JP2001125720A - 文字の入力方法、そのユーザインタフェースおよび端末 - Google Patents

文字の入力方法、そのユーザインタフェースおよび端末

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JP2001125720A JP2000282642A JP2000282642A JP2001125720A JP 2001125720 A JP2001125720 A JP 2001125720A JP 2000282642 A JP2000282642 A JP 2000282642A JP 2000282642 A JP2000282642 A JP 2000282642A JP 2001125720 A JP2001125720 A JP 2001125720A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末に文字を入力する方法であって、文字を
入力する効率の良い方法を提供する。 【解決手段】 移動電話は、ディスプレイと、複数のキ
ーを含むキーパッドとを有する。各キーに、複数の異な
る記号が関連している。該キーパッドは記号をピニン文
字列(25)の形でディスプレイにエンターするために
使用され、それらは、後にディスプレイで提示される漢
字の候補リスト(26)を決定するために使用される。
それぞれのキーを1回または2回以上素早く連続的に押
すことによって記号がディスプレイにエンターされる。
記号の選択は、この選択が前の選択でエンターされた1
またはそれ以上の記号と無関係にまたはそれらと組み合
わせて、妥当ピニン文字列(25)に対応する場合に限
って、許容される。該候補リストから選択された文字が
ディスプレイのメッセージ(24)にエンターされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボードまたは
キーパッドからの記号(symbol)の入力に関し、特に、そ
れだけに限定されるわけではないけれども、ラテンアル
ファベットの一部分ではない記号の入力に関する。一実
施例では、本発明は、中国語の漢字や日本語の漢字など
の、文字ベース(character-based) の言語(language)か
らの文字の入力に使用される。
【0002】
【従来の技術】中国語などの文字ベースの言語から文字
(表意文字とも称される)を入力するためにキーボード
を使用することはかなり長い間困難であった。二万以上
の漢字があり、そのうちの五千〜一万二千文字が現在広
く用いられている。従って、個々のキーと個々の文字と
が一対一で対応するようなキーボードを設けることは実
用的でない。
【0003】キーボードを有する電子装置(例えばコン
ピュータ)に漢字を入力する現在の方法に関して、漢字
の特徴を記述し、その後に、ユーザに提示される候補リ
ストで指示されている特定の文字を選択することによる
間接入力を使用することが知られている。この指示は、
フロントエンドプロセッサ(Front End Processor 、F
EP)または入力メソッドエディター(Input Method E
ditor 、IME)と称される表意文字の入力のために特
別に書かれたソフトウェアにより実行される。FEPは
ユーザからの入力文字列(input string)を解釈して、
その入力文字列または記述(description)と一致する漢
字の候補リストをユーザに対して指示する。そのときユ
ーザは該リストから正しい候補(もしそれが表示されて
いるならば)を選択し、それは選択された文字としてデ
ィスプレイに入力される。候補は2つ以上の文字であっ
ても良い。それは句であっても良い。
【0004】文字を記述するいろいろな方法が、いろい
ろな漢字入力方法の基礎をなす。文字は表音的に記述さ
れることがあり、その場合には漢字がそれに付随する発
音の仕方を記述することによって入力され、あるいは文
字は文字形状で記述され、その場合には漢字は文字の図
表的構成または形状を記述することにより入力される。
中華人民共和国では、発音の仕方を記述する方法はピニ
ン(Pinyin)であり、これは字義通りには“発音を綴る
こと”を意味する。これは、アクセント記号と関連する
ラテン語のアルファベットでの漢字の表音的表記であ
る。もう一つの表音的記述方法は(ズイン(ボポモフ
ォ)(Zhuyin(Bopomofo))である。これは、37個の
特別のボポモフォ記号および抑揚記号による漢字の表音
的表記である。
【0005】現存する漢字入力方法の殆どは、元はPC
キーボード向けに設計されていたので、基本入力記号あ
るいは入力符号の個数は普通は、標準QWERTYフォーマッ
ト・キーボードに存在するキーの個数に匹敵する。下の
表は、比較的に人気のある漢字入力方法の幾つかに必要
なキーの個数を示している。
【表1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】もし文字入力方法がキ
ーパッド上のキーの個数より多くの基本入力記号を必要
とするならば、記述を入力する第1段階は障害にあう。
その原因は、1つのキーに2つ以上の記号が関連してい
て、その結果として、特定の記号を入力するためにキー
ストロークを繰り返したり複数のキーストロークが必要
となることにある。
【0007】文字のキーボード入力により生じる問題
は、移動電話などの移動通信端末への文字入力に関して
は特に厳しい。その理由は、その様な端末のキーパッド
に存在するキーの個数が限られている(しばしば20個
より少ない)ことにある。必要な記号の個数はしばしば
20個より多いので、これが上記の障害の原因となる。
さらに、その様な端末のディスプレイは普通は小さいの
で、特に記号および文字の入力の際に端末と該端末のユ
ーザとが対話する必要があるときには、このことが原因
となってさらなる障害が生じることがある。
【0008】上記の表1において、単純5ストローク方
法に言及している。ストロークは、漢字を構成する最小
の図形要素であり、それを書き込み面から持ち上げない
で行う書き込みツールによる、完全ストロークである。
5つの基本ストロークがある。移動電話の場合には、単
純5ストローク入力方法は、その入力コードを電話キー
パッドに簡単にマッピングすることのできるものであ
る。それは、しかし、使うには最も遅い方法である。
【0009】ピニンは漢字を電子装置に入力するために
普及している方法である。その理由は、それがラテン語
のアルファベットからの記号を使って文字を記述するも
のであって、中華人民共和国の国家規格、GB2312-80 、
でよく使われる6763種類の文字に413通りの発音
の仕方(抑揚記号を用いずに)しかないことにある。こ
のことは、ピニンには、記述されるべき語彙がわずか4
13語しかないことを意味する。
【0010】ここでピニンの実例を挙げる。ユーザが
“中央”あるいは“中心”を意味する中という文字を入
力したいとすると、ユーザはラテン語のアルファベット
からの文字または記号を使ってピニンの発音“zhong"を
入力する。FEPは、この入力文字列を受け取って、こ
の発音を有する数個の文字を特定する。それらの文字す
なわち候補は候補リストの形でユーザに提示される。ユ
ーザにより入力されたラテン語の文字と候補リストと
が、ユーザインタフェースの一部分を表す図1に示され
ている。これは、与えられた入力文字列について2つ以
上の候補があるときの典型的な状態を表している。与え
られた入力方法の入力文字列と一致する候補の平均数は
入力符号化冗長率(Input Coding Redundancy Rate(I
CRR))と称される。ICRRが高いほど、長い候補
リストをユーザは入力文字列について受け取るので、正
しい文字を発見するためにユーザはより多数の候補をス
クロールしなければならない。ICRRが高いと、文字
を入力できる速度が遅くなる。
【0011】電話のキーパッドは一般に、図2に示され
ているものに対応するキー配置を有する。一組の記号
(またはアルファベット)が該キーの殆どあるいは全部
に割り当てられる(すなわちマッピングされる)。特定
のどのキーについても、割り当てられた記号のアルファ
ベットが待ち行列(queue)あるいはループ(loop)を形
成する。所定のタイムアウト期間内に、ユーザは、適切
な回数だけ該キーを連続的に押してアルファベットの所
望の記号を選択する。その記号はディスプレイで表示さ
れる。その記号は、タイムアウト期間が満了し、あるい
は違うキーが押されたならば、ディスプレイに入力され
る。
【0012】記号列を移動電話に入力するには時間がか
かるので、必要なキーストロークの数を減らすための方
法が開発されている。テジックコミュニケーションズ社
(Tegic Communications, Inc.)から供給されるT9と
一般に称される方法では、入力は“1アルファベット、
1キーストローク”として生じる。ユーザは、所望の記
号がその上に存在するキーを特定し、そのキーを1回押
す。3つまたは4つの記号の特定のアルファベットが通
常はそのキーに関連している。この方法は、漢字を入力
するためにピニン・システム(Pinyin System)を使うよ
うになっている。ここで、1つの実例を示す。ユーザ
は、もしピニン文字列(Pinyin string)"gao" を入力
したいならば、キーパッドのキー4,2,6を押す必要
がある。この方法は、キーストローク4,2,6からア
ルファベットによって形成することのできる許容できる
ピニン文字列を特定して、その全部をユーザに対して表
示する。この例では許容できるピニン文字列は"gan"
、"gao" 、"han" 、および"hao" である。許容できる
ピニン文字列と一致する全ての文字が候補として表示さ
れる。
【0013】T9の欠点は、与えられた入力について長
い候補リストがしばしば作成されることである。この問
題は、入力文字列が短くなると一層悪くなる。中国語入
力のために、T9は、押されたキーについて可能な組み
合わせのいずれかと一致するならば、その全ての漢字の
リストを提示する。例えば、キー7および4が押された
ならば、"pi"、"qi"、"ri"、"si"のピニンに伴う全ての
文字が表示され、これは非常に長い候補リストを作る。
【0014】T9には他の欠点もある。これは、ユーザ
入力に応答して明確なフィードバックを与えないことで
ある。それは、表示されている候補リストに基づいてユ
ーザが入力を訂正することのできる対話型プロセスであ
るので、中国語入力では普通は望ましいことである。T
9は、ピニン入力のための重複キーストロークの問題に
取り組んではいるけれども、候補リストが長くなり、従
ってICRRが高くなるという犠牲を払ってそれを行
う。このことは、所望の漢字を発見するためにしばしば
長い候補リストをスクロールしなければならないことを
意味する。この欠点は、小さなディスプレイが一度に表
示できる候補の個数を制限するので、移動電話では特に
問題である。
【0015】T9はボポモフォ入力にも適用されてい
て、37個のボポモフォ記号が電話のキーパッドのキー
に割り当てられあるいはマッピングされる。ピニンに関
して前述したのと同様の問題があると共に、ボポモフォ
のキーパッドのマッピングは、ユーザの見地からは全体
的にランダムであるというさらなる問題もある。ユーザ
にとっては、特に、ボポモフォの記号がスペースの関係
で全部はキーパッドに印刷されていない場合に、各ボポ
モフォ記号が何処に配置されているかを簡単に知る方法
がない。
【0016】漢字の入力に使用される他の方法は、文脈
および中国語データベースに従って次の漢字を予測す
る、文脈に敏感な入力方法を使用する。この方法では、
入力された記号のレベルではなくて漢字(表意文字)の
レベルで分析が実行される。この方法を、下記の実例で
説明することができる。その実例は、説明の目的のため
に英語で簡単に提示される。
【0017】ユーザは、"read book" というテキストを
入力したいと思っている。ユーザが"read " という語を
入力した後、ソフトウェアは、"read"の後に続きそうな
例えば"book " や"newspaper" 等の語をプロンプトす
る。正しい語が表示されると、それはユーザにより選択
されるであろう。
【0018】記号および文字を入力する方法がGB 2 333
386号に開示されている。端末に、ラテン語の26個の
記号および“スペース”記号の各々の後に続く可能性の
最も大きなラテン語の記号のリストを与える確率テーブ
ルが設けられる。テキストの入力中に、ラテン語の記号
を入力するとき、デフォルトの、例えばアルファベット
の順序ではなくて、次の記号となる確率により決定され
る順序で全てのラテン語の記号のリストがユーザに提示
される。この方法に伴う欠点は、特定の記号をそれから
選択する長い記号リストがユーザに提示されることであ
る。
【0019】文字を入力する効率の良い方法を提供する
ことが明らかに望ましい。その方法は、習得しやすく且
つ使いやすいものであるべきであり、ICRRが低くて
且つ文字あたりの平均入力符号長が短くなければならな
い。あいにく、上記の必要条件は互いに矛盾することが
しばしばあり、全ての要素のために能率的に使える文字
入力方法を提供することは困難である。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
ると、文字を端末に入力する方法が提供され、その端末
は複数のキーを有し、そのキーのうちの少なくとも1つ
は複数の異なる記号を表し、前の(previous)記号選択
のためのキーの使用は、次の(subsequent)選択におい
て選択可能なキーにより表される記号を決定するために
使われる。
【0021】“記号”(symbol)という用語は、キーボ
ードまたはキーパッドから直接入力することのできるあ
らゆる図形標識(graphic glyph)を含む。記号は、アル
ファベット、アラビア数字、並びに、ボポモフォ記号、
文字ストロークおよび抑揚符号などの基本的文字入力要
素を含む。記号は、キーボードから直接入力されること
ができて、FEPを必要としない。例えば漢字などの文
字は、FEPを介して入力されなければならない。
【0022】好ましくは数個のキーには、異なる記号の
アルファベットが関連しており、1回または数回のキー
選択あるいはキーを押す動作でディスプレイにおいて該
記号にアクセスしたり該記号を表示したりすることがで
きる。前の選択は、1またはそれ以上のキーについての
アルファベットまたは記号のアルファベットに限定され
るという結果をもたらすことがある。
【0023】前の選択に使われたキーは、次の選択のた
めに使われるキーと同じであっても良い。あるいは、該
キーは違っていても良い。前の選択における記号と次の
選択における記号とは同じであっても良いし、違ってい
ても良い。
【0024】好ましくは、この方法は表意文字を入力す
るために使われる。それを漢字を入力するために使用す
ることができる。あるいは、それを、日本(漢字)、韓
国あるいはその他の地域で使われるものなどの、他の文
字を入力するために使っても良い。この方法は、文字の
入力だけには限定されなくて、文字を入力してラテン語
のアルファベットの語を形成するために使われても良
い。
【0025】本発明の第2の態様によると、端末に文字
を入力するためのユーザインタフェースが提供され、該
端末は複数のキーを有し、それらのキーのうちの少なく
とも1つは複数の異なる記号を表し、キーを使って第1
の選択を行うことにより記号を選択することが可能であ
り、次の第2の選択において選択可能であるキーによっ
て表される記号を決定するためにプロセッサが使われ
る。
【0026】本発明の第3の態様によると、文字入力を
受信するための端末が提供され、この端末は、プロセッ
サと複数のキーとを含んでおり、それらのキーのうちの
少なくとも1つは複数の異なる記号を表し、キーを使っ
て第1の選択を行うことにより記号を選択することが可
能であり、次の第2の選択において選択可能であるキー
によって表される記号を決定するために上記プロセッサ
が使われる。
【0027】好ましくは、この端末は移動端末である。
それは、移動電話、スマート電話(smart phone)、パー
ソナルディジタルアシスタント、ラップトップ、電子ノ
ートパッド(electronic notepad)、ページャーあるい
はその他の、複数のキーからの入力を受け入れる端末で
あって良い。それが移動電話である実施態様では、それ
はセルラー電話ネットワークに接続するセルラー移動電
話であって良い。
【0028】本発明は、小型キーパッドを有する端末に
特に適している。本発明では、小型とは、キーパッドの
キーうちのどれかに2つ以上の記号が関連していること
を意味する。これは、20個未満のキーであって良く、
ある実施例では約12個のキーであって良くて、記号の
入力のために使用され、あるいはそのために専用のもの
でも良い。
【0029】本発明では、ユーザによって既に入力され
ている要素は全て正しくて、それらをユーザが故意に修
正しない限りは固定されていると見なされる。それは、
出現する可能性のある次の記号を予測するだけである。
それは前方予測(forward-prediction)であって、既に
入力されている入力を変更しない。
【0030】T9方法と比べると、本発明は、記号を入
力するために必要なキーストロークの回数を少し増大さ
せるかも知れない。しかし、その埋め合わせに、本発明
はT9より小さなIRCCを与えるので、特定の漢字を
発見するために必要なキーストロークの総数が減少す
る。候補リストは約50%程度だけ少なくなるかも知れ
ない。このことは、小型ディスプレイを有する装置に顕
著な利点を与える。その理由は、その様な装置では候補
リストをスクロールすることは、どちらかといえば困難
で低速であるからである。上か下かにスクロールする1
回のステップをキーストロークと見なすならば、この発
明が必要とするキーストロークはT9方法より少ないか
も知れない。さらに、本発明は、入力を案内したり、あ
るいはエラーの表示を与えるために、明確なフィードバ
ックをユーザに与える。
【0031】添付図面を参照して例を挙げて本発明を説
明する。
【0032】
【発明の実施の形態】図1および2については前に論じ
た。
【0033】図3は、端末装置の機能ハードウェア・ブ
ロックを略図示している。この実施例では、特に端末は
移動電話1である。該ハードウェア・ブロックは、オペ
レーティングシステムを走らせるコントローラ2によっ
て制御される。種々のソフトウェア、アプリケーション
およびデータがランダムアクセスメモリ(RAM)3と
読み出し専用メモリ(ROM)4とに記憶される。該電
話はトランシーバ・ブロック5を介して送受信する。音
声の処理に関連する動作は、受話器7とマイクロホン8
とに連結されているオーディオ部分6で行われる。加入
者識別モジュール(SIM;Subscriber Identify Modu
le)カード9、ディスプレイ10およびキーパッド11
などの他の要素もコントローラ2によって制御される。
FEPは、ソフトウェアで実現されていて、RAM3お
よび/またはROM4に包含されている。そのソフトウ
ェアにより与えられる命令は、ディスプレイ10および
キーパッド11を制御するためにコントローラ2によっ
て実行される。
【0034】図4は、図3の端末のシステム構成を示し
ており、記号および文字の入力に関連する部分、特に該
端末のFEPを含む部分を表示している。システム構成
を4つのモジュール、すなわち入力制御モジュール12
と、エンジン調査(look-up)モジュール14と、入力制
御モジュール12への入力を可能にするためのキーパッ
ド入力ユニット16と、ディスプレイ18等のような出
力ユニットと、に分割することができる。これら4つの
モジュールに加えて、エンジン調査モジュール14は中
国語入力辞書20に接続されており、この辞書は、ピニ
ン文字列および一致する漢字のマッピング・テーブルを
含んでいる。エンジン調査モジュールは、与えられたピ
ニン文字列から漢字を検索するためにその中国語入力辞
書を使用することができる。それは、中国語辞書の場合
には、可能なピニン文字列の全部のリストを含んでい
る。
【0035】この実施例では、FEPは、漢字が入力さ
れるときに行われる入力操作を処理するために使われる
部分、すなわち入力制御モジュール12と、エンジン調
査モジュール14と、中国語入力辞書20とを含んでい
る。端末は、他のインタフェース・モジュールと、オペ
レーティングシステムおよびアプリケーション22とを
含んでいる。その他のインタフェース・モジュールは、
電話に関連するものなどの他の操作のためにユーザと端
末との間のインタフェースを制御するために使われる。
オペレーティングシステムおよびアプリケーションと
は、FEPと、電話に関連する部分などの端末の他の部
分との動作を制御するために使われる。
【0036】端末のディスプレイに記号がエンターされ
る前に、ピニン文字列の妥当(valid)開始記号となり得
る記号を、キーパッドから選択してディスプレイにエン
ターすることができる。記号u,v,およびiはピニン
文字列の先導文字として用いることはできない。端末
は、開始記号の入力後に、その次のキーが押されると
き、開始記号と妥当ピニン組み合わせを作ることのでき
る記号だけが、ユーザにより選択され得るようにする。
従って、キーパッド上のキーに関連するアルファベット
のうちの少なくとも幾つかに限定され、ユーザはその記
号の全部を利用することはできなくなる。ユーザがその
次のキーを押すと、選択されたアルファベットから利用
できる記号がユーザに対して一つ一つ指示(prompt)さ
れる。実際には、この入力方法は、次の可能なアルファ
ベットを予測して、妥当ピニン文字列を形成することが
できない記号を選択不可能とする。
【0037】1実施例では、キーパッドからどの記号を
選択できるかということに関する決定はエンジン調査モ
ジュール14で行われる。この場合、エンジン調査モジ
ュール14は、どの記号がキーパッドのどのキーにマッ
ピングされているかを知っている。従って、どのキーが
押されたかに関する詳細をエンジン調査モジュール14
に単に渡す。例えば、文字列"ga"がディスプレイにエン
ターされたならば、記号"m" 、"n" および"o" と関連し
ているキー“6”をユーザが押すと、入力制御モジュー
ル12はエンジン調査モジュール14にこのキーが押さ
れたことを知らせ、エンジン調査モジュール14は、利
用できるピニン文字列選択肢"gam" 、"gan" および"ga
o" が妥当か否かを中国語辞書20で調べる。第1の妥
当な文字列(この場合には"gan" )を発見すると、エン
ジン調査モジュール14はディスプレイで記号"n" を表
示するよう入力制御モジュール12に知らせる。
【0038】本実施例では、キーパッドからどの記号が
選択可能かということについての決定は、入力制御モジ
ュール12で行われる。"ga"の後にキー"6" を押す動作
が続く上記の例では、入力制御モジュール12は、文字
列"gam" を、それが妥当か否か調べるために、エンジン
調査モジュール14に該"gam" を送る。それは妥当文字
列ではないので、エンジン調査モジュール14はその趣
旨の応答を入力制御モジュール12に送る。すると、入
力制御モジュールは次の文字列"gan" を送る。これは妥
当文字列であるので、エンジン調査モジュール14はそ
のことを入力制御モジュール12に知らせ、既にエンタ
ーされている文字列"ga"の後に"n" がディスプレイで表
示される。実際にはユーザは文字列"gao" をエンターす
ることを望んでいるかも知れず、その場合にはユーザ
は"6" を再び押し、その結果として入力制御モジュール
12はエンジン調査モジュール14に文字列"gao" を送
る。これも容認され得る文字列であるので、入力制御モ
ジュールに知らされ、"n" の代わりに"o" がディスプレ
イで表示される。
【0039】これらの実施例の各々は、標準中国語入力
方法と比べて、メモリ消費を増大させたり計算オーバー
ヘッドを増大させたりはしない。
【0040】図5は、本発明による中国語入力ディスプ
レイを示している。これは、そのディスプレイのいろい
ろな区域と、中国語の短いメッセージを編集中のそれら
の内容と、を示している。ディスプレイ区域は、現在の
入力状況を示す入力状況インジケータ23と、その中に
ユーザのテキストが表示されて編集される編集ウィンド
ウ24と、ピニン等の入力文字列が中に表示されて編集
される入力ウィンドウ25と、入力文字列と一致する候
補が中に表示される候補ウィンドウ26と、機能キーに
関連するテキスト表示用ウィンドウ27とである。ウィ
ンドウ27はテキストの直下に位置する2つのキーの機
能を規定する。ユーザは、ディスプレイで候補を選択し
てエントリーする前に候補を目立たせるため、候補ウィ
ンドウ26内の候補をスクロールすることができる。
【0041】記号および文字の入力が図6にフローチャ
ートの形で示されている。操作は最初のステップ28か
ら始まる。ステップ30において、ユーザは入力制御モ
ジュール12を使って文字を入力するために入力方法を
選択する。例えば、それは、ピニン方法を用いる中国語
の入力であっても良い。その入力方法が一旦起動される
と、ステップ32でユーザは、所望のピニン文字列の開
始記号である所望の記号を含むキーを押す。エンジン調
査モジュール14は、中国語入力辞書20を使って、ス
テップ34で、押されたキーが許容される記号に関連す
るものであるか否か決定する。もし押されたキーが許容
される記号と関連していないものであるならば、ステッ
プ36においてそのキー押下は無視され、端末のディス
プレイ18には何らの記号も表示されない。この場合、
端末は、ユーザが他のキーを押すのを待つ。もし押され
た記号が許容される記号と関連するものであれば、ステ
ップ38において、そのキーと関連する許容される記号
のうちの第1のものがディスプレイで表示される。もち
ろん、押されたキーと関連する許容される記号が一つだ
けであるならば、それがディスプレイで表示される。第
1の記号がディスプレイで表示されるときから、すなわ
ちエンターされた記号が妥当ピニン文字列(の一部分)
を形成できるときから、候補リストがディスプレイで提
示される。かくして、ディスプレイで表示されている記
号がディスプレイにエンターされるべきであることをユ
ーザが確認する前であっても、候補リストを表示するこ
とができる。これにより、ユーザは、タイムアウトにな
るのを待ったり、記号をエンターするために他のキーを
押したりしなくても、文字リストから文字を選択するこ
とができるので、時間が節約されることになる。フロー
チャートでは、ステップ38においてディスプレイに記
号が表示される時点から、候補が表示される。従って、
ユーザは、自分の入力についての即座のフィードバック
を候補リストから受け取る。ユーザは、ディスプレイに
表示されている記号を見て、ステップ40において、表
示されている記号が所望の記号であるか否か決定する。
もしそうならば、ユーザは、記号の選択に関連するタイ
ムアウト期間が経過するのを待つことにより、あるいは
キーパッド入力ユニット16上の適切な選択キーを押す
ことにより、ステップ42でその事実を確認する。選択
キーは、選択を確認するという仕事に特別に割り当てら
れているキーであっても良いし、あるいは単に記号を入
力するための他のキーであっても良い。ステップ44に
おいて、端末は、ディスプレイの記号を選択された記号
としてエンターする。もし表示されている記号が所望の
記号ではなければ、ステップ46において、ユーザはそ
のキーをもう一度押して次の許容される記号を表示し
(ステップ47)、表示されている記号が所望の記号で
あるか否かをもう一度調べる。エンジン調査モジュール
14は、妥当ピニン文字列を作る記号だけを選択するこ
とを可能にするために、中国語入力辞書20を使うこと
を思い出すべきである。従って、ユーザは、許容されな
い記号を選択することはできない。もしユーザが記号を
発見しようと試みて、そうすることができなければ、そ
のことは、何かが、例えばピニン文字列の綴りが間違っ
ているという指示を起動することができる。この様にし
て端末はユーザにフィードバックを与える。このフィー
ドバックは、ピニン文字列の形成中に与えられるのであ
って、ピニン文字列を表す全ての記号の入力が完了した
後に与えられるのではないことに注意すべきである。こ
のことは、T9方法とは対照的である。記号がディスプ
レイ18にエンターされると、ユーザはステップ48に
おいてピニン文字列が完成しているか否か調べる。もし
そうでなければ、ユーザはステップ32で他のキーを押
して他の記号を選択し、記号選択の処理手順を繰り返
す。端末のFEPは、ステップ50において、完成した
ピニン文字列から文字の候補リストを得るために使われ
る。前述したように、文字が候補リストから選択される
前に、完成したピニン文字列をエンターすることができ
るけれども、ユーザは、文字を、それが初めてステップ
38で表示されたときから何時でも、選択することがで
きる。動作は、最終ステップ52で終わる。
【0042】ステップ42において、もし、他のキーを
押して他の記号選択処理手順を始めることにより記号が
選択されディスプレイにエンターされるならば、これに
よって処理手順はステップ34から再開される、すなわ
ちエンジン調査モジュール14は、それが、押されたキ
ーに許容される記号と関連しているか否か調べる。
【0043】上記のステップに加えて、変更が必要とさ
れるときに記号または文字を削除できるようにするため
のステップも設けられる。それは、エンターされた文字
列中の記号の綴り間違いの結果であったり、あるいはユ
ーザの側の考えが変わったことによる結果であったりす
る。端末のユーザインタフェースでのこの様な補正処理
手順は当業者に良く知られていて、どんな公知方法を採
用しても良い。
【0044】入力制御モジュール12と、エンジン調査
モジュール14と、中国語入力辞書20との間で生じる
コマンドおよび通知のシーケンスについて、次に説明す
る: 1. ユーザはキーを押す。この場合、キー"2" が押さ
れる。 2. キーパッドはそのキーストロークがあったという
事象を受け入れる。その後、キーパッドはその事象を入
力制御モジュール12に送る。この場合、その事象はキ
ー"2" が押されたということである。 3. 入力制御モジュール12は、押されたキーの割り
当て記号系列(sequence)に従って、新しい入力記号を
そのモジュール12の入力バッファに加える。この場
合、記号"a" が該バッファに加えられる。 4. 入力制御モジュールは、入力文字列をエンジン調
査モジュール14に渡し、その入力文字列と一致する候
補の数を求める。 5. エンジン調査モジュール14は、入力バッファか
らの入力文字列を中国語入力辞書20で調べて、一致す
る候補の数を入力制御モジュール12に戻す。この場
合、入力バッファからの文字列"a" が中国語入力辞書2
0で調べられる。 6. 入力制御モジュール12は、一致する候補の数を
調べる。"a" の場合、その数はゼロより大きく、それは
入力文字列と一致する候補があることを示す。入力制御
モジュール12は、エンジン調査モジュール14から候
補を要求する。 7. エンジン調査モジュール14は、中国語入力辞書
20を参照して、対応する候補を入手し、それらを入力
制御モジュール12に渡す。 8. 入力制御モジュール12は、入力文字列と、それ
に関連する候補とを端末のディスプレイに表示する。こ
の場合には入力文字列"a" と、その候補とが表示され
る。 9. ユーザは、次のキーを押す。この場合にはキー"
4" が押される。 10. そのキーストローク事象、即ちキー"4" が押さ
れたこと、は容認される。その後、キーパッドはその事
象を入力制御モジュール12に送る。ステップ3〜5が
繰り返される。入力文字列は今は"ag"となる。 11. 入力制御モジュール12は、一致する候補の数
を調べる。この場合には、それはゼロである。候補リス
トが空であれば、入力制御モジュール12は新たな入力
文字を全く表示しない。従って、記号"g" は表示されな
い。入力制御モジュール12は押されたキーに関連する
次の記号を調べる。 12. ステップ3〜5が繰り返される。入力文字列は
今度は"ah"に変化する。これにも候補は無い。 13. 入力制御モジュール12は一致する候補の数を
調べる。この場合には、それはゼロである。入力制御モ
ジュールは、押されたキーに関連する次の記号を調べ
る。 14. ステップ3〜5が繰り返される。入力文字列
は"ai"に変化する。 15. "ai"は妥当文字列なので、ステップ6〜8が繰
り返される。
【0045】これらのステップは、図7において前方予
測の中国語入力のメッセージ・シーケンス・チャートで
示されている。もちろん、そのシーケンスの終わりにお
いては、候補ウィンドウ26内の文字の一つが妥当な入
力として容認されディスプレイにエンターされる。
【0046】ユーザ制御モジュール12は、キーパッド
と種々のキーに関連する記号とに関する知識を有し、エ
ンジン調査モジュールは入力文字列を辞書20で調べる
役割を果たす。入力制御モジュール12は、エンジンが
ゼロでない候補数に戻るまで、すなわちそれが少なくと
も1つの一致するものを発見するまで、前の入力と共
に、押されたキーの記号をエンジン調査モジュール14
に順に供給する。もちろん、押されたキーに関連するど
の記号も妥当でなければ、エンジン調査モジュールはゼ
ロの候補数を供給し続ける。キーパッド入力ユニット1
6のキーに適切に限定されたアルファベットが関連して
いて且つ選択できるように、入力制御モジュール12は
キーパッド入力ユニット16とディスプレイ18とを制
御する。
【0047】図6のフローチャートについての説明で述
べたように、その文字の完全なピニン文字列がエンター
される前でも漢字を入力することができる。例えば、ピ
ニン文字列"gao" を伴う漢字を入力すべきであるなら
ば、ユーザは、妥当なピニン文字列が入力されたならば
直ちに(それがたとえたったの一文字であるとしても)
候補ウィンドウ26の中の候補をスクロールすることが
できる。従って、ユーザは、"g" または"ga"だけを入力
した後に、文字"gao" を発見することができる。もちろ
ん、その様な“部分的入力”は、より長い候補リストを
もたらすと共にIRCCを増大させる。この特徴は、ユ
ーザが完全なピニン文字列を思い出せないか或いはその
文字列全体を入力できないときに有益である。
【0048】下記の表2は、本発明による方法を使用す
るときにピニン文字列"zhong" を入力するのに必要なキ
ーストロークを示している。
【表2】
【0049】予測方法が無いときには、図2に示されて
いるもの等のキーパッドを用いて、ピニン文字列"zhon
g" をエンターするキーストロークは"9999-44-666- タ
イムアウト-66-4"となる。しかし、本発明による予測方
法を用いると、必要なキーストロークは"9999-4-6-タイ
ムアウト-6-4" である。
【0050】下記の表3は、記号選択に予測や統計的強
化(statistical enhancement)を用いない基本的入力方
法と対比した本発明による方法の性能を示す統計を提示
する。実際には、この統計は各方法の入力効率を示して
いる。この統計は、合計で7513個のありふれた漢字
のために用いられる405個のピニン文字列に基づいて
いる。この表3は、全ての文字についての完全なピニン
文字列の平均長と、基本的入力方法と本発明の方法とを
用いて在来のキーパッドによりそれらのピニン文字列を
入力するのに必要なキーストロークの数とを比較してい
る。最善の方法は記号の各入力のために1回のキースト
ロークだけを必要とすると仮定して、キーパッド入力の
オーバーヘッドも計算されている。
【表3】
【0051】上で言及されている重み付けは、次のよう
に計算される。すなわち、Lp はピニン文字列の中の記
号の個数で与えられる該ピニン文字列長である。Pは妥
当ピニン文字列の総数、すなわち語彙スペース(vocabu
lay space)のサイズ、である。各ピニン文字列につい
て、Np は、同じピニン文字列を有する漢字の数であ
る。従って、平均ピニン長は、(Lp の合計)/(妥当
ピニン文字列の総数)=ΣLp /Pである。重み付け平
均は、(Np * p の総和)/(文字の総数)=Σ(N
p * p )/ΣNp として計算される。この重み付け平
均は、文字列長を計算するときに、より多い文字と一致
するより大きな重みが該ピニン文字列に適用されるよう
に規定する。前述したキーストロークの対応する数も、
同様に重み付けされる。
【0052】本発明は、完全なピニン文字列を入力する
ための平均キーストロークを、2キーストローク以上減
少させるものであることが容易に分かる。これは、在来
の入力キーストローク数の約30%である。さらに、ス
トロークのオーバーヘッドは約60%減少する。これら
の改善はIRCCを増大させることなく達成されるとい
うことに注意するべきである。
【0053】本発明は、漢字を入力するために使われる
文字入力方法(特にピニン法)の多くについては、入力
符号化スペース(input coding space)が常に、限られ
た数の符号を有する閉じたセット(closed set)である
という事実に基づいている。換言すると、入力方法は通
常、基本的入力エレメントまたは記号により構築された
該入力方法自身の語彙を有している。それらの語彙は常
に該語彙自身のパターンまたは特徴を有する。
【0054】本発明は、1つのキーに記号のアルファベ
ットが関連している小型キーパッドを備えるモバイル・
ハンドセットやその他の装置への、ピニンの入力を著し
く簡単にする。慎重に設計されたキー・マッピングで
は、本発明は12個より多い入力符号を有する他の、例
えばボポモフォやウビジキシン(Wubizixin )等の中国
語入力方法を改善することもできる。
【0055】本発明の好ましい実施例を図示し、説明し
てきたが、その実施例は単なる例として説明されたに過
ぎないことが理解されよう。本発明の範囲から逸脱せず
に、当業者は多数の変形、変更および置換を想到するで
あろう。例えば、本発明は、効率の高い入力を提供する
ために限られたアルファベットで説明されているけれど
も、他の実施例では、入力方法をさらに改善するために
付加的な漢字レベル知能入力方法を設けることもでき
る。特定の記号が次の選択肢として妥当であるかどうか
調べるためにいろいろな方法を使用することができる。
上述の実施例で説明したように中国語入力辞書を調べる
ことにより、それを実行することができる。あるいは、
言語に関する知識に基づく規則によってそれを実行する
こともできる。本発明を中国語の入力と関連させて説明
したけれども、本発明はこの言語の文字だけに限定され
るものではない。上述の説明では辞書という用語を使っ
たけれども、数個のいろいろな言語またはいろいろな種
類の文字入力のために数個の辞書を設けても良いことが
理解されるべきである。実際、例えばラテン語のアルフ
ァベットからの文字を使用することにより形成されてい
る如何なる言語の語を入力するためにも本発明を適用す
ることができる。その様な実施態様は、適切な語につい
てのデータベースと、次の文字が構築中の語のために妥
当であるか否か調べる手段とを必要とするであろう。ど
の記号をキーパッドから選択できるかということに関す
る決定は、エンジン調査モジュールか入力制御モジュー
ルかのどちらかにより行われるものとして述べられてい
るけれども、それらのモジュールを単一の機能ユニット
に統合することもできる。従って、特許請求の範囲で
は、本発明の範囲に属する全てのおよびその他の変形を
包含するものとされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力と、ディスプレイが提示する応答とを示す
図である。
【図2】電話キーパッドの配列図である。
【図3】移動端末を示す図である。
【図4】図3の端末のシステム構成を示す図である。
【図5】端末のディスプレイを示す図である。
【図6】前方予測の中国語入力のフローチャートであ
る。
【図7】前方予測の中国語入力のメッセージ・シーケン
ス図である。
【符号の説明】
1…移動電話 2…コントローラ 3…RAM 4…ROM 5…トランシーバ・ブロック 6…オーディオ部 7…受話器 8…マイクロホン 9…加入者識別モジュール(SIM)カード 10…ディスプレイ 11…キーパッド 12…入力制御モジュール 14…エンジン調査モジュール 16…キーパッド入力ユニット 18…ディスプレイ 20…中国語入力辞書 22…オペレーティングシステムおよびアプリケーショ
ン 23…入力状況インジケータ 24…編集ウィンドウ 25…入力ウィンドウ 26…候補ウィンドウ 27…テキスト表示用ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/22 507 (72)発明者 コウ,ヨン フィンランド国,エフイーエン−90570 オウル,イリオピストンカトゥ 46 アー 523 (72)発明者 カオ,ニンフイ 中華人民共和国,ベイジン 100103,チャ オヤン ディストリクト,ナンバー 1 シィアンチィアン ノース ロード,リビ エラ 77

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を端末に入力する方法であって、そ
    の端末はディスプレイと、少なくとも第1記号エントリ
    キーおよび第2記号エントリキーとを有し、該第1記号
    エントリキー異なる記号の第1のセットを表し、該第2
    記号エントリキーは異なる記号の第2のセットを表し、
    ここに、第1の記号のセットから特定の記号の前の選択
    を行うための該第1記号エントリキーの使用が、次の選
    択において選択可能な該第2記号エントリキーによって
    表される記号を決定するために使われることを特徴とす
    る文字を端末に入力する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、数個の
    前記キーには、それらのキーの1つまたは複数のキー選
    択によりアクセスしてディスプレイに表示することので
    きる種々の記号のアルファベットが関連している方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法であっ
    て、キー選択入力に応答して、前記キーにより表される
    少なくとも1つの記号を含む記号の列を、それが許容さ
    れるかどうか決定するために辞書で照合して調べるよう
    にした方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、前記キ
    ー選択入力が行われ、そのキーにより表される記号のう
    ちの1つを用いて第1記号列が構築され、その記号列が
    許容されるか否か調べ、もし否であれば、そのキーによ
    り表される記号の全てで記号列が構築されるまで、また
    は許容される記号列が見付かるまで、さらなる記号列が
    構築されるようにした方法。
  5. 【請求項5】 端末に文字を入力するためのユーザイン
    タフェースであって、該端末は少なくとも第1記号エン
    トリキーおよび第2記号エントリキーを有し、該第1記
    号エントリキーは異なる記号の第1のセットを表し、該
    第2記号エントリキーは異なる記号の第2のセットを表
    し、ここに、第1の記号のセットから特定の記号の前の
    選択を行うための該第1記号エントリキーの使用が、次
    の選択において選択可能な該第2記号エントリキーによ
    って表される記号を決定するために使われることを特徴
    とするユーザインタフェース。
  6. 【請求項6】 文字入力を受け取る端末であって、該端
    末は、プロセッサと、ディスプレイと少なくとも第1記
    号エントリキーと第2記号エントリキーとを有するユー
    ザインタフェースと、を含んでなり、第1記号エントリ
    キーは異なる記号の第1のセットを表し、第2記号エン
    トリキーは異なる記号の第2のセットを表し、ここに、
    第1の記号のセットから特定の記号の前の選択を行うた
    めの該第1記号エントリキーの使用が、次の選択におい
    て選択可能な該第2記号エントリキーによって表される
    記号を決定するために使われることを特徴とする端末。
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