JP2001127691A - 携帯型情報通信端末装置 - Google Patents

携帯型情報通信端末装置

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JP2001127691A JP30632999A JP30632999A JP2001127691A JP 2001127691 A JP2001127691 A JP 2001127691A JP 30632999 A JP30632999 A JP 30632999A JP 30632999 A JP30632999 A JP 30632999A JP 2001127691 A JP2001127691 A JP 2001127691A
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  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像伝送モードと音声伝送モードの送信
モード切替が可能であり、これにより低消費電力、長時
間通話を可能にすること。 【解決手段】 映像伝送モードの場合に筐体101に設
けられたカメラ111が露出し、音声伝送モードの場合
に筐体101に設けられたスピーカ103が露出する。
このカメラ111とスピーカ103のいずれかを露出さ
せることにより、自動的に映像伝送モードと音声伝送モ
ードの送信モードが切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信機器、特
に携帯型情報通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯型通信端末装置は、音声通信
及び文字データ通信を行っていたが、近年、さらに映像
データも含めた通信も実用化されつつある。ここで、映
像データによる通信は、音声通信、文字データ通信に比
べ情報量が膨大であることから、高速通信が可能で高出
力の通信端末装置により行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高出力の携帯型通信端末装置によって音声通信、文字デ
ータ通信も行うこととすると、音声通信、文字データ通
信を行う際に必要とされる出力よりも高い出力によって
通信が行われることとなり、余分に電力を消費するとい
う問題がある。
【0004】一方、従来の低出力の携帯型通信端末装置
によって映像通信を行うこととすると、単位時間当たり
に送受信することができる情報量が少ないため、通信を
完了するまでに長時間を要するという問題がある。
【0005】本発明はかかる観点に鑑みてなされたもの
であり、消費電力を低く押さえ長時間通話をすることが
可能であり、かつ、大量の情報を迅速に送信し、通信時
間を短縮することが可能な携帯型情報通信端末装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯型情報通信
端末装置は、無線通信ユニットを内蔵する筐体と、前記
筐体の主面に設けられた撮像手段と、前記筐体の主面に
設けられ、前記撮像手段を覆う又は露出する開閉扉と、
前記開閉扉に設けられたスピーカと、前記開閉扉の開閉
により、高送信出力用データの送信を行う高速伝送モー
ドと低送信出力用データの送信を行う低速伝送モードと
を切り替えるモード切り替え手段と、を具備する構成を
採る。
【0007】この構成によれば、開閉扉を開閉すること
により送信するデータの量に適した伝送モードを選択
し、そのうえで送信することができる。このため、低伝
送出力用データを送信する際には低速伝送モードにより
送信し、消費電力を低く押さえることができるので、長
時間通話が可能となる。また、高伝送出力用データを送
信する際には高速伝送モードにより送信し、通信に要す
る時間を短縮することができるので快適な操作を行うこ
とが可能となる。
【0008】本発明の携帯型情報通信端末装置は、無線
通信ユニットを内蔵する筐体と、前記筐体の主面に設け
られた撮像手段と、前記筐体の主面に摺動可能に設けら
れ、前記撮像手段を覆う又は露出するスライドパネル
と、前記スライドパネルに設けられたスピーカと、前記
スライドパネルの開閉により、高送信出力用データの送
信を行う高速伝送モードと低送信出力用データの送信を
行う低速伝送モードとを切り替えるモード切り替え手段
と、を具備する構成を採る。
【0009】この構成によれば、本携帯型情報通信端末
装置により送信を行う場合には、スライドパネル301
を開閉することにより送信するデータの量に適した伝送
モードを選択し、そのうえで送信することができる。こ
れにより、低伝送出力用データを送信する際には低速伝
送モードにより送信し、消費電力を低く押さえることが
できるので長時間通話が可能となる。また、高伝送出力
用データを送信する際には高速伝送モードにより送信す
ることができるため、通信に要する時間を短縮し、快適
な操作を行うことが可能となる。
【0010】本発明の携帯型情報通信端末装置は、無線
通信ユニットを内蔵する筐体と、前記筐体の主面に設け
られた撮像手段と、前記筐体の主面に設けられたスピー
カと、前記筐体に設けられ、前記筐体に物体が近接した
ことを検知する検知手段と、前記検知手段の出力する信
号により、高送信出力用データの送信を行う高速伝送モ
ードと低送信出力用データの送信を行う低速伝送モード
とを切り替えるモード切り替え手段と、を具備する構成
を採る。
【0011】この構成によれば、本携帯型情報通信端末
装置により通話を行う際には、低速伝送モードが選択さ
れることとなり、消費電力を低く押さえることができる
ので長時間通話が可能となる。また、映像データにより
通信する際には高速伝送モードが選択され、通信に要す
る時間を短縮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、利用者の操作に
連動して、その操作に必要な伝送モードが選択されるこ
とである。
【0013】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
かかる携帯型情報通信端末装置本体について図1を参照
して説明する。図1(a)は、本発明の実施の形態1に
かかる携帯型情報通信端末装置の低速伝送モードにおけ
る外観を示す模式図であり、図1(b)は、本発明の実
施の形態1にかかる携帯型情報通信端末装置の高速伝送
モードにおける外観を示す模式図である。
【0014】図1(a)及び図1(b)に示すように、
通信機器ユニットが納められた筐体101の主面におい
て、上方部には、スピーカ103と、開閉扉107と、
スイッチ108と、ヒンジ109と、凹部110と、カ
メラ111と、を備えるスイッチ部104が設けられて
いる。なお、スイッチ部104については後に詳説す
る。また、スイッチ部104の下方には、発呼する電話
番号や操作メニュー等の様々な情報を表示するディスプ
レイ105が設けられている。また、上記主面の下端に
は、利用者の音声を取り込むためのマイク106が設け
られている。一方、上記主面において、ディスプレイ1
05とマイク106との間には、本携帯型情報通信端末
装置を操作するための、複数の押圧式ボタン102が設
けられている。押圧式ボタン102は、主として、電話
番号や文字を入力するためのものである。さらに、筐体
101の主面に対して上方に位置する端面には、アンテ
ナ114が、筐体101に対して出し入れ自在に設けら
れている。
【0015】ここで、スイッチ部104の詳細につい
て、図1(a)及び図1(b)を参照して説明する。図
1(b)によると、筐体の主面の上方に凹部110が設
けられている。また、凹部110の開口面と同形状の開
閉扉107が、前記開口面の一辺にヒンジ109を介し
て開閉自在に取り付けられていて、開閉扉107を閉じ
る事によってカメラ111を覆う事ができる。さらに、
凹部110の底面には、カメラ111及びスイッチ10
8が設けられている。ここで、図1(a)を参照する
に、この開閉扉107には、開閉扉107が閉じた状態
において利用者と対向する面にスピーカ103が設けら
れている。従って、開閉扉107が閉じた状態において
はスピーカ103が露出し、開閉扉107が開いた状態
においてはカメラ111が露出する構成となっており、
操作の目的に応じて、スピーカ103またはカメラ11
1のいずれか一方を択一的に選択して使用することがで
きる。また、スイッチ108は、開閉扉107が閉じた
状態においては筐体101の内部に押し込まれ、開閉扉
107が開いた状態においては凹部110の底面に隆起
した状態となってスイッチとして機能する。つまり、扉
の開閉に応じてスイッチが切り替わるので、スピーカ1
03またはカメラ111のいずれを使用するかによって
スイッチが切り替わることとなる。
【0016】なお、スピーカ103の設置位置とカメラ
111の設置位置については、開閉扉107が閉じた状
態においてカメラ111が筐体101の上面に露出する
ように設置され、スピーカ103が凹部110の底面に
設置されている構成をとっても差し支えないものとす
る。
【0017】図2は、本発明の実施の形態1にかかる携
帯型情報通信端末装置の内部構成を示すブロック図であ
る。図2を参照して本実施の形態にかかる携帯型情報通
信端末装置の構成を説明する。
【0018】同図に示すCPU201は、各処理部の動
作を制御する。無線部202は、アンテナ203が基地
局(図示しない)から受信した信号に対して無線処理を
行うとともに、各処理部から送られる信号に対して無線
処理を行い、アンテナ203を介して上記基地局に対し
て送信する。表示制御部204は、各処理部又はCPU
201から送られる信号に対して表示処理を行い、ディ
スプレイ205に様々な情報を表示する。画像処理部2
06は、カメラ207が取り込んだ画像信号に対して所
定の処理を行う。ここで、カメラは画像信号を取り込む
撮像手段である。モード切り替え制御部208は、スイ
ッチ・センサー部209から送られる信号に所定の処理
を行い、本実施の形態にかかる携帯型情報通信端末装置
のモードを切り替える。音声処理部210は、マイク2
11が取り込んだ音声信号に対して所定の処理を行うと
ともに、無線部から送られてくる信号に対して所定の処
理を行ってスピーカ212から音声を出力する。操作部
213は、利用者が入力した操作を信号にして、CPU
等に出力する。
【0019】ここで、モード切り替え制御部208の詳
細について説明する。モード切り替え制御部208は、
スイッチ・センサー部209から送られるモード選択信
号に基づいて、高速伝送モードと低速伝送モードの切り
替えを行う。上記高速伝送モードにおいては、情報量が
非常に多い高送信出力用データ(例えば、画像データ、
映像データまたは大量の音声データ若しくは文字デー
タ)による通信を行う。上記高速伝送モードの伝送速度
は例えば64kbpsであり、出力は例えば24dbmであ
る。一方、上記低速伝送モードにおいては、高送信出力
用データに比べ情報量が少ない低送信出力用データ(例
えば通常の音声データ、通常の文字データ)による通信
を行う。上記低速伝送モードの伝送速度は例えば16kb
psであり、出力は例えば21dbmである。
【0020】スイッチ108は、スイッチが押し込まれ
ている状態においては、筐体101内部に設けられた電
子回路の一部を構成する伝導体と接することにより上記
電子回路を流れる電流が変化し、スイッチ・センサー部
209からモード切り替え制御部208に対し信号が送
られる。従って、開閉扉107の開閉に応じて信号がス
イッチ・センサー部209からモード切り替え制御部2
08に送られる。開閉扉107の開閉に応じてモード切
り替え制御部208に送られる信号は、開閉扉107が
閉じた状態においては低速伝送モードを選択するための
信号であり、開閉扉107が開いた状態においては高速
伝送モードを選択するための信号である。
【0021】ここで、上記構成の携帯型情報通信端末装
置の動作について、図1(a)、図1(b)及び図2を
参照して説明する。ここでは、本携帯型情報通信端末を
用いて送信する場合を例に挙げてその動作を説明する。
【0022】利用者が通信用データとして高送信出力用
データを用いて高速伝送モードにおいて送信する場合に
は、利用者は、初めに開閉扉107を開いて、カメラ1
11が露出した状態とする。パネルが開かれることによ
りスイッチ108は凹部110の底面において隆起し、
伝送モードを高速伝送モードに切り替える信号がモード
切り替え制御部208に送られる。
【0023】モード切り替え制御部208においては、
上記信号を受け取った後、所定の処理を行い、信号を受
ける直前の伝送モードが低速伝送モードであった場合に
は伝送モードを高速伝送モードに切り替える処理を行
う。なお、信号を受ける直前の伝送モードが既に高速伝
送モードであった場合にはモード切り替えの処理は行わ
れない。以上により、高速伝送モードの選択は終了す
る。
【0024】利用者が通信用データとして低送信出力用
データを用いて送信する場合には、利用者は、初めに開
閉扉107を閉じて、スピーカ103が筐体101上面
に露出した状態とする。パネルが閉じられることにより
スイッチ108は筐体の内部方向に押し込まれ、伝送モ
ードを低速伝送モードに切り替える信号がモード切り替
え制御部208に送られる。
【0025】モード切り替え制御部208においては、
上記信号を受け取った後、所定の処理を行い、信号を受
ける直前の伝送モードが高速伝送モードであった場合に
は伝送モードを低速伝送モードに切り替える処理を行
う。なお、信号を受ける直前の伝送モードが既に低速伝
送モードであった場合にはモード切り替えの処理は行わ
れない。以上により、低速伝送モードの選択は終了す
る。
【0026】伝送モードの選択が終了したので、次い
で、発信操作を行う。利用者は適当な押圧式ボタン10
2を押す事により電話番号を入力し、押圧式ボタン10
2のいずれかに割り当てられている発信ボタンを押圧す
る。上記操作によって押圧情報がCPU201に送られ
る。CPU201は、発信動作を行うための制御を行
い、無線部202、画像処理部206及び音声処理部2
10に対して選択された電話番号に基づいて発信処理画
像通信処理及び通話処理を行う旨の制御信号が送られ
る。
【0027】この結果、無線部202においては発信処
理が行われるとともに、無線部202、画像処理部20
6及び音声処理部210により画像通信処理又は通話処
理がなされる。利用者は、カメラ111を用いて画像通
信を行うことができ、また、マイク106及びスピーカ
103を用いて通話を行うことができる。
【0028】なお、本実施の形態は、画像、音声による
通信に限って説明したが、本発明はこれに限定されず、
文字入力手段及び文字データ処理部を有する本携帯型情
報端末装置においては、文字通信も行うことができる。
さらに、上記以外のデータ入力手段及びデータ処理部を
有する本携帯型情報端末装置においては、該データによ
る通信も行うことができる。
【0029】このように本実施の形態によれば、本携帯
型情報通信端末装置により送信を行う場合には、開閉扉
107を開閉することにより送信するデータの量に適し
た伝送モードを選択し、そのうえで送信することができ
る。
【0030】これにより、低伝送出力用データを送信す
る際には低速伝送モードにより送信し、消費電力を低く
押さえることができるので長時間通話が可能となる。ま
た、高伝送出力用データを送信する際には高速伝送モー
ドにより送信することができるから、通信に要する時間
を短縮することができるので快適な操作を行うことが可
能となる。
【0031】(実施の形態2)実施の形態2は、実施の
形態1において、スイッチ部104の構成を、スライド
パネルをもってスイッチの切り替えを行うように変更し
たものであって、携帯型情報通信端末装置本体の基本的
構成は、実施の形態1と同様である。なお、実施の形態
1と構成が同様である部分については図3(a)乃至図
3(d)において図1及び図2と同じ符号を付し、詳し
い説明は省略する。以下、本実施の形態2にかかる携帯
型情報通信端末装置について、実施の形態1と相違する
点について、図3(a)乃至図3(d)を参照して説明
する。
【0032】図3(a)は、本発明の実施の形態2にか
かる携帯型情報通信端末装置の低速伝送モードにおける
外観を示す模式図であり、図3(b)は、本発明の実施
の形態2にかかる携帯型情報通信端末装置の高速伝送モ
ードにおける外観を示す模式図である。図3(c)は、
図3(a)のA−A線に沿う断面図であり、図3(d)
は、図3(b)の側面図である。
【0033】図3(a)及び図3(b)によれば、スイ
ッチ部104は、筐体101の主面に摺動可能に設けら
れたスライドパネル301と、スライドパネル301の
利用者と対向する面に設けられたスピーカ103と、筐
体101の主面と平行に主面よりも一段低く形成された
面(以下「低位面」という)の底面に設けられたレール部材
303と、前記低位面に設けられたカメラ111と、ス
ライドパネル301が筐体101より脱落することを防
ぐためレール部材303の上方の端に設けられたストッ
パー304と、レール部材303上に設けられたスイッ
チ108と、を備える。
【0034】ここで、スライドパネル301は、レール
部材303を介して筐体101と嵌合するように設けら
れており、筐体101の長手方向に主面に対して平行に
摺動する。カメラ111は、スライドパネル301がア
ンテナ114の方向に摺動した場合にのみ露出するの
で、操作の目的に応じて、スピーカ103またはカメラ
111のいずれか一方を択一的に選択して使用する構成
となっている。
【0035】また、スライドパネル301が変位する事
により、レール上に設けられているスイッチ108を切
り替えることができる。すなわち、スライドパネル30
1が閉じた状態にある場合には、スイッチ108が筐体
101の内部方向に押し込まれ、スライドパネル301
が開いた状態にある場合には、スイッチ108が隆起し
た状態となることによって、スイッチが切り替えられ
る。さらに、スイッチの切り替えによって、実施の形態
1と同様に、伝送モードを切り替える信号がモード切り
替え制御部208に送られる。すなわち、スピーカ10
3のみが露出した状態においては、伝送モードを低速伝
送モードに切り替える信号がモード切り替え制御部20
8に送られ、カメラ111が露出した状態においては、
伝送モードを高速伝送モードに切り替える信号がモード
切り替え制御部208に送られる。モード切り替え制御
部208に信号が送られた後は、実施の形態1と同様の
動作が行われる。
【0036】なお、スピーカ103の設置位置とカメラ
111の設置位置については、スライドパネル301が
閉じた状態においてカメラ111が筐体101の主面に
露出するように設置され、スピーカ103が前記低位部
302の底面に設置されている構成でもよい。
【0037】このように本実施の形態によれば、本携帯
型情報通信端末装置により送信を行う場合には、スライ
ドパネル301を摺動させることにより送信するデータ
の量に適した伝送モードを選択し、そのうえで送信する
ことができる。
【0038】これにより、低伝送出力用データを送信す
る際には低速伝送モードにより送信し、消費電力を低く
押さえることができるので長時間通話が可能となる。ま
た、高伝送出力用データを送信する際には高速伝送モー
ドにより送信することができるため、通信に要する時間
を短縮し、快適な操作を行うことが可能となる。
【0039】(実施の形態3)実施の形態3は、実施の
形態1において、スイッチ部104の構成を、近接セン
サをもってモード切り替え信号を出力するように変更し
たものである。ここで、近接センサは、筐体101に物
体が近接したことを検知する手段である。携帯型情報通
信端末装置本体の基本的構成は、実施の形態1と同様で
ある。なお、実施の形態1と構成が同様である部分につ
いては図4において図1と同じ符号を付し、詳しい説明
は省略する。以下、本実施の形態3にかかる携帯型情報
通信端末装置について、実施の形態1と相違する点につ
いて、図4を参照して説明する。
【0040】同図において、スイッチ部104は、筐体
101の主面に設けられた近接センサ401を備える。
また、筐体101の主面には、スピーカ103及びカメ
ラ111が設けられている。
【0041】ここで、近接センサ401は、例えば、発
光部から検出光を射出し、対象物により反射された反射
光を受けることにより対象物との距離の検出を行う。近
接センサ401の検出範囲は通常の通話操作を行った場
合に人体の側頭部と筐体101の主面に生じる程度の距
離とする。そして、操作時にセンサが物体を検出した場
合には、信号がモード切り替え制御部208に送られ、
高速伝送モードが低速伝送モードに切り替えられる。一
方、操作時にセンサが物体を検出しなかった場合には、
低速伝送モードが高速伝送モードに切り替えられる。
【0042】従って、通話時には、頭部が上記検出範囲
内に位置することから、高速伝送モードから低速伝送モ
ードへ切り替えられる。一方、映像による通信を行う場
合には、カメラ111及びディスプレイ105を使用す
るので、通常、物体は上記検出範囲内に存在しないの
で、低速伝送モードから高速伝送モードへ切り替えられ
る。
【0043】このように本実施の形態によれば、本携帯
型情報通信端末装置により通話を行う際には、低速伝送
モードが選択されることとなり、消費電力を低く押さえ
ることができるので長時間通話が可能となる。また、映
像データを送信するする際には高速伝送モードにより通
信することができるから、通信に要する時間が短縮さ
れ、快適な操作を行うことが可能となる。
【0044】なお、本実施の形態においては、筐体10
1に物体が近接したことを検知する手段として近接セン
サを用いた場合についてのみ説明したが、本発明におい
てはこれに限定されず、その他、物体が筐体101に対
して近接したことを検知することができる手段であれば
適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、送信するデータに応じた出力を選択することにより
消費電力を低く押さえ長時間通話をすることが可能であ
り、かつ、大量の情報を迅速に送信し、通信時間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 実施の形態1にかかる携帯型情報通信
端末装置の低速伝送モードにおける構成を示す模式図 (b) 実施の形態1にかかる携帯型情報通信端末装置
の高速伝送モードにおける構成を示す模式図
【図2】本発明の実施の形態1にかかる携帯型情報通信
端末装置の構成を示すブロック図
【図3】(a) 実施の形態2にかかる携帯型情報通信
端末装置の低速伝送モードにおける構成を示す模式図 (b) 実施の形態2にかかる携帯型情報通信端末装置
の高速伝送モードにおける構成を示す模式図 (c) 実施の形態2にかかる携帯型情報通信端末装置
の構成を示す断面図 (d) 実施の形態2にかかる携帯型情報通信端末装置
の構成を示す側面図
【図4】実施の形態3にかかる携帯型情報通信端末装置
の構成を示す模式図
【符号の説明】
101 筐体 103 スピーカ 104 スイッチ部 107 開閉パネル 108 スイッチ 111 カメラ 208 モード切り替え制御部 301 スライドパネル 401 近接センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信ユニットを内蔵する筐体と、前
    記筐体の主面に設けられた撮像手段と、前記筐体の主面
    に設けられ、前記撮像手段を覆う又は露出する開閉扉
    と、前記開閉扉に設けられたスピーカと、前記開閉扉の
    開閉により、高送信出力用データの送信を行う高速伝送
    モードと低送信出力用データの送信を行う低速伝送モー
    ドとを切り替えるモード切り替え手段と、を有すること
    を特徴とする携帯型情報通信端末装置。
  2. 【請求項2】 無線通信ユニットを内蔵する筐体と、前
    記筐体の主面に設けられた撮像手段と、前記筐体の主面
    に摺動可能に設けられ、前記撮像手段を覆う又は露出す
    るスライドパネルと、前記スライドパネルに設けられた
    スピーカと、前記スライドパネルの開閉により、高送信
    出力用データの送信を行う高速伝送モードと低送信出力
    用データの送信を行う低速伝送モードとを切り替えるモ
    ード切り替え手段と、を有することを特徴とする携帯型
    情報通信端末装置。
  3. 【請求項3】 無線通信ユニットを内蔵する筐体と、前
    記筐体の主面に設けられた撮像手段と、前記筐体の主面
    に設けられたスピーカと、前記筐体に設けられ、前記筐
    体に物体が近接したことを検知する検知手段と、前記検
    知手段の出力する信号により、高送信出力用データの送
    信を行う高速伝送モードと低送信出力用データの送信を
    行う低速伝送モードとを切り替えるモード切り替え手段
    と、を有することを特徴とする携帯型情報通信端末装
    置。
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