JP2001131275A - 蓚酸チタニルリチウム触媒を用いるポリエステルの重縮合 - Google Patents
蓚酸チタニルリチウム触媒を用いるポリエステルの重縮合Info
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G63/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G63/78—Preparation processes
- C08G63/82—Preparation processes characterised by the catalyst used
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重縮合反応により、優れた色特性を有するポ
リエステルを製造することができるポリエステルの改善
された製造方法を提供する。 【解決手段】 重縮合触媒の存在下に、ポリエステル形
成反応物の触媒重縮合によりポリエステルを製造する際
に、触媒として蓚酸チタニルリチウムを用いることによ
る。
リエステルを製造することができるポリエステルの改善
された製造方法を提供する。 【解決手段】 重縮合触媒の存在下に、ポリエステル形
成反応物の触媒重縮合によりポリエステルを製造する際
に、触媒として蓚酸チタニルリチウムを用いることによ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】発明の背景 この発明は、ポリエステルの製造方法に関係し、特に、
生成したポリエステルについての優れた色特性を有する
速い反応を与えるような反応のための触媒としての蓚酸
チタニルリチウムの触媒としての利用に関係する。
生成したポリエステルについての優れた色特性を有する
速い反応を与えるような反応のための触媒としての蓚酸
チタニルリチウムの触媒としての利用に関係する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルの製造において慣用的に用
いられる重縮合反応は、触媒を伴わない場合には極めて
長い期間を必要とする。それ故、反応時間を短くするた
めに、様々な型の触媒が用いられている。例えば、三酸
化アンチモン及び酢酸マンガンが一般に用いられる。
いられる重縮合反応は、触媒を伴わない場合には極めて
長い期間を必要とする。それ故、反応時間を短くするた
めに、様々な型の触媒が用いられている。例えば、三酸
化アンチモン及び酢酸マンガンが一般に用いられる。
【0003】蓚酸チタニル化合物が、ポリエステルを生
成する重縮合反応のための触媒として提案されてきた。
しかしながら、蓚酸チタニル化合物は、ポリエステルの
製造における重縮合触媒として用いる場合、生成したポ
リエステルに色の問題を引き起こしてきた。
成する重縮合反応のための触媒として提案されてきた。
しかしながら、蓚酸チタニル化合物は、ポリエステルの
製造における重縮合触媒として用いる場合、生成したポ
リエステルに色の問題を引き起こしてきた。
【0004】ポリエステルは、二塩基酸(例えば、テレ
フタル酸及びイソフタル酸)若しくはそのエステルの、
酸塩化物及びグリコール(例えば、エチレングリコール
及びテトラメチレングリコール) 若しくはそれらの酸化
物の官能性誘導体の、及び炭酸誘導体の官能性誘導体の
エステル化、エステル交換又は重縮合により得られる。
この場合において、一の二塩基酸成分とグリコール成分
を用いた場合には、単一のポリエステルが得られる。少
なくとも二種類以上の二塩基酸成分とグリコール成分を
混合し、エステル化し又はエステル交換にかけてから重
縮合させた場合には、混合されたコポリエステルを得る
ことができる。単一のポリエステルを又は混合コポリエ
ステルの2以上の初期重縮合物を重縮合にかけた場合に
は、オーダードポリエステルが得られる。この発明にお
いては、用語ポリエステルは、これら3つの型に対する
一般的名称である。
フタル酸及びイソフタル酸)若しくはそのエステルの、
酸塩化物及びグリコール(例えば、エチレングリコール
及びテトラメチレングリコール) 若しくはそれらの酸化
物の官能性誘導体の、及び炭酸誘導体の官能性誘導体の
エステル化、エステル交換又は重縮合により得られる。
この場合において、一の二塩基酸成分とグリコール成分
を用いた場合には、単一のポリエステルが得られる。少
なくとも二種類以上の二塩基酸成分とグリコール成分を
混合し、エステル化し又はエステル交換にかけてから重
縮合させた場合には、混合されたコポリエステルを得る
ことができる。単一のポリエステルを又は混合コポリエ
ステルの2以上の初期重縮合物を重縮合にかけた場合に
は、オーダードポリエステルが得られる。この発明にお
いては、用語ポリエステルは、これら3つの型に対する
一般的名称である。
【0005】以前の文献は、蓚酸チタニル化合物を、ポ
リエステルの重縮合触媒としての利用のために開示して
いる。これらの開示された蓚酸チタニル化合物は、蓚酸
チタニルカリウム、蓚酸チタニルアンモニウム、蓚酸チ
タニルリチウム、蓚酸チタニルナトリウム、蓚酸チタニ
ルカルシウム、蓚酸チタニルストロンチウム、蓚酸チタ
ニルバリウム、蓚酸チタニル亜鉛及び蓚酸チタニル鉛を
包含する。しかしながら、かかる参考文献中の実施例に
基づいては、蓚酸チタニルカリウム及びアンモニウムを
用いてのみ現実にポリエステル形成反応を触媒してい
る。例えば、日本国特許公開第42−13030号(1
967年7月25日公開)を参照されたい。1996年
6月3日に公開されたヘキストに譲渡された欧州特許出
願EP0699700A2「Process for production o
f Thermostable, Color-neutral, Antimony-Free Polye
ster and Products Manufactured From It」は、重縮合
触媒としての利用を開示しているが、蓚酸チタニルカリ
ウム及びチタンイソプロピレートのみが、かかる触媒と
して利用され、改善された色及びアンチモンフリーのポ
リエステルが開示されているが、コバルト又は光学的ブ
ライトナーも又用いられた。蓚酸チタニルリチウムは用
いられなかったし、本発明の発見の、蓚酸チタニルリチ
ウム(蓚酸チタニルカリウムに対して)を用いる重要な色
の改善も開示されなかった。他の特許は、蓚酸チタニル
カリウムを、ポリエステル製造のための重縮合触媒とし
て開示している(例えば、米国特許第4,245,08
6号、発明者 Keiich Uno等、日本国特許第61284
64号、発明者 Ishida, M.等)。米国特許第3,95
7,886号、表題「Process of Producing Polyester
Resin」、発明者 Hideo, M.等、第3欄、第59行〜第
4欄第10行は、多くの型の蓚酸チタニル触媒の列記を
含むポリエステル用の蓚酸チタニル触媒の開示を含んで
いる。しかしながら、実施例では、蓚酸チタニルカリウ
ム及び蓚酸チタニルアンモニウムのみが用いられ、蓚酸
チタニルリチウムは、好適な蓚酸チタニル触媒の列記の
内に挙げられてさえいない。
リエステルの重縮合触媒としての利用のために開示して
いる。これらの開示された蓚酸チタニル化合物は、蓚酸
チタニルカリウム、蓚酸チタニルアンモニウム、蓚酸チ
タニルリチウム、蓚酸チタニルナトリウム、蓚酸チタニ
ルカルシウム、蓚酸チタニルストロンチウム、蓚酸チタ
ニルバリウム、蓚酸チタニル亜鉛及び蓚酸チタニル鉛を
包含する。しかしながら、かかる参考文献中の実施例に
基づいては、蓚酸チタニルカリウム及びアンモニウムを
用いてのみ現実にポリエステル形成反応を触媒してい
る。例えば、日本国特許公開第42−13030号(1
967年7月25日公開)を参照されたい。1996年
6月3日に公開されたヘキストに譲渡された欧州特許出
願EP0699700A2「Process for production o
f Thermostable, Color-neutral, Antimony-Free Polye
ster and Products Manufactured From It」は、重縮合
触媒としての利用を開示しているが、蓚酸チタニルカリ
ウム及びチタンイソプロピレートのみが、かかる触媒と
して利用され、改善された色及びアンチモンフリーのポ
リエステルが開示されているが、コバルト又は光学的ブ
ライトナーも又用いられた。蓚酸チタニルリチウムは用
いられなかったし、本発明の発見の、蓚酸チタニルリチ
ウム(蓚酸チタニルカリウムに対して)を用いる重要な色
の改善も開示されなかった。他の特許は、蓚酸チタニル
カリウムを、ポリエステル製造のための重縮合触媒とし
て開示している(例えば、米国特許第4,245,08
6号、発明者 Keiich Uno等、日本国特許第61284
64号、発明者 Ishida, M.等)。米国特許第3,95
7,886号、表題「Process of Producing Polyester
Resin」、発明者 Hideo, M.等、第3欄、第59行〜第
4欄第10行は、多くの型の蓚酸チタニル触媒の列記を
含むポリエステル用の蓚酸チタニル触媒の開示を含んで
いる。しかしながら、実施例では、蓚酸チタニルカリウ
ム及び蓚酸チタニルアンモニウムのみが用いられ、蓚酸
チタニルリチウムは、好適な蓚酸チタニル触媒の列記の
内に挙げられてさえいない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた色特
性を有するポリエステルを速い反応で製造することがで
きるポリエステルの製造方法を提供することを目的とす
る。
性を有するポリエステルを速い反応で製造することがで
きるポリエステルの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明の概要 本発明は、ポリエステル形成反応物の重縮合によるポリ
エステルの改善された製造方法であって、改善が重縮合
触媒として蓚酸チタニルリチウムを利用することを含む
当該ポリエステルの改善された製造方法を提供する。こ
の改善された方法は、他の蓚酸チタニル触媒に対して改
善された色のポリエステル及びアンチモンの存在しない
新規なポリエステルを生成する。加えて、蓚酸チタニル
リチウムは、他の触媒と組み合わせて重縮合触媒として
用いて、混合物中の各触媒の属性の組合せを達成するこ
とができる。かかる混合物は、蓚酸チタニルリチウムを
酸化アンチモン及び/又は蓚酸チタニルカリウムK2T
iO(C2O4)2と共に含む。かかる混合物は、蓚酸チタ
ニルリチウムを酸化アンチモン及び/又は蓚酸チタニル
カリウムK2TiO(C2O4)2と共に含む。
エステルの改善された製造方法であって、改善が重縮合
触媒として蓚酸チタニルリチウムを利用することを含む
当該ポリエステルの改善された製造方法を提供する。こ
の改善された方法は、他の蓚酸チタニル触媒に対して改
善された色のポリエステル及びアンチモンの存在しない
新規なポリエステルを生成する。加えて、蓚酸チタニル
リチウムは、他の触媒と組み合わせて重縮合触媒として
用いて、混合物中の各触媒の属性の組合せを達成するこ
とができる。かかる混合物は、蓚酸チタニルリチウムを
酸化アンチモン及び/又は蓚酸チタニルカリウムK2T
iO(C2O4)2と共に含む。かかる混合物は、蓚酸チタ
ニルリチウムを酸化アンチモン及び/又は蓚酸チタニル
カリウムK2TiO(C2O4)2と共に含む。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の具体的な説明 ポリエステル形成反応物の重縮合によるポリエステルの
製造は、ポリエステル分野の当業者には周知である。触
媒は、通常、酸化アンチモン等が用いられる。蓚酸チタ
ニル触媒例えば蓚酸チタニルカリウム及び蓚酸チタニル
アンモニウムも又、ポリエステルを製造するための重縮
合反応のための触媒として提案されてきた。本発明は、
ある蓚酸チタニル(蓚酸チタニルリチウム)が、優れた色
(白色)のポリエステルの生成により、重縮合反応のため
の触媒性能において他の蓚酸チタニル触媒と比べて驚く
ほど優れているという発見に基づいている。それによ
り、アンチモン含有触媒の必要性は、排除することがで
き、それにより、アンチモンフリーポリエステルを、蓚
酸チタニルリチウムを触媒として用いて製造することが
できる。かかる蓚酸チタニルリチウムを用いることによ
り得られる利点は、蓚酸チタニルリチウムを他の重縮合
触媒と組み合わせてポリエステル製造のために用いる場
合には、蓚酸チタニルリチウムが反応混合物中のチタン
の重量に基づいて少なくとも5百万分率を構成する限り
維持される。ここで用いる場合、用語「蓚酸チタニルリ
チウム」の意味には、蓚酸チタニルジリチウム[Li2T
iO(C2O4)2]及び蓚酸チタニルモノリチウム(ここ
に、蓚酸チタニルジリチウムのリチウムの一方は、他の
アルカリ金属例えばカリウムで置換されている)(例え
ば、LiKTiO(C2O4)2)及びかかる化合物の水和物
又は非水和物が含まれる。蓚酸チタニルリチウム触媒
は、生成される触媒された生成物についてアンチモンの
除去を要しないならば、アンチモン触媒と組み合わせ
て、両触媒の利益を達成することができる。
製造は、ポリエステル分野の当業者には周知である。触
媒は、通常、酸化アンチモン等が用いられる。蓚酸チタ
ニル触媒例えば蓚酸チタニルカリウム及び蓚酸チタニル
アンモニウムも又、ポリエステルを製造するための重縮
合反応のための触媒として提案されてきた。本発明は、
ある蓚酸チタニル(蓚酸チタニルリチウム)が、優れた色
(白色)のポリエステルの生成により、重縮合反応のため
の触媒性能において他の蓚酸チタニル触媒と比べて驚く
ほど優れているという発見に基づいている。それによ
り、アンチモン含有触媒の必要性は、排除することがで
き、それにより、アンチモンフリーポリエステルを、蓚
酸チタニルリチウムを触媒として用いて製造することが
できる。かかる蓚酸チタニルリチウムを用いることによ
り得られる利点は、蓚酸チタニルリチウムを他の重縮合
触媒と組み合わせてポリエステル製造のために用いる場
合には、蓚酸チタニルリチウムが反応混合物中のチタン
の重量に基づいて少なくとも5百万分率を構成する限り
維持される。ここで用いる場合、用語「蓚酸チタニルリ
チウム」の意味には、蓚酸チタニルジリチウム[Li2T
iO(C2O4)2]及び蓚酸チタニルモノリチウム(ここ
に、蓚酸チタニルジリチウムのリチウムの一方は、他の
アルカリ金属例えばカリウムで置換されている)(例え
ば、LiKTiO(C2O4)2)及びかかる化合物の水和物
又は非水和物が含まれる。蓚酸チタニルリチウム触媒
は、生成される触媒された生成物についてアンチモンの
除去を要しないならば、アンチモン触媒と組み合わせ
て、両触媒の利益を達成することができる。
【0009】重縮合反応を触媒することに加えて、式M
2TiO(C2O4)2(H2O)nの蓚酸チタニル(式中、M
は、独立に、カリウム、リチウム、ナトリウム及びセシ
ウムから選択する)は、エステル化又はエステル交換反
応に参加することが知られている反応物と共に触媒的に
有効な量で用いた場合、エステル化及びエステル交換反
応を触媒するのにも有用である。エステル化及びエステ
ル交換反応における蓚酸チタニルリチウム触媒の利点
は、それが、Ti(OR)4に対して優れた空気安定性を
有するということである。この蓚酸チタニルは、無水
(n=0)であっても幾らかの水和水を含んでもよい(即
ち、nは、水和水の量を表す)。触媒的に有効な量は、
適当量である。エステル化又はエステル交換反応混合物
100万部当たり少なくとも5重量部の蓚酸チタニル
(チタンの重量に基づいて) が好ましい。
2TiO(C2O4)2(H2O)nの蓚酸チタニル(式中、M
は、独立に、カリウム、リチウム、ナトリウム及びセシ
ウムから選択する)は、エステル化又はエステル交換反
応に参加することが知られている反応物と共に触媒的に
有効な量で用いた場合、エステル化及びエステル交換反
応を触媒するのにも有用である。エステル化及びエステ
ル交換反応における蓚酸チタニルリチウム触媒の利点
は、それが、Ti(OR)4に対して優れた空気安定性を
有するということである。この蓚酸チタニルは、無水
(n=0)であっても幾らかの水和水を含んでもよい(即
ち、nは、水和水の量を表す)。触媒的に有効な量は、
適当量である。エステル化又はエステル交換反応混合物
100万部当たり少なくとも5重量部の蓚酸チタニル
(チタンの重量に基づいて) が好ましい。
【0010】重縮合反応によりポリエステルを形成する
ための反応物は、当業者に周知であり、米国特許第5,
198,530号(発明者 Kyber, M.等)、米国特許第
4,238,593号(発明者 B. Duh等)、米国特許第
4,356,299号(発明者 Cholod等)及び米国特許
第3,907,754号(発明者 Tershasy等)等の特許
に開示されている(これらすべてを参考として本明細書
中に援用する)。この技術は又、「Comprehensive Polym
er Science, G.C. Eastmond等編、Pergamon Press,Oxfo
rd 1989, 5巻、p275-315中及びR.E. Wilfong, J. Poly
m. Science, 54(1961), p385-410にも記載されている。
そのように製造された特に重要なポリエステルの工業的
種は、ポリエステルテレフタレート(PET)である。
ための反応物は、当業者に周知であり、米国特許第5,
198,530号(発明者 Kyber, M.等)、米国特許第
4,238,593号(発明者 B. Duh等)、米国特許第
4,356,299号(発明者 Cholod等)及び米国特許
第3,907,754号(発明者 Tershasy等)等の特許
に開示されている(これらすべてを参考として本明細書
中に援用する)。この技術は又、「Comprehensive Polym
er Science, G.C. Eastmond等編、Pergamon Press,Oxfo
rd 1989, 5巻、p275-315中及びR.E. Wilfong, J. Poly
m. Science, 54(1961), p385-410にも記載されている。
そのように製造された特に重要なポリエステルの工業的
種は、ポリエステルテレフタレート(PET)である。
【0011】触媒的に有効な量の蓚酸チタニルリチウム
をポリエステル形成反応物に加える。ポリエステル形成
反応物の重量に基づいて(及び触媒中のチタンの重量に
基づいて)30〜400ppmの触媒が好適である。重
縮合反応を触媒してポリエステルを形成することについ
ての蓚酸チタニルリチウムの、他の蓚酸チタニル触媒に
対して優れた性能は、下記の例により確立される。
をポリエステル形成反応物に加える。ポリエステル形成
反応物の重量に基づいて(及び触媒中のチタンの重量に
基づいて)30〜400ppmの触媒が好適である。重
縮合反応を触媒してポリエステルを形成することについ
ての蓚酸チタニルリチウムの、他の蓚酸チタニル触媒に
対して優れた性能は、下記の例により確立される。
【0012】ポリエチレンテレフタレート(PET)のD
MT及びエチレングリコールを用いる製造 305gのジメチルテレフタレート(DMT、1.57
2モル)及び221gのエチレングリコール(3.565
モル)を、0.120gのLi2TiO(C2O4)2(H2O)
4(3.68×10-4モル)の存在下で、ブレード攪拌機
及びモーターを備えた1.8リットルの円筒形反応器に
充填する。このシステムを窒素下で大気圧で195℃ま
で加熱し、その温度に90分間維持してメタノールをそ
れが生成するにつれて連続蒸留により除去する。次い
で、この圧力を、20分間、0.1mバールに低減させ
る。次いで、この反応温度を275〜280℃まで高
め、この条件下に2.5時間維持する。得られたポリエ
ステルを水に浸すことにより冷却する。この急冷は、壊
されたガラス反応器から容易に取り出すことのできるP
ETプラグの形成を生じた。回収したPETを、次い
で、分析を容易にするために顆粒状にした。
MT及びエチレングリコールを用いる製造 305gのジメチルテレフタレート(DMT、1.57
2モル)及び221gのエチレングリコール(3.565
モル)を、0.120gのLi2TiO(C2O4)2(H2O)
4(3.68×10-4モル)の存在下で、ブレード攪拌機
及びモーターを備えた1.8リットルの円筒形反応器に
充填する。このシステムを窒素下で大気圧で195℃ま
で加熱し、その温度に90分間維持してメタノールをそ
れが生成するにつれて連続蒸留により除去する。次い
で、この圧力を、20分間、0.1mバールに低減させ
る。次いで、この反応温度を275〜280℃まで高
め、この条件下に2.5時間維持する。得られたポリエ
ステルを水に浸すことにより冷却する。この急冷は、壊
されたガラス反応器から容易に取り出すことのできるP
ETプラグの形成を生じた。回収したPETを、次い
で、分析を容易にするために顆粒状にした。
【0013】テレフタル酸及びエチレングリコールを用
いるPETの製造 150gのエチレングリコール(2.417モル)、35
0gのテレフタル酸(2.108モル)及び0.120g
のLi2TiO(C2O4)2(H2O)4(3.68×10-4モ
ル)を、反応ペースト中に40℃で混合する。次いで、
このペーストを、留出物を集めるためのカラムを備えた
容器中の等量の撹拌された溶融したオリゴマーに250
℃で加える。次いで、この温度を、265℃まで高め
て、更なる水が集まらなくなるまで維持する。次いで、
この圧力を、0.1mバールまで20分間累加的に減少
させる。次いで、反応温度を275〜280℃まで高
め、この条件下に2.5時間維持する。得られたポリエ
ステルを水に浸すことにより冷却する。
いるPETの製造 150gのエチレングリコール(2.417モル)、35
0gのテレフタル酸(2.108モル)及び0.120g
のLi2TiO(C2O4)2(H2O)4(3.68×10-4モ
ル)を、反応ペースト中に40℃で混合する。次いで、
このペーストを、留出物を集めるためのカラムを備えた
容器中の等量の撹拌された溶融したオリゴマーに250
℃で加える。次いで、この温度を、265℃まで高め
て、更なる水が集まらなくなるまで維持する。次いで、
この圧力を、0.1mバールまで20分間累加的に減少
させる。次いで、反応温度を275〜280℃まで高
め、この条件下に2.5時間維持する。得られたポリエ
ステルを水に浸すことにより冷却する。
【0014】この急冷は、壊されたガラス反応器から容
易に取り出すことのできるPETプラグの形成を生じ
た。回収したPETプラグを、次いで、分析を容易にす
るために顆粒状にした。
易に取り出すことのできるPETプラグの形成を生じ
た。回収したPETプラグを、次いで、分析を容易にす
るために顆粒状にした。
【0015】重縮合触媒の評価のための一般的手順 触媒の評価を、重縮合中に反応器の壁上に薄いフィルム
を生成するようにデザインされたステンレス鋼製攪拌機
を備えた直立型ガラス管状反応器内で行った。反応条件
下で生成された揮発性物質を、一連のコールドトラップ
に集めた(そこから、それらを同定し、定量することが
できる)。この反応器及びトラップを、マニホールドに
取り付け、それは、装置の内容物を真空下又は不活性大
気下に置くことを可能にした。おそらく今日製造されて
いる最も工業的に重要なポリエステルであるポリエチレ
ンテレフタレート(PET)を製造した。
を生成するようにデザインされたステンレス鋼製攪拌機
を備えた直立型ガラス管状反応器内で行った。反応条件
下で生成された揮発性物質を、一連のコールドトラップ
に集めた(そこから、それらを同定し、定量することが
できる)。この反応器及びトラップを、マニホールドに
取り付け、それは、装置の内容物を真空下又は不活性大
気下に置くことを可能にした。おそらく今日製造されて
いる最も工業的に重要なポリエステルであるポリエチレ
ンテレフタレート(PET)を製造した。
【0016】ビス(ヒドロキシエチル)テレフタレート
(BHET)及び触媒を、反応器に加えて、残留空気及び
水分を除くために排気した後に、反応器内容物を窒素で
おおった。この反応器及び内容物を、次いで、油浴中に
浸すことにより260℃まで加熱した。温度を、反応器
の外壁上の熱電対によりモニターした。260℃で、反
応器の攪拌機を始動させて溶融BHETと触媒を混合
し、一定速度での撹拌を評価の間中維持する。次いで、
反応器内の温度と圧力を、累加的に最終値280℃及び
0.05mバールに合わせ;反応器内容物をこの条件下
で2.5時間にわたって撹拌した。この後、装置を窒素
大気下に置き、反応器を急いで液体窒素浴に浸した。こ
の急冷は、壊されたガラス反応器から容易に取り出し得
るPETプラグを生じた。回収したPETプラグを、次
いで、分析を容易にするために顆粒状にした。生成され
たPET試料の分析を、表1にまとめてある。
(BHET)及び触媒を、反応器に加えて、残留空気及び
水分を除くために排気した後に、反応器内容物を窒素で
おおった。この反応器及び内容物を、次いで、油浴中に
浸すことにより260℃まで加熱した。温度を、反応器
の外壁上の熱電対によりモニターした。260℃で、反
応器の攪拌機を始動させて溶融BHETと触媒を混合
し、一定速度での撹拌を評価の間中維持する。次いで、
反応器内の温度と圧力を、累加的に最終値280℃及び
0.05mバールに合わせ;反応器内容物をこの条件下
で2.5時間にわたって撹拌した。この後、装置を窒素
大気下に置き、反応器を急いで液体窒素浴に浸した。こ
の急冷は、壊されたガラス反応器から容易に取り出し得
るPETプラグを生じた。回収したPETプラグを、次
いで、分析を容易にするために顆粒状にした。生成され
たPET試料の分析を、表1にまとめてある。
【0017】
【実施例】例A.(ベンチマーク−アンチモン触媒) 42.72gのBHET及び0.0153gのSb2O3
を、上記の手順に従って、299ppmSbの触媒濃度
で反応させた。
を、上記の手順に従って、299ppmSbの触媒濃度
で反応させた。
【0018】例1.43.50gのBHET及び0.0
212gのLi2TiO(C2O4)2(H2O)4を、上記の手
順に従って、79ppmTiの触媒濃度で反応させた。
212gのLi2TiO(C2O4)2(H2O)4を、上記の手
順に従って、79ppmTiの触媒濃度で反応させた。
【0019】例2.39.87gのBHET及び0.0
096gのLi2TiO(C2O4)2(H2O)4を、上記の手
順に従って、39ppmTiの触媒濃度で反応させた。
096gのLi2TiO(C2O4)2(H2O)4を、上記の手
順に従って、39ppmTiの触媒濃度で反応させた。
【0020】例B.42.98gのBHET及び0.0
058gのK2TiO(C2O4)2(H2O)2を、上記の手順
に従って、19ppmTiの触媒濃度で反応させた。
058gのK2TiO(C2O4)2(H2O)2を、上記の手順
に従って、19ppmTiの触媒濃度で反応させた。
【0021】例C.38.45gのBHET及び0.0
108gのK2TiO(C2O4)2(H2O)2を、上記の手順
に従って、39ppmTiの触媒濃度で反応させた。
108gのK2TiO(C2O4)2(H2O)2を、上記の手順
に従って、39ppmTiの触媒濃度で反応させた。
【0022】例D.42.98gのBHET及び0.0
057gのK2TiO(C2O4)2(H2O)2(0.0035
gのCo(O2CCH3)2を伴う)を、上記の手順に従っ
て、19ppmTiと19ppmCoの触媒濃度で反応
させた。
057gのK2TiO(C2O4)2(H2O)2(0.0035
gのCo(O2CCH3)2を伴う)を、上記の手順に従っ
て、19ppmTiと19ppmCoの触媒濃度で反応
させた。
【0023】例E.39.78gのBHET及び0.0
078gのCs2TiO(C2O4)2(H2O)nを、上記の手
順に従って、19ppmTiの触媒濃度で反応させた。
078gのCs2TiO(C2O4)2(H2O)nを、上記の手
順に従って、19ppmTiの触媒濃度で反応させた。
【0024】例F.43.05gのBHET及び0.0
057gのNa2TiO(C2O4)2(H2O)nを、上記の手
順に従って、19ppmTiの触媒濃度で反応させた。
057gのNa2TiO(C2O4)2(H2O)nを、上記の手
順に従って、19ppmTiの触媒濃度で反応させた。
【0025】表1.触媒評価中に生成されたPETのデ
ータ。IVは、固有粘度、Mwは、重量平均分子量、Mn
は、数平均分子量、色彩は、視覚的検査により割り当て
た。
ータ。IVは、固有粘度、Mwは、重量平均分子量、Mn
は、数平均分子量、色彩は、視覚的検査により割り当て
た。
【0026】上記の実施例の手順を、表2に示した触媒
の型及び量で繰り返した。生成したPET生成物を分析
し、分析結果を表2に与えてある。本発明の触媒及び触
媒混合物を用いて、明らかに優れたPET生成物が得ら
れた。表2の最上段に「混合比」と記した欄に与えた触
媒混合物の比は、重量比である。
の型及び量で繰り返した。生成したPET生成物を分析
し、分析結果を表2に与えてある。本発明の触媒及び触
媒混合物を用いて、明らかに優れたPET生成物が得ら
れた。表2の最上段に「混合比」と記した欄に与えた触
媒混合物の比は、重量比である。
【0027】エステル化及びエステル交換の評価 幾つかの金属蓚酸塩[M2TiO(C2O4)2(H2O)]を、
2−エチルヘキサノール(20%過剰)の無水フタル酸と
の220℃での反応を用いて、エステル化触媒として評
価した。反応速度を、この組成物の酸価を時間に対して
追跡するにより測定した。結果を、チタン酸エステルに
ついて、表3にまとめてある(ここに、M=Li、N
a、K又はCs)。これらの触媒を用いた(無水フタル酸
100g当たり25mgのMを使用)。同じ反応につい
ての、ブチル錫酸を触媒として用いた場合の結果も、こ
の表に示してある(無水物100g当たりSn51.2
mgの触媒濃度)。
2−エチルヘキサノール(20%過剰)の無水フタル酸と
の220℃での反応を用いて、エステル化触媒として評
価した。反応速度を、この組成物の酸価を時間に対して
追跡するにより測定した。結果を、チタン酸エステルに
ついて、表3にまとめてある(ここに、M=Li、N
a、K又はCs)。これらの触媒を用いた(無水フタル酸
100g当たり25mgのMを使用)。同じ反応につい
ての、ブチル錫酸を触媒として用いた場合の結果も、こ
の表に示してある(無水物100g当たりSn51.2
mgの触媒濃度)。
【0028】これらの結果は、Li、K、Na、及びC
sのチタン酸塩がエステル化反応を触媒し、それ故、エ
ステル交換反応を触媒するであろうということを示して
いる。
sのチタン酸塩がエステル化反応を触媒し、それ故、エ
ステル交換反応を触媒するであろうということを示して
いる。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
フロントページの続き (72)発明者 スリー・ラム・セイシャドリ アメリカ合衆国ペンシルベニア州ホラン ド、パドック・ウェイ46 (72)発明者 ライアン・リチャード・ダークス アメリカ合衆国ペンシルベニア州グレンモ ー、ターンベリー・サークル2006
Claims (12)
- 【請求項1】 重縮合触媒の存在下でポリエステル形成
反応物の触媒された重縮合によりポリエステルを製造す
る改善された方法であって、蓚酸チタニルリチウムの触
媒としての利用を含む、当該改善された方法。 - 【請求項2】 存在する蓚酸チタニルリチウムの量が、
ポリエステル形成反応物一部当たり、チタンの重量に基
づいて、5〜400ppmである、請求項1に記載の改
善された方法。 - 【請求項3】 蓚酸チタニルリチウムが蓚酸チタニルジ
リチウムである、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 蓚酸チタニルリチウムが蓚酸チタニルモ
ノリチウムである、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 蓚酸チタニルモノリチウムが式LiKT
iO(C2O4)2のものである、請求項3に記載の方法。 - 【請求項6】 蓚酸チタニルリチウムが水和水を含む、
請求項3に記載の方法。 - 【請求項7】 蓚酸チタニルリチウムが水和水を含む、
請求項4に記載の方法。 - 【請求項8】 蓚酸チタニルリチウムが水和水を含む、
請求項5に記載の方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の方法により製造された
アンチモンフリーのポリエステル。 - 【請求項10】 アンチモン含有触媒を蓚酸チタニルリ
チウム触媒と組み合わせて利用することを更に含む、請
求項1に記載の方法。 - 【請求項11】 前記の蓚酸チタニルリチウム触媒が、
反応混合物中でチタンの重量に基づいて少なくとも5p
pmを構成する、請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 触媒されたエステル化又はエステル交
換反応における改善であって、式M2TiO(C2O4)
2(H2O)nの蓚酸チタニルを触媒として利用することを
含み、ここに、各Mは、独立に、カリウム、リチウム、
ナトリウム及びセシウムから選択され、nは、0である
か又は水和水の量を表す、上記の改善。
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