JP2001133671A - 照明用光学系を構成するレンズの保持構造 - Google Patents

照明用光学系を構成するレンズの保持構造

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JP2001133671A
JP2001133671A JP31670599A JP31670599A JP2001133671A JP 2001133671 A JP2001133671 A JP 2001133671A JP 31670599 A JP31670599 A JP 31670599A JP 31670599 A JP31670599 A JP 31670599A JP 2001133671 A JP2001133671 A JP 2001133671A
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lens
light
plano
outer peripheral
optical system
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Takaomi Sekiya
尊臣 関谷
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの外周部における散乱に起因した光量
ロスを減少できる照明用光学系を構成するレンズの保持
構造を提供すること。 【解決手段】 体内に挿入される内視鏡の可撓管12の
先端にハウジング14が取着され、このハウジング14
のレンズ保持用凹部30に照明光学系をなす平凹レンズ
18が組み込まれている。レンズ保持用凹部30の内周
面3004に光反射面36が形成されている。平凹レン
ズ18の背面1804とレンズ保持用凹部30の底面3
002間との間および平凹レンズ18の外周面1808
と光反射面36との間にそれぞれ接着剤34が充填さ
れ、この接着剤34により平凹レンズ18がレンズ保持
用凹部30に固定されている。接着剤34は光透過性を
有している。また、接着剤34は、平凹レンズ18と接
着剤34との間の界面で光が大きな散乱を生じない程度
に平凹レンズ18に近い屈折率を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明用光学系を構成
するレンズの保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、体内に挿入される内視鏡の可撓
管には照明用光学系が観察用光学系と共に埋め込まれて
いる。そして、可撓管先端のレンズ保持部において、照
明用光学系の前端をなすレンズあるいはレンズ群が組み
込まれ、光ファイバにより導かれた光をレンズあるいは
レンズ群を介して患部に照射させ、観察用光学系により
患部を観察するようにしている。このような内視鏡の照
明用光学系では、観察用光学系により視野全体を明瞭に
観察できるように、可撓管の先端からきるだけ多くの光
量の光を照射させることが望ましい。一方、可撓管先端
のレンズ保持部にはレンズの外径よりも大きい内径で内
周面が形成されている。そして、照明用光学系の前端を
なすレンズは、その外周面がレンズ保持部の内周面に接
着剤を介して取着されており、多くの場合、接着剤は光
透過性を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、照明用の光
が、照明用光学系の前端をなすレンズを通過する際、そ
の一部の光がレンズの外周面に至ると、レンズの外周面
において散乱を生じ、光量ロスの一因となる。そこで、
この光量ロスをできるだけ減少させ多くの光量で照明で
きるようにすれば、視野全体を明瞭に観察する上でより
望ましい。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであ
って、本発明の目的は、光量ロスを抑制し多くの光量で
照明できるようにした照明用光学系を構成するレンズの
保持構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、光を照射するためのレンズがレンズ保持部に
組み込まれた照明用光学系を構成するレンズの保持構造
であって、前記レンズ保持部が前記レンズの外周部に臨
む箇所に光反射面が形成されている。また、前記レンズ
は前記光反射面とレンズの外周部との間に充填された接
着剤によりレンズ保持部で保持されている。そして、前
記接着剤は光透過性を有し、かつ、前記レンズと接着剤
との間の界面で光が大きな散乱を生じない程度に前記レ
ンズに近い屈折率を有している。
【0005】本発明では、レンズの外周部に対して接着
剤があたかも一体的な部材として機能する。すなわち、
レンズの外周部に至った照明用の光は散乱することなく
反射面で反射され、照明光として利用される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、内視鏡の照明用
光学系に適用した実施の形態について図面を参照して説
明する。図11は可撓管の先端の断面図を示す。体内に
挿入される内視鏡の可撓管12の先端に外形がほぼ円柱
状のハウジング14が取着され、このハウジング14
に、観察用光学系をなすレンズ群16や照明用光学系を
なすレンズ18が組み込まれて可撓管12先端のヘッド
20が構成されている。本実施の形態では、照明用光学
系をなすレンズ18はガラス製の平凹レンズである。前
記可撓管12の内部には観察用光学系をなす光ファイバ
22(電子内視鏡の場合には駆動信号入力用と画像信号
取り出し用の信号線)が可撓管12に沿って埋め込まれ
ており、この光ファイバ22はハウジング14内に挿通
され、観察用光学系をなすレンズ群16(電子内視鏡の
場合にはレンズ群とCCD)はこの光ファイバ22の先
端に臨むようにハウジング14のレンズ保持部24に組
み込まれている。また、可撓管12の内部には、前記光
ファイバ22に並べて照明用光学系をなす光ファイバ2
6が可撓管12に沿って埋め込まれ、この光ファイバ2
6はハウジング14内に挿通され、前記平凹レンズ18
はこの光ファイバ26の先端に臨むようにハウジング1
4のレンズ保持部28に組み込まれている。
【0007】図1を参照して第1の実施の形態について
説明する。図1(A)は第1の実施の形態に係る平凹レン
ズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図、(B)は
平凹レンズの上部の外周面部分の拡大断面図を示す。前
記レンズ保持部28は、前記平凹レンズ18の外径より
も大きい内径で、かつ、平凹レンズ18の厚さよりも僅
かに大きい寸法の深さで、ハウジング14の前端面14
02に開放状に形成されたレンズ保持用凹部30で構成
されている。前記レンズ保持用凹部30の底部には環状
の底面3002が形成され、この底面3002の中央
に、光ファイバ挿通用孔1404が開口しており、光フ
ァイバ挿通用孔1404には光ファイバ26が接着剤3
2を介して固定されている。
【0008】平凹レンズ18はほぼ円板状を呈してお
り、平坦な前面1802と、平坦な背面1804と、こ
の背面1804の中央に前面1802側に窪むように形
成された中央凹部1806と、円筒面状の外周面180
8を備えている。前記前面1802と中央凹部1806
は研磨面に仕上げ加工されており、図1(B)に示すよう
に、平凹レンズ18の製造工程上、背面1804と外周
面1808はすり面(切削加工したままで表面に微細な
凹凸が形成されている面)となっている。前記平凹レン
ズ18は、その背面1804の中央凹部1806内に光
ファイバ26先端からの光が出射されるように、平凹レ
ンズ18の中心をレンズ保持用凹部30の中心に合わ
せ、その背面1804をレンズ保持用凹部30の底面3
002に臨ませ、また、その外周面1808をレンズ保
持用凹部30の内周面3004に臨ませるように配設さ
れている。すなわち、平凹レンズ18の前面1802
は、光ファイバ26から出射される光の進行方向の前方
に臨み、背面1804は光の進行方向後方に臨む。そし
て、背面1804と底面3002間との間の環板状の空
間および外周面1808と内周面3004との間の円筒
状の空間にそれぞれ充填させた接着剤34により平凹レ
ンズ18はレンズ保持部28に固定されている。
【0009】前記レンズ保持用凹部30の内周面300
4には光を反射する光反射面36がその内周全周にわた
って形成され、したがって、光反射面36は平凹レンズ
18と同心で平凹レンズ18の外周面1808に平行す
る円筒面状に形成されている。前記光反射面36は、例
えば、ハウジング14が金属である場合には、内周面3
004を研磨加工で鏡面仕上げすることにより、あるい
は、内周面3004にめっきを施すことで形成される。
また、ハウジング14が合成樹脂の場合には、内周面3
004を平滑面で仕上げたり、あるいは、めっきを施し
たり、あるいは、塗料が塗布されることで形成されてい
る。
【0010】前記接着剤34は光透過性を有している。
また、前記接着剤34は、平凹レンズ18と接着剤34
との間の界面で光が大きな散乱を生じない程度に、すな
わち、本実施の形態では平凹レンズ18の外周面180
8で光が大きな散乱を生じない程度に平凹レンズ18に
近い屈折率を有している。
【0011】本実施の形態によれば、平凹レンズ18の
外周面1808とその外側の光反射面36との間の円筒
状の空間に、透明で平凹レンズ18に近い屈折率の接着
剤34が充填されているので、図1(B)に示すように、
光ファイバ26から出射され平凹レンズ18の外周面1
808に至った光は、進路を大きく曲げることなく外周
面1808を透過して接着剤34中を進み、光反射面3
6で反射されて接着剤34から外周面1808を透過し
て平凹レンズ18内に戻る。すなわち、本実施の形態に
よれば、図1(A)に光線A、Bの進路を示すように、平
凹レンズ18の外周部に対して接着剤34があたかも一
体的な部材として機能するので、平凹レンズ18の外周
面1808に至った光は散乱することなく光反射面36
で反射され、照明光として利用されることになる。
【0012】したがって、本実施の形態によれば、平凹
レンズ18の外周面1808においての散乱に起因した
光量ロスを減少させ、可撓管12のヘッド20から多く
の光量の光を照射させて観察用光学系により視野全体を
明瞭に観察する上で有利となる。しかも、平凹レンズ1
8の外周面1808の仕上げ精度を何ら高めることな
く、接着剤34の性状を選定するといった簡単な構成に
より以上の効果を達成できるので、コストの上昇を抑え
つつ照明用光学系を構成するレンズの保持構造を改善で
きる。また、可撓管12のヘッド20から多くの光量の
光を照射できるので、配光ムラを減少させる上でも有利
となる。また、光反射面36に傾斜を付けたり、あるい
は、光反射面36を曲面で形成することなどで、照明画
角を変えることも可能となる。なお、可撓管12のヘッ
ド20から多くの光量の光を照射させる上で、接着剤3
4の屈折率は、平凹レンズ18の屈折率に近ければ近い
程よいが、平凹レンズ18と接着剤34との間の界面で
の大きな光量ロスを減少する上で、前記接着剤34の屈
折率と平凹レンズ18の屈折率との差異は20%以内が
好ましい。
【0013】次に、図2を参照して第2の実施の形態に
ついて説明する。なお、以下の実施の形態において第1
の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付して
説明する。図2(A)、(B)、(C)は第2の実施の形態に
係る平凹レンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断
面図を示す。第2の実施の形態では、レンズ保持用凹部
30の内周面3004および光反射面36の形状が第1
の実施の形態と異なっており、その他の構成は第1の実
施の形態と同様である。すなわち、レンズ保持用凹部3
0の内周面3004と光反射面36は、レンズ保持用凹
部30の深さ方向にその内径が均一な円周面ではなく、
図2(A)の構造では、レンズ保持用凹部30の底面30
02から離れるにつれてその内径が次第に大きくなる傾
斜面(円錐面)で形成され、言い換えると、光ファイバ2
6から出射される光の進行方向に沿って平凹レンズ18
の外周面1808との距離が次第に大きくなる傾斜面で
形成されている。また、図2(B)の構造では、レンズ保
持用凹部30の内周面3004と光反射面36が、レン
ズ保持用凹部30の底面3002から離れるにつれてそ
の内径が次第に大きくなる半径方向内方に凸状の曲面で
形成され、図2(C)の構造では、レンズ保持用凹部30
の底面3002から離れるにつれてその内径が次第に大
きくなる半径方向外方に凸状の曲面で形成されている。
言い換えると、光ファイバ26から出射される光の進行
方向に沿って平凹レンズ18の外周面1808との距離
が次第に大きくなる曲面で形成されている。このように
光反射面38を構成する傾斜面や曲面の傾斜や曲がりを
調整することで、視野周辺を明るくすることも可能とな
【0014】したがって、平凹レンズ18の外周面18
08と光反射面36との間の空間に充填される接着剤3
4の厚さも、レンズ保持用凹部30の深さ方向に均一な
寸法ではなくなり、レンズ保持用凹部30の底面300
2からハウジング14の前端面1402に近づくにつれ
て次第に大きくなる。このような第2の実施の形態によ
っても、前記第1の実施の形態と同様に、平凹レンズの
外周面1808においての散乱に起因した光量ロスを減
少させ、観察用光学系により視野全体を明瞭に観察する
上で有利となり、また、コストの上昇を抑えつつ照明用
光学系を構成するレンズの保持構造を改善することが可
能となる。
【0015】次に、図3を参照して第3の実施の形態に
ついて説明する。図3は第3の実施の形態に係る平凹レ
ンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図を示
す。第3の実施の形態では、レンズ保持用凹部30の内
周面3004と光反射面36の形状が第1の実施の形態
と異なっており、その他の構成は第1の実施の形態と同
様である。すなわち、レンズ保持用凹部30の内周面3
004と光反射面36は、第2の実施の形態とは逆に、
レンズ保持用凹部30の底面3002から離れるにつれ
てその内径が次第に小さくなる傾斜面(円錐面)で形成さ
れ、言い換えると、光ファイバ26から出射される光の
進行方向に沿って平凹レンズ18の外周面1808との
距離が次第に小さくなるように変化する傾斜面で形成さ
れている。
【0016】したがって、平凹レンズ18の外周面18
08と光反射面36との間の空間に充填される接着剤3
4の厚さも、レンズ保持用凹部30の深さ方向に均一な
寸法ではなくなり、レンズ保持用凹部30の底面300
2からハウジング14の前端面1402に近づくにつれ
て次第に小さくなる。このような第3の実施の形態によ
っても、前記第1の実施の形態と同様に、平凹レンズ1
8の外周面1808においての散乱に起因した光量ロス
を減少させ、観察用光学系により視野全体を明瞭に観察
する上で有利となり、また、コストの上昇を抑えつつ照
明用光学系を構成するレンズの保持構造を改善すること
が可能となる。
【0017】次に、図4を参照して第4の実施の形態に
ついて説明する。図4は第4の実施の形態に係る平凹レ
ンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図を示
す。第4の実施の形態は、図1に示す第1の実施の形態
に、平凹レンズ18の背面1804に臨む光反射面38
を追加したものであり、その他の構成は第1の実施の形
態と同様である。すなわち、レンズ保持用凹部30の底
面3002にも光反射面38を形成したもので、したが
って、光反射面38は平坦な環状面として形成され、光
反射面38は接着剤34を介して平凹レンズ18の背面
1804に平行に臨んでおり、光反射面38の作製方法
は前記光反射面36と同様である。
【0018】第4の実施の形態によれば、平凹レンズ1
8の外周面1808とその外側の光反射面36との間の
円筒状の空間と、平凹レンズ18の背面1804とその
外側の光反射面38との間の円筒状の空間とに、それぞ
れ透明で平凹レンズ18に近い屈折率の接着剤34が充
填されているので、図1(B)に示すように、光ファイバ
26から出射され平凹レンズ18の外周面1808や背
面1804に至った光は、進路を大きく曲げることなく
外周面1808や背面1804を透過して接着剤34中
を進み、光反射面36、38で反射されて接着剤34か
ら外周面1808や背面1804を透過して平凹レンズ
18内に戻る。すなわち、本実施の形態によれば、平凹
レンズ18の外周面1808や背面1804に対して接
着剤34があたかも一体的な部材として機能するので、
平凹レンズ18の外周面1808や背面1804に至っ
た光は散乱することなく光反射面36、38で反射さ
れ、照明光として利用されることになる。
【0019】したがって、本実施の形態によれば、平凹
レンズ18の外周面1808や背面1804においての
散乱に起因した光量ロスを減少させ、可撓管12のヘッ
ド20から多くの光量の光を照射させて観察用光学系に
より視野全体を明瞭に観察する上で有利となる。しか
も、平凹レンズ18の外周面1808や背面1804の
仕上げ精度を何ら高めることなく、接着剤34の性状を
選定するといった簡単な構成により以上の効果を達成で
きるので、コストアップを抑えつつ照明用光学系を構成
するレンズの保持構造を改善でき、可撓管12のヘッド
20から多くの光量の光を照射できるので、配光ムラを
減少させる上でも有利となる。
【0020】次に、図5を参照して第5の実施の形態に
ついて説明する。図5(A)、(B)は第5の実施の形態に
係る平凹レンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断
面図を示す。第5の実施の形態は、図2(A)に示す第2
の実施の形態に、平凹レンズ18の背面1804に臨む
光反射面38を追加したものであり、その他の構成は第
2の実施の形態と同様である。すなわち、第2の実施の
形態におけるレンズ保持用凹部30の底面3002にも
光反射面38を形成したもので、光反射面38は接着剤
34を介して平凹レンズ18の背面1804に臨んでお
り、光反射面38の作製方法は前記光反射面36と同様
である。前記光反射面38は、図5(A)に示すように、
平凹レンズ18の背面1804に平行する平坦面で形成
してもよく、あるいは、図5(B)に示すように、光ファ
イバ26から出射される光の進行方向に平行する方向に
沿った高さが、前記光の進行方向に対して直交する方向
に変化する光の進行方向前方に凸状の曲面や、あるい
は、光ファイバ26から出射される光の進行方向に平行
する方向に沿った高さが、前記光の進行方向に対して直
交する方向に変化する傾斜面で形成してもよい。このよ
うに光反射面38を構成する曲面や傾斜面の曲がりや傾
斜を調整することで、視野周辺を明るくすることも可能
となる。第5の実施の形態によれば、第4の実施の形態
と同様に、平凹レンズ18の外周面1808や背面18
04においての散乱に起因した光量ロスを減少させ、可
撓管12のヘッド20から多くの光量の光を照射させて
観察用光学系により視野全体を明瞭に観察する上で有利
となり、また、コストの上昇を抑えつつ照明用光学系を
構成するレンズの保持構造を改善できなどの効果が奏さ
れる。
【0021】次に、図6を参照して第6の実施の形態に
ついて説明する。図6は第6の実施の形態に係る平凹レ
ンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図を示
す。第6の実施の形態は、図3に示す第3の実施の形態
に、平凹レンズ18の背面1804に臨む光反射面38
を追加したものであり、その他の構成は第3の実施の形
態と同様である。すなわち、第3の実施の形態における
レンズ保持用凹部30の底面3002にも平坦な光反射
面38を形成したもので、光反射面38は接着剤34を
介して平凹レンズ18の背面1804に平行に臨んでお
り、光反射面38の作製方法は前記光反射面36と同様
である。第6の実施の形態によれば、第4の実施の形態
と同様に、平凹レンズ18の外周面1808や背面18
04においての散乱に起因した光量ロスを減少させ、可
撓管12のヘッド20から多くの光量の光を照射させて
観察用光学系により視野全体を明瞭に観察する上で有利
となり、また、コストの上昇を抑えつつ照明用光学系を
構成するレンズの保持構造を改善できなどの効果が奏さ
れる。
【0022】次に、図7を参照して第7の実施の形態に
ついて説明する。図7は第7の実施の形態に係る平凹レ
ンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図を示
す。第7の実施の形態では、平凹レンズ18の半径方向
外側に、レンズ保持用凹部30の深さ方向の全長にわた
って延在する筒状部材42を設け、この筒状部材42の
内周面4202に円筒面状の光反射面44を形成した点
が前記第1の実施の形態と異なっている。この第7の実
施の形態および以下に述べる第8、第9の実施の形態で
は、レンズ保持用凹部30の底面3002や内周面30
04に光反射面を形成しにくい場合などに好適である。
第7の実施の形態では、平凹レンズ18の背面1804
とレンズ保持用凹部30の底面3002間との間の環板
状の空間および平凹レンズ18の外周面1808とレン
ズ保持用凹部30の内周面3004との間の円筒状の空
間に接着剤34がそれぞれ充填されている。
【0023】そしてこの接着剤34中に、平凹レンズ1
8の外周面1808との間に距離をおき、すなわち前記
接着剤34を介して光反射面44が臨むようにして平凹
レンズ18と同軸上に筒状部材42が固定されている。
前記光反射面44はレンズ保持用凹部30の深さ方向の
全長にわたって延在し、光反射面44は接着剤34を介
して平凹レンズ18の外周面1808に平行に臨んでい
る。前記光反射面44は、例えば、筒状部材42が金属
である場合には、内周面4202を研磨加工で鏡面仕上
げすることにより、あるいは、内周面4202にめっき
を施すことで形成される。また、筒状部材42が合成樹
脂の場合には、内周面4202を平滑面で仕上げたり、
あるいは、めっきを施したり、あるいは、塗料が塗布さ
れることで形成され、前記光反射面36,38と同様に
作成される。
【0024】このような第7の実施の形態によっても、
第1の実施の形態と同様に、平凹レンズ18の外周面1
808に対して接着剤34があたかも一体的な部材とし
て機能し、平凹レンズ18の外周面1808に至った光
は散乱することなく光反射面44で反射され、照明光と
して利用されることになる。したがって、本実施の形態
によれば、平凹レンズ18の外周面1808においての
散乱に起因した光量ロスを減少させ、可撓管12のヘッ
ド20から多くの光量の光を照射させて観察用光学系に
より視野全体を明瞭に観察する上で有利となる。また、
平凹レンズ18の外周面1808の仕上げ精度を何ら高
めることなく、筒状部材42を設け、接着剤34の性状
を選定するといった簡単な構成であるので、コストの上
昇を抑えつつ照明用光学系を構成するレンズの保持構造
を改善できるなど、第1の実施の形態と同様な効果が奏
される。
【0025】次に、図8を参照して第8の実施の形態に
ついて説明する。図8は第8の実施の形態に係る平凹レ
ンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図を示
す。第8の実施の形態では、前記筒状部材42の内周面
4202と光反射面44の形状が前記第7の実施の形態
と異なっており、その他の構成は第7の実施の形態と同
様である。すなわち、筒状部材42の内周面4202と
光反射面44はレンズ保持用凹部30の深さ方向にその
内径が均一な円周面ではなく、レンズ保持用凹部30の
底面3002から離れるにつれてその内径が次第に大き
くなる傾斜面(円錐面)で形成され、言い換えると、光フ
ァイバ26から出射される光の進行方向に沿って平凹レ
ンズ18の外周面1808との距離が次第に大きくなる
ように変化する傾斜面で形成されている。
【0026】したがって、平凹レンズ18の外周面18
08と光反射面44との間の空間に充填される接着剤3
4の厚さも、レンズ保持用凹部30の深さ方向に均一な
寸法ではなくなり、レンズ保持用凹部30の底面300
2からハウジング14の前端面1402に近づくにつれ
て次第に大きくなる。このような第8の実施の形態によ
っても、前記第7の実施の形態と同様に、平凹レンズの
外周面1808においての散乱に起因した光量ロスを減
少させ、観察用光学系により視野全体を明瞭に観察する
上で有利となり、また、コストの上昇を抑えつつ照明用
光学系を構成するレンズの保持構造を改善することが可
能となる。なお、光反射面44は、図2(B)、(C)の光
反射面36のように曲面で形成したり、図3の光反射面
36のような傾斜面で形成するなど任意である。
【0027】次に、図9を参照して第9の実施の形態に
ついて説明する。図9は第9の実施の形態に係る平凹レ
ンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図を示
す。第9の実施の形態は、図7に示す第7の実施の形態
に、平凹レンズ18の背面1804に臨む光反射面60
を追加したものであり、その他の構成は第7の実施の形
態と同様である。
【0028】前記筒状部材52は、平凹レンズ18の半
径方向外側でレンズ保持用凹部30の深さ方向のほぼ全
長にわたって延在する筒状部54と、前記筒状部54の
後端全周からその半径方向内側に延在する環板部56と
で構成されている。そして、前記筒状部54の内周面5
402に、平凹レンズ18の外周面1808に平行に臨
む円筒面状の光反射面58が形成され、また、前記環板
部56が前記平凹レンズ18の背面1804に臨む面
に、平凹レンズ18の背面1804に平行する平坦な光
反射面60が形成され、光反射面58と平凹レンズ18
の外周面1808との間、および光反射面60と平凹レ
ンズ18の背面1804との間に前記接着剤34が充填
されている。
【0029】第9の実施の形態によれば、第4の実施の
形態と同様に、光ファイバ26から出射され平凹レンズ
18の外周面1808や背面1804に至った光は、進
路を大きく曲げることなく外周面1808や背面180
4を透過して接着剤34中を進み、光反射面58、60
で反射されて接着剤34から外周面1808や背面18
04を透過して平凹レンズ18内に戻る。すなわち、平
凹レンズ18の外周面1808や背面1804に対して
接着剤34があたかも一体的な部材として機能するの
で、平凹レンズ18の外周面1808や背面1804に
至った光は散乱することなく光反射面58、60で反射
され、照明光として利用される。したがって、本実施の
形態によれば、第4の実施の形態と同様に、平凹レンズ
18の外周面1808や背面1804においての散乱に
起因した光量ロスを減少させ、観察用光学系により視野
全体を明瞭に観察する上で有利となり、また、コストの
上昇を抑えつつ照明用光学系を構成するレンズの保持構
造を改善することが可能となる。
【0030】次に、図10を参照して第10の実施の形
態について説明する。図10は第10の実施の形態に係
る平凹レンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面
図を示す。第10の実施の形態では、前記筒状部材52
の筒状部54および光反射面58の形状が前記第9の実
施の形態と異なっており、その他の構成は第9の実施の
形態と同様である。すなわち、筒状部54の内周面54
02と光反射面58はレンズ保持用凹部30の深さ方向
にその内径が均一な円周面ではなく、レンズ保持用凹部
30の底面3002から離れるにつれてその内径が次第
に大きくなる傾斜面(円錐面)で形成され、言い換える
と、言い換えると、光ファイバ26から出射される光の
進行方向に沿って平凹レンズ18の外周面1808との
距離が次第に大きくなる傾斜面で形成されている。
【0031】したがって、平凹レンズ18の外周面18
08と光反射面58との間の空間に充填される接着剤3
4の厚さも、レンズ保持用凹部30の深さ方向に均一な
寸法ではなくなり、レンズ保持用凹部30の底面300
2からハウジング14の前端面1402に近づくにつれ
て次第に大きくなる。このような第10の実施の形態に
よれば、図5に示す前記第5の実施の形態と同様に、平
凹レンズ18の外周面1808や背面1804において
の散乱に起因した光量ロスを減少させ、観察用光学系に
より視野全体を明瞭に観察する上で有利となり、また、
コストアップを抑えつつ照明用光学系を構成するレンズ
の保持構造を改善することが可能となる。なお、光反射
面58は、図2(B)、(C)の光反射面36のように曲面
で形成したり、図3の光反射面36のような傾斜面で形
成するなど任意である。
【0032】なお、本実施の形態では、ハウジング14
に照明用光学系をなす一枚の平凹レンズ18が配設され
た場合について説明したが、ハウジング14に照明用光
学系をなす複数のレンズが配設される場合には、それら
の中の少なくとも一枚のレンズに本発明のレンズの保持
構造を適用すれば、レンズの外周部における散乱に起因
した光量ロスを減少させ、可撓管12のヘッド20から
多くの光量の光を照射させて観察用光学系により視野全
体を明瞭に観察する上で有利となる。さらに、本発明の
レンズの保持構造を適用するレンズの枚数を増やしてい
けば、これらレンズの外周部における散乱に起因した光
量ロスを減少させ、可撓管12のヘッド20から多くの
光量の光を照射させて観察用光学系により視野全体を明
瞭に観察する上でより一層有利となる。また、本発明は
ファイバスコープや電子内視鏡など、内視鏡の種類に限
定されないことは無論のこと、内視鏡以外の種々の機
器、器具の照明用光学系を構成するレンズの保持構造に
広く適用されるものである。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明の照
明用光学系を構成するレンズの保持構造は、光を照射す
るためのレンズがレンズ保持部に組み込まれ、前記レン
ズ保持部が前記レンズの外周部に臨む箇所に光反射面が
形成され、前記レンズは前記光反射面とレンズの外周部
との間に充填された接着剤によりレンズ保持部で保持さ
れている。そして、前記接着剤は光透過性を有し、か
つ、前記レンズと接着剤との間の界面で光が大きな散乱
を生じない程度に前記レンズに近い屈折率を有してい
る。そのため、本発明によれば、レンズの外周部に至っ
た光は散乱することなく光反射面で反射され、照明光と
して利用されることになる。したがって、レンズの外周
部における散乱に起因した光量ロスを減少させ、多くの
光量の光を照射させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1の実施の形態に係る平凹レンズとそ
のレンズ保持部の上部部分の拡大断面図、(B)は平凹レ
ンズの上部の外周面部分の拡大断面図である。
【図2】(A)、(B)、(C)は第2の実施の形態に係る平
凹レンズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図で
ある。
【図3】第3の実施の形態に係る平凹レンズとそのレン
ズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図4】第4の実施の形態に係る平凹レンズとそのレン
ズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図5】(A)、(B)は第5の実施の形態に係る平凹レン
ズとそのレンズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図6】第6の実施の形態に係る平凹レンズとそのレン
ズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図7】第7の実施の形態に係る平凹レンズとそのレン
ズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図8】第8の実施の形態に係る平凹レンズとそのレン
ズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図9】第9の実施の形態に係る平凹レンズとそのレン
ズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図10】第10の実施の形態に係る平凹レンズとその
レンズ保持部の上部部分の拡大断面図である。
【図11】可撓管の先端の断面図である。
【符号の説明】
12 可撓管 14 ハウジング 18 平凹レンズ 1808 外周面 28 レンズ保持部 30 レンズ保持用凹部 34 接着剤 36、38、44、58、60 反射面 42、52 筒状部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を照射するためのレンズがレンズ保持
    部に組み込まれた照明用光学系を構成するレンズの保持
    構造であって、 前記レンズ保持部が前記レンズの外周部に臨む箇所に光
    反射面が形成され、 前記レンズは前記光反射面とレンズの外周部との間に充
    填された接着剤によりレンズ保持部で保持され、 前記接着剤は光透過性を有し、かつ、前記レンズと接着
    剤との間の界面で光が大きな散乱を生じない程度に前記
    レンズに近い屈折率を有している、 ことを特徴とする照明用光学系を構成するレンズの保持
    構造。
  2. 【請求項2】 前記レンズ保持部は、前記レンズの外径
    よりも大きい内径で形成された円筒面を有し、前記光反
    射面は前記円筒面に形成され、前記接着剤は前記光反射
    面とレンズ外周面との間に充填されていることを特徴と
    する請求項1記載の照明用光学系を構成するレンズの保
    持構造。
  3. 【請求項3】 前記レンズは、前記光の進行方向前方に
    臨む前面と、前記光の進行方向の後方に臨む背面を有
    し、前記レンズ保持部は、前記レンズの背面の外周部に
    臨む環状面を有し、前記光反射面は前記環状面に形成さ
    れ、前記接着剤は前記光反射面と前記レンズの背面の外
    周部との間に充填されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の照明用光学系を構成するレンズの保持構
    造。
  4. 【請求項4】 前記レンズ保持部はレンズを組み込むた
    めのレンズ保持用凹部を備え、前記レンズ保持用凹部の
    内周面と前記レンズの外周面との間に筒状部材が配設さ
    れ、前記光反射面は、前記筒状部材の内周面に形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の照明用
    光学系を構成するレンズの保持構造。
  5. 【請求項5】 前記レンズは、前記光の進行方向前方に
    臨む前面と、前記光の進行方向の後方に臨む背面を有
    し、前記筒状部材の後端全周からその半径方向内側に延
    在する環板部が設けられ、前記環板部が前記レンズの背
    面に臨む面にも光反射面が形成され、この光反射面と前
    記レンズの背面との間にも前記接着剤が充填されている
    ことを特徴とする請求項4記載の照明用光学系を構成す
    るレンズの保持構造。
  6. 【請求項6】 前記レンズは内視鏡の照明用光学系を構
    成しており、前記内視鏡は体内に挿入される可撓管を備
    え、前記可撓菅の先端にハウジングが取着され、前記レ
    ンズ保持部は前記ハウジングに設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至5に何れか1項記載の照明用光学
    系を構成するレンズの保持構造。
  7. 【請求項7】 前記レンズは、前記光の進行方向前方に
    臨む平坦な前面と、前記光の進行方向の後方に臨む平坦
    な背面と、この背面の中央に前記前面側に窪む中央凹部
    とを有する平凹レンズであり、前記レンズ保持部には、
    前記中央凹部に臨ませて光を出射する光ファイバの先端
    が位置していることを特徴とする請求項6記載の照明用
    光学系を構成するレンズの保持構造。
  8. 【請求項8】 前記光反射面は、前記光の進行方向に沿
    ってレンズの外周面との距離が変化する傾斜面または曲
    面で形成されていることを特徴とする請求項2、4,6
    または7記載の照明用光学系を構成するレンズの保持構
    造。
  9. 【請求項9】 前記光反射面は、前記光の進行方向に平
    行する方向に沿った高さが、前記光の進行方向に対して
    直交する方向に変化する傾斜面または曲面で形成されて
    いることを特徴とする請求項3、5,6または7記載の
    照明用光学系を構成するレンズの保持構造。
  10. 【請求項10】 前記接着剤により保持されるレンズの
    外周部はすり面で形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至9に何れか1項記載の照明用光学系を構成する
    レンズの保持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019234975A1 (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 オリンパス株式会社 内視鏡の接着構造
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