JP2001132253A - 屋台における作業場囲い及び庇の自動出没装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 だれでもボタン操作により自動的に簡単且つ
短時間に屋台のセット及びしまい作業ができる屋台装置
を提供する。 【解決手段】 屋台本体１は、その作業場側が全面開放
され、屋台本体１内には、その天井面１ａ及び対向両側
壁面１ｂ，１ｃに沿うように内天井２と対向内壁３，４
を有し且つ売場側が開放され、作業場側がドア５付きの
壁面６から成る作業場囲いＡを収納する。前記屋台本体
１の対向両側壁面１ｂ，１ｃの上部と下部に水平ガイド
レール８を設けるとともに作業場囲いＡには対向内壁
３，４に屋台本体１のガイドレール８に支持されるスラ
イダー７を設けて、作業場囲いＡが前記ガイドレール８
に支持されたスライダー７を介して屋台本体１の作業場
側の開放面１ｅから出没できるようにする。そして、前
記屋台本体１内に作業場囲いＡの出没動作を行う駆動手
段９と、その動作を司る制御部１０を設けて成る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、主として飲食物の
販売に使用する屋台の庇と作業場囲いの可動構造に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】これまで、各種移動式の屋台が提供され
ている。それらはいずれも閉店後にはその場所から撤収
しなければならないので、設置時には組立てを、閉店時
には分解などをするようになっている。その屋台の設置
時及び閉店時に行わなければならない組立て及び解体作
業は、それ自体が容易なものではないのみならず、さら
にそれを移動するために貨物自動車の荷台に積み降ろし
する作業は、時間と人手を多く要する面倒な作業であっ
た。そこで、一人でも簡単に屋台の移動ができ、また屋
台の組み立ても容易な、自動車などの運搬車に常設した
タイプの移動屋台が増加している。

【０００３】特に、飲食物の調理加工して販売するため
の屋台は、屋台の裏手に調理作業場を必要とし、その調
理場は、食品衛生上ゴミや埃などか風とともに入り込む
ことのないようにその周囲を遮蔽する構造であることが
要求される。その遮蔽体が、カーテン方式の場合には、
その装着は簡単であるが、風の侵入防止にはあまり効果
が得られない。また、衝立て方式では風の侵入防止に効
果が得られるが持ち運びや組み立てが容易ではない難点
がある。また、前記カーテン方式や衝立て方式では雨天
時に雨水の侵入を防止しようとしてもあまり有効ではな
い。

【０００４】また、雨天の時には、店頭においてはシー
ト庇を張り出して、佇む客や商品が濡れるのを防いでい
る。運搬車に設置した移動屋台では、軒にヒンジを介し
て取り付けた折り畳み式の庇板を下から支持棒で支えて
開いておくものもある。しかし、それらのいずれもセッ
トしたり、しまったりするのに手間暇が掛かり、本来の
飲食物などの商品の製造販売をする仕事で疲れている店
員にとっては、販売の仕事の他にも店じまい時に面倒で
余計な作業があるのは辛いものである。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので、だれでもボタン操作により簡単
且つ短時間に屋台のセット及びしまい作業が自動的にで
きる屋台装置を提供するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、屋台本体１は、その作業場側が全面開放
され、屋台本体１内には、その天井面１ａ及び対向両側
壁面１ｂ，１ｃに沿うように内天井２と対向内壁３，４
を有し且つ売場側が開放され、作業場側がドア５付きの
壁面６から成る作業場囲いＡを収納する。

【０００７】前記屋台本体１の対向両側壁面１ｂ，１ｃ
の上部と下部に水平ガイドレール８を設けるとともに前
記作業場囲いＡには対向内壁３，４に前記屋台本体１の
ガイドレール８に支持されるスライダー７を設けて、前
記作業場囲いＡが前記ガイドレール８に支持されたスラ
イダー７を介して前記屋台本体１の作業場側の開放面１
ｅから出没できるようにする。

【０００８】そして、前記屋台本体１内に前記作業場囲
いＡの出没動作を行う駆動手段９と、その動作を司る制
御部１０を設けて成る屋台における作業場囲いの自動出
没装置である。

【０００９】また、上記構成において、前記屋台本体１
の天井板１１と屋根板１２と間に庇板Ｂを収納する収納
空間Ｓを設けるとともにその収納空間Ｓから売場側及び
／又は側壁面側に開口する開口部１３を設ける。その収
納空間Ｓ内に前記開口部１３に向けてガイドレール１４
を設けるとともに前記庇板Ｂにはそのガイドレール１４
に支持されてスライドするスライダー１５を設け、その
ガイドレール１４に支持された前記庇板Ｂが前記収納空
間Ｓ内から外部に略水平に出没できるようにする。

【００１０】そして、前記収納空間Ｓ内に前記庇板Ｂの
出没動作を行う駆動手段１６と、その動作を司る制御部
を作業場囲いＡの出没動作の制御を行う制御部１０内に
設けて成るものである。

【００１１】さらに、上記構成において、前記駆動手段
９，１６が、屋台本体１側に設けた油圧又エアーによる
シリンダ１７によってピストン１８を出没させるもので
あり、そのピストン１８に連結したシャフト１９が作業
場囲いＡ及び庇板Ｂに連結されて成るものである。

【００１２】さらにまた、上記構成において、前記屋台
本体１が、支持台Ｃ上に載置され、高床式にしたことを
特徴とするものである。

【００１３】また、上記構成において、前記屋台本体１
が、自動車の荷台Ｄに載置され、高床式にしたことを特
徴とするものである。

【００１４】さらに、上記構成において、前記高床式の
屋台おいて、その屋台本体１から外部に出状態とした作
業場囲いＡの両対向内壁３，４、ドア５及び壁面６に、
作業場囲いＡの内と外との空間を仕切る遮蔽板２０，２
１，２２，２３を、それらの各遮蔽板２０，２１，２
２，２３が、屋台本体１内部に作業場囲いＡが没状態と
なったときその両対向内壁３，４、ドア５及び壁面６の
底辺縁３ａ，４ａ、５ａ，６ａよりも内部上方に、上下
スライド式、下端にヒンジを介した折畳み式又は上下ス
ライド且つ下端にヒンジを介した折畳み式に納められる
ように夫々装着する。

【００１５】また、その遮蔽板２０，２１，２２，２３
を納められた状態で作業場囲いＡの両対向内壁３，４、
ドア５及び壁面６に固定する固定手段２４を設けて成る
ものである。

【００１６】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、そ
の実施例を示す図に基づいて以下詳しく説明する。本発
明は、図１の（イ），（ロ）に示すように、屋台本体１
は売場側壁面１ｄには商品陳列棚（図２に示す符号２
５）や売り窓（図２に示す符号２６）があり、床面１ｆ
（図２に示す）上には商品などが陳列され、作業場側
（図２に示す符号１ｅ）が全面開放されている。

【００１７】そして、図２の（イ），（ロ）に示すよう
に、その屋台本体１内には、その天井面１ａ及び対向両
側壁面１ｂ，１ｃに沿うように内天井２と対向内壁３，
４を有し且つ屋台本体１の作業場側の開放面１ｅを仕切
るように形成したドア５付きの壁面６とから成る作業場
囲いＡ（売場側と床側には壁面がない）を嵌め込み状態
に収納する。

【００１８】そして、前記屋台本体１の対向両側壁面１
ｂ，１ｃの上部と下部に水平ガイドレール８（図１の
（ロ）に示す、上部水平ガイドレール８ａ，下部水平ガ
イドレール８ｂ）を設けるとともに前記作業場囲いＡに
は対向内壁３，４に前記屋台本体１のガイドレール８に
支持されて水平にスライドするスライダー７（図１の
（ロ）に示す、ガイドレール８に対応する上部スライダ
ー７ａ，下部スライダー７ｂ）を設けて、前記作業場囲
いＡが前記ガイドレール８に支持されたスライダー７を
介して前記屋台本体１の作業場側の開放面１ｅから外部
に向かって水平に出没できるようにする。

【００１９】そして、前記屋台本体１内に前記作業場囲
いＡの出没動作を行う駆動手段９と、その動作を司る制
御部１０を設ける。

【００２０】前記ガイドレール８とスライダー７とは、
ベアリングを嵌めて円滑にスライドできるようにした一
体型のもの提供されていて本発明にはこれを使用するこ
とができる。その一体型のものは、作業場囲いＡの両対
向内壁３，４にはガイドレール付きのスライダー７を、
そのガイドレール部分をネジやビスなどで固定し、その
スライダー７が前記ガイドレール８内をスライドするよ
うになっている。

【００２１】また、図１に示すように、前記屋台本体１
の天井板１１と屋根板１２と間に庇板Ｂを収納する収納
空間Ｓを設けるとともにその収納空間Ｓから売場側（図
３の（イ），（ロ）符号１３ａに示す）及び側壁面側
（図４の（イ），（ロ）の符号１３ｂに示す）に開口す
る開口部１３を設ける。

【００２２】そして、図３（売場側）及び図４（側壁面
側）に示すように、その収納空間Ｓ内の両側面に前記開
口部１３に向けてガイドレール１４を設けるとともに前
記庇板Ｂの両側面にはそのガイドレール１４に支持され
てスライドするスライダー１５を設ける。そして、その
ガイドレール１４に支持された前記庇板Ｂが前記収納空
間Ｓ内から外部に略水平（庇が先下がり状態にすれば雨
水が店内に流れ込むのを防止できる）に出没できるよう
にする。

【００２３】そして、前記収納空間Ｓ内に前記庇板Ｂの
出没駆動を行う駆動手段１６を設けるとともにその出没
駆動の制御を行う制御部を作業場囲いＡの出没駆動の制
御を行う前記制御部１０内に設ける。

【００２４】前記駆動手段９，１６については、一定の
距離を押し引きすることができるモーター利用などの各
種の装置が使用可能であるが、例えば、図１、図２、図
３及び図４に示すように、屋台本体１側に設けた油圧又
エアーによるシリンダ１７によってピストン１８を出没
させ、そのピストン１８に連結したシャフト１９を作業
場囲いＡ及び庇板Ｂに連結させたものが使用できる。

【００２５】また、前記屋台本体１は、図１に示すよう
に、そのまま地面に置く形態が可能であるが、販売する
商品に対応させて、図８に示すような、支持台Ｃ上や、
図５、図６及び図７に示すように、自動車の荷台Ｄに載
置する形態が可能である。そのような高床式では、地面
から離れる分、衛生的であり、焼きとり、たこ焼などの
食品の販売に適している。

【００２６】そして、それらの前記高床式の屋台で飲食
物の調理加工して販売する場合には、屋台の裏手の調理
場に、食品衛生上ゴミや埃などか風とともに入り込むこ
とのないように、その周囲を遮蔽することが必要であ
る。

【００２７】そのため、その屋台本体１から外部に出状
態とした作業場囲いＡの両対向内壁３，４、ドア５及び
壁面６に、作業場囲いＡの内と外との空間を仕切る遮蔽
板２０，２１，２２，２３を、それらの各遮蔽板２０，
２１，２２，２３が、屋台本体１内部に作業場囲いＡが
没状態（図５に示す状態）となったときその両対向内壁
３，４、ドア５及び壁面６の底辺縁３ａ，４ａ、５ａ，
６ａよりも内部上方に、上下スライド式（図省略）、下
端にヒンジを介した折畳み式（図５から図８に示す）又
は上下スライド且つ下端にヒンジを介した折畳み式（図
省略）に納められるように夫々装着する。

【００２８】そして、屋台本体１から作業場囲いＡが出
状態（図６及び図７に示す状態）となったときに、両対
向内壁３，４、ドア５及び壁面６の底辺縁３ａ，４ａ、
５ａ，６ａからヒンジを開いて前記各遮蔽板２０，２
１，２２，２３を引き下げて、作業場囲いＡの内と外と
の空間を仕切れるようにする（図６では、各遮蔽板２
０，２１，２２，２３を、上半分が仕切られた状態の開
く途中の状態を、図７では、それらの下端辺が地面に接
するように全部開いた状態をそれぞれ示す）。

【００２９】また、その遮蔽板２０，２１，２２，２３
を納められた状態で作業場囲いＡの両対向内壁３，４、
ドア５及び壁面６に固定する固定手段２４を設ける。例
えば、その固定手段２４として、その両対向内壁３，
４、ドア５及び壁面６の上部にフックを設けて、そのフ
ックに遮蔽板２０，２１，２２，２３の上部を引っ掛け
られるようにするものや、鉄などの磁性体を両対向内壁
３，４、ドア５及び壁面６の上部に固着しておいて、強
力な永久磁石を遮蔽板２０，２１，２２，２３の上部に
磁性体の位置と対応させて固定し、磁性体に永久磁石を
吸着させて止めるものなどが可能である。

【００３０】前記制御部１０は室内の空間に設置し、操
作ボタンで駆動手段９の稼動ができるようにする。自動
車の荷台Ｄに載置するタイプでは、その制御部１０を運
転席に設けることもできる。

【００３１】

【発明の効果】本発明は上記構成であり、制御部１０の
ボタン操作により屋台の作業場囲いＡを自動的に簡単且
つ短時間にセット及びしまい作業が楽にできるようにな
った。特に、自動車の荷台Ｄに載置するタイプでは、店
員が一人でも簡単に屋台の場所移動ができるが、さらに
設置場所での屋台の組立て作業も極めて容易になった。
また、その屋台部分は、すべての可動部分を没状態にす
ると、荷台Ｄ上に出っ張り部分なくすっきり納まるの
で、安全に移動することができる。

【００３２】また、作業場囲いＡに、各遮蔽板２０，２
１，２２，２３が下に開くようにした形態では、その作
業場囲いＡ空間の内と外とが仕切られる。このため屋台
に作業場を必要とする飲食物の調理加工販売の屋台で
は、その作業場囲いＡによって、風とともにゴミや埃な
どり侵入を遮蔽し、食品衛生上も好ましい環境が作られ
るようになった。さらに、その作業場囲いＡには、内天
井があるので、雨天時の雨水の侵入が確実に防止され
る。

【００３３】また、客が佇む屋台外部の店頭売場側に
は、庇板Ｂがあるので雨天でも客や商品が濡れるのを防
止できる。そしてその庇板Ｂはガイドレール１４とスラ
イダー１５によって略水平方向に自動的に出没させるこ
とができるので、これまで庇板Ｂがを支えるのに必要で
あった支持棒などが不要となり、支持棒に客の顔や頭が
当たるようことがなくなり、商品を買い易くなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の作業場囲いが（イ）が没状態、（ロ）
が出状態を示す斜視図。

【図２】作業場囲いが（イ）が没状態、（ロ）が出状態
を示す模式的水平断面図。

【図３】売場側の庇が（イ）が没状態、（ロ）が出状態
を示す模式的斜視図。

【図４】側壁面側の庇が（イ）が没状態、（ロ）が出状
態を示す模式的斜視図。

【図５】自動車の荷台に乗せるタイプの作業場囲いと庇
とが没状態のときの遮蔽板が折り畳み状態を示す模式的
斜視図。

【図６】図４の売場側と側壁面側の庇及び作業場囲いが
出状態で遮蔽板を開く途中の状態を示す模式的斜視図。

【図７】図４の売場側と側壁面側の庇及び作業場囲いが
出状態で遮蔽板が全部下に開かれた状態を示す模式的斜
視図。

【図８】支持台に乗せるタイプの売場側と側壁面側の庇
及び作業場囲いが出状態で遮蔽板が全部下に開かれた状
態を示す模式的斜視図。

【符号の説明】

１ 屋台本体 １ａ 屋台本体の天井 １ｂ 屋台本体の対向側壁面 １ｃ 屋台本体の対向側壁面 １ｄ 屋台本体の売場側壁面 １ｅ 屋台本体の作業場側の開放面 １ｆ 屋台本体の床面 ２ 作業場囲いの内天井 ３ 作業場囲いの対向内壁 ３ａ 作業場囲いの対向内壁の底辺縁 ４ 作業場囲いの対向内壁 ４ａ 作業場囲いの対向内壁の底辺縁 ５ 作業場囲いのドア ５ａ 作業場囲いのドアの底辺縁 ６ 作業場囲いの壁面 ６ａ 作業場囲いの壁面の底辺縁 ７ 作業場囲いのスライダー ８ 水平ガイドレール ８ａ 上部水平ガイドレール ８ｂ 下部に水平ガイドレール ９ 駆動手段 １０ 制御部 １１ 屋台本体の天井板 １２ 屋根板 １３ 開口部 １３ａ 売場側に開口する開口部 １３ｂ 側壁面側に開口する開口部 １４ ガイドレール １５ スライダー １６ 駆動手段 １７ 油圧又エアーによるシリンダ １８ ピストン １９ シャフト ２０ 遮蔽板 ２１ 遮蔽板 ２２ 遮蔽板 ２３ 遮蔽板 ２４ 固定手段 ２５ 商品陳列棚 ２６ 売り窓 Ａ 作業場囲い Ｂ 庇板 Ｓ 収納空間 Ｃ 支持台 Ｄ 自動車の荷台

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 屋台本体（１）は、その作業場側が全面
   開放され、屋台本体（１）内には、その天井面（１ａ）
   及び対向両側壁面（１ｂ），（１ｃ）に沿うように内天
   井（２）と対向内壁（３），（４）を有し且つ売場側が
   開放され、作業場側がドア（５）付きの壁面（６）から
   成る作業場囲い（Ａ）を収納し、前記屋台本体（１）の
   対向両側壁面（１ｂ），（１ｃ）の上部と下部に水平ガ
   イドレール（８）を設けるとともに前記作業場囲い
   （Ａ）には対向内壁（３），（４）に前記屋台本体
   （１）のガイドレール（８）に支持されるスライダー
   （７）を設けて、前記作業場囲い（Ａ）が前記ガイドレ
   ール（８）に支持されたスライダー（７）を介して前記
   屋台本体（１）の作業場側の開放面（１ｅ）から出没で
   きるようにし、前記屋台本体（１）内に前記作業場囲い
   （Ａ）の出没動作を行う駆動手段（９）と、その動作を
   司る制御部（１０）を設けて成る屋台における作業場囲
   いの自動出没装置。
2. 【請求項２】 屋台本体（１）の天井板（１１）と屋根
   板（１２）と間に庇板（Ｂ）を収納する収納空間（Ｓ）
   を設けるとともにその収納空間（Ｓ）から売場側及び／
   又は側壁面側に開口する開口部（１３）を設け、その収
   納空間（Ｓ）内に前記開口部（１３）に向けてガイドレ
   ール（１４）を設けるとともに前記庇板（Ｂ）にはその
   ガイドレール（１４）に支持されてスライドするスライ
   ダー（１５）を設け、そのガイドレール（１４）に支持
   された前記庇板（Ｂ）が前記収納空間（Ｓ）内から外部
   に略水平に出没できるようにし、前記収納空間（Ｓ）内
   に前記庇板（Ｂ）の出没動作を行う駆動手段（１６）
   と、その動作を司る制御部を作業場囲い（Ａ）の出没動
   作の制御を行う制御部（１０）内に設けて成る請求項１
   記載の屋台における作業場囲い及び庇の自動出没装置。
3. 【請求項３】 駆動手段（９），（１６）が、屋台本体
   （１）側に設けた油圧又エアーによるシリンダ（１７）
   によってピストン（１８）を出没させるものであり、そ
   のピストン（１８）に連結したシャフト（１９）が作業
   場囲い（Ａ）及び庇板（Ｂ）に連結されて成る請求項１
   又は２記載の屋台における作業場囲い及び庇の自動出没
   装置。
4. 【請求項４】 屋台本体（１）が、支持台（Ｃ）上に載
   置され、高床式にしたことを特徴とする請求項１乃至３
   記載のうちいずれか一項に記載の屋台における作業場囲
   い及び庇の自動出没装置。
5. 【請求項５】 屋台本体（１）が、自動車の荷台（Ｄ）
   に載置され、高床式にしたことを特徴とする請求項１乃
   至３記載のうちいずれか一項に記載の屋台における作業
   場囲い及び庇の自動出没装置。
6. 【請求項６】 高床式の屋台おいて、その屋台本体
   （１）から外部に出状態とした作業場囲い（Ａ）の両対
   向内壁（３），（４）、ドア（５）及び壁面（６）に、
   作業場囲い（Ａ）の内と外との空間を仕切る遮蔽板（２
   ０），（２１），（２２），（２３）を、それらの各遮
   蔽板（２０），（２１），（２２），（２３）が、屋台
   本体（１）内部に作業場囲い（Ａ）が没状態となったと
   きその両対向内壁（３），（４）、ドア（５）及び壁面
   （６）の底辺縁（３ａ），（４ａ）、（５ａ），（６
   ａ）よりも内部上方に、上下スライド式、下端にヒンジ
   を介した折畳み式又は上下スライド且つ下端にヒンジを
   介した折畳み式に納められるように夫々装着し、またそ
   の遮蔽板（２０），（２１），（２２），（２３）を納
   められた状態で作業場囲い（Ａ）の両対向内壁（３），
   （４）、ドア（５）及び壁面（６）に固定する固定手段
   （２４）を設けて成る請求項１乃至５記載のうちいずれ
   か一項に記載の屋台における作業場囲い及び庇の自動出
   没装置。