JP2001129257A - ゲームシステム、ゲーム機及び外部記憶媒体 - Google Patents

ゲームシステム、ゲーム機及び外部記憶媒体

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JP2001129257A
JP2001129257A JP31611199A JP31611199A JP2001129257A JP 2001129257 A JP2001129257 A JP 2001129257A JP 31611199 A JP31611199 A JP 31611199A JP 31611199 A JP31611199 A JP 31611199A JP 2001129257 A JP2001129257 A JP 2001129257A
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game machine
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Kenji Oguro
健二 大黒
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しいゲーム形態のもとでより面白味のある
熱中しやすいゲームシステム、ゲーム機及び外部記憶媒
体を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、異なるゲーム機を用い、これ
ら異なるゲーム機間でゲームに関するデータを送受信し
ゲームを行うゲームシステムであって、前記異なるゲー
ム機のうち一つのゲーム機でキャラクタを育成し、この
育成されたキャラクタに対応するデータを他のゲーム機
に送信し、当該他のゲーム機で前記キャラクタを含む複
数のキャラクタから構成される1つのチームとして育成
することを特徴とするゲームシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるゲーム機間
でゲームに関するデータを送受信するゲームシステム、
これに用いるゲーム機、外部記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な異なるゲーム機が普及して
いる。例えば、ゲームセンターなどにある業務用ゲーム
機や、家庭内でゲームを行える家庭用ゲーム機、この家
庭用ゲーム機を常に携帯し得、何時でも何処でもゲーム
を行えるようにした携帯用ゲーム機、あるいはパソコン
機にゲームソフトを予め記憶したりあるいはゲームソフ
トをCD−ROMやフロッピーディスクなどの外部記憶
媒体に記憶させこれを装着してゲームを行うパソコンゲ
ーム機など様々である。
【0003】従来、これらゲーム機が単独でゲームを行
っていたが、よりゲームの幅を広げることを目的とし
て、異なるゲーム機間でゲームに関するデータを送受信
するなどして、2つの異なるゲーム機にまたがって同じ
ゲームをゲームフィールドを変えて行うスタイルが普及
しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、例えば、一つのゲーム機でキャラクタを
育成し、これを他のゲーム機でゲームフィールドを変え
て行うのみであり、異なるゲーム機の各々において同じ
キャラクタを扱いながらゲームを行っているに過ぎず、
ゲームの広がりに限界がある。
【0005】近年、ゲームプレーヤはさらに新しい形態
のゲームを行えるゲームシステムが提供されるのを要望
している。
【0006】本発明は、以上のような問題点に鑑み、新
しいゲーム形態のもとでより面白味のある熱中しやすい
ゲームシステム、ゲーム機及び外部記憶媒体を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、この発明では以下のような構成を採用してい
る。
【0008】すなわち、請求項1の発明は、異なるゲー
ム機を用い、これら異なるゲーム機間でゲームに関する
データを送受信しゲームを行うゲームシステムであっ
て、前記異なるゲーム機のうち一つのゲーム機でキャラ
クタを育成し、この育成されたキャラクタに対応するデ
ータを他のゲーム機に送信し、当該他のゲーム機で前記
キャラクタを含む複数のキャラクタから構成される1つ
のチームとして育成することを特徴とするゲームシステ
ムである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のゲー
ムシステムであって、前記他のゲーム機で育成された一
つのチームに対応するデータをさらに別のゲーム機へ送
信し、当該別のゲーム機で前記データを用いてゲームを
行うことを特徴とするゲームシステムである。
【0010】請求項3の発明は、前記異なるゲーム機
は、携帯用ゲーム機、家庭用ゲーム機及びパソコンゲー
ム機から構成されていることを特徴とする請求項2に記
載のゲームシステムである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1に記載のゲー
ムシステムを用いてゲームを行うゲーム機であって、前
記キャラクタを表示する表示部と、当該表示部に表示さ
れるキャラクタの育成を指示する指示部と、育成したキ
ャラクタに対応するデータを前記異なるゲーム機へ送信
する送信部とを備え、前記異なるゲーム機において、前
記育成したキャラクタを含む複数のキャラクタを1つの
チームとして育成した後に当該異なるゲーム機より送信
されるキャラクタに対応するデータを受信する受信部を
有することを特徴とするゲーム機である。
【0012】請求項5の発明は、請求項1に記載のゲー
ムシステムを用いてゲームを行うゲーム機であって、前
記異なるゲーム機において育成されたキャラクタに対応
するデータを受信する受信部と、当該受信部により受信
された前記キャラクタに対応するデータをもとに当該キ
ャラクタを含む複数のキャラクタを一つのチームとして
育成させる指示を行う指示部と、前記一つのチームを表
示させる表示部とを備えたことを特徴とするゲーム機で
ある。
【0013】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5に記載のゲーム機に用いられ、ゲームプログラムを記
憶した外部記憶媒体であって、前記ゲームプログラムは
前記ゲーム機に対して次の内容を実行させることを特徴
とする外部記憶媒体である。すなわち、1)ゲームプレ
ーヤによる前記指示部の指示に基づき前記キャラクタま
たは前記一つのチームを育成させる、2)前記表示部に
おいて育成される前記キャラクタまたは前記一つのチー
ムを表示させる、3)当該育成される前記キャラクタま
たは前記一つのチーム内のキャラクタに対応するデータ
をゲームプレーヤの前記指示部の指示に基づいて前記異
なるゲーム機へ送信させる、といった内容を実行させる
ことが可能な外部記憶媒体である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明のゲームシステム、
ゲーム機及び外部記憶媒体に関し、その一実施の形態に
ついて図を参照しつつ説明するが、本発明はこれに限定
するものでない。本実施形態では、ゲーム機として家庭
用ゲーム機、携帯用ゲーム機及びパソコンゲーム機を用
い、外部記憶媒体としてゲームカートリッジ、CD−R
OMを用いる。
【0015】図1は、本実施形態におけるゲームシステ
ムの概念を説明するための説明図である。このゲームシ
ステムは、異なるゲーム機を用いこれら異なるゲーム機
間でゲームに関するデータを送受信しサッカーゲームを
行うものである。
【0016】図1において符号1は携帯用ゲーム機であ
り、符号2は家庭用ゲーム機であり、符号3はパソコン
ゲーム機である。
【0017】携帯用ゲーム機1では、サッカーゲームに
登場する選手としてのキャラクタを育成する。すなわ
ち、ここではゲームプレーヤがゲームを行う際に操作の
対称となるのが一つ一つのキャラクタである、一人称の
ゲームを行うといえる。キャラクタの育成は、例えば、
キャラクタに対してランニングを行わせたりシュート練
習を行わせたりしてキャラクタの選手としての能力を上
げていくといったものである。また、キャラクタの能力
は、シュートの精度やドリブルの上手さ、あるいはキッ
ク力などの複数の項目に区分けされこれらがデータ化さ
れた状態で管理されている。キャラクタの育成は、例え
ば、キャンプなどで個人練習を行うときのほか、オープ
ン戦などのチームとして練習試合を行うときになされ
る。
【0018】次に、キャラクタの育成に対応するデータ
としての能力データ4の蓄積について図2を参照しつつ
説明する。キャラクタの能力データ4は、上述したよう
に、シュートの精度5、ドリブルの上手さ6、キック力
7または判断力8など様々な項目に区分けされているほ
か、キャラクタ個人個人が予め持っている基礎データ9
を有する。基礎データ9は、上記のようにキャラクタを
育成し能力を上げても変動することのない固定データで
あり、キャラクタの身長データ、体重データあるいは視
力データといった基礎体力に関するものである。そし
て、ゲームプレーヤがゲーム操作を行いキャラクタを育
成することにより、育成の対称となる項目のデータが更
新され新しい能力データとして記憶される。
【0019】ここで、携帯用ゲーム機1の構造について
図3を参照しつつ説明する。この携帯用ゲーム機1は、
キャラクタを表示する表示部10としての液晶表示パネ
ルと、表示部10に表示されるキャラクタの育成をゲー
ムプレーヤが手入力により指示する指示部11としての
操作ボタンと、育成したキャラクタに対応するデータを
家庭用ゲーム機2またはパソコンゲーム機3へ送信する
送信部12(図示せず)としての赤外線発光のLED装
置を備えている。さらに、この携帯用ゲーム機1は、家
庭用ゲーム機2またはパソコンゲーム機3から送信され
るデータを受信する受信部13(これも図示せず)とし
てのフォトトランジスタを有する。これら送信部12及
び受信部13は、これら送受信するデータを処理するた
めのIC(図示しない)とともに一体的に成形された状
態で携帯用ゲーム機に内蔵されている。さらに、携帯用
ゲーム機1は、ゲームプログラム、ゲームに使用される
表示データ及び音データなどが記憶されたゲームカセッ
ト14を装着するためのコネクタ(図示せず)が内蔵さ
れている。また、携帯用ゲーム機1は、ゲームプログラ
ムを実行させ、ゲームプレーヤによる指示部11の操作
に基づくゲームプログラムの実行により表示部10上の
キャラクタを育成させる制御部(図示せず)を内蔵して
いる。この育成されたキャラクタに対応するデータは予
めゲームプログラムに記憶されており、上記能力データ
4のレベルに応じて設定されている。本実施の形態にお
ける携帯用ゲーム機1は、他の携帯用ゲーム機との間で
通信による対戦ゲームを行うことも可能である。また、
家庭用ゲーム機2及びパソコンゲーム機3側から見る
と、携帯用ゲーム機1においてキャラクタとしての選手
を留学させ、新たな素質のある選手を発掘させることも
可能である。これは、家庭用ゲーム機2及びパソコンゲ
ーム機3におけるチームとしてのキャラクタの働きを見
ても、さほど素質が有るように見えなくても、携帯用ゲ
ーム機においてキャラクタを育成することにより、新た
な素質のあるキャラクタを見つけることが可能であると
いったものである。
【0020】パソコンゲーム機2は、図4に示すよう
に、携帯用ゲーム機1において育成されたキャラクタに
対応するデータを受信する受信部21と、受信部21に
より受信されたキャラクタに対応するデータをもとにキ
ャラクタを含む複数のキャラクタを一つのチームとして
育成させる指示を行う指示部22としてのキーボード
と、一つのチームを表示させる表示部23としての表示
ディスプレイとを備える。
【0021】本実施の形態に用いるパソコンゲーム機2
は、パソコン本体、表示ディスプレイ及びキーボードが
一体的に形成されているノートブック型であってもく、
また、これらが別体となっているデスクトップ型であっ
てもよく、この形態に限定されるものでない。
【0022】このパソコンゲーム機2では、一つのチー
ムを扱いこのチーム単位で様々なデータを重視しつつ戦
術を考えながらゲームを行う。表示部23では、ウイン
ドウ画面を用いて様々な状況を表現しつつゲームを進め
ていくことが可能である。また、インターネットなどの
通信回線を通じてたのパソコンゲーム機とデータを交換
したり、また、通信による対戦ゲームを行うことも可能
である。いわば、このパソコンゲーム機2では、一つの
チームとして戦術を極めることが可能である。例えば、
パソコンゲーム機2では、サッカーゲームにおいて、J
リーグなどの日本国内の大会を戦う場でもある。
【0023】また、携帯用ゲーム機1とパソコンゲーム
機2との間におけるデータの送受信は、携帯用ゲーム機
1で育成されたキャラクタに対応するデータをパソコン
ゲーム機2へ送信するほか、パソコンゲーム機2で育成
された一つのチーム内における上記キャラクタに対応す
るデータを、パソコンゲーム機2からもとの携帯用ゲー
ム機1に送信することも可能である。このパソコンゲー
ム機2から携帯用ゲーム機1に送信するデータは、携帯
用ゲーム機1で育成されたキャラクタに対応するデータ
のままであることも可能であるが、パソコンゲーム機2
で一つのチームとして育成されるのにともない上記キャ
ラクタが再育成され、この再育成されたキャラクタに対
応するデータをパソコンゲーム機2へ送信することも可
能である。また、パソコンゲーム機2において、一つの
チーム内の選手としてのキャラクタに対応するデータ
を、携帯用ゲーム機1へ選手の留学の目的で送信した
り、選手の移籍交渉の目的で送信したりすることも可能
である。もちろん、携帯用ゲーム機1では、選手の留学
を受け入れさらに育成し、あるいは選手の移籍交渉にの
ぞみこれに対し戦略を考えた上で移籍させるなどをゲー
ムプレーヤが指示部11を用いて指示し、これらの内容
に応じたデータを逆にパソコンゲーム機2へ送信させ、
留学選手の復帰をさせたり、新人選手の獲得あるいは選
手の移籍成立をめざす。
【0024】次に、家庭用ゲーム機3について説明す
る。
【0025】この家庭用ゲーム機3では、パソコンゲー
ム機2で育成された一つのチームに対応するデータがさ
らに送信され、このデータを用いてゲームを行うことが
可能である。上記家庭用ゲーム機3では、いわばパソコ
ンゲーム機2において戦っているJリーグの選手たちの
中から自身が育成している一つのチーム内はもとよりチ
ーム外からも優れた選手を集め、代表選手や代表監督を
招集して、ワールドカップ出場のための試合及びワール
ドカップでの試合を戦うといったゲームを行う。もちろ
ん、上記試合は、他の家庭用ゲーム機との有線または無
線による通信対戦を行うことも可能である。また、この
家庭用ゲーム機3は、招集した選手としいてのキャラク
タに対応するデータをパソコンゲーム機2へダウンロー
ドさせることも可能である。さらに、家庭用ゲーム機3
では、招集した選手を留学させることを目的として上記
選手としてのキャラクタに対応するデータを携帯用ゲー
ム機1へ送信したり、あるいはスカウトを派遣すること
を目的として上記スカウトとしてのキャラクタに対応す
るデータを携帯用ゲーム機1へ送信することも可能であ
る。この携帯用ゲーム機1では家庭用ゲーム機3からの
データを受けて、選手を留学させ育成し、あるいはスカ
ウトにより新たな選手を発掘することを指示部11によ
りゲームプレーヤが指示し、しかる後に留学後に育成さ
れた選手を復帰させることを目的として上記選手として
のキャラクタに対応するデータを家庭用ゲーム機3へ送
信することも可能であり、また、上記スカウトが新たに
発掘した選手としてのキャラクタに対応するデータを家
庭用ゲーム機3へ送信することも可能である。
【0026】尚、家庭用ゲーム機3は、ゲーム機本体、
指示部としてのコントローラ及び表示部としてのディス
プレイのそれぞれのユニットに分けられ、ゲーム機本体
にゲームプログラムなどが記憶された外部記憶媒体を装
着してゲームを実行させ、ゲームプレーヤが指示部を操
作してゲームを進めるといったものである。また、家庭
用ゲーム機3には、ゲーム中に育成されたキャラクタや
チームとしてのデータを異なるゲーム機へ送受信させる
ため、配線ケーブル装着用のコネクタが設けられてい
る。もちろん、この送受信は有線のほか無線通信を行う
ことも可能であり、光通信や電波通信を行うことが可能
である。
【0027】上述したように、本発明のゲームシステム
では、少なくとも3つ以上の異なるゲーム機を用い、そ
れぞれのゲーム機が各々異なるゲームフィールドを有し
ており、各々のゲーム機においてゲームの繋がりはある
ものの、ゲームプレーヤがゲーム中に操作し扱う対称が
一人のキャラクタであったり、この一人のキャラクタを
含む複数のキャラクタからなる一つのチームであったり
する。本発明のゲームシステムでは、育成したキャラク
タに対応するデータを異なるゲーム機に送信し、この異
なるゲーム機において再びゲームプレーヤがキャラクタ
を再育成するといった、どの異なるゲーム機においても
ゲーム中に扱う対称は常に一つのキャラクタであるとい
った変化のあまり少ないゲームとは異なり、ゲーム機が
変わることによって、表示部に表示されるキャラクタを
同じであるものの、ゲーム中に扱う対称が一つのキャラ
クタであったり一つのチームであったりして、単にゲー
ムフィールドが変わるだけでなく、例えば、あるときは
選手の立場でゲームを行ったり、あるときは監督として
の立場でゲームを行ったりすることが可能であり、新し
い遊びの広がりをゲームプレーヤへ提供することが可能
である。
【0028】次に、上述した外部記憶媒体について説明
する。
【0029】外部記憶媒体には、ゲームカセット、フロ
ッピーディスク、CD−ROMのほか、ICカードやD
VDまたはDVD−RAMや光ディスクなど、様々な記
憶媒体に適用可能である。
【0030】この外部記憶媒体は、ゲームプログラム、
ゲームに用いる画像データや音データが予め記憶され、
また、ゲームによって得られるデータを記憶させる記憶
領域を有する。これらの記憶領域はROMやRAM、あ
るいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにより形
成されていたり、光学的、磁気的あるいは光磁気的に記
憶することも可能である。
【0031】図5は、この外部記憶媒体を用いて携帯用
ゲーム機1においてゲームを行う場合のゲームフローを
示すフロー図である。
【0032】まず、携帯用ゲーム機1に外部記憶媒体を
装着し、電源を作動させることによりゲームをスタート
させる。次に、ゲームプログラムの実行にともないい表
示部10に選手としてのキャラクタを登場させ、このキ
ャラクタの育成をゲームプレーヤに促す。ゲームプレー
ヤは、指示部11の操作によりキャラクタの育成を指示
し、この指示に基づきキャラクタが育成される。このキ
ャラクタの育成は、予めゲームプログラムに記憶された
上述の基礎データ9に様々な能力データ4が加味され、
最も適したデータが選出され、これに応じた画像として
のキャラクタが表示部10に表示される。そして、ゲー
ムプレーヤは、キャラクタを自身の思い通りに育成し、
自身が許容できる範囲までキャラクタを育成した時点
で、指示部11を操作し育成されたキャラクタに対応す
るデータを送信部12を介して他のゲーム機へ送信する
ことを指示する。このデータの送信は、ゲームプログラ
ムに基づき行なわれる。
【0033】図6は、この外部記憶媒体を用いてパソコ
ンゲーム機2においてゲームを行う場合のゲームフロー
を示すフロー図である。
【0034】まず、パソコンゲーム機2に外部記憶媒体
を装着し、電源を作動させることによりゲームをスター
トさせる。次に、ゲームプログラムの実行にともない表
示部10に選手としてのキャラクタを含む複数のキャラ
クタからなる一つのチームを登場させ、この一つのチー
ムの育成をゲームプレーヤに促す。ゲームプレーヤは、
指示部11の操作により試合などのゲームを行わせり、
チームとしての練習を行わせ一つのチームの育成を指示
し、この指示に基づき一つのチームが育成される。この
チームの育成は、予めゲームプログラムに記憶されたチ
ームとしての基礎データに様々な戦術能力データが加味
され、最も適したデータが選出され、これに応じた画像
としてのチームが表示部に表示される。また、このパソ
コンゲーム機におけるゲーム中に、上述した携帯用ゲー
ム機1からの育成されたキャラクタに対応するデータを
受信させるようにゲームプログラムが記憶されている。
受信したデータは前記記憶領域に一旦記憶され、ゲーム
中にゲームプログラムの実行に基づいて呼び出され、画
像として表示部に表示されることになる。そして、ゲー
ムプレーヤは、チームを自身の思い通りに育成し、自身
が許容できる範囲までチームを育成した時点で、指示部
11を操作し育成されたチーム内のキャラクタに対応す
るデータを送信部12を介して他のゲーム機へ送信する
ことを指示する。このデータの送信は、ゲームプログラ
ムに基づき行なわれる。
【0035】上述した外部記憶媒体は、携帯用ゲーム機
1に用いるものであったが、パソコンゲーム機2や家庭
用ゲーム機3に用いる場合も適用可能である。
【0036】本実施の形態では、それぞれの異なるゲー
ム機において、送信部としてLED装置を用い受信部と
してフォトトランジスタを用いた光通信を行っている
が、これに限定されるものでなく、RFモジュールなど
を用いたの電波通信を行うことも可能であり、また、ゲ
ーム機の各々に設けられた出力端子用のコネクタを用い
配線ケーブルを介して通信を行う有線通信を行うことも
可能であり、本発明では様々な通信形態を採用すること
が可能である。もちろん、ゲーム機に携帯電話などの通
信手段を取り付け、この通信手段を介して電波通信を行
うことも可能である。
【0037】本発明においては、キャラクタの育成とチ
ームの育成とで異なる部分がある。異なるゲーム機のう
ち他のゲーム機における一つのチームの育成の要素とし
ては、個人の能力よりもチーム全体での戦術面の能力ア
ップがあり、他のゲーム機におけるクラブチームで育成
されたキャラクタは、キック力などの能力アップではな
く、戦術やフォーメーションの理解力(本実施の形態の
能力データの中の判断力に相当する)が大きく変化す
る。この戦術理解力というのは、システム的にはシーケ
ンス(CPUの行動)に大きな影響力を与えるものであ
る。特に、サッカーゲームの場合、操作する一人の選手
以外は、全てCPUが操作する。つまり、戦術理解力に
よってそのCPUの操作力が大きく変わる。また、他の
ゲーム機における一つのチームで採用している戦術やフ
ォーメーションに対応するデータが、一つのゲーム機も
しくは別のゲーム機に送信された時のチームの戦術やフ
ォーメーションと同じであれば効果は大きいが、まった
く異なる(例えば、相性が悪い戦術)であれば、逆に能
力ダウンということもありえる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一つのゲーム
機で育成したキャラクタを、例えば、他のゲーム機にお
いて一つのチームの一員として加えこのチームを育成す
ることが可能となり、それぞれ異なるゲーム機において
育成する対称が個人のものとグループのものに区画され
るので、今までに無い新しい遊びの広がりを持ったゲー
ムシステムをユーザーに提供することが可能となる。
【0039】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
効果に加えて、さらに別のゲーム機でゲームを行うこと
が可能となり、少なくとも3つ以上の異なるゲームフィ
ールドにまたがってゲームを行うことが可能となるの
で、さらに新しい遊びの広がりをユーザーに提供し得
る。
【0040】請求項3の発明によれば、上記のような新
しい遊びを、携帯用ゲーム機、家庭用ゲーム及びパソコ
ンゲーム機という代表的な異なる3種類のゲーム機を用
いて展開することが可能である。
【0041】請求項4及び請求項6の発明によれば、例
えば、育成したキャラクタを異なるゲーム機において一
つのチームの一員として加え、この異なるゲーム機でチ
ームが育成され、この育成度合いを見ながらチーム内で
の上記キャラクタをどのように育成すればよいかを考
え、再びもとのゲーム機でキャラクタを育成しこれを表
示部に表示させることが可能となるので、ゲームプレー
ヤに対してよりキャラクタの育成を熱中させやすく、今
までに無い面白いゲームを提供し得る。
【0042】請求項5及び請求項6の発明によれば、異
なるゲーム機において育成されたキャラクタを一つのチ
ームの一員として加え、ゲームプレーヤはこのチームを
育成していく姿を表示部を通して見ることが可能となる
ので、育成されたキャラクタの動きを気にしながらもチ
ーム全体の育成を行うといった今までに無い新しい感覚
をゲームプレーヤに提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるゲームシステムの概念を
説明するための説明図である。
【図2】 本実施形態における育成されたキャラクタに
対応するデータの詳細について説明するための説明図で
ある。
【図3】 本実施における一つのゲーム機としての携帯
用ゲーム機を示す平面図である。
【図4】 本実施形態における他のゲーム機としてのパ
ソコンゲーム機を示す概略斜視図である。
【図5】 本実施形態におけるゲームのフローを説明す
るフロー図である。
【図6】 本実施形態におけるゲームのフローを説明す
るフロー図である。
【符号の説明】
1 携帯用ゲーム機 2 パソコンゲ
ーム機 3 家庭用ゲーム機 4 能力データ 9 基礎データ 10 表示部 11 指示部 12 送信部 13 受信部 14 ゲームカセ
ット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるゲーム機を用い、これら異なるゲ
    ーム機間でゲームに関するデータを送受信しゲームを行
    うゲームシステムであって、 前記異なるゲーム機のうち一つのゲーム機でキャラクタ
    を育成し、この育成されたキャラクタに対応するデータ
    を他のゲーム機に送信し、当該他のゲーム機で前記キャ
    ラクタを含む複数のキャラクタから構成される1つのチ
    ームとして育成することを特徴とするゲームシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゲームシステムであっ
    て、 前記他のゲーム機で育成された一つのチームに対応する
    データをさらに別のゲーム機へ送信し、当該別のゲーム
    機で前記データを用いてゲームを行うことを特徴とする
    ゲームシステム。
  3. 【請求項3】 前記異なるゲーム機は、携帯用ゲーム
    機、家庭用ゲーム機及びパソコンゲーム機から構成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のゲームシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のゲームシステムを用い
    てゲームを行うゲーム機であって、 前記キャラクタを表示する表示部と、当該表示部に表示
    されるキャラクタの育成を指示する指示部と、育成した
    キャラクタに対応するデータを前記異なるゲーム機へ送
    信する送信部とを備え、前記異なるゲーム機において、
    前記育成したキャラクタを含む複数のキャラクタを1つ
    のチームとして育成した後に当該異なるゲーム機より送
    信されるキャラクタに対応するデータを受信する受信部
    を有することを特徴とするゲーム機。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のゲームシステムを用い
    てゲームを行うゲーム機であって、 前記異なるゲーム機において育成されたキャラクタに対
    応するデータを受信する受信部と、当該受信部により受
    信された前記キャラクタに対応するデータをもとに当該
    キャラクタを含む複数のキャラクタを一つのチームとし
    て育成させる指示を行う指示部と、前記一つのチームを
    表示させる表示部とを備えたことを特徴とするゲーム
    機。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のゲーム
    機に用いられ、ゲームプログラムを記憶した外部記憶媒
    体であって、 前記ゲームプログラムは前記ゲーム機に対して次の内容
    を実行させることを特徴とする外部記憶媒体。 1)ゲームプレーヤによる前記指示部の指示に基づき前
    記キャラクタまたは前記一つのチームを育成させる。 2)前記表示部において、育成される前記キャラクタま
    たは前記一つのチームを表示させる。 3)当該育成される前記キャラクタまたは前記一つのチ
    ーム内のキャラクタに対応するデータをゲームプレーヤ
    の前記指示部の指示に基づいて前記異なるゲーム機へ送
    信させる。
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