JP2001125674A - 小型携帯端末 - Google Patents

小型携帯端末

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JP2001125674A
JP2001125674A JP30571699A JP30571699A JP2001125674A JP 2001125674 A JP2001125674 A JP 2001125674A JP 30571699 A JP30571699 A JP 30571699A JP 30571699 A JP30571699 A JP 30571699A JP 2001125674 A JP2001125674 A JP 2001125674A
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opening
closing lid
flat plate
portable terminal
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JP30571699A
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Hiroshi Abe
浩士 阿部
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型携帯端末において、操作部を覆う開閉蓋
を平板部とヒンジ部とで構成する場合に、少ない部品点
数の簡易な構成とし、且つ操作時に邪魔となることがな
いようにする。 【解決手段】 機器本体2の表面に形成された操作表示
部7を覆う開閉蓋17を平板部18と門型ヒンジ19と
を回動自在に連結して構成し、門型ヒンジ19の一対の
取付支柱19a及び19bを機器本体2側面に形成した
開閉蓋収納凹部16内に回動自在に取付け、取付支柱1
9a及び19b間に収納機器を覆うカバー23を近接対
向させて配置することにより、開閉蓋を平板部18で操
作表示部7を覆う状態と、平板部18を機器本体2の裏
面側に接触させる状態との間で開閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や位置情
報を取得可能な携帯型の端末処理装置等の小型携帯端末
であって、操作面を覆う開閉蓋を備えた小型携帯端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型携帯端末としては、例えば特
開平9−275435号公報や特開平10−27502
7号公報に記載されているように、機器本体の上面に形
成された液晶等で構成される表示部を保護する蓋を平板
状のヒンジ部を介して機器本体に装着することにより、
機器本体の表示部を使用する場合に、蓋を表示部とは反
対側に移動させることにより、蓋が操作の邪魔とならな
いように構成したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようすとる課題】しかしながら、上記従
来の小型携帯端末にあっては、蓋をヒンジ部を介して機
器本体に装着するようにしているので、平板状のヒンジ
部と蓋及び機器本体との接続を容易に行うために、特開
平9−275435号に記載されているように、機器本
体及び蓋にテーパー状の軸受け面を有する軸受手段を設
けると共に、平板状のヒンジ部に軸受け手段と嵌合して
回転可能となり、軸受け手段と略同じテーパーを持ち且
つ軸受け手段の方向に付勢された軸手段を設けた構成と
し、軸手段を押し込んだ状態で平板状のヒンジ部を蓋及
び機器本体に装着する必要があり、ヒンジ部の構成が複
雑となり、組み立て工数が多くなると共に、且つヒンジ
部の厚みを薄くすることができないという未解決の課題
がある。
【0004】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、簡易な構成で、機
器本体に開閉蓋をヒンジ部を介して容易に取付けること
ができると共に、ヒンジ部と機器本体との連結関係を強
固に維持することができる小型携帯端末を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る小型携帯端末は、少なくとも情報処
理機能を有し、操作部を形成した操作面を有する機器本
体と、その操作面を覆う開閉蓋とを有する小型携帯端末
において、前記機器本体は操作面に連接する側面に開閉
蓋取付凹部が形成され、前記開閉蓋は、操作面と対向す
る平板部と、該平板部に回動自在に取付けられて前記側
面に対向する少なくとも一対の取付支柱を有するヒンジ
部とで構成され、前記ヒンジ部の取付支柱が前記開閉蓋
取付凹部を形成する側壁に回動自在に装着され、該取付
支柱部間に前記開閉蓋取付凹部内に形成された機器収納
部を覆うカバーが配設されていることを特徴としてい
る。
【0006】この請求項1に係る発明においては、開閉
蓋が平板部と少なくとも一対の取付支柱を有するヒンジ
部とで構成され、簡易な構成のヒンジ部を機器本体に形
成された開閉蓋取付凹部内に回動自在に装着し、これら
ヒンジ部の取付支柱間に機器収納部を覆うカバーが配設
されていることにより、このカバーによってヒンジ部の
取付支柱が内方に移動することを規制して、ヒンジ部の
機器本体からの離脱を防止する。
【0007】また、請求項2に係る小型携帯端末は、請
求項1に係る発明において、前記ヒンジ部は一対の取付
支柱とこれら取付支柱の平板部側を連接する連接杆とで
門型に形成されていることを特徴としている。
【0008】この請求項2に係る発明においては、ヒン
ジ部を門型に構成することにより、部品点数を少なくす
ることができると共に、平板部との取付工数を減少させ
ることができる。
【0009】さらに、請求項3に係る小型携帯端末は、
請求項1又は2に係る発明においては、前記ヒンジ部は
取付支柱が開閉蓋取付凹部を形成する側壁の中央部に回
動自在に取付けられ、前記平板部が操作面を覆うと共
に、操作面とは反対側の裏面と平行に対向可能に構成さ
れていることを特徴としている。
【0010】この請求項3に係る発明においては、操作
面での操作時に平板部を機器本体の裏面側に退避させる
ことができ、開閉蓋が操作の邪魔となることを回避する
ことができる。
【0011】さらにまた、請求項4に係る小型携帯端末
は、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記開閉
蓋の平板部に、外方に膨出する把手部が形成され、該把
手部の内方側にロック機構が形成されていることを特徴
としている。
【0012】この請求項4に係る発明においては、把手
部にロック機構が内装されるので、ロック機構が露出す
る状態でも、ロック機構が破損することを防止すること
ができる。
【0013】なおさらに、請求項5に係る小型携帯端末
は、請求項4に係る発明において、前記ロック機構は、
機器本体の操作面に形成された中央部に係合部を形成し
た突条を挟む一対のガイドリブと、前記係合部に係合す
るように形成された係合片とで構成されていることを特
徴としている。
【0014】この請求項5に係る発明においては、ロッ
ク機構が機器本体に形成した突条を挟む一対のガイドリ
ブを有するので、開閉蓋をロック状態としたときに、ガ
イドリブで突条を挟持しているので、平板部ががたつく
ことを確実に防止することができる。
【0015】また、請求項6に係る小型携帯端末は、請
求項4又は5の発明において、前記開閉蓋の平板部に形
成された把手部は、その高さが平板部を操作面とは反対
側の裏面に対向させたときに当該裏面に接触して平板部
を裏面と平行に保持するように設定されていることを特
徴としている。
【0016】この請求項6に係る発明においては、開閉
蓋の平板部を機器本体の裏面側に対向させたときに、把
持部が機器本体の裏面と接触して、平板部が機器本体の
裏面と平行になるので、この状態で把持して操作面を操
作する場合に違和感を生じることを防止する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1は、本発明を位置情報を取得可能な小
型携帯端末に適用した場合の一実施形態を示す斜視図、
図2は図1のA−A線拡大断面図である。
【0019】図中、1は衛星通信を利用して位置情報を
取得する小型携帯端末であって、偏平な直方体状の機器
本体2の上面側に内部に配設された支持フレーム3にバ
ックライト4、液晶表示器5及びタッチパネル6をその
順に積層して形成された操作面としての表示操作部7が
配設され、この表示操作部7の前側に電源ボタン8及び
後述するデジタルカメラ9の絞り切換えボタン9aが配
設され、これらの前側に前下方に約20度傾斜する傾斜
部10が形成され、この傾斜部10の内側に図示しない
が衛星通信を行うGPSアンテナが配設されている。
【0020】また、機器本体2の左側面には、電源ボタ
ン8に対応する位置にデジタルカメラ9のファインダ9
bが配設され、その後方側に軸方向とその周りの4方向
に操作可能な操作ボタン12が配設され、さらにその後
方側にデジタルカメラのシャッターボタン13が配設さ
れている。
【0021】さらに、機器本体2の右側面には、図2に
示すように、絞り切換えボタン9aに対応する位置にデ
ジタルカメラ9のレンズ9cが配設されていると共に、
測光センサ窓9dが形成され、後ろ側にタッチペン15
が収納され、さらに表示操作部7に対応する位置に他の
側面に対して一段凹んだ開閉蓋収納凹部16が形成さ
れ、この開閉蓋収納凹部16に表示操作部7を覆う開閉
蓋17が取付けられている。
【0022】この開閉蓋17は、図3で特に明らかなよ
うに、表示操作部5を覆う半透明の合成樹脂材で一体成
型された平板部18と、この平板部18の右側面に回動
自在に取付けられた合成樹脂材で一体成型された門型ヒ
ンジ部19とで構成されている。ここで、門型ヒンジ部
19は、所定間隔を保って上下方向に延長する一対の取
付支柱19a及び19bと、これら取付支柱19a及び
19bの上端部を連接する連接杆19cとで下方を解放
した門型に形成されている。そして、取付支柱19a及
び19bの下端に回動軸となる係合突起19d及び19
eが外方に突出形成され、上端には回動軸となる係合孔
19f及び19gが穿設されている。そして、連接杆1
9cの取付支柱19a及び19bの延長方向側の面に図
2に示すように後述するように平板部18を機器本体2
の裏面側に移動させたときに後述するカバー23が90
度を越えて開くことが可能なように傾斜面19hが形成
され、さらに図2において左側の側面に成型金型のイジ
ェクターピン(成型品を金型から押し出すピン)に対応
する凹部19iが所定間隔で形成されている。
【0023】一方、平板部18には、右側縁に門型ヒン
ジ部19の係合孔19f及び19gに対向する支持円筒
部18a及び18bが形成され、支持円筒部18aには
係合孔19gに係合する回動軸18cが突出形成され、
支持円筒部18bには外側から係合ピン18dが先端が
門型ヒンジ部19の係合孔19fに緩挿されるように圧
入される。したがって、平板部18と門型ヒンジ部19
とは、門型ヒンジ部19をその係合孔19g内に平板部
18の支持円筒部18bに形成された回転軸18cを挿
通させて他方の係合孔19fと支持円筒部18aとの軸
芯を合わせこの状態で、支持円筒部18aの外側から係
合ピン18dを圧入することにより、相互に回動自在に
連結される。
【0024】そして、この組付状態で又は平板部18と
門型ヒンジ部19を組付ける前に、門型ヒンジ部19の
一方の取付支柱例えば19aの係合突起19dを図2に
示すように機器本体2の右側面に形成した開閉蓋収納凹
部16を形成する後方側壁面の上下方向中央部に形成し
た係合孔16aに挿通し、この状態で他方の取付支柱1
9bを内方側に撓ませながら係合突起19eを開閉蓋収
納凹部16を形成する前方側壁面に接触させながら左方
に押し込み、係合突起19eを前方側壁面に係合孔16
aと対向させて形成した係合孔(図示せず)に挿通する
ことにより、門型ヒンジ部19を機器本体2の側面に沿
う180度の範囲内で回動自在に取付ける。
【0025】そして、この門型ヒンジ部19の機器本体
2への取付状態で、門型ヒンジ部19を開閉蓋収納凹部
16の底部に連接杆19cを上側及び下側として夫々接
触させたときに、その取付支柱19a及び19b及び連
接杆19cで囲まれる方形領域に、フラッシュメモリカ
ード21を挿通するカード挿通孔22が形成され、この
カード挿通孔22の外方端が開閉蓋収納凹部16の底部
に形成された挿通孔16bにこれより僅かに突出する突
起を先端に有する係止片23aを嵌挿して開閉自在で且
つ脱着自在に取付けられた方形の保護カバー23で覆わ
れ、この保護カバー23の前後端部が取付支柱19a及
び19bの内側に近接対向され、さらに係止片23aと
は反対側の上端に爪を係止する係止凹部23bが形成さ
れている。
【0026】ここで、フラッシュメモリカード21は、
図2に示すように、平板状に形成され、その周囲を覆う
偏平筒状のシールド材で形成されたイジェクタ24で案
内されてスロット25に装着される。イジェクタ24に
は、その前方の挿通口に開閉自在にシールド開閉板24
aが配設されていると共に、スロット25側の前後端部
側にフラッシュメモリカード21の後端面に当接してフ
ラッシュメモリカード21をスロット25から抜き出す
係合爪24bが夫々形成されている。
【0027】さらに、開閉蓋17における平板部18の
左端前面側に上方に弯曲膨出し且つ左方に弯曲膨出する
把手26が形成され、この把手26の裏側にロック機構
27が形成されている。このロック機構27は、図2及
び図4で明らかなように、機器本体2の操作面に形成さ
れた比較的肉薄の蒲鉾状の突条28をその左右両面から
挟持する一対のガイドリブ29a及び29bが中央部を
除いて形成されていると共に、ガイドリブ29aの中央
部に突条28の左側面に形成された機器本体2の内部に
連通する係合凹部28aに係合する係合突起30aを有
する係合片30が形成された構成を有する。そして、ガ
イドリブ29a及び29bの高さが平板部18の裏面と
面一となるように選定されている。
【0028】また、把手26の高さは、後述するよう
に、開閉蓋17の平板部18を機器本体2の裏面側に回
動させて、把手26が機器本体2の裏面に接触したとき
に、ヒンジ部の最下面を通り、且つ、機器本体2の裏面
と平行な平面と、平板部18の最下面を通り、且つ機器
本体2の裏面と平行な平面とが同一平面となり、その平
面が機器本体2の裏面と平行になるように選定されてい
る。また、機器本体2の突条28の下面側には係合凹部
28aを通じて液体が内部に侵入することを阻止する防
水シート31が貼着されている。
【0029】さらに、機器本体2の後端面には拡張スロ
ット32及び通信コネクタ33が形成され、これらが開
閉自在の保護カバー34によって覆われており、機器本
体の前端側の傾斜部10には衛星通信アンテナの下側に
例えば単3電池35が2本着脱自在に内装されている。
【0030】以上が本発明の一実施形態の構成である
が、次に上記実施形態の動作を説明する。
【0031】先ず、機器本体2に開閉蓋17を装着する
には、先ず、開閉蓋17の平板部18とヒンジ部19と
を前述したように回動自在に連結して開閉蓋17を構成
しておく。そして、機器本体2の開閉蓋収納凹部16に
開閉蓋17の門型ヒンジ部19及び保護カバー23が装
着されていない状態で、先ず、開閉蓋17の門型ヒンジ
部19を前述したように取付支柱19a又は19bの何
れか一方例えば取付支柱19aの係合突起19dを開閉
蓋収納凹部16を形成する側壁の係合孔16aに係合さ
せ、この状態で他方の取付支柱19bを内側に撓ませて
係合突起19eを開閉蓋収納凹部16を形成する側壁に
接触させながら押し込んで係合突起19eを係合孔(図
示せず)に係合させる。これにより、門型ヒンジ部19
が開閉蓋収納凹部16に180度の範囲で回動可能に装
着される。
【0032】次いで、保護カバー23に形成された先端
部に外方に突出する僅かな突起を有する係合片23a
を、図2に示すように、カード挿通孔22の下側に形成
した係合片23aの突起部の幅より僅かに狭い挿通孔1
6bに嵌挿して突起部を機器本体2の内側に突出させる
ことにより、保護カバー23を機器本体2に対して脱着
自在で且つ係止片23aを中心として開閉自在に装着す
る。
【0033】そして、保護カバー23を図2で見て反時
計方向に回動させて、カード挿通孔22を覆う状態にロ
ックすると、この状態では、保護カバー23の前後端部
が開閉蓋17における門型ヒンジ部19の取付支柱19
a及び19bと近接対向することにより、取付支柱19
a及び19bが内方に移動することが規制される。この
ため、撓み易い門型ヒンジ部19を使用しても、その取
付支柱19a及び19bの係合突起19d及び19eが
開閉蓋収納凹部16に形成された係合孔16aから離脱
することを確実に阻止することができる。しかも、取付
支柱19a及び19bの内方への移動規制をカード挿通
孔22を閉塞する保護カバー23を利用して行うので、
別途位置規制部材を設ける必要がない。
【0034】なお、開閉蓋17の機器本体2への装着
は、機器本体2に門型ヒンジ部19を回動自在に装着
し、その後に門型ヒンジ部19に平板部18を回動自在
に連結するようにしてもよい。
【0035】このようにして、機器本体2に対する開閉
蓋17の装着が完了すると、門型ヒンジ部19における
取付支柱19a及び19bに形成された係合突起19d
及び19eを回動中心として門型ヒンジ部19が開閉蓋
収納凹部16に対して180度の範囲で回動可能とな
り、この門型ヒンジ部19に対して平板部18が約24
0度の範囲で回動可能となる。
【0036】このため、図2に示すように、門型ヒンジ
部19をその連接杆19cが上側となるように開閉蓋収
納凹部16の底部に接触させ、この状態で、平板部18
を反時計方向に回動させ、そのロック機構27のガイド
リブ29a及び29bで機器本体2の操作面に設けた突
条28を挟持し、且つ係止片30の突起30aを突条2
8の係合凹部28aに係合させることにより、平板部1
8によって機器本体2の状面に形成された操作表示部7
を覆う携帯状態とすることができる。
【0037】このとき、ロック機構27のガイドリブ2
9a及び29bで機器本体2の操作面に形成された突条
28を挟持しているので、平板部16が左右方向に移動
することを確実に阻止することができ、異音の発生を防
止することができる。
【0038】そして、この操作表示部7を開閉蓋17で
覆った状態で、フラッシュメモリカード21を交換する
場合には、図2に示すように、保護カバー23を開き、
シールド開閉板24aをつまみながらイジェクタ24を
右側に引き出すことにより、係合爪24bがフラッシュ
メモリカード21の後端に係合して、フラッシュメモリ
カード21をスロット25から離脱させて引き出し、こ
の状態で開閉蓋24aを開けることにより、フラッシュ
メモリカード21を外部に容易に取り出すことができ
る。その後、新たなフラッシュメモリカード21をイジ
ェクタ24内に装着してから開閉蓋24aを閉じ、この
状態でイジェクタ24を押し込むことにより、フラッシ
ュメモリカード21がスロット25に装着される。その
後、保護カバー23を反時計方向に回動させてロックす
ることにより、カード挿通孔22を閉塞する。
【0039】この携帯状態から、機器本体2の操作表示
部7を使用するには、例えば左手で機器本体2を例えば
門型ヒンジ部19と共に把持して、把手26に例えば右
手親指の腹を当てることにより、平板部18を上方に引
き上げて、ロック機構27における係止片30の係合突
起と係合突条28の係合凹部28aとの係合状態を離脱
させる。これによって、図1に示すように、平板部18
を反時計方向に回動させて、図1に示すように、操作表
示部7を開放した状態となる。
【0040】この開放状態から、例えば機器本体2の傾
斜部10を左手で把持することにより、開閉蓋17の門
型ヒンジ部19の把持を解放すると、門型ヒンジ部19
が回動自在となることにより、図4に示すように、門型
ヒンジ部19が反時計方向に回動し、そのまま180度
回動させてから、平板部18を機器本体2の裏面側に回
動させることにより、図5に示すように、平板部18を
機器本体2の裏面側に退避させることができる。
【0041】このとき、把手26が機器本体2の裏面に
接触し、他の平板部18の正面側が機器本体2の裏面に
おける後方側の左右位置に形成された支持突起36に当
接することにより、ヒンジ部の最下面を通り、且つ、機
器本体2の裏面と平行な平面と、平板部18の最下面を
通り、且つ機器本体2の裏面と平行な平面とが同一平面
となり、その平面が機器本体2の裏面と平行状態にな
り、この状態で、例えば左手の掌を平板部18に接触さ
せ、人指し指、中指、薬指、小指の腹で門型ヒンジ部1
9の連接杆19cを抑え、親指で操作ボタン12に当て
ることにより、開閉蓋17が邪魔となることないと共
に、掌と操作表示部7とが平行となり、違和感なく操作
表示部7の操作が可能となる。しかも、この把持状態で
は、人指し指や中指等の腹が門型ヒンジ部19の連接杆
19cに形成されている係合凹部19iに接触すること
になるので、滑り止め効果を発揮することができる。ま
た、この使用状態では、平板部19に形成されたロック
機構27が機器本体2の裏面側に露出することになる
が、ロック機構27が把手26内に配設され、これを構
成するガイドリブ29a,29b及び係止片30が平板
部18の裏面と面一に形成されているので、これらを破
損することを確実に防止することができる。
【0042】この使用状態で、電源ボタン8をオン状態
として液晶表示器5で表示される表示に対応させてタッ
チパネル6をペン15で押圧することにより、衛星通信
アンテナを利用して位置情報を取得して、現在地のマッ
プ表示や、携帯電話を接続しての電子メールや、その他
の情報処理を行うことができる。
【0043】この使用状態で、フラッシュメモリカード
21を交換する場合には、図5に示すように、保護カバ
ー23の係合凹部23bが露出しているので、この係合
凹部23bに爪を掛けて開くことにより、前述した携帯
状態と同様にイジェクタ24を操作して交換することが
できる。
【0044】また、小型携帯端末1の使用中に開閉蓋1
7を破損して交換する場合には、図2に示すように、保
護カバー23を開状態とすることにより、門型ヒンジ部
19の取付支柱19a及び19bの内方側が解放状態と
なるので、この状態で、取付支柱19a及び19bの何
れか一方を内側に撓ませて、係合突起19d又は19e
を係合孔16aから離脱させてから側壁に沿って右側に
移動させることにより、門型ヒンジ部19を機器本体2
から取り外すことができ、この状態で新たな開閉蓋17
を前述したと同様に取り付ける。
【0045】さらに、デジタルカメラ9を操作する場合
には、開閉蓋17を携帯状態とするか使用状態として、
ファインダー9bを覗きながらシャッターボタン13を
操作すればよい。
【0046】なお、上記実施形態においては、開閉蓋1
7を平板部18と門型ヒンジ部19とで構成する場合に
ついて説明したがこれに限定されるものではなく、図6
に示すように、門型ヒンジ部19の連接杆19cを省略
した取付支柱19a及び19bのみで構成される上端に
係合孔19jを、下端に係合突起19kを有する一対の
ヒンジ部41a及び41bを設け、これらの上端を夫々
平板部18にヒンジ部41a及び41bの幅に相当する
間隔を開けて形成した円筒支持部18f及び18g間に
同芯状に配置してしてから、円筒支持部18f側又は1
8g側から回動ピン42a及び42bを圧入することに
より、平板部18にヒンジ部41a及び41bを回動自
在に取付け、これらヒンジ部41a及び41bの係合突
起19kを開閉蓋収納凹部16の係合孔16aに係合さ
せることにより、上記実施形態と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0047】また、上記実施形態においては、門型ヒン
ジ部19によって囲まれる方形領域にフラッシュメモリ
カード21を挿通する挿通孔22を形成した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、他のメ
モリカード、インタフェースカード等の任意のカードを
挿通したり、付属品を収納する収納スペースとしても使
用することができる。
【0048】さらに、上記実施形態においては、開閉蓋
17の門型ヒンジ部19を機器本体2の右側面に装着す
る場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、左側面や前後側面に装着するようにしてもよい。
【0049】さらにまた、上記実施形態においては、本
発明を位置情報を取得可能な小型携帯端末に適用した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、携帯電話や携帯型の情報処理装置等の他の小型携帯
端末に適用することができることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、開閉蓋が平板部と少なくとも一対の取付支
柱を有するヒンジ部とで構成され、簡易な構成のヒンジ
部を機器本体に形成された開閉蓋取付凹部内に回動自在
に装着し、これらヒンジ部の取付支柱間に機器収納部を
覆うカバーが配設されていることにより、このカバーに
よってヒンジ部の取付支柱が内方に移動することを規制
して、ヒンジ部の機器本体からの離脱を確実に防止する
ので、簡易な構成のヒンジ部で開閉蓋を確実に機器本体
に保持することができると共に、機器収納部を覆うカバ
ーによってヒンジ部の機器本体からの離脱を防止するこ
とができ、別途ヒンジ部の離脱を規制する規制部材を設
ける必要がないので、全体の構成を簡易化することがで
きるという効果が得られる。
【0051】また、請求項2に係る発明によれば、ヒン
ジ部を門型に構成することにより、部品点数を少なくす
ることができると共に、平板部との取付工数を減少させ
ることができるという効果が得られる。
【0052】さらに、請求項3に係る発明によれば、操
作面での操作時に平板部を機器本体の裏面側に退避させ
ることができ、開閉蓋が操作の邪魔となることを回避す
ることができるという効果が得られる。
【0053】さらにまた、請求項4に係る発明によれ
ば、外方に膨出形成された把手部にロック機構が内装さ
れるので、把持部の機能的なデザインが可能となると共
に、ロック機構が露出する状態でも、ロック機構が破損
することを確実に防止することができるという効果が得
られる。
【0054】なおさらに、請求項5に係る発明によれ
ば、ロック機構が機器本体に形成した突条を挟む一対の
ガイドリブを有するので、開閉蓋をロック状態としたと
きに、ガイドリブで突条を挟持しているので、平板部が
がたつくことを確実に防止することができるという効果
が得られる。
【0055】また、請求項6に係る発明によれば、開閉
蓋の平板部を機器本体の裏面側に対向させたときに、把
持部が機器本体の裏面と接触して、平板部が機器本体の
裏面と平行になるので、この状態で把持して操作面を操
作する場合に違和感を生じることを確実に防止すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す開閉蓋を開いた状態
の斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】開閉蓋の分解斜視図である。
【図4】開閉蓋を開き門型ヒンジを回動させた状態の斜
視図である。
【図5】平板部を機器本体の裏面側とした使用状態を示
す斜視図である。
【図6】本発明の変形例を示す開閉蓋の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 小型形態端末 2 機器本体 7 操作表示部 16 開閉蓋収納凹部 17 開閉蓋 18 平板部 19 門型ヒンジ部 19a,19b 取付支柱 21 フラッシュメモリカード 22 カード挿入口 23 保護カバー 26 把手 27 ロック機構 27a,27b ガイドリブ 27c 係止片 28 係合突条 28a 係合凹部 41a,41b ヒンジ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報処理機能を有し、操作部
    を形成した操作面を有する機器本体と、その操作面を覆
    う開閉蓋とを有する小型携帯端末において、前記機器本
    体は操作面に連接する側面に開閉蓋取付凹部が形成さ
    れ、前記開閉蓋は、操作面と対向する平板部と、該平板
    部に回動自在に取付けられて前記側面に対向する少なく
    とも一対の取付支柱を有するヒンジ部とで構成され、前
    記ヒンジ部の取付支柱が前記開閉蓋取付凹部を形成する
    側壁に回動自在に装着され、該取付支柱部間に前記開閉
    蓋取付凹部内に形成された機器収納部を覆うカバーが配
    設されていることを特徴とする小型携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ部は一対の取付支柱とこれら
    取付支柱の平板部側を連接する連接杆とで門型に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の小型携帯端
    末。
  3. 【請求項3】 前記ヒンジ部は取付支柱が開閉蓋取付凹
    部を形成する側壁の中央部に回動自在に取付けられ、前
    記平板部が操作面を覆うと共に、操作面とは反対側の裏
    面と平行に対向可能に構成されていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の小型携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記開閉蓋の平板部に、外方に膨出する
    把手部が形成され、該把手部の内方側にロック機構が形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載の小型携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記ロック機構は、機器本体の操作面に
    形成された中央部に係合部を形成した突条を挟む一対の
    ガイドリブと、前記係合部に係合するように形成された
    係合片とで構成されていることを特徴とする請求項4記
    載の小型携帯端末。
  6. 【請求項6】 前記開閉蓋の平板部に形成された把手部
    は、その高さが平板部を操作面とは反対側の裏面に対向
    させたときに当該裏面に接触して平板部を裏面と平行に
    保持するように設定されていることを特徴とする請求項
    4又は5に記載の小型携帯端末。
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