JP2001136132A - 無線送信システムおよびプログラム記録媒体 - Google Patents

無線送信システムおよびプログラム記録媒体

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JP2001136132A
JP2001136132A JP31884299A JP31884299A JP2001136132A JP 2001136132 A JP2001136132 A JP 2001136132A JP 31884299 A JP31884299 A JP 31884299A JP 31884299 A JP31884299 A JP 31884299A JP 2001136132 A JP2001136132 A JP 2001136132A
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wireless
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gas
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JP31884299A
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English (en)
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Akio Tomita
明男 冨田
Takashi Abe
隆 安部
Takashi Tajima
孝 田島
Naohiko Fukumoto
直彦 福本
Shinji Okamoto
信治 岡本
Koichi Okumura
浩一 奥村
Mikio Sugibayashi
幹夫 杉林
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Osaka Gas Co Ltd
Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス漏れ警報器から出力される信号を外部送
信する無線送信機が作動しない場合において、監視セン
ターと警報器を結ぶ信号伝送経路上の故障機器が、その
無線送信機であることを特定するのに、多大の労力が必
要であった。 【解決手段】 インターフェース部2と、比較判断手段
8と、無線信号送信手段5と、無線信号送信手段5にお
ける所定部を監視し、その所定部の状態を検知する無線
信号送信状態検知手段10とを備え、比較判断手段8
は、インターフェース部2で受信された信号と、無線信
号送信状態検知手段10で検知された信号とを比較し、
無線信号送信手段5にエラーが発生したと判断した場合
には、エラーの発生を外部に伝達することを特徴とする
無線送信システム1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、ガス漏
れ通報サービスで利用される無線送信システムおよびプ
ログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】無線や有線を利用するガス漏れ通報サー
ビスの提供にともない、警報信号外部出力機能付きガス
漏れ警報器から出力される警報信号を受信し、無線信号
として送信することのできる無線送信機は、すでに実用
化されている。そこで、図4を参照しながら、従来の技
術によるガス漏れ通報サービスの仕組みについて説明す
る。ただし、図4は、従来の技術によるガス漏れ通報サ
ービスの仕組みを説明する模式図である。
【0003】警報信号外部出力機能付きガス漏れ警報器
20は、ガス漏れの発生の検出および居住者への報知を
行うとともに、ガス漏れの発生を報知する有線信号を、
無線送信機13に出力する機器である。
【0004】無線送信機13は、警報信号外部出力機能
付きガス漏れ警報器20からの有線信号の受信、および
無線受信機23への無線信号の送信を行う機器である。
【0005】無線受信機23は、無線送信機13からの
無線信号の受信、およびアナログ公衆回線網制御装置
(T−NCU)24への有線信号の送信を行う機器であ
る。
【0006】アナログ公衆回線網制御装置24は、無線
受信機23からの有線信号の受信、およびアナログ公衆
回線網を通して、監視センター25との間での信号の送
受信を行う装置である。
【0007】監視センター25は、アナログ公衆回線網
を通して、アナログ公衆回線網制御装置24との間での
信号の送受信、および収集された情報の処理を行うこと
ができる装置を有している。
【0008】ガス漏れ通報サービスは、つぎのように行
われる。すなわち、警報信号外部出力機能付きガス漏れ
警報器20は、ガス漏れの発生を検出して、それを居住
者へ報知するとともに、ガス漏れの発生を報知する有線
信号を、無線送信機13に送信する。無線送信機13
は、警報信号外部出力機能付きガス漏れ警報器20より
発信された有線信号を受信し、これを無線信号として無
線受信機23に送信する。無線受信機23は、無線送信
機13より発信された無線信号を受信し、これを有線信
号としてアナログ公衆回線網制御装置24に送信する。
アナログ公衆回線網制御装置24は、無線受信機23よ
り発信された信号を受信し、これをアナログ公衆回線網
を通して監視センター25に警報送信する。監視センタ
ー25は、アナログ公衆回線網制御装置24より発信さ
れた信号を受信し、居住者への電話確認によるガス漏れ
通報、セキュリティーサービスカーの出動などの対策を
行う。
【0009】つぎに、図5を参照しながら、従来の技術
による無線送信機の構成について説明する。ただし、図
5は、従来の技術による無線送信機13の構成図であ
る。
【0010】警報信号外部出力機能付きガス漏れ警報器
20は、ガス漏れを検出し、ガス漏れの発生を報知する
警報信号を、有線による有電圧信号として外部出力する
ことのできる機器である。また、警報信号外部出力機能
付きガス漏れ警報器20は、インターフェース部14
に、入力端子15を介して接続されている。
【0011】インターフェース部14は、警報信号外部
出力機能付きガス漏れ警報器20より出力される警報信
号を入力するための入力端子15をもっている。
【0012】中央処理装置18は、各回路の動作を統括
制御するとともに、インターフェース部14を通して入
力される、ガス漏れの発生を報知する警報信号を解析
し、LEDコントロール装置17、無線信号送信手段1
6にそれぞれ信号出力する装置である。
【0013】無線信号送信手段16は、水晶発振回路2
6と、信号の増幅を行う増幅回路19とをもつ、インタ
ーフェース部14より入力された警報信号を無線送信す
る手段である。
【0014】LEDコントロール装置17は、警報信号
外部出力機能付きガス漏れ警報器20からの警報信号の
入力状態を、赤色LEDランプに表示させる装置であ
る。すなわち、LEDコントロール装置17は、警報信
号の入力が行われているときには、赤色LEDランプを
点滅させ、それ以外の通常状態においては、赤色LED
ランプを消灯させて、通常状態であることを表示させる
機能をもっている。
【0015】このような構成を有する、従来の無線送信
機13の動作について、図5を参照しながら説明する。
【0016】ガス漏れの発生を検知した警報信号外部出
力機能付きガス漏れ警報器20は、ガス漏れの発生を居
住者へ報知するとともに、ガス漏れの発生を報知する警
報信号を、有線信号として出力する。中央処理装置18
は、警報信号外部出力機能付きガス漏れ警報器20より
出力された、ガス漏れの発生を報知する警報信号を、イ
ンターフェース部14を通して入力する。中央処理装置
18は、ガス漏れの発生を報知する警報信号を解析し、
LEDコントロール装置17、無線信号送信手段16に
それぞれ信号出力する。
【0017】LEDコントロール装置17は、中央処理
装置18から出力された信号を入力し、赤色LEDラン
プを点滅させる。なお、この赤色LEDランプは、警報
信号の入力が終了するまで、点滅している。
【0018】無線信号送信手段16は、中央処理装置1
8から出力された信号を、水晶発振回路26において発
振し、さらに増幅回路19において増幅することによ
り、ガス漏れの発生を報知する無線信号を、外部送信す
る。なお、無線信号送信手段16より外部送信された無
線信号は、無線受信機23(図4に示されている)、ア
ナログ公衆回線網制御装置24(図4に示されている)
を介し、アナログ公衆回線網を通して監視センター25
(図4に示されている)まで伝送されるので、ガス漏れ
の発生が、監視センター25において認識される。
【0019】したがって、ガス漏れの発生を認識した監
視センター25(図4に示されている)は、居住者への
電話確認によるガス漏れ通報、セキュリティーサービス
カーの出動などのガス漏れ通報サービスを、速やかに提
供することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、警報信号外
部出力機能付きガス漏れ警報器20が、ガス漏れの発生
を検知し、それを報知していたとする。このとき、警報
信号外部出力機能付きガス漏れ警報器20の設置されて
いる住居の居住者は、ガス漏れの発生を認識することが
できる。
【0021】しかしながら、無線信号送信手段16の水
晶発振回路26における故障発生のために、発振周波数
が固定されず、ガス漏れの発生を報知する無線信号が外
部送信されない場合には、警報信号外部出力機能付きガ
ス漏れ警報器20によって検出されたガス漏れが、監視
センター25(図4に示されている)において認識され
ない。したがって、すでに説明されたガス漏れ通報サー
ビスは、提供されない。
【0022】また、ガス漏れの発生を認識した居住者
が、電話などを利用する手段により、ガス漏れの発生を
監視センター25(図4に示されている)に報知したと
しても、監視センター25と警報信号外部出力機能付き
ガス漏れ警報器20を結ぶ信号伝送経路における故障
が、無線送信機13の無線信号送信手段16において発
生していることを特定するまでには、多大の労力と時間
が必要である。
【0023】本発明は、このような課題を考慮し、無線
信号送信手段におけるエラーの発生を外部に伝達するこ
とを特徴とする警報システムを提供することを目的とす
るものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、外部からの信号を受信することのできるイ
ンターフェース部と、前記インターフェース部で受信さ
れた信号を入力する比較判断手段と、前記比較判断手段
で入力された信号を入力し、その信号を無線信号として
外部送信する無線信号送信手段と、前記無線信号送信手
段における所定部を監視し、その所定部の状態を検知す
る無線信号送信状態検知手段とを備え、前記比較判断手
段は、前記インターフェース部で受信された信号と、前
記無線信号送信状態検知手段で検知された信号とを比較
し、前記無線信号送信手段にエラーが発生したと判断し
た場合には、前記エラーの発生を外部に伝達することを
特徴とする無線送信システムである。
【0025】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
インターフェース部は、外部からの信号を受信するため
の入力端子を複数もつことを特徴とする第一の本発明の
無線送信システムである。
【0026】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
比較判断手段は、信号送受信型式の選択を可能にするス
イッチ部をもつことを特徴とする第一の本発明の無線送
信システムである。
【0027】第四の本発明(請求項4に対応)は、第一
から第三の何れかの本発明の全部又は一部の手段の全部
又は一部の機能をコンピュータにより実行させるための
プログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録
媒体である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下では、本発明にかかる実施の
形態について、図面を参照しつつ説明を行う。はじめ
に、図1〜図3を参照しながら、本実施の形態における
無線送信システムの構成について説明する。ただし、図
1は、本実施の形態における無線送信システム1の構成
図である。また、図2は無線送信システム1における赤
色LEDランプの点滅パターンの一覧図であり、図3は
無線送信システムにおけるディップスイッチの機能の一
覧図である。
【0029】警報信号外部出力機能付きガス漏れガス不
完全燃焼警報器12は、ガス漏れおよびガス不完全燃焼
を検出し、これらの発生を報知する警報信号を、有線に
よる有電圧信号として外部出力することのできる機器で
ある。すなわち、警報信号外部出力機能付きガス漏れガ
ス不完全燃焼警報器12は、ガス漏れの発生していると
きには、12Vの有電圧信号を外部出力し、ガス不完全
燃焼の発生しているときには、18Vの有電圧信号を外
部出力し、ガス漏れもガス不完全燃焼も発生していない
通常監視状態においては、6Vの有電圧信号を外部出力
する機能をもっている。また、警報信号外部出力機能付
きガス漏れガス不完全燃焼警報器12は、インターフェ
ース部2に、入力端子3を介して接続されている。
【0030】インターフェース部2は、警報信号外部出
力機能付きガス漏れガス不完全燃焼警報器12より出力
される警報信号を入力するための、入力端子3および入
力端子4をもっている。すなわち、インターフェース部
2は、入力端子3における入力と入力端子4における入
力とを独立して判断することができる二入力インタフェ
ースである。
【0031】比較判断手段8は、各回路の動作を統括制
御するとともに、インターフェース部2を通して入力さ
れる警報信号を解析し、LEDコントロール装置7、無
線信号送信手段5にそれぞれ信号出力する手段である。
比較判断手段8は、月に一回程度の定時発呼信号を送信
し、無線送信システムが正常に動作していることを外部
に通知する機能をもっている。また、インターフェース
部2には、入力端子3を介して、警報信号外部出力機能
付きガス漏れガス不完全燃焼警報器12が接続される
が、比較判断手段8は、警報信号外部出力機能付きガス
漏れガス不完全燃焼警報器12からの有電圧入力が、故
障などの理由により4V以下となった場合にも、無線信
号の外部発信を行う機能をもっている。
【0032】無線信号送信手段5は、水晶振動子を有す
るPLL発振回路6と、信号の増幅を行う増幅回路11
とをもつ、インターフェース部2より入力された警報信
号を無線送信する手段である。
【0033】無線信号送信状態検知手段10は、無線信
号送信手段5におけるPLL発振回路6の状態を検知す
る手段である。
【0034】LEDコントロール装置7は、警報信号の
外部送信中に、赤色LEDランプを点滅させる機能をも
っている。ただし、その点滅パターンは、5秒間に2回
の点灯である。また、LEDコントロール装置7は、無
線信号送信手段5のPLL発振回路6における無線信号
の発信エラーの発生を、赤色LEDランプに点滅表示さ
せる機能をもっている。なお、LEDコントロール装置
7は、テストスイッチ(図示省略)を2秒未満押下げさ
れることにより、直前の警報状態を出力する機能をもっ
ており、想定された警報状態における赤色LEDランプ
の点滅パターンは、図2に示された通りである。
【0035】ディップスイッチ9は、送信信号型式、送
信チャンネル、使用入力端子といった信号送受信型式の
選択を可能にするスイッチ部である。ただし、送信信号
型式は、現行信号型式と新信号型式の二形式より選択す
ることが可能であり、送信チャンネルは、PLLシンセ
サイザ方式により、2チャンネルの中から任意に選択す
ることが可能である。また、使用入力端子は、入力端子
3の一方のみとすることもできるし、入力端子3と入力
端子4の両方とすることもできるが、本実施の形態にお
いては、入力端子3の一方のみが使用されている。な
お、ディップスイッチ9の機能に関しては、図3にも示
されている。
【0036】このような構成を有する、本実施の形態に
おける無線送信システム1の動作について、図1を参照
しながら説明する。
【0037】はじめに、無線信号送信手段5におけるP
LL発振回路6の故障発生がない場合の、無線送信シス
テム1の動作について説明を行う。
【0038】まず、ガス漏れが発生し、これが警報信号
外部出力機能付きガス漏れガス不完全燃焼警報器12に
よって検出されたときの、無線送信システム1の動作に
ついて説明する。
【0039】ガス漏れの発生を検知した警報信号外部出
力機能付きガス漏れガス不完全燃焼警報器12は、ガス
漏れの発生を居住者へ報知するとともに、ガス漏れの発
生を報知する警報信号を、12Vの有電圧信号として出
力する。比較判断手段8は、警報信号外部出力機能付き
ガス漏れガス不完全燃焼警報器12より出力された、ガ
ス漏れの発生を報知する警報信号を、インターフェース
部2を通して入力する。比較判断手段8は、ガス漏れの
発生を報知する警報信号を解析し、無線信号送信手段5
に信号出力する。
【0040】無線信号送信手段5は、通信周波数の安定
状態を、比較判断手段8に信号出力するとともに、PL
L発振回路6、増幅回路11の動作により、比較判断手
段8から出力された、ガス漏れの発生を報知する信号
を、無線信号として外部送信する。なお、無線信号送信
手段5より外部送信された無線信号は、無線受信機23
(図4に示されている)、アナログ公衆回線網制御装置
24(図4に示されている)を介し、アナログ公衆回線
網を通して監視センター25(図4に示されている)ま
で伝送されるので、ガス漏れの発生が、監視センター2
5において認識される。
【0041】このとき、無線信号送信手段5におけるP
LL発振回路6の状態を監視している無線信号送信状態
検知手段10は、PLL発振回路6が、ガス漏れの発生
を報知する信号を発信したことを報知する信号を、比較
判断手段8に出力する。
【0042】警報信号外部出力機能付きガス漏れガス不
完全燃焼警報器12より、インターフェース部2を通し
て、比較判断手段8に出力された12Vの有電圧信号
は、ガス漏れの発生を報知している。また、無線信号送
信状態検知手段10より比較判断手段8に出力された信
号は、PLL発振回路6が、ガス漏れの発生を報知する
信号を発信したことを、報知している。したがって、比
較判断手段8は、警報信号外部出力機能付きガス漏れガ
ス不完全燃焼警報器12より、インターフェース部2を
通して、比較判断手段8に出力された信号と、無線信号
送信状態検知手段10より比較判断手段8に出力される
信号とを比較し、ガス漏れの発生を報知する無線信号の
外部送信が、正常に行われたと判断することができる。
比較判断手段8は、この判断を、LEDコントロール装
置7に信号出力する。
【0043】LEDコントロール装置7は、比較判断手
段8から出力された信号を入力し、赤色LEDランプを
5秒間に2回だけ点灯させるパターンにより点滅させ
る。なお、この赤色LEDランプは、ガス漏れを報知す
る無線信号の外部送信が終了するまで点滅する。
【0044】つぎに、ガス不完全燃焼が発生し、これが
警報信号外部出力機能付きガス漏れガス不完全燃焼警報
器12によって検出されたときの、無線送信システム1
の動作について説明する。
【0045】ガス不完全燃焼の発生を検知した警報信号
外部出力機能付きガス漏れガス不完全燃焼警報器12
は、ガス不完全燃焼を居住者へ報知するとともに、ガス
不完全燃焼の発生を報知する警報信号を、18Vの有電
圧信号として出力する。比較判断手段8は、警報信号外
部出力機能付きガス漏れガス不完全燃焼警報器12より
出力された、ガス不完全燃焼の発生を報知する警報信号
を、インターフェース部2を通して入力する。比較判断
手段8は、ガス不完全燃焼を報知する警報信号を解析
し、無線信号送信手段5に信号出力する。
【0046】無線信号送信手段5は、通信周波数の安定
状態を、比較判断手段8に信号出力するとともに、PL
L発振回路6、増幅回路11の動作により、比較判断手
段8から出力された、ガス不完全燃焼の発生を報知する
信号を、無線信号として外部送信する。なお、無線信号
送信手段5より外部送信された無線信号は、無線受信機
23(図4に示されている)、アナログ公衆回線網制御
装置24(図4に示されている)を介し、アナログ公衆
回線網を通して監視センター25(図4に示されてい
る)まで伝送されるので、ガス不完全燃焼の発生が、監
視センター25において認識される。
【0047】このとき、無線信号送信手段5におけるP
LL発振回路6の状態を監視している無線信号送信状態
検知手段10は、PLL発振回路6が、ガス不完全燃焼
を報知する信号を発信したことを報知する信号を、比較
判断手段8に出力する。
【0048】警報信号外部出力機能付きガス漏れガス不
完全燃焼警報器12より、インターフェース部2を通し
て、比較判断手段8に出力された18Vの有電圧信号
は、ガス不完全燃焼の発生を報知している。また、無線
信号送信状態検知手段10より比較判断手段8に出力さ
れた信号は、PLL発振回路6が、ガス不完全燃焼を報
知する信号を発信したことを、報知している。したがっ
て、比較判断手段8は、警報信号外部出力機能付きガス
漏れガス不完全燃焼警報器12より、インターフェース
部2を通して、比較判断手段8に出力された信号と、無
線信号送信状態検知手段9より比較判断手段8に出力さ
れた信号とを比較し、ガス不完全燃焼を報知する無線信
号の外部送信が、正常に行われたと判断することができ
る。比較判断手段8は、この判断を、LEDコントロー
ル装置7に信号出力する。
【0049】LEDコントロール装置7は、比較判断手
段8から出力された信号を入力し、赤色LEDランプを
5秒間に2回だけ点灯させるパターンにより点滅させ
る。なお、この赤色LEDランプは、ガス漏れを報知す
る無線信号の外部送信が終了するまで点滅する。
【0050】つぎに、無線信号送信手段5のPLL発振
回路6における故障発生により、無線信号の外部送信
が、正常に行われない場合の、無線送信システム1の動
作について説明を行う。
【0051】この場合にも、警報信号外部出力機能付き
ガス漏れガス不完全燃焼警報器12は、ガス漏れもしく
はガス不完全燃焼の発生を報知する有電圧信号を出力
し、比較判断手段8は、ガス漏れもしくはガス不完全燃
焼の発生を報知する信号を、無線信号送信手段5に出力
している。しかし、PLL発振回路6は、故障発生のた
めに、ガス漏れもしくはガス不完全燃焼を報知する信号
を、発信しない。
【0052】このとき、無線信号送信手段5におけるP
LL発振回路6の状態を監視している無線信号送信状態
検知手段10は、PLL発振回路6が、ガス漏れもしく
はガス不完全燃焼を報知する信号を発信していないこと
を報知する信号を、比較判断手段8に出力する。
【0053】警報信号外部出力機能付きガス漏れガス不
完全燃焼警報器12より、インターフェース部2を通し
て、比較判断手段8に出力された有電圧信号は、ガス漏
れもしくはガス不完全燃焼の発生を、報知している。し
かし、無線信号送信状態検知手段10より比較判断手段
8に出力された信号は、PLL発振回路6が、ガス漏れ
もしくはガス不完全燃焼を報知する信号を、発信してい
ないことを、報知している。したがって、比較判断手段
8は、警報信号外部出力機能付きガス漏れガス不完全燃
焼警報器12より、インターフェース部2を通して、比
較判断手段8に出力された信号と、無線信号送信状態検
知手段10より比較判断手段8に出力された信号とを比
較し、無線信号送信手段5にエラーが発生したと判断す
ることができる。比較判断手段8は、この判断を、LE
Dコントロール装置7に信号出力する。
【0054】LEDコントロール装置7は、比較判断手
段8から出力された信号を入力し、無線信号送信手段5
におけるエラーの発生を、赤色LEDランプに点滅表示
させる。ただし、その点滅パターンは、1秒間に1回の
点灯である。このパターンによる赤色LEDランプの点
滅は、警報信号の外部送信が行われていることを報知す
る赤色LEDランプの点滅とは区別される。
【0055】以上で述べられたように、無線送信システ
ム1を利用することにより、ガス漏れもしくはガス不完
全燃焼の発生を報知する信号が、警報信号外部出力機能
付きガス漏れガス不完全燃焼警報器12より入力されて
いるにもかかわらず、ガス漏れもしくはガス不完全燃焼
を報知する無線信号の外部送信が行われていない状況
を、LEDランプの点滅により表示することが可能とな
る。これにより、故障機器の特定が容易となり、関連す
るシステムの信頼性が向上する。
【0056】なお、本発明における無線信号送信手段に
おける所定部は、上記実施の形態におけるようにPLL
発振回路である必要はなく、増幅回路などであってもよ
い。
【0057】また、本発明における無線信号の外部送信
エラーの発生は、上述した実施の形態におけるようにL
EDコントロール装置を利用するLEDランプによる表
示で外部に伝達される必要はなく、警報音声出力によっ
て外部に伝達されてもよいし、無線あるいは有線の公衆
回線網を通して監視センターなどの遠隔地に伝達されて
もよい。
【0058】また、本発明におけるインターフェース部
には、上記実施の形態では警報信号外部出力機能付きガ
ス漏れガス不完全燃焼警報器が接続されていたが、警報
信号外部出力機能付き火災警報器や警報信号外部出力機
能付き侵入者警報器などが接続されていてもよく、要す
るに、警報信号外部出力機能付き警報器が接続されてい
ればよい。
【0059】また、本発明におけるインターフェース部
は、上述した実施の形態におけるように外部からの信号
を受信するための入力端子を二本もっている必要はな
く、任意の本数の入力端子をもっていてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に対応する第一の本発明は、無線信号の外部送信エラ
ーの発生を外部に伝達することを特徴とする無線送信シ
ステムを提供することができる。
【0061】請求項2に対応する第二の本発明は、上記
効果に加えて複数の警報信号外部出力機能付き警報器を
接続することができることを特徴とする無線送信システ
ムを提供することができる。
【0062】請求項3に対応する第三の本発明は、上記
効果に加えて送信信号型式、送信チャンネル、使用入力
端子といった信号送受信型式を選択することができるこ
とを特徴とする警報システムを提供することができる。
【0063】請求項4に対応する第四の本発明は、無線
信号の外部送信エラーの発生を外部に伝達することを特
徴とするプログラム記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態で説明される無線送信シ
ステムの構成図
【図2】本発明の一実施の形態で説明される無線送信シ
ステムにおける赤色LEDランプの点滅パターンの一覧
【図3】本発明の一実施の形態で説明される無線送信シ
ステムにおけるディップスイッチの機能の一覧図
【図4】従来の技術によるガス漏れ通報サービスの仕組
みを説明する模式図
【図5】従来の技術による無線送信機の構成図
【符号の説明】
1 無線送信システム 2 インターフェース部 3 入力端子 4 入力端子 5 無線信号送信手段 6 PLL発振回路 7 LEDコントロール装置 8 比較判断手段 9 ディップスイッチ 10 無線信号送信状態検知手段 11 増幅回路 12 警報信号外部出力機能付きガス漏れガス不完全燃
焼警報器 13 無線送信機 14 インターフェース部 15 入力端子 16 無線信号送信手段 17 LEDコントロール装置 18 中央処理装置 19 増幅回路 20 警報信号外部出力機能付きガス漏れ警報器 23 無線受信機 24 アナログ公衆回線網制御装置(T−NCU) 25 監視センター 26 水晶発振回路
フロントページの続き (72)発明者 安部 隆 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社 (72)発明者 田島 孝 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社 (72)発明者 福本 直彦 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社 (72)発明者 岡本 信治 富山県富山市月岡町3丁目6番地 立山科 学工業株式会社内 (72)発明者 奥村 浩一 富山県富山市月岡町3丁目6番地 立山科 学工業株式会社内 (72)発明者 杉林 幹夫 富山県富山市月岡町3丁目6番地 立山科 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA11 AB01 AB02 BB01 BB09 BC01 BC02 CC08 CD02 DD07 DE08 FF01 FG01 FG02 FH20 GG01 GG07 5C087 AA14 AA23 BB02 BB12 BB20 BB74 CC02 CC43 DD07 DD24 EE14 FF01 FF04 FF17 FF20 GG08 GG20 GG21 GG24 GG29 GG30 GG43 GG57 GG70 GG73 5K042 AA08 CA02 CA11 CA12 DA32 EA01 EA14 GA01 HA13 JA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの信号を受信することのできる
    インターフェース部と、前記インターフェース部で受信
    された信号を入力する比較判断手段と、前記比較判断手
    段で入力された信号を入力し、その信号を無線信号とし
    て外部送信する無線信号送信手段と、前記無線信号送信
    手段における所定部を監視し、その所定部の状態を検知
    する無線信号送信状態検知手段とを備え、 前記比較判断手段は、前記インターフェース部で受信さ
    れた信号と、前記無線信号送信状態検知手段で検知され
    た信号とを比較し、前記無線信号送信手段にエラーが発
    生したと判断した場合には、前記エラーの発生を外部に
    伝達することを特徴とする無線送信システム。
  2. 【請求項2】 前記インターフェース部は、外部からの
    信号を受信するための入力端子を複数もつことを特徴と
    する請求項1記載の無線送信システム。
  3. 【請求項3】 前記比較判断手段は、信号送受信型式の
    選択を可能にするスイッチ部をもつことを特徴とする請
    求項1記載の無線送信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れかに記載の本発明
    の全部又は一部の手段の全部又は一部の機能をコンピュ
    ータにより実行させるためのプログラムを記録したこと
    を特徴とするプログラム記録媒体。
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