JP2001132798A - 螺線状歯付きロープのエンドレス成形方法とエンドレス連結構造 - Google Patents

螺線状歯付きロープのエンドレス成形方法とエンドレス連結構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤロープ2外周の樹脂被覆3に線状体を
巻き着けた螺線状歯付きロープが、巻掛車6によって一
定方向連続駆動ができるエンドレス連結構造とその成形
方法を提供する。 【解決手段】 エンドレスに連結すべき螺線状歯付きロ
ープ1の切断端の若干長L1の樹脂被覆3と螺線条5を
剥離した露出ワイヤロープ部2Aの端面を連結してエン
ドレス状に成し、その露出ワイヤロープ部2Aのエンド
レス内側に、再生樹脂被覆3Aと再生螺線条5Aを設け
ると共に、エンドレス外側に、露出ワイヤロープ2Aと
露出ワイヤロープ2A近傍の数山の螺線条5を埋め込
み、かつ、ロープ側方に突出するリブ部12を有する樹
脂質の連結補強部11を一体に設けた構造からなるエン
ドレス連結部10と、そのエンドレス連結部10を成形
型によって射出成形する成形方法が特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンター
のキャリッジのカセット式リボンテープを高精度に移動
させる等、エレクトロニクス分野のワードプロセッサー
・複写機等の諸機器において、可動部材を高精度・静音
に移動させるのに用いる「螺線状歯付きロープ」に関す
るものであり、詳しくは、その螺線状歯付きロープをエ
ンドレス状にするためのエンドレス成形方法とエンドレ
ス連結構造を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】螺線状歯付きロープは、細径のワイヤロ
ープに樹脂被覆を施したロープ本体の外周に樹脂製・金
属製の線条体を「螺旋状」に巻き付けた構造からなり、
その線条体を巻掛車の線条溝にかみ合せることによっ
て、正確な同期駆動性(巻き掛けた駆動車とロープとの
同期駆動性能)と駆動静音性を有し、かつ、三次元配索
ができる利点を有し、複写機等の可動部材を往復駆動さ
せるための駆動用機械要素として広く使用されている。
【0003】そして、エンドレス状にして一対の巻掛車
に巻掛ける場合は、特開昭63―307975号公報に
例示されるように、単一のロープの両端間に連結ブロッ
クを装着固定してエンドレス状にする連結手段が採られ
ている。
【0004】一方、螺線状歯付きロープの類似物として
同期駆動性の駆動用巻き掛けベルトとして、駆動歯車と
噛み合う作動歯をベルト内周に連設したエンドレス状の
タイミングベルトが広く普及している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の螺線状歯
付きロープの連結手段は、エンドレス状のロープ中間に
ロープ全周を内包して膨出形態を呈する連結ブロックが
存在して、その連結部分の巻掛車の巻き掛けが不能にな
る。従って、従来の螺線状歯付きロープによる駆動は、
連結ブロックが巻掛車と干渉しない巻掛車間コースの往
復運動に限定される機能上の制限があり、例えば従動部
材を一定方向に移動させる場合は、ロープの往復作動に
よる間欠送り形態にならざるを得ず、その間欠停止によ
るロスタイムが生じて駆動性を損うと共に、その間欠駆
動をさせるための駆動機構が複雑になる。そして、重量
のある連結ブロックがロープの間欠作動毎に急発進・急
停止を反復するのでロープ緩みや振動を生じ易く、ロー
プの同期駆動性・駆動静音性を早期に減衰する難点があ
る。
【0006】一方、前記のタイミングベルトはエンドレ
ス形状全体の成形キャビティーを有する射出成形型によ
って一体に射出成形する成形工法のため、標準化量産さ
れたエンドレスサイズのもののみしか現実に使用できな
い制限があり、これを使用する機械構造物の設計自由度
が拘束される。
【0007】本発明は、以上の従来技術の難点を解消す
る螺線状歯付きロープのエンドレス成形方法とエンドレ
ス連結構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明は「樹脂被覆を有するワイヤロープの外周に線
状体の螺線条を巻き着けた螺線状歯付きロープをエンド
レス状に相互連結するにおいて、長尺の螺線状歯付きロ
ープを必要長にカットした切断端若干部分の前記樹脂被
覆と前記螺線条を剥離除去して露出ワイヤロープ部を形
成し、続いて、該露出ワイヤロープ部の先端を相互連結
してエンドレス形態に成し、しかるのち、該露出ワイヤ
ロープ部と、その近傍の螺線条を射出成形型にインサー
トし、前記エンドレス形態の曲げ中立面の内側に前記露
出ワイヤロープ部の露出によって除去された前記樹脂被
覆と前記螺線条を再生補充すると共に、前記中立面の外
側に、前記露出ワイヤロープ部とその近傍の前記螺線条
を埋め込んでロープ長手方向に伸長する樹脂質連結補強
部を一体に射出成形することを特徴とする螺線状歯付き
ロープのエンドレス成形方法」の第一発明と、
【0009】「樹脂被覆を有するワイヤロープの外周に
線状体の螺線条を巻き着けた螺線状歯付きロープをエン
ドレス状にした連結部にして、切断端の若干部分の露出
ワイヤロープ部を相互連結すると共に、エンドレス形態
の曲げ中立面の内側に前記露出ワイヤロープ部の樹脂被
覆と前記螺線条を再生した再生樹脂被覆と再生螺線条を
備え、さらに、前記曲げ中立面の外側に、前記露出ワイ
ヤロープ部近傍の前記螺線条を埋め込んでロープ長手方
向に連続する樹脂質の連結補強部を一体に設けた構造を
特徴とする螺線状歯付きロープのエンドレス連結構造」
の第二発明になっている。
【0010】即ち、本発明の螺線状歯付きロープは、任
意長にカットした螺線状歯付きロープを任意周長のエン
ドレスロープに連結接続して、そのエンドレス形態の内
周側を「巻掛車に巻掛けできる有効な螺線状歯の連続形
態」にすると共に、その連結部分に、巻掛けロープとし
ての駆動に耐え得る抗張特性と巻掛け変形性を有する
「剛にして柔」の樹脂質連結補強部を巻掛け曲げの「曲
げ中立面」の外側の引張り応力ゾーンに一体に設けた構
造が特徴である。そして、その連結補強部は、ロープ側
方に突出するリブ部またはロープ上部に立設したリブ部
を設けた形態が採択され、さらに、張力担持支援用の補
助筋をインサートする態様を採択する。
【0011】
【作用】以上の構成の本発明の螺線状歯付きロープは、
エンドレス形態にした連結部分の環状内側に再生螺線条
が存在するので、エンドレスロープの全周の巻掛車への
巻掛けが可能になり、駆動車による一定方向の連続駆動
ができる。そして、その連結部分は曲げ中立面(巻掛車
への巻掛曲げの曲げ中立面)の外側の引張り応力ゾーン
に前記連結補強部が存在するので、駆動用ロープとして
の駆動張力に充分に耐え得ると共に、巻掛車への巻掛け
駆動を阻害するおそれはない。そして、その一定方向連
動駆動の採択によって、従来の間欠駆動に基づく「ロス
タイム・振動発生・耐久性低下」等の不具合が存在しな
い「同期駆動性・駆動静音性・三次元配索性」の高品質
駆動システムが可能になる。
【0012】さらに、前記構成の本発明の螺線状歯付き
ロープのエンドレス成形方法は、前記連結部分のみを成
形型の成形キャビティーにインサートして射出成形する
ので、共通の成形型によって、長尺ロープ状のものを任
意長にカットして無段階エンドレス周長のフリーサイズ
エンドレスロープが量産成形できる。
【0013】
【発明の実施の態様】まず、本発明第一実施例の螺線状
歯付きロープ1(以下、単に歯付きロープ1という)と
その成形方法を図1・図2を参照して説明する。即ち、
細径のワイヤロープ2の外周に樹脂被覆3を設けたロー
プ本体4の外周に、樹脂線の螺線条5をスパイラル状に
巻回し、その螺線条5を巻掛車6の歯溝7に嵌めて巻掛
け装着するエンドレス状の歯付きロープ1において、エ
ンドレス形状にするための連結部分10は、連結すべき
歯付きロープの切断端の若干部分(図示L1)の樹脂被
覆3と螺線条5を剥離した露出ワイヤロープ部2Aの端
面が連結点Pとして相互連結され、その連結点Pを中心
とする長さLの樹脂質の連結補強部11によって補強さ
れると共に、その露出ワイヤロープ部2Aのエンドレス
内側部分には、前記露出によって除去された樹脂被覆3
と螺線条5を再生補充した再生樹脂被覆3Aと再生螺線
条5Aを設けた構造になっている。
【0014】詳しくは、連結補強部11は、巻掛車6へ
の巻掛け曲げの曲げ中立面9の外側の曲げ引張り応力ゾ
ーンに設けられ、ロープの側方に突出するリブ12部を
有して螺線条5の頂点を頂部とする略二等辺三角形の横
断面形状を有し、露出ワイヤロープ部2A近傍の数山の
螺線条5の谷部を埋めてロープ長手方向に伸長する図示
Lの長さを有し、連結部分10の引張り応力を担持する
と共に、容易に弾性曲げ変形して巻掛車6に巻き掛けで
きる「剛にして柔」の補強部になっている。
【0015】そして、再生樹脂被覆3Aと再生螺線条5
Aは連結補強部11と同質樹脂にして一体になると共
に、剥離されなかった樹脂被覆3・螺線条5と連続し、
中立面9内側のロープ内周部分のみに存在して巻掛車6
の歯溝7に噛み合い係合できる。なお、この連結補強部
11・再生樹脂被覆3A・再生螺線条5Aは「ポリウレ
タン・ポリアミド・ポリアミドエラストマー・ポリプロ
ピレン・ポリプロピレンエラストマー」等の樹脂材によ
って成形される。
【0016】続いて、図2を参照して図1実施例の歯付
きロープ1の連結部分10の成形方法を説明する。即
ち、予め量産された長尺の歯付きロープ1を必要なエン
ドレス周長を満す長さに切断し、その切断端の前記L1
部分の樹脂被覆3と螺線条5を剥離除去して露出ワイヤ
ロープ部2Aに成し、その露出ワイヤロープ部2Aの先
端を半田付け・溶着等によって連結固定してエンドレス
形状にする。しかるのち、そのエンドレス形状の露出ワ
イヤロープ部2Aとその近傍の歯付きロープ1の数山の
螺線条5を含む連結部分を「連結補強部11の成形キャ
ビティー21Aを有する上型20Aと、再生樹脂被服3
Aと再生螺線条5Aの成形キャビティー21Bを有する
下型20B」からなる成形型20にインサートし、溶融
樹脂を注入して射出成形し、図1実施例の連結部分10
を有するエンドレス状の歯付きロープ1を形成する。
【0017】以上の実施例の歯付きロープ1は前記の作
用があり、エンドレス形状の曲げ中立面9の内側に螺線
条5が連続して存在するので、巻掛車6へ巻掛けて一定
方向連続駆動ができる。そして、連結補強部11は露出
ワイヤロープ部2Aを埋め込むと共に、剥離されなっか
た螺線条5の谷間を埋めて一体となるので、この連結部
分の抗張力は充分に確保される。そして、その連結補強
部11は樹脂製であることから、柔軟性の確保が可能に
して「剛にして柔」の連結特性を有し、この連結部から
なるエンドレス駆動用ロープは長期間安定使用できる。
【0018】続いて、図3を参照して本発明の歯付きロ
ープ1の他の実施例を説明する。即ち、図3のものは連
結補強部11の他の態様が示してあり、エンドレス外方
へ突設する板状のリブ部12を有し,歯付きロープ1に
連動させる従動部材がリブ部12に連結可能になってい
る。この図3のものはワイヤロープ2の連結点Pの前後
ポイントを従動部材の連結ポイントにすることによって
従動部材による駆動荷重を分散することができるので、
連結部分10の荷重負担が低減する。なお、この実施例
のものはリブ部12の上縁に引張り応力緩和スロット1
3を設け、巻掛け変形をし易くしている。
【0019】さらに、この図3のものは連結補強部11
の抗張力と連結部分10の曲げ変形復元性を一段と向上
させる意図から、ロープの長手方向に伸長する補強筋1
4がインサートされており、この補強筋14は両端が鉤
状をなして係止されると共に、中間部分が伸縮自在の波
型形状をなしている。
【0020】なお、本発明の歯付きロープ1は前記作用
以外の下記の特有作用がある。即ち、連結部分10の再
生螺線条5Aはロープの半周のみしか存在しないので、
ロープ本体4に対する傾斜角θ(図1参照)が45°以
上に設定可能にして大傾斜角θのロープに成形できる。
一方、前記従来のタイミングベルトは円筒内周に沿って
歯を連設してエンドレス状にした長い筒状体を、ベルト
幅に輪切りして成形する工法であることから、成形型の
中子型の側方抜きを可能にする制限があり、はすば歯の
「はすば角(前記傾斜角θに相当)」が概ね10°以下
に制限された平歯に近いものにして、はすば角による高
伝達性等のメリット享受ができない性能難点が存在す
る。以上から、本発明の歯付きロープ1は全周の螺線条
5の傾斜角θを45°以上の大角に設定し、従来のタイ
ミングベルトに代る高性能回転駆動ロープとして新規用
途の開発提供ができる。
【0021】なお、本発明の歯付きロープ1は前記実施
例に限定されず、連結補強部11の横断形状を他の形状
にしたり、補強筋14を「撚り線・形状記憶合金線・チ
ューブ入りコイルばね」等によって形成したり、また
は、露出ワイヤロープ部2Aの相互連結手段を「複撚り
構成ワイヤロープの側ストランドを半数づつカットし
て、残された半数の側ストランドの相互撚り合せ連結」
にすることがあり、さらに、複撚り構成のワイヤロープ
の側ストランドの1本を省略除去して、その除去空隙に
連結補強部11の樹脂材を充填させて連結強度の一段の
向上を図る等の変化がある。
【0022】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の連結構造
からなる螺線状歯付きロープは、巻掛車による一定方向
連続駆動が可能になるので、従来定方向連続駆動すべき
ところ止むを得ず間欠駆動にした機器要部において、そ
の間欠駆動に基づく難点を解消して同期駆動性・駆動静
音性・三次元配策性に優れる駆動システムを提供すると
共に、従来のタイミングベルトに代る高性能駆動伝達ロ
ープとして新規用途の開発提供ができる。
【0023】さらに、本発明の螺線状歯付きロープの成
形方法は、無段階エンドレス周長のフリーサイズエンド
レスの螺線状歯付きロープを安価に量産提供し、前記諸
効果の円滑な実行を支援することができる。以上の実用
性に富む諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の螺線状歯付きロープのエン
ドレス連結構造を示し、(A)はその正面図、(B)は
その平面図、(C)は(A)のEE断面図、(D)は
(A)のFF断面図
【図2】図1実施例の螺線状歯付きロープのエンドレス
成形方法を示し、(A)はその成形方法の工法説明図、
(B)はその成形型の構造を示す断面図
【図3】本発明の他の実施例の螺線状歯付きロープを示
し、(A)はその正面図、(B)はその平面図、(C)
は(A)のDD断面図
【符号の説明】
1 螺線状歯付きロープ 2 ワイヤロープ 2A 露出ワイヤロープ部 3 樹脂被覆 3A 再生樹脂被覆 4 ロープ本体 5 螺線条 5A 再生螺線条 6 巻掛車 9 曲げ中立面 10 連結部分 11 連結補強部 12 リブ部 14 補強筋 20 成形型 21 成形キャビティー P 連結点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂被覆を有するワイヤロープの外周に
    線状体の螺線条を巻き着けた螺線状歯付きロープをエン
    ドレス状に相互連結するにおいて、長尺の螺線状歯付き
    ロープを必要長にカットした切断端若干部分の前記樹脂
    被覆と前記螺線条を剥離除去して露出ワイヤロープ部を
    形成し、続いて、該露出ワイヤロープ部の先端を相互連
    結してエンドレス形態に成し、しかるのち、該露出ワイ
    ヤロープ部と、その近傍の螺線条を射出成形型にインサ
    ートし、前記エンドレス形態の曲げ中立面の内側に前記
    露出ワイヤロープ部の露出によって除去された前記樹脂
    被覆と前記螺線条を再生補充すると共に、前記中立面の
    外側に、前記露出ワイヤロープ部とその近傍の前記螺線
    条を埋め込んでロープ長手方向に伸長する樹脂質の連結
    補強部を一体に射出成形することを特徴とする螺線状歯
    付きロープのエンドレス成形方法。
  2. 【請求項2】 樹脂被覆を有するワイヤロープの外周に
    線状体の螺線条を巻き着けた螺線状歯付きロープをエン
    ドレス状にした連結部にして、切断端の若干部分の露出
    ワイヤロープ部を相互連結すると共に、エンドレス形態
    の曲げ中立面の内側に前記露出ワイヤロープ部の樹脂被
    覆と前記螺線条を再生した再生樹脂被覆と再生螺線条を
    備え、さらに、前記曲げ中立面の外側に、前記露出ワイ
    ヤロープ部近傍の前記螺線条を埋め込んでロープ長手方
    向に連続する樹脂質の連結補強部を一体に設けた構造を
    特徴とする螺線状歯付きロープのエンドレス連結構造。
  3. 【請求項3】 連結補強部が、ロープ側方に突出するリ
    ブ部、またはエンドレス外周に突設する板状のリブ部を
    有する請求項2の螺線状歯付きロープのエンドレス連結
    構造。
  4. 【請求項4】 連結補強部が、インサート内設した補強
    筋を備えた請求項2または請求項3の螺線状歯付きロー
    プのエンドレス連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11572657B2 (en) * 2018-01-31 2023-02-07 Nhk Spring Co., Ltd Wire, wire manufacturing method, and vehicle door

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