JP2001136061A - Pll装置 - Google Patents

Pll装置

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JP2001136061A
JP2001136061A JP2000039614A JP2000039614A JP2001136061A JP 2001136061 A JP2001136061 A JP 2001136061A JP 2000039614 A JP2000039614 A JP 2000039614A JP 2000039614 A JP2000039614 A JP 2000039614A JP 2001136061 A JP2001136061 A JP 2001136061A
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signal
signals
variable frequency
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JP2000039614A
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English (en)
Inventor
Ikuaki Washimi
育亮 鷲見
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックアップ時間が短い、電力消費が少ない
PLL装置を提供する。 【解決手段】 位相が異なる複数の基準信号を発生する
発生手段6と、電圧制御発振器15の出力を分周し各帰
還信号を出力する複数の可変分周器11〜14と各基準
信号と各帰還信号を位相比較する複数の位相比較器7〜
10と、制御部30とを備え、制御部30は少なくとも
1つの位相比較器がロックしたと判定すると、ロックし
た位相比較器を出力させ続け、前記位相比較器の出力を
開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPLL装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の装置は例えば「SA
NYO TECHNICAL REVIEW」、VO
L.10、NO.1、FEB.1978の第32頁の図
1に示されている。この図1によると、基準信号RFを
発生する基準発振器と、出力信号FOを分周して帰還信
号FVを発生する可変分周器と、帰還信号FVの位相お
よび周波数を、基準信号の位相および周波数と比較し、
誤差信号ERを発生する1個の位相比較器が設けられて
いる。そして誤差信号ERに応答し制御電圧CVを発生
するローパスフィルタと、制御電圧CVに応答し出力信
号FOを発生する電圧制御発振器とが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このPLL装
置では、基準信号RFの周波数とロック時間との関係は
最適に設計されれば、理論的に、一元的に決定される。
従って、ロック時間を更に短く出来ない第1の欠点があ
る。これを解消するために本発明者は、位相が異なる複
数の基準信号を発生させ、位相比較器および可変分周器
を多段に設けた構成を試みた。しかし、上記構成でも、
ロック時間は短くならない。本発明者がその原因を究明
したところ、ロック近くになった時、各位相比較器の出
力が互いに邪魔し合って、ロックがスムーズに行かない
ためである事が分かった。
【0004】この欠点を解消するために本発明者は、初
め、各位相比較器を出力させ、その後に、1つの位相比
較器を出力させる事を試みた。しかし、上記構成でもロ
ック時間A(図4)は短くならない(図4は立上り特性
を示し、横軸は経過時間、縦軸は出力の周波数を示
す)。本発明者がその原因を究明したところ、位相比較
器の出力段数の切換時点Bが早すぎるため、切換後の周
波数の乱れ(ロック外れ)Cが生じたためである事が分
かった。
【0005】更に、上記構成では、ロック後も多段の可
変分周器を動作させるため、電力消費量が多い欠点も有
る。故に、本発明はこの様な従来の欠点を考慮して、ロ
ックアップ時間が短い、位相比較器の出力が邪魔し合わ
ない、ロック外れがない、電力消費量が少ないPLL装
置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明では、位相が異なる複数の基準信
号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出力信号を
分周し各帰還信号を出力する複数の可変分周器と、各前
記基準信号と各前記帰還信号を位相比較する複数の位相
比較器と、制御部とを備え、前記制御部は、少なくとも
1つの前記位相比較器がロックしたと判定すると、ロッ
クした前記位相比較器を出力させ続け、他の前記位相比
較器の出力を開放する。
【0007】請求項2の本発明では、位相が異なる複数
の基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出
力信号を分周し各帰還信号を出力する複数の可変分周器
と、各前記基準信号と各前記帰還信号を位相比較する複
数の位相比較器と、制御部とを備え、前記制御部は、少
なくとも1つの前記位相比較器がロックに近い状態と判
定すると、どれか1つの前記位相比較器を出力させ続
け、他の前記位相比較器の出力を開放する。
【0008】請求項3の本発明では、位相が異なる複数
の基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出
力信号を分周し各帰還信号を出力する複数の可変分周器
と、各前記基準信号と各前記帰還信号を位相比較する複
数の位相比較器と、制御部とを備え、前記制御部は、ス
タート信号又は周波数変更コマンドが入力してから所定
時間経過後に、1つの前記位相比較器を出力させ続け、
他の前記位相比較器の出力を開放する。
【0009】請求項4の本発明では、前記制御部は、出
力し続ける前記位相比較器に接続された前記可変分周器
を動作させ続け、他の前記可変分周器の動作を停止す
る。
【0010】請求項5の本発明では、各前記位相比較器
の出力により、ロック状態又はロックに近い状態である
事を検出し、前記制御部に出力する各検出器を、各前記
位相比較器に接続させた。
【0011】請求項6の本発明では、位相が異なる複数
の基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出
力信号を分周し、帰還信号を出力する単数又は複数の可
変分周器と、各前記基準信号と前記帰還信号を位相比較
し、複数の位相比較信号を出力する単数又は複数の位相
比較器とを備え、複数の前記位相比較信号を出力させロ
ック前に、単一の前記位相比較信号に切換えて出力させ
る。
【0012】請求項7の本発明では、ロック直前に、前
記切換えを行う。
【0013】請求項8の本発明では、前記出力信号の周
波数が、ロック時に於ける出力信号の周波数又は設定周
波数に対し、70%ないし95%に達した時、前記切換
えを行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態1に
係るPLL装置1を図1のブロック図に従い説明する。
図1に於て、基準発振器2は、基準信号FR1を出力す
る。遅延回路3、4、5は、基準信号FR1に応答し、
各々、位相が互いに異なる複数の基準信号FR2、FR
3、FR4を発生する。これらの基準発振器2と、遅延
回路3と4と5とにより、(基準信号)発生手段6が構
成されている。
【0015】より具体的には、基準信号FR1は位相比
較器7に入力される。遅延回路3は基準信号FR1を1
/4周期だけ遅延させ、それを基準信号FR2として、
位相比較器8へ出力する。遅延回路4は、基準信号FR
1を1/2周期だけ遅延させそれを基準信号FR3とし
て、位相比較器9へ出力する。遅延回路5は、基準信号
FR1を3/4周期だけ遅延させ、それを基準信号FR
4として、位相比較器10へ出力する。
【0016】可変分周器11、12、13、14の各入
力側は共に、電圧制御発振器15の出力側に接続され、
整数の分周比にて、分周するものである。
【0017】位相比較器7は、可変分周器11の出力
(帰還信号FV1)の位相および周波数と、基準信号F
R1の位相および周波数を比較する。位相比較器7は上
記比較の結果、2個の出力端子(図示せず)に各々、ポ
ンプアップ信号とポンプダウン信号を出力する。検出器
7aはアンドゲート等から成り、ポンプアップ信号とポ
ンプダウン信号のアンドをとり、端子aとeを介し、そ
の信号(検出信号)をマイコン(マイクロコンピュー
タ)16へ出力する。チャージポンプ17はポンプアッ
プ信号およびポンプダウン信号が入力され、誤差信号E
R1を出力する。
【0018】同様に、位相比較器8は可変分周器12の
帰還信号FV2の位相および周波数と、基準信号FR2
の位相および周波数を比較する。位相比較器9は上記比
較の結果、ポンプアップ信号とポンプダウン信号を検出
器7bへ出力し、検出器7bは上記両信号のアンドをと
り、端子bとfを介してマイコン16へ出力する。チャ
ージポンプ18は上記両信号が入力され、誤差信号ER
2を出力する。
【0019】また、位相比較器9は、可変分周器13の
帰還信号FV3の位相および周波数と、基準信号FR3
の位相および周波数を比較する。位相比較器9は上記比
較の結果、ポンプアップ信号とポンプダウン信号を検出
器7cへ出力し、検出器7cは上記両信号のアンドをと
り、端子cとgを介してマイコン16へ出力する。チャ
ージポンプ19は上記両信号が入力され、誤差信号ER
3を出力する。
【0020】位相比較器10は、可変分周器14の帰還
信号FV4の位相および周波数と、基準信号FR4の位
相および周波数を比較する。位相比較器10は上記比較
の結果、ポンプアップ信号とポンプダウン信号を検出器
7dへ出力し、検出器7dは上記両信号のアンドをと
り、端子dとhを介してマイコン16へ出力する。チャ
ージポンプ20は上記両信号が入力され、誤差信号ER
4を出力する。この様に位相比較器7、8、9、10は
複数(上記例では、4個)の位相比較信号(ポンプアッ
プ信号とポンプダウン信号から成る)を出力する。各位
相比較器7、8、9、10は各基準信号FR1、FR
2、FR3、FR4と、各帰還信号FV1、FV2、F
V3、FV4とを位相比較し、その結果として、各誤差
信号ER1、ER2、ER3、ER4を出力する。
【0021】ローパスフィルタ21は位相比較器7、
8、9、10からの誤差信号ER1、ER2、ER3、
ER4に応答して、制御電圧CVを電圧制御発振器15
へ出力する。電圧制御発振器15は、上記制御電圧CV
に応答して、出力信号VOを発生する。
【0022】開閉器22、23、24、25は例えばゲ
ート等から成る。開閉器22は電圧制御発振器15の出
力側と、可変分周器11の入力側との間に設けられてい
る。開閉器23は、電圧制御発振器15の出力側と、可
変分周器12の入力側との間に設けられている。開閉器
24は、電圧制御発振器15の出力側と、可変分周器1
3の入力側との間に設けられている。開閉器25は、電
圧制御発振器15の出力側と、可変分周器14の入力側
との間に設けられている。
【0023】同様に、ゲート26は、チャージポンプ1
7の出力側と、ローパスフィルタ21の入力側との間に
設けられている。ゲート27は、チャージポンプ18の
出力側と、ローパスフィルタ21の入力側との間に設け
られている。ゲート28は、チャージポンプ19の出力
側と、ローパスフィルタ21の入力側との間に設けられ
ている。ゲート29は、チャージポンプ20の出力側
と、ローパスフィルタ21の入力側との間に設けられて
いる。
【0024】制御部30は例えば、マイコン16とゲー
ト制御回路31等から成る。ゲート制御回路31は、マ
イコン16からの各信号と、基準信号FR1〜FR4の
入力により、制御信号G1、G2、G3、G4を出力す
るものであり、論理回路から成る。
【0025】制御信号G1は、開閉器22とゲート26
に供給され、制御信号G2は、開閉器23とゲート27
に供給され、制御信号G3は、開閉器24とゲート28
に供給され、制御信号G4は、開閉器25とゲート29
に供給される。
【0026】次に、図1ないし図2に従い、このPLL
装置1の動作を説明する。図2はPLL装置1に用いら
れる各信号のタイミングチャートである。これらの図に
於て使用者が選局キーにて、例えば300KHZの周波
数を選択し、スタートキーを押し、300KHZの出力
信号VOを出力し、その後、使用者が選局キーにて、例
えば500KHZの周波数に変更した例を示す。
【0027】最初に300KHZの出力信号VOを出力
している時(この時、出力信号VOはロックされてい
る)、検出器7a又は7b又は7c又は7dは検出信号
を出力するが、上記信号はワンショットであるので、A
1の時点(図2参照)では、Lo信号である。
【0028】次に、使用者が選局キーを操作し、300
KHZから500KHZに変更したとする。上記変更に
従い、周波数変更コマンドは、ゲート制御回路31へ入
力される。この時、上記コマンドはワンショット型に形
成されているので、短時間Hi信号となり、その後Lo
信号となる(図2のA2を参照)。
【0029】この時、ゲート制御回路31が出力する制
御信号G1はHi信号からLo信号に切換わり、切換っ
て所定時間経過するまで、Lo状態に維持される(図2
のA4を参照)。同様に、リセット信号が出力されてか
ら(図2のA3)、所定時間の間、制御信号G2、G
3、G4はLo状態に維持される(図2のA5、A6、
A7を参照)。この時、開閉器22、23、24、25
は閉じるので、各可変分周器11、12、13、14
へ、出力信号VOは出力されなくなる。そして、分周器
11、12、13、14は、カウント動作を停止し、か
つカウント値を所定値(例えば0)に設定する。
【0030】またゲート26、27、28、29も閉じ
るので、誤差信号ER1、ER2、ER3、ER4は、
ローパスフィルタ21へ出力されない。この様に、制御
部30は、各可変分周器11〜14が分周動作を開始す
る前に、各可変分周器11〜14をリセットする。
【0031】そして、ゲート制御回路31により、基準
信号FR1の立上り(A8)に応じて、制御信号G1は
立上り(A9)、開閉器22は開成を開始し、出力信号
VOは可変分周器11へ出力され可変分周器11は分周
動作を開始する。また上記制御信号G1の立上り(A
9)に従い、ゲート26は開き、位相比較器7は、可変
分周器11により分周された出力信号VO、即ち帰還信
号FV1と、基準信号FR1とを位相比較し(図2のA
16を参照)、誤差信号ER1を出力する。
【0032】同様に、基準信号FR2の立上り(A1
0)に応じて、制御信号G2は立上り(A11)、開閉
器23は開成を開始し、出力信号VOは可変分周器12
へ出力され、可変分周器12は分周動作を開始する。ま
た、制御信号G2の立上り(A11)に従い、ゲート2
7は開き、位相比較器8は、可変分周器12により分周
された出力信号VO、即ち帰還信号FV2と、基準信号
FR2とを位相比較し(図2のA17を参照)、誤差信
号ER2を出力する。
【0033】また、基準信号FR3立上り(A12)に
応じて、制御信号G3は立上り(A13)、開閉器24
は開成を形成し、出力信号VOは可変分周器13へ出力
され、可変分周器13は分周動作を開始する。また、制
御信号G3の立上り(A13)に従い、ゲート28は開
き、位相比較器9は、帰還信号FV3と、基準信号FR
3とを位相比較し(図2のA18を参照)、誤差信号E
R3を出力する。
【0034】更に、基準信号FR4の立上り(A14)
に応じて、制御信号G4は立上り(A15)、開閉器2
5は開成を形成し、出力信号VOは可変分周器14へ出
力され、可変分周器14は分周動作を開始する。また、
制御信号G4の立上り(A15)に従い、ゲート29は
開き、位相比較器10は帰還信号FV4と、基準信号F
R4とを位相比較し(図2のA19を参照)、誤差信号
ER4を出力する。
【0035】この様に、制御部30は、各基準信号FR
1〜FR4の位相(例えば立上りA8、A10、A1
2、A14等)に合せて、各可変分周器11〜14の分
周動作を開始させる。
【0036】また上述した様に、基準発振器2は基準周
波数FR(周期TR=1/FR)を持つ基準信号FR1
を発生する。そして、遅延回路3、4、5により、基準
信号FR2、FR3、FR4は、基準信号FR1に対
し、各々、1/4周期(TR/4)ずつ順次遅延して形
成されたものである。
【0037】そして、各可変分周器11、12、13、
14の分周動作開始は、各基準信号FR1,FR2、F
R3、FR4の位相に合わせられている。故に、上記分
周動作開始時は、各々、TR/4ずつ順次遅延されたも
のとなり、各位相比較器7、8、9、10に於ける位相
比較タイミングは、各々、略TR/4ずつ遅延されたも
のとなる。
【0038】この様に、各基準信号FR1〜FR4の位
相に合せて、各可変分周器11〜14の分周動作を開始
させる事により、各位相比較器7〜10の位相比較タイ
ミングは、略等間隔となり、正確な位相比較ができる。
【0039】また、この様に基準信号FR1〜FR4は
各々、位相が異なる(例えば上記説明では、互いにπ/
2ずつ、位相がずれている)ものであり、各基準信号F
R1〜FR4毎に位相比較を行なう。その結果、基準信
号FR1の1周期(TR)の間に、位相比較を複数回
(上記説明では、A16、A17、A18、A19の4
回)行なう事となり、従来のロックアップ時間の約1/
4倍に短縮される。
【0040】更に、時間が経過し、上述の位相比較が繰
り返されると(図2のA20、A21、A22、A23
を参照)、出力信号VOは、設定周波数に到達する(ロ
ックする)。この時、位相比較器7、8、9、10のど
れか1つに接続された検出器7aと7bと7cと7d
が、マイコン16に対し、検出信号を出力する。例え
ば、検出器7aがロックを検出したとする。マイコン1
6はゲート制御回路31に対しロック検出信号を出力す
る(図2のA25を参照、ロック検出信号はワンショッ
ト型である)。
【0041】この時に、制御信号G2、G3、G4はL
o信号となる(図2のA26、A27、A28を参
照)。また、制御信号G1はHiであり、Hi状態が維
持される(図2のA25を参照)。
【0042】その結果、開閉器23、24、25は閉
じ、可変分周器12、13、14は分周動作を停止す
る。この時、制御信号G2、G3、G4により制御され
ているゲート27、28、29も閉じる。即ち、位相比
較器27、28、29の出力は開放される。その結果、
誤差信号ER2、ER3、ER4はローパスフィルタ2
1へ出力されない。この様に、ロック検出後に、可変分
周器12、13、14は分周動作を停止する事により、
電力消費量を少なくできる。
【0043】また、制御信号G1はHi状態に維持され
ているので、開閉器22とゲート26は継続して開状態
となり、可変分周器11は分周動作を継続する。そし
て、位相比較器7は可変分周器11が出力する帰還信号
FV1と、基準信号FR1を位相比較する(図2のA2
9、A30を参照)。
【0044】この時、制御信号G1により制御されるゲ
ート26は開いているので、チャージポンプ17はロー
パスフィルタ21に対し、誤差信号ER1を出力する。
ローパスフィルタ21は電圧制御発振器15へ制御信号
CVを出力し、電圧制御発振器15は、設定周波数とな
った出力信号VOを出力し続ける。即ち、ロックした位
相比較器7は、出力し続ける。
【0045】上述の内容をまとめる。位相比較器7、
8、9、10に接続された検出器7aと7bと7cと7
dの内、少なくとも1つの(例えば7a)がロックを検
出したとする。検出器7aは、制御部30のマイコン1
6に対して、ロック検出信号を出力する。
【0046】制御部30は、上記ロック検出信号に応じ
て、ロックした位相比較器7を出力させ続け(図2のA
25を参照)、他の位相比較器8、9、10の出力を開
放する(図2のA26、A27、A28を参照)。
【0047】上記動作と共に、制御部30は、出力し続
ける位相比較器7に接続された可変分周器11のみの分
周動作を継続させる。そして制御部30は、他の可変分
周器12、13、14の分周動作を停止させる。
【0048】次に、本発明の実施の形態2に係るPLL
装置32を説明する。PLL装置32は、例えば、PL
L装置1とは、制御部30(詳しくはマイコン16)の
制御内容が異なる。PLL装置32に於て、他の部品は
PLL装置1のものと同一である。
【0049】PLL装置32において、スタート信号が
入力されると、所定時間後、開閉器22、23、24、
25と、ゲート26、27、28、29が開成する。そ
の結果、可変分周器11、12、13、14が電圧制御
発振器15の出力信号VOを分周し、各帰還信号を出力
する。位相比較器7、8、9、10は、初め、各帰還信
号と各基準信号を位相比較し、複数の位相比較信号を出
力し、ローパスフィルタ21に対して、チャージポンプ
17、18、19、20を介して、誤差信号を出力す
る。
【0050】この時、検出器7a、7b、7c、7dは
各々、位相比較器7、8、9、10が出力する各ポンプ
アップ信号、ポンプダウン信号のアンドをとり、アンド
をとられた各検出信号をマイコン16へ出力する。
【0051】この様にして、上記位相比較が繰り返さ
れ、電圧制御発振器15の出力(出力信号)VOは、設
定周波数Dに近づく(図3のEを参照)。
【0052】なお、図3は、本PLL装置32に於け
る、出力信号VOの立上り特性を示し横軸は経過時間を
示し、縦軸は出力信号VOの周波数を示す。
【0053】更に、上記位相比較が繰り返されると、出
力信号VOはオーバーシュート(図3のFを参照)、ダ
ウンシュートし(図3のGを参照)、再び、上昇する。
【0054】そして、上記位相比較が繰り返されると、
検出器7a、7b、7c、7dの少なくともどれか1つ
が出力する検出信号は、しきい値に到達する(図3に於
て、経過時間がHになった時)。
【0055】マイコン16は、ロック時に於ける、電圧
制御発振器15の出力信号VOの周波数D1の90%を
設定値として演算し、その設定値に対応する信号を、し
きい値として演算する。
【0056】上記例では、例えば、検出器7bは、上記
しきい値に到達した検出信号をマイコン16へ出力した
とする。他の検出器7a、7b、7c、7dの検出信号
は、しきい値に達していないとする。これにより、制御
部30は、少なくとも1つの位相比較器(上記例では、
位相比較器8)がロックに近い状態(別な表現では、ロ
ック前の状態という)にあると、判定する。
【0057】この判定により、経過時間H(図3を参
照)に於て、制御部30は、位相比較器7、8、9、1
0が出力する複数(例えば4個)の位相比較信号を、単
一の位相比較信号に切換えて出力させる。即ち、制御部
30は、どれか1つの位相比較器(例えば位相比較器1
0、望ましくは、ロック近い状態にあると判定された位
相比較器8)を出力させ続ける。
【0058】具体的には、制御部30は、Hiとなる制
御信号G4を出力し続け、ゲート29を開き続ける。ま
た制御部30は、Loとなる制御信号G1、G2、G3
を出力し、ゲート26、27、28を閉じる。その結
果、他の位相比較器7、8、9の出力は開放する。
【0059】上記動作と共に制御部30は、出力し続け
る位相比較器10に接続された可変分周器14のみの分
周動作を継続させる。そして制御部30は、他の可変分
周器11、12、13の分周動作を停止させる。即ち制
御部30は、開閉器25のみを開き、開閉器22、2
3、24を閉じる。
【0060】この様に、経過時間Hに於て、位相比較信
号を4個から1個に切換える事により、その後のロック
はスムーズに行われる。即ち、経過時間Iに於て、出力
信号VOはロックされる。例えば、出力信号VOの周波
数D1が設定周波数Dの±5%内に、安定して位置した
時に、ロックと見なされる。
【0061】上述の様に、切換時点Hをロック前に設定
する事により、従来の様なロック外れC(図4)が生じ
ない。本発明者の実験によると、出力信号VOの周波数
が、ロック時の出力信号VOの周波数D1に対し、70
%ないし95%に達した(但し、オーバーシュート時F
およびダウンシュート時Gを除く)、位相比較信号を4
個から1個に切換える事が望しい事が分った。
【0062】本発明者の実験によると、上記割合が70
%未満になると、切換後の周波数の乱れ(ロック外れ)
現象が頻繁に起こる事が分った。更に、上記割合が95
%を越えると、各位相比較器7〜10の出力(位相比較
信号)が互いに邪魔し合う現象が頻繁に起こる事が分っ
た。
【0063】本明細書では、「ロック前」という表現
は、上記割合が70%ないし95%である事を示す。更
に、本発明者の実験では、上記割合が85%ないし95
%の時(これを本明細書では「ロック直前」と呼ぶ)
に、上記ロック外れ現象および位相比較器7〜10の出
力が互いに邪魔し合う現象が、実用上、差しつかえない
程度に防止できる事が分った。なお、上記割合は、設定
周波数Dに対する、出力信号VOの周波数の比率として
も良い。
【0064】次に、本発明の実施の形態3に係るPLL
装置33を説明する。PLL装置33は例えば、PLL
装置1とは、制御部30(詳しくはマイコン16)の制
御内容が異なる。PLL装置33の他の部品はPLL装
置1のものと同じである。
【0065】PLL装置33において、スタート信号
(使用者がスタートキーを押した時に出力する信号)又
は周波数変更コマンドが入力されると、しばらくして、
開閉器22、23、24、25と、ゲート26、27、
28、29が開成する。その結果、可変分周器11、1
2、13、14が電圧制御発振器15の出力信号を分周
し、各帰還信号を出力する。位相比較器7、8、9、1
0は、各帰還信号と、各基準信号を位相比較し、ローパ
スフィルタ21に対し、誤差信号を出力する。この様
に、上述の位相比較が繰り返されると、出力信号VOは
ロック状態近くになる。
【0066】そして上記スタート信号又は周波数変更コ
マンドが入力してから所定時間(例えば50ミクロン秒
ないし1ミリ秒)経過すると、制御部30は、どれか1
つの位相比較器(例えば位相比較器9)を出力させ続
け、他の位相比較器7、8、10の出力を開放する。
【0067】即ち、この時、制御部30は、Hiとなる
制御信号G3を出力し続け、ゲート28を開き続ける。
また、制御部30はLoとなる制御信号G1、G2、G
4を出力し、ゲート26、27、29を閉じる。その結
果、他の位相比較器7、8、10の出力は開放する。
【0068】上記動作と共に制御部30は、出力し続け
る位相比較器9に接続された可変分周器13のみの分周
動作を継続させる。そして制御部30は、他の可変分周
器11、12、14の分周動作を停止させる。即ち、制
御部30は、開閉器24のみを開き、開閉器22、2
3、25を閉じる。
【0069】また、上述した実施の形態1、2、3で
は、可変分周器11〜14および位相比較器7〜10の
数は、それぞれ4個あるが、特に限定されるものではな
い。例えば4つの可変分周器11〜14をまとめ、時分
割で可変分周器11〜14の各々の機能を果たす可変分
周器を1つだけ設けても良い。また、位相比較器7〜1
0をまとめ、時分割で、位相比較器7〜10の各々の機
能を果たす位相比較器を1つだけ設けても良い。
【0070】
【発明の効果】上述の様に、請求項1の本発明では、位
相が異なる複数の基準信号を発生する発生手段と、電圧
制御発振器の出力を分周し各帰還信号を出力する複数の
可変分周器と、各前記基準信号と各前記帰還信号を位相
比較する複数の位相比較器と、制御部とを備え、前記制
御部は、少なくとも1つの前記位相比較器がロックした
と判定すると、ロックした前記位相比較器を出力させ続
け、他の前記位相比較器の出力を開放する。この様に、
制御部はロックしたと判定すると、少なくとも1つの位
相比較器を出力させ続け、他の位相比較器の出力を開放
するので、複数の位相比較器の出力が互いに邪魔する事
が防止される。故に、ロックがスムーズに行われる。ま
た、ロック前に基準信号の1周期の間に、位相比較を複
数回行う事となり、ロックアップ時間が早くなる。
【0071】請求項2の本発明では、位相が異なる複数
の基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出
力を分周し各帰還信号を出力する複数の可変分周器と、
各前記基準信号と各前記帰還信号を位相比較する複数の
位相比較器と、制御部とを備え、前記制御部は、少なく
とも1つの前記位相比較器がロックに近い状態と判定す
ると、どれか1つの前記位相比較器を出力させ続け、他
の前記位相比較器の出力を開放する。この様に、少なく
とも1つの位相比較器がロックに近い状態の時に1つの
位相比較器を出力させ続け、他の位相比較器の出力を開
放する。その結果出力信号の周波数が目標周波数を超え
る量(オーバーシュート量)が小さくなりその分だけ、
ロックアップ時間が早くなる。
【0072】請求項3の本発明では、位相が異なる複数
の基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出
力を分周し各帰還信号を出力する複数の可変分周器と、
各前記基準信号と各前記帰還信号を位相比較する複数の
位相比較器と、制御部とを備え、前記制御部は、スター
ト信号又は周波数変更コマンドが入力してから所定時間
経過後に、1つの前記位相比較器を出力させ続け、他の
前記位相比較器の出力を開放する。この様に、周波数変
更コマンド等が入力してから所定時間経過後に1つの位
相比較器を出力させ続け、他の位相比較器の出力を開放
する。その結果複数の位相比較器の出力が互いに邪魔す
る事が防止され、ロックがスムーズに行われる。
【0073】請求項4の本発明では、前記制御部は、出
力し続ける前記位相比較器に接続された前記可変分周器
を動作させ続け、他の前記可変分周器の動作を停止す
る。この様に、他の可変分周器の動作を停止させるの
で、PLL装置の中で最も電力消費量の大きい可変分周
器による電力消費量が減り、電力消費の少ないPLL装
置を提供する。
【0074】請求項5の本発明では、各前記位相比較器
の出力により、ロック状態又はロックに近い状態である
事を検出し、前記制御部に出力する各検出器を、各前記
位相比較器に接続させる。この様に、各検出器は各位相
比較器における、ロック状態または、ロックに近い状態
である事を検出するので、他の位相比較器の出力を開放
するタイミングを正確に設定する事ができる。
【0075】請求項6の本発明では、位相が異なる複数
の基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出
力を分周し、帰還信号を出力する単数又は複数の可変分
周器と、各前記基準信号と前記帰還信号を位相比較し、
複数の位相比較信号を出力する単数又は複数の位相比較
器とを備え、複数の位相比較信号を出力させ、ロック前
に、単一の前記位相比較信号に切換えて出力させる構成
とする。この様に、ロック前に、位相比較信号の出力を
複数個から単数に切換える事により、従来から生じてい
た切換後の周波数の乱れ(ロック外れ)現象を防止する
事ができる。
【0076】請求項7の本発明では、ロック直前に前記
切換えを行う事により、上記ロック外れ現象は、実用
上、差しつかえない程度に、防止される。
【0077】請求項8の本発明では、前記出力信号の周
波数が、ロック時に於ける出力信号の周波数又は設定周
波数に対し、70%ないし95%に達した時、前記切換
えを行う。この構成により、上記ロック外れ現象および
各位相比較器の出力が互いに邪魔し合う現象を防止でき
る。その結果、安定して、ロックアップ時間の短いPL
L装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るPLL装置1のブ
ロック図である。
【図2】上記PLL装置1に用いられる各信号のタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2に係るPLL装置32に
於て、電圧制御発振器からの出力信号の立上り特性図で
ある。
【図4】本発明に対する比較例としてのPLL装置に於
て、電圧制御発振器からの出力信号の立上り特性図であ
る。
【符号の説明】
6 発生手段 7、8、9、10 位相比較器 11、12、13、14 可変分周器 15 電圧制御発振器 30 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J106 AA04 BB10 CC01 CC30 CC53 CC58 DD09 DD32 EE08 GG04 HH10 KK03 KK29 KK40 PP03 QQ09 QQ10 RR12 RR20 RR21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相が異なる複数の基準信号を発生する
    発生手段と、電圧制御発振器の出力信号を分周し各帰還
    信号を出力する複数の可変分周器と、各前記基準信号と
    各前記帰還信号を位相比較する複数の位相比較器と、制
    御部とを備え前記制御部は、少なくとも1つの前記位相
    比較器がロックしたと判定すると、ロックした前記位相
    比較器を出力させ続け、他の前記位相比較器の出力を開
    放する事を特徴とするPLL装置。
  2. 【請求項2】 位相が異なる複数の基準信号を発生する
    発生手段と、電圧制御発振器の出力信号を分周し各帰還
    信号を出力する複数の可変分周器と、各前記基準信号と
    各前記帰還信号を位相比較する複数の位相比較器と、制
    御部とを備え前記制御部は、少なくとも1つの前記位相
    比較器がロックに近い状態と判定すると、どれか1つの
    前記位相比較器を出力させ続け、他の前記位相比較器の
    出力を開放する事を特徴とするPLL装置。
  3. 【請求項3】 位相が異なる複数の基準信号を発生する
    発生手段と、電圧制御発振器の出力信号を分周し各帰還
    信号を出力する複数の可変分周器と、各前記基準信号と
    各前記帰還信号を位相比較する複数の位相比較器と、制
    御部とを備え前記制御部は、スタート信号又は周波数変
    更コマンドが入力してから所定時間経過後に、1つの前
    記位相比較器を出力させ続け、他の前記位相比較器の出
    力を開放する事を特徴とするPLL装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、出力し続ける前記位相比
    較器に接続された前記可変分周器を動作させ続け、他の
    前記可変分周器の動作を停止する事を特徴とする請求項
    1又は請求項2又は請求項3のPLL装置。
  5. 【請求項5】 各前記位相比較器の出力により、ロック
    状態又はロックに近い状態である事を検出し、前記制御
    部に出力する各検出器を、各前記位相比較器に接続させ
    た事を特徴とする請求項1又は請求項2のPLL装置。
  6. 【請求項6】 位相が異なる複数の基準信号を発生する
    発生手段と、電圧制御発振器の出力信号を分周し、帰還
    信号を出力する単数又は複数の可変分周器と各前記基準
    信号と前記帰還信号を位相比較し、複数の位相比較信号
    を出力する単数又は複数の位相比較器を備え、複数の前
    記位相比較信号を出力させ、ロック前に、単一の前記位
    相比較信号に切換えて出力させる事を特徴とするPLL
    装置。
  7. 【請求項7】 ロック直前に、前記切換えを行う事を特
    徴とする請求項6のPLL装置。
  8. 【請求項8】 前記出力信号の周波数が、ロック時に於
    ける出力信号の周波数又は設定周波数に対し、70%な
    いし95%に達した時、前記切換えを行う事を特徴とす
    る請求項6のPLL装置。
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