JP2001125557A - 色相及び彩度調整装置及び画像表示装置、色相及び彩度調整方法 - Google Patents

色相及び彩度調整装置及び画像表示装置、色相及び彩度調整方法

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JP2001125557A JP30609299A JP30609299A JP2001125557A JP 2001125557 A JP2001125557 A JP 2001125557A JP 30609299 A JP30609299 A JP 30609299A JP 30609299 A JP30609299 A JP 30609299A JP 2001125557 A JP2001125557 A JP 2001125557A
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隆一 染矢
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展明 甲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RGB入力信号に対して色相、彩度調整が可
能な技術の提供。 【解決手段】 RGB信号を色相・彩度に変換する変換
手段と、変換後の色相・彩度を所望の値に調整する調整
手段と、調整後の色相・彩度をRGBに逆変換する逆変
換手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色相及び彩度調整技
術に係わり、特にRGB信号を入力とする場合の色相・
彩度の変換技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア技術の進展とともにパソ
コンを使ったVTRの編集など映像情報の取り扱いが誰
でも比較的簡単にできるようになってきている。映像ソ
ースも多様化しておりDVD、VTR、衛星放送、パソ
コンなど各種の映像ソースをテレビやパソコンモニタな
どの表示装置で表示しており、従来のようにテレビ映像
はテレビ受像器、パソコン信号はパソコンモニタで表示
するといった垣根がなくなってきている。ところで、映
像信号の伝送は自然画を主体とするテレビ映像などは輝
度と色信号(又は色差信号)が一般的であり、パソコン
出力ではRGB信号が一般的である。色合い調整はテレ
ビ受像機では色信号をベースにした色相、彩度調整が主
体で、パソコンモニタではRGB個別のレベル調整が主
体である。
【0003】最近のパソコンでは、文字やグラフィック
スだけでなく自然画表示が当たり前になってきており、
自然画表示の際はテレビ的な感覚で、色相、彩度を調整
したいといった要求がある。これに対し、例えばAdo
be社の画像レタッチソフトウェア「PhotoSho
p」ではカラー調整モードを備え、RGB調整と輝度、
色相、色差の調整を選択できるようになっており、対象
の画像ファイルに対してデータ変換を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知例では、色合い調整には必ず上記ソフトウェアそのも
のが必要になり、さまざまな表示画像に対して汎用的に
色合い調整するには難があるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、RGB信号入力に対し
て、色相及び彩度調整を行うことができる技術を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、表示装置にRGB信号を色
相・彩度に変換する変換手段と、変換後の色相・彩度を
所望の値に調整する調整手段と、調整後の色相・彩度を
RGBに逆変換する逆変換手段を備えるようにした。こ
れにより、RGB信号入力でも色合い調整が可能にな
る。また、変換後の色相をLUT(Look Up T
able)で入出力変換することで、任意の色相を所望
の色相に変換したり、任意の色相の彩度を所望の彩度に
変換してするととができ、好みの応じて味付けした豊か
な表現力のある映像表示が実現できるようになる。
【0007】本発明の目的を達成するために、第1の発
明では、色相及び彩度調整装置は、原色信号を出力する
信号源と、前記原色信号を色相を表わす信号に変換する
色相変換回路と、前記色相信号の色相を調整する色相調
整回路と、前記原色信号を彩度を表わす信号に変換する
彩度変換回路と、前記彩度信号を調整する彩度調整回路
とを備える。
【0008】第2の発明では、色相及び彩度調整装置
は、原色信号を出力する信号源と、前記原色信号を輝度
信号に変換する輝度信号変換回路と、前記原色信号を色
相を表わす信号に変換する色相変換回路と、前記色相信
号の色相を調整する色相調整回路と、前記原色信号を彩
度を表わす信号に変換する彩度変換回路と、前記彩度信
号を調整する彩度調整回路と、前記輝度信号、前記調整
された色相信号及び前記調整された彩度信号を原色信号
に変換する原色信号変換回路とを備える。第2のはつめ
いにおいて、前記原色信号変換回路で変換された原色信
号のレベルを調整するレベル調整回路を備える。また、
切換制御回路を設け、1画面を色相調整回路及び彩度信
号調整回路で調整する領域と、前記レベル調整回路で調
整する領域を前記切換制御回路で切換える。
【0009】第3の発明では、色相調整装置は、原色信
号を出力する信号源と、前記原色信号を色相を表わす信
号に変換する色相変換回路と、前記色相信号の特定色相
を検出する色相検出回路と、前記色相検出回路で検出さ
れた特定の色相を他の色相に変換する色相変換回路とを
備える。第3の発明において、画像位置指定信号生成回
路を設け、前記画像位置指定信号で指定された色相を前
記色相変換回路で任意の色相に変換する。
【0010】第4の発明では、再度調整装置は、原色信
号を出力する信号源と、前記原色信号を色相を表わす信
号に変換する色相変換回路と、前記原色信号を彩度を表
わす信号に変換する彩度変換回路と、前記色相信号の特
定色相を検出する色相検出回路と、前記彩度信号を検出
する彩度検出回路と、前記彩度検出回路で検出された前
記特定色相に対応する彩度を他の彩度に変換する彩度変
換回路とを備える。第4のはつめいにおいて、画像位置
指定信号生成回路を設け、前記画像位置指定信号で指定
された位置の色相に対し、前記彩度変換回路で任意に彩
度を変換する。
【0011】第5の発明では、色相及び彩度調整装置
は、原色信号を出力する信号源と、前記原色信号を色相
を表わす信号に変換する色相変換回路と、前記原色信号
を彩度を表わす信号に変換する彩度変換回路と、前記色
相信号の特定の色相を検出する色相検出回路と、前記特
定色相における彩度を検出する彩度検出回路と、前記色
相検出回路で検出された特定の色相を他の色相に変換す
る色相変換回路と、前記彩度検出回路で検出された彩度
を他の彩度に変換する彩度変換回路とを備える。
【0012】第5の発明において、前記色相変換回路は
ルックアップテーブルを備え、前記彩度変換回路はルッ
クアップテーブルを備える。
【0013】第6の発明では、色相及び彩度調整方法
は、前記原色信号を色相を表わす信号に変換するステッ
プと、前記色相信号の色相を調整するステップと、前記
原色信号を彩度を表わす信号に変換するステップと、前
記彩度信号を調整するステップとを備える。
【0014】第7の発明では、色相及び彩度調整方法
は、前記原色信号を輝度信号に変換するステップと、前
記原色信号を色相を表わす信号に変換するステップと、
前記色相信号の色相を調整するステップと、前記原色信
号を彩度を表わす信号に変換するステップと、前記彩度
信号を調整するステップと、前記輝度信号、前記調整さ
れた色相信号及び前記調整された彩度信号を原色信号に
変換するステップとを備える。
【0015】第8の発明では、色相及び彩度調整方法
は、前記原色信号を色相を表わす信号に変換するステッ
プと、前記色相信号の特定色相を検出するステップと、
前記色相検出ステップで検出された特定の色相を他の色
相に変換するステップとを備える。
【0016】第9の発明では、彩度調整方法は、前記原
色信号を色相を表わす信号に変換するステップと、前記
原色信号を彩度を表わす信号に変換するステップと、前
記色相信号の特定色相を検出するステップと、前記彩度
信号を検出するステップと、前記彩度検出ステップで検
出された前記特定色相に対応する彩度を他の彩度に変換
するステップとを備える。
【0017】第10の発明では、色相及び彩度調整方法
は、前記原色信号を色相を表わす信号に変換するステッ
プと、前記原色信号を彩度を表わす信号に変換するステ
ップと、前記色相信号の特定の色相を検出するステップ
と、前記特定色相における彩度を検出するステップと、
前記色相検出ステップで検出された特定の色相を他の色
相に変換するステップと、前記彩度検出ステップで検出
された彩度を他の彩度に変換するステップとを備える。
【0018】第11の発明では、RGB信号を入力とす
る画像表示装置において、前記RGB信号を色相に変換
する色相変換手段と、RGB信号を彩度信号に変換する
彩度変換手段と、前記色相を調整する色相調整手段と、
前記彩度信号を調整する彩度調整手段と、前記調整後の
色相及び彩度信号をRGB信号に逆変換するRGB変換
手段と、RGBレベル調整手段を備える。
【0019】第12の発明では、RGB信号を入力とす
る画像表示装置において、RGB信号を色相に変換する
色相変換手段と、RGB信号を彩度信号に変換する彩度
変換手段と、前記色相を調整する色相調整手段と、前記
彩度信号を調整する彩度調整手段と、前記調整後の色相
及び彩度信号をRGB信号に逆変換するRGB変換手段
と、RGBレベル調整手段を備え、前記画像表示装置の
特定表示領域毎に、前記色相調整手段と前記彩度調整手
段、及びRGBレベル調整手段かのいずれか一方の調整
手段を用いいて色合い調整する。
【0020】第11又は12の発明において、前記RG
B信号を輝度信号に変換する輝度変換手段と、前記輝度
信号のレベルを調整する輝度レベル調整手段とを備え
る。
【0021】第13の発明では、RGB信号を入力とす
る画像表示装置において、前記RGB信号を色相に変換
する色相変換手段と、前記RGB信号を彩度信号に変換
する彩度変換手段と、前記色相信号から特定色相を検出
する色相検出手段と、前記色相信号を任意の色相に変換
する色相変換手段と、変換後の色相信号と彩度信号をR
GB信号に逆変換するRGB変換手段とを備え、前記色
相検出手段で検出された色相に対し、色相を任意に変換
する。第13の発明において、表示画面上の調整位置を
指定する調整位置指定手段を設け、前記調整位置指定手
段で指定された位置の色相に対し、前記色相変換手段で
色相を任意に変換する。また、前記色相変換手段はルッ
クアップテーブルを備える。
【0022】第14の発明では、RGB信号を入力とす
る画像表示装置において、前記RGB信号を色相に変換
する色相変換手段と、前記RGB信号を彩度信号に変換
する彩度変換手段と、前記色相信号から特定色相を検出
する色相検出手段と、前記特定色相における彩度を任意
の彩度に変換する彩度変換手段と、前記色相信号と前記
変換後の彩度信号をRGB信号に逆変換するRGB変換
手段とを備え、前記色相検出手段で検出した色相に対
し、前記彩度を前記彩度変換手段で任意に変換する。第
14の発明において、表示画面上の調整位置を指定する
調整位置指定手段を備え、前記調整位置指定手段で指定
された位置の色相に対し、前記色彩度換手段で前記彩度
を任意に変換する。また、前記彩度変換手段はルックア
ップテーブルを備える。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、幾つかの実施例を用い、図を参照して説明する。図
1は本発明による液晶表示装置の第1の実施例を示すブ
ロック図である。図において、1は信号源、2は原色信
号(RGB信号)を輝度信号Yと色差信号(B−Y信
号、R−Y信号)に変換するマトリクス回路、3は色相
検出回路、4は彩度検出回路、5、6は乗算回路、7、
8は加算回路、9〜12はレジスタ、13は色差再生回
路、14、15は乗算回路、16は輝度信号Y及び色差
信号を原色信号に変換するマトリクス回路、17〜19
は乗算回路、20〜22は加算回路、23〜28はレジ
スタ、29は表示デバイスである。なお、レジスタ9〜
12はRAM等で構成され、マイコンからの指令に応じ
てレジスタ9〜12の値が書きかえられる。
【0024】図1の各ブロックの構成例を以下に説明す
る。マトリクス回路2は例えば、図2の構成で実現でき
る。図2は色信号を入力し、輝度信号と色差信号を出力
するマトリクス回路の一実施例を示すブロック図であ
る。図において、30〜33は乗算器、34〜37は加
算器、38〜41は係数器である。端子42〜44に印
加されたRGB信号はそれぞれ乗算器30〜32で係数
器38〜40が出力する係数が乗じられる。これら係数
が乗じられたR信号とG信号は加算器34で加算され、
更に、この加算器34の出力とB信号を加算器35で加
算することによって、輝度信号Yが生成される。また、
R−Y信号は乗算器33に係数器41が出力する係数−
1を乗算して得たマイナスの輝度信号−Yに端子42に
印加されたR信号を加算器36で加算することによって
生成される。B−Y信号は端子44に印加されたB信号
に乗算器33の出力であるマイナスの輝度信号−Yを加
算することによって生成することができる。
【0025】マトリクス回路16は例えば図3の構成で
実現できる。図3は輝度と色差信号を入力し色信号を出
力するマトリクス回路の一実施例を示すブロック図であ
る。図において、45〜47は乗算器、48〜51は加
算器、52〜54は係数器である。それぞれ端子55〜
57に印加されたY信号、R−Y信号、B−Y信号はそ
れぞれ乗算器45〜47で係数器52〜54が出力する
係数が乗じらる。加算器48で端子55に印加された輝
度信号Yと端子56に印加されたR−Y信号が加算さ
れ、この加算器48の出力とB−Y信号が加算器49で
加算されることによってG信号が生成される。また、加
算器50で端子56に印加されたR−Y信号に輝度信号
Yを加算してR信号が生成され、加算器51で端子57
に印加されたB−Y信号に輝度信号Yを加算することに
よってB信号が生成される。
【0026】色相検出回路3は、例えば図4のような構
成で実現できる。図4は色相検出回路の一実施例を示す
ブロック図である。図において、60は除算回路、61
はtanの逆三角関数を得る回路(以下、ATAN回路
と記す)である。除算回路60、ATAN回路61はそ
れぞれLUT(Look UpTable)を使ったテ
ーブル参照方式で簡単に実現できる(特に図示せず)。
【0027】一方、彩度検出回路4は、例えば図5のよ
うな構成で実現できる。図5は彩度検出回路の一実施例
を示すブロック図である。図において、62、63は乗
算回路であり、64は平方根回路(以下、ROOT回路
と記す)である。乗算回路62でR−Y信号を2乗し、
乗算回路63でB−Y信号を2乗する。各乗算回路6
2、63の出力を平方根回路64に供給し、それらの和
の平方根を取ることによって、彩度が得られる。
【0028】乗算回路62、63、ROOT回路64も
それぞれLUTを使ったテーブル参照方式で簡単に実現
できる(特に図示せず)。
【0029】B−Y信号、R−Y信号と、色相、彩度の
関係を図6に示す。図6は色相と彩度の関係を説明する
ための特性図であり、横軸(x軸)はB−Y信号のレベ
ルを表わし、縦軸(y軸)はR−Y信号のレベルを表わ
す。B−Y信号とR−Y信号のベクトル和が色相・彩度
をあらわすベクトルで、角度θが色相、大きさSが彩度
である。すなわち色相θは数1で、彩度Sは数2で求め
ることができる。
【0030】
【数1】
【0031】
【数2】
【0032】図7は色差信号の色相と正規化したレベル
を示す特性図である。色差再生回路13も例えばLUT
で実現でき、その入出力特性は図7のような三角関数に
なる。図7は横軸に角度θ、縦軸にレベルの正規化した
値Rを示す。入力θに対してB−Y信号はCos関数と
なっており、曲線65で示され、R−Y信号はSin関
数となっており、曲線66でしめされている。
【0033】次に、図1の動作について説明する。信号
源1から出力されたRGB信号はマトリクス回路2でY
信号、B−Y信号、R−Y信号に変換され、B−Y信
号、R−Y信号は色相検出回路3、彩度検出回路4に入
力され、色相θと彩度Sに変換される。色相θは加算回
路7でレジスタ11の値と加算され色相θ´となり、色
相がレジスタ11の値の分だけ可変される。彩度Sは乗
算回路6でレジスタ10の値と乗算され彩度S´とな
り、彩度がレジスタ6の値の分だけ可変される。なお、
これらレジスタ10、11の値は視聴者の指示に応じた
マイコン(図示せず)からの指令に依って変化される。
【0034】可変された色相θ´は色差再生回路13に
入力され、θ´に対応するCos関数の値がB−Y信号
として出力され、θ´に対応するSin関数の値がR−
Y信号してを出力され、乗算回路14、15でそれぞれ
可変された彩度S´と乗算される。色差再生回路13の
B−Y出力、R−Y出力は正規化された値であり、彩度
S´でB−Y信号、R−Y信号の大きさを決めることに
よって、再生したい真のB−Y信号、R−Y信号を生成
している。一方、輝度信号Yは乗算回路5でレジスタ9
分だけ振幅を調整し、加算回路8でレジスタ12の分だ
け直流レベルを調整したのちマトリクス回路16に入力
される。
【0035】マトリクス回路16では輝度信号Y、色差
信号B−Y、R−YからRGB信号を生成する。マトリ
クス回路16の後段にはさらにRGB信号それぞれに振
幅と直流レベルを調整できるように、乗算回路17〜1
9、加算回路20〜22がレジスタ23〜28で可変さ
れるようにしている。マトリクス回路16と表示デバイ
ス29の間に設けられている回路は通常RGBを入力と
する信号回路に備えられており、この回路では色相、彩
度を調整しようとすると、輝度まで変化してしまう。と
ころが、RGB信号を輝度信号、色差信号に変換するこ
とによって、殆ど輝度を変化させることなく色相及び彩
度を変化させることができる。
【0036】上記構成において、マトリクス回路2及び
色相検出回路3で原色信号を色相信号に変換することが
できる。また、マトリクス回路2及び彩度検出回路4で
原色信号を彩度信号に変換することができる。以上のよ
うにして処理された信号が表示デバイス29に入力され
て表示される。表示デバイスとしてはブラウン管表示素
子や液晶表示素子、プラズマ表示素子などRGB入力を
備えるものならばなんでもよい。
【0037】以上説明したように本実施例の構成によれ
ば、信号源1からの同じ入力に対してレジスタ11、1
0で色相、彩度、レジスタ9、12で輝度を調整できる
と共にレジスタ23〜28でRGB別々に振幅と直流レ
ベルが調整が可能となる。
【0038】信号源1として例えばパソコンが接続され
た場合、その表示内容は文字やグラフィックだけでなく
自然画の静止画、動画がある。文字やグラフィックだけ
の場合、従来のようにRGBそれぞれの調整だけで好み
の色合いにすることはできるが、自然画の場合RGBの
独立調整では好みの色あいにするのは至難の業である。
自然画表示では肌色を少しピンク色にしたいなど色相と
彩度の調整に頼らざるを得ない。
【0039】本構成によれば、使用者の要求に応じてレ
ジスタ9〜12を調整して色相、彩度で調整するか、レ
ジスタ23〜28を調整してRGB調整するかを選ぶこ
とができ表示画像の調整が非常に便利になる。
【0040】以下、本発明による画像表示装置の第2実
施例について、図8を用いて説明する。図8は本発明に
よる画像表示装置の第2の実施例を示すブロック図であ
る。図8では、第1実施例で説明したパソコン等からの
RGB信号源1と輝度信号、R−Y信号、B−Y信号の
信号源71を切換回路(以下、SELと言う。)70で
切換られるようにしている。図1と同じ機能を有するブ
ロックには同一番号を付け、その説明を省略する。信号
源71は出力信号形式が輝度Yと色差信号B−Y、R−
Yを備えるものであり、DVDプレーヤー出力や衛星放
送のセットトップボックス出力あるいはディジタルカメ
ラの出力などである。なお、色差信号B−YとR−Yを
分けて表記しているが、信号源によっては色差信号B−
YとR−Yを時分割多重しているものもあり、必ずしも
B−Y信号とR−Y信号の配線が別れているものではな
い。
【0041】本実施例の特徴はパソコンなどのRGB系
出力を有する信号源1でも、輝度、色差を有する信号源
71でも色相、彩度調整かRGB個別調整か使用者の要
求に応じて自由に選択できることであり、従来のように
テレビ映像では色相、彩度調整だけ、パソコン信号では
RGB調整だけといった不便さを解消できることにあ
る。SEL70以降の信号処理、動作は第1実施例で説
明したのでここでは省略する。
【0042】以下、本発明の第3実施例を図9を用いて
説明する。図9は本発明による画像表示装置の第3の実
施例を示すブロック図である。図9は図1のブロック図
に切換手段72〜79を設け、切換制御回路80で上記
切換手段72〜79を切換制御して各調整値を時間的に
切換えるようにしている。なお、図1と同じブロックに
は同じ符号を付け、その説明は省く。図9の切換制御は
図10のように画面Aに画面Bがはめ込まれたような場
合に行なわれる。
【0043】図10は画面に他の画面をはめ込んだ場合
の表示ディスプレイの正面図である。図11は画面に2
つの画面をはめ込んだ場合の表示ディスプレイの正面図
である。図10において、画面Aの領域ではRGB調
整、画面Bの領域では色相、彩度調整(YSH調整と記
す)を行う。パソコン画面では文字、グラフィックに自
然画をはめ込み表示する場合が多く、本構成にて文字グ
ラフィックはRGB調整、自然画はYSH調整とするこ
とができる。
【0044】図9の切換手段72〜79は選択対象をそ
れぞれレジスタ値か“1”または“0”の固定値のいず
れかに切換える。例えば、切換制御回路80から信号
“1”が出力されると、切換手段72と73はそれぞ
れ、固定値側に倒れ(接続され)、加算回路7では色相
検出回路3の出力に“0”を加算し、乗算回路6では彩
度検出回路4の出力を“1”倍する。すなわち、色相も
彩度も可変しない。
【0045】一方、インバータ81で切換制御回路80
の出力“1”が反転され“0”となるため、切換手段7
4〜79はそれぞれレジスタ23〜25側に接続される
ため、乗算回路17〜19ではRGBそれぞれにレジス
タ23〜25の値が乗じられ、それぞれの振幅が可変さ
れ、加算回路20〜22ではRGBそれぞれにレジスタ
26〜28の値が加算され、それぞれの直流レベルが可
変される。すなわち、切換制御回路80の出力タイミン
グに応じて色相、彩度調整がRGB調整YSH調整かを
切換ることができる。切換制御回路80の切換制御タイ
ミングは例えば信号源101からの指示でよい。信号源
101では図10のようにはめ込んだB領域の位置情報
があるのでその位置情報を基に切換制御回路80の切換
動作を行う。切換制御回路80の構成は例えば、信号源
101から受け取ったアドレス情報に基づきカウンタ回
路(図示せず)でタイミングパルスを発生すればよい。
【0046】以上のようにして、はめ込まれた画像領域
に対して色相、彩度を調整するYSH調整かRGB調整
を使い分けることができる。なお、図10ではB領域だ
け色相、彩度調整としたが、使用者の要求に応じてB領
域をRGB調整、A領域を色相、彩度調整にできること
は、本発明の特徴である。
【0047】さらに、図11のようにはめ込み画像数が
増えた場合でも、本発明は有効であり、図11のB領
域、C領域で別々の色相、彩度調整が可能である。この
ためには、レジスタ10、11のアドレスを表示領域
B、Cのタイミングに合わせて切換制御回路80で切換
えればよい。
【0048】次に、本発明の第3実施例について、図1
2を用いて説明する。図12は本発明による画像表示装
置の第4の実施例を示すブロック図である。本実施例の
特徴は色相検出回路3の出力を色相LUT90で入出力
変換して任意の色相に変換することと、色相検出回路3
の出力を彩度LUT91で入出力変換して特定色相の彩
度を任意に可変できることにある。そのほかの回路動作
は図1と同じなので詳細説明は省略する。
【0049】図13に色相LUTと彩度LUTの入出力
特性例を示す。図13(a)は色相の特定の設定を示す
色相LUTの特性図であり、図13(b)は彩度の特定
の設定を示すLUTの特性図である。図13(a)にお
いて、縦軸は角度で示した色相θであり、横軸はこの色
相を示すデジタル値Dである。また、図13(b)は横
軸に色相θを、縦軸に正規化した値Rを示す。図13
(a)に示すように、色相LUTでは特定色相を中心に
その周辺色相をわずかにずらしている。また、図13
(b)に示すように、彩度LUTでは特定色相で彩度を
1倍より大きくして彩度を強調している。
【0050】調整イメージを分かり易く伝えるために、
図14の色相図を使って具体的な調整例を示す。図14
は色相及び彩度の変換を示す特性図であり、横軸にB−
Yのレベルを、縦軸にR−Yのレベルを示す。図14で
は、色相83の範囲内において赤色方向にその彩度を上
げている。これは彩度LUTにて赤色位相付近の彩度係
数を1より大きくすればよい。次に、肌色付近の色相8
4では色相をわずかに赤方向に回転させた色相84aと
し、さらに彩度を上げている。肌色を健康的に見せるた
めである。この場合は図13(a)に示すように、色相
LUTで肌色位相付近でわずかに位相を減じる方向に、
彩度LUTでは肌色位相付近で彩度係数をやや強調する
ようにする。そして、空色など青色付近の色相85では
彩度LUTにて青色の彩度を強調する。空色などは本来
の色よりも彩度の高いほうが人の見た目としては印象が
良いとされている。
【0051】以上のようにして、所望色相の色相、彩度
を任意に変換することができ、表示映像に対する味付け
の幅が広がり、豊かな映像表現が実現できる。また、液
晶プロジェクタなど投射光源の色の影響で色差再現が難
しい場合でも、本発明を適用すれば上記液晶プロジェク
タで表示しにくい色あいを簡単に実現でき、その表示画
質を大幅に向上することが可能である。
【0052】図15は本発明による画像表示装置の第5
の実施例を示すブロック図である。図15は信号源1と
信号源71をSEL70で切り換える図8の実施例と色
相LUT90と彩度LUT91を用いた図12の実施例
とを組み合わせた実施例であり、複数の信号入力に対し
ても任意の色相、任意の彩度変換が可能である。以上説
明したように、本発明によれば、RGB信号入力でも色
合い調整が可能になる。また、変換後の色相をLUTで
入出力変換することで、任意の色相を所望の色相に変換
したり、任意の色相の彩度を所望の彩度に変換してする
ととができ、好みの応じて味付けした豊かな表現力のあ
る映像表示が実現できるようになる。また、液晶プロジ
ェクタなどの色再現性の向上にも大きな効果がある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
RGB信号入力でも色合い調整が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の第1の実施例を示
すブロック図である。
【図2】色信号を入力し、輝度信号と色差信号を出力す
るマトリクス回路の一実施例を示すブロック図である。
【図3】輝度と色差信号を入力し色信号を出力するマト
リクス回路の一実施例を示すブロック図である。
【図4】色相検出回路の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】再度検出回路の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】色相と彩度の関係を説明するための特性図であ
る。
【図7】色差信号の色相と正規化したレベルを示す特性
図である。
【図8】本発明による画像表示装置の第2の実施例を示
すブロック図である。
【図9】本発明による画像表示装置の第3の実施例を示
すブロック図である。
【図10】画面に他の画面をはめ込んだ場合の表示ディ
スプレイの正面図である。
【図11】画面に2つの画面をはめ込んだ場合の表示デ
ィスプレイの正面図である。
【図12】本発明による画像表示装置の第4の実施例を
示すブロック図である。
【図13】色相の特定の設定を示す色相LUT及び彩度
の特定の設定を示すLUTの特性図である。
【図14】色相及び彩度の変換を示す特性図である。
【図15】本発明による画像表示装置の第5の実施例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…信号源、2、16…マトリクス回路、3…色相検出
回路、4…彩度検出回路、13…色差再生回路、60…
除算回路、61…逆三角関数回路、64…平方根回路、
80…切換制御回路、90…色相LUT、91…彩度L
UT。
フロントページの続き (72)発明者 的野 孝明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 Fターム(参考) 5C066 AA03 AA11 BA20 CA21 DD01 EA05 EB01 ED01 EE03 EE04 EF03 EF04 GA01 GA02 GA05 KA12 KA13 KD02 KD03 KD06 KE02 KE03 KE04 KE09 KE23 KE24 KF05 KG01 5C082 BA34 BA35 BB51 CA12 CA81 CB01 CB05 DA51 DA71 MM06 MM10

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原色信号を出力する信号源と、前記原色信
    号を色相を表わす信号に変換する色相変換回路と、前記
    色相信号の色相を調整する色相調整回路と、前記原色信
    号を彩度を表わす信号に変換する彩度変換回路と、前記
    彩度信号を調整する彩度調整回路とを備えることを特徴
    とする色相及び彩度調整装置。
  2. 【請求項2】原色信号を出力する信号源と、前記原色信
    号を輝度信号に変換する輝度信号変換回路と、前記原色
    信号を色相を表わす信号に変換する色相変換回路と、前
    記色相信号の色相を調整する色相調整回路と、前記原色
    信号を彩度を表わす信号に変換する彩度変換回路と、前
    記彩度信号を調整する彩度調整回路と、前記輝度信号、
    前記調整された色相信号及び前記調整された彩度信号を
    原色信号に変換する原色信号変換回路とを備えることを
    特徴とする色相及び彩度調整装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の色相及び彩度調整回路にお
    いて、前記原色信号変換回路で変換された原色信号のレ
    ベルを調整するレベル調整回路を備えることを特徴とす
    る色相及び彩度調整装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の色相及び彩度調整回路にお
    いて、切換制御回路を設け、1画面を色相調整回路及び
    彩度信号調整回路で調整する領域と、前記レベル調整回
    路で調整する領域を前記切換制御回路で切換えることを
    特徴とする色相及び彩度調整装置。
  5. 【請求項5】原色信号を出力する信号源と、前記原色信
    号を色相を表わす信号に変換する色相変換回路と、前記
    色相信号の特定色相を検出する色相検出回路と、前記色
    相検出回路で検出された特定の色相を他の色相に変換す
    る色相変換回路とを備えることを特徴とする色相調整装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の色相調整回路において、画
    像位置指定信号生成回路を設け、前記画像位置指定信号
    で指定された色相を前記色相変換回路で任意の色相に変
    換することを特徴とする色相調整装置。
  7. 【請求項7】原色信号を出力する信号源と、前記原色信
    号を色相を表わす信号に変換する色相変換回路と、前記
    原色信号を彩度を表わす信号に変換する彩度変換回路
    と、前記色相信号の特定色相を検出する色相検出回路
    と、前記彩度信号を検出する彩度検出回路と、前記彩度
    検出回路で検出された前記特定色相に対応する彩度を他
    の彩度に変換する彩度変換回路とを備えることを特徴と
    する彩度調整装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の彩度調整回路において、画
    像位置指定信号生成回路を設け、前記画像位置指定信号
    で指定された位置の色相に対し、前記彩度変換回路で任
    意に彩度を変換することを特徴とする彩度調整装置。
  9. 【請求項9】原色信号を出力する信号源と、前記原色信
    号を色相を表わす信号に変換する色相変換回路と、前記
    原色信号を彩度を表わす信号に変換する彩度変換回路
    と、前記色相信号の特定の色相を検出する色相検出回路
    と、前記特定色相における彩度を検出する彩度検出回路
    と、前記色相検出回路で検出された特定の色相を他の色
    相に変換する色相変換回路と、前記彩度検出回路で検出
    された彩度を他の彩度に変換する彩度変換回路とを備え
    ることを特徴とする色相及び彩度調整装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の色相及び彩度調整装置に
    おいて、前記色相変換回路はルックアップテーブルを備
    え、前記彩度変換回路はルックアップテーブルを備える
    ことを特徴とする色相及び彩度調整装置。
  11. 【請求項11】前記原色信号を色相を表わす信号に変換
    するステップと、前記色相信号の色相を調整するステッ
    プと、前記原色信号を彩度を表わす信号に変換するステ
    ップと、前記彩度信号を調整するステップとを備えるこ
    とを特徴とする色相及び彩度調整方法。
  12. 【請求項12】前記原色信号を輝度信号に変換するステ
    ップと、前記原色信号を色相を表わす信号に変換するス
    テップと、前記色相信号の色相を調整するステップと、
    前記原色信号を彩度を表わす信号に変換するステップ
    と、前記彩度信号を調整するステップと、前記輝度信
    号、前記調整された色相信号及び前記調整された彩度信
    号を原色信号に変換するステップとを備えることを特徴
    とする色相及び彩度調整方法。
  13. 【請求項13】前記原色信号を色相を表わす信号に変換
    するステップと、前記色相信号の特定色相を検出するス
    テップと、前記色相検出ステップで検出された特定の色
    相を他の色相に変換するステップとを備えることを特徴
    とする色相調整方法。
  14. 【請求項14】前記原色信号を色相を表わす信号に変換
    するステップと、前記原色信号を彩度を表わす信号に変
    換するステップと、前記色相信号の特定色相を検出する
    ステップと、前記彩度信号を検出するステップと、前記
    彩度検出ステップで検出された前記特定色相に対応する
    彩度を他の彩度に変換するステップとを備えることを特
    徴とする彩度調整方法。
  15. 【請求項15】前記原色信号を色相を表わす信号に変換
    するステップと、前記原色信号を彩度を表わす信号に変
    換するステップと、前記色相信号の特定の色相を検出す
    るステップと、前記特定色相における彩度を検出するス
    テップと、前記色相検出ステップで検出された特定の色
    相を他の色相に変換するステップと、前記彩度検出ステ
    ップで検出された彩度を他の彩度に変換するステップと
    を備えることを特徴とする色相及び彩度調整方法。
  16. 【請求項16】RGB信号を入力とする画像表示装置に
    おいて、前記RGB信号を色相に変換する色相変換手段
    と、RGB信号を彩度信号に変換する彩度変換手段と、
    前記色相を調整する色相調整手段と、前記彩度信号を調
    整する彩度調整手段と、前記調整後の色相及び彩度信号
    をRGB信号に逆変換するRGB変換手段と、RGBレ
    ベル調整手段を備えることを特徴とする画像表示装置。
  17. 【請求項17】RGB信号を入力とする画像表示装置に
    おいて、RGB信号を色相に変換する色相変換手段と、
    RGB信号を彩度信号に変換する彩度変換手段と、前記
    色相を調整する色相調整手段と、前記彩度信号を調整す
    る彩度調整手段と、前記調整後の色相及び彩度信号をR
    GB信号に逆変換するRGB変換手段と、RGBレベル
    調整手段を備え、前記画像表示装置の特定表示領域毎
    に、前記色相調整手段と前記彩度調整手段、及びRGB
    レベル調整手段かのいずれか一方の調整手段を用いいて
    色合い調整することを特徴とする画像表示装置。
  18. 【請求項18】請求項16又は17記載の画像表示装置
    において、前記RGB信号を輝度信号に変換する輝度変
    換手段と、前記輝度信号のレベルを調整する輝度レベル
    調整手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  19. 【請求項19】RGB信号を入力とする画像表示装置に
    おいて、前記RGB信号を色相に変換する色相変換手段
    と、前記RGB信号を彩度信号に変換する彩度変換手段
    と、前記色相信号から特定色相を検出する色相検出手段
    と、前記色相信号を任意の色相に変換する色相変換手段
    と、変換後の色相信号と彩度信号をRGB信号に逆変換
    するRGB変換手段とを備え、前記色相検出手段で検出
    された色相に対し、色相を任意に変換することを特徴と
    する画像表示装置。
  20. 【請求項20】請求項19記載の画像表示装置におい
    て、表示画面上の調整位置を指定する調整位置指定手段
    を設け、前記調整位置指定手段で指定された位置の色相
    に対し、前記色相変換手段で色相を任意に変換するする
    ことを特徴とする画像表示装置。
  21. 【請求項21】請求項19記載の画像表示装置におい
    て、前記色相変換手段はルックアップテーブルを備える
    ことを特徴とする画像表示装置。
  22. 【請求項22】RGB信号を入力とする画像表示装置に
    おいて、前記RGB信号を色相に変換する色相変換手段
    と、前記RGB信号を彩度信号に変換する彩度変換手段
    と、前記色相信号から特定色相を検出する色相検出手段
    と、前記特定色相における彩度を任意の彩度に変換する
    彩度変換手段と、前記色相信号と前記変換後の彩度信号
    をRGB信号に逆変換するRGB変換手段とを備え、前
    記色相検出手段で検出した色相に対し、前記彩度を前記
    彩度変換手段で任意に変換することを特徴とする画像表
    示装置。
  23. 【請求項23】請求項22記載の画像表示装置におい
    て、表示画面上の調整位置を指定する調整位置指定手段
    を備え、前記調整位置指定手段で指定された位置の色相
    に対し、前記色彩度換手段で前記彩度を任意に変換する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  24. 【請求項24】請求項22記載の画像表示装置におい
    て、前記彩度変換手段はルックアップテーブルを備える
    ことを特徴とする画像表示装置。
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