御ユニットを備え
    る多機能電話機交換システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の多機能電話機交換シス
    テムにおいて、 前記構内回線は、構内有線回線又は構内無線回線である
    多機能電話機交換システム。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の多機能電話機交
    換システムにおいて、 前記回線交換制御部は、何れかの多機能電話機に結合さ
    れた前記携帯電話機の呼を他の多機能電話機に結合する
    多機能電話機交換システム。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9の何れか一項に記載の
    多機能電話機交換システムにおいて、 前記通信制御部は、前記携帯電話機の着呼を検出する多
    機能電話機交換システム。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10の何れか一項に記載
    の多機能電話機交換システムにおいて、 前記入出力インタフェースは、前記通信制御部の指示に
    基づいて、前記携帯電話機の呼を保留する多機能電話機
    交換システム。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至11の何れか一項に記載
    の多機能電話機交換システムにおいて、 前記通信制御部は、前記ハンドセットを介した発呼の
    際、発信番号に応じて前記有線通話モードと前記無線通
    話モードを切換える多機能電話機交換システム。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12の何れか一項に記載
    の多機能電話機交換システムにおいて、 前記通信制御部は、前記携帯電話機の呼を他の多機能電
    話機に結合する多機能電話機交換システム。
  14. 【請求項14】 請求項7乃至13の何れか一項に記載
    の多機能電話機交換システムにおいて、 前記多機能電話機は、前記携帯電話機に電力を供給する
    電力源を備える多機能電話機交換システム。
  15. 【請求項15】 請求項7乃至13の何れか一項に記載
    の多機能電話機交換システムにおいて、 前記入出力インタフェース(16,20)は、前記携帯
    電話機(17)に電力を供給する電力源を備える多機能
    電話機交換システム。
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