JP2001132763A - 回転シャフトの取り付け構造 - Google Patents

回転シャフトの取り付け構造

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JP2001132763A
JP2001132763A JP31696299A JP31696299A JP2001132763A JP 2001132763 A JP2001132763 A JP 2001132763A JP 31696299 A JP31696299 A JP 31696299A JP 31696299 A JP31696299 A JP 31696299A JP 2001132763 A JP2001132763 A JP 2001132763A
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JP
Japan
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shaft
side tooth
arm
rotary shaft
rotating shaft
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JP31696299A
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Shigeyoshi Kobayashi
成好 小林
Tomohiro Yoneda
知弘 米田
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転シャフトが回転しても腕部から外れる力
がかかることなく、回転シャフトを一対の腕部に取付け
ることができる回転シャフトの取り付け構造を提供す
る。 【解決手段】 回転シャフト10の一端の周縁部に沿っ
て軸側歯部20を設け、この軸側歯部20の形状が、山
が三角形状であり、中央部が互いに平行な直線部であ
り、谷が三角形状であり、これに対応する腕14の円筒
取付部30の腕側歯部40も、同様に山部42と谷部4
4と直線部46を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエブの巻出し装
置または巻き取り装置等に用いられる回転シャフトの取
り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すウエブの巻出し装置や巻き取
り装置は、ウエブを巻回するために、回転シャフトが必
要である。この回転シャフトは、一対の腕部の間に回動
自在に取り付けられているが、その構造は、従来より図
5に示すようなものである。
【0003】すなわち、左右一対の腕部102,104
には、回転シャフト100を取り付けるための円筒形の
円筒取付部106,108がそれぞれ設けられている。
これら円筒取付部106,108は、回転シャフト10
0が一対の腕部102,104の間に配したときに、回
転シャフト100側にエアシリンダによってそれぞれ移
動して、回転シャフト100を挟むように固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造の場
合に、腕部102に設けられている円筒取付部106が
不図示のモータ等によって回転した場合に、その回転力
を回転シャフト100に伝達する必要がある。
【0005】そのため、この回転力を伝達するために、
円筒取付部106の先端側は三角形状の腕側歯部110
がリング状に設けられ、それに対応する回転シャフト1
00の右側端部にも三角形状の軸側歯部112が設けら
れている。そして、この腕側歯部110と軸側歯部11
2が係合した状態の拡大展開図が図6である。
【0006】しかし、このような係合であると円筒取付
部106が回転するとそれと共に回転シャフト100が
回転するが、次のような問題点があった。
【0007】すなわち、図6において、円筒取付部10
6が矢印Aの方向に回転すると、腕側歯部110の係合
部分は傾斜面であるため、この回転と共に矢印Bの方向
に力が加わる。この方向の力は、円筒取付部106が回
転シャフト100から外す力となる。
【0008】このため、円筒取付部106が回転すると
円筒取付部106が回転シャフト100から外れるよう
な方向(矢印Bの方向)に打ち勝つようにするために、
円筒取付部106を回転シャフト100の方向(矢印C
の方向)に押しつける必要があるという問題点がある。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、回転
シャフトが回転しても腕部から外れる力がかかることな
く、回転シャフトを腕部に取付けることができる回転シ
ャフトの取り付け構造を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明、一対の
腕部によって回転シャフトを両端から挟んで回動自在に
取り付ける回転シャフトの取り付け構造であって、前記
回転シャフトの少なくとも一端の周縁部に沿って軸側歯
部を設け、この軸側歯部は、山部と谷部が交互に連続し
たものであり、前記山部が三角形状であり、前記谷部が
三角形状であり、これら山部と谷部との間に直線部を形
成し、隣接するこれら直線部は互いに平行であり、前記
回転シャフトの一端に対応する腕部に、前記軸側歯部と
噛み合う腕側歯部を設け、前記回転シャフトの両端部か
ら円錐台形状の挿入凸部がそれぞれ突出し、前記一対の
腕部には、前記円錐台形状の挿入凸部に対応する凹部を
それぞれ設けたものである。
【0011】請求項2の発明は、一対の腕部によって回
転シャフトを両端から挟んで回動自在に取り付ける回転
シャフトの取り付け構造であって、前記回転シャフトの
少なくとも一端の周縁部に沿って軸側歯部を設け、この
軸側歯部は、山部と谷部が交互に連続したものであり、
前記山部が三角形状であり、前記谷部が三角形状であ
り、これら山部と谷部との間に直線部を形成し、隣接す
るこれら直線部は互いに平行であり、前記回転シャフト
の一端に対応する腕部に、前記軸側歯部と噛み合う腕側
歯部を設け、前記一対の腕部から円錐台形の挿入凸部が
それぞれ突出し、前記回転シャフトの両端部に、前記挿
入凸部が挿入される凹部をそれぞれ設けたものである。
【0012】これら発明の回転シャフトの取り付け構造
であると、回転シャフトと腕部との係合部である軸側歯
部と腕側歯部の形状が、先端が三角形状になった第1傾
斜部と、中央部が互いに平行な直線部と、基部が三角形
状になった第2傾斜部とより構成されている。
【0013】したがって、軸側歯部を腕側歯部にはめ込
む場合には、互いの第1傾斜部同士が係合してはまりや
すくなり、係合した場合には、互いの直線部同士が係合
するため、腕部が回転しても、軸方向に力が働くことが
ない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図4に基づいて説明する。
【0015】本実施例は、図7に示す長尺状のウエブの
巻出し装置1に使用される回転シャフト10の取り付け
構造であって、左右一対の腕部12,14の間に回転自
在に取付けられる。
【0016】まず、回転シャフト10の構造について説
明する。
【0017】回転シャフト10は円柱状をなし、左右両
端部から一対の挿入凸部16、18が突出している。こ
の挿入凸部16、18は、先端ほど細くなった円錐台形
になっている。
【0018】左側にある挿入凸部16の周縁部は、平ら
な状態となっている。
【0019】右側の挿入凸部18の周縁部には、リング
状に軸側歯部20が形成されている。
【0020】この軸側歯部20は、図3及び図4に示す
ように、山部と谷部とが順番に交互に設けられているも
のであり、例えば一周で山谷が各16個ずつ設けられて
いる。この山部及び谷部の形状は、図4に示すように、
山部22の部分は、角度60゜の三角形状を成してお
り、また、谷部24は、60゜の三角形状となってい
る。そして、この山部22と谷部24との間には互いに
平行な直線部26が設けられている。
【0021】一対の腕部12,14には、回転シャフト
10と係合するための円筒形の左右一対の円筒取付部2
8,30が回動自在に設けられている。
【0022】左側の円筒取付部28は、左側の腕部12
に回動自在に取付けられているものであり、円筒取付部
28の右端面には、回転シャフト10の挿入凸部16が
挿入される凹部32が設けられている。
【0023】右側の円筒取付部30は、不図示のモータ
から回転力が与えられ、円筒取付部30自身が回転す
る。円筒取付部30の左端面には、回転シャフト10の
挿入凸部18が挿入される凹部34が設けられている。
【0024】この凹部34の周縁部には、軸側歯部20
と係合するための腕側歯部40がリング状に設けられて
いる。腕側歯部40も軸側歯部20と同様に、図4に示
すように山部42と谷部44と直線部46とから構成さ
れている。
【0025】そして、左右一対の円筒取付部28,30
は、左右一対の腕部12,14に対し軸方向に移動自在
となっており、不図示のエアシリンダで内方に移動し、
かつ、固定できる。
【0026】以下、上記構成の回転シャフト10を腕部
12,14に取付ける場合について説明する。
【0027】図1は、回転シャフト10を腕部12,1
4に取付ける前の状態の正面図であり、図2は取り付け
た後の正面図である。
【0028】回転シャフト10を左右一対の円筒取付部
28,38の間に配する。
【0029】不図示のエアシリンダで左右一対の円筒取
付部28,30を内方に移動させ、左右一対の挿入凸部
16,18がそれぞれ凹部32,34に挿入される。こ
の円錐台形の挿入凸部16,18が凹部32,34に挿
入されることによって、円筒取付部28,30の軸心
と、回転シャフト10の軸心が一致する。
【0030】挿入凸部16が凹部32に挿入されると同
時に、軸側歯部20と腕側歯部40が係合する。この係
合した状態の拡大展開図が図4である。
【0031】図4に示すように、軸側歯部20の山部2
2と腕側歯部40の谷部44が係合し、軸側歯部20の
谷部24と腕側歯部40の山部42が係合する。軸側歯
部20の直線部26と腕側歯部40の直線部46も係合
する。
【0032】この場合に、軸側歯部20の山部22と腕
側歯部40の山部42は互いに三角形状を成しており、
斜面を有しているため、周方向に多少この係合部分がず
れていてもこの斜面によって、互いの係合を行うことが
できる。
【0033】上記のような動作に基づいて取り付けた状
態が図2である。
【0034】このように取り付けた回転シャフト10に
おいて、駆動側の円筒取付部28を回転させると、腕側
歯部40と軸側歯部20が係合しているため、回転シャ
フト10も円筒取付部28と共に回動する。
【0035】この場合に、図4において、矢印Dの方向
に円筒取付部30が回転したとしても、腕側歯部40と
軸側歯部20は直線部26と直線部46で係合している
ため、従来技術のような軸方向に押圧力が発生すること
がない。
【0036】山部42と谷部24及び谷部44と山部2
2との係合面が正確に合致していなくても、直線部2
6,46が存在するため、互いの係合が確実に行うこと
ができる。特に、円筒取付部30の回転が増したとして
も、上記のような理由から軸方向に回転シャフト10か
ら押圧力が発生することがない。
【0037】(変更例1)上記実施例では、回転シャフ
ト10の右側にのみ軸側歯部20を設けたが、これに代
えて左側にのみ軸側歯部20を設けてもよく、さらに両
側に軸側歯部20を設けてもよい。
【0038】(変更例2)上記実施例では回転シャフト
10から円錐台形の挿入凸部16,18を突出させた
が、これに代えて円筒取付部28,30から円錐台形の
挿入凸部16,18を突出させてもよい。
【0039】(変更例3)上記実施例ではウエブの巻出
し装置1における回転シャフト10で説明したが、この
装置に限らず、ウエブの巻き取り装置や、その他の回転
シャフトを有した装置に本発明は適応することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上により本発明の回転シャフトの取り
付け構造であると、軸側歯部及び腕側歯部に山部と谷部
以外に直線部を設けることにより、腕部が回転シャフト
を回転させた場合でも、その回転力により回転シャフト
から軸方向の押圧力が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す腕部と回転シャフトと
の取り付ける前の状態の正面図である。
【図2】同じく取り付けた状態の後の正面図である。
【図3】回転シャフトの右側面図である。
【図4】軸側歯部と腕側歯部が係合した状態の拡大展開
図である。
【図5】従来の回転シャフトと腕部の取り付け構造を示
す正面図である。
【図6】従来の回転シャフトと円筒取付部の状態を示す
拡大展開図である。
【図7】ウエブの巻き取り装置の側面図である。
【符号の説明】
10 回転シャフト 12 腕部 14 腕部 16 挿入凸部 18 挿入凸部 20 軸側歯部 22 山部 24 谷部 26 直線部 28 円筒取付部 30 円筒取付部 32 凹部 34 凹部 40 腕側歯部 42 山部 44 谷部 46 直線部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の腕部によって回転シャフトを両端か
    ら挟んで回動自在に取り付ける回転シャフトの取り付け
    構造であって、 前記回転シャフトの少なくとも一端の周縁部に沿って軸
    側歯部を設け、 この軸側歯部は、山部と谷部が交互に連続したものであ
    り、前記山部が三角形状であり、前記谷部が三角形状で
    あり、これら山部と谷部との間に直線部を形成し、隣接
    するこれら直線部は互いに平行であり、 前記回転シャフトの一端に対応する腕部に、前記軸側歯
    部と噛み合う腕側歯部を設け、 前記回転シャフトの両端部から円錐台形の挿入凸部がそ
    れぞれ突出し、 前記一対の腕部に、前記挿入凸部が挿入される凹部をそ
    れぞれ設けたことを特徴とする回転シャフトの取り付け
    構造。
  2. 【請求項2】一対の腕部によって回転シャフトを両端か
    ら挟んで回動自在に取り付ける回転シャフトの取り付け
    構造であって、 前記回転シャフトの少なくとも一端の周縁部に沿って軸
    側歯部を設け、 この軸側歯部は、山部と谷部が交互に連続したものであ
    り、前記山部が三角形状であり、前記谷部が三角形状で
    あり、これら山部と谷部との間に直線部を形成し、隣接
    するこれら直線部は互いに平行であり、 前記回転シャフトの一端に対応する腕部に、前記軸側歯
    部と噛み合う腕側歯部を設け、 前記一対の腕部から円錐台形の挿入凸部がそれぞれ突出
    し、 前記回転シャフトの両端部に、前記挿入凸部が挿入され
    る凹部をそれぞれ設けたことを特徴とする回転シャフト
    の取り付け構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184292A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 株式会社ヒラノテクシード ウエブの巻取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184292A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 株式会社ヒラノテクシード ウエブの巻取り装置

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