JP2001129772A - ポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法 - Google Patents
ポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法Info
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- JP2001129772A JP2001129772A JP31504599A JP31504599A JP2001129772A JP 2001129772 A JP2001129772 A JP 2001129772A JP 31504599 A JP31504599 A JP 31504599A JP 31504599 A JP31504599 A JP 31504599A JP 2001129772 A JP2001129772 A JP 2001129772A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暗色系の製品でも明瞭なマーキングを行うこ
とができ、押出成形にも容易に適用が可能なポリ塩化ビ
ニル製品へのマーキング方法を提供する。 【解決手段】 継手、パイプ、その他のポリ塩化ビニル
製品の表面にレーザー光線を照射し、該レーザー光線に
よって製品表面にバーコード、文字、記号等のマーキン
グを行う。
とができ、押出成形にも容易に適用が可能なポリ塩化ビ
ニル製品へのマーキング方法を提供する。 【解決手段】 継手、パイプ、その他のポリ塩化ビニル
製品の表面にレーザー光線を照射し、該レーザー光線に
よって製品表面にバーコード、文字、記号等のマーキン
グを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリ塩化ビニル製
品へのマーキング方法に関し、詳しくは、ポリ塩化ビニ
ル製品の表面に、製造会社、製品種別等の文字や記号、
バーコード等の各種マーキングを施すための方法に関す
る。
品へのマーキング方法に関し、詳しくは、ポリ塩化ビニ
ル製品の表面に、製造会社、製品種別等の文字や記号、
バーコード等の各種マーキングを施すための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリ塩化ビニル製品だけでな
く、各種合成樹脂製品の表面には、製造会社や製品記号
等が印刷されている。このような印刷は、例えば、合成
樹脂パイプの場合は、図2に示すように、押出機1で押
出成形して冷却槽2で冷却したパイプPを引取機3で引
き取り、切断機4で所定の長さに切断して製品とする際
に、切断機4の上流側に印字ローラー5を設置し、この
印字ローラー5によってパイプPの表面に各種記号を印
刷するようにしている。また、継手等の射出成形品は、
成型後の適当な段階で印刷を行うようにしている。
く、各種合成樹脂製品の表面には、製造会社や製品記号
等が印刷されている。このような印刷は、例えば、合成
樹脂パイプの場合は、図2に示すように、押出機1で押
出成形して冷却槽2で冷却したパイプPを引取機3で引
き取り、切断機4で所定の長さに切断して製品とする際
に、切断機4の上流側に印字ローラー5を設置し、この
印字ローラー5によってパイプPの表面に各種記号を印
刷するようにしている。また、継手等の射出成形品は、
成型後の適当な段階で印刷を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各種合成樹脂
製品の中で、ポリ塩化ビニル製品は、他の樹脂製品に比
較すると灰色、青色等の暗色系のものが多いため、通常
の黒インクを用いた印刷方法では、コントラストが十分
でなく、他の樹脂製品に比べて表示が読み取り難いとい
う問題があった。また、射出成形品の場合は、成形金型
に刻印を施しておくことにより、製造会社等の記号を付
すことができるが、押出成形を行うパイプには適用が困
難であった。
製品の中で、ポリ塩化ビニル製品は、他の樹脂製品に比
較すると灰色、青色等の暗色系のものが多いため、通常
の黒インクを用いた印刷方法では、コントラストが十分
でなく、他の樹脂製品に比べて表示が読み取り難いとい
う問題があった。また、射出成形品の場合は、成形金型
に刻印を施しておくことにより、製造会社等の記号を付
すことができるが、押出成形を行うパイプには適用が困
難であった。
【0004】そこで本発明は、暗色系の製品でも明瞭な
マーキングを行うことができ、押出成形にも容易に適用
が可能なポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法を提供
することを目的としている。
マーキングを行うことができ、押出成形にも容易に適用
が可能なポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法
は、継手、パイプ、その他のポリ塩化ビニル製品の表面
にレーザー光線を照射し、該レーザー光線によって製品
表面にバーコード、文字、記号等のマーキングを行うこ
とを特徴としている。
め、本発明のポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法
は、継手、パイプ、その他のポリ塩化ビニル製品の表面
にレーザー光線を照射し、該レーザー光線によって製品
表面にバーコード、文字、記号等のマーキングを行うこ
とを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のポリ塩化ビニル
製品へのマーキング方法をパイプの押出成形設備に適用
した一形態例を示す概略図である。このポリ塩化ビニル
(PVC)製品へのマーキング方法は、従来と同様に、
押出機1、冷却槽2、引取機3及び切断機4を備えた押
出成形設備における引取機3と切断機4との間に、レー
ザー発振部とスキャナ部とを備えたレーザー照射装置1
1を設置し、このレーザー照射装置11を制御器12で
制御することにより、押出成形されたPVCパイプPの
所定の位置に所定のマーキングを行うようにしたもので
ある。
製品へのマーキング方法をパイプの押出成形設備に適用
した一形態例を示す概略図である。このポリ塩化ビニル
(PVC)製品へのマーキング方法は、従来と同様に、
押出機1、冷却槽2、引取機3及び切断機4を備えた押
出成形設備における引取機3と切断機4との間に、レー
ザー発振部とスキャナ部とを備えたレーザー照射装置1
1を設置し、このレーザー照射装置11を制御器12で
制御することにより、押出成形されたPVCパイプPの
所定の位置に所定のマーキングを行うようにしたもので
ある。
【0007】レーザー照射装置11としては、市販のレ
ーザーマーカーを使用することが可能であり、例えばC
O2レーザーをレーザー発振部としたものを用いること
ができる。また、制御器12は、パイプPにマーキング
するバーコード、文字、記号等のマーキング情報を、パ
イプPの進行速度や切断長さに応じて所定のタイミング
でレーザー照射装置11に出力するものであって、いわ
ゆるパソコン等を使用することもできる。
ーザーマーカーを使用することが可能であり、例えばC
O2レーザーをレーザー発振部としたものを用いること
ができる。また、制御器12は、パイプPにマーキング
するバーコード、文字、記号等のマーキング情報を、パ
イプPの進行速度や切断長さに応じて所定のタイミング
でレーザー照射装置11に出力するものであって、いわ
ゆるパソコン等を使用することもできる。
【0008】このように、PVCパイプPのようなPV
C製品にレーザー光線13を照射すると、PVCは、他
の合成樹脂のように表面が溶けるだけではなく、レーザ
ー光線13が照射された箇所が焼け焦げることによって
PVCに特有の色に発色し、レーザー光線13のスキャ
ニングに対応したマーキングがPVC特有の色で表現さ
れることになる。このマーキング色は、PVC製品の色
が灰色や青色であっても、黒インクに比較してコントラ
ストが強く、目視による確認が容易に行えるだけでな
く、バーコードの読み取りも確実に行うことができる。
C製品にレーザー光線13を照射すると、PVCは、他
の合成樹脂のように表面が溶けるだけではなく、レーザ
ー光線13が照射された箇所が焼け焦げることによって
PVCに特有の色に発色し、レーザー光線13のスキャ
ニングに対応したマーキングがPVC特有の色で表現さ
れることになる。このマーキング色は、PVC製品の色
が灰色や青色であっても、黒インクに比較してコントラ
ストが強く、目視による確認が容易に行えるだけでな
く、バーコードの読み取りも確実に行うことができる。
【0009】また、押出成形設備にレーザー照射装置1
1を組み込むことにより、設備の大幅な改造や工程の変
更を行うことなく、パイプPへのマーキングを連続的に
行うことができる。さらに、押出成形するパイプPの製
品情報(品種等)や製造情報(進行速度等)を制御器1
2に組み込んでおくことにより、パイプPに対応した各
種情報、例えば、会社名、製品名、品種、製造年月日等
の情報を、バーコードや文字、記号等によって製品表面
の所定位置に自動的にマーキングすることができる。
1を組み込むことにより、設備の大幅な改造や工程の変
更を行うことなく、パイプPへのマーキングを連続的に
行うことができる。さらに、押出成形するパイプPの製
品情報(品種等)や製造情報(進行速度等)を制御器1
2に組み込んでおくことにより、パイプPに対応した各
種情報、例えば、会社名、製品名、品種、製造年月日等
の情報を、バーコードや文字、記号等によって製品表面
の所定位置に自動的にマーキングすることができる。
【0010】なお、上述のパイプだけでなく、継手、そ
の他の各種PVC製品においても、切断後又は成形後の
搬送設備や梱包設備あるいは別の工程において同様のレ
ーザーマーキングを行うことが可能である。
の他の各種PVC製品においても、切断後又は成形後の
搬送設備や梱包設備あるいは別の工程において同様のレ
ーザーマーキングを行うことが可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリ塩化
ビニル製品へのマーキング方法によれば、レーザー照射
による焦げ目がPVC特有の発色をなすことを利用して
マーキングを行うので、従来のインク等によるマーキン
グに比べてコントラストが強く明瞭なマーキングを行う
ことができる。したがって、目視による読み取りだけで
なく、バーコードの読み取りも、容易にかつ確実に行う
ことができる。
ビニル製品へのマーキング方法によれば、レーザー照射
による焦げ目がPVC特有の発色をなすことを利用して
マーキングを行うので、従来のインク等によるマーキン
グに比べてコントラストが強く明瞭なマーキングを行う
ことができる。したがって、目視による読み取りだけで
なく、バーコードの読み取りも、容易にかつ確実に行う
ことができる。
【図1】 本発明のポリ塩化ビニル製品へのマーキング
方法をパイプの押出成形設備に適用した一形態例を示す
概略図である。
方法をパイプの押出成形設備に適用した一形態例を示す
概略図である。
【図2】 従来のマーキング方法の一例を示す概略図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1…押出機、2…冷却槽、3…引取機、4…切断機、5
…印字ローラー、11…レーザー照射装置、12…制御
器、13…レーザー光線、P…パイプ
…印字ローラー、11…レーザー照射装置、12…制御
器、13…レーザー光線、P…パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 継手、パイプ、その他のポリ塩化ビニル
製品の表面にレーザー光線を照射し、該レーザー光線に
よって製品表面にバーコード、文字、記号等のマーキン
グを行うことを特徴とするポリ塩化ビニル製品へのマー
キング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31504599A JP2001129772A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | ポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31504599A JP2001129772A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | ポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001129772A true JP2001129772A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18060776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31504599A Pending JP2001129772A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | ポリ塩化ビニル製品へのマーキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001129772A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107838335A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-03-27 | 通鼎互联信息股份有限公司 | 一种线缆自动分盘裁切装置及方法 |
-
1999
- 1999-11-05 JP JP31504599A patent/JP2001129772A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107838335A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-03-27 | 通鼎互联信息股份有限公司 | 一种线缆自动分盘裁切装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |