JP2001135360A - 電池システム、電池システム制御方法および記憶媒体 - Google Patents

電池システム、電池システム制御方法および記憶媒体

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JP2001135360A
JP2001135360A JP31796199A JP31796199A JP2001135360A JP 2001135360 A JP2001135360 A JP 2001135360A JP 31796199 A JP31796199 A JP 31796199A JP 31796199 A JP31796199 A JP 31796199A JP 2001135360 A JP2001135360 A JP 2001135360A
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Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた性能特性を実現する電池システム、電
池システム制御方法および記憶媒体を提供する。 【解決手段】 制御手段50を有する電子装置100
と、電池手段304および記憶手段306を有する電池
装置300とを含む。温度測定手段308を電子装置1
00および/または電池装置300に備える。制御手段
50はシステム動作に関する情報を、温度測定手段30
8により求めた温度領域に対応して記憶手段306に記
憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像や動画像
を撮像、記録あるいは再生する画像処理装置等の電子装
置に用いられる電池システム、電池システム制御方法お
よび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生す
る電子カメラ等の画像処理装置は既に市販されている。
これらの電子カメラ等の画像処理装置は携帯して撮影を
行う必要があることから、動力源としてアルカリ電池や
リチウム電池等の一次電池や、NiCd電池やNiMH
電池、Li−ion電池等の二次電池が一般的に用いら
れている。
【0003】近年特に、NiMH電池、Li−ion電
池等の二次電池は、一次電池に比べて経済性に優れてい
るため、電子カメラ等の画像処理装置を用いた電池シス
テムに広く用いられている。これらの画像処理装置と電
池を用いた電池システムによれば、より大容量、より高
エネルギー密度の電池を用いることにより、撮影枚数あ
るいは撮影時間を増やすことが可能である。また、これ
らの二次電池内に制御回路やメモリを備え、事前に準備
されたプログラムや情報に応じて二次電池の出力電圧制
御を行うものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
カメラ等の画像処理装置と電池を用いた電池システムに
おいては、撮影枚数あるいは撮影時間を増やすために、
より大容量、より高エネルギー密度の電池、特にNiM
H電池、Li−ion電池等の二次電池を用いる必要が
ある。このため電池の体積や重量が増えて電池の価格が
高くなる等の問題があった。
【0005】一方、より大容量、より高エネルギー密度
の電池を用いる代わりに同じ容量、同じエネルギー密度
の電池であっても、画像処理装置の電源回路において電
池の終止電圧を低く設定して電池総容量を無駄無く使い
切る方法により、撮影枚数あるいは撮影時間を増やすこ
とも可能である。
【0006】たとえばLi−ion電池等の二次電池で
あれば、図13に示すような放電特性を備えている。従
来の電子カメラ等の画像処理装置では、所定の終止電圧
Aを設定し、二次電池の出力電圧が終止電圧Aまで降下
したならば、電池残量警告表示を行い、あるいは画像処
理装置の動作を所定の手順で終了する等の処理を行って
いる。
【0007】しかしながら、画像処理装置を用いた電池
システムから着脱可能な構成の電池を用いる場合、電池
ごとの個体性能差により比較的低い終止電圧まで電流供
給可能な電池もあれば、比較的高い終止電圧で電流供給
を終えてしまう電池もある。このため、画像処理装置の
安定動作を鑑みて比較的高い終止電圧で電池の使用を終
える必要があった。特に、電池の温度特性による性能差
は著しく、これに電池ごとの個体性能差が加わるため、
更に高い終止電圧で電池の使用を終える必要があった。
【0008】たとえば、高温においては「放電特性1」
のように大きな電池総容量を出力可能な二次電池であっ
ても、常温では「放電特性2」、低温では「放電特性
3」といったように出力可能な電池総容量が大幅に低下
してしまう。そして、放電容量が大幅に低下した「放電
特性3」においては、電池電圧が低下してきたときの放
電特性が急激に低下する。このため所定の終止電圧Aを
設定して用いたのでは、電池残量警告表示を行った直後
に画像処理装置が終了処理を開始してしまう、あるいは
画像処理装置の動作を所定の手順で終了する間もなく動
作停止してしまうことがあった。
【0009】従来の電子カメラ等の画像処理装置は、低
温での放電特性3に合わせて終止電圧Bを設定すること
により、このような問題を防止していた。ところが、こ
の場合高温での放電特性1においても終止電圧Bを用い
る必要があり、出力可能な電池総容量が大幅に低下して
しまう。このように、より低い終止電圧まで電流供給可
能な状態の電池であっても、電池総容量を使い切らずに
使用中止にする必要があり、撮影枚数あるいは撮影時間
を増やすことが難しかった。
【0010】さらに、特定の画像処理装置を用いた電池
システム専用の二次電池ではなく、汎用の二次電池を用
いる場合、事前に画像処理装置と全ての汎用の二次電池
を組み合わせて最適な終止電圧の設定条件を求めること
は極めて難しい。このため、より安全な値の終止電圧を
設定して用いることしかできず、このため撮影枚数ある
いは撮影時間を増やすことが難しかった。この場合、特
定の画像処理装置を用いた電池システム専用の二次電池
ではないため、二次電池内に制御回路やメモリを備えて
事前に準備されたプログラムや情報に応じて二次電池の
出力電圧制御を行うものであっても、事前に画像処理装
置側の負荷電力状況を知り得ないため、最適な終止電圧
の設定条件を設定することは極めて難しい。
【0011】さらには二次電池内の制御回路が不適切な
終止電圧設定を行って、画像処理装置の動作中に意図し
ない状況で電池からの電力供給を停止されてしまうおそ
れすらあった。このため、より安全な値の終止電圧を設
定して用いることしかできず、撮影枚数あるいは撮影時
間を増やすことが難しいと言う問題があった。
【0012】本発明はかかる実情に鑑み、優れた性能特
性を実現する電池システム、電池システム制御方法およ
び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電池システム
は、制御手段を有する電子装置と、電池手段および記憶
手段を有する電池装置とを含む電池システムであって、
温度測定手段を前記電子装置および/または前記電池装
置に備え、前記制御手段はシステム動作に関する情報
を、前記温度測定手段により求めた温度領域に対応して
前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0014】また、本発明の電池システムは、制御手段
を有する電子装置と、電池手段および記憶手段を有する
電池装置とを含む電池システムであって、温度測定手段
を前記電子装置および/または前記電池装置に備え、前
記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度領域に
対応して、システム動作に関する情報を前記記憶手段か
ら読み出し、読み出した前記システム動作に関する情報
に基づいてシステムの動作を制御する。
【0015】また、本発明の電池システムは、制御手段
を有する電子装置と、電池手段および記憶手段を有する
電池装置とを含む電池システムであって、温度測定手段
を前記電子装置および/または前記電池装置に備え、前
記制御手段はシステム動作に関する情報を、前記温度測
定手段により求めた温度領域に対応して前記記憶手段に
記憶すると共に、記憶した前記システム動作に関する情
報を前記記憶手段から読み出し、前記温度測定手段によ
り求めた温度領域に対応して読み出した前記システム動
作に関する情報に基づいてシステムの動作を制御するこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明の電池システムは、制御手段
を有する電子装置と、電池手段および記憶手段を有する
電池装置とを含む電池システムであって、温度測定手段
を前記電子装置および/または前記電池装置に備え、前
記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温度領域
がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった場合、
前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に対応し
て、前記システム動作に関する情報を前記記憶手段から
読み出し、読み出した前記システム動作に関する情報に
基づいてシステムの動作を制御することを特徴とする。
【0017】また、本発明の電池システムにおいて、前
記電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手段を前記電
子装置および/または前記電池装置に備え、前記システ
ム動作に関する情報は、前記電圧測定手段が測定した電
圧に基づいてシステムの動作継続を抑制する情報である
ことを特徴とする。また、本発明の電池システムにおい
て、前記システム動作に関する情報が前記電池装置の終
止電圧設定値であり、前記システムの動作の制御が、前
記電池装置の終止電圧設定の変更であることを特徴とす
る。また、本発明の電池システムにおいて、前記電池装
置の出力電流を測定する電流測定手段を前記電子装置お
よび/または前記電池装置に備え、前記システム動作に
関する情報は、前記電流測定手段が測定した電流に基づ
くシステムの動作に応じた電池負荷特性を示す情報であ
ることを特徴とする。また、本発明の電池システムにお
いて、前記電池負荷特性を示す情報は、前記温度測定手
段が測定した温度に基づく情報であることを特徴とす
る。
【0018】また、本発明の電池システム制御方法は、
制御手段を有する電子装置と、電池手段および記憶手段
を有する電池装置とを含む電池システムを制御する方法
であって、温度測定手段を前記電子装置および/または
前記電池装置に備え、前記制御手段はシステム動作に関
する情報を、前記温度測定手段により求めた温度領域に
対応して前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0019】また、本発明の電池システム制御方法は、
制御手段を有する電子装置と、電池手段および記憶手段
を有する電池装置とを含む電池システムを制御する方法
であって、前記電池システムは温度測定手段を前記電子
装置および/または前記電池装置に備え、前記制御手段
は前記温度測定手段により求めた温度領域に対応して、
前記電池システムのシステム動作に関する情報を前記記
億手段から読み出し、読み出したシステム動作に関する
情報に基づいて前記電池システムの動作を制御すること
を特徴とする。
【0020】また、本発明の電池システム制御方法は、
制御手段を有する電子装置と、電池手段および記憶手段
を有する電池装置とを含む電池システムを制御する方法
であって、前記電池システムは温度測定手段を前記電子
装置および/または前記電池装置に備え、前記制御手段
は前記電池システムのシステム動作に関する情報を、前
記温度測定手段により求めた温度領域に対応して前記記
億手段に記憶すると共に、記憶した前記システム動作に
関する情報を前記記憶手段から読み出し、前記温度測定
手段により求めた温度領域に対応して読み出した前記シ
ステム動作に関する情報に基づいて前記電池システムの
動作を制御することを特徴とする。
【0021】また、本発明の電池システム制御方法は、
制御手段を有する電子装置と、電池手段および記憶手段
を有する電池装置とを含む電池システムを制御する方法
であって、前記電池システムは温度測定手段を前記電子
装置および/または前記電池装置に備え、前記制御手段
は、前記温度測定手段により求めた温度領域がこれまで
の温度領域と異なる温度領域であった場合、前記温度測
定手段により求めた新たな温度領域に対応して、前記電
池システムのシステム動作に関する情報を前記記憶手段
から読み出し、読み出した前記システム動作に関する情
報に基づいて前記電池システムの動作を制御することを
特徴とする。
【0022】また、本発明の電池システム制御方法にお
いて、前記電池システムは、前記電池装置の出力電圧を
測定する電圧測定手段を前記電子装置および/または前
記電池装置に備え、前記電池システムのシステム動作に
関する情報は、前記電圧測定手段が測定した電圧に基づ
いて前記電池システムの動作継続を抑制する情報である
ことを特徴とする。また、本発明の電池システム制御方
法において、前記システム動作に関する情報が前記電池
装置の終止電圧設定値であり、前記電池システムの動作
の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更であること
を特徴とする。また、本発明の電池システム制御方法に
おいて、前記電池システムは、前記電池装置の出力電流
を測定する電流測定手段を前記電子装置および/または
前記電池装置に備え、前記システム動作に関する情報
は、前記電流測定手段が測定した電流に基づく前記電池
システムの動作に応じた電池負荷特性を示す情報である
ことを特徴とする。また、本発明の電池システム制御方
法において、前記電池負荷特性を示す情報は、前記温度
測定手段が測定した温度に基づく情報であることを特徴
とする。
【0023】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置と、電池手段および記憶手段を有する電池
装置とを含む電池システムを制御する方法を実行するた
めのプログラムを格納した記憶媒体であって、前記電池
システムは温度測定手段を前記電子装置および/または
前記電池装置に備え、前記制御手段は、前記電池システ
ムのシステム動作に関する情報を、前記温度測定手段に
より求めた温度領域に対応して前記記憶手段に記憶する
工程のコードを具備することを特徴とする。
【0024】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置と、電池手段および記憶手段を有する電池
装置とを含む電池システムを制御する方法を実行するた
めのプログラムを格納した記憶媒体であって、前記電池
システムは温度測定手段を前記電子装置および/または
前記電池装置に備え、前記制御手段は前記温度測定手段
により求めた温度領域に対応して、前記電池システムの
システム動作に関する情報を前記記憶手段から読み出
し、読み出した前記システム動作に関する情報に基づい
て前記電池システムの動作を制御する工程のコードを具
備することを特徴とする。
【0025】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置と、電池手段および記憶手段を有する電池
装置とを含む電池システムを制御する方法を実行するた
めのプログラムを格納した記憶媒体であって、前記電池
システムは温度測定手段を前記電子装置および/または
前記電池装置に備え、前記制御手段は前記電池システム
のシステム動作に関する情報を、前記温度測定手段によ
り求めた温度領域に対応して前記記億手段に記憶すると
共に、記憶した前記システム動作に関する情報を前記記
憶手段から読み出し、前記温度測定手段により求めた温
度領域に対応して読み出した前記システム動作に関する
情報に基づいて前記電池システムの動作を制御する工程
のコードを具備することを特徴とする。
【0026】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置と、電池手段および記憶手段を有する電池
装置とを含む電池システムを制御する方法を実行するた
めのプログラムを格納した記憶媒体であって、前記電池
システムは温度測定手段を前記電子装置および/または
前記電池装置に備え、前記制御手段は、前記温度測定手
段により求めた温度領域がこれまでの温度領域と異なる
温度領域であった場合、前記温度測定手段により求めた
新たな温度領域に対応して、前記電池システムのシステ
ム動作に関する情報を前記記億手段から読み出し、読み
出した前記システム動作に関する情報に基づいて前記電
池システムの動作を制御する工程のコードを具備するこ
とを特徴とする。
【0027】また、本発明の記憶媒体において、前記電
池システムは前記電池装置の出力電圧を測定する電圧測
定手段を前記電子装置および/または前記電池装置に備
え、前記システム動作に関する情報は、前記電圧測定手
段が測定した電圧に基づいて前記電池システムの動作継
続を抑制する情報であることを特徴とする。また、本発
明の記憶媒体において、前記システム動作に関する情報
が前記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電池シス
テムの動作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更
であることを特徴とする。また、本発明の記憶媒体にお
いて、前記電池システムは、前記電池装置の出力電流を
測定する電流測定手段を前記電子装置および/または前
記電池装置に備え、前記システム動作に関する情報は、
前記電流測定手段が測定した電流に基づく前記電池シス
テムの動作に応じた電池負荷特性を示す情報であること
を特徴とする。また、本発明の記憶媒体において、前記
電池負荷特性を示す情報は、前記温度測定手段が測定し
た温度に基づく情報であることを特徴とする。
【0028】また、本発明の電子装置は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置であって、前記電子装置および/または前記
電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段は前記電
子装置の動作に関する情報を、前記温度測定手段により
求めた温度領域に対応して前記記憶手段に記憶すること
を特徴とする。
【0029】また、本発明の電子装置は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置であって、前記電子装置および/または前記
電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段は前記温
度測定手段により求めた温度領域に対応して、前記電子
装置の動作に関する情報を前記記憶手段から読み出し、
読み出した前記電子装置の動作に関する情報に基づいて
前記電子装置の動作を制御することを特徴とする。
【0030】また、本発明の電子装置は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置であって、前記電子装置および/または前記
電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段は前記電
子装置の動作に関する情報を、前記温度測定手段により
求めた温度領域に対応して前記記憶手段に記憶すると共
に、前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手段か
ら読み出し、前記温度測定手段により求めた温度領域に
対応して、読み出した前記電子装置の動作に関する情報
に基づいて前記電子装置の動作を制御することを特徴と
する。
【0031】また、本発明の電子装置は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置であって、前記電子装置および/または前記
電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段は、前記
温度測定手段により求めた温度領域がこれまでの温度領
域と異なる温度領域であった場合、前記温度測定手段に
より求めた新たな温度領域に対応して、前記電子装置の
動作に関する情報を前記記憶手段から読み出し、読み出
した前記電子装置の動作に関する情報に基づいて前記電
子装置の動作を制御することを特徴とする。
【0032】また、本発明の電子装置において、前記電
子装置および/または前記電池装置は前記電池装置の出
力電圧を測定する電圧測定手段を備え、前記電子装置の
動作に関する情報は前記電圧測定手段が測定した電圧に
基づいて、前記電子装置の動作継続を抑制する情報であ
ることを特徴とする。また、本発明の電子装置におい
て、前記電子装置の動作に関する情報が前記電池装置の
終止電圧設定値であり、前記電子装置の動作の制御が前
記電池装置の終止電圧設定の変更であることを特徴とす
る。また、本発明の電子装置において、前記電子装置お
よび/または前記電池装置は前記電池装置の出力電流を
測定する電流測定手段を備え、前記電子装置の動作に関
する情報は、前記電流測定手段が測定した電流に基づく
前記電子装置の動作に応じた電池負荷特性を示す情報で
あることを特徴とする。また、本発明の電子装置におい
て、前記電池負荷特性を示す情報は、前記温度測定手段
が測定した温度に基づく情報であることを特徴とする。
【0033】また、本発明の電子装置制御方法は、電池
手段および記憶手段を有する電池装置を制御する制御手
段を有する電子装置を制御する方法であって、前記電子
装置および/または前記電池装置は温度測定手段を備
え、前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報
を、前記温度測定手段により求めた温度領域に対応して
前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0034】また、本発明の電子装置制御方法は、電池
手段および記憶手段を有する電池装置を制御する制御手
段を有する電子装置を制御する方法であって、前記電子
装置および/または前記電池装置は温度測定手段を備
え、前記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度
領域に対応して、前記電子装置の動作に関する情報を前
記記憶手段から読み出し、読み出した前記電子装置の動
作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作を制御す
ることを特徴とする。
【0035】また、本発明の電子装置制御方法は、電池
手段および記憶手段を有する電池装置を制御する制御手
段を有する電子装置を制御する方法であって、前記電子
装置および/または前記電池装置は温度測定手段を備
え、前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報
を、前記温度測定手段により求めた温度領域に対応して
前記記憶手段に記憶すると共に、前記電子装置の動作に
関する情報を前記記憶手段から読み出し、前記温度測定
手段により求めた温度領域に対応して、読み出した前記
電子装置の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の
動作を制御することを特徴とする。
【0036】また、本発明の電子装置制御方法は、電池
手段および記憶手段を有する電池装置を制御する制御手
段を有する電子装置を制御する方法であって、前記電子
装置および/または前記電池装置は温度測定手段を備
え、前記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温
度領域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった
場合、前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に
対応して、前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶
手段から読み出し、読み出した前記電子装置の動作に関
する情報に基づいて前記電子装置の動作を制御すること
を特徴とする。
【0037】また、本発明の電子装置制御方法におい
て、前記電子装置および/または前記電池装置は、前記
電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手段を備え、前
記電子装置の動作に関する情報は、前記電圧測定手段が
測定した電圧に基づいて前記電子装置の動作継続を抑制
する情報であることを特徴とする。また、本発明の電子
装置制御方法において、前記電子装置の動作に関する情
報が前記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電子装
置の動作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更で
あることを特徴とする。また、本発明の電子装置制御方
法において、前記電子装置および/または前記電池装置
は電池装置の出力電流を測定する電流測定手段を備え、
前記電子装置の動作に関する情報は、前記電流測定手段
が測定した電流に基づく前記電子装置の動作に応じた電
池負荷特性を示す情報であることを特徴とする。また、
本発明の電子装置制御方法において、前記電子装置の動
作に応じた前記電池負荷特性を示す情報は、前記温度測
定手段が測定した温度に基づく情報であることを特徴と
する。
【0038】また、本発明の記憶媒体は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置を制御する方法を実行するためのプログラム
を格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/ま
たは前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段
は前記電子装置の動作に関する情報を、前記温度測定手
段により求めた温度領域に対応して前記記憶手段に記憶
する工程のコードを具備することを特徴とする。
【0039】また、本発明の記憶媒体は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置を制御する方法を実行するためのプログラム
を格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/ま
たは前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段
は前記温度測定手段により求めた温度領域に対応して、
前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手段から読
み出し、読み出した前記電子装置の動作に関する情報に
基づいて前記電子装置の動作を制御する工程のコードを
具備することを特徴とする。
【0040】また、本発明の記憶媒体は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置を制御する方法を実行するためのプログラム
を格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/ま
たは前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段
は前記電子装置の動作に関する情報を、前記温度測定手
段により求めた温度領域に対応して前記記憶手段に記憶
すると共に、前記電子装置の動作に関する情報を前記記
憶手段から読み出し、前記温度測定手段により求めた温
度領域に対応して、読み出した前記電子装置の動作に関
する情報に基づいて前記電子装置の動作を制御する工程
のコードを具備することを特徴とする。
【0041】また、本発明の記憶媒体は、電池手段およ
び記憶手段を有する電池装置を制御する制御手段を有す
る電子装置を制御する方法を実行するためのプログラム
を格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/ま
たは前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段
は、前記温度測定手段により求めた温度領域がこれまで
の温度領域と異なる温度領域であった場合、前記温度測
定手段により求めた新たな温度領域に対応して、前記電
子装置の動作に関する情報を前記記憶手段から読み出
し、読み出した前記電子装置の動作に関する情報に基づ
いて前記電子装置の動作を制御する工程のコードを具備
することを特徴とする。
【0042】また、本発明の記憶媒体において、前記電
子装置および/または前記電池装置は、前記電池装置の
出力電圧を測定する電圧測定手段を備え、前記電子装置
の動作に関する情報は、前記電圧測定手段が測定した電
圧に基づいて前記電子装置の動作継続を抑制する情報で
あることを特徴とする。また、本発明の記憶媒体におい
て、前記電子装置の動作に関する情報が前記電池装置の
終止電圧設定値であり、前記電子装置の動作の制御が前
記電池装置の終止電圧設定の変更であることを特徴とす
る。また、本発明の記憶媒体において、前記電子装置お
よび/または前記電池装置は、前記電池装置の出力電流
を測定する電流測定手段を備え、前記電子装置の動作に
関する情報は、前記電流測定手段が測定した電流に基づ
く前記電子装置の動作に応じた電池負荷特性を示す情報
であることを特徴とする。また、本発明の記憶媒体にお
いて、前記電子装置の動作に応じた前記電池負荷特性を
示す情報は、前記温度測定手段が測定した温度に基づく
情報であることを特徴とする。
【0043】また、本発明の電池装置は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段を有
する電池装置であって、前記電子装置および/または前
記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段によ
り、前記電子装置の動作に関する情報を、前記温度測定
手段で求められた温度領域に対応して前記記憶手段に記
憶されることを特徴とする。
【0044】また、本発明の電池装置は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段を有
する電池装置であって、前記電子装置および/または前
記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段によ
り、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応して
前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手段から読
み出され、読み出された前記電子装置の動作に関する情
報に基づいて前記電子装置の動作が制御されることを特
徴とする。
【0045】また、本発明の電池装置は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段とを
有する電池装置であって、前記電子装置および/または
前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段によ
り、前記電子装置の動作に関する情報を、前記温度測定
手段で求められた温度領域に対応して前記記憶手段に記
憶されると共に、前記電子装置の動作に関する情報を前
記記憶手段から読み出され、前記温度測定手段で求めら
れた温度領域に対応して読み出された前記電子装置の動
作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制御さ
れることを特徴とする。
【0046】また、本発明の電池装置は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段を有
する電池装置であって、前記電子装置および/または前
記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手段によ
り、前記温度測定手段で求められた温度領域がこれまで
の温度領域と異なる温度領域であった場合、前記温度測
定手段で求められた新たな温度領域に対応して前記電子
装置の動作に関する情報を前記記憶手段から読み出さ
れ、読み出された前記電子装置の動作に関する情報に基
づいて前記電子装置の動作が制御されることを特徴とす
る。
【0047】また、本発明の電池装置において、前記電
子装置および/または前記電池装置は、前記電池装置の
出力電圧を測定する電圧測定手段を備え、前記電子装置
の動作に関する情報は、前記電圧測定手段で測定された
電圧に基づいて前記電子装置の動作継続が抑制される情
報であることを特徴とする。また、本発明の電池装置に
おいて、前記電子装置の動作に関する情報が前記電池装
置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動作の制御
が前記電池装置の終止電圧設定の変更であることを特徴
とする。また、本発明の電池装置において、前記電子装
置および/または前記電池装置は、前記電池装置の出力
電流を測定する電流測定手段を備え、前記電子装置の動
作に関する情報は、前記電流測定手段で測定された電流
に基づく電子装置の動作に応じた電池負荷特性を示す情
報であることを特徴とする。また、本発明の電池装置に
おいて、前記電子装置の動作に応じた前記電池負荷特性
を示す情報は、前記温度測定手段が測定した温度に基づ
く情報であることを特徴とする。
【0048】また、本発明の電池装置制御方法は、制御
手段を有する電子装置に制御される電池手段および記憶
手段を有する電池装置を制御する方法であって、前記電
子装置および/または前記電池装置は温度測定手段を備
え、前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する
情報を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応
して前記記億手段に記憶されることを特徴とする。
【0049】また、本発明の電池装置制御方法は、制御
手段を有する電子装置に制御される電池手段および記憶
手段を有する電池装置を制御する方法であって、前記電
子装置および/または前記電池装置は温度測定手段を備
え、前記制御手段により、前記温度測定手段で求められ
た温度領域に対応して前記電子装置の動作に関する情報
を前記記憶手段から読み出され、読み出された前記電子
装置の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作
が制御されることを特徴とする。
【0050】また、本発明の電池装置制御方法は、制御
手段を有する電子装置に制御される電池手段および記憶
手段を有する電池装置を制御する方法であって、前記電
子装置および/または前記電池装置は温度測定手段を備
え、前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する
情報を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応
して前記記億手段に記憶されると共に、前記電子装置の
動作に関する情報を前記記憶手段から読み出され、前記
温度測定手段で求められた温度領域に対応して読み出さ
れた前記電子装置の動作に関する情報に基づいて前記電
子装置の動作が制御されることを特徴とする。
【0051】また、本発明の電池装置制御方法は、制御
手段を有する電子装置に制御される電池手段および記憶
手段を有する電池装置を制御する方法であって、前記電
子装置および/または電池装置は温度測定手段を備え、
前記制御手段により、前記温度測定手段で求められた温
度領域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった
場合、前記温度測定手段で求められた新たな温度領域に
対応して前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手
段から読み出され、読み出された前記電子装置の動作に
関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制御される
ことを特徴とする。
【0052】また、本発明の電池装置制御方法におい
て、前記電子装置および/または前記電池装置は、前記
電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手段を備え、前
記電子装置の動作に関する情報は、前記電圧測定手段で
測定された電圧に基づいて前記電子装置の動作継続が抑
制される情報であることを特徴とする。また、本発明の
電池装置制御方法において、前記電子装置の動作に関す
る情報が前記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電
子装置の動作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変
更であることを特徴とする。また、本発明の電池装置制
御方法において、前記電子装置および/または前記電池
装置は、前記電池装置の出力電流を測定する電流測定手
段を備え、前記電子装置の動作に関する情報は、前記電
流測定手段で測定された電流に基づく前記電子装置の動
作に応じた電池負荷特性を示す情報であることを特徴と
する。また、本発明の電池装置制御方法において、前記
電子装置の動作に応じた前記電池負荷特性を示す情報
は、前記温度測定手段が測定した温度に基づく情報であ
ることを特徴とする。
【0053】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段を有
する電池装置を制御する方法を実行するためのプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/
または前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手
段により、前記電子装置の動作に関する情報を、前記温
度測定手段で求められた温度領域に対応して前記記憶手
段に記憶される工程のコードを具備することを特徴とす
る。
【0054】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段を有
する電池装置を制御する方法を実行するためのプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/
または前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手
段により、前記温度測定手段で求められた温度領域に対
応して電子装置の動作に関する情報を前記記億手段から
読み出され、読み出された前記電子装置の動作に関する
情報に基づいて前記電子装置の動作が制御される工程の
コードを具備することを特徴とする。
【0055】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段を有
する電池装置を制御する方法を実行するためのプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/
または前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手
段により、前記電子装置の動作に関する情報を、前記温
度測定手段で求められた温度領域に対応して前記記憶手
段に記憶されると共に、前記電子装置の動作に関する情
報を前記記憶手段から読み出され、前記温度測定手段で
求められた温度領域に対応して読み出された前記電子装
置の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作が
制御される工程のコードを具備することを特徴とする。
【0056】また、本発明の記憶媒体は、制御手段を有
する電子装置に制御される電池手段および記憶手段を有
する電池装置を制御する方法を実行するためのプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記電子装置および/
または前記電池装置は温度測定手段を備え、前記制御手
段により、前記温度測定手段で求められた温度領域がこ
れまでの温度領域と異なる温度領域であった場合、前記
温度測定手段で求められた新たな温度領域に対応して前
記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手段から読み
出され、読み出された前記電子装置の動作に関する情報
に基づいて前記電子装置の動作が制御される工程のコー
ドを具備することを特徴とする。
【0057】また、本発明の記憶媒体において、前記電
子装置および/または前記電池装置は、前記電池装置の
出力電圧を測定する電圧測定手段を備え、前記電子装置
の動作に関する情報は、前記電圧測定手段で測定された
電圧に基づいて前記電子装置の動作継続が抑制される情
報であることを特徴とする。また、本発明の記憶媒体に
おいて、前記電子装置の動作に関する情報が前記電池装
置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動作の制御
が前記電池装置の終止電圧設定の変更であることを特徴
とする。また、本発明の記憶媒体において、前記電子装
置および/または前記電池装置は、前記電池装置の出力
電流を測定する電流測定手段を備え、前記電子装置の動
作に関する情報は、前記電流測定手段で測定された電流
に基づく前記電子装置の動作に応じた電池負荷特性を示
す情報であることを特徴とする。また、本発明の記憶媒
体において、前記電子装置の動作に応じた前記電池負荷
特性を示す情報は、前記温度測定手段が測定した温度に
基づく情報であることを特徴とする。
【0058】本発明によれば上記手段により、電子カメ
ラ等の画像処理装置と電池を用いた電池システムにおい
ては、撮影枚数あるいは撮影時間を増やすために、より
大容量、より高エネルギー密度の電池、特にNiMH電
池、Li−ion電池等の二次電池を用いる必要があ
る。このため電池の体積や重量が増えて電池の価格が高
くなる等の問題のない電池システム、電池システム制御
方法および記憶媒体を提供することが可能となる。
【0059】また、より大容量、より高エネルギー密度
の電池を用いる代わりに、同じ容量、同じエネルギー密
度の電池であっても、画像処理装置の電源回路において
電池の終止電圧を低く設定して電池総容量を無駄なく使
い切る方法により、撮影枚数あるいは撮影時間を増やす
ことも可能である。ところが、画像処理装置を用いた電
池システムから着脱可能な構成の電池を用いる場合、電
池ごとの個体性能差により、比較的低い終止電圧まで電
流供給可能な電池もあれば、比較的高い終止電圧で電流
供給を終えてしまう電池もある。このため画像処理装置
の安定動作を鑑みて比較的高い終止電圧で電池の使用を
終える必要がある。特に電池の温度特性による性能差は
著しく、これに電池ごとの個体性能差が加わるため、さ
らに高い終止電圧で電池の使用を終える必要があるとい
う問題のない電池システム、電池システム制御方法およ
び記憶媒体を提供することが可能となる。
【0060】そして、電池の温度特性による性能差に応
じて、より低い終止電圧まで電流供給可能な状態の電池
であっても、電池総容量を使い切らずに使用中止にする
必要がある。撮影枚数あるいは撮影時間を増やすことが
難しいという問題のない電池システム、電池システム制
御方法および記憶媒体を提供することが可能となる。
【0061】また、特定の画像処理装置を用いた電池シ
ステム専用の二次電池ではなく、汎用の二次電池を用い
る場合、事前に画像処理装置と全ての汎用の二次電池を
組み合わせて最適な終止電圧の設定条件を求めることは
極めて難しい。このため、より安全な値の終止電圧を設
定して用いることしかできず、このため撮影枚数あるい
は撮影時間を増やすことが難しいという問題のない電池
システム、電池システム制御方法および記憶媒体を提供
することが可能となる。
【0062】そして、特定の画像処理装置を用いた電池
システム専用の二次電池ではないため、二次電池内に制
御回路やメモリを備えて事前に準備されたプログラムや
情報に応じて二次電池の出力電圧制御を行うものであっ
ても、事前に画像処理装置側の負荷電力状況を知り得な
い。このため最適な終止電圧の設定条件を設定すること
は極めて難しく、さらには二次電池内の制御回路が不適
切な終止電圧設定を行って、画像処理装置の動作中に意
図しない状況で電池からの電力供給を停止されてしまう
おそれすらある。このため、より安全な値の終止電圧を
設定して用いることしかできず、撮影枚数あるいは撮影
時間を増やすことが難しいという問題のない電池システ
ム、電池システム制御方法および記憶媒体を提供するこ
とが可能となる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の
構成を示す図である。図1において、100は電子カメ
ラ等の画像処理装置である。また、10は撮影レンズ、
12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電
気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナ
ログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器で
ある。
【0064】18は撮像素子14、A/D変換器16お
よびD/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給
するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22お
よびシステム制御回路50により制御される。
【0065】20は画像処理回路であり、A/D変換器
16からのデータあるいはメモリ制御回路22からのデ
ータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
画像処理回路20においては、撮像した画像データを用
いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づい
てシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御
手段42に対して制御を行うTTL(スルー・ザ・レン
ズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動
露出)処理およびEF(フラッシュプリ発光)処理を行
っている。さらに、画像処理回路20において、撮像し
た画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた
演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイ
トバランス)処理も行っている。
【0066】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデ
ータは、画像処理回路20およびメモリ制御回路22を
介して、あるいはA/D変換器16のデータが直接メモ
リ制御回路22を介して画像表示メモリ24あるいはメ
モリ30に書き込まれる。
【0067】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFTLCD等からなる画像表示部であり、
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データ
はD/A変換器26を介して画像表示部28により表示
される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを
逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが
可能である。また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により任意に表示をON/OFFすること
が可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装
置100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0068】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
これにより複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮
影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き
込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。ま
た、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域とし
ても使用することが可能である。32は適応離散コサイ
ン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する
圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を
読み込んで圧縮処理あるいは伸長処理を行い、処理を終
えたデータをメモリ30に書き込む。
【0069】40は絞り機能を備えるシャッター12を
制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携す
ることによりフラッシュ調光機能を有する。42は撮影
レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、
44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制
御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制
御するバリア制御手段である。48はフラッシュであ
り、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有す
る。
【0070】露光制御手段40、測距制御手段42はT
TL方式を用いて制御されており、撮像した画像データ
を画像処理回路20によって演算した演算結果に基づ
き、システム制御回路50が露光制御手段40および測
距制御手段42に対して制御を行う。
【0071】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路、52はシステム制御回路50の動作
用の定数、変数およびプログラム等を記憶するメモリ、
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応
じて、文字、画像および音声等を用いて動作状態やメッ
セージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示
部であり、画像処理装置100の操作部近辺の視認し易
い位置に単数あるいは複数個所設置され、たとえばLC
DやLED、発音素子等の組合わせにより構成されてい
る。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファイ
ンダ104内に設置されている。
【0072】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、たとえばシングルショット/速
写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画
素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッ
タースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッ
シュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定
表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200およ
び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・
時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示な
どがある。
【0073】また、表示部54の表示内容のうち光学フ
ァインダ104内に表示するものとしては、たとえば合
焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシ
ュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピ
ード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書込み
動作表示などがある。
【0074】さらに、表示部54の表示内容のうちLE
D等に表示するものとしては、たとえば合焦表示、撮影
準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フラ
ッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書
込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電
状態表示などがある。
【0075】そして、表示部54の表示内容のうちラン
プ等に表示するものとしては、たとえばセルフタイマー
通知ランプなどがある。このセルフタイマー通知ランプ
は、AF補助光と共用して用いてもよい。
【0076】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、たとえばEEPROM等が用いられる。
【0077】60,62,64,66,68,70およ
び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入
力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タ
ッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識
装置等の単数あるいは複数の組合わせで構成される。
【0078】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。60はモードダイアルスイッチであり、自動撮
影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先
撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モー
ド、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレート
撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポー
ツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モード、
再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モ
ード等の各機能モードを切替え設定することができる。
【0079】62はシャッタースイッチSW1であり、
図示しないシャッターボタンの操作途中でONとなり、
AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開
始を指示する。
【0080】64はシャッタースイッチSW2であり、
図示しないシャッターボタンの操作完了でONとなり、
撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、
メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを
書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路
22での演算を用いた現像処理、あるいはメモリ30か
ら画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を
行い、記録媒体200あるいは210に画像データを書
き込む記録処理などの一連の処理の動作開始を指示す
る。
【0081】66は選択/切替えスイッチであり、パノ
ラマモード等の撮影および再生を実行する際に、各種機
能の選択および切替えを設定することができる。68は
決定/実行スイッチであり、パノラマモード等の撮影お
よび再生を実行する際に、各種機能の決定および実行を
設定することができる。
【0082】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部であり、メニューボタン、セットボタン、マク
ロボタン、マルチ画面再生改ぺ一ジボタン、フラッシュ
設定ボタン、単写/速写/セルフタイマー切替えボタ
ン、メニュー移動十(プラス)ボタン、メニュー移動一
(マイナス)ボタン、再生画像移動十(プラス)ボタ
ン、再生画像一(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタ
ン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示
部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFF
ボタン、撮影直後に撮影した画像データを画像表示部2
8で自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイ
ックレビューON/OFFボタン、IPEG圧縮の圧縮
率を選択するため、あるいは撮像素子の信号をそのまま
デジタル化して記録媒体に記録するCCDMWモードを
選択する圧縮モードスイッチなどを含んでいる。
【0083】なお、圧縮モードスイッチで選択可能なJ
PEG圧縮のモードは、たとえばノーマルモードとファ
インモードが用意されている。JPEG圧縮のモードに
おいては、撮像素子14から読み出されてA/D変換器
16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介し
て、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、
圧縮・伸長回路32により設定した圧縮率で圧縮を行っ
た後、記録媒体200あるいは210に記録を行う。C
CDRAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画
素配列に応じて、ライン毎にそのまま画像データを読み
出して、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介し
て、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、
記録媒体200あるいは210に記録を行う。
【0084】72は電源スイッチであり、画像処理装置
100の電源オン、電源オフの各モードを切替え設定す
ることができる。また、画像処理装置100に接続され
た電池ユニット300、外部ストロボ、記録媒体20
0,210等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設
定も合わせて切替え設定することができる。
【0085】80は電源制御手段であり、電池ユニット
検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを
切り替えるスイツチ回路などにより構成されており、電
池ユニット300の装着の有無、電池ユニット300の
電池残量の検出を行い、検出結果およびシステム制御回
路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御
し、必要な電圧を必要な期間だけ記録媒体を含む各部へ
供給する。82は電池ユニット300を画像処理装置1
00に機械的および電気的に結合するコネクタである。
【0086】90および94はメモリカードやハードデ
ィスク等の記録媒体とのインタフェース、92および9
6はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続
を行うコネクタ、98はコネクタ92および/または9
6に記録媒体200あるいは210が装着されているか
否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。記録媒体
着脱検知手段98は、コネクタ92および/または96
に記録媒体200あるいは210以外のもの、たとえば
後述する各種通信カード等が装着されているか否かも検
知することができる。
【0087】なお、本実施形態では記録媒体を取り付け
るインターフェースおよびコネクタを2系統持つものと
して説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるイ
ンターフェースおよびコネクタは、単数あるいは複数の
いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、
異なる規格のインターフェースおよびコネクタを組み合
わせて備える構成としても構わない。インターフェース
およびコネクタとしては、PCMCIAカードやCF
(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したも
のを用いて構成しても構わない。
【0088】さらにインタフェース90および94、そ
してコネクタ92および96をPCMClAカードやC
F(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠した
ものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカー
ド、USBカード、IEEE1394カード、P128
4カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等の
各種通信カードを接続することにより、他のコンピュー
タやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像デ
ータに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0089】102は画像処理装置100のレンズ10
を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を
防止するバリアである保護手段である。104は光学フ
ァインダであり、画像表示部28による電子ファインダ
機能を使用することなしに、光学ファインダのみを用い
て撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ
104内には表示部54の一部の機能、たとえば合焦表
示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッター
スピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置さ
れている。
【0090】110は通信手段であり、RS232Cや
USB,IEEE1394,P1284,SCSI、モ
デム、LAN、無線通信などの各種通信機熊を有する。
112は通信手段110により画像処理装置100を他
の機器と接続するコネクタあるいは無線通信の場合はア
ンテナである。
【0091】120は音声を電気信号に変換するマイ
ク、122はマイク120のアナログ出力信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器である。124はメモリ
制御回路であり、A/D変換器122の出力データがメ
モリ制御回路124を介してメモリ30に書き込まれ、
またメモリ30から読み出されたデータがD/A変換器
126に入力される。126はデジタル信号をアナログ
信号に変換するD/A変換器、128は電気信号を音声
信号に変換するスピーカーである。
【0092】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理
装置100とのインタフェース204、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0093】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理
装置100とのインタフェース214、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0094】300はアルカリ電池やリチウム電池等の
一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion
電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電池ユニ
ットである。302は電池ユニット300全体を制御す
る制御手段である。304はNiCd電池やNiMH電
池、Li−ion電池等の二次電池からなる電池であ
る。306は画像処理装置100のシステム制御回路5
0から電源制御手段80、コネクタ82、コネクタ31
0および制御手段302を介して、電池ユニット300
に関する所定の情報を書き込んで記憶するメモリであ
る。
【0095】なお、電池ユニット300に関する所定の
情報としては、画像処理装置100と電池ユニット30
0との組合わせで動作した場合の電源動作パラメータ、
負荷電力特性および/または負荷電圧特性および/また
は負荷電流特性、電池ユニット300の終止電圧、電池
ユニット300の内部温度などがある。
【0096】メモリ306は、フラッシュメモリ等の不
揮発性メモリあるいは電池バックアップを行われた揮発
性メモリ、あるいはそれらの組合わせなど何れのメモリ
構成であってもよい。またメモリ306は、画像処理装
置100のシステム制御回路50から電池ユニット30
0に関する所定の情報を書き込んで記憶するだけでな
く、メモリ306の所定領域に事前に電池300の識別
コード、製造者コード、型名コード、電池に関する特性
コードや所定の情報を書き込んでおいて、システム制御
回路50から読み出すことが可能となるように構成して
もよい。
【0097】308は電池ユニット300内部の温度を
測定する温度測定手段、310は電池ユニット300を
画像処理装置100に機械的および電気的に結合するコ
ネクタである。
【0098】つぎに、図2〜図9を参照して、本発明の
第1の実施形態における動作を説明する。図2〜図4
は、本実施形態の画像処理装置100の主ルーチンのフ
ローチャートを示す。図2〜図4を用いて、画像処理装
置100の動作を説明する。電池交換等の電源投入によ
り、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期
化すると共に、画像制御装置100における各部の初期
化処理を行う(ステップS101)。
【0099】システム制御回路50は、電池ユニット3
00の電池内メモリ306から制御手段302、コネク
タ310、コネクタ82および電源制御手段80を介し
て、電池ユニット300に関する所定の情報を読み出
す、すなわち電池内データ読込み処理を実行する(ステ
ップS102)。この電池内メモリデータ読込み処理の
詳細は図5を用いて後述する。
【0100】電池内メモリデータ読込み処理S102を
行った結果、エラーフラグが解除されていたならば(ス
テップS103)、システム制御回路50は読み込んだ
データに基づき、システム制御回路50の内部メモリあ
るいはメモリ52の所定領域に設けられた電源動作パラ
メータの値や電池制御方法を設定して記憶し(ステップ
S104)、ステップS106に進む。
【0101】電池内メモリデータ読込み処理S102を
行った結果、エラーフラグが設定されていれば(ステッ
プS103)、システム制御回路50は電池ユニット3
00に関する所定の情報を読み込めなかったと判断し、
電源動作パラメータの値や電池制御方法を標準状態に設
定して(ステップS105)、ステップS106に進
む。なお、前述したように電池ユニット300に関する
所定の情報としては、画像処理装置100と電池ユニッ
ト300との組合わせで動作した場合の電源動作パラメ
ータ、負荷電力特性および/または負荷電圧特性および
/または負荷電流特性、電池ユニット300の終止電
圧、電池ユニット300の内部温度などがある。
【0102】システム制御回路50は、電源スイッチ7
2の設定位置を判断して、電源スイッチ72が電源OF
Fに設定されていれば(ステップS106)、電池ユニ
ット300に関する電池使用履歴情報をシステム制御回
路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定領域に登
録して記憶する(ステップS107)。電池ユニット3
00に関する所定の情報を書き込む、すなわち電池内メ
モリデータ書込み処理を実行した後に(ステップS10
8)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段1
02のバリアを閉じて撮像部を保護する。フラグや制御
変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを
不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により
画像表示部28を含む画像処理装置100における各部
の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後
(ステップS109)、ステップS106に戻る。
【0103】このように画像処理装置100の電源をO
FFにする毎に、電池ユニット300に関する動作温度
領域に応じた電池の使用履歴に関する情報(電池使用履
歴情報)を記憶する。この記憶された電池ユニット30
0に関する所定の情報を動作温度領域に対応して電池ユ
ニット300内のメモリ306に書き込むことにより、
画像処理装置100と電池ユニット300との組合わせ
で動作した場合の電源動作パラメータ、負荷電力特性お
よび/または負荷電圧特性および/または負荷電流特
性、電池ユニット300の終止電圧、電池ユニット30
0の内部温度などの情報を電池ユニット300内のメモ
リ306に記憶することができる。
【0104】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の電池使用履歴情報に
応じて動的に変更する。このような方法により最適な電
源管理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能
となる。
【0105】また、記憶した情報を、画像処理装置の動
作温度領域に応じて読み出して参照することにより、電
池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニット30
0が供給可能な負荷電力特性および/または負荷電圧特
性および/または負荷電流特性に応じて、画像処理装置
100の動作モードや動作速度、動作シーケンスを変更
する。このような方法により最適な電源管理を行い、電
池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0106】なお、この電池使用履歴情報の登録処理
〔S107〕の詳細は図7を、また電池内メモリデータ
書込み処理〔S108〕の詳細については図6を用いて
それぞれ後述するものとする。
【0107】電源スイツチ72が電源ONに設定されて
いたならば(ステップS106)、システム制御回路5
0は電源制御手段80、コネクタ82、コネクタ310
および電池制御手段302を介して、温度測定手段30
8により電池ユニット300の温度測定を行う(ステッ
プS110)。温度測定の結果、電池ユニット300に
関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を別の温
度領域に対応する情報に切り替える必要がないと判断し
たならば(ステップS111)、ステップS116に進
む。
【0108】温度測定の結果、別の温度領域に対卒する
情報に切り替える必要があると判断したならば(ステッ
プS111)、システム制御回路50は電池ユニット3
00の電池内メモリ306から、制御手段302、コネ
クタ310、コネクタ82および電源制御手段80を介
して、電池ユニット300に関する所定の情報を読み出
す、すなわち電池内データ読込み処理を実行する(ステ
ップS112)。
【0109】このように画像処理装置100の動作によ
る電池ユニット300の温度上昇や外部の雰囲気温度の
変化による電池ユニット300の温度変化によって、電
池ユニット300の温度が別の温度領域に変わった場
合、新たな温度領域に対応した電池ユニット300に関
する所定の情報を読み出して参照する。これにより画像
処理装置100と電池ユニット300との組合わせで動
作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池ユニット
300の動作温度領域毎の電池使用履歴情報に応じて動
的に変更する。このような方法により最適な電源管理を
行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0110】また、電池ユニット300の動作温度領域
毎に電池ユニット300が供給可能な負荷電力特性およ
び/または負荷電圧特性および/または負荷電流特性に
応じて、画像処理装置100の動作モードや動作速度、
動作シーケンスを変更する。このような方法により最適
な電源管理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが
可能となる。なお、この電池内メモリデータ読込み処理
〔S112〕の詳細については、図5を用いて後述する
ものとする。
【0111】電池内メモリデータ読込み処理〔S11
2〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが解除されていたならば(ステップS113)、シス
テム制御回路50は読み込んだデータに基づき、システ
ム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定
領域に設けられた電源動作パラメータの値や電池制御方
法を設定して記憶し(ステップS114)、ステップS
123に進む。
【0112】電池内メモリデータ読込み処理〔S11
2〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが設定されていたならば(ステップS113)、シス
テム制御回路50は電池ユニット300に関する所定の
情報を読み込めなかったと判断する。電源動作パラメー
タの値や電池制御方法を標準状態に設定して(ステップ
S115)、ステップS116に進む。
【0113】なお、前述したように電池ユニット300
に関する所定の情報としては、画像処理装置100と電
池ユニット300との組合わせで動作した場合の電源動
作パラメータ、負荷電力特性および/または負荷電圧特
性および/または負荷電流特性、電池ユニット300の
終止電圧、電池ユニット300の内部温度などがある。
【0114】システム制御回路50は、電源制御手段8
0により電池ユニット300の残容量や動作情況が画像
処理装置100の動作に問題があるか否かを判断する
(ステップS116)。問題があるならば表示部54お
よび/または画像表示部28を用いて画像や音声により
所定の電池残量警告表示を行った後に(ステップS11
7)、電池ユニット300の残容量を判断する。電池内
メモリに書き込むことが可能な残容量がないと判断した
場合は(ステップS118)、ステップS121に進
む。
【0115】電池ユニット300の残容量を判断して、
電池内メモリに書き込むことが可能な残容量があると判
断した場合は(ステップS118)、システム制御回路
50は、電池ユニット300に関する電池使用履歴情報
をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ5
2の所定領域に登録して記憶し(ステップS119)、
電池ユニット300に関する所定の情報を書き込む、す
なわち電池内メモリデータ書込み処理を実行する(ステ
ップS120)。
【0116】このように電源制御手段80により電池ユ
ニット300の残容量や動作情況が画像処理装置100
の動作に問題があると判断した場合に、電池ユニット3
00に関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を
記憶する。この記憶された電池ユニット300に関する
所定の情報を、動作温度領域に対応して電池ユニット3
00内のメモリ306に書き込むことにより、画像処理
装置100と電池ユニット300との組み合わせで動作
した場合の電源動作パラメータ、負荷電力特性および/
または負荷電圧特性および/または負荷電流特性、電池
ユニット300の終止電圧、電池ユニット300の内部
温度などの情報を電池ユニット300内のメモリ306
に記憶することができる。
【0117】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じ
て動的に変更する。このような方法により最適な電源管
理を行い、電池勲作時間を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【0118】また、この記憶した情報を、画像処理装置
の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、電池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニッ
ト300が供給可能な負荷電力特性および/または負荷
電圧特性および/または負荷電流特性に応じて、画像処
理装置100の動作モードや動作速度、動作シーケンス
を変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0119】なお、この電池使用履歴情報の登録処理
〔S119〕の詳細については図7を、また電池内メモ
リデータ書込み処理〔S120〕の詳細については図6
を用いてそれぞれ後述するものとする。
【0120】システム制御回路50は、各表示部の表示
を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて
撮像部を保護する。フラグや制御変数等を含む必要なパ
ラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に
記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(ステップS121)、ステッ
プS106に戻る。
【0121】電池ユニット300の残容量や動作情況に
問題がないならば(ステップS116)、システム制御
回路50は、表示部54および/または画像表示部28
を用いて画像や音声により所定の電池残量表示を行い
(ステップS122)、ステップS123に進む。モー
ドダイアル60がその他のモードに設定されていたなら
ば(ステップS123)、システム制御回路50は選択
されたモードに応じた処理を実行し(ステップS12
4)、その処理を終えたならばステップS106に戻
る。
【0122】また、モードダイアル60が撮影モードに
設定されていたならば(ステップS123)、システム
制御回路50は、記録媒体200あるいは210が装着
されているかどうかの判断、記録媒体200あるいは2
10に記録された画像データの管理情報の取得、そして
記録媒体200あるいは210の動作状態が画像処理装
置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記
録再生動作に問題があるか否かの判断を行う(ステップ
S125)。問題があるならば表示部54を用いて画像
や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS
126)、ステップS106に戻る。
【0123】記録媒体200あるいは210が装着され
ているかどうかの判断、記録媒体200あるいは210
に記録された画像データの管理情報の取得、そして記録
媒体200あるいは210の動作状態が画像処理装置1
00の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再
生動作に問題があるか否かの判断を行った結果(ステッ
プS125)、問題がないならばステップS126に進
む。
【0124】システム制御回路50は、表示部54を用
いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状
態の表示を行い(ステップS127)、ステップS13
1に進む。なお、画像表示部28の画像表示がONであ
ったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により
画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
【0125】シャッタースイッチSWlが解除されたな
らば(ステップS131)、ステップS106に戻る。
シャッタースイッチSW1が押されたならば(ステップ
S131)、ステップS132に進む。システム制御回
路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被
写体に合わせ、測光処理を行って絞り値およびシャッタ
ー時間を決定する(ステップS132)。なお、測光処
理において、必要であればフラッシュの設定も行う。こ
の測距・測光処理〔S132〕の詳細は図8を用いて後
述する。
【0126】測距・測光処理〔S132〕を終えたなら
ば、ステップS133に進む。システム制御回路50
は、電源制御手段80、コネクタ82、コネクタ310
および電池制御手段302を介して、温度測定手段30
8により電池ユニット300の温度測定を行う(ステッ
プS133)。温度測定の結果、電池ユニット300に
関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を、別の
温度領域に対応する情報に切り替える必要がないと判断
したならば(ステップS134)、ステップS139に
進む。
【0127】温度測定の結果、別の温度領域に対応する
情報に切り替える必要があると判断したならば(ステッ
プS134)、システム制御回路50は電池ユニット3
00の電池内メモリ306から、制御手段302、コネ
クタ310、コネクタ82および電源制御手段80を介
して、電池ユニット300に関する所定の情報を読み出
す、すなわち電池内データ読込み処理を実行する(ステ
ップS135)。
【0128】このように画像処理装置100の動作によ
る電池ユニット300の温度上昇や外部の雰囲気温度の
変化による電池ユニット300の温度変化によって、電
池ユニット300の温度が別の温度領域に変わった場
合、新たな温度領域に対応した電池ユニット300に関
する所定の情報を読み出して参照する。これにより画像
処理装置100と電池ユニット300との組合わせで動
作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池ユニット
300の動作温度領域毎の電池使用履歴情報に応じて動
的に変更する。このような方法により最適な電源管理を
行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0129】また、電池ユニット300の動作温度領域
毎に電池ユニット300が供給可能な負荷電力特性およ
び/または負荷電圧特性および/または負荷電流特性に
応じて、画像処理装置100の動作モードや動作速度、
動作シーケンスを変更する。このような方法により最適
な電源管理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが
可能となる。この電池内メモリデータ読込み処理〔S1
35〕の詳細は図5を用いて後述する。
【0130】電池内メモリデータ読込み処理〔S13
5〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが解除されていたならば(ステップS136)、シス
テム制御回路50は読み込んだデータに基づき、システ
ム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定
領域に設けられた電源動作パラメータの値や電池制御方
法を設定して記憶し(ステップS137)、ステップS
139に進む。
【0131】電池内メモリデータ読込み処理S135を
行った結果、システム制御回路50の内部メモリあるい
はメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラグが設
定されていたならば(ステップS136)、システム制
御回路50は電池ユニット300に関する所定の情報を
読み込めなかったと判断し、電源動作パラメータの値や
電池制御方法を標準状態に設定して(ステップS13
8)、ステップS139に進む。
【0132】なお、電池ユニット300に関する所定の
情報としては、画像処理装置100と電池ユニット30
0との組合わせで動作した場合の電源動作パラメータ、
負荷電力特性および/または負荷電圧特性および/また
は負荷電流特性、電池ユニット300の終止電圧、電池
ユニット300の内部温度などがある。
【0133】システム制御回路50は、電源制御手段8
0により電池ユニット300の残容量や動作情況が画像
処理装置100の動作に問題があるか否かを判断する
(ステップS139)。問題がないならば、表示部54
および/または画像表示部28を用いて画像や音声によ
り所定の電池残量表示を行い(ステップS145)、ス
テップS146に進む。電池ユニット300の残容量や
動作情況が画像処理装置100の動作に問題があるなら
ば、システム制御回路50は、表示部54および/また
は画像表示部28を用いて画像や音声により所定の電池
残量警告表示を行った後に(ステップS140)、電池
ユニット300の残容量を判断して、電池内メモリに書
き込むことが可能な残容量がないと判断した場合は(ス
テップS141)、ステップS144に進む。
【0134】電池ユニット300の残容量を判断して、
電池内メモリに書き込むことが可能な残容量があると判
断した場合は(ステップS141)、システム制御回路
50は、電池ユニット300に関する電池使用履歴情報
をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ5
2の所定領域に登録して記憶し(ステップS142)、
電池ユニット300に関する所定の情報を書き込む、す
なわち電池内メモリデータ書込み処理を実行する(ステ
ップS143)。
【0135】このように電源制御手段80により電池ユ
ニット300の残容量や動作情況が画像処理装置100
の動作に問題があると判断した場合に、電池ユニット3
00に関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を
記憶する。この記憶された電池ユニット300に関する
所定の情報を、動作温度領域に対応して電池ユニット3
00内のメモリ306に書き込むことにより、画像処理
装置100と電池ユニット300との組合わせで動作し
た場合の電源動作パラメータ、負荷電力特性および/ま
たは負荷電圧特性および/または負荷電流特性、電池ユ
ニット300の終止電圧、電池ユニット300の内部温
度等の情報を電池ユニット300内のメモリ306に記
憶することができる。
【0136】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じ
て動的に変更する。このような方法により最適な電源管
理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【0137】また、この記憶した情報を、画像処理装置
の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、電池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニッ
ト300が供給可能な負荷電力特性および/または負荷
電圧特性および/または負荷電流特性に応じて、画像処
理装置100の動作モードや動作速度、動作シーケンス
を変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0138】なお、この電池使用履歴情報の登録処理
〔S142〕の詳細は図7を、電池内メモリデータ書込
み処理〔S143〕の詳細は図6を用いて後述する。
【0139】システム制御回路50は、各表示部の表示
を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて
撮像部を保護する。フラグや制御変数等を含む必要なパ
ラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に
記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(ステップS144)、ステッ
プS106に戻る。
【0140】シャッタースイッチSW2が押されずに
(ステップS146)、さらにシャッタースイッチSW
1も解除されたならば(ステップS147)、ステップ
S106に戻る。シャッタースイツチSW1が押された
ままだったならば(ステップS147)、ステップS1
32に戻る。シャッタースイツチSW2が押されたなら
ば(ステップS146)、ステップS161に進む。
【0141】システム制御回路50は、撮影した画像デ
ータを記憶可能な画像記憶バッファ領域がメモリ30に
あるかどうかを判断する(ステップS161)。メモリ
30の画像記憶バッファ領域内に新たな画像データを記
憶可能な領域がないならば、表示部54を用いて画像や
音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS1
62)、ステップS106に戻る。
【0142】たとえば、メモリ30の画像記憶バッファ
領域内に記憶可能な最大枚数の速写撮影を行った直後
で、メモリ30から読み出して記憶媒体200あるいは
210に書き込むべき最初の画像がまだ記録媒体200
あるいは210に未記録な状態であり、まだ1枚の空き
領域もメモリ30の画像記憶バッファ領域上に確保でき
ない状態である場合等が、この状態の一例である。
【0143】なお、撮影した画像データを圧縮処理して
からメモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶する場合
は、圧縮した後の画像データ量が圧縮モードの設定に応
じて異なることを考慮して、記憶可能な領域がメモリ3
0の画像記憶バッファ領域上にあるかどうかをステップ
S161において判断することになる。
【0144】メモリ30に撮影した画像データを記憶可
能な画像記憶バッファ領域があるならば(ステップS1
61)、システム制御回路50は、撮像して所定時間蓄
積した撮像信号を撮像素子12から読み出す。そして、
A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路
22を介して、あるいはA/D変換器から直接メモリ制
御回路22を介してメモリ30の所定領域に撮影した画
像データを書き込む撮影処理を実行する(ステップS1
63)。この撮影処理〔S163〕の詳細は図9を用い
て後述する。
【0145】システム制御回路50は、撮影処理〔S3
39〕によってメモリ30に書き込まれた画像データを
読み出して、必要に応じて垂直加算処理や色処理を行っ
た後、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24
に表示画像を転送する(ステップS164)。システム
制御回路50は、画像表示部28の表示状態をクイック
レビュー表示状態に設定して(ステップS165)、ス
テップS166に進む。
【0146】クイックレビュー状態においては、表示画
像処理S164によって画像表示メモリ24に転送され
た画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器2
6を介して画像表示部28に表示することにより、撮影
画像の自動再生を行う電子ファインダー機能を実現して
いる。
【0147】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22および必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理、または必要に応じて画素正方化処理を行
う。圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じ
た画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(ステップS
166)、インタフエース90あるいは94、コネクタ
92あるいは96を介して、メモリカードやコンパクト
フラッシュカード等の記録媒体200あるいは210へ
画像データの書込みを行う記録処理を実行する(ステッ
プS167)。
【0148】なお、画像表示部28がONの場合は、記
録媒体200あるいは210へ画像データの書込みを行
っている間、書込み動作中であることを明示する、たと
えば「BUSY」のような表示を画像表示部28に対し
て行う。さらに、表示部54においてたとえばLEDを
点滅させる等の記録媒体書込み動作表示も併せて行う。
【0149】システム制御回路50は、電源制御手段8
0、コネクタ82、コネクタ310および電池制御手段
302を介して、温度測定手段308によって電池ユニ
ット300の温度測定を行う(ステップS168)。温
度測定の結果、電池ユニット300に関する動作温度領
域に応じた電池使用履歴情報を別の温度領域に対応する
情報に切り替える必要がないと判断したならば(ステッ
プS169)、ステップS174に進む。
【0150】温度測定の結果、別の温度領域に対応する
情報に切り替える必要があると判断したならば(ステッ
プS169)、システム制御回路50は電池ユニット3
00の電池内メモリ306から、制御手段302、コネ
クタ310、コネクタ82および電源制御手段80を介
して、電池ユニット300に関する所定の情報を読み出
す、すなわち電池内データ読込み処理を実行する(ステ
ップS170)。
【0151】このように画像処理装置100の動作によ
る電池ユニット300の温度上昇や外部の雰囲気温度の
変化による電池ユニット300の温度変化によって、電
池ユニット300の温度が別の温度領域に変わった場
合、新たな温度領域に対応した電池ユニット300に関
する所定の情報を読み出して参照する。これにより画像
処理装置100と電池ユニット300との組合わせで動
作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池ユニット
300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じて動的に
変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0152】また、電池ユニット300の動作温度領域
毎に電池ユニット300が供給可能な負荷電力特性およ
び/または負荷電圧特性および/または負荷電流特性に
応じて、画像処理装置100の動作モードや動作速度、
動作シーケンスを変更する。このような方法により最適
な電源管理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが
可能となる。この電池内メモリデータ読み込み処理〔S
170〕の詳細は図5を用いて後述する。
【0153】電池内メモリデータ読込み処理〔S17
0〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが解除されていたならば(ステップS171)、シス
テム制御回路50は読み込んだデータに基づき、システ
ム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定
領域に設けられた電源動作パラメータの値や電池制御方
法を設定して記憶し(ステップS172)、ステップS
174に進む。
【0154】電池内メモリデータ読込み処理〔S17
0〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが設定されていたならば(ステップS171)、シス
テム制御回路50は電池ユニット300に関する所定の
情報を読み込めなかったと判断し、電源動作パラメータ
の値や電池制御方法を標準状態に設定して(ステップS
173)、ステップS174に進む。
【0155】なお、前述したように電池ユニット300
に関する所定の情報としては、画像処理装置100と電
池ユニット300との組合わせで動作した場合の電源動
作パラメータ、負荷電力特性および/または負荷電圧特
性および/または負荷電流特性、電池ユニット300の
終止電圧、電池ユニット300の内部温度などがある。
【0156】システム制御回路50は、電源制御手段8
0により電池ユニット300の残容量や動作情況が画像
処理装置100の動作に問題があるか否かを判断する
(ステップS174)。問題がないならば表示部54お
よび/または画像表示部28を用いて画像や音声により
所定の電池残量表示を行い(ステップS180)、ステ
ップS181に進む。
【0157】電池ユニット300の残容量や動作情況が
画像処理装置100の動作に問題があるならば、システ
ム制御回路50は、表示部54および/または画像表示
部28を用いて画像や音声により所定の電池残量警告表
示を行った後に(ステップS175)、電池ユニット3
00の残容量を判断する。電池内メモリに書き込むこと
が可能な残容量がないと判断した場合は(ステップS1
76)、ステップS179に進む。
【0158】電池ユニット300の残容量を判断して、
電池内メモリに書き込むことが可能な残容量があると判
断した場合は(ステップS176)、システム制御回路
50は、電池ユニット300に関する電池使用履歴情報
をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ5
2の所定領域に登録して記憶し(ステップS177)、
電池ユニット300に関する所定の情報を書き込む、す
なわち電池内メモリデータ書込み処理を実行する(ステ
ップS178)。
【0159】このように電源制御手段80により電池ユ
ニット300の残容量や動作情況が画像処理装置100
の動作に問題があると判断した場合に、電池ユニット3
00に関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を
記憶する。記憶された電池ユニット300に関する所定
の情報を動作温度領域に対応して電池ユニット300内
のメモリ306に書き込むことにより、画像処理装置1
00と電池ユニット300との組合わせで動作した場合
の電源動作パラメータ、負荷電力特性および/または負
荷電圧特性および/または負荷電流特性、電池ユニット
300の終止電圧および電池ユニット300の内部温度
等の情報を電池ユニット300内のメモリ306に記憶
することができる。
【0160】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じ
て動的に変更する。このような方法により最適な電源管
理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【0161】また、この記憶した情報を、画像処理装置
の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、電池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニッ
ト300が供給可能な負荷電力特性および/または負荷
電圧特性および/または負荷電流特性に応じて、画像処
理装置100の動作モードや動作速度、動作シーケンス
を変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0162】なお、この電池使用履歴情報の登録処理
〔S177〕の詳細は図7を、電池内メモリデータ書込
み処理〔S178〕の詳細は図6を用いて後述する。
【0163】システム制御回路50は、各表示部の表示
を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて
撮像部を保護する。そしてフラグや制御変数等を含む必
要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ
56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28
を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する
等の所定の終了処理を行った後(ステップS179)、
ステップS106に戻る。
【0164】シャッタースイッチSW1が押されていた
ならば(ステップS181)、ステップS132に戻
る。シャッタースイッチSWlが押されていないならば
(ステップS181)、ステップS106に戻る。
【0165】以上説明したように、第1の実施形態で
は、画像処理装置100の電源をOFFにする毎に、電
池ユニット300に関する動作温度領域に応じた電池使
用履歴情報を記億する。この記憶した電池ユニット30
0に関する所定の情報を電池ユニット300内のメモリ
306に書き込み、画像処理装置100の動作温度領域
が変更する毎に、この記憶した情報の中から対応する動
作温度領域に応じた情報を読み出して参照する。これに
より画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、動作温度領域に応じた最適な電
源管理を行うことが可能となる。
【0166】図14および図15は、本発明の電池ユニ
ット300に記憶する情報の一例である。図14に示す
ように、たとえば高温、常温および低温の各温度領域に
応じて、画像処理装置100は、電池出力電圧測定を行
い、各種電源制御パラメータと共に電池ユニット300
の終止電圧を使用履歴情報として電池ユニット300内
のメモリ306の所定領域に記憶することができる。ま
た、図15に示すように、たとえば一20℃から50℃
までの7種類の各温度領域に応じて、画像処理装置10
0は、電池出力電圧測定を行う。各種電源制御パラメー
タと共に電池ユニット300の終止電圧を使用履歴情報
として電池ユニット300内のメモリ306の所定領域
に記憶することができる。
【0167】そして、画像処理装置100の動作温度領
域に応じて、記憶した使用履歴情報を読み出し、画像処
理装置100の終止電圧設定などの各種電源制御パラメ
ータとして用いることが可能である。
【0168】図5は、図2のステップS112、図3の
ステップS135、そして図4のステップS170にお
ける電池内メモリデータ読込み処理の詳細なフローチャ
ートを示す。
【0169】システム制御回路50は、電池ユニット3
00のメモリ306内にシステム識別情報が書き込まれ
ており(ステップS201)、その書き込まれたシステ
ム識別情報が画像処理装置100自身を示す自己識別情
報であったならば(ステップS202)、システム制御
回路50自身が以前書き込んだものと判断してステップ
S203に進む。システム制御回路50は、電池ユニッ
ト300のメモリ306内のシステム識別情報に、指定
した温度領域に該当する情報があるならば(ステップS
203)メモリ306から制御手段302、コネクタ3
10、コネクタ82および電源制御手段80を介して電
池使用履歴情報内の指定した温度領域のデータを読み出
して、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモ
リ52の所定領域に記憶し(ステップS204)、ステ
ップS206に進む。
【0170】そして、電池使用履歴情報の読込みが終了
したならば、システム制御回路50の内部メモリあるい
はメモリ52に記憶するエラーフラグを解除して(ステ
ップS206)、電池内メモリデータ読込み処理ルーチ
ンを終了する。
【0171】一方、電池ユニット300のメモリ306
内にシステム識別情報が書き込まれていない(ステップ
S201)、あるいは書き込まれたシステム識別情報が
あっても画像処理装置100自身を示す自己識別情報で
はないならば(ステップS202)、システム制御回路
50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメ
モリ52に記憶するエラーフラグを設定して(ステップ
S207)、電池内メモリデータ読込み処理ルーチンを
終了する。
【0172】図6は、図2のステップS108およびス
テップS120における電池内メモリデータ書込み処理
の詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50
は、電池ユニット300のメモリ306内にシステム識
別情報が書き込まれ(ステップS301)、その書き込
まれたシステム識別情報が画像処理装置100自身を示
す自己識別情報であったならば(ステップS302)、
指定した温度領域を選択して(ステップS304)シス
テム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所
定領域に記憶した電池使用履歴情報を読み出して、電源
制御手段80、コネクタ82、コネクタ310および制
御手段302を介して、メモリ306に書き込む(ステ
ップS305)。
【0173】一方、電池ユニット300のメモリ306
内にシステム識別情報が書き込まれていない(ステップ
S301)、あるいは書き込まれたシステム識別情報が
あっても画像処理装置100自身を示す自己識別情報で
はないならば(ステップS302)、システム制御回路
50は、電池ユニット300のメモリ306内に自己識
別情報を登録して書き込んだ後に(ステップS30
3)、指定した温度領域を選択して(ステップS30
4)電池使用履歴情報の書込みを行う(ステップS30
4)。電池使用履歴情報の書込みを終えたならば(ステ
ップS305)、電池内メモリデータ書込み処理ルーチ
ンを終了する。
【0174】図7は、図2のステップS107およびス
テップS119における電池使用履歴情報の登録処理の
詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50
は、電源制御手段80あるいは制御手段302により電
池出力電圧の測定を行う(ステップS401)。測定し
た電圧データを電源制御手段から読み出し、あるいは制
御手段302、コネクタ310、コネクタ82および電
源制御手段80を介して読み出し、システム制御回路5
0の内部メモリあるいはメモリ52の所定領域に電池使
用履歴情報として登録して記憶する(ステップS40
2)。続いてシステム制御回路50は、温度測定手段3
08により電池ユニット300内部の温度測定を行う
(ステップS403)。測定した温度データを制御手段
302、コネクタ310、コネクタ82および電源制御
手段80を介して読み出し、システム制御回路50の内
部メモリあるいはメモリ52の所定領域に電池使用履歴
情報として登録して記憶する(ステップS404)。
【0175】そして、システム制御回路50は、電源制
御パラメータ(電池終始電圧、装置の負荷電流特性等)
を、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ
52の所定領域に電池使用履歴情報として登録して記憶
する(ステップS405)。一連の電池使用履歴情報の
登録処理を終えたならば、電池使用履歴情報登録処理ル
ーチンを終了する。
【0176】図8は、図3のステップS132における
測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。システ
ム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出
し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影
画像データを逐次読み込む(ステップS1001)。こ
の逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路
20は、TTL方式のAE処理、EF処理、AF処理に
用いる所定の演算を行う。
【0177】なお、ここでの各処理は、撮影した全画素
数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取
って抽出し、演算に用いる。これによりTTL方式のA
E、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モ
ード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモ
ード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0178】画像処理回路20の演算結果を用いて、シ
ステム制御回路50は露出(AE)が適正と判断される
までは(ステップS1002)、露光制御手段40を用
いてAE制御を行う(ステップS1003)。AE制御
で得られた測定データを用いて、システム制御回路50
はフラッシュが必要か否かを判断する(ステップS10
04)。フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセ
ツトし、フラッシュ48を充電する(ステップS100
5)。露出(AE)が適正と判断したならば(ステップ
S1002)、測定データおよび/または設定パラメー
タをシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ
52に記憶する。
【0179】画像処理回路20の演算結果およびAE制
御で得られた測定データを用いて、システム制御回路5
0はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるま
では(ステップS1006)、画像処理回路20を用い
て色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(ス
テップS1007)。ホワイトバランス(AWB)が適
正と判断したならば(ステップS1006)、測定デー
タおよび/または設定パラメータをシステム制御回路5
0の内部メモリあるいはメモリ52に記憶する。
【0180】AE制御およびAWB制御で得られた測定
データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)
が合焦と判断されるまで(ステップS1008)、測距
制御手段42を用いてAF制御を行う(ステップS10
09)。測距(AF)が合焦と判断したならば(ステッ
プS1008)、測定データおよび/または設定パラメ
ータをシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモ
リ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンを終了する。
【0181】図9は、図4のステップS163における
撮影処理の詳細なフローチャートを示す。システム制御
回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるい
はメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御
手段40によって、絞り機能を有するシャッター12を
絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する(ステ
ップS1161,S1162)。フラッシュ・フラグに
よりフラッシュ48が必要か否かを判断し(ステップS
1163)、必要な場合はフラッシュを発光させる(ス
テップS1164)。
【0182】システム制御回路50は、測光データに従
って撮像素子14の露光終了を待ち(ステップS116
5)、シャッター12を閉じて(ステップS116
6)、撮像素子14から電荷信号を読み出す。A/D変
換器16、画像処理回路20およびメモリ制御回路22
を介して、あるいはA/D変換器16から直接メモリ制
御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを
書き込む(ステップS1167)。一連の処理を終えた
ならば、撮影処理ルーチンを終了する。
【0183】図5〜至12を参照して、本発明の第2の
実施形態の動作を説明する。図10〜図12は、本実施
例の画像処理装置100の主ルーチンのフローチャート
を示す。図10〜図12を用いて、画像処理装置100
の動作を説明する。電池交換等の電源投入により、シス
テム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると
共に、画像制御装置100各部の初期化処理を行う(ス
テップS501)。
【0184】システム制御回路50は、電源スイッチ7
2の設定位置を判断し、電源スイッチ72が電源OFF
に設定されていたならば(ステップS502)、電池ユ
ニット300に関する電池使用履産情報をシステム制御
回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定領域に
登録して記憶し(S503)、電池ユニット300に関
する所定の情報を書き込む、すなわち電池内メモリデー
タ書込み処理を実行する。この後に(ステップS50
4)、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモ
リ52の所定領域に記憶された電源ONフラグを解除す
る(ステップS505)。各表示部の表示を終了状態に
変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護
する。フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設
定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源
制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置
100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理
を行った後(ステップS506)、ステップS502に
戻る。
【0185】このように画像処理装置100の電源をO
FFにする毎に、電池ユニット300に関する動作温度
領域に応じた電池使用履歴情報を記憶する。この記憶さ
れた電池ユニット300に関する所定の情報を動作温度
領域に対応して電池ユニット300内のメモリ306に
書き込む。これにより画像処理装置100と電池ユニッ
ト300との組合わせで動作した場合の電源動作パラメ
ータ、負荷電力特性および/または負荷電圧特性および
/または負荷電流特性、電池ユニット300の終止電
圧、電池ユニット300の内部温度等の情報を電池ユニ
ット300内のメモリ306に記憶することができる。
【0186】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じ
て動的に変更する。このような方法により最適な電源管
理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【0187】また、この記憶した情報を、画像処理装置
の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、電池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニッ
ト300が供給可能な負荷電力特性および/または負荷
電圧特性および/または負荷電流特性に応じて、画像処
理装置100の動作モードや動作速度、動作シーケンス
を変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0188】なお、この電池使用履歴情報の登録処理
〔S503〕の詳細は図7を、電池内メモリデータ書込
み処理〔S504〕の詳細は図6を用いて前述した通り
である。電源スイツチ72が電源ONに設定されていた
ならば(ステップS502)、システム制御回路50
は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ
52の所定領域に記憶された電源ONフラグの設定状態
を判断する(ステップS507)。電源ONフラグが設
定されていたならば、既に画像処理装置100の電源が
ON状態にあったと判断して、ステップS513に進
む。
【0189】電源ONフラグが解除されていたならば
(ステップS507)、新たに画像処理装置100の電
源がON状態にされたと判断して、ステップS508に
進む。システム制御回路50は、電源制御手段80、コ
ネクタ82、コネクタ310および電池制御手段302
を介して、温度測定手段308により電池ユニット30
0の温度測定を行う(ステップS513)。温度測定の
結果、電池ユニット300に関する動作温度領域に応じ
た電池使用履歴情報を別の温度領域に対応する情報に切
り替える必要がないと判断したならば(ステップS51
4)、ステップS515に進む。温度測定の結果、別の
温度領域に対応する情報に切り替える必要があると判断
したならば(ステップS514)、システム制御回路5
0は、ステップS508に進む。
【0190】システム制御回路50は電池ユニット30
0の電池内メモリ306から、制御手段302、コネク
タ310、コネクタ82および電源制御手段80を介し
て、電池ユニット300に関する所定の情報を読み出
す、すなわち電池内データ読込み処理を実行した後に
(ステップS508)、システム制御回路50の内部メ
モリあるいはメモリ52の所定領域に記憶された電源O
Nフラグを設定して(ステップS509)、ステップS
510に進む。この電池内メモリデータ読込み処理〔S
508〕の詳細は図5を用いて前述した通りである。
【0191】電池内メモリデータ読込み処理〔S50
8〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが解除されていたならば(ステップS510)、シス
テム制御回路50は読み込んだデータに基づき、システ
ム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定
領域に設けられた電源動作パラメータの値や電池制御方
法を設定して記憶し(ステップS511)、ステップS
515に進む。
【0192】電池内メモリデータ読込み処理〔S50
8〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが設定されていたならば(ステップS510)、シス
テム制御回路50は電池ユニット300に関する所定の
情報を読み込めなかったと判断し、電源動作パラメータ
の値や電池制御方法を標準状態に設定して(ステップS
512)、ステップS515に進む。
【0193】なお、電池ユニット300に関する所定の
情報としては、画像処理装置100と電池ユニット30
0との組合わせで動作した場合の電源動作パラメータ、
負荷電力特性および/または負荷電圧特性および/また
は負荷電流特性、電池ユニット300の終止電圧、電池
ユニット300の内部温度などがある。
【0194】システム制御回路50は、電源制御手段8
0により電池ユニット300の残容量や動作情況が画像
処理装置100の動作に問題があるか否かを判断する
(ステップS515)。問題があるならば表示部54お
よび/または画像表示部28を用いて画像や音声により
所定の電池残量警告表示を行った後に(ステップS51
6)、電池ユニット300の残容量を判断して、電池内
メモリに書き込むことが可能な残容量がないと判断した
場合は(ステップS517)、ステップS520に進
む。
【0195】電池ユニット300の残容量を判断して、
電池内メモリに書き込むことが可能な残容量があると判
断した場合は(ステップS517)、システム制御回路
50は、電池ユニット300に関する電池使用履歴情報
をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ5
2の所定領域に登録して記憶し(ステップS518)、
電池ユニット300に関する所定の情報を書き込む、す
なわち電池内メモリデータ書込み処理を実行する(ステ
ップS519)。
【0196】このように電源制御手段80により電池ユ
ニット300の残容量や動作情況が画像処理装置100
の動作に問題があると判断した場合に、電池ユニット3
00に関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を
記憶する。この記憶された電池ユニット300に関する
所定の情報を動作温度領域に対応して、電池ユニット3
00内のメモリ306に書き込むことにより、画像処理
装置100と電池ユニット300との組み合わせで動作
した場合の電源動作パラメータ、負荷電力特性および/
または負荷電圧特性および/または負荷電流特性、電池
ユニット300の終止電圧、電池ユニット300の内部
温度等の情報を電池ユニット300内のメモリ306に
記憶することができる。
【0197】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じ
て動的に変更する。このような方法により最適な電源管
理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【0198】また、この記憶した情報を、画像処理装置
の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、電池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニッ
ト300が供給可能な負荷電力特性および/または負荷
電圧特性および/または負荷電流特性に応じて、画像処
理装置100の動作モードや動作速度、動作シーケンス
を変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。な
お、この電池使用履歴情報の登録処理〔S518〕の詳
細は図7を、電池内メモリデータ書込み処理〔S51
9〕の詳細は図6を用いて、それぞれ前述した通りであ
る。
【0199】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定領域に記
憶された電源ONフラグを解除し(ステップS52
0)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段1
02のバリアを閉じて撮像部を保護する。フラグや制御
変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを
不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により
画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な
電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(ステッ
プS521)、ステップS502に戻る。
【0200】電池ユニット300の残容量や動作情況に
問題がないならば(ステップS515)、システム制御
回路50は、表示部54および/または画像表示部28
を用いて画像や音声により所定の電池残量表示を行い
(ステップS522)、ステップS523に進む。
【0201】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS523)、システム制
御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し
(ステップS524)、処理を終えたならばステップS
502に戻る。モードダイアル60が撮影モードに設定
されていたならば(ステップS523)、システム制御
回路50は、記録媒体200あるいは210が装着され
ているかどうかの判断、記録媒体200あるいは210
に記録された画像データの管理情報の取得、そして記録
媒体200あるいは210の動作状態が画像処理装置1
00の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再
生動作に問題があるか否かの判断を行う(ステップS5
25)。問題があるならば表示部54を用いて画像や音
声により所定の警告表示を行った後に(ステップS52
6)、ステップS502に戻る。
【0202】記録媒体200あるいは210が装着され
ているかどうかの判断、記録媒体200あるいは210
に記録された画像データの管理情報の取得、そして記録
媒体200あるいは210の動作状態が画像処理装置1
00の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再
生動作に問題があるか否かの判断を行った結果(ステッ
プS525)、問題がないならば、ステップS527に
進む。
【0203】システム制御回路50は表示部54を用い
て、画像や音声により画像処理装置100の各種設定状
態の表示を行い(ステップS527)、ステップS53
1に進む。なお、画像表示部28の画像表示がONであ
ったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により
画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
【0204】シャッタースイッチSW1が解除されたな
らば(ステップS531)、ステップS502に戻る。
シャッタースイッチSW1が押されたならば(ステップ
S531)、ステップS532に進む。システム制御回
路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被
写体に合わせ、測光処理を行って絞り値およびシャッタ
ー時間を決定する(ステップS532)。なお、測光処
理において、必要であればフラッシュの設定も行う。こ
の測距・測光処理〔S532〕の詳細は図8を用いて前
述した通りである。測距・測光処理〔S532〕を終え
たならば、ステップS533に進む。
【0205】システム制御回路50は、電源制御手段8
0、コネクタ82、コネクタ310および電池制御手段
302を介して、温度測定手段308によって電池ユニ
ット300の温度測定を行う(ステップS533)。温
度測定の結果、電池ユニット300に関する動作温度領
域に応じた電池使用履歴情報を別の温度領域に対応する
情報に切り替える必要がないと判断したならば(ステッ
プS534)、ステップS539に進む。
【0206】温度測定の結果、別の温度領域に対応する
情報に切り替える必要があると判断したならば(ステッ
プS534)、システム制御回路50は電池ユニット3
00の電池内メモリ306から、制御手段302、コネ
クタ310、コネクタ82および電源制御手段80を介
して、電池ユニット300に関する所定の情報を読み出
す、すなわち電池内データ読込み処理を実行する(ステ
ップS535)。
【0207】このように画像処理装置100の動作によ
る電池ユニット300の温度上昇や外部の雰囲気温度の
変化による電池ユニット300の温度変化によって、電
池ユニット300の温度が別の温度領域に変わった場
合、新たな温度領域に対応した電池ユニット300に関
する所定の情報を読み出して参照する。これにより画像
処理装置100と電池ユニット300との組合わせで動
作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池ユニット
300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じて動的に
変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0208】また、電池ユニット300の動作温度領域
毎に電池ユニット300が供給可能な負荷電力特性およ
び/または負荷電圧特性および/または負荷電流特性に
応じて、画像処理装置100の動作モードや動作速度、
動作シーケンスを変更するなどの方法により最適な電源
管理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能と
なる。この電池内メモリデータ読込み処理〔S535〕
の詳細は図5を用いて前述した通りである。
【0209】電池内メモリデータ読込み処理〔S53
5〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが解降されていたならば(ステップS536)、シス
テム制御回路50は読み込んだデータに基づき、システ
ム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定
領域に設けられた電源動作パラメータの値や電池制御方
法を設定して記憶し(ステップS537)、ステップS
539に進む。
【0210】電池内メモリデータ読込み処理〔S53
5〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが設定されていたならば(ステップS536)、シス
テム制御回路50は電池ユニット300に関する所定の
情報を読み込めなかったと判断し、電源動作パラメータ
の値や電池制御方法を標準状態に設定して(ステップS
538)、ステップS539に進む。
【0211】なお、電池ユニット300に関する所定の
情報としては、画像処理装置100と電池ユニット30
0との組合わせで動作した場合の電源動作パラメータ、
負荷電力特性および/または負荷電圧特性および/また
は負荷電流特性、電池ユニット300の終止電圧、電池
ユニット300の内部温度などがある。
【0212】システム制御回路50は、電源制御手段8
0により電池ユニット300の残容量や動作情況が画像
処理装置100の動作に問題があるか否かを判断する
(ステップS539)。問題がないならば、表示部54
および/または画像表示部28を用いて画像や音声によ
り所定の電池残量表示を行い(ステップS545)、ス
テップS546に進む。電池ユニット300の残容量や
動作情況が画像処理装置100の動作に問題があるなら
ば、システム制御回路50は、表示部54および/また
は画像表示部28を用いて画像や音声により所定の電池
残量警告表示を行った後に(ステップS540)、電池
ユニット300の残容量を判断して、電池内メモリに書
き込むことが可能な残容量がないと判断した場合は(ス
テップS541)、ステップS544に進む。
【0213】電池ユニット300の残容量を判断して、
電池内メモリに書き込むことが可能な残容量があると判
断した場合は(ステップS541)、システム制御回路
50は、電池ユニット300に関する電池使用履歴情報
をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ5
2の所定領域に登録して記憶し(ステップS542)、
電池ユニット300に関する所定の情報を書き込む、す
なわち電池内メモリデータ書込み処理を実行する(ステ
ップS543)。
【0214】このように電源制御手段80により電池ユ
ニット300の残容量や動作情況が画像処理装置100
の動作に問題があると判断した場合に、電池ユニット3
00に関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を
記憶する。この記憶された電池ユニット300に関する
所定の情報を動作温度領域に対応して、電池ユニット3
00内のメモリ306に書き込むことにより、画像処理
装置100と電池ユニット300との組合わせで動作し
た場合の電源動作パラメータ、負荷電力特性および/ま
たは負荷電圧特性および/または負荷電流特性、電池ユ
ニット300の終止電圧、電池ユニット300の内部温
度等の情報を電池ユニット300内のメモリ306に記
憶することができる。
【0215】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じ
て動的に変更する。このような方法により最適な電源管
理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【0216】また、この記憶した情報を、画像処理装置
の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、電池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニッ
ト300が供給可能な負荷電力特性および/または負荷
電圧特性および/または負荷電流特性に応じて、画像処
理装置100の動作モードや動作速度、動作シーケンス
を変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。な
お、この電池使用履歴情報登録処理〔S542〕の詳細
は図7を、電池内メモリデータ書込み処理〔S543〕
の詳細は図6を用いて、それぞれ前述した通りである。
【0217】システム制御回路50は、各表示部の表示
を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて
撮像部を保護する。そしてフラグや制御変数等を含む必
要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ
56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28
を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する
等の所定の終了処理を行った後(ステップS544)、
ステップS502に戻る。
【0218】シャッタースイッチSW2が押されずに
(ステップS546)、さらにシャッタースイッチSW
lも解除されたならば(ステップS547)、ステップ
S502に戻る。シャッタースイッチSWlが押された
ままだったならば(ステップS547)、ステップS5
32に戻る。シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(ステップS546)、ステップS561に進む。
【0219】システム制御回路50は、撮影した画像デ
ータを記憶可能な画像記憶バッファ領域がメモリ30に
あるかどうかを判断する(ステップS561)。メモリ
30の画像記憶バッファ領域内に新たな画像データを記
憶可能な領域がないならば、表示部54を用いて画像や
音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS5
62)、ステップS502に戻る。
【0220】たとえばメモリ30の画像記憶バッファ領
域内に記憶可能な最大枚数の速写撮影を行った直後で、
メモリ30から読み出して記憶媒体200あるいは21
0に書き込むべき最初の画像がまだ記録媒体200ある
いは210に未記録な状態であり、まだ1枚の空き領域
もメモリ30の画像記憶バッファ領域上に確保できない
状態である場合などが、この状態の一例である。
【0221】なお、撮影した画像データを圧縮処理して
からメモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶する場合
は、圧縮した後の画像データ量が圧縮モードの設定に応
じて異なることを考慮して、記憶可能な領域がメモリ3
0の画像記憶バッファ領域上にあるかどうかをステップ
S561において判断することになる。
【0222】メモリ30に撮影した画像データを記憶可
能な画像記憶バッファ領域があるならば(ステップS5
61)、システム制御回路50は、撮像して所定時間蓄
積した撮像信号を撮像素子12から読み出し、A/D変
換器16、画像処理回路20およびメモリ制御回路22
を介して、あるいはA/D変換器から直接メモリ制御回
路22を介してメモリ30の所定領域に撮影した画像デ
ータを書き込む撮影処理を実行する(ステップS56
3)。この撮影処理〔S563〕の詳細は図8を用いて
前述した通りである。
【0223】システム制御回路50は、撮影処理〔S5
63〕によってメモリ30に書き込まれた画像データを
読み出して、必要に応じて垂直加算処理や色処理を行っ
た後、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24
に表示画像を転送する(ステップS564)。システム
制御回路50は、画像表示部28の表示状態をクイック
レビュー表示状態に設定して(ステップS565)、ス
テップS566に進む。
【0224】クイックレビュー状態においては、表示画
像処理〔S564〕によって画像表示メモリ24に転送
された画像データをメモリ制御回路22およびD/A変
換器26を介して、画像表示部28に表示することによ
り撮影画像の自動再生を行う電子ファインダー機能を実
現している。
【0225】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22および必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理、または必要に応じて画素正方化処理を行
う。そして圧縮・伸長回路32を用いて設定したモード
に応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後(ステ
ップS566)、インタフェース90あるいは94、コ
ネクタ92あるいは96を介して、メモリカードやコン
パクトフラッシュカード等の記録媒体200あるいは2
10へ画像データの書込みを行う記録処理を実行する
(ステップS567)。
【0226】なお、画像表示部28がONの場合は、記
録媒体200あるいは210へ画像データの書込みを行
っている間、書込み動作中であることを明示する、たと
えば「BUSY」のような表示を画像表示部28に対し
て行う。さらに、表示部54においてたとえばLEDを
点滅させる等の記録媒体に対する書込み動作表示も併せ
て行う。
【0227】システム制御回路50は、電源制御手段8
0、コネクタ82、コネクタ310および電池制御手段
302を介して、温度測定手段308によって電池ユニ
ット300の温度測定を行う(ステップS568)。温
度測定の結果、電池ユニット300に関する動作温度領
域に応じた電池使用履歴情報を別の温度領域に対応する
情報に切り替える必要がないと判断したならば(ステッ
プS569)、ステップS574に進む。
【0228】温度測定の結果、別の温度領域に対応する
情報に切り替える必要があると判断したならば(ステッ
プS569)、システム制御回路50は電池ユニット3
00の電池内メモリ306から、制御手段302、コネ
クタ310、コネクタ82および電源制御手段80を介
して、電池ユニット300に関する所定の情報を読み出
す、すなわち電池内データ読込み処理を実行する(ステ
ップS570)。
【0229】このように画像処理装置100の動作によ
る電池ユニット300の温度上昇や外部の雰囲気温度の
変化による電池ユニット300の温度変化によって、電
池ユニット300の温度が別の温度領域に変わった場
合、新たな温度領域に対応した電池ユニット300に関
する所定の情報を読み出して参照する。これにより画像
処理装置100と電池ユニット300との組合わせで動
作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池ユニット
300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じて動的に
変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0230】また、電池ユニット300の動作温度領域
毎に電池ユニット300が供給可能な負荷電力特性およ
び/または負荷電圧特性および/または負荷電流特性に
応じて、画像処理装置100の動作モードや動作速度、
動作シーケンスを変更するなどの方法により最適な電源
管理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能と
なる。この電池内メモリデータ読込み処理〔S570〕
の詳細は図5を用いて前述した通りである。
【0231】電池内メモリデータ読込み処理〔S57
0〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが解除されていたならば(ステップS571)、シス
テム制御回路50は読み込んだデータに基づき、システ
ム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52の所定
領域に設けられた電源動作パラメータの値や電池制御方
法を設定して記憶し(ステップS572)、ステップS
574に進む。
【0232】電池内メモリデータ読込み処理〔S57
0〕を行った結果、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶されたエラーフラ
グが設定されていたならば(ステップS571)、シス
テム制御回路50は電池ユニット300に関する所定の
情報を読み込めなかったと判断する。そして電源動作パ
ラメータの値や電池制御方法を標準状態に設定して(ス
テップS573)、ステップS574に進む。
【0233】なお、電池ユニット300に関する所定の
情報としては、画像処理装置100と電池ユニット30
0との組合わせで動作した場合の電源動作パラメータ、
負荷電力特性および/または負荷電圧特性および/また
は負荷電流特性、電池ユニット300の終止電圧、電池
ユニット300の内部温度などがある。
【0234】システム制御回路50は、電源制御手段8
0により電池ユニット300の残容量や動作情況が画像
処理装置100の動作に問題があるか否かを判断する
(ステップS574)。問題がないならば、表示部54
および/または画像表示部28を用いて画像や音声によ
り所定の電池残量表示を行い(ステップS580)、ス
テップS581に進む。
【0235】電池ユニット300の残容量や動作情況が
画像処理装置100の動作に問題があるならば、システ
ム制御回路50は、表示部54および/またはは像表示
部28を用いて画像や音声により所定の電池残量警告表
示を行った後に(ステップS575)、電池ユニット3
00の残容量を判断して、電池内メモリに書き込むこと
が可能な残容量がないと判断した場合は(ステップS5
76)、ステップS579に進む。
【0236】電池ユニット300の残容量を判断して、
電池内メモリに書き込むことが可能な残容量があると判
断した場合は(ステップS576)、システム制御回路
50は、電池ユニット300に関する電池使用履歴情報
をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ5
2の所定領域に登録して記憶し(ステップS577)、
電池ユニット300に関する所定の情報を書き込む、す
なわち電池内メモリデータ書込み処理を実行する(ステ
ップS578)。
【0237】このように電源制御手段80により電池ユ
ニット300の残容量や動作情況が画像処理装置100
の動作に問題があると判断した場合に、電池ユニット3
00に関する動作温度領域に応じた電池使用履歴情報を
記憶する。この記憶された電池ユニット300に関する
所定の情報を、動作温度領域に対応して電池ユニット3
00内のメモリ306に書き込むことにより、画像処理
装置100と電池ユニット300との組合わせで動作し
た場合の電源動作パラメータ、負荷電力特性および/ま
たは負荷電圧特性および/または負荷電流特性、電池ユ
ニット300の終止電圧、電池ユニット300の内部温
度等の情報を電池ユニット300内のメモリ306に記
憶することができる。
【0238】そして、この記憶した情報を、画像処理装
置の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、画像処理装置100と電池ユニット300との組合
わせで動作した場合に、たとえば電池の終止電圧を電池
ユニット300の動作温度領域毎の使用履歴情報に応じ
て動的に変更する。このような方法により最適な電源管
理を行い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【0239】また、この記憶した情報を、画像処理装置
の動作温度領域に応じて読み出して参照することによ
り、電池ユニット300の動作温度領域毎に電池ユニッ
ト300が供給可能な負荷電力特性および/または負荷
電圧特性および/または負荷電流特性に応じて、画像処
理装置100の動作モードや動作速度、動作シーケンス
を変更する。このような方法により最適な電源管理を行
い、電池動作時間を大幅に伸ばすことが可能となる。な
お、この電池使用履歴情報登録処理〔S577〕の詳細
は図7を、電池内メモリデータ書込み処理〔S578〕
の詳細は図6を用いて、それぞれ前述した通りである。
【0240】システム制御回路50は、各表示部の表示
を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて
撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラ
メータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記
録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画
像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定
の終了処理を行った後(ステップS579)、ステップ
S502に戻る。
【0241】シャッタースイッチSWlが押されていた
ならば(ステップS581)、ステップS532に戻
る。シャッタースイッチSW1が押されていないならば
(ステップS581)、ステップS502に戻る。
【0242】以上説明したように、第2の実施形態にお
いては、画像処理装置100の電源をOFFにする毎
に、電池ユニット300に関する動作温度領域に応じた
電池使用履歴情報を記憶する。この記憶した電池ユニッ
ト300に関する所定の情報を電池ユニット300内の
メモリ306に書き込み、そして画像処理装置100の
電源をONにする毎に、あるいは画像処理装置100の
動作温度領域が変更する毎に、この記憶した情報の中か
ら対応する動作温度領域に応じた情報を読み出して参照
する。これにより画像処理装置100と電池ユニット3
00との組合わせで動作した場合に動作温度領域に応じ
た最適な電源管理を行うことが可能となる。
【0243】以上、図1〜図14を用いて本発明の実施
形態の説明を行った。なお、実施形態の説明において
は、システム制御回路50は電源制御手段80、電池制
御手段302を介して、メモリ306に使用温度領域に
応じた所定の使用電池履歴情報を記憶し、読み出す例と
して説明したが、システム制御回路50が電源制御手段
80および/または電池制御手段302を介さずにメモ
リ306に記憶し、読み出すようにしてもよい。
【0244】また、温度測定手段308は電池ユニット
300にある例を説明したが、画像処理装置100に温
度測定手段がある、あるいは電池ユニット300と画像
処理装置100の両方に温度測定手段ある構成としても
よい。そして、図5のステップS203において指定温
度領域がなかった場合に、図5のステップS205にお
いて標準設定データの読込みを行うとして説明したが、
指定した以外の他の温度領域の値を元に演算、推測して
決定する構成としてもよい。
【0245】また、画像処理装置100の電源をOFF
状態に設定する際に電池内メモリにデータを書き込む例
として説明したが、所定の時間毎に電池内メモリにデー
タを書き込むようにしても、画像処理装置100の電源
をOFF状態に設定する際および所定の時間毎に電池内
メモリにデータを書き込むようにしても、どちらであっ
てもよい。そして、システム制御回路50の内部メモリ
あるいはメモリ52の所定領域に記憶するエラーフラグ
が設定されていたならば、電源制御パラメータを標準設
定にする例として説明したが、エラーフラグが設定され
ていたならば電源制御パラメータの設定変更を禁止する
ようにしてもよい。
【0246】なお、実施形態の説明においては、電池ユ
ニット300が単数の種類であるとして説明したが、電
池ユニット300が異なる複数の種類で構成されていて
もよい。画像処理装置100と複数の種類の電池ユニッ
ト300との組み合わせで構成されていてもよい。ま
た、画像処理装置100に複数の電池ユニット300が
同時に接続できる構成としてもよい。この場合も、異な
る複数の種類の電池ユニット300が同時に画像処理装
置に複数接続できる構成としてもよい。
【0247】さらに、複数の電池ユニット300のうち
任意の電池ユニットに対して、画像処理装置100から
電池ユニットの内蔵メモリに電池使用履歴情報を記憶す
るように構成してもよい。この場合も、異なる複数の種
類の電池ユニット300のうち任意の種類の電池ユニッ
トに対して、画像処理装置100から電池ユニットの内
蔵メモリに電池使用履歴情報を記憶するように構成して
もよい。
【0248】そして、記録媒体200および210は、
PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリ
カード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDA
T、光磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディ
スク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されてい
てもよい。また、記録媒体200および210がメモリ
カードとハードディスク等が一体となった複合媒体であ
ってもよい。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能
な構成としてもよい。
【0249】そして、実施形態の説明においては、記録
媒体200および210は画像処理装置100と分離し
ていて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれ
かあるいは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定
したままとなっていてもよい。また、画像処理装置10
0に記録媒体200あるいは210が、単数或いは複数
の任意の個数接続可能な構成であってもよい。そして、
画像処理装置100に記録媒体200および210が装
着する構成として説明したが、記録媒体は単数あるいは
複数の何れの組合わせの構成であってもよい。
【0250】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出し実行することによっても、達成されることは言
うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプ
ログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0251】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、たとえばフロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
等を用いることができる。
【0252】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0253】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0254】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子カメラ等の画像処理装置と電池を用いた電池システム
においては、撮影枚数あるいは撮影時間を増やすため
に、より大容量、より高エネルギー密度の電池、特にN
iMH電池、Li−ion電池等の二次電池を用いる必
要があり、このために電池の体積や重量が増えて電池の
価格が高くなる等の問題を解消することができる。
【0255】また、より大容量、より高エネルギー密度
の電池を用いる代わりに、同じ容量、同じエネルギー密
度の電池であっても、画像処理装置の電源回路において
電池の終止電圧を低く設定して電池総容量を無駄なく使
い切る方法により、撮影枚数あるいは撮影時間を増やす
ことも可能である。ところが、画像処理装置を用いた電
池システムから着脱可能な構成の電池を用いる場合、電
池ごとの個体性能差により、比較的低い終止電圧まで電
流供給可能な電池もあれば、比較的高い終止電圧で電流
供給を終えてしまう電池もある。このため画像処理装置
の安定動作を鑑みて比較的高い終止電圧で電池の使用を
終える必要がある。特に電池の温度特性による性能差は
著しく、これに電池ごとの個体性能差が加わるため、さ
らに高い終止電圧で電池の使用を終える必要がある等の
問題を解消することができる。
【0256】そして、電池の温度特性による性能差に応
じて、より低い終止電圧まで電流供給可能な状態の電池
であっても、電池総容量を使い切らずに使用中止にする
必要がある。撮影枚数あるいは撮影時間を増やすことが
難しい等の問題を解消することができる。
【0257】また、特定の画像処理装置を用いた電池シ
ステム専用の二次電池ではなく、汎用の二次電池を用い
る場合、事前に画像処理装置と全ての汎用の二次電池を
組み合わせて最適な終止電圧の設定条件を求めることは
極めて難しい。このため、より安全な値の終止電圧を設
定して用いることしかできず、このため撮影枚数あるい
は撮影時間を増やすことが難しい等の問題を解消するこ
とができる。
【0258】そして、特定の画像処理装置を用いた電池
システム専用の二次電池ではないため、二次電池内に制
御回路やメモリを備えて事前に準備されたプログラムや
情報に応じて二次電池の出力電圧制御を行うものであっ
ても、事前に画像処理装置側の負荷電力状況を知り得な
い。このため最適な終止電圧の設定条件を設定すること
は極めて難しく、さらには二次電池内の制御回路が不適
切な終止電圧設定を行って、画像処理装置の動作中に意
図しない状況で電池からの電力供給を停止されてしまう
おそれすらある。このため、より安全な値の終止電圧を
設定して用いることしかできず、撮影枚数あるいは撮影
時間を増やすことが難しい等の問題を解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施形態における主ルーチンのフロー
チャートである。
【図3】本発明の実施形態における主ルーチンのフロー
チャートである。
【図4】本発明の実施形態における主ルーチンのフロー
チャートである。
【図5】本発明の実施形態における電池内メモリデータ
読込み処理ルーチンのフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態における電池内メモリデータ
書込み処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態における電池使用履歴情報登
録処理ルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態における測距・測光処理ルー
チンのフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態における撮影処理ルーチンの
フローチャートである。
【図10】本発明の他の実施形態における主ルーチンの
フローチャートである。
【図11】本発明の他の実施形態における主ルーチンの
フローチャートである。
【図12】本発明の他の実施形態における主ルーチンの
フローチャートである。
【図13】本発明に係る電池ユニットの特性の一例を説
明するための図である。
【図14】本発明に係る電池ユニットに記憶する情報の
一例を示す図である。
【図15】本発明に係る電池ユニットに記憶する情報の
一例を示す図である。
【符号の説明】
10 撮影レンズ、12 シャッター、14 撮像素
子、16 A/D変換器、18 タイミング発生回路、
20 画像処理回路、22 メモリ制御回路、24画像
表示メモリ、26 D/A変換器、28 画像表示部、
30 メモリ、32 圧縮・伸長回路、40 露光制御
手段、42 測距制御手段、44 ズーム制御手段、4
6 バリア制御手段、48 フラッシュ、50 システ
ム制御回路、60 モードダイアルスイッチ、62 シ
ャッタースイッチSW1、64 シャッタースイッチS
W2、66 選択/切替えスイッチ、68 決定/実行
スイッチ、70 操作部、80 電源制御手段、100
画像処理装置、102 保護手段、104 光学ファ
インダ、110 通信手段、120 マイク、122A
/D変換器、124 メモリ制御回路、126 D/A
変換器、128 スピーカー、200,210 記録媒
体、300 電池ユニット、302 制御手段、304
電池、306 メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/34 H04N 5/225 F 5H030 H04N 5/225 G06F 1/00 333C // H04N 5/765 H04N 5/781 510M 5/781 Fターム(参考) 2G016 CA04 CB01 CC27 CC28 CE02 2H100 CC07 DD02 DD15 5B011 DA06 EA10 GG03 GG06 HH09 KK01 5C022 AA13 AB01 AB67 AC13 AC16 AC18 AC41 AC69 AC80 5G003 AA01 BA01 DA04 DA13 EA05 EA06 GC05 5H030 AA08 AS11 FF22 FF42 FF44 FF51

Claims (72)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段を有する電子装置と、電池手段
    および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システム
    であって、 温度測定手段を前記電子装置および/または前記電池装
    置に備え、 前記制御手段はシステム動作に関する情報を、前記温度
    測定手段により求めた温度領域に対応して前記記憶手段
    に記憶することを特徴とする電池システム。
  2. 【請求項2】 制御手段を有する電子装置と、電池手段
    および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システム
    であって、 温度測定手段を前記電子装置および/または前記電池装
    置に備え、 前記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度領域
    に対応して、システム動作に関する情報を前記記憶手段
    から読み出し、読み出した前記システム動作に関する情
    報に基づいてシステムの動作を制御することを特徴とす
    る電池システム。
  3. 【請求項3】 制御手段を有する電子装置と、電池手段
    および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システム
    であって、 温度測定手段を前記電子装置および/または前記電池装
    置に備え、 前記制御手段はシステム動作に関する情報を、前記温度
    測定手段により求めた温度領域に対応して前記記憶手段
    に記憶すると共に、記憶した前記システム動作に関する
    情報を前記記憶手段から読み出し、前記温度測定手段に
    より求めた温度領域に対応して読み出した前記システム
    動作に関する情報に基づいてシステムの動作を制御する
    ことを特徴とする電池システム。
  4. 【請求項4】 制御手段を有する電子装置と、電池手段
    および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システム
    であって、 温度測定手段を前記電子装置および/または前記電池装
    置に備え、 前記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温度領
    域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった場
    合、前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に対
    応して、前記システム動作に関する情報を前記記憶手段
    から読み出し、読み出した前記システム動作に関する情
    報に基づいてシステムの動作を制御することを特徴とす
    る電池システム。
  5. 【請求項5】 前記電池装置の出力電圧を測定する電圧
    測定手段を前記電子装置および/または前記電池装置に
    備え、 前記システム動作に関する情報は、前記電圧測定手段が
    測定した電圧に基づいてシステムの動作継続を抑制する
    情報であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の電池システム。
  6. 【請求項6】 前記システム動作に関する情報が前記電
    池装置の終止電圧設定値であり、 前記システムの動作の制御が、前記電池装置の終止電圧
    設定の変更であることを特徴とする請求項5に記載の電
    池システム。
  7. 【請求項7】 前記電池装置の出力電流を測定する電流
    測定手段を前記電子装置および/または前記電池装置に
    備え、 前記システム動作に関する情報は、前記電流測定手段が
    測定した電流に基づくシステムの動作に応じた電池負荷
    特性を示す情報であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の電池システム。
  8. 【請求項8】 前記電池負荷特性を示す情報は、前記温
    度測定手段が測定した温度に基づく情報であることを特
    徴とする請求項7に記載の電池システム。
  9. 【請求項9】 制御手段を有する電子装置と、電池手段
    および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システム
    を制御する方法であって、 温度測定手段を前記電子装置および/または前記電池装
    置に備え、 前記制御手段はシステム動作に関する情報を、前記温度
    測定手段により求めた温度領域に対応して前記記憶手段
    に記憶することを特徴とする電池システム制御方法。
  10. 【請求項10】 制御手段を有する電子装置と、電池手
    段および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システ
    ムを制御する方法であって、 前記電池システムは温度測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度領域
    に対応して、前記電池システムのシステム動作に関する
    情報を前記記億手段から読み出し、読み出したシステム
    動作に関する情報に基づいて前記電池システムの動作を
    制御することを特徴とする電池システム制御方法。
  11. 【請求項11】 制御手段を有する電子装置と、電池手
    段および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システ
    ムを制御する方法であって、 前記電池システムは温度測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記制御手段は前記電池システムのシステム動作に関す
    る情報を、前記温度測定手段により求めた温度領域に対
    応して前記記億手段に記憶すると共に、記憶した前記シ
    ステム動作に関する情報を前記記憶手段から読み出し、
    前記温度測定手段により求めた温度領域に対応して読み
    出した前記システム動作に関する情報に基づいて前記電
    池システムの動作を制御することを特徴とする電池シス
    テム制御方法。
  12. 【請求項12】 制御手段を有する電子装置と、電池手
    段および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システ
    ムを制御する方法であって、 前記電池システムは温度測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温度領
    域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった場
    合、前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に対
    応して、前記電池システムのシステム動作に関する情報
    を前記記憶手段から読み出し、読み出した前記システム
    動作に関する情報に基づいて前記電池システムの動作を
    制御することを特徴とする電池システム制御方法。
  13. 【請求項13】 前記電池システムは、前記電池装置の
    出力電圧を測定する電圧測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記電池システムのシステム動作に関する情報は、前記
    電圧測定手段が測定した電圧に基づいて前記電池システ
    ムの動作継続を抑制する情報であることを特徴とする請
    求項9〜12のいずれか1項に記載の電池システム制御
    方法。
  14. 【請求項14】 前記システム動作に関する情報が前記
    電池装置の終止電圧設定値であり、前記電池システムの
    動作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更である
    ことを特徴とする請求項13に記載の電池システム制御
    方法。
  15. 【請求項15】 前記電池システムは、前記電池装置の
    出力電流を測定する電流測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記システム動作に関する情報は、前記電流測定手段が
    測定した電流に基づく前記電池システムの動作に応じた
    電池負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項
    9〜12のいずれか1項に記載の電池システム制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記電池負荷特性を示す情報は、前記
    温度測定手段が測定した温度に基づく情報であることを
    特徴とする請求項15に記載の電池システム制御方法。
  17. 【請求項17】 制御手段を有する電子装置と、電池手
    段および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システ
    ムを制御する方法を実行するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、 前記電池システムは温度測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記制御手段は、前記電池システムのシステム動作に関
    する情報を、前記温度測定手段により求めた温度領域に
    対応して前記記憶手段に記憶する工程のコードを具備す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 制御手段を有する電子装置と、電池手
    段および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システ
    ムを制御する方法を実行するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、 前記電池システムは温度測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度領域
    に対応して、前記電池システムのシステム動作に関する
    情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した前記シス
    テム動作に関する情報に基づいて前記電池システムの動
    作を制御する工程のコードを具備することを特徴とする
    記憶媒体。
  19. 【請求項19】 制御手段を有する電子装置と、電池手
    段および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システ
    ムを制御する方法を実行するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、 前記電池システムは温度測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記制御手段は前記電池システムのシステム動作に関す
    る情報を、前記温度測定手段により求めた温度領域に対
    応して前記記億手段に記憶すると共に、記憶した前記シ
    ステム動作に関する情報を前記記憶手段から読み出し、
    前記温度測定手段により求めた温度領域に対応して読み
    出した前記システム動作に関する情報に基づいて前記電
    池システムの動作を制御する工程のコードを具備するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 制御手段を有する電子装置と、電池手
    段および記憶手段を有する電池装置とを含む電池システ
    ムを制御する方法を実行するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、 前記電池システムは温度測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温度領
    域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった場
    合、前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に対
    応して、前記電池システムのシステム動作に関する情報
    を前記記億手段から読み出し、読み出した前記システム
    動作に関する情報に基づいて前記電池システムの動作を
    制御する工程のコードを具備することを特徴とする記憶
    媒体。
  21. 【請求項21】 前記電池システムは前記電池装置の出
    力電圧を測定する電圧測定手段を前記電子装置および/
    または前記電池装置に備え、 前記システム動作に関する情報は、前記電圧測定手段が
    測定した電圧に基づいて前記電池システムの動作継続を
    抑制する情報であることを特徴とする請求項17〜20
    のいずれか1項に記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記システム動作に関する情報が前記
    電池装置の終止電圧設定値であり、前記電池システムの
    動作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更である
    ことを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記電池システムは、前記電池装置の
    出力電流を測定する電流測定手段を前記電子装置および
    /または前記電池装置に備え、 前記システム動作に関する情報は、前記電流測定手段が
    測定した電流に基づく前記電池システムの動作に応じた
    電池負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項
    17〜20のいずれか1項に記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記電池負荷特性を示す情報は、前記
    温度測定手段が測定した温度に基づく情報であることを
    特徴とする請求項23に記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報を、前
    記温度測定手段により求めた温度領域に対応して前記記
    憶手段に記憶することを特徴とする電子装置。
  26. 【請求項26】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度領域
    に対応して、前記電子装置の動作に関する情報を前記記
    憶手段から読み出し、読み出した前記電子装置の動作に
    関する情報に基づいて前記電子装置の動作を制御するこ
    とを特徴とする電子装置。
  27. 【請求項27】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報を、前
    記温度測定手段により求めた温度領域に対応して前記記
    憶手段に記憶すると共に、前記電子装置の動作に関する
    情報を前記記憶手段から読み出し、前記温度測定手段に
    より求めた温度領域に対応して、読み出した前記電子装
    置の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作を
    制御することを特徴とする電子装置。
  28. 【請求項28】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温度領
    域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった場
    合、前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に対
    応して、前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手
    段から読み出し、読み出した前記電子装置の動作に関す
    る情報に基づいて前記電子装置の動作を制御することを
    特徴とする電子装置。
  29. 【請求項29】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は前記電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手段
    を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は前記電圧測定手段が
    測定した電圧に基づいて、前記電子装置の動作継続を抑
    制する情報であることを特徴とする請求項25〜28の
    いずれか1項に記載の電子装置。
  30. 【請求項30】 前記電子装置の動作に関する情報が前
    記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動
    作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更であるこ
    とを特徴とする請求項29に記載の電子装置。
  31. 【請求項31】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は前記電池装置の出力電流を測定する電流測定手段
    を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電流測定手段
    が測定した電流に基づく前記電子装置の動作に応じた電
    池負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項2
    5〜28のいずれか1項に記載の電子装置。
  32. 【請求項32】 前記電池負荷特性を示す情報は、前記
    温度測定手段が測定した温度に基づく情報であることを
    特徴とする請求項31に記載の電子装置。
  33. 【請求項33】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報を、前
    記温度測定手段により求めた温度領域に対応して前記記
    憶手段に記憶することを特徴とする電子装置制御方法。
  34. 【請求項34】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度領域
    に対応して、前記電子装置の動作に関する情報を前記記
    憶手段から読み出し、読み出した前記電子装置の動作に
    関する情報に基づいて前記電子装置の動作を制御するこ
    とを特徴とする電子装置制御方法。
  35. 【請求項35】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報を、前
    記温度測定手段により求めた温度領域に対応して前記記
    憶手段に記憶すると共に、前記電子装置の動作に関する
    情報を前記記憶手段から読み出し、前記温度測定手段に
    より求めた温度領域に対応して、読み出した前記電子装
    置の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作を
    制御することを特徴とする電子装置制御方法。
  36. 【請求項36】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温度領
    域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった場
    合、前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に対
    応して、前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手
    段から読み出し、読み出した前記電子装置の動作に関す
    る情報に基づいて前記電子装置の動作を制御することを
    特徴とする電子装置制御方法。
  37. 【請求項37】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電圧測定手段
    が測定した電圧に基づいて前記電子装置の動作継続を抑
    制する情報であることを特徴とする請求項33〜36の
    いずれか1項に記載の電子装置制御方法。
  38. 【請求項38】 前記電子装置の動作に関する情報が前
    記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動
    作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更であるこ
    とを特徴とする請求項37に記載の電子装置制御方法。
  39. 【請求項39】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は電池装置の出力電流を測定する電流測定手段を備
    え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電流測定手段
    が測定した電流に基づく前記電子装置の動作に応じた電
    池負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項3
    3〜36のいずれか1項に記載の電子装置制御方法。
  40. 【請求項40】 前記電子装置の動作に応じた前記電池
    負荷特性を示す情報は、前記温度測定手段が測定した温
    度に基づく情報であることを特徴とする請求項39に記
    載の電子装置制御方法。
  41. 【請求項41】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報を、前
    記温度測定手段により求めた温度領域に対応して前記記
    憶手段に記憶する工程のコードを具備することを特徴と
    する記憶媒体。
  42. 【請求項42】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記温度測定手段により求めた温度領域
    に対応して、前記電子装置の動作に関する情報を前記記
    憶手段から読み出し、読み出した前記電子装置の動作に
    関する情報に基づいて前記電子装置の動作を制御する工
    程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  43. 【請求項43】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は前記電子装置の動作に関する情報を、前
    記温度測定手段により求めた温度領域に対応して前記記
    憶手段に記憶すると共に、前記電子装置の動作に関する
    情報を前記記憶手段から読み出し、前記温度測定手段に
    より求めた温度領域に対応して、読み出した前記電子装
    置の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作を
    制御する工程のコードを具備することを特徴とする記憶
    媒体。
  44. 【請求項44】 電池手段および記憶手段を有する電池
    装置を制御する制御手段を有する電子装置を制御する方
    法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段は、前記温度測定手段により求めた温度領
    域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった場
    合、前記温度測定手段により求めた新たな温度領域に対
    応して、前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手
    段から読み出し、読み出した前記電子装置の動作に関す
    る情報に基づいて前記電子装置の動作を制御する工程の
    コードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電圧測定手段
    が測定した電圧に基づいて前記電子装置の動作継続を抑
    制する情報であることを特徴とする請求項41〜44の
    いずれか1項に記載の記憶媒体。
  46. 【請求項46】 前記電子装置の動作に関する情報が前
    記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動
    作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更であるこ
    とを特徴とする請求項45に記載の記憶媒体。
  47. 【請求項47】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電流を測定する電流測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電流測定手段
    が測定した電流に基づく前記電子装置の動作に応じた電
    池負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項4
    1〜44のいずれか1項に記載の記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記電子装置の動作に応じた前記電池
    負荷特性を示す情報は、前記温度測定手段が測定した温
    度に基づく情報であることを特徴とする請求項47に記
    載の記憶媒体。
  49. 【請求項49】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する情報
    を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応して
    前記記憶手段に記憶されることを特徴とする電池装置。
  50. 【請求項50】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記温度測定手段で求められた温
    度領域に対応して前記電子装置の動作に関する情報を前
    記記憶手段から読み出され、読み出された前記電子装置
    の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制
    御されることを特徴とする電池装置。
  51. 【請求項51】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段とを有する電池装置であっ
    て、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する情報
    を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応して
    前記記憶手段に記憶されると共に、前記電子装置の動作
    に関する情報を前記記憶手段から読み出され、前記温度
    測定手段で求められた温度領域に対応して読み出された
    前記電子装置の動作に関する情報に基づいて前記電子装
    置の動作が制御されることを特徴とする電池装置。
  52. 【請求項52】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記温度測定手段で求められた温
    度領域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった
    場合、前記温度測定手段で求められた新たな温度領域に
    対応して前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手
    段から読み出され、読み出された前記電子装置の動作に
    関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制御される
    ことを特徴とする電池装置。
  53. 【請求項53】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電圧測定手段
    で測定された電圧に基づいて前記電子装置の動作継続が
    抑制される情報であることを特徴とする請求項49〜5
    2のいずれか1項に記載の電池装置。
  54. 【請求項54】 前記電子装置の動作に関する情報が前
    記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動
    作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更であるこ
    とを特徴とする請求項53に記載の電池装置。
  55. 【請求項55】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電流を測定する電流測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電流測定手段
    で測定された電流に基づく電子装置の動作に応じた電池
    負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項49
    〜53のいずれか1項に記載の電池装置。
  56. 【請求項56】 前記電子装置の動作に応じた前記電池
    負荷特性を示す情報は、前記温度測定手段が測定した温
    度に基づく情報であることを特徴とする請求項55に記
    載の電池装置。
  57. 【請求項57】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する情報
    を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応して
    前記記億手段に記憶されることを特徴とする電池装置制
    御方法。
  58. 【請求項58】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記温度測定手段で求められた温
    度領域に対応して前記電子装置の動作に関する情報を前
    記記憶手段から読み出され、読み出された前記電子装置
    の動作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制
    御されることを特徴とする電池装置制御方法。
  59. 【請求項59】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法であって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する情報
    を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応して
    前記記億手段に記憶されると共に、前記電子装置の動作
    に関する情報を前記記憶手段から読み出され、前記温度
    測定手段で求められた温度領域に対応して読み出された
    前記電子装置の動作に関する情報に基づいて前記電子装
    置の動作が制御されることを特徴とする電池装置制御方
    法。
  60. 【請求項60】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法であって、 前記電子装置及び或いは電池装置は温度測定手段を備
    え、 前記制御手段により、前記温度測定手段で求められた温
    度領域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった
    場合、前記温度測定手段で求められた新たな温度領域に
    対応して前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手
    段から読み出され、読み出された前記電子装置の動作に
    関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制御される
    ことを特徴とする電池装置制御方法。
  61. 【請求項61】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電圧測定手段
    で測定された電圧に基づいて前記電子装置の動作継続が
    抑制される情報であることを特徴とする請求項57〜6
    0のいずれか1項に記載の電池装置制御方法。
  62. 【請求項62】 前記電子装置の動作に関する情報が前
    記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動
    作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更であるこ
    とを特徴とする請求項61に記載の電池装置制御方法。
  63. 【請求項63】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電流を測定する電流測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電流測定手段
    で測定された電流に基づく前記電子装置の動作に応じた
    電池負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項
    57〜60のいずれか1項に記載の電池装置制御方法。
  64. 【請求項64】 前記電子装置の動作に応じた前記電池
    負荷特性を示す情報は、前記温度測定手段が測定した温
    度に基づく情報であることを特徴とする請求項63に記
    載の電池装置制御方法。
  65. 【請求項65】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体で
    あって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する情報
    を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応して
    前記記憶手段に記憶される工程のコードを具備すること
    を特徴とする記憶媒体。
  66. 【請求項66】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体で
    あって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記温度測定手段で求められた温
    度領域に対応して電子装置の動作に関する情報を前記記
    億手段から読み出され、読み出された前記電子装置の動
    作に関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制御さ
    れる工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒
    体。
  67. 【請求項67】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体で
    あって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記電子装置の動作に関する情報
    を、前記温度測定手段で求められた温度領域に対応して
    前記記憶手段に記憶されると共に、前記電子装置の動作
    に関する情報を前記記憶手段から読み出され、前記温度
    測定手段で求められた温度領域に対応して読み出された
    前記電子装置の動作に関する情報に基づいて前記電子装
    置の動作が制御される工程のコードを具備することを特
    徴とする記憶媒体。
  68. 【請求項68】 制御手段を有する電子装置に制御され
    る電池手段および記憶手段を有する電池装置を制御する
    方法を実行するためのプログラムを格納した記憶媒体で
    あって、 前記電子装置および/または前記電池装置は温度測定手
    段を備え、 前記制御手段により、前記温度測定手段で求められた温
    度領域がこれまでの温度領域と異なる温度領域であった
    場合、前記温度測定手段で求められた新たな温度領域に
    対応して前記電子装置の動作に関する情報を前記記憶手
    段から読み出され、読み出された前記電子装置の動作に
    関する情報に基づいて前記電子装置の動作が制御される
    工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  69. 【請求項69】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電圧を測定する電圧測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電圧測定手段
    で測定された電圧に基づいて前記電子装置の動作継続が
    抑制される情報であることを特徴とする請求項65〜6
    8のいずれか1項に記載の記憶媒体。
  70. 【請求項70】 前記電子装置の動作に関する情報が前
    記電池装置の終止電圧設定値であり、前記電子装置の動
    作の制御が前記電池装置の終止電圧設定の変更であるこ
    とを特徴とする請求項69に記載の記憶媒体。
  71. 【請求項71】 前記電子装置および/または前記電池
    装置は、前記電池装置の出力電流を測定する電流測定手
    段を備え、 前記電子装置の動作に関する情報は、前記電流測定手段
    で測定された電流に基づく前記電子装置の動作に応じた
    電池負荷特性を示す情報であることを特徴とする請求項
    65〜68のいずれか1項に記載の記憶媒体。
  72. 【請求項72】 前記電子装置の動作に応じた前記電池
    負荷特性を示す情報は、前記温度測定手段が測定した温
    度に基づく情報であることを特徴とする請求項71に記
    載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001145015A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Ricoh Co Ltd 画像記録再生装置
US7439707B2 (en) 2003-12-09 2008-10-21 Canon Kabushiki Kaisha Battery, charging device, and image capture system with battery identification means

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