JP2001130258A - 車両用サンバイザ - Google Patents
車両用サンバイザInfo
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- JP2001130258A JP2001130258A JP2000236198A JP2000236198A JP2001130258A JP 2001130258 A JP2001130258 A JP 2001130258A JP 2000236198 A JP2000236198 A JP 2000236198A JP 2000236198 A JP2000236198 A JP 2000236198A JP 2001130258 A JP2001130258 A JP 2001130258A
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- punching plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水平方向より入射する光に対して減光効果が
得られる車両用サンバイザを提供する。 【解決手段】 サンバイザ本体1に開口された開口部1
cに、多数の透孔4aが開口されたパンチングプレート
4を設けると共に、前記パンチングプレート4の前側及
び後側の少なくとも一方に、パンチングプレート4の透
孔4aを通過する光を減光する減光板5を設けたもの
で、水平方向より入射する光を減光板5が減光するの
で、朝日や夕日などが入射しても、車両を完全に運転す
ることができる。
得られる車両用サンバイザを提供する。 【解決手段】 サンバイザ本体1に開口された開口部1
cに、多数の透孔4aが開口されたパンチングプレート
4を設けると共に、前記パンチングプレート4の前側及
び後側の少なくとも一方に、パンチングプレート4の透
孔4aを通過する光を減光する減光板5を設けたもの
で、水平方向より入射する光を減光板5が減光するの
で、朝日や夕日などが入射しても、車両を完全に運転す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は斜め上方から入射
する光を遮断するパンチングプレートと、パンチングプ
レートの透孔を通過する光を減光する減光板を組合わせ
た車両用サンバイザに関する。
する光を遮断するパンチングプレートと、パンチングプ
レートの透孔を通過する光を減光する減光板を組合わせ
た車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車などの車両には、前方より入
射する太陽光などを遮断するサンバイザが設けられてい
る。
射する太陽光などを遮断するサンバイザが設けられてい
る。
【0003】前記従来のサンバイザには、太陽光などを
完全に遮断する透光性のないものと、太陽光などを遮断
しながら前方の視界を確保する透光性のあるものがあ
る。前者の透光性のないサンバイザは、太陽光などを確
実に遮断できる利点がある反面、サンバイザにより前方
の視界が遮られるため、安全運転に支障をきたすなどの
不具合がある。
完全に遮断する透光性のないものと、太陽光などを遮断
しながら前方の視界を確保する透光性のあるものがあ
る。前者の透光性のないサンバイザは、太陽光などを確
実に遮断できる利点がある反面、サンバイザにより前方
の視界が遮られるため、安全運転に支障をきたすなどの
不具合がある。
【0004】また後者のサンバイザは、例えば図9に示
すように樹脂により枠状に形成されたサンバイザ本体a
の枠内に、多数の透孔bが開口されたパンチングプレー
トcが設けられていて、パンチングプレートcは光の反
射を防止するため黒色に着色されており、パンチングプ
レートcの一部には、ミラーdが取付けられたものもあ
る。
すように樹脂により枠状に形成されたサンバイザ本体a
の枠内に、多数の透孔bが開口されたパンチングプレー
トcが設けられていて、パンチングプレートcは光の反
射を防止するため黒色に着色されており、パンチングプ
レートcの一部には、ミラーdが取付けられたものもあ
る。
【0005】一方光の透過量を調整できる車両用サンバ
イザとしては、例えば特開昭62−50222号公報に
記載されたものが公知である。
イザとしては、例えば特開昭62−50222号公報に
記載されたものが公知である。
【0006】この公報のサンバイザは、偏光方向の異な
る2種類の帯状偏光膜を一定間隔で配列した2枚のプレ
ートを重ね合わせ、かつこれらプレートの少なくとも一
方を移動させることにより光の透過量を調整するように
構成されている。
る2種類の帯状偏光膜を一定間隔で配列した2枚のプレ
ートを重ね合わせ、かつこれらプレートの少なくとも一
方を移動させることにより光の透過量を調整するように
構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしパンチングプレ
ートcを使用した前記サンバイザでは、斜め上方より入
射する光に対しては遮光効果はあるが、前方より入射す
る光は透孔bを通過してしまうため、朝日や夕日などに
対しては遮光効果が得られなくなる不具合がある。
ートcを使用した前記サンバイザでは、斜め上方より入
射する光に対しては遮光効果はあるが、前方より入射す
る光は透孔bを通過してしまうため、朝日や夕日などに
対しては遮光効果が得られなくなる不具合がある。
【0008】また前記公報のサンバイザでは、帯状の偏
光膜を一定間隔で配列したプレートを作成するのに手間
がかかる上、2枚のプレートの少なくとも一方を移動す
るのに、モータや、これを制御する制御手段を必要とす
るなど、構造が複雑なため高価となるなどの不具合があ
る。
光膜を一定間隔で配列したプレートを作成するのに手間
がかかる上、2枚のプレートの少なくとも一方を移動す
るのに、モータや、これを制御する制御手段を必要とす
るなど、構造が複雑なため高価となるなどの不具合があ
る。
【0009】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、前方より入射する光を減光する
減光板をパンチングプレートに組合わせた車両用サンバ
イザを提供して、前方の視界を確保しつつ、前方からの
光に対して減光効果が得られるようにしたものである。
ためになされたもので、前方より入射する光を減光する
減光板をパンチングプレートに組合わせた車両用サンバ
イザを提供して、前方の視界を確保しつつ、前方からの
光に対して減光効果が得られるようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、サンバイザ本体に開口された開
口部に、多数の透孔が開口されたパンチングプレートを
設けると共に、前記パンチングプレートの前側及び後側
の少なくとも一方に、パンチングプレートの透孔を通過
する光を減光する減光板を設けたものである。
請求項1記載の発明は、サンバイザ本体に開口された開
口部に、多数の透孔が開口されたパンチングプレートを
設けると共に、前記パンチングプレートの前側及び後側
の少なくとも一方に、パンチングプレートの透孔を通過
する光を減光する減光板を設けたものである。
【0011】前記構成により、斜め上方より太陽光など
が入射しても、パンチングプレートの透孔を通過するこ
とがないため、斜め上方からの光を効果的に遮光するこ
とができると共に、前方の視界は、減光板及びパンチン
グプレートの透孔を通して確保することができる。
が入射しても、パンチングプレートの透孔を通過するこ
とがないため、斜め上方からの光を効果的に遮光するこ
とができると共に、前方の視界は、減光板及びパンチン
グプレートの透孔を通して確保することができる。
【0012】また朝日や夕日のように水平方向より入射
する光は、パンチングプレートの透孔を通過しても、減
光板が減光するため、透孔を通過した光が運転者の目に
入っても、眩しくない。
する光は、パンチングプレートの透孔を通過しても、減
光板が減光するため、透孔を通過した光が運転者の目に
入っても、眩しくない。
【0013】前記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、減光板を合成樹脂よりなるスモーク板により形成
したものである。
明は、減光板を合成樹脂よりなるスモーク板により形成
したものである。
【0014】前記構成により、市販のスモーク板が減光
板に使用できるため、サンバイザを容易かつ安価に製作
することができる。
板に使用できるため、サンバイザを容易かつ安価に製作
することができる。
【0015】前記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、減光板の前後面に、プリント加工によりパンチン
グプレートを形成したものである。
明は、減光板の前後面に、プリント加工によりパンチン
グプレートを形成したものである。
【0016】前記構成により、パンチングプレートを別
に設ける必要がないため、部品点数の削減が図れると共
に、組立て工数の削減も図れるようになる。
に設ける必要がないため、部品点数の削減が図れると共
に、組立て工数の削減も図れるようになる。
【0017】前記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、減光板の前後面にプリントされたパンチングプレ
ートの透孔の位置を上下方向にずらしたものである。
明は、減光板の前後面にプリントされたパンチングプレ
ートの透孔の位置を上下方向にずらしたものである。
【0018】前記構成により、サンバイザ本体を回動す
ることにより、斜め上方や斜め下方の視界が容易に確保
できるようになる。
ることにより、斜め上方や斜め下方の視界が容易に確保
できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1ない
し図4に示す図面を参照して詳述する。
し図4に示す図面を参照して詳述する。
【0020】図1は車両用サンバイザの正面図、図2は
図1のA−A線に沿う断面図、図3は図2のB円内の拡
大図、図4は作用説明図である。
図1のA−A線に沿う断面図、図3は図2のB円内の拡
大図、図4は作用説明図である。
【0021】これら図において1はサンバイザ本体で、
長方形状に形成された芯材1aの表面を、表皮1bで被
覆することにより構成されており、サンバイザ本体1の
中央部には、長方形状の開口部1cが形成されていて、
この開口部1cに樹脂などで成形された枠体2が前後方
向より嵌着されている。
長方形状に形成された芯材1aの表面を、表皮1bで被
覆することにより構成されており、サンバイザ本体1の
中央部には、長方形状の開口部1cが形成されていて、
この開口部1cに樹脂などで成形された枠体2が前後方
向より嵌着されている。
【0022】前記サンバイザ本体1の上部には、上辺に
沿って取付け杆3の一端が貫通されていて、この取付け
杆3を中心にサンバイザ本体1が回動できるようになっ
ていると共に、取付け片3の他端側には、サンバイザ本
体1を車体のルーフ付近に取付けるための取付け具3a
が設けられている。
沿って取付け杆3の一端が貫通されていて、この取付け
杆3を中心にサンバイザ本体1が回動できるようになっ
ていると共に、取付け片3の他端側には、サンバイザ本
体1を車体のルーフ付近に取付けるための取付け具3a
が設けられている。
【0023】またサンバイザ本体1の開口部1cに嵌着
された枠体2間には、パンチングプレート4及び減光板
5が前後に重ねられた状態で挟入されている。
された枠体2間には、パンチングプレート4及び減光板
5が前後に重ねられた状態で挟入されている。
【0024】前記パンチングプレート4は、例えば金属
板に、前後面に対して直角に貫通する多数の透孔4aを
所定の配列で打抜き形成したもので、斜め上方から入光
する光を遮光できるように、金属板の板厚や透孔4aの
口径及びピッチが設定されていると共に、表面で光が反
射するのを防止するため、全体が黒色に塗装されてい
る。
板に、前後面に対して直角に貫通する多数の透孔4aを
所定の配列で打抜き形成したもので、斜め上方から入光
する光を遮光できるように、金属板の板厚や透孔4aの
口径及びピッチが設定されていると共に、表面で光が反
射するのを防止するため、全体が黒色に塗装されてい
る。
【0025】一方前記減光板5は、スモークと称する着
色された合成樹脂板よりなり、前記パンチングプレート
4とほぼ同じ大きさに形成されており、パンチングプレ
ート4の前面または後面に密着するよう枠体2間に挟入
されていて、パンチングプレート4の透孔4aを通過す
る光を減光するようになっている。
色された合成樹脂板よりなり、前記パンチングプレート
4とほぼ同じ大きさに形成されており、パンチングプレ
ート4の前面または後面に密着するよう枠体2間に挟入
されていて、パンチングプレート4の透孔4aを通過す
る光を減光するようになっている。
【0026】なお前記減光板5の減光率(光の透過率)
は、パンチングプレート4の透孔4aを通過した光が運
転者などの目に入った場合でも眩しくなく、また前方の
視界が損なわれない値に設定されている。
は、パンチングプレート4の透孔4aを通過した光が運
転者などの目に入った場合でも眩しくなく、また前方の
視界が損なわれない値に設定されている。
【0027】次に前記構成された車両用サンバイザの作
用を説明する。
用を説明する。
【0028】車両の運転中に、太陽光などが斜め上方よ
り入射するときには、サンバイザ本体1を図4に示すよ
うにほぼ垂直となるように使用位置へ回動する。
り入射するときには、サンバイザ本体1を図4に示すよ
うにほぼ垂直となるように使用位置へ回動する。
【0029】これによって角度αで斜め上方より太陽光
などが入射しても、パンチングプレート4の透孔4aを
通過することがないため、斜め上方からの光を効果的に
遮光することができると共に、前方の視界は、減光板5
及びパンチングプレート4の透孔4aを通して確保でき
るため、サンバイザ本体1を使用位置に回動した状態で
も、車両の安全運転が行えるようになる。
などが入射しても、パンチングプレート4の透孔4aを
通過することがないため、斜め上方からの光を効果的に
遮光することができると共に、前方の視界は、減光板5
及びパンチングプレート4の透孔4aを通して確保でき
るため、サンバイザ本体1を使用位置に回動した状態で
も、車両の安全運転が行えるようになる。
【0030】一方朝日や夕日のように水平方向より入射
する光は、パンチングプレート4の透孔4aを通過する
が、パンチングプレート4に重ねて設けられた減光板5
がパンチングプレート4の透孔4aを通過する前の光
(パンチングプレート4の前側に減光板5を設けた場
合)、もしくはパンチングプレート4の透孔4aを通過
した光(パンチングプレート4の後側に減光板5を設け
た場合)を減光するため、光が運転者などの目に入って
も眩しくなく、これによって運転に支障をきたすことが
ないと同時に、減光板5及びパンチングプレート4の透
孔4aを通して確保できるため、サンバイザ本体1を使
用位置に回動した状態でも、車両の安全運転を行うこと
ができる。
する光は、パンチングプレート4の透孔4aを通過する
が、パンチングプレート4に重ねて設けられた減光板5
がパンチングプレート4の透孔4aを通過する前の光
(パンチングプレート4の前側に減光板5を設けた場
合)、もしくはパンチングプレート4の透孔4aを通過
した光(パンチングプレート4の後側に減光板5を設け
た場合)を減光するため、光が運転者などの目に入って
も眩しくなく、これによって運転に支障をきたすことが
ないと同時に、減光板5及びパンチングプレート4の透
孔4aを通して確保できるため、サンバイザ本体1を使
用位置に回動した状態でも、車両の安全運転を行うこと
ができる。
【0031】上記の実施の形態において、図3に示すよ
うに、パンチングプレート4の厚さtと透孔4aの孔径
Фとの関係を求めるために、表1に示すように、タイプA
〜Iの評価例を作成し、太陽光の入射角度αとの関係に
おいて、評価した。
うに、パンチングプレート4の厚さtと透孔4aの孔径
Фとの関係を求めるために、表1に示すように、タイプA
〜Iの評価例を作成し、太陽光の入射角度αとの関係に
おいて、評価した。
【表1】
【0032】この結果、パンチングプレート4の厚さt
は、2mm以上ないと、サンバイザ本体1を、乗員の姿勢
や体格により、取付け杆3を中心として車体前後方向に
確度調整した場合に、たとえ透孔4aが存在していても、
少しの角度調整で、前方視界を妨げてしまうことがわか
った。
は、2mm以上ないと、サンバイザ本体1を、乗員の姿勢
や体格により、取付け杆3を中心として車体前後方向に
確度調整した場合に、たとえ透孔4aが存在していても、
少しの角度調整で、前方視界を妨げてしまうことがわか
った。
【0033】そこで、パンチングプレート4の厚さt
は、2mm以上のものを使用するのが前方視界の面で良
好であると判断した。
は、2mm以上のものを使用するのが前方視界の面で良
好であると判断した。
【0034】そして、パンチングプレート4の厚さtを
基準として、太陽光の遮光及び前方視界との関係におい
て、透孔4aの穴径Фは、Ф≧0.4t(mm)のもの
が良好であることがわかった。
基準として、太陽光の遮光及び前方視界との関係におい
て、透孔4aの穴径Фは、Ф≧0.4t(mm)のもの
が良好であることがわかった。
【0035】なお図5はパンチングプレート4の前後に
減光板5を設けた変形例を示すもので、この場合減光板
5の減光率が高くなり過ぎないよう、減光率の低い減光
板5を使用する。
減光板5を設けた変形例を示すもので、この場合減光板
5の減光率が高くなり過ぎないよう、減光率の低い減光
板5を使用する。
【0036】また図6は減光板5の前後面にパンチング
プレート4を設けた変形例を示すもので、減光板5には
肉厚の厚い丈夫なものを使用すると共に、減光板5の前
後面に、プリント加工することによりパンチングプレー
ト4を形成している。
プレート4を設けた変形例を示すもので、減光板5には
肉厚の厚い丈夫なものを使用すると共に、減光板5の前
後面に、プリント加工することによりパンチングプレー
ト4を形成している。
【0037】この場合、減光板5の前後面にプリントさ
れたパンチングプレート4の透孔4aの位置を一致させ
ることにより、斜め上方より入射する太陽光などを前後
のパンチングプレート4により遮光できる上、水平方向
より入射する光に対しては、減光板5が減光するため、
前記実施の形態と同様な遮光、減光効果が得られるよう
になる。
れたパンチングプレート4の透孔4aの位置を一致させ
ることにより、斜め上方より入射する太陽光などを前後
のパンチングプレート4により遮光できる上、水平方向
より入射する光に対しては、減光板5が減光するため、
前記実施の形態と同様な遮光、減光効果が得られるよう
になる。
【0038】さらに図7及び図8は、減光板5の前後面
にプリント加工されたパンチングプレート4の透孔4a
の位置を、上下方向に距離Lずらした変形例を示すもの
で、サンバイザ本体1の角度を変えることにより、斜め
前方及び水平方向より入射する光をパンチングプレート
4により遮光することができると共に、図8に示すよう
にサンバイザ本体1の角度によって、前方より入射する
光を遮光しながら斜め上方や斜め下方の視界を確保する
こともできるようになる。
にプリント加工されたパンチングプレート4の透孔4a
の位置を、上下方向に距離Lずらした変形例を示すもの
で、サンバイザ本体1の角度を変えることにより、斜め
前方及び水平方向より入射する光をパンチングプレート
4により遮光することができると共に、図8に示すよう
にサンバイザ本体1の角度によって、前方より入射する
光を遮光しながら斜め上方や斜め下方の視界を確保する
こともできるようになる。
【0039】この変形例の場合、減光板5の前後面にプ
リントするパンチングプレート4の透孔4aの径や、ず
らす距離Lを任意に変えることにより、視認角度βを自
由に設定することができる。
リントするパンチングプレート4の透孔4aの径や、ず
らす距離Lを任意に変えることにより、視認角度βを自
由に設定することができる。
【0040】さらなる変形例として、パンチングプレー
ト4の透孔4aを、パンチングプレート4の上下方向軸
に対して、傾斜させて形成することが考えられる。この
結果、視認角度βが、パンチングプレート4の上下軸に
対して傾いた状態で、角度α以上で入射してくる太陽光
を遮光することができることになる。
ト4の透孔4aを、パンチングプレート4の上下方向軸
に対して、傾斜させて形成することが考えられる。この
結果、視認角度βが、パンチングプレート4の上下軸に
対して傾いた状態で、角度α以上で入射してくる太陽光
を遮光することができることになる。
【0041】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、サンバ
イザ本体に開口された開口部に、多数の透孔が開口され
たパンチングプレートを設けると共に、前記パンチング
プレートの前側及び後側の少なくとも一方に、パンチン
グプレートの透孔を通過する光を減光する減光板を設け
たことから、斜め上方より太陽光などが入射しても、パ
ンチングプレートの透孔を通過することがないため、斜
め上方からの光を効果的に遮光することができると共
に、前方の視界は、減光板及びパンチングプレートの透
孔を通して確保することができるため、サンバイザ本体
を使用位置に出した状態でも、車両の安全運転が行える
ようになる。
イザ本体に開口された開口部に、多数の透孔が開口され
たパンチングプレートを設けると共に、前記パンチング
プレートの前側及び後側の少なくとも一方に、パンチン
グプレートの透孔を通過する光を減光する減光板を設け
たことから、斜め上方より太陽光などが入射しても、パ
ンチングプレートの透孔を通過することがないため、斜
め上方からの光を効果的に遮光することができると共
に、前方の視界は、減光板及びパンチングプレートの透
孔を通して確保することができるため、サンバイザ本体
を使用位置に出した状態でも、車両の安全運転が行える
ようになる。
【0042】また朝日や夕日のように水平方向より入射
する光は、パンチングプレートの透孔を通過しても、減
光板が減光するため、光が運転者の目に入っても眩しく
なく、これによって運転に支障をきたすことがないと同
時に、減光板及びパンチングプレートの透孔を通して前
方の視界が確保できるため、サンバイザ本体を使用位置
に出した状態でも、車両の安全運転が行えるようにな
る。
する光は、パンチングプレートの透孔を通過しても、減
光板が減光するため、光が運転者の目に入っても眩しく
なく、これによって運転に支障をきたすことがないと同
時に、減光板及びパンチングプレートの透孔を通して前
方の視界が確保できるため、サンバイザ本体を使用位置
に出した状態でも、車両の安全運転が行えるようにな
る。
【0043】さらに減光板を合成樹脂よりなるスモーク
板により形成したことから、市販のスモーク板が使用で
きるため、従来の偏光板を使用したものに比べてサンバ
イザを容易かつ安価に提供できると共に、減光板の前後
面に、プリント加工によりパンチングプレートを形成し
たことから、パンチングプレートを別に設ける必要がな
いため、部品点数の削減が図れると共に、組立て工数の
削減も図れるようになる。
板により形成したことから、市販のスモーク板が使用で
きるため、従来の偏光板を使用したものに比べてサンバ
イザを容易かつ安価に提供できると共に、減光板の前後
面に、プリント加工によりパンチングプレートを形成し
たことから、パンチングプレートを別に設ける必要がな
いため、部品点数の削減が図れると共に、組立て工数の
削減も図れるようになる。
【0044】さらに減光板の前後面にプリント加工され
たパンチングプレートの透孔の位置を上下方向にずらし
たことから、サンバイザ本体を回動することにより、斜
め上方や斜め下方の視界が容易に確保できるようにな
る。
たパンチングプレートの透孔の位置を上下方向にずらし
たことから、サンバイザ本体を回動することにより、斜
め上方や斜め下方の視界が容易に確保できるようにな
る。
【図1】この発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
の正面図である。
の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図2のB円内の拡大図である。
【図4】この発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
の作用説明図である。
の作用説明図である。
【図5】この発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
の変形例を示す説明図である。
の変形例を示す説明図である。
【図6】この発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
の変形例を示す説明図である。
の変形例を示す説明図である。
【図7】この発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
の変形例を示す説明図である。
の変形例を示す説明図である。
【図8】この発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
の変形例を示す作用説明図である。
の変形例を示す作用説明図である。
【図9】従来の車両用サンバイザの説明図である。
1 サンバイザ本体 1a 芯材 1b 表皮 1c 開口部 2 枠体 3 取付け杆 3a 取付け具 4 パンチングプレート 4a 透孔 5 減光板
Claims (4)
- 【請求項1】 サンバイザ本体に開口された開口部に、
多数の透孔が開口されたパンチングプレートを設けると
共に、前記パンチングプレートの前側及び後側の少なく
とも一方に、パンチングプレートの透孔を通過する光を
減光する減光板を設けたことを特徴とする車両用サンバ
イザ。 - 【請求項2】 減光板を合成樹脂よりなるスモーク板に
より形成してなる請求項1記載の車両用サンバイザ。 - 【請求項3】 減光板の前後面に、プリント加工により
パンチングプレートを形成してなる請求項1または2記
載の車両用サンバイザ。 - 【請求項4】 減光板の前後面にプリントされたパンチ
ングプレートの透孔の位置を上下方向にずらしてなる請
求項3記載の車両用サンバイザ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000236198A JP2001130258A (ja) | 1999-08-20 | 2000-08-03 | 車両用サンバイザ |
US09/639,173 US6439638B1 (en) | 1999-08-20 | 2000-08-16 | Vehicle sun visor |
DE60027366T DE60027366T2 (de) | 1999-08-20 | 2000-08-17 | Sonnenblende für ein Fahrzeug |
EP00117736A EP1078793B1 (en) | 1999-08-20 | 2000-08-17 | Vehicle sun visor |
Applications Claiming Priority (3)
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-
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- 2000-08-03 JP JP2000236198A patent/JP2001130258A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
JP2006142915A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Shigeru Co Ltd | 車両用サンバイザー |
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