JP2001128994A - 噛みしめ運動用具 - Google Patents

噛みしめ運動用具

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JP2001128994A
JP2001128994A JP31347599A JP31347599A JP2001128994A JP 2001128994 A JP2001128994 A JP 2001128994A JP 31347599 A JP31347599 A JP 31347599A JP 31347599 A JP31347599 A JP 31347599A JP 2001128994 A JP2001128994 A JP 2001128994A
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exercise tool
teeth
chewing
clenching
locking portion
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JP31347599A
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Nobutaka Yoshida
信隆 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的長期間に渡って繰り返して、安全に使
用でき、装着・使用時の見栄えが良い噛みしめ運動用具
の提供。 【解決手段】 下側の歯に、歯列に沿って装着されて使
用される噛みしめ運動用具1である。歯の裏側を覆うよ
う略U字形状に形成された係止部3と、この係止部の左
右両端部に連設され、左右臼歯の少なくとも咬合面を覆
う保護部5とからなる。少なくとも左右の保護部が、奥
歯の噛みしめによって弾性変形すると共に、その噛みし
めの解除により元の状態に復元する弾性力を有するシリ
コン樹脂等の弾性材により形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガムのように噛み
しめることで、美容や健康の増進及びリハビリを図るた
めに使用される新規な噛みしめ運動用具に関するもので
ある。
【0002】
【発明の背景】美容や健康の増進及びリハビリを図るた
めには、奥歯を噛みしめることが有効であるが、従来
は、ガムを噛んだりして対応していた。しかしながら、
ガムの場合には、その粘着性のために、奥歯の詰め物が
外れたりする不都合があった。また、1回毎に新しいガ
ムを用意する必要もあった。さらに、ガムでは左右一方
の奥歯でしか噛めないので、左右のバランスを保って噛
むことができなかった。
【0003】そこで、本発明では、比較的長期間に渡っ
て繰り返して、安全に使用できる噛みしめ運動用具を提
供することを目的とする。しかも、左右の奥歯で同時に
バランスよく噛むことができる噛みしめ運動用具を提供
することを目的とする。なお、この噛みしめ運動用具
は、装着、使用時の見栄えが良いものである必要があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の噛みしめ運動用具は、下側の歯に、歯列に
沿って装着されて使用される噛みしめ運動用具であっ
て、歯の裏側を覆うよう略U字形状に形成された係止部
と、この係止部の左右両端部に連設され、左右臼歯の少
なくとも咬合面を覆う保護部とからなり、少なくとも前
記左右の保護部が、奥歯の噛みしめによって弾性変形す
ると共に、その噛みしめの解除により元の状態に復元す
る弾性力を有する弾性材により形成されてなることを特
徴とする。
【0005】また、好ましくは、上記構成に加えて、前
記係止部は、歯列よりもやや左右方向外側に拡がった略
U字形状に形成されてなり、前記保護部は、臼歯の咬合
面及び左右側面を覆うよう下向き略コ字形状に形成され
てなることを特徴とする噛みしめ運動用具である。な
お、前記噛みしめ運動用具は、例えば、シリコン樹脂又
はエラストマーにより一体形成されてなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の噛みしめ運動用具
1の一実施例について、図面を参照しながら更に詳細に
説明する。図1は、この実施例の噛みしめ運動用具1を
示した斜視図であり、図2は、その平面図である。ま
た、図3から図5は、この実施例の噛みしめ運動用具1
の使用状態を示す図であり、図3は平面図、図4は奥歯
側の縦断面図、図5は全体縦断面図である。
【0007】この実施例の噛みしめ運動用具1は、下側
の歯に装着して使用するものである。噛みしめ運動用具
1は、略U字形状に形成されて歯列に沿って歯の裏側を
覆うよう配置される係止部3と、この係止部3の左右両
端部に連設され、左右臼歯の咬合面を覆う保護部5,5
とからなる。換言すれば、左右の保護部5,5同士が、
略U字形状の係止部3にて連設されてなる。
【0008】係止部3の湾曲形状は、歯列と適合する湾
曲形状に形成してもよいが、この実施例では、歯へのフ
ィットをより確実なものとするために、歯列よりもやや
広がった略U字形状に形成している。すなわち、係止部
3の左右両端部が、左右方向外側にやや拡げられた形状
とされている。よって、噛みしめ運動用具1を口内に装
着する際には、係止部3の左右両端部を互いにやや近接
するよう弾性変形させて歯に装着することになる。
【0009】保護部5は、臼歯の少なくとも咬合部を覆
うものであり、係止部3の左右両端の各上端部に、左右
方向外側に延出するよう連設されている。各保護部5
は、単なる板状に形成してもよいが、本実施例では、歯
への装着を確実なものとするために、下向き略コ字形状
に形成している。すなわち、略帯状の係止部3の左右両
端の上端部に、左右方向外側に向けて板状片51を連設
し、その板状片51の左右方向外側の端部に、下方に向
けて延出片52を一体形成している。なお、延出片52
の下方への延出長さは、反対側の片(係止部)3の延出
長さよりも短く形成されている。つまり、内周側の方が
深い目に形成されている。
【0010】しかも、延出片52の下方への垂れ下がり
量は、手前側が長く、奥歯側に行くに従って短くなるよ
う形成されている。しかも、延出片52は、板状片51
の後端部よりやや前方にて終わるよう、保護部5の途中
まで形成されている。このような構成であるから、奥歯
に保護部5を装着し易く、ひいては噛みしめ運動用具1
をはめ易い。しかも、装着後の横ずれが防止され、安定
して取り付けられることになる。一方、板状片51の厚
さは、手前側が厚く、奥歯側に行くに従って薄くなるよ
うに形成されている。よって、奥歯に保護部5が安定し
て装着され、且つ噛み易くなる。
【0011】なお、保護部5の板状片51の左右両端部
に形成される各片(係止部3,延出片52)は、板状片
51に対して垂直下方に延出するよう形成してもよい
が、下方に行くに従って前記各片3,52が互いに近接
するよう形成してもよい。この場合、保護部5の略コ字
形状溝を弾性変形して歯に無理嵌めすることで、歯から
抜けにくくでき、歯への固定が確実なものとなる。
【0012】各保護部5の板状片51の厚さは、特に問
わないが、この実施例では例えば厚さが約3〜7mm程度
とされている。係止部3と保護部5との内、少なくとも
保護部5は、柔軟でゴム質の弾性材により形成されてい
る。この実施例では、係止部3と保護部5との双方が、
シリコンやエラストマー等の柔軟でゴム質の素材により
一体形成されている。なお、少なくとも保護部5の板状
片51は、奥歯の噛みしめによって僅かに弾性変形する
と共に、その噛みしめの解除により元の状態に復元する
弾性力を有するよう構成されている。
【0013】次に、上記実施例の噛みしめ運動用具1の
使用について説明する。噛みしめ運動用具1の使用にあ
たっては、図3から図5に示すように、噛みしめ運動用
具1を口腔内に入れ、下の歯の裏側に沿って係止部3を
配置すると共に、下向き略コ字形状の保護部5を奥歯に
係合して装着する。
【0014】上述したように、係止部3の左右両端部を
互いに近接するよう弾性変形させて装着することで、装
着後には、係止部3が復元力で拡がろうとし、係止部3
が歯や歯茎の裏側に確実に当接されて配置され、噛みし
め運動用具1が安定して装着される。つまり、係止部3
が復元力によって外側に拡がろうとするので、係止部3
の外周面が歯や歯茎の内周面に確実に密着されるので、
噛みしめ運動用具1を歯に安定保持することができる。
また、保護部5が臼歯に係合することで、噛みしめ運動
用具1の位置決めは確実になされる。
【0015】そして、ガムを噛むように、保護部5を何
回も噛みしめることで、美容や健康の増進や、リハビリ
等を図ることができる。例えば、1日に30回程噛むこ
とで、健康を保つことができる。例えば、噛みしめる運
動で、口腔内の内側の筋肉が発達し頬が引き締まり、女
性は小顔になり男性はりりしい顔つきになる。また、噛
むことで、口が寂しくなって間食等をとるのを防止する
ので、食欲が抑えられダイエット効果も期待できる。さ
らに、噛むことで通常よりも多くの唾液が分泌され、そ
の清浄作用により口臭がほとんどなくなる。また、噛む
運動が、あごの骨や歯茎を丈夫にし、唾液の分泌もよく
なり消化を助け胃腸の調子を整えることもできる。さら
に、唾液ホルモンの作用で神経細胞が活発になり、若返
り効果も期待できる。その上、よく噛むことで脳の血流
が増え、記憶を蓄積する部分の神経細胞が活発化され、
ボケなどの痴ほう症の予防などを図ることもできる。さ
らに、禁煙用としても使用できる。
【0016】保護部5の板状片51は、ある程度の厚さ
を有すると共に、シリコン樹脂等の柔らかい素材により
形成されているので、歯を噛みしめても、歯を傷めるこ
とがない。また、ガムのような粘着性もないので、歯の
詰め物が外れるおそれもなく、安心して使用できる。さ
らに、ガムの場合には、片方の奥歯でしか噛めないが、
本実施例の噛みしめ運動用具では、ガムと違って、左右
同時にバランスよく噛むことができるので、上記各効果
を一層増すことができる。
【0017】なお、装着状態においては、係止部3が歯
の裏側に沿って配置されることで、見栄えがよく、他人
の目を気にせず、何時でも何処でも気軽に使用すること
ができる。また、本実施例の噛みしめ運動用具は、コン
パクトであるから、異物感が少なく、装着したままで会
話も可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の噛みしめ運動用具によれば、比
較的長期間に渡って繰り返して、安全に使用できる。し
かも、装着、使用時の見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の噛みしめ運動用具の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1の噛みしめ運動用具の平面図である。
【図3】図1の噛みしめ運動用具の使用状態を示す平面
図である。
【図4】図1の噛みしめ運動用具の使用状態を示し、奥
歯での係合状態を示す縦断面図である。
【図5】図1の噛みしめ運動用具の使用状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 噛みしめ運動用具 3 係止部 5 保護部 51 板状片 52 延出片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側の歯に、歯列に沿って装着されて使
    用される噛みしめ運動用具であって、 歯の裏側を覆うよう略U字形状に形成された係止部と、
    この係止部の左右両端部に連設され、左右臼歯の少なく
    とも咬合面を覆う保護部とからなり、 少なくとも前記左右の保護部が、奥歯の噛みしめによっ
    て弾性変形すると共に、その噛みしめの解除により元の
    状態に復元する弾性力を有する弾性材により形成されて
    なることを特徴とする噛みしめ運動用具。
  2. 【請求項2】 前記係止部は、歯列よりもやや左右方向
    外側に拡がった略U字形状に形成されてなり、 前記保護部は、臼歯の咬合面及び左右側面を覆うよう下
    向き略コ字形状に形成されてなることを特徴とする請求
    項1に記載の噛みしめ運動用具。
  3. 【請求項3】 前記噛みしめ運動用具は、シリコン樹脂
    又はエラストマーにより一体形成されてなることを特徴
    とする請求項2記載の噛みしめ運動用具。
JP31347599A 1999-11-04 1999-11-04 噛みしめ運動用具 Pending JP2001128994A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433810B1 (ko) * 2001-10-08 2004-06-02 구현웅 교합 안정장치 및 이의 제작방법
WO2009096824A1 (en) * 2008-01-31 2009-08-06 Wavle Torvald Teeth training tool
CN103340690A (zh) * 2013-07-17 2013-10-09 上海正雅齿科科技有限公司 一种隐形矫治器的制作和使用方法
WO2016117495A1 (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 佐竹秀一 唾液分泌促進マウスピース
JP2019088740A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 良紀 佐々木 機能性口腔内装着装置

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Effective date: 20030617

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Effective date: 20060411