JP2001133310A - 液面計 - Google Patents

液面計

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JP2001133310A
JP2001133310A JP31345199A JP31345199A JP2001133310A JP 2001133310 A JP2001133310 A JP 2001133310A JP 31345199 A JP31345199 A JP 31345199A JP 31345199 A JP31345199 A JP 31345199A JP 2001133310 A JP2001133310 A JP 2001133310A
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JP
Japan
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liquid level
transmission
reception
liquid
wave
Prior art date
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JP31345199A
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English (en)
Inventor
Takanori Kuboyama
隆典 窪山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被計測媒体に対し非接触状態で液
面位置の検出を行えるようにした液面計を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 複数の送受波セットA,B,Cにより、
信号処理装置13および液面位置計測回路CL1〜CL3
介して同期的に計測され算出された各液面位置L 1
2,L3が平均化されて、表示部18に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンク等の液面位
置を計測するための液面計に関し、特に船舶のカーゴタ
ンクのごとく内部液面の動揺を伴う場合に液面位置を計
測するのに適した液面計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液面計としては図3に示すような
ものがあり、タンク頂部1から垂設されたガイドパイプ
2に沿って昇降可能な浮子(フロート)3が、液面4に
浮くように設けられるとともに、同浮子3の位置に応じ
電気抵抗値を変化させる図示しない手段を介して、液面
4の位置が電気的に計測されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な従来の液面計では、検出部が被計測媒体に直接接触し
ているため、液面動揺の影響を直接受け、液面位置検出
精度の向上が課題とされている。また、浮子3やガイド
パイプ2等の修理・整備時には、被計測媒体の収容され
たタンクを空にしなければならない等、メンテナンス作
業においても改善が望まれている。そこで本発明は、被
計測媒体に対し非接触状態で液面位置の検出を行えるよ
うにした液面計を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明の液面計は、液面の上方において同液面へ向
け配置された送波器および受波器からなる送受波セット
をそなえ、同送受波セットにおける送波時点から液面反
射波受波時点までの時間と、上記送受波セットから送波
された波の伝播速度とに基づき上記液面の位置を算出す
る液面位置算出手段が設けられたことを特徴としてい
る。
【0005】また、本発明の液面計は、上記送受波セッ
トが複数セット分散して設けられるとともに、これらの
送受波セットが相互に異なる周波数で送受波を行うよう
に設定され、各送受波セットを介し対応する上記液面位
置算出手段により同期的に算出された複数の液面位置の
値を平均化する平均値算出手段が設けられたことを特徴
としている。
【0006】上述の本発明の液面計では、送受波セット
の送波器から液面へ向けて送波された音波(超音波を含
む)あるいは電磁波の波が液面で反射して同セットの受
波器により受波される際に、送波から受波までの時間が
計測されるとともに、その計測された時間と上記波の伝
播速度とから上記液面の上記送受波セットからの距離
(位置)が的確に計測されるようになり、タンクの場合
はタンク底面から上記送受波セットまでの既知の高さと
の差として、タンク底面からの液面位置も容易に求めら
れる。
【0007】そして、この液面計では、液中に挿入され
たり液面に接触したりする検出機構が全く存在しないの
で、そのメンテナンスが著しく簡便化されるほか、タン
ク頂部などへのこの液面計の取り付けや、その取り外し
も大幅に簡便化されるようになる。
【0008】また、上記送受波セットが複数セット分散
して設けられて、各送受波セットにおける送受波が異な
る周波数で混信を招くことなく行われ、各送受波セット
の直下での液面位置の計測が同期的に行われるととも
に、このようにして得られた複数の液面位置の値が平均
化されるようになっていると、液面が動揺している場合
でも精確な計測結果が得られ、タンクなどの液量の把握
に寄与できるようになる。
【0009】なお、上記液面計は、橋桁に取り付けて、
その下方の水面のレベルを検出するのにも用いることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての液面計について説明すると、図1はその概
略構成を模式的に示す説明図、図2はその液面位置算出
の原理を示すブロック図である。
【0011】図1に示すように、船舶のカーゴタンク11
の内部液面12の位置を検出するため、複数の送受波セッ
トA,B,Cがタンク頂部11aに均等に分散して装着さ
れており、各送受波セットA,B,Cは、音波(超音
波)または電磁波を送波する送波器A1,B1,C1と、
対応する受波器A2,B2,C2とにより構成されてい
る。そして、これらの送受波セットA,B,Cにおける
送受波は、相互に混信を招かないように異なる周波数f
1,f2,f3で行われるように設定されている。
【0012】また、送受波セットA,B,Cにおける送
波時点から液面反射波受波時点までの時間を計測する計
時手段と、同計時手段により計測された上記時間と上記
送受波器から送出された波の伝播速度とに基づき液面12
の位置を算出する液面位置算出手段とが設けられてい
る。すなわち、図示のごとく送受波セットA,B,Cと
信号処理装置13との間にそれぞれ結線された液面位置計
測回路CL1,CL2,CL3が設けられ、各回路CL1
CL3は、それぞれ相互に結線された発振器13S,駆動回
路14,増幅検波回路15,シュミットトリガ回路16および
タイマ17をそなえている。
【0013】また、図2に示すように、各液面位置計測
回路CL1〜CLnにより同期的に計測された液面位置の
値L1〜Lnを平均化して平均値Laveを算出する平均値
算出手段13aが信号処理装置13に含まれており、その算
出結果が表示部(指示計,バーグラフ等)18に表示され
るようになっている。
【0014】なお、図1に示すごとく、タンク底面から
の液面位置L1は、タンク底面から送受波セットAまで
の高さL0と、計測された送受波セットAからの液面位
置l1(=c・t/2)との差として求められ、ここに
cは、本実施形態では空気中の音波伝播速度を示し、t
は前述の送波時点から受波時点までの時間を示してい
る。また、送受波セットB,Cによる計測値L2,L3
ついても、上述のL1と同様にして求められる。
【0015】上述の本実施形態の液面計によれば、送受
波セットA,B,Cの送波器から液面へ向けて送波され
た音波が液面12で反射して同セットの受波器により受波
される際に、送波から受波までの時間が計測されるとと
もに、その計測された時間と音波の伝播速度とから液面
12の位置(送受波セットA,B,Cからの液面位置)が
的確に計測されるようになり、これによりタンク底面か
らの液面位置も容易に求められる。
【0016】そして、この液面計では、液中に挿入され
たり液面に接触したりする検出機構が全く存在しないの
で、そのメンテナンスが著しく簡便化されるほか、タン
ク頂部などへのこの液面計の取り付けや、その取り外し
も大幅に簡便化されるようになる。
【0017】また、送受波セットA,B,Cが複数セッ
ト分散して設けられて、各送受波セットにおける送受波
が異なる周波数で混信を招くことなく行われ、各送受波
セットの直下での液面位置の計測が同期的に行われると
ともに、このようにして得られた複数の液面位置の値が
平均化されるようになっているので、液面12が動揺して
いる場合でも精確な計測結果が得られるようになる。
【0018】なお、上述の実施形態では送受波セットが
3セット設けられているが、さらに多数の送受波セット
を分散配置すれば、計測精度が一層高められるようにな
る。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の液面計に
よれば次のような効果が得られる。 (1) 送受波セットの送波器から液面へ向けて送波された
音波(超音波を含む)あるいは電磁波の波が液面で反射
して同セットの受波器により受波される際に、送波から
受波までの時間が計測されるとともに、その計測された
時間と上記波の伝播速度とから上記液面の上記送受波セ
ットからの距離(位置)が的確に計測されるようにな
り、タンクの場合はタンク底面から上記送受波セットま
での既知の高さとの差として、タンク底面からの液面位
置も容易に求められる。そして、この液面計では、液中
に挿入されたり液面に接触したりする検出機構が全く存
在しないので、そのメンテナンスが著しく簡便化される
ほか、タンク頂部などへのこの液面計の取り付けや、そ
の取り外しも大幅に簡便化されるようになる。 (2) 上記送受波セットが複数セット分散して設けられ
て、各送受波セットにおける送受波が異なる周波数で混
信を招くことなく行われ、各送受波セットの直下での液
面位置の計測が同期的に行われるとともに、このように
して得られた複数の液面位置の値が平均化されるように
なっていると、液面が動揺している場合でも精確な計測
結果が得られ、タンクなどの液量の把握に寄与できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての液面計の概略構成
を模式的に示す説明図である。
【図2】図1の液面計の液面位置算出の原理を示すブロ
ック図である。
【図3】従来の液面計の正面図である。
【符号の説明】
11 タンク 11a タンク頂部 12 液面 13 信号処理装置 13a 平均値算出手段 13s 発振器 14 駆動回路 15 増幅検波回路 16 シュミットトリガ回路 17 タイマ 18 表示部 A,B,C 送受波セット A1,B1,C1 送波器 A2,B2,C2 受波器 L1,L2,L3 液面位置 CL1,CL2,CL3 液面位置計測回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液面の上方において同液面へ向け配置さ
    れた送波器および受波器からなる送受波セットをそな
    え、同送受波セットにおける送波時点から液面反射波受
    波時点までの時間と、上記送受波セットから送波された
    波の伝播速度とに基づき上記液面の位置を算出する液面
    位置算出手段が設けられたことを特徴とする、液面計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の液面計において、上記
    送受波セットが複数セット分散して設けられるととも
    に、これらの送受波セットが相互に異なる周波数で送受
    波を行うように設定され、各送受波セットを介し対応す
    る上記液面位置算出手段により同期的に算出された複数
    の液面位置の値を平均化する平均値算出手段が設けられ
    たことを特徴とする、液面計。
JP31345199A 1999-11-04 1999-11-04 液面計 Withdrawn JP2001133310A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101196083B1 (ko) * 2010-05-30 2012-11-01 동의과학대학 산학협력단 액상체 잔존량 측정장치
KR101462099B1 (ko) 2013-04-11 2014-11-19 한서대학교 산학협력단 부산물의 유출량 측정을 위한 모니터링 시스템 및 방법

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Effective date: 20070109