JP2001126129A - 自動販売機の防犯カメラ装置 - Google Patents

自動販売機の防犯カメラ装置

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JP2001126129A
JP2001126129A JP30440199A JP30440199A JP2001126129A JP 2001126129 A JP2001126129 A JP 2001126129A JP 30440199 A JP30440199 A JP 30440199A JP 30440199 A JP30440199 A JP 30440199A JP 2001126129 A JP2001126129 A JP 2001126129A
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Japan
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security camera
vending machine
coin
control unit
return lever
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JP30440199A
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Masaki Akagawa
雅樹 赤川
Shigeyuki Murai
重之 村井
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Nippon Conlux Co Ltd
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Nippon Conlux Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変造された外国コイン等を用いた自動販売機
に対する不正操作を効率よく、かつ確実に防止する。 【解決手段】 自動販売機本体1に防犯カメラ6を取り
付け、自動販売機10の返金レバー34の操作に基づき
防犯カメラ6を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機の不
正操作を防止する自動販売機用防犯カメラ装置に関し、
詳しくは、自動販売機のコイン処理部に設けられた返却
レバーの操作に基づき防犯カメラを起動することで返却
レバーの操作に基づく不正操作の犯人の画像を撮影し、
これにより、返却レバーの操作に基づく不正操作を防止
するようにした自動販売機用防犯カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、変造された外国コイン等を用いて
自動販売機の蓄積正貨を不正に抜き取る不正操作が多発
している。
【0003】この不正操作の手口は以下の通りである。
【0004】1)正貨と材質等が類似する外国コインを
加工して偽貨を作る。
【0005】2)この偽貨を自動販売機に投入する。
【0006】3)商品を全く購入せず、若しくはこの偽
貨に相当する正貨の金額の範囲内で最小の商品を購入し
て返却レバー等を操作する返金操作を行う。
【0007】4)返金操作により自動販売機から返却さ
れた正貨を取得する。
【0008】そこで、防犯カメラを用いた不正防止策が
検討されている。
【0009】従来、防犯カメラを用いた自動販売機の不
正防止装置としては、実用新案登録番号第301174
3号、特開平7−93652号等が知られている。
【0010】ここで、実用新案登録番号第301174
3号に開示された「自動販売機の防犯カメラ」は、自動
販売機のフロント扉の不正な開閉をリミットスイッチに
より検出して防犯カメラを作動するように構成されてい
る。
【0011】また、特開平7−93652号に開示され
た「自動販売機」においては、自動販売機の内部に防犯
用のカメラを内蔵し、美観を損なうことなく、また物々
しい雰囲気にすることなく自動販売機の不正使用者を監
視することができるように構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した実
用新案登録番号第3011743号に開示された「自動
販売機の防犯カメラ」においては、自動販売機のフロン
ト扉の不正な開閉に基づき防犯カメラを作動するように
構成されているので、自動販売機のフロント扉の開閉を
伴わない上述した変造された外国コイン等を用いた不正
操作には対応できない。
【0013】また、特開平7−93652号に開示され
た「自動販売機」においては、防犯用のカメラの起動条
件については全く言及されていないので、この場合は、
常時防犯用のカメラを作動しているものと考えられ、こ
のような構成においては監視時間に限界があり、特に、
メンテナンスがかなり長い周期でしか行われれない自動
販売機には適用することができない。
【0014】そこで、この発明は、変造された外国コイ
ン等を用いた自動販売機に対する不正操作を効率よく、
かつ確実に防止することができるようにすることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明は、変造された外国コイン等を用いた不
正操作には必ず返却レバーの操作等の返金操作が伴うこ
とに着目し、自動販売機の返金操作を検出するととも
に、この返金操作の検出手段の検出出力に基づき防犯カ
メラの撮影動作を制御する。
【0016】すなわち、請求項1の発明は、自動販売機
に防犯カメラを取り付け、該防犯カメラで該自動販売機
の使用者を撮影することにより自動販売機の不正操作を
防止する自動販売機の防犯カメラ装置において、前記自
動販売機の返金操作を検出する検出手段と、前記検出手
段の検出出力に基づき前記防犯カメラの撮影動作を制御
する制御手段とを具備して構成される。
【0017】ここで、前記防犯カメラは、前記自動販売
機の外部に取り付けるように構成してもよいし、前記自
動販売機の内部に内蔵するように構成してもよい。
【0018】また、前記検出手段は、前記自動販売機の
コイン処理部に設けられた返却レバーの操作を検出する
ように構成することができ、ここで、前記検出手段は、
前記自動販売機のコイン処理部に設けられた返却レバー
の操作に基づき該コイン処理部から発生されるコイン返
却信号を検出するように構成することができ、また、前
記自動販売機のコイン処理部に設けられた返却レバーの
操作を検出する専用のスイッチ手段を設け、このスイッ
チ手段の出力に基づき前記防犯カメラを起動するように
構成してもよい。
【0019】また、前記制御手段は、前記検出手段の検
出出力に基づき前記防犯カメラを起動する起動制御手段
と、前記防犯カメラの撮影動作を終了する終了制御手段
とを具備して構成することができる。
【0020】ここで、前記終了制御手段は、前記検出手
段の検出出力に基づき前記防犯カメラを起動する起動制
御手段と、前記防犯カメラが前記起動制御手段により起
動されてからの経過時間を計時する計時手段と、前記計
時手段の計時時間が予め設定された所定時間に達した時
点で前記防犯カメラの撮影動作を終了する防犯カメラ撮
影停止制御手段とを具備して構成することができ、ま
た、前記終了制御手段は、前記検出手段の検出出力に基
づき前記防犯カメラを起動する起動制御手段と、前記防
犯カメラの撮影画面に基づき前記防犯カメラの撮影動作
の終了を判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果
に基づき前記防犯カメラの撮影動作を終了する防犯カメ
ラ撮影停止制御手段とを具備して構成することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わる自動販
売機用防犯カメラ装置を適用して構成した自動販売機の
概略構成図である。
【0022】図1において、この自動販売機10は、自
動販売機本体1の前面に、商品サンプルを展示するとと
もにその選択ボタンを有する商品展示部2、コインを投
入するコイン投入口31および紙幣を投入する紙幣投入
口32および投入された貨幣の額等を表示する料金表示
部33、返却レバー34を集中配置したマスク部3、コ
イン返却口4、商品搬出口5、この自動販売機本体1の
天井面に配置された防犯カメラ6を具備して構成され
る。
【0023】ここで、防犯カメラ6は、この実施の形態
の要部を構成するもので、後に詳述するように、この防
犯カメラ6は、返却レバー34の操作に基づき起動さ
れ、この自動販売機10の利用者を撮影する。
【0024】なお、防犯カメラ6は、レンズとして広角
レンズが用いられており、この自動販売機10の前方に
位置するこの自動販売機10の利用者の顔を含む広域の
画像を撮影することができるように構成されている。
【0025】さて、一般に、このような自動販売機10
において、商品の購入を行うときの手順は次のとおりで
ある。
【0026】1) コイン投入口31若しくは紙幣投入
口32から購入したい商品の販売金額に相当するコイン
若しくは紙幣を投入する。
【0027】2)商品展示部2に展示された販売商品の
中から所望の商品に対応するボタンを押下する。
【0028】3)商品搬出口5に搬出された商品を取り
出す。
【0029】4)料金表示部33に釣銭額が表示されて
いる場合は、返却レバー34を操作して、釣銭額に相当
するコインをコイン返却口4から受け取る。なお、この
場合、返却レバー34を操作しなくても一定時間の経過
により、釣銭額に相当するコインがコイン返却口4に返
却されるように構成されている。
【0030】さて、上記自動販売機10において、コイ
ン返却口4に返却されるコインは、利用者がコイン投入
口31から投入したコインではなく、釣銭返却のために
自動販売機10の図示しないコインチューブに蓄積され
ているコインが用いられる。
【0031】そこで、変造された外国コイン等を用いて
自動販売機10のコインチューブに蓄積されている正貨
をコイン返却口4に搬出して、この正貨であるコインを
不正に抜き取る前述したような不正操作が成立する。
【0032】ところで、自動販売機10からコインがコ
イン返却口4に搬出されるのは上記返却レバー34が操
作されたときであり、この場合、商品を全く購入せずに
返却レバー34が操作された場合も含む。
【0033】つまり、貨幣を投入した後に、商品を購入
しなくても返却レバー34を操作することにより投入金
額に相当するコインをコイン返却口4に搬出させること
ができる。
【0034】変造された外国コイン等の偽貨を用いて自
動販売機10内に蓄積された正貨を不正に抜き取る手法
は、上記自動販売機10の特徴を踏まえ、何度にもわた
り偽貨を投入して返却レバー34を操作することが多
い。
【0035】しかも、より多くの正貨をより短い時間で
抜き取りたいという心理が当然働いているためほぼ確実
に返却レバー34が使用される。
【0036】よって、上記の理由により、返却レバー3
4を操作する人物が自動販売機10の前にいると考えら
れる間に限って、自動販売機10の前方の映像を記録す
るように防犯カメラ装置を構成すれば、より効果的に偽
貨を用いて蓄積正貨の不正な抜き取りを行う不正操作を
行う犯人の映像を記録することができる。
【0037】そこで、この実施の形態の自動販売機用防
犯カメラ装置においては、返却レバー34の操作に基づ
き自動販売機本体1の天井面に配置された防犯カメラ6
を起動して、この不正操作の犯人の少なくとも顔を含む
画像を撮影することにより、上記変造された外国コイン
等の偽貨を用いた不正操作を防止する。
【0038】さらに、この実施の形態の自動販売機用防
犯カメラ装置は、常に自動販売機10の周辺の映像を記
録するのではなく、返却レバー34が操作された時に映
像記録を開始し、ある設定された条件を満たしたときに
映像記録を終了するよう構成される。
【0039】なお、図1に示した構成において、自動販
売機本体1の天井面のような自動販売機本体1の利用者
に容易に認識できるような位置に防犯カメラ6を配置す
る構成は、この自動販売機10を用いた不正操作をやり
難くする効果が生じる反面、正規の利用者に対しては不
快感を与え、これにより貴重な商品販売の機会を逸する
ばかりか、美観的にも好ましいとはいえない。
【0040】そこで、上記防犯カメラ6を、図2に示す
ように、自動販売機本体1の内部に内蔵して、防犯カメ
ラ6による撮影を利用者に気付かせないように構成して
もよい。
【0041】すなわち、図2に示す構成においては、コ
イン投入口31、紙幣投入口32、料金表示部33、返
却レバー34等が集中配置されるマスク部3に、利用者
から内部が覗けず、かつ、防犯カメラ6により外部が撮
影可能な黒色等の覗き窓7を設けて、この覗き窓7を介
してこの自動販売機10の利用者の顔を含む画像を撮影
する。
【0042】この場合も、この自動販売機10の利用者
による返却レバー34の操作に基づき防犯カメラ6を起
動する。
【0043】次に、この実施の形態の自動販売機10に
おける防犯カメラ6の起動制御の詳細について説明す
る。
【0044】図3は、図1若しくは図2に示した自動販
売機10の制御回路を示すブロック図である。
【0045】図3において、この自動販売機10の制御
回路は、主にコインの受入、識別、振分、返却等のコイ
ン処理を行うコイン処理部101、紙幣の受入、識別、
返却等の紙幣処理を行う紙幣処理部102、商品の搬出
を制御する商品搬出部103、防犯カメラ6を制御する
防犯カメラ制御部104、この自動販売機10の全体動
作を統括制御するメイン制御部105を相互にシリアル
通信ケーブル106を介して接続することにより構成さ
れる。
【0046】このような構成において、図1若しくは図
2に示した返却レバー34が操作されると、この返却レ
バー34の操作はコイン処理部101で検出され、シリ
アル通信ケーブル106に出力される。
【0047】防犯カメラ制御部104では、このシリア
ル通信ケーブル106に出力された返却レバー34の操
作の検出信号に基づき防犯カメラ6を起動する。
【0048】なお、上記防犯カメラ6の起動は、返却レ
バー34の操作を直接検出して、この検出信号に基づき
行うように構成してもよい。
【0049】図4は、返却レバー34の操作を直接検出
する検出部の一構成例を示す図である。
【0050】図4において、この検出部340は、図4
(a)に示すように、発光素子340aおよび受光素子
340bから構成され、返却レバー34と連動する検出
片34aによる発光素子340aと受光素子340bと
の間の光線の遮断に基づき返却レバー34の操作を検出
するものである。
【0051】すなわち、図4(b)に示すように、返却
レバー34を矢印Aの方向に操作すると、この返却レバ
ー34に連動する検出片34aは、矢印B方向に回動
し、その結果、発光素子340aと受光素子340bと
の間の光線を遮断する。この時の受光素子340bの出
力変化に基づき返却レバー34の操作を検出し、この検
出出力は、信号線341を介して図1若しくは図2に示
した防犯カメラ6に伝えられ、これにより防犯カメラ6
を起動する。
【0052】なお、返却レバー34の操作を直接検出す
る検出部の構成としては、上記発光素子340aおよび
受光素子340bを用いた構成に限定されず、返却レバ
ー34の動作を感知できるものであれば周知の近接スイ
ッチを等を用いても同様に構成することができる。
【0053】図5は、図1若しくは図2に示した自動販
売機10のコイン投入から防犯カメラ6が映像の記録を
開始し終了するまでの防犯カメラ制御処理の一例を示す
フローチャートである。
【0054】図5において、まず、コイン投入口31か
らコインが投入されたかかどうかを判別する(ステップ
501)。
【0055】ここで、コイン投入でないと判断されると
(ステップ501でNO)、コイン投入口31からコイ
ンが投入されるのを待つが、コイン投入と判別されると
(ステップ501でYES)、次に、返却レバー34が
操作されたかどうかを調べる(ステップ502)。ここ
で返却レバー34の操作が検出されなければ(ステップ
502でNO)、防犯カメラ6を起動することなく、そ
のままこの防犯カメラ制御処理を終了する。
【0056】しかし、返却レバー34の操作が検出され
ると(ステップ502でYES)、カメラ起動信号が防
犯カメラ6へ出力され(ステップ503)、これにより
防犯カメラ6による自動販売機10の前方の映像の記録
を開始する(ステップ504)。
【0057】このとき同時に、図示しないタイマを起動
し(ステップ505)、このタイマに予め設定された所
定時間が経過すると(ステップ506でYES)、防犯
カメラ6の撮影動作を停止し(ステップ507)、この
防犯カメラ制御処理を終了する。尚、カメラの起動信号
は、コイン投入から返却レバー操作までの操作を予め設
定した所定回数連続して行われた場合に発生するように
してもよい。
【0058】図6は、図1若しくは図2に示した自動販
売機10のコイン投入から防犯カメラ6が映像の記録を
開始し終了するまでの防犯カメラ制御処理の他の例を示
すフローチャートである。
【0059】図6においては、図5に示した防犯カメラ
制御処理が、防犯カメラ6の起動に同期して起動される
タイマの出力に基づき防犯カメラ6の撮影終了を制御し
たのに対し、防犯カメラ6撮影画面に基づき防犯カメラ
6の撮影動作の終了を制御する。
【0060】すなわち、図6において、まず、コイン投
入口31からコインが投入されたかかどうかを判別する
(ステップ601)。
【0061】ここで、コイン投入でないと判断されると
(ステップ601でNO)、コイン投入口31からコイ
ンが投入されるのを待つが、コイン投入と判別されると
(ステップ601でYES)、次に、返却レバー34が
操作されたかどうかを調べる(ステップ602)。ここ
で返却レバー34の操作が検出されなければ(ステップ
602でNO)、防犯カメラ6を起動することなく、そ
のままこの防犯カメラ制御処理を終了する。
【0062】しかし、返却レバー34の操作が検出され
ると(ステップ602でYES)、カメラ起動信号が防
犯カメラ6へ出力され(ステップ603)、これにより
防犯カメラ6による自動販売機10の前方の映像の記録
を開始する(ステップ604)。
【0063】次に、防犯カメラ6により撮影された画像
の解析を行う(ステップ605)。
【0064】この画像解析は、例えば、防犯カメラ6に
より撮影された画像の中に人物が映っているか否かを判
別するためのものである。すなわち、この実施の形態に
おいては、返却レバー34の操作に基づく不正操作を防
止するために、返却レバー34を操作したこの自動販売
機10の利用者を識別可能、かつ有効に撮影することに
ある。
【0065】そこで、この実施の形態においては、返却
レバー34を操作したこの自動販売機10の利用者がこ
の自動販売機10の前方に存在する間は防犯カメラ6に
よる撮影を続けるように構成される。
【0066】すなわち、ステップ606では、ステップ
605の画像解析の結果、防犯カメラ6により撮影され
た画像の中に人物が映っているか否かを判断する。ここ
で、防犯カメラ6により撮影された画像の中に人物が映
っていると判断されると(ステップ606でYES)、
ステップ605に戻り、防犯カメラ6により撮影された
画像の解析を続ける。
【0067】また、この自動販売機10の利用者がこの
自動販売機10の前方から立ち去り、防犯カメラ6によ
り撮影された画像の中に人物が映っていないと判断され
ると(ステップ606でNO)、防犯カメラ6の撮影動
作を停止し(ステップ607)、この防犯カメラ制御処
理を終了する。
【0068】なお、上記ステップ605の、画像解析
は、所定のサンプルタイム毎に行われ、また、ステップ
606の防犯カメラ6により撮影された画像の中に人物
が映っているか否かの判断は、一定の時間以上人物が映
っていない状態が続いたときに防犯カメラ6により撮影
された画像の中に人物が映っていないと判断する。
【0069】このような構成によると、不正操作を行う
人物が何かのはずみで一時カメラの視界から外れた場合
にも対応でき、より確実に不正操作を行う人物の映像を
記録することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、返金操作をきっかけに防犯カメラを起動するように
構成したので、返金操作を行っている人物に的を絞って
映像を記録することができ、変造された外国コイン等の
偽貨を用いた自動販売機の不正操作に対する対策を可能
にするとともに、必要な時間のみ防犯カメラを起動させ
るので、メンテナンスが長い周期でしか行われない自動
販売機等にも十分適用することができるという効果を奏
する。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる自動販売機の防犯カメラ装置
の一実施の形態を示した概念図。
【0072】
【図2】この発明に係わる自動販売機の防犯カメラ装置
の他の実施の形態を示した概念図。
【0073】
【図3】この発明に係わる自動販売機の防犯カメラ装置
を制御系を示したブロック図。
【0074】
【図4】図1若しくは図2の返却レバーの操作検出部の
一例を示す概念図。
【0075】
【図5】図1若しくは図2の自動販売機の防犯カメラ装
置の動作の一例を示すフローチャート。
【0076】
【図6】図1若しくは図2の自動販売機の防犯カメラ装
置の動作の他の例を示すフローチャート
【符号の説明】
1 自動販売機本体 10 自動販売機 2 商品展示部 3 マスク部 31 コイン投入口 32 紙幣投入口 33 料金表示部 34 返却レバー 4 コイン返却口 5 商品搬出口 6 防犯カメラ 7 覗き窓 101 コイン処理部 102 紙幣処理部 103 商品搬出部 104 防犯カメラ制御部 105 メイン制御部 106 シリアル通信ケーブル 34a 検出片 340 検出部 340a 発光素子 240b 受光素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機に防犯カメラを取り付け、該
    防犯カメラで該自動販売機の使用者を撮影することによ
    り自動販売機の不正操作を防止する自動販売機の防犯カ
    メラ装置において、 前記自動販売機の返金操作を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出出力に基づき前記防犯カメラの撮影
    動作を制御する制御手段とを具備することを特徴とする
    自動販売機用防犯カメラ装置。
  2. 【請求項2】 前記防犯カメラは、 前記自動販売機の外部に取り付けられることを特徴とす
    る請求項1記載の自動販売機用防犯カメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記防犯カメラは、 前記自動販売機の内部に内蔵されることを特徴とする請
    求項1記載の自動販売機用防犯カメラ装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、 前記自動販売機のコイン処理部に設けられた返却レバー
    の操作を検出することを特徴とする請求項1記載の自動
    販売機用防犯カメラ装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、 前記自動販売機のコイン処理部に設けられた返却レバー
    の操作に基づき該コイン処理部から発生されるコイン返
    却信号を検出することを特徴とする請求項4記載の自動
    販売機用防犯カメラ装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、 前記自動販売機のコイン処理部に設けられた返却レバー
    の操作を検出するスイッチ手段を具備することを特徴と
    する請求項4記載の自動販売機用防犯カメラ装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、 前記検出手段の検出出力に基づき前記防犯カメラを起動
    する起動制御手段と、 前記防犯カメラの撮影動作を終了する終了制御手段とを
    具備することを特徴とする請求項1記載の自動販売機用
    防犯カメラ装置。
  8. 【請求項8】 前記終了制御手段は、 前記検出手段の検出出力に基づき前記防犯カメラを起動
    する起動制御手段と、 前記防犯カメラが前記起動制御手段により起動されてか
    らの経過時間を計時する計時手段と、 前記計時手段の計時時間が予め設定された所定時間に達
    した時点で前記防犯カメラの撮影動作を終了する防犯カ
    メラ撮影停止制御手段とを具備することを特徴とする請
    求項7記載の自動販売機用防犯カメラ装置。
  9. 【請求項9】 前記終了制御手段は、 前記検出手段の検出出力に基づき前記防犯カメラを起動
    する起動制御手段と、 前記防犯カメラの撮影画面に基づき前記防犯カメラの撮
    影動作の終了を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づき前記防犯カメラの撮影
    動作を終了する防犯カメラ撮影停止制御手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項7記載の自動販売機用防犯カ
    メラ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110047197A (zh) * 2019-01-24 2019-07-23 阿里巴巴集团控股有限公司 一种数据处理方法、设备、介质以及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110047197A (zh) * 2019-01-24 2019-07-23 阿里巴巴集团控股有限公司 一种数据处理方法、设备、介质以及装置
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