JPH04252989A - 積雪計 - Google Patents

積雪計

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JPH04252989A
JPH04252989A JP41643590A JP41643590A JPH04252989A JP H04252989 A JPH04252989 A JP H04252989A JP 41643590 A JP41643590 A JP 41643590A JP 41643590 A JP41643590 A JP 41643590A JP H04252989 A JPH04252989 A JP H04252989A
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snow
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snow gauge
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Haruhiko Hirano
晴彦 平野
Kiyoshi Nakajima
清 中島
Toshimitsu Yokota
横田 利光
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YOKOKAWA UEZATSUKU KK
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YOKOKAWA UEZATSUKU KK
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積雪の深さ計測に利用
する。
【0002】本発明は、地表面付近の積雪深さの計測誤
差を少なくすることができる積雪計に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の超音波円環振動子を用い
た積雪計は、図9にその測定原理を示すように、測定面
から隔たった空間から振動子の呼吸振動によって超音波
パルスを送信し、測定面での反射波を受信するときの伝
播時間を距離に換算して測定値(積雪深の値) として
いた。
【0004】すなわち、超音波が空中を伝播する速さは
、約340m/secとほぼ一定であることから音波の
伝播時間が判れば伝播距離は求めることができる。超音
波送受信器21から発射された超音波パルスは積雪面2
2で反射し、再び超音波送受信器21で受信される。こ
の超音波パルスの往復伝播時間t(sec)は、超音波
送受信器21から地表面23までの距離をD (m)、
積雪の高さをH(m)、空気中の音速をC(m/sec
)とすると、
【0005】
【式1】  t=2(D−H)/C となる。
【0006】伝播速度t(sec)を測定すれば、(1
) 式を用いて超音波送受信器21から積雪面22まで
の距離(D−H)を得ることができる。また、音速Cは
気温の関数であり、1℃当たり約 0.2%変化する。 この気温による音速の変化は、温度計感部24が測定し
た気温をT(℃)とし、0℃における音速(331.4
5m/sec)をC0 とし、音速の温度係数(0.6
07m/sec) をαとすると、
【0007】
【式2】  C=C0 +αT により補正することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した動作原理に基
づく従来の積雪計は、雪の降り始めには密度が少ないた
めに超音波が雪面から内部に浸透する割合が大きく、そ
のために受波が乱れ、伝播時間を正確に検出できない問
題がある。特に、地表面付近での降り始めの雪や降り終
わりの雪の場合にその傾向が顕著に現れる。
【0009】図10(a) 、(b) および(c) 
は、受波の状態を示したもので、(a) の場合は積雪
のないときの受波の波形、(b) はある程度雪が積も
ったときの受波の波形、(c) は雪の降り始めの受波
の波形である。このように雪の降り始めでは超音波の浸
透する割合が大きいために反射位置が定まらず波形に乱
れがみられる。
【0010】本発明はこのような問題を解決するもので
、地表面付近での積雪深の計測誤差をなくし、正確な測
定値を得ることができる積雪計を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、地表面に立設
されるパンザマストと、このパンザマストの先端近傍に
取付けられた超音波送受信器と、この超音波送受信器か
ら地表面に向けてパルス信号を送信させ、積雪面で反射
したパルス信号を受信し、その経過時間から積雪深さを
演算する演算制御手段とを備えた積雪計において、前記
パンザマストの内部または近傍に、積雪深さの小さい値
を検出する光反射形の積雪計を併設し、この光反射形の
積雪計の計測結果がそのレンジ内であるときにはこの光
反射形の積雪計の計測結果を選択し、前記計測結果がそ
のレンジを越えているときには前記演算制御手段の出力
値を選択する選択手段を備えたことを特徴とする。
【0012】光反射形の積雪計のレンジは10センチメ
ートルまたはそれ以下であることが望ましい。
【0013】
【作用】地表面に立設されたパンザマストの先端近傍に
取付けられた超音波送受信器、および超音波送受信器か
ら地表面に向けてパルス信号を送信し積雪面で反射した
パルス信号を受信してその経過時間から積雪の深さを演
算する演算制御手段を備えた積雪計と、パンザマストの
内部または近傍に設けられ積雪深さの小さい値を検出す
る光反射形積雪計とを併設し、光反射形積雪計の計測結
果が、あらかじめ定められた(例えば10cm以下) 
レンジ内であるときには光反射形積雪計の計測結果を選
択して積雪の深さとし、計測結果が定められたレンジを
越えているときには演算制御手段の出力値を選択して積
雪の深さとする。
【0014】このように地表面付近の積雪は光反射形積
雪計で計測し、あらかじめ定められた深さ以上のレンジ
にかかる積雪は超音波形積雪計で計測することにより、
全計測レンジにおける積雪深さの値を正確に得ることが
できる。
【0015】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1および図2は本発明実施例の構成を示す図であ
る。
【0016】本発明実施例は、地表面23に立設された
パンザマスト1と、このパンザマスト1の先端近傍に取
付けられた超音波送受信器21と、この超音波送受信器
21から地表面23に向けてパルス信号を送信させ、積
雪面22で反射したパルス信号を受信し、その経過時間
から積雪深さを演算する図外の演算制御手段とを備え、
さらに、本発明の特徴として、図1に示すようにパンザ
マスト1の内部、または図2に示すようにその近傍に、
積雪深さの小さい値を検出する光反射形積雪計3 を併
設し、この光反射形積雪計3の計測結果がそのレンジ内
であるときにはこの光反射形積雪計3の計測結果を選択
し、前記計測結果がそのレンジを越えているときには前
記演算制御手段の出力値を選択する図外の選択手段を備
える。光反射形積雪計3のレンジは10センチメートル
またはそれ以下に設定される。
【0017】図3は図2のA部拡大図である。本発明実
施例において併設される光反射形積雪計3は、図4に示
す光反射形積雪計と同じ構造、原理を有するもので、地
表面23上10cm程度までのレンジを検出するように
短く構成されたものである。検出ピッチaは測定精度に
見合った間隔で定められる。
【0018】ここで図4を参照して光反射形積雪計の構
成について説明する。光反射形積雪計は、地表面23上
に立設された検出ポール31と、この検出ポール31の
地表面23からの距離に対応する多数の検出点T1 〜
Tn に配置され、その検出点T1 〜Tn における
積雪の有無を出力信号として送出するセンサ33と、こ
の出力信号を入力として積雪の深さを出力するプリント
基板により構成された回路手段32とを備える。
【0019】図5は回路手段32の構成を示すブロック
図である。回路手段32は、測定時刻に測定レンジ全長
にわたるセンサ33の出力信号を取込むセンサ出力取込
み手段32a と、このセンサ出力取込み手段32a 
により取込まれた測定レンジ全長にわたるセンサ33の
出力信号をデータとして記憶する記憶手段32b と、
あらたに取込まれた前記データと少し前の測定時刻の前
記データと比較し、センサ33ごとの変化のうち非合理
的な変化を自動的に除外する比較処理手段32c とを
備える。
【0020】また、センサ33は、図6に図4のA−A
′断面で示すように、セパレータ31a を介在して配
置された発光素子33a 、および発光素子33a の
出力光を受光する受光素子33b とを含む。
【0021】本発明実施例では、このように構成された
光反射形積雪計を地表面23上の小さいレンジを対象に
積雪の深さを計測するものとして図3に示すように配置
する。
【0022】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0023】図7に示すように、仮に3cmの積雪があ
ったものとすると、超音波送受信器21から発射された
超音波が積雪層内に浸透してしまい、図7の■に示すよ
うな理想的な受信状態で反射されたときの伝播時間t0
にはならず、同図■に示すような乱れのためにt1 の
遅れを生じ、実際に計測される伝播時間はt2 となる
。したがって実際の積雪の深さが3cmあるにもかかわ
らず、例えば1センチとして計測され2cmの測定誤差
を生じる。
【0024】このような地表面付近の積雪の深さの測定
誤差をなくすため、図8に動作の流れを示すように、ま
ず、超音波送受信器21から超音波によるパルス信号を
発信して伝播時間を計測するとともに、併設の光反射形
積雪計3からも光を送出して積雪の深さの計測を行う。 次いで、この計測により得られたデータに基づき積雪の
深さを演算し、光反射形積雪計3による測定結果が所定
のレンジ内にあるか否かを判断し、所定のレンジ内にあ
るときには超音波による積雪の深さの値は地表面23付
近を測定した値であるとして光反射形積雪計3による計
測結果を選択する。
【0025】また、光反射形積雪計3による計測結果が
所定のレンジを越えている場合には超音波による積雪の
深さの値が地表面23の付近を測定したものではないと
して、超音波を用いた計測値を選択して積雪深の値とす
る。
【0026】このように、地表面23から10cm以下
のレンジの積雪の場合には、光反射形積雪計3による測
定値を積雪の深さとし、10cmを越えたレンジの積雪
の場合は超音波による測定値を積雪の深さとすることに
より、全レンジにわたって積雪の深さを正確に測定する
ことが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波式積雪計と光反射形積雪計とを併設し、地表面付近
での測定に誤差を生じ易い超音波式積雪計による測定範
囲を設定しておき、その範囲以下のときには光反射形積
雪計による測定値を積雪の深さとし、その範囲以上のと
きには超音波式積雪計による測定値を積雪の深さとする
ことにより、全測定範囲にわたって正確な積雪深さの値
を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明実施例の構成の一例を示す図。
【図2】  本発明実施例の構成の他の例を示す図。
【図3】  図2に示すA部拡大図。
【図4】  本発明実施例に係る光反射形積雪計の構成
を示す図。
【図5】  光反射形積雪計の回路手段の構成を示すブ
ロック図。
【図6】  図4に示すセンサ部のA−A′断面図。
【図7】  本発明実施例に係る超音波式積雪計の送波
および受波の状態を説明する図。
【図8】  本発明実施例の動作の流れを示す流れ図。
【図9】  従来例超音波式積雪計の構成および測定を
説明する図。
【図10】  (a) 、(b) および(c) は従
来例超音波式積雪計の送波および受波の状態を示す図。
【符号の説明】
1    パンザマスト 3    光反射形積雪計 21    超音波送受信器 22    積雪面 23    地表面 24    温度計感部 31    検出ポール 31a   セパレータ 32    回路手段 (プリント基板) 32a  
 センサ出力取込み手段 32b   記憶手段 32c   比較処理手段 33    センサ 33a   発光素子 33b   受光素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地表面に立設されるパンザマストと、
    このパンザマストの先端近傍に取付けられた超音波送受
    信器と、この超音波送受信器から地表面に向けてパルス
    信号を送信させ、積雪面で反射したパルス信号を受信し
    、その経過時間から積雪深さを演算する演算制御手段と
    を備えた積雪計において、 前記パンザマストの内部ま
    たは近傍に、積雪深さの小さい値を検出する光反射形の
    積雪計を併設し、この光反射形の積雪計の計測結果がそ
    のレンジ内であるときにはこの光反射形の積雪計の計測
    結果を選択し、前記計測結果がそのレンジを越えている
    ときには前記演算制御手段の出力値を選択する選択手段
    を備えたことを特徴とする積雪計。
  2. 【請求項2】  この光反射形の積雪計のレンジは10
    センチメートルまたはそれ以下である請求項1記載の積
    雪計。
JP41643590A 1990-12-27 1990-12-27 積雪計 Expired - Lifetime JPH0627874B2 (ja)

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JPH0627874B2 JPH0627874B2 (ja) 1994-04-13

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JPH11211846A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Yokogawa Electric Corp 積雪深計
KR101538858B1 (ko) * 2013-11-25 2015-07-23 서울대학교산학협력단 적설량 측정장치

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