JP2001127555A - ミキサ回路 - Google Patents

ミキサ回路

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    • H03D2200/0025Gain control circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギルバートセル形ダブルバランスミキサ回路
において、歪改善のために、RF信号を入力するトラン
ジスタのエミッタに抵抗を付加すると、変換利得が減少
してしまうという課題を解決する。 【解決手段】 ギルバートセル1のRF信号入力端子5
Aと、ベースがRF入力信号端子5Bに接続されたトラ
ンジスタ2Fのコレクタとの間、及び、RF信号入力端
子5BとベースがRF入力信号端子5Aに接続されたト
ランジスタ2Eのコレクタとの間を、インピーダンス素
子9で接続する。このインピーダンス素子9には、コイ
ル、容量、抵抗の各素子を任意に組合わせて用いる。 【効果】 入力信号の一部を歪ませることなく、ローカ
ル信号が入力されるトランジスタのエミッタに供給でき
るので、従来のミキサ回路よりも変換利得、歪ともに改
善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミキサ回路に関し、
特に低歪みのギルバートセル形のダブルバランスミキサ
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在普及がめざましい携帯電話等の無線
機器の受信部は、受信した高周波信号(以下、RF信号
と記す)を順次周波数の低い中間周波数(以下IF信号
と記す)に周波数変換しながら所望の信号レベルまで増
幅していくスーパーヘテロダイン方式が用いられてい
る。ここで、周波数変換を行う回路はダウンコンバータ
と言われ、その機能の中心となる回路がミキサ回路であ
る。
【0003】携帯電話のような800MHzから2GH
zまでの周波数を扱うダウンコンバータでは、図10に
示されている、いわゆるギルバートセルを用いたダブル
バランスミキサ回路が用いられている。ここで、ギルバ
ートセルとは、1つのエミッタ接地ペア回路と、2つの
エミッタ接地ペア回路を交差接続した回路とが直列に接
続された回路をいう。なお、文献「超LSIのためのア
ナログ集積回路設計技術(下)」培風館(グレイ/メイ
ヤー 共著 永田穣 監訳)の171頁に記載されてい
る「ギルバート形掛け算回路」が、本明細書中の「ギル
バートセル」に相当する。
【0004】図10に示されている回路は、バランス形
のRF信号入力5A,5Bをベースに接続した2個のト
ランジスタ2E、2Fのエミッタを接続して抵抗3Aを
介してグランド12に接続し、上記トランジスタ2Bの
コレクタを、エミッタ同士を接続した2個のトランジス
タ2A、2Bとトランジスタ2C、2Dの2個のペアに
それぞれ接続し、トランジスタ2A、2C及びトランジ
スタ2B、2Dのコレクタ同士を接続し、負荷14を介
して電源8に接続すると共に、IF出力端子7に接続さ
れる。また、バランス形のローカル信号入力端子6A,
6Bはそれぞれ、トランジスタ2A、2D及びトランジ
スタ2B、2Cのベースにそれぞれ接続されている。
【0005】以上のように、同図に示されている回路
は、RF信号及びローカル信号の両方がバランス入力で
ある、ダブルバランス形のミキサ回路になっている。な
お、ここにいうバランス入力とは、入力端子が2個あ
り、その2端子間に信号を加えるものをいう。
【0006】この回路は、RF入力端子5A、5Bとロ
ーカル入力端子6A、6Bに入力した信号の乗算を行っ
た結果をIF出力端子7から出力するように動作するの
で、IF出力端子7には、ローカル信号とRF信号の和
の周波数と差の周波数が出力される。ダウンコンバータ
では、このうちの差の周波数をフィルタで選択して以降
のIFアンプに送られる。
【0007】上述した従来のミキサ回路では、RFが入
力されるトランジスタ2E、2Fのコレクタ電流がベー
ス電圧に対して指数関数的に変化するため歪が発生しや
すい。そこで、特開平4−17405号公報の第2図に
示されているような回路が用いられる。図11にこの従
来例の回路が示されている。この回路では、同図のよう
にT型接続された抵抗3A〜3Cをトランジスタ2E、
2Fのエミッタにそれぞれ付加している。このような構
成にすることで、コレクタ電圧・ベース電圧特性を線形
化し低歪み動作を行わせるものである。
【0008】また同様な効果が得られる回路として図1
2に示されている回路も用いられる。同図に示されてい
る回路は、図11中のトランジスタ2E、2Fのエミッ
タに接続された3個の抵抗3A〜3CをΠ型接続に等価
変換して得られる回路である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回路に
おいて、エミッタに抵抗を付加すると、付加した抵抗が
帰還抵抗として働くため、変換利得が減少してしまうと
いう欠点がある。帰還抵抗の抵抗値をRとすると、コレ
クタ電流の変化ΔIcによってエミッタ電圧R・ΔIc
が変化し、その変化がトランジスタのベース−エミッタ
間電圧Vbeを打ち消すように働くからである。すなわ
ち、入力電圧Vin=Vbe+R・ΔIcなので、Vb
e=Vin−R・ΔIcとなるからである。
【0010】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は変換利得の減
少を抑えながら低歪化が可能なミキサ回路を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のミキサ回路は、
第1及び第2の入力端子対と、前記第1の入力端子対の
一方がベースに接続された第1のトランジスタと、前記
第1の入力端子対の他方がベースに接続された第2のト
ランジスタと、前記第2の入力端子対の一方がベースに
接続された第3及び第4のトランジスタと、前記第2の
入力端子対の他方がベースに接続された第5及び第6の
トランジスタとを含み、前記第2のトランジスタのコレ
クタを前記第4及び第6のトランジスタのエミッタに接
続し、前記第3及び第6のトランジスタのコレクタ同士
を接続し、前記第4及び第5のトランジスタのコレクタ
同士を接続したギルバートセル形ミキサであって、前記
第1の入力端子対の一方と前記第2のトランジスタのコ
レクタとの間及び前記第1の入力端子対の他方と前記第
1のトランジスタのコレクタとの間に設けられ、互いに
同一の電気的性質を有するインピーダンス素子を含むこ
とを特徴とする。そして、前記インピーダンス素子は、
容量素子か抵抗素子とする。また、コイル、容量、抵抗
の各素子のうち2個以上の素子を組合わせても良い。
【0012】さらに、前記第1及び第2のトランジスタ
のエミッタ同士を接続し、この接続点と電源とを抵抗素
子で接続しても良い。また、前記第1及び第2のトラン
ジスタのエミッタに第1及び第2の抵抗素子の一端をそ
れぞれ接続し、さらに前記第1及び第2の抵抗素子の他
端同士を接続し、この接続点と電源とを第3の抵抗素子
で接続しても良い。そして、前記第1及び第2のトラン
ジスタのエミッタと電源との間をそれぞれ第1及び第2
の抵抗素子で接続し、さらに前記第1及び第2のトラン
ジスタのエミッタ同士を第3の抵抗素子で接続しても良
い。
【0013】要するに本ミキサ回路では、少なくとも、
第1の入力端子対(図1中の符号5A、5B)と第2の
入力端子対(図1中の符号6A、6B)とを有し、第1
の入力端子の一方(図1中の符号5A)を第1のトラン
ジスタ(図1中の符号2E)のベースに接続し、第1の
入力端子の他方(図1中の符号5B)を第2のトランジ
スタ(図1中の符号2F)のベースに接続し、第2の入
力端子の一方(図1中の符号6A)を第3のトランジス
タ(図1中の符号2A)及び第4のトランジスタ(図1
中の符号2D)のベースに接続し、第2の入力端子の他
方(図1中の符号6B)を第5のトランジスタ(図1中
の符号2B)及び第6のトランジスタ(図1中の符号2
C)のベースに接続し、第1のトランジスタ(図1中の
符号2E)のコレクタを第3のトランジスタ(図1中の
符号2A)と第5のトランジスタ(図1中の符号2D)
のエミッタに接続し、第2のトランジスタ(図1中の符
号2F)のコレクタを第4のトランジスタ(図1中の符
号2D)及び第6のトランジスタ(図1中の符号2C)
のエミッタに接続し、第3のトランジスタ(図1中の符
号2A)及び第6のトランジスタ(図1中の符号2C)
のコレクタ同士を接続し、第4のトランジスタ(図1中
の符号2D)及び第5のトランジスタ(図1中の符号2
B)のコレクタ同士を接続したギルバートセル形ミキサ
(図1中の符号1)において、第1の入力端子対の一方
(図1中の符号5A)と第2のトランジスタ(図1中の
符号2F)のコレクタとの間、及び、第1の入力端子対
の他方(図1中の符号5B)と第1のトランジスタ(図
1中の符号2E)のコレクタとの間を同一の電気的特性
を有するインピーダンス素子(図1中の符号9)で接続
しているのである。
【0014】ここで、上記のインピーダンス素子は、容
量(図1、図3中の符号10)であったり、抵抗(図4
中の符号3D)であっても良い。また、直列共振回路の
ようなコイル(図5中の符号11)、容量(図5中の符
号10)、抵抗(図5中の符号3D)の組合せ回路であ
って良い。
【0015】また、上記のギルバートセルミキサは、R
F入力端子に接続した2個のトランジスタ(図1中の符
号2E、2F)のエミッタを、直接グランドに接続した
回路(図6)、それぞれ抵抗を(図7中の符号3)介し
てグランドに接続した回路(図7)、それぞれ抵抗(図
8中の符号3B)を介してグランドに接続された抵抗
(図8中の符号3)に接続した回路、それぞれ抵抗を
(図9中の符号3)介してグランドに接続しかつエミッ
タ同士を抵抗(図9中の符号3C)で接続した回路(図
9)でも良い。
【0016】本発明のようなギルバートセルミキサ回路
では、2つのトランジスタのベースには互いに逆相の信
号が入力される。また、一般にトランジスタのコレクタ
電圧の変化はベース電圧の変化と逆相である。したがっ
て一方のトランジスタのベースと他方のトランジスタの
コレクタの信号は同相となる。さらに、互いに同一の電
気的性質を有するインピーダンス素子は、RF入力信号
を一方のトランジスタのベースに入力するだけでなく、
同相で動作している他方のトランジスタのコレクタにも
入力するように作用する。
【0017】ここで、ベースに入力された信号は、トラ
ンジスタの非線形性によって歪まされてコレクタに現れ
るが、コレクタに直接入力された信号はまったく歪成分
をもたない。したがって、上記2つのトランジスタのコ
レクタ電流は、従来のミキサ回路でのコレクタ電流に比
べ歪成分の割合を小さくできるので、結果として得られ
るIF信号中の歪成分をも低減できる。
【0018】一方、信号の一部をコレクタに入力した場
合には、図10に示されているようなエミッタに抵抗を
付加した回路ほどの変換利得を得ることはできない。し
かしながら、エミッタに付加する抵抗をつけないか、も
しくは図11や図12よりも小さな値で同じ歪特性を得
ることができ、変換利得と低歪み性との両立という点
で、従来より高性能なミキサ回路を実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明に
おいて参照する各図においては、他の図と同等部分には
同一符号が付されている。
【0020】図1は本発明によるミキサ回路の実施の一
形態を示すブロック図である。同図を参照すると、本形
態のミキサ回路は、一方をグランド12に接続した抵抗
3Aにエミッタを接続した2個のトランジスタ2E、2
Fを有し、トランジスタ2Eのベースを一方のRF入力
端子5Aに接続し、コレクタを2個のトランジスタ2
A、2Bのエミッタに接続している。また、トランジス
タ2Fのベースを他方のRF入力端子5Bに接続し、コ
レクタを2個のトランジスタ2C、2Dのエミッタに接
続している。1対のローカル入力端子の一方の端子6A
をトランジスタ2A、2Dのベースに、他方の端子6B
をトランジスタ2B、2Cのベースに接続している。ト
ランジスタ2A、2Cのコレクタは負荷14を介して電
源8に接続すると共にIF出力端子7Aに接続してい
る。
【0021】また、トランジスタ2B、2Dのコレクタ
は負荷14を介して電源8に接続すると共にIF出力端
子7Bに接続して、ギルバートセル1を構成している。
ローカル入力端子6A、6B及びRF信号入力端子5
A、5Bにはバランス形のローカル信号及びRF信号が
それぞれ入力されるので、それぞれの端子には180°
の位相差をもった信号が入力されている。ここで、RF
入力端子5Aとトランジスタ2Fのコレクタとの間、及
び、RF入力端子5Bとトランジスタ2Eのコレクタと
の間にインピーダンス素子9を接続することが本ミキサ
回路の特徴となっている。
【0022】本実施の態様のギルバートセルミキサでは
2つのトランジスタ2E及び2Fのベースには互いに逆
相の信号を入力される。また、トランジスタのコレクタ
電圧の変化は、ベース電圧の変化と逆相である。したが
って、トランジスタ2Eのベースとトランジスタ2Fの
コレクタ、及び、トランジスタ2Fのベースとトランジ
スタ2Eのコレクタの信号は、それぞれ同相となる。
【0023】インピーダンス素子9により、RF入力信
号端子5Aからの信号はトランジスタ2Eのベースに入
力されるだけでなく、同相で動作しているトランジスタ
2Fのコレクタにも入力される。同様に、RF入力信号
端子5Bからの信号はトランジスタ2Fのベースに入力
されるだけでなく同相で動作しているトランジスタ2E
のコレクタにも入力される。
【0024】ここで、ベースに入力された信号は、トラ
ンジスタの非線形性によって歪まされてコレクタ電流と
してコレクタに現れる。しかしながら、コレクタに直接
入力された信号はまったく歪成分をもたない。したがっ
て、トランジスタ2E、2Fのコレクタ電流は、従来の
ミキサ回路でのコレクタ電流に比べて歪成分の割合が小
さい。よって、結果として得られるIF信号中の歪成分
をも低減できるのである。
【0025】一方、信号の一部をコレクタに入力してい
るために、エミッタに付加する抵抗なしで、あるいは、
図11や図12よりも小さな値で同じ歪特性を得ること
が可能となり、変換利得と低歪性との両立という点で、
従来より高性能なミキサ回路を実現できる。
【0026】実際に2GHzから100MHzへの周波
数変換について、シミュレーションで得られた結果が図
2に示されている。ここでは、歪の指標として入力換算
3次相互変調歪インターセプトポイント(IIP3)を
用いており、この値が大きいほど低歪みであることを示
している。同図中の実線21が変換利得を示し、実線2
2がIIP3を示している。
【0027】また同図を参照すると、従来例は容量が接
続されていないので、容量=0の位置に従来例による値
がプロットされている。同図中の丸形○及び●は変換利
得を示し、菱形◇及び◆はIIP3を示している。そし
て、同図中の丸形●及び菱形◆はエミッタに30Ωの抵
抗素子を接続した場合を示し、丸形○及び菱形◇は抵抗
素子を接続しない場合を示している。
【0028】抵抗素子が接続されている従来例を示す丸
形●(変換利得)及び菱形◆(IIP3)は、抵抗素子
が接続されていない従来例を示す丸形○及び菱形◇に比
べ、抵抗素子によって変換利得が小さくなるが、逆にI
IP3は良くなることが同図に示されている。
【0029】ここでIIP3の定義について説明する。
一般に、入力電力を変化させると、出力電力はそれに比
例して増加する。そこで、入力を横軸、出力を縦軸にd
Bでプロットすると、傾き1の直線になる。一方、3次
の高調波による歪をあらわす3次相互変調歪(IM3)
という出力も現れ、これは入力の3乗に比例するため、
傾き3の直線になる。これら両者の直線を延長した交点
をインターセプトポイント(IP3)と呼び、その交点
の入力電力はIIP3と呼ばれる。なお、IM3とは、
周波数の近い2つの信号(周波数f1,f2)を入力し
た時に3次歪によって2f1−f2と2f2−f1の周
波数に現れる出力である。
【0030】また、ここではインピーダンス素子9とし
て容量を用いているが、容量2pF以上の領域におい
て、抵抗30Ω時の従来例より大きなIIP3が得られ
ており、この時の変換利得も従来より大きな値が得られ
ることになる。
【0031】
【実施例】図3には本発明の第1の実施例によるミキサ
回路が示されている。本実施例では、インピーダンス素
子として容量10を用いている。この容量10は、ギル
バートセル1のRF入力端子5Aとトランジスタ2Fの
コレクタとの間、及び、RF入力端子5Bとトランジス
タ2Eのコレクタとの間に接続されている。また、トラ
ンジスタ2A、2B、2C、2Dのコレクタと電源8と
の間の負荷としてコイル4を用いている。
【0032】同図中のギルバートセル1は次のように構
成されている。すなわち、RF入力端子5A,5Bはそ
れぞれトランジスタ2E、2Fのベースに接続されてい
る。トランジスタ2E、2Fは、エミッタ同士を接続し
て100Ωの抵抗3でグランド12に接続され、コレク
タはトランジスタ2A、2Bのエミッタ、トランジスタ
2C、2Dのエミッタにそれぞれ接続されている。
【0033】また、ローカル入力端子6Aはトランジス
タ2A、2Dのベースに、ローカル入力端子6Bはトラ
ンジスタ2B、2Cのベースに接続されている。さら
に、トランジスタ2A、2Cのコレクタが100nHの
負荷コイル4、トランジスタ2B、2Dのコレクタが別
の負荷コイル4を介してそれぞれ電源8に接続されると
共に、IF出力端子7にも接続されている。
【0034】なお、トランジスタはすべてGaAs系H
BT(Heterojunction Bipolar Transistor )を用いて
いる。トランジスタ2A、2B、2C、2Dのサイズ
は、トランジスタ2E、2Fのサイズの半分とし、バイ
アス電流密度を一定とした。回路の全電流は10mAに
設定した。
【0035】このとき、RF信号周波数2GHzからI
F信号周波数100MHzへの周波数変換において、変
換利得は16dB、IIP3は5dBmであった。よっ
て、同一の素子パラメータで設計した図11の従来例の
変換利得=13dB、IIP3=0dBmに比較し、高
性能の結果が得られた。
【0036】図4には本発明の第2の実施例によるミキ
サ回路が示されている。本実施例では、インピーダンス
素子として抵抗3Dを用いている。この抵抗3Dは、ギ
ルバートセル1のRF入力端子5Aとトランジスタ2F
のコレクタとの間、及び、RF入力端子5Bとトランジ
スタ2Eのコレクタとの間に接続されている。
【0037】同図中のギルバートセル1は次のように構
成されている。すなわち、RF入力端子5A,5Bはそ
れぞれトランジスタ2E、2Fのベースに接続されてい
る。トランジスタ2E、2Fは、エミッタ同士を接続し
て100Ωの抵抗3でグランド12に接続され、コレク
タはトランジスタ2A、2Bのエミッタ、トランジスタ
2C、2Dのエミッタにそれぞれ接続されている。
【0038】また、ローカル入力端子6Aはトランジス
タ2A、2Dのベースに、ローカル入力端子6Bはトラ
ンジスタ2B、2Cのベースに接続されている。さら
に、トランジスタ2A、2Cのコレクタが100nHの
負荷コイル4、トランジスタ2B、2Dのコレクタが別
の負荷コイル4を介してそれぞれ電源8に接続されると
共に、IF出力端子7にも接続されている。
【0039】トランジスタはすべてGaAs系HBTを
用い、トランジスタ2A、2B、2C、2Dのサイズは
トランジスタ2E、2Fのサイズの半分としバイアス電
流密度を一定とした。回路の全電流は10mAに設定し
た。
【0040】このとき、周波数2GHzから100MH
zまでの周波数変換において、変換利得は15dB、I
IP3は6dBmであった。よって、同一の素子パラメ
ータで設計した図11の従来例の変換利得=13dB、
IIP3=0dBmに比較し、高性能の結果が得られ
た。
【0041】図5には本発明の第3の実施例によるミキ
サ回路が示されている。本実施例では、インピーダンス
素子として容量10とコイル11、抵抗3Dの直列回路
を用いている。これらの各素子からなる直列回路は、ギ
ルバートセル1のRF入力端子5Aとトランジスタ2F
のコレクタとの間、及び、RF入力端子5Bとトランジ
スタ2Eのコレクタとの間に接続されている。
【0042】同図中のギルバートセル1は次のように構
成されている。すなわち、RF入力端子5A,5Bはそ
れぞれトランジスタ2E、2Fのベースに接続されてい
る。トランジスタ2E、2Fは、エミッタ同士を接続し
て100Ωの抵抗3でグランド12に接続され、コレク
タはトランジスタ2A、2Bのエミッタ、トランジスタ
2C、2Dのエミッタにそれぞれ接続されている。
【0043】また、ローカル入力端子6Aはトランジス
タ2A、2Dのベースに、ローカル入力端子6Bはトラ
ンジスタ2B、2Cのベースに接続されている。さら
に、トランジスタ2A、2Cのコレクタが100nHの
負荷コイル4、トランジスタ2B、2Dのコレクタが別
の負荷コイル4をを介してそれぞれ電源8に接続すると
共に、IF出力端子7にも接続されている。
【0044】なお、トランジスタはすべてGaAs系H
BTを用いている。トランジスタ2A、2B、2C、2
Dのサイズは、トランジスタ2E、2Fのサイズの半分
とし、バイアス電流密度を一定とした。回路の全電流は
10mAに設定した。
【0045】このとき、RF信号周波数2GHzからI
F信号周波数100MHzへの周波数変換において、変
換利得は16dB、IIP3は4dBmであった。よっ
て、同一の素子パラメータで設計した図11の従来例の
変換利得=13dB、IIP3=0dBmに比較し、高
性能の結果が得られた。
【0046】また、本実施例の抵抗3D、容量10、コ
イル11の直列回路によるインピーダンス素子は直列共
振回路であり、2GHzで低インピーダンスとなる。こ
のとき、コレクタに直接入力される信号が増加するので
IIP3が増加する。このように本例では、インピーダ
ンス素子に、抵抗、容量、コイルの直列回路を用いた
が、これらの受動素子を任意に2つ以上組合わせること
により、所望の周波数特性を持たせることができる。
【0047】図6には本発明の第4の実施例によるミキ
サ回路が示されている。本実施例では、インピーダンス
素子として容量10を用いている。この容量10は、ギ
ルバートセル1のRF入力端子5Aとトランジスタ2F
のコレクタとの間、及び、RF入力端子5Bとトランジ
スタ2Eのコレクタとの間に接続されている。
【0048】本実施例では、ギルバートセル1の構成
が、これまでの実施例とは異なっている。すなわち、R
F入力端子5A,5Bはそれぞれトランジスタ2E、2
Fのベースに接続され、その2個のトランジスタ2E、
2Fのエミッタは直接グランド12に接続されている。
トランジスタ2E、2Fのコレクタはトランジスタ2
A、2Bのエミッタ、トランジスタ2C、2Dのエミッ
タにそれぞれ接続されている。
【0049】また、ローカル入力端子6Aはトランジス
タ2A、2Dのベースに、ローカル入力端子6Bはトラ
ンジスタ2B、2Cのベースに接続され、トランジスタ
2A、2Cのコレクタが100nHの負荷コイル4、ト
ランジスタ2B、2Dのコレクタが別の負荷コイル4を
を介してそれぞれ電源8に接続されると共に、IF出力
端子7にも接続されている。
【0050】なお、トランジスタはすべてGaAs系H
BTを用いている。トランジスタ2A、2B、2C、2
Dのサイズは、トランジスタ2E、2Fのサイズの半分
とし、バイアス電流密度を一定とした。回路の全電流は
10mAに設定した。
【0051】このとき、RF信号周波数2GHzからI
F信号周波数100MHzへの周波数変換において、変
換利得は16dB、IIP3は4dBmであった。よっ
て、同一の素子パラメータで設計した図11の従来例の
変換利得=13dB、IIP3=0dBmに比較し、高
性能の結果が得られた。本実施例では、上述の実施例に
おいて設けられている抵抗(図1中の符号3など)を設
けていないために、この抵抗の電圧降下分だけ電源電圧
を小さくできる特徴を有している。
【0052】図7には本発明の第5の実施例によるミキ
サ回路が示されている。本実施例は、上述した第4の実
施例において、トランジスタ2E、2Fのエミッタとグ
ランド12との間に抵抗3を付加したものである。本例
では、第4の実施例の場合と同じ設計パラメータで、抵
抗3を10Ωとした時、RF信号周波数2GHzからI
F信号周波数100MHzへの周波数変換において、変
換利得は13dB、IIP3は8dBmであった。よっ
て、同一の素子パラメータで設計した図11の従来例の
変換利得=13dB、IIP3=0dBmに比較し、高
性能の結果が得られた。本例の場合、第4の実施例の場
合と比較すると、変換利得は減少したものの、IIP3
が大きくなり、より低歪みの動作が可能となった。
【0053】図8には本発明の第6の実施例によるミキ
サ回路が示されている。本実施例は、上述した第1の実
施例において、トランジスタ2E、2Fのエミッタと抵
抗3Aとの間に抵抗3Bをそれぞれ付加したものであ
る。本例では、第1の実施例の場合と同じ設計パラメー
タで、抵抗3を10Ωとした時、RF信号周波数2GH
zからIF信号周波数100MHzへの周波数変換にお
いて、変換利得は14dB、IIP3は7dBmであっ
た。よって、同一の素子パラメータで設計した図11の
従来例の変換利得=13dB、IIP3=0dBmに比
較し、高性能の結果が得られた。本例の場合、第1の実
施例の場合と比較すると、変換利得は減少したものの、
IIP3が大きくなり、より低歪みの動作が可能となっ
た。
【0054】図9には本発明の第7の実施例によるミキ
サ回路が示されている。本実施例は、上述した第8の実
施例において、抵抗3と2個の抵抗3Bとの接続状態を
T型からΠ型に変換したものである。同図中の抵抗3C
を21Ω、抵抗3Aを210Ωに設定すると、第8の実
施例の場合とまったく同じ結果が得られる。
【0055】なお、以上述べてきた本発明の実施例はG
aAs系HBTを使用したミキサ回路について説明して
きたが、このHBTに限らず、SiやSiGeのバイポ
ーラトランジスタ、他の化合物半導体を用いたHBT、
さらにはバイポーラトランジスタに限らずFETにおい
ても同様な効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、RF信号
が同相で現れるトランジスタのベースと別のトランジス
タのコレクタをインピーダンス素子で接続することによ
り、入力信号の一部を歪ませることなく、ローカル信号
が入力されるトランジスタのエミッタに供給できるの
で、従来のミキサ回路よりも変換利得、歪ともに改善で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一態様によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図2】図1のミキサ回路における変換利得及びIIP
3を、従来例のそれらと比較して示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図6】本発明の第4の実施例によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図7】本発明の第5の実施例によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図8】本発明の第6の実施例によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図9】本発明の第7の実施例によるミキサ回路の構成
を示す回路図である。
【図10】従来例による第1のミキサ回路の構成を示す
回路図である。
【図11】従来例による第2のミキサ回路の構成を示す
回路図である。
【図12】従来例による第3のミキサ回路の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 ギルバートセルミキサ 2、2A〜2F トランジスタ 3、3A〜3C 抵抗 4 負荷コイル 5A、5B RF信号入力端子 6A、6B ローカル信号入力端子 7A,7B IF出力端子 8 電源端子 9 インピーダンス素子 10 容量 11 コイル 12 グランド 14 負荷

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の入力端子対と、前記第1
    の入力端子対の一方がベースに接続された第1のトラン
    ジスタと、前記第1の入力端子対の他方がベースに接続
    された第2のトランジスタと、前記第2の入力端子対の
    一方がベースに接続された第3及び第4のトランジスタ
    と、前記第2の入力端子対の他方がベースに接続された
    第5及び第6のトランジスタとを含み、前記第2のトラ
    ンジスタのコレクタを前記第4及び第6のトランジスタ
    のエミッタに接続し、前記第3及び第6のトランジスタ
    のコレクタ同士を接続し、前記第4及び第5のトランジ
    スタのコレクタ同士を接続したギルバートセル形ミキサ
    であって、前記第1の入力端子対の一方と前記第2のト
    ランジスタのコレクタとの間及び前記第1の入力端子対
    の他方と前記第1のトランジスタのコレクタとの間に設
    けられ、互いに同一の電気的性質を有するインピーダン
    ス素子を含むことを特徴とするミキサ回路。
  2. 【請求項2】 前記インピーダンス素子は、容量素子で
    あることを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス素子は、抵抗素子で
    あることを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス素子は、コイル、容
    量、抵抗の各素子のうち2個以上の素子を組合わせてな
    ることを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のトランジスタのエミ
    ッタ同士を接続し、この接続点と電源とを抵抗素子で接
    続したことを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2のトランジスタのエミ
    ッタに第1及び第2の抵抗素子の一端をそれぞれ接続
    し、さらに前記第1及び第2の抵抗素子の他端同士を接
    続し、この接続点と電源とを第3の抵抗素子で接続した
    ことを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のトランジスタのエミ
    ッタと電源との間をそれぞれ第1及び第2の抵抗素子で
    接続し、さらに前記第1及び第2のトランジスタのエミ
    ッタ同士を第3の抵抗素子で接続したことを特徴とする
    請求項1記載のミキサ回路。
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