JP2001130690A - 回転式貯留ホッパー - Google Patents

回転式貯留ホッパー

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JP2001130690A
JP2001130690A JP31964999A JP31964999A JP2001130690A JP 2001130690 A JP2001130690 A JP 2001130690A JP 31964999 A JP31964999 A JP 31964999A JP 31964999 A JP31964999 A JP 31964999A JP 2001130690 A JP2001130690 A JP 2001130690A
Authority
JP
Japan
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hopper
opening
main body
contents
hopper main
Prior art date
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Pending
Application number
JP31964999A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Watabe
泰明 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容物や浸出水を漏らすことなく貯留できる
と共に、山状に積もった内容物をゆすって平らにしホッ
パー本体の有効容積を大きくすること。 【解決手段】 周囲にブラシ状の弾性体11が配された
開口部10を上部に有する円筒状のホッパー本体5が水
平軸6周りに回転可能に支持されていると共に、ホッパ
ー本体の開口部から所定角度離れた場所にこぼれ防止カ
バー12が設けられており、ホッパー本体を回転させ内
容物を排出するときこぼれ防止カバーにより開口部を塞
ぎ、内容物がこぼれ落ちるのを防止する。また、ホッパ
ー本体を所定角度で正逆転させることにより山状に積も
った内容物をゆすり平らにして有効容積を大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理場、浄水
場等で排出される脱水汚泥、し渣、沈砂等を貯留する回
転式貯留ホッパーに関し、特に、上部に開口部を有する
円筒状水平ホッパーの回転により内容物を排出する構造
の回転式貯留ホッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カットゲート型貯留ホッパーは、
固定された箱型であり、本体の上下に開口部があり、下
開口部をカットゲートで塞ぎ、ゲートの閉止状態で脱水
ケーキ等を貯留し、ゲートを開放することで貯留物を排
出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカットゲート型
貯留ホッパーは、下部開口をカットゲートで塞ぎ、脱水
汚泥等の内容物を貯留する構造である。このためカット
ゲートとホッパー開口部の隙間より内容物や内容物から
出て来る浸出水、臭気等が漏れる又は、ゲートの開閉時
にゲートの合わせ部やゲートとホッパー本体の隙間に内
容物を挟み込む、巻き込むといった欠点がある。更に、
従来のホッパーは、上部開口より投入された内容物がホ
ッパー内に山状に積もり固まるため、デットスペースが
大きくなり風袋容積に対して有効容積が小さく固まった
内容物の排出が困難になるという欠点がある。本発明の
目的は、上記従来の問題点を解消する為、内容物や浸出
水を漏らすことなく貯留できると共に、山状に積もった
内容物をゆすって平らにしホッパー本体の有効容積を大
きくすることができる回転式貯留ホッパーを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る回
転式貯留ホッパーは、上部に開口部を有し、水平軸周り
に回転可能に支持された円筒状のホッパー本体と、該ホ
ッパー本体の上部の開口部から所定角度に位置させると
共に、円筒外周に対向させて設けられたこぼれ防止カバ
ーとを備え、ホッパー本体を回転させたときこぼれ防止
カバーにより開口部を塞ぐことを特徴とする。請求項1
の発明によれば、常時開口部が上を向いている構造の
為、内容物や浸出水を漏らすことなく貯留できる。ま
た、ホッパーの回転により開口部を下方にして内容物を
排出するので、固まった内容物を確実に排出できると共
に、その排出操作ではホッパー本体の回転途中において
こぼれ防止カバーにより開口部が塞がれる為、内容物の
こぼれ落ちがない。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、開口部の周囲に弾性体を設け、ホッパー本体を回転
させたとき弾性体がこぼれ防止カバーに接することを特
徴とする。請求項2の発明によれば、ホッパー本体を回
転させたとき弾性体がこぼれ防止カバーに接するので、
内容物のこぼれ落ちるのを確実に防ぐことができる。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、ホッパー本体を駆動回転させる電動手段と、該電動
手段を制御する制御手段とを備え、制御手段はホッパー
本体の開口部をこぼれ防止カバー方向に所定角度回転さ
せ、一定時間停止させた後、開口部が上方となる位置へ
回転させるよう電動手段を制御することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、ホッパー本体を所定角度まで
傾け、ゆすることで山状に積もった内容物をほぐし、平
らにして有効容積を大きくする。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明の実施例について図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の回転式貯留ホッパ
ーの側面図、図2は正面図、図3は平面図、図4はホッ
パー本体の斜視図である。据付プレート1の開口1Aに
位置させてサポート部材2を固定し、このサポート部材
2から支持フレーム3が垂設されている。支持フレーム
3は対向して配設されており、それぞの支持フレーム3
には軸受け4が取り付けられている。軸受け4にはホッ
パー本体5のホッパー軸6が回転可能に支持されてい
る。
【0008】サポート部材2にはモータ7を設け、一方
のホッパー軸にはギア8を配設するとともに、モータ7
の回転力をチェーン9を介してギア8に伝え、ホッパー
本体5を回転させる。モータ7は、ホッパー本体5を回
転させる電動手段を構成しており、図示を省略した制御
手段により制御される。制御手段は、ホッパー本体5を
所定角度、例えば1/4回転ずつ正逆転させて傾け、山
状に積もった内容物をゆすり山を崩して平らにする為の
モータ制御および開口部10を上方から下方に回転させ
内容物を排出する為のモータ制御を行う。特に、山状に
積もった内容物をほぐし、平らにする操作では、ホッパ
ー本体5を所定角度回転させ傾けた状態で一定時間停止
させた後、開口部10が上方となる位置へ回転させる。
ホッパー本体5の複数回の正逆転動作を行うことで、ホ
ッパー本体5のデッドスペースを少なくし、有効容積を
大きくすることができる。
【0009】ホッパー本体5は、円筒状に構成されてお
り、その長手方向の両端部にホッパー軸6が固定されて
いる。ホッパー本体5の上部には、図3に示すように脱
水ケーキ等の内容物を投入する開口部10が設けられて
いる。開口部10の周囲にはブラシ状の弾性体11が設
けられており、ホッパー本体5の両端部側の弾性体11
は、図4に示すように中央部分が高く、開口部10のコ
ーナー部分に向かって低くなる円弧形状になっている。
開口部10のコーナー部において、ホッパー本体5の両
端部側の弾性体11とホッパー本体5の長手方向に平行
な弾性体11が同じ高さで接続されている。
【0010】ホッパー本体5を所定角度傾けたとき内容
物がこぼれないようこぼれ防止カバー12が設けられて
いる。こぼれ防止カバー12は、図1に示すように開口
部10を覆うのに充分な範囲をホッパー本体5に対向す
る円弧部材12aと円弧部材12aを両端で支えるサイ
ドプレート(片側のみ図示)12bから成り、そのサイ
ドプレート12bが支持フレーム3に取り付けられてい
る。こぼれ防止カバー12は、ホッパー本体5の長手方
向の外周に対して弾性体11が触れる程度の間隔を設け
て固定されており、ホッパー本体5が所定角度回転した
とき弾性体11が円弧部材12aの内面に接触し、開口
部10を塞ぐ作用を有する。
【0011】上記実施例の回転式貯留ホッパーの作用を
説明する。ホッパー本体5の開口部10は常時上方に向
いており、この開口部10から脱水ケーキ等の内容物が
投入される。内容物が溜まって山状になった時点でモー
タ7を起動し、開口部10から内容物がこぼれ落ちない
程度、具体的にはホッパー本体5を1/4回転ずつ正逆
転させる。このホッパー本体5の正逆転により内容物の
山が崩され、かつ内容物がゆすられて平らにならされる
ことになり、更に内容物を収容するスペースが確保され
る。
【0012】この操作を繰り返すことにより充分な内容
物を貯めた状態になった時点で開口部10がこぼれ防止
カバー12を通過する方向にホッパー本体5を回転さ
せ、開口部10を下方に向けて内容物を排出する。この
操作において、所定の回転範囲にて弾性体11とこぼれ
防止カバー12との協働により開口部10が塞がれる
為、内容物がこぼれ落ちるのを防止する。ホッパー本体
5の開口部10を常時上向きに位置させることにより内
容物からの浸出水の漏れが無くなる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ホッパー本体の上部に
開口部が設けられている為、内容物や浸出水を漏らすこ
となく貯留できる。また、ホッパーの回転により内容物
を排出する為、従来のカットゲート型ホッパーのように
カットゲートの合わせ目やゲートとホッパー本体の隙間
に内容物を挟み込む、巻き込むことがなくなり、固まっ
た内容物を確実に排出できる。更に、内容物の排出操作
ではホッパー本体の回転途中においてこぼれ防止カバー
により開口部が塞がれる為、内容物のこぼれ落ちがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転式貯留ホッパーの側面図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本発明に係る回転式貯留ホッパーのホッパー本
体の斜視図である。
【符号の説明】
1 据付プレート 2 サポート部材 3 支持
フレーム 4 軸受け 5 ホッパー本体 6 ホッパー軸 7 モータ 8 ギア 9 チェーン 10 開口部 11 ブラシ状の弾性体 12 こぼれ防止カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部を有し、水平軸周りに回転
    可能に支持された円筒状のホッパー本体と、 該ホッパー本体の上部の開口部から所定角度に位置させ
    ると共に、円筒外周に対向させて設けられたこぼれ防止
    カバーと、を備え、 前記ホッパー本体を回転させたとき前記こぼれ防止カバ
    ーにより前記開口部を塞ぐことを特徴とする回転式貯留
    ホッパー。
  2. 【請求項2】 前記開口部の周囲に弾性体を設け、前記
    ホッパー本体を回転させたとき前記弾性体が前記こぼれ
    防止カバーに接することを特徴とする請求項1記載の回
    転式貯留ホッパー。
  3. 【請求項3】 前記ホッパー本体を駆動回転させる電動
    手段と、 該電動手段を制御する制御手段と、を備え、 制御手段は前記ホッパー本体の開口部を前記こぼれ防止
    カバー方向に所定角度回転させ、一定時間停止させた
    後、前記開口部が上方となる位置へ回転させるよう前記
    電動手段を制御することを特徴とする請求項2記載の回
    転式貯留ホッパー。
JP31964999A 1999-11-10 1999-11-10 回転式貯留ホッパー Pending JP2001130690A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5279685U (ja) * 1975-12-11 1977-06-14
JPS53126279U (ja) * 1977-03-17 1978-10-06
JPS57191415U (ja) * 1981-05-30 1982-12-04
JPH08253292A (ja) * 1995-03-20 1996-10-01 Nkk Corp ホッパーの投入物排出口に取り付けられるスライド弁

Patent Citations (4)

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