JP2001124965A - 容易に除去可能な緩衝用被覆によって密接に結合された光ファイバ群および関連する光ファイバ・ケーブル - Google Patents

容易に除去可能な緩衝用被覆によって密接に結合された光ファイバ群および関連する光ファイバ・ケーブル

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JP2001124965A JP2000279013A JP2000279013A JP2001124965A JP 2001124965 A JP2001124965 A JP 2001124965A JP 2000279013 A JP2000279013 A JP 2000279013A JP 2000279013 A JP2000279013 A JP 2000279013A JP 2001124965 A JP2001124965 A JP 2001124965A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 容易に除去可能な緩衝用被覆によって密接に
結合された光ファイバ群および関連する光ファイバ・ケ
ーブルを提供する。 【解決手段】 緩衝用被覆36aは、光ファイバ・リ
ボン積層物32aを収容する長手方向に延在する通路の
周囲に延在してこの通路を規定する長手方向に延在する
内面を有する。内面は、積層物と密接に境界を接し、緩
衝用被覆36aは、積層物32aから容易に除去され
る。緩衝用被覆36aは、薄く、容易に引き裂くことが
できる物質から構成されているので、緩衝用被覆36a
を積層物から容易に除去することができる。また緩衝用
被覆36aは長手方向に延在する弱化部分を規定し、こ
の弱化部分は、緩衝用被覆36aの残り部分よりも容易
に引き裂くことができるので、緩衝用被覆36aを容易
に積層物から除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ・ケー
ブルに関し、更に特定すれば、緩衝用被覆内に含まれる
光ファイバ・リボン積層物に対するアクセスの取得に関
する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】光
ファイバは、広帯域幅の用途のための極めて一般的な媒
体であり、結果として、より多数の光ファイバを有する
光ファイバ・ケーブルに対する需要がある。光ファイバ
・ケーブル内の光ファイバ数増加の要望に応えて、光フ
ァイバ・リボンが開発されている。光ファイバ・リボン
は、ひとまとめに結合された光ファイバの平面状アレイ
である。多くの光ファイバ・リボンを互いに積層して光
ファイバ・リボン積層物を形成可能であるので、このリ
ボンは有利である。
【0003】通常、光ファイバ・リボン積層物は、一般
に「中心コア」ケーブルおよび「散在管」ケーブルと呼
ばれる2種類の異なる光ファイバ・ケーブル内に組み込
まれている。中心コア設計では、光ファイバ・リボン積
層物は、光ファイバ・ケーブルの中心に位置する中心管
内に収容されている。ケーブルの中心管とプラスチック
製外被との間に、強度部材が位置している。これに対し
て、散在管の光ファイバ・ケーブルは、通常、中心強度
部材の周囲に位置する多数の比較的小さい緩衝管を含
み、各緩衝管が光ファイバ・リボン積層物を囲んでい
る。緩衝管は、中心強度部材の周囲で長手方向に撚り合
わせてある。これが意味するのは、緩衝管は、光ファイ
バ・ケーブルの長さに沿って中心強度部材を中心として
回転しているということである。
【0004】通常、上述の管は、内部の光ファイバに対
するアクセスを得るために切断される。アクセスは、検
査のため、光ファイバ間に接続を形成するため等で要望
される場合がある。光ファイバを収容する管をこのよう
に切断することは、本来、危険である。なぜなら、管内
に収容されている光ファイバの1本以上が、切断によっ
て損傷を受けるという望ましくないことが起こりうるか
らである。かかる望ましくない損傷の可能性は、光ファ
イバ・ケーブルに光ファイバが密度高く収容されるよう
になると、更に高まる。密度高く収容された光ファイバ
・ケーブル内の光ファイバを不注意によって損傷するこ
とは、極めて不利となり得る。なぜなら、かかるケーブ
ルを修理または再構築するには高い費用がかかる恐れが
あるからである。
【0005】本発明は、緩衝用被覆を提供することによ
って、上述の問題および他の問題を解決する。緩衝用被
覆は、光ファイバを収容する長手方向に延在する通路の
周囲に延在してこの通路を規定すると共に積層物と密接
に境界を接する長手方向に延在する内面を有する。緩衝
用被覆は、積層物から容易に除去される。光ファイバ
は、光ファイバ・リボン積層物として配置されていると
好ましい。
【0006】本発明の一態様によれば、緩衝用被覆は、
薄く、容易に引き裂くことができる物質から構成されて
いるので、緩衝用被覆を積層物から容易に除去すること
ができる。更に具体的には、各光ファイバ・リボンは、
1対の長手方向に延在する対向縁部と、この縁部間に横
方向に延在する1対の長手方向に延在する対向面とを備
え、各光ファイバ・リボンは、その対向面間で規定され
る厚さを有する。緩衝用被覆の端部立面図において、緩
衝用被覆の少なくとも大部分は、緩衝用被覆の内面と外
面との間で規定される厚さを有する。緩衝用被覆の厚さ
は、実質的に、光ファイバ・リボンの各々の厚さ以下で
ある。
【0007】本発明の別の態様によれば、緩衝用被覆は
長手方向に延在する弱化部分を規定し、この弱化部分
は、緩衝用被覆の残り部分よりも容易に引き裂くことが
できる。弱化部分は、引き裂かれた場合、緩衝用被覆が
その引き裂きの対向側に長手方向に延在する縁部を規定
するように機能する。縁部は互いに分離されてその間に
開口を規定することができ、この開口を介して光ファイ
バ・リボン積層物に対するアクセスが可能である。
【0008】本発明の別の態様によれば、緩衝用被覆は
1対の長手方向に延在する縁部を備え、この縁部は分離
されてその間に開口を規定することができ、この開口を
介して光ファイバ・リボン積層物に対するアクセスが可
能である。更に具体的には、緩衝用被覆は、長手方向に
延在する1枚のテープの形態とすることができ、このテ
ープは、光ファイバ・リボン積層物を封入するように、
重複した形状を規定する長手方向に延在する対向縁部を
有する。テープの縁部は分離されて重複しない形状を与
えることができ、この形状において、縁部間に開口が規
定され、この開口を介して光ファイバ・リボン積層物に
対するアクセスが可能である。
【0009】本発明の別の態様によれば、緩衝用被覆は
容易に引き裂かれるので、積層物から容易に除去するこ
とができる。一例によれば、緩衝用被覆は高分子物質か
ら成る。高分子物質は、この高分子物質の破断性を増大
させる1つ以上の充填物質を含む。
【0010】
【発明の実施の形態】これより、本発明の好適な実施形
態を図示した添付図面を参照して、本発明について更に
十分に説明する。しかしながら、本発明は、多くの異な
る形態で具現化することができ、ここに記載する実施形
態に限定されると解釈すべきではない。むしろ、これら
の実施形態は、この開示が完全かつ完璧となり、当業者
に本発明の範囲を十分に伝えるように提供されるもので
ある。明細書全体を通して、同様の番号は同様の要素を
表す。
【0011】図1ないし14は、本発明の好適な実施形
態による光モジュール30a、30b、30c、30
d、30e、30f、30gを示す。光モジュール30
a、30b、30c、30d、30e、30f、30g
を製造する方法については、製造機器アセンブリを示す
図15を参照して説明する。30a、30b、30c、
30d、30e、30f、30gの各々は、それぞれ光
ファイバ・ケーブルとして特徴付けることができ、また
は、光モジュールの各々は、1つ以上の光モジュールを
囲む外被のような他の構成要素を含む光ファイバ・ケー
ブルの1つの構成要素とすることができる。図16ない
し26は、かかる光ファイバ・ケーブルおよびその構成
要素を示す。従って、この「発明の実施の形態」のセク
ションは、「光モジュール」、「光モジュールの製造方
法」、および「光ファイバ・ケーブル」のサブセクショ
ンを含む。
【0012】光モジュール 第1の実施形態 図1および2は、それぞれ、本発明の第1の実施形態に
よる光モジュール30aの斜視図および立面図である。
光モジュール30aは、長手方向に延在し、その長さに
沿って均一である。光モジュール30aは、長手方向に
延在するリボン積層物32aを含む。リボン積層物32
aは、その長さに沿って均一であり、長手方向に延在す
る光ファイバ・リボン34の積層物である。光モジュー
ル30aは、更に、長手方向に延在する緩衝用被覆36
aを含む。これは、その長さに沿って均一であり、リボ
ン積層物32aの周囲に延在すると共にこれを緊密に収
容する薄い外装の形態であると好ましい。また、緩衝用
被覆36aは、筐体と呼ぶか、または筐体として特徴付
けることができる。緩衝用被覆36aは、高分子材料か
ら成ると好ましい。具体的には、緩衝用被覆36aは、
1平方インチ当たり約5x104ポンドと1平方インチ
当たり1x102ポンドとの間の弾性係数を有すると好
ましく、最も好ましくは、弾性係数は、1平方インチ当
たり約5x10 3ポンドである。
【0013】図2に最も良く見られるように、第1の実
施形態によれば、その端部立面図において、光モジュー
ル30aは、丸い角を有する略平行四辺形の形状を規定
する。更に具体的には、図1および2に示すように、光
モジュール30aは略矩形の形状であり、これは、斜め
でない形状としても特徴付けられる。例えば、光モジュ
ール30aは、図2において最も良く見られるように、
緩衝用被覆36aの垂直部分と水平部分との間に約90
度の角度が規定されているので、略矩形の形状であると
特徴付けることができる。
【0014】図2に示すように、光モジュール30aの
対向する上面と下面との間に、高さ「H」の寸法が規定
される。加えて、光モジュール30aの対向する右面と
左面との間に、高さHと垂直な幅「W」の寸法が規定さ
れる。以下で図21および24ないし26を参照して更
に詳細に記載するが、異なる高さHおよび幅Wの光モジ
ュールを組み合わせた光ファイバ・ケーブルは、本発明
の範囲内である。
【0015】この開示の「発明の実施の形態」のセクシ
ョン全体を通じて、水平方向および垂直方向のような具
体的な方向に関連付けて要素を説明する。それらの方向
は、本発明の説明に役立てるために参照の枠組を与える
ことを意図している。本発明は、他の方向に関連付けて
説明することも可能であり、いずれの具体的な方向にも
限定されない。図3は、光モジュール30a(図1およ
び2)の代表的な光ファイバ・リボン34の斜視図であ
る。本発明によれば、光ファイバ・リボン34のための
1つの許容可能な設計が、米国特許番号第4,900,
126号に記載されている。この特許は、引用により本
願にも含まれるものとする。更に具体的には、各光ファ
イバ・リボン34は、長手方向に延在し、光を伝達する
従来の被覆光ファイバ38の横方向アレイを含む。図3
には8本の光ファイバ38を示すが、一般に、各光ファ
イバ・リボン34内には12または24本の光ファイバ
があると好ましく、各光ファイバ・リボンがこれより多
いかまたは少ない本数の光ファイバを含むことは、本発
明の範囲内である。
【0016】各光ファイバ・リボン34は、更に、固体
化結合物質40も含む。これは、光ファイバ38間の間
隙を充填し、光ファイバを結合させ、光ファイバ・リボ
ン34の外側の境界まで延在する。各光ファイバ・リボ
ン34は、長手方向に延在する一対の対向する縁部4
2、44および、縁部42、44間で横方向に延在する
と共に長手方向に延在する一対の対向する平坦な横面4
6、48を含む。図2に戻ると、光モジュール30aの
略矩形の形状は、更に、隣接する光ファイバ・リボン3
4の平坦な横面46、48(図3)が実質的に全て接触
していることを特徴とする。
【0017】固体化結合物質40(図3)は、樹脂、希
釈剤、およびフォトイニシエータを含む既知の紫外線硬
化可能マトリクス材であると許容可能である。樹脂は、
脂肪族または芳香族ジイソシアネートと分子量1000
ないし6000のポリエチレンポリオールのポリエステ
ルとの反応生成物およびヒドロキシ基端末アルキルアク
リラートの反応から合成されたジエチレン基端末樹脂、
または、分子量1000ないし6000のカルボキシル
基端末ポリマまたはポリエーテルとグリシジルアクリラ
ートとの反応から合成されたジエチレン基端末樹脂を含
むことができる。希釈剤は、分子量100ないし100
0を有する単官能または多官能アクリル酸エステルまた
はN−ビニルピロリジノンを含むことができる。フォト
イニシエータでは、組成は、ジエトキシアセトフェノ
ン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾイン、ア
ントラキノン、およびベンジルジメチルケトール等のケ
トン化合物を含むことができる。典型的な組成では、結
合マトリクスは、樹脂(50ないし90%)、希釈剤
(5ないし40%)、およびフォトイニシエータ(1な
いし10%)を含むことができる。特に注記しない限
り、パーセンテージはすべて重量である。他の結合マト
リクスは、メタクリラート、紫外線硬化可能エポキシド
または不飽和ポリエステルを含むことができる。
【0018】図4は、略矩形の形状の光モジュール30
a(図1および2)から切り離して示すリボン積層物3
2aの端部立面図である。すなわち、図4に示すよう
に、リボン積層物32aは、略矩形の形状を規定し、隣
接する光ファイバ・リボン34の平坦な横面46、48
(図3)は、実質的に全て接触している。図4では、リ
ボン積層物32aは、4個の光ファイバ・リボン34を
含み、各光ファイバ・リボンが8本の光ファイバ38を
含むものとして示されている。図4では、光ファイバ3
8のうちいくつかのみを参照番号で識別する。第1の実
施形態によれば、リボン積層物32aは、長手方向に延
在する12個の光ファイバ・リボン34の積層物の形態
であり、各光ファイバ・リボンが横方向に延在する12
本の光ファイバ38の一次元アレイを含むと好ましい。
しかしながら、異なる本数の光ファイバ・リボン34を
含むリボン積層物32aおよび異なる本数の光ファイバ
38を含む光ファイバ・リボンは、本発明の範囲内であ
る。
【0019】第1の実施形態によれば、緩衝用被覆36
a(図1および2)は、リボン積層物32aに接着され
ている場合もあり、接着されていない場合もある。図4
に最も良く見られるように、リボン積層物32aは、上
面52、下面54、右面56、および左面58を有す
る。最も好適な第1の実施形態の接着されていないバー
ジョンでは、緩衝用被覆36aは、リボン積層物の面5
2、54、56および58に接着されていないので、リ
ボン積層物は緩衝用被覆に対して動くことができる。以
下で更に詳細に論じるが、この接着されていないバージ
ョンによれば、面52、54、56および58の各々に
潤滑が施されており、緩衝用被覆36aの内面に接触
し、緩衝用被覆に対して長手方向に動くことができる。
これに対して、第1の実施形態の接着されたバージョン
では、緩衝用被覆36aはリボン積層物32aの面5
2、54、56、58に接着されているので、リボン積
層物は、緩衝用被覆に対する動きを制限される。
【0020】図4に最も良く見られるように、第1の実
施形態によれば、隣接する光ファイバ・リボン34の縁
部42、44(図3)間に、リボン積層物32aの右面
56および左面58に沿って並んだ間隙50が規定され
ている。図2に最も良く見られるように、第1の実施形
態の例示したバージョンによれば、間隙50は、緩衝用
被覆36aによってふさがれていない。第1の実施形態
の別のバージョンによれば、間隙50は、緩衝用被覆3
6aによってふさがれている。間隙50が緩衝用被覆3
6aによってふさがれるか否かは、一般に、緩衝用被覆
を形成する方法および材料に依存する。以下で更に詳し
く論じるように、緩衝用被覆36aを形成するための多
くの方法が、本発明の範囲内にある。
【0021】図4に示すように、各光ファイバ・リボン
34は、ほぼ同一の厚さT1を規定する。矩形の光モジ
ュール30a(図1および2)から切り離して示す緩衝
用被覆36aの端部立面図である図6に最も良く見られ
るように、緩衝用被覆36aは、各々がほぼ同一の厚さ
T2を規定する4枚の別個の壁を含むものとして特徴付
けることができる。第1の実施形態によれば、各光ファ
イバ・リボン34(図1ないし3)の厚さT1(図4)
は、好ましくは、緩衝用被覆36aの厚さT2と少なく
ともほぼ同じ厚さである。更に具体的かつ異なる方法で
説明すると、第1の実施形態によれば、緩衝用被覆36
aは全体として約T2の厚さを有し、これは、各ファイ
バ・リボン34の厚さT1以下であると好ましい。第1
の実施形態によれば、各光ファイバ・リボン34の厚さ
T1は、約0.012ないし0.02インチであり、ま
たは最も好ましくは約0.012インチである。第1の
実施形態によれば、緩衝用被覆36aの厚さT2は、約
0.003ないし0.012インチであり、更に好まし
くは約0.007ないし0.012インチであり、最も
好ましくは、約0.008ないし0.009インチであ
る。
【0022】図5は、第1の実施形態による斜めの形状
の光モジュール30aの端部立面図である。例えば、緩
衝用被覆36aの略垂直部分と略水平部分との間に斜角
が規定され、隣接する光ファイバ・リボン34の横面4
6、48(図3)が全体的に接触しているわけではない
ので、光モジュール30aを斜めの形状として特徴付け
ることができる。すなわち、隣接する光ファイバ・リボ
ン34は、互いに少なくとも部分的に横方向に配置され
ている。緩衝用被覆36aは比較的薄い可撓性材料から
構成されるので、対向した横方向の力が光モジュール3
0aに加えられた場合、光ファイバ・リボン34は互い
に横方向に摺動することが可能であり、光モジュールは
略矩形の形状(図1および2)から斜めの形状へと移行
する。すなわち、緩衝用被覆36aは、光ファイバ・リ
ボン34が互いに横方向に摺動可能であるほど十分に可
撓性を有するように構成および配置されるので、積層物
は、その端部立面図において、ほぼ矩形の形状から斜め
の形状へと移行することができる。緩衝用被覆36a
は、更に、光モジュール30aが略矩形の形状から斜め
の形状へと移行する場合に、光ファイバ・リボン34の
積層物を積層形状のまま維持するのに十分な剛性を有す
るよう構成および配置される。更に、緩衝用被覆36a
は、光モジュール30aを略矩形の形状へと偏らせるよ
うに構成および配置される。
【0023】第1の実施形態の図示したバージョンによ
れば、隣接する光ファイバ・リボン34の縁部42、4
4(図3)間に規定された間隙50(図4)が緩衝用被
覆36aによってふさがれていないことによって、光モ
ジュールは、略矩形の形状(図1および2)と斜めの形
状(図5)との間で、いっそう容易に移行することがで
きる。更に、第1の実施形態の非接着バージョンによれ
ば、各光ファイバ・リボン34の縁部42、44および
横面46、48(図3)上に、油のような潤滑剤(図示
せず)のコーティングを施す。これについては以下で更
に詳細に論じる。潤滑剤によって、光ファイバ・リボン
34相互の、および光ファイバ・リボン34の緩衝用被
覆36aに対する横方向および長手方向の移動性を高め
る。従って、潤滑剤は、略矩形の形状と斜めの形状との
間の光モジュール30aの移行性を高める。
【0024】図6に最も良く見られるように、緩衝用被
覆36aは、内面60aおよび外面62aを含む。内面
60aは、長手方向に延在する通路64の周りに延在
し、これを規定する。第1の実施形態によれば、略矩形
の形状(図1および2)および斜めの形状(図5)の双
方において、内面60aは、リボン積層物32a(図
1、2および3)の周囲と密接に境界を接し、外面62
aは、内面と密接に境界を接する。内面60aおよび外
面62aが密接に境界を接していることによって、多数
の光モジュール30a(図1、2および5)の効率的な
パッケージングが提供される。これについては、以下で
更に詳しく説明する。より具体的には、略矩形の形状お
よび斜めの形状の双方の光モジュール30aの端部立面
図において、内面60aは、リボン積層物32a(図
1、2、4および5)の周囲が規定する形状と実質的に
同様の形状を規定し、これらの形状の唯一の実質的な相
違は、間隙50(図4)が緩衝用被覆36aによってふ
さがれていないことである。更に、略矩形の形状および
斜めの形状の双方の光モジュール30aの端部立面図に
おいて、外面62aも、リボン積層物32aの周囲が規
定する形状と実質的に同様の形状を規定し、これらの形
状の唯一の実質的な相違は、間隙50が緩衝用被覆36
aによってふさがれていないことである。略矩形の形状
および斜めの形状の双方で、光モジュール30aの端部
立面図において、リボン積層物32aの周囲は第1の領
域と境界を接し、緩衝用被覆36aの内面は第2の領域
と境界を接し、第1および第2の領域はほぼ等しい。
【0025】第1の実施形態の第1のバージョンによれ
ば、緩衝用被覆36aは均質である。これは、緩衝用被
覆の全ての部分において、硬度および弾性係数のような
特性がほぼ同一であるということを意味する。図6を参
照して最も良く理解されるように、第1の実施形態の第
2のバージョンによれば、緩衝用被覆36aは、内部6
8aおよび外部70aを有し、これらは、好ましくは、
互いに物理的に分かれてはいないが、硬度および弾性係
数のような特性が異なる。肉眼では、内部68aおよび
70a間に明確に認められる相違は必ずしも見られず、
内部と外部との間の遷移は漸進的とすることができる
が、説明の目的のために、図6に破線によって分離線6
6を示し、内部と外部との間の境界を表す。第1の実施
形態の第2のバージョンによれば、外部70aは、内部
68aの硬度および弾性係数よりも大きい硬度および弾
性係数を有する。更に具体的には、第1の実施形態の第
2のバージョンによれば、緩衝用被覆36aの内部68
aは、好ましくは、1平方インチ当たり約2x104
ンドと1平方インチ当たり1x102ポンドとの間の弾
性係数を有し、最も好ましくは、内部の弾性係数は、1
平方インチ当たり約1x103ポンドである。これに対
して、第1の実施形態の第2のバージョンによれば、緩
衝用被覆36aの外部70aは、好ましくは、1平方イ
ンチ当たり約6x105ポンドと1平方インチ当たり2
x104ポンドとの間の弾性係数を有し、最も好ましく
は、外部の弾性係数は、1平方インチ当たり約2x10
5ポンドである。
【0026】第1の実施形態によれば、光ファイバ38
および光ファイバ・リボン34は、従来どおり、識別の
目的のために、色分けするか、または識別用のしるし等
によってマークを付けると好ましい。光ファイバ・リボ
ン34および/または光ファイバ38の識別色またはマ
ークが緩衝用被覆を通して見えるように、緩衝用被覆3
6aは透明であると好ましい。この代わりに、またはこ
れに加えて、識別の目的のために、異なる緩衝用被覆3
6aを、色分けするか、識別用のしるし等でマークを付
ける。
【0027】第1の実施形態の1つのバージョンによれ
ば、リボン積層物32aから緩衝用被覆を容易に除去可
能であるように、緩衝用被覆36aは容易に引き裂くこ
とができる。この引き裂きが容易なバージョンの一例に
よれば、緩衝用被覆36aは、1平方インチ当たり約2
x103ポンド未満の極限強さ、および約0.020イ
ンチ未満の厚さT2(図6)を有する。引き裂きが容易
なバージョンのこの例によれば、緩衝用被覆36aは、
低密度のポリエチレン等で形成すると許容可能である。
【0028】引き裂きが容易なバージョンの別の例によ
れば、緩衝用被覆36aは、容易に引き裂き可能であ
る。なぜなら、これを構成する高分子材料が、この高分
子材料の伸びおよび/または引っ張り強さを低減させる
無機充填剤のような1つ以上の充填剤を含むからであ
る。好ましくは、この容易に引き裂き可能な緩衝用被覆
は、1平方インチ当たり約2000ポンド未満の引っ張
り強さ、および約400パーセント未満の伸び、最も好
ましくは約200パーセント未満の伸びを有する。この
例によれば、適切なベース樹脂またはポリマは、ポリエ
チレン、エチレン−ビニルアセテート、エチレン−アク
リル酸等を含む。この例によれば、適切な充填剤は、滑
石、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム三水和物等を含
む。
【0029】第2の実施形態 図7は、本発明の第2の実施形態による光モジュール3
0bの斜視図である。第2の実施形態の光モジュール3
0bは、注記する変更および当業者に明らかな変更を除
いて、第1の実施形態の光モジュール30a(図1、2
および5)と同一である。
【0030】第2の実施形態によれば、光モジュール3
0bのリボン積層物32bは、その緩衝用被覆36bが
周囲に形成される場合に長手方向にねじれ、緩衝用被覆
36bは、リボン積層物32bをそのねじれた形状に保
持するのに十分な剛性を有する。加えて、第1の実施形
態で先に述べたように、第2の実施形態の緩衝用被覆3
6bは、比較的薄く、リボン積層物32bの外面と密接
に適合する。結果として、図7に示すように、緩衝用被
覆36bの長手方向に延在する4つの角71は、リボン
積層物32bのねじれに対応する長手方向のねじれを規
定するように配置されている。すなわち、緩衝用被覆3
6bの外面62bは、隆起として特徴付けることができ
る隆起状の角71を規定し、これらは、ねじれたリボン
積層物32bの撚り長に対応する撚り長を規定する。角
71は、ある程度丸いと好ましい。
【0031】光モジュール30bは、連続らせん状ねじ
れまたはS−Zねじれを有することができる。更に具体
的には、緩衝用被覆36bの全長に渡ってリボン積層物
32bを長手方向に同一方向にねじって、連続らせん状
ねじれを与えることができる。これに対して、リボン積
層物32bの長手方向のねじれを周期的に逆にして、当
業者がS−Zねじれと呼ぶものを光モジュール30bが
有すると好ましい。この点に関して述べると、緩衝用被
覆36bの第1の部分に沿って、リボン積層物32bを
第1の方向に長手方向にねじって撚り長を規定し、更
に、緩衝用被覆の連続する第2の部分に沿って、逆の第
2の方向にリボン積層物を長手方向にねじって、再び撚
り長を規定する。撚り長は、リボン積層物32bが完全
な1回転を行う長手方向の距離である。この交互のねじ
れパターンは、リボン積層物30bの全長に沿って繰り
返される。第2の実施形態によれば、S−Zねじれの撚
り長は、好ましくは約12から36インチの範囲であ
り、最も好ましくは、撚り長は約24インチである。
【0032】第3の実施形態 図8は、本発明の第3の実施形態による光モジュール3
0cの端部立面図である。第3の実施形態の光モジュー
ル30cは、注記する変更および当業者に明らかな変更
を除いて、第1の実施形態の光モジュール30a(図
1、2および5)と同一である。第3の実施形態によれ
ば、緩衝用被覆36cは、長手方向に延在する弱化部分
を規定する。弱化部分は、好ましくは光モジュール30
cの長さに渡って延在し、長手方向に延在する壊れやす
い部分72の形態であると好ましい。壊れやすい部分7
2は、谷状の切り欠きの形態で示すが、壊れやすい部分
は、一連の貫通孔または他の割れ目もしくは緩衝用被覆
36cの強度を弱める手段の形態とすることができる。
緩衝用被覆36cは、緩衝用被覆が他の位置で引き裂き
可能であるよりも容易に、壊れやすい部分72に沿って
長手方向に手作業で引き裂くことができる。それにもか
かわらず、壊れやすい部分72は、不注意によって引き
裂かれないように構成および配置されていると好まし
い。
【0033】壊れやすい部分72を長手方向に引き裂い
て、緩衝用被覆36c内に収容されている光ファイバ・
リボン34に対するアクセスを提供する。更に具体的に
は、壊れやすい部分72に沿って緩衝用被覆36cを引
き裂くことによって、長手方向に延在する引き裂かれた
対向縁部74、76が形成される。これは、図8におい
て破線で示されている。引き裂かれた縁部74、76
を、緩衝用被覆36cが収容する光ファイバ・リボン3
4から離すように手で持ち上げて、図8に破線で示すよ
うに、引き裂かれた縁部間に、長手方向に延在する開口
78cを規定する。開口78cを介して、緩衝用被覆3
6cが収容する光ファイバ・リボン34に対するアクセ
スを可能とする。本発明の代替的な実施形態によれば、
容易に引き裂き可能な材料で緩衝用被覆36cを構成し
て、壊れやすい部分72を含むことなく、緩衝用被覆を
容易に手作業で長手方向に引き裂き可能とする。
【0034】第4の実施形態 図9は、本発明の第4の実施形態による光モジュール3
0dの端部立面図である。第4の実施形態の光モジュー
ル30dは、注記する変更および当業者に明らかな変更
を除いて、第1の実施形態の光モジュール30a(図
1、2および5)と同一である。
【0035】第4の実施形態によれば、緩衝用被覆36
dは、長手方向に延在する1枚の高分子フィルムまたは
テープであると好ましい。テープは、好ましくは、水の
浸透を可能とせず、および/または水を吸収する従来の
粉末等で被覆することができる。緩衝用被覆36dは、
互いに重なる長手方向に延在する対向縁部80、82を
含み、光ファイバ・リボン34を緩衝用被覆内に封入す
るようにする。
【0036】互いに重なり対向している縁部80、82
の表面を、従来の接着剤によって保持して、それらの縁
部を重複した配置のままとすることが好ましい。第4の
実施形態の接着しないバージョンによれば、緩衝用被覆
36dの全内面を接着剤によって被覆しないので、緩衝
用被覆が収容する光ファイバ・リボン34は、互いに対
して、および緩衝用被覆に対して動くことができる。第
4の実施形態の接着するバージョンによれば、緩衝用被
覆36dの全内面を接着剤によって被覆するので、光フ
ァイバ・リボンの互いに対する動きおよび緩衝用被覆に
対する動きが妨げられる。
【0037】第4の実施形態によれば、緩衝用被覆36
d内の光ファイバ・リボン34に対するアクセスが望ま
れる場合、縁部80、82を手で分離させて、緩衝用被
覆内の光ファイバ・リボンに対するアクセスを得る。更
に具体的には、分離された縁部80、82を、緩衝用被
覆36dが収容する光ファイバ・リボン34から離すよ
うに持ち上げて、図9に破線で示すように、縁部間に長
手方向に延在する開口78dを規定する。開口78dを
介して、緩衝用被覆36dが収容する光ファイバ・リボ
ン34に対するアクセスを得ることができる。更に、所
望の場合、縁部80、82を元の形状に戻して、再び光
ファイバ・リボン34を完全に封入することができる。
【0038】本発明の代替的な実施形態によれば、緩衝
用被覆36dを構成する高分子テープまたはシートを、
光ファイバ・リボンに長手方向に貼るのではなく、光フ
ァイバ・リボン34の周囲にらせん状に巻いて、緩衝用
被覆を形成する。
【0039】第5の実施形態 図10および11は、それぞれ、本発明の第5の実施形
態による光モジュール30eの斜視図および立面図であ
る。第5の実施形態の光モジュール30eは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、図6を参照
して先に論じた第1の実施形態の第2のバージョンの光
モジュール30a(図1、2および5)と同一である。
【0040】第5の実施形態によれば、緩衝用被覆36
eは多層を有する。更に具体的には、内部68eおよび
外部70eは別個の層である。内部68eは外面86e
を含み、外部70eは内面88eを含む。第5の実施形
態によれば、全内面88eは、光モジュール30eの全
長に渡って、全外面86eの周囲に延在し、全外面86
eと接触する。第5の実施形態の第1のバージョンによ
れば、内部68eおよび外部70eは、同軸の熱可塑性
同時押し出し成形品である。第5の実施形態の第2のバ
ージョンによれば、内部68eは、第4の実施形態を参
照して上述したテープまたはフィルムと同様であり、外
部70eは高分子押し出し成形品であり、多層緩衝用被
覆36eの厚さは、第1の実施形態の緩衝用被覆36a
(図1、2および5)の厚さT2(図6)と同一であ
る。あるいは、多層緩衝用被覆36eの厚さは、第1の
実施形態の緩衝用被覆36aの厚さよりも大きい。第5
の実施形態の第3のバージョンは、内部68eおよび外
部70eが第4の実施形態を参照して上述したテープま
たはフィルムと同様であることを除いて、第5の実施形
態の第2のバージョンと同一である。
【0041】第6の実施形態 図12および13は、それぞれ、本発明の第6の実施形
態による光モジュール30fの斜視図および端部立面図
である。第6の実施形態の光モジュール30fは、注記
する変更および当業者に明らかな変更を除いて、第1の
実施形態の光モジュール30a(図1、2および5)と
同一である。
【0042】図13に最も良く見られるように、第6の
実施形態の例示したバージョンによれば、光ファイバ・
リボン34’の縁部42、44(図3)間に規定される
間隙50(図4)は、緩衝用被覆36fの部分によって
ふさがれている。加えて、緩衝用被覆36fは、その対
向する4個の角において、厚い部分90を含む。厚い部
分90は、好ましくは、リボン積層物32fの対向する
4個の角に位置する光ファイバの緩衝となる球状の形状
を規定する。緩衝用被覆36fの厚さは、厚い部分90
を除いて、第1の実施形態の緩衝用被覆36a(図1、
2および6)の厚さT2(図6)と同一である。従っ
て、緩衝用被覆36fの大部分は、その内面と外面との
間で規定される厚さを有し、これは、緩衝用被覆36f
が収容する各光ファイバ・リボン34’の厚さ以下であ
る。
【0043】第7の実施形態 図14は、本発明の第7の実施形態による光モジュール
30gの端部立面図である。第7の実施形態の光モジュ
ール30gは、注記する変更および当業者に明らかな変
更を除いて、第1の実施形態の光モジュール30aと同
一である。
【0044】光モジュール30gは、図14において斜
めでない形状で示されており、従って、概ね丸いリボン
積層物32gおよび丸い緩衝用被覆36gを含むものと
して特徴付けることができる。これに対して、光モジュ
ール30gを斜めの形状として、リボン積層物32gお
よび緩衝用被覆36gを、その端部立面図において長方
形としても良い。リボン積層物32gの光ファイバ・リ
ボン34、34’、34’’、34’’’、3
4’’’’は異なる幅を有し、光ファイバ・リボンのい
くつかは横に並んで配置されている。加えて、緩衝用被
覆36gの厚さは、その端部立面図において光モジュー
ル30gの中心から放射状に延びる半径の方向で測定す
る。厚さは半径の角度によって変動するが、緩衝用被覆
36gの平均厚さは、第1の実施形態の緩衝用被覆62
g(図1、2、5および6)の厚さT2(図6)に対応
する。すなわち、緩衝用被覆36gの大部分は、その内
面と外面との間で規定される厚さを有し、これは、緩衝
用被覆36gが収容する光ファイバ・リボン34、3
4’、34’’、34’’’、34’’’’の各々の厚
さ(例えば図4に示す厚さTを参照)以下である。
【0045】光モジュールの製造方法 図15は、本発明の上述の光モジュール30a、30
b、30c、30d、30e、30f、30g等の光モ
ジュールを許容可能に製造することができる製造機器ア
センブリ92を図示する。製造機器アセンブリ92の動
作方法を説明するために、上述の光モジュール、リボン
積層物および緩衝用被覆を、一般に、光モジュール3
0、リボン積層物32、および緩衝用被覆36と呼ぶ。
製造機器アセンブリ92の動作は、光ファイバ・リボン
34および形成されたリボン積層物32、緩衝用被覆3
6および光モジュール30が連続的に長手方向に進むよ
うに行われる。
【0046】上流案内機構 図15に見られるように、個別の光ファイバ・リボン3
4は、上流案内機構94内に並列に引き込まれる。図1
5には4本の光ファイバ・リボン34のみを示すが、4
本よりも多いかまたは少ない本数の光ファイバ・リボン
を製造機器アセンブリ92内に引き込むことは本発明の
範囲内である。上流案内機構94に光ファイバ・リボン
34を送出するプロセスは、好ましくは、上流案内機構
の上流に位置するリールから光ファイバ・リボンを供給
する等、前もって製造した光ファイバ・リボン34を従
来どおり供給することを含む。
【0047】本発明の一例によれば、案内機構94は多
数のローラ等を含み、これらが規定するローラ間隙に光
ファイバ・リボン34を引き込んで、光ファイバ・リボ
ンを互いに全体的に整列させると共に、光ファイバ・リ
ボン間の空間を維持する。光ファイバ・リボンを並列な
機構内に引き込むことは従来どおりであるので、上流案
内機構94の動作は、当業者には理解されよう。
【0048】潤滑機構 図15に示すように、整列した光ファイバ・リボン34
は、上流案内機構94から潤滑機構96に供給される。
潤滑機構96は、各光ファイバ・リボン34の縁部4
2、44(図3)および横面46、48(図3)に潤滑
剤を塗布する。多数の従来からのコーティング技法のい
ずれかによって、光ファイバ・リボン34に潤滑剤を許
容可能に塗布することができる。例えば、液体潤滑剤を
光ファイバ・リボン34に塗布するには、ポンプ(群)
を含むスプレー・アセンブリを用い、液体潤滑剤を貯蔵
槽から配管を介してスプレー・ノズルによって流出さ
せ、光ファイバ・リボン34上に送出することができ
る。光ファイバ・リボンに潤滑剤を塗布するためのアセ
ンブリの一例が、米国特許出願番号第09/179,7
21号に開示されている。これは、引用により本願にも
含まれるものとする。加えて、光ファイバ・リボン34
を、潤滑剤の槽を介して供給するか、または潤滑剤を含
ませた吸収体ローラ間に供給することができる。あるい
は、粉末の潤滑剤を光ファイバ・リボン34に振りか
け、吹き付けることができる。
【0049】塗布した潤滑剤は、光ファイバ・リボン3
4または光ファイバ・リボン周囲に形成された緩衝用被
覆36と不利な相互作用を起こさないことが好ましい。
例えば、潤滑剤は、緩衝用被覆36を膨張させないこと
が好ましい。例えば、本発明のいくつかの実施形態によ
れば、緩衝用被覆36が低密度のポリエチレン材料で構
成されている場合、「E」型の炭化水素油を用いる。具
体的には、「E」型の炭化水素油は、重量で22.5%
のSHF−402ポリアルファオレフィン油、重量で7
5.5%のSHF−82ポリアルファオレフィン油、お
よび重量で2%のIRGANOX(登録商標)1076
抗酸化剤から成る。これらのポリアルファオレフィン油
は、Mobil Chemical Companyか
ら市販されており、抗酸化剤(スタビライザ)は、Ci
ba−Geigy Companyから市販されてい
る。この油は、ASTM D−445法に従って測定し
た場合、40℃で54および82センチストーク間の粘
度を有し、100℃で8および12センチストーク間の
粘度を有する。これらの油は、100℃で4000セン
チストーク未満の動粘度を有するように選択された。
【0050】本発明の他の実施形態によれば、緩衝用被
覆36がエチレン−ビニルアセテートコポリマーで構成
されている場合、グリコール等の更に極性油を用いる。
また、光ファイバ・リボン34に塗布される潤滑剤は、
耐水性であるか、または水吸収体粉末等を含むと好まし
い。第2の実施形態を含めて、本発明の実施形態の大部
分では、好適な潤滑剤は安定化ポリアルファオレフィン
等である。他の適切な潤滑剤には、グリコール、シリコ
ーン油等が含まれる。
【0051】また、機器製造アセンブリ92が潤滑剤機
構96を含まない実施形態も、本発明の範囲内である。
例えば、第1の実施形態を参照して上述した光モジュー
ルの非接着バージョンのように、光モジュール30の光
ファイバ・リボン34に潤滑を施さないことは、本発明
の範囲内である。
【0052】下流案内機構 図15に示すように、光ファイバ・リボン34は、潤滑
機構96から下流案内機構98に供給される。下流案内
機構98は、光ファイバ・リボン34を案内する多数の
ローラを含み、光ファイバ・リボンがリボン積層物32
へと形成されるようになっている。光ファイバ・リボン
34のリボン積層物32への形成は従来どおりであるの
で、下流案内機構98の動作は、当業者には理解されよ
う。
【0053】ねじり機構 製造機器アセンブリ92は、更に、ねじり機構99を含
むものとして示されている。リボン積層物32がねじら
れている本発明の実施形態では、リボン積層物32を、
下流案内機構98からねじり機構99に供給する。ねじ
り機構99は、本発明の第2の実施形態を参照して上述
したように、リボン積層物32において連続らせん状ね
じれまたはS−Zねじれのいずれかを与えるように動作
する。
【0054】実施可能な場合、本発明の光モジュール3
0の多くは、リボン積層物32がS−Zねじれとなるよ
うに構成することが好ましい。例えば、本発明の代替的
な実施形態によれば、光モジュール30a(図1、2お
よび5)、30c(図8)、30d(図9)、30e
(図10および11)、およびすでに説明したそれらの
変形と同様の光モジュール30は、ねじれリボン積層物
32を有する。
【0055】リボン積層物32を長手方向にねじること
は従来どおりなので、ねじり機構99の動作は、当業者
には理解されよう。ねじり機構の許容可能な例が、米国
特許出願番号第09/179,721号に記載されてい
る。これは、すでに引用により本願に含むものとした。
リボン積層物32がねじられている本発明の実施形態で
は、リボン積層物は、ねじり機構99から収容機構10
0に供給される。
【0056】本発明のいくつかの実施形態によれば、リ
ボン積層物32はねじれておらず、この場合、ねじり機
構99を迂回するか、製造機器アセンブリ92から省略
する。すなわち、リボン積層物32がねじれていない本
発明の実施形態では、リボン積層物は、下流案内機構9
8から収容機構100に供給される。
【0057】収容機構 収容機構100は、リボン積層物32の周囲に緩衝用被
覆36を形成して、光モジュール30を形成する。収容
機構100の多数の変形が本発明の範囲内である。それ
らの例について簡単に記載し、その後、各々について更
に詳しく論じる。本発明の第1の方法によれば、収容機
構100は、高分子テープまたはフィルムをリボン積層
物32に貼って、緩衝用被覆36を形成する。本発明の
第2の方法によれば、収容機構100は、リボン積層物
32の周囲に熱可塑性材料を押し出し成形して、緩衝用
被覆36を形成する。本発明の第3の方法によれば、収
容機構100は、紫外線硬化性物質をリボン積層物32
上に塗布し、この物質を硬化させて緩衝用被覆36を形
成する。本発明の第4の方法によれば、収容機構100
は、様々な組み合わせおよび部分組み合わせにおいて上
述の動作を実行して、複合緩衝用被覆36を提供する。
【0058】第1の方法: 本発明の第1の方法によれ
ば、収容機構100によって、長手方向に延在する高分
子テープまたはフィルムをリボン積層物32に貼り、ま
たはテープもしくはフィルムをリボン積層物の周囲にら
せん状に巻いて緩衝用被覆36を形成して、光モジュー
ル30を生成する。光ファイバ・ケーブルの作成におい
ては、長手方向に進む部材に長手方向に延在するテープ
を貼ること、および長手方向に進む部材の周囲にらせん
状にテープを巻くのは通常のことであるので、当業者
は、第1の方法を実行するために適切な収容機構100
を選択することができよう。
【0059】第1の方法に従って構築された光モジュー
ル30は、第4の実施形態およびその変形を参照して上
述したものを含む。また、第1の方法に従って他の光モ
ジュール30を構築することも、本発明の範囲内であ
る。
【0060】第1の方法によれば、緩衝用被覆36を構
成するテープまたはフィルムは、熱可塑性材料、または
更に具体的にはポリオレフィン物質、更に具体的にはポ
リエチレンから成ると許容可能である。上述の第4の実
施形態によれば、特に適切なテープは、従来の不織布ポ
リエステルの裏打ちを施した従来の防水テープである。
【0061】第2の方法: 本発明の第2の方法によれ
ば、収容機構100は、リボン積層物32上に緩衝用被
覆36を押し出し成形する1つ以上の押し出し機を含
む。光ファイバ・ケーブルの作成においては、押し出し
機を利用して長手方向に進む部材上に熱可塑性物質を押
し出し成形するのは通常のことであるので、当業者は、
第2の方法を実行するために適切な収容機構100を選
択することができよう。
【0062】第2の方法によれば、押し出し成形する物
質は、熱可塑性物質、より具体的にはポリオレフィン物
質、より具体的にはポリエチレンであると許容可能であ
る。更に、第2の方法によれば、押し出し成形品(複数
の押し出し成形品)は、大気への露呈によって、十分に
固体化させることができる。この代わりに、またはこれ
に加えて、収容機構100は、押し出し成形品(複数の
押し出し成形品)の冷却および固体化に役立つ冷却機構
(複数の冷却機構)を含むことができる。許容可能な冷
却機構は、水槽等を含む。
【0063】第2の方法の第1のバージョンによれば、
収容機構100は、リボン積層物32の周囲に熱可塑性
押し出し成形品を押し出し、この押し出し成形品が固体
化して緩衝用被覆36が形成される。更に具体的には、
最初に形成された押し出し成形品は、リボン積層物32
の外径よりも大きな内径を有し、押し出し成形品が固体
化すると、押し出し成形品はリボン積層物32へと「引
っ張られ」て、緩衝用被覆36を形成する。この引っ張
りの結果として、緩衝用被覆36の内径は、リボン積層
物32の外径とほぼ等しくなる。例えば、第1の実施形
態の第1のバージョンの光モジュール30a(図1、2
および5)ならびに第2および第3の実施形態の光モジ
ュール30b、30cは、それぞれ、第2の方法の第1
のバージョンに従って構築することができる。第2の方
法の第1のバージョンによれば、緩衝用被覆36を形成
するための押し出し成形に特に適切な物質、および、第
2の実施形態の緩衝用被覆36b(図7)を形成するた
めに用いると好適である物質は、低密度ポリエチレン等
である。
【0064】第2の方法の第2および第3のバージョン
は、第2の方法の第1のバージョンと同様であるが、第
2および第3のバージョンでは、収容機構100がリボ
ン積層物32の周りに熱可塑性の同時押し出し成形品を
形成する点が異なっている。第2の方法の第2のバージ
ョンによれば、同時押し出し成形品の対向面は、固体化
の前に部分的に融合し、例えば第1の実施形態の第2の
バージョンの非均質緩衝用被覆36a(図6)を生成す
る。第2の方法の第2のバージョンによれば、緩衝用被
覆36aの内部68a(図6)を形成するための押し出
し成形に好適な材料は、極めて低密度のポリエチレン−
ビニルアセテート、エチレン−アクリル酸等である。第
2の実施形態の第2のバージョンによれば、緩衝用被覆
36aの外部70a(図6)を形成するための押し出し
成形に好適な材料は、中または高密度のポリエチレン等
である。
【0065】第2の方法の第3のバージョンによれば、
同時押し出し成形品は、固体化の前に部分的に融合しな
いで、例えば第5の実施形態の緩衝用被覆36e(図1
0および11)を生成する。第2の実施形態の第3のバ
ージョンによれば、緩衝用被覆36eの内部68e(図
10および11)を形成するための押し出し成形に好適
な材料は、極めて低密度のポリエチレン、エチレン−ビ
ニルアセテート、エチレン−アクリル酸等である。第2
の実施形態の第3バージョンによれば、緩衝用被覆36
eの外部70e(図10および11)を形成するための
押し出し成形に好適な材料は、衝撃改質ポリプロピレン
(プロピレン−エチレンコポリマー)等である。
【0066】第3の方法: 本発明の第3の方法によれ
ば、収容機構100は、未硬化の紫外線硬化性物質をリ
ボン積層物32の周囲に塗布し、その後、紫外線硬化性
物質を硬化させて、リボン積層物の周囲に緩衝用被覆3
6を形成する。紫外線硬化性物質は、紫外線放射に露呈
されると硬化する。上述のように、光ファイバ・リボン
34の作成に紫外線硬化性物質を用いるのは従来どおり
のことであるので、当業者は、第3の方法を実行するた
めに適切な収容機構100を選択することができよう。
【0067】第3の方法によれば、未硬化の紫外線硬化
性物質は、いくつかの異なる技法を用いてリボン積層物
32に塗布することができる。例えば、未硬化の紫外線
硬化性物質は、リボン積層物32上に押し出すか、リボ
ン積層物上に噴射させることができ、またはリボン積層
物は未硬化の紫外線硬化性物質の槽を通過させることが
できる。その後、リボン積層物32上の未硬化の紫外線
硬化性物質を、紫外線放射への露呈によって硬化させ
る。
【0068】第3の方法に従って構築した光モジュール
30は、第6および第7の実施形態を参照して上述した
ものを含む。例えば、第6の実施形態の光モジュール3
0f(図12および13)を構築する場合、好ましく
は、厚い紫外線硬化性物質を、リボン積層物32f(図
12および13)上に押し出す。押し出しに用いるダイ
は、得られる緩衝用被覆36f(図12および13)の
形状を規定するように構成および配置されている。
【0069】第3の方法によれば、リボン積層物32に
塗布した未硬化の紫外線硬化性物質に対する紫外線放射
の適用を制御することによって、異なる特性を有する内
部68aおよび外部70a(図6)のような内部および
外部を有する緩衝用被覆36を生成可能である。例え
ば、均質な紫外線硬化性ゲルをリボン積層物32に塗布
し、その後、塗布した紫外線硬化性物質に施す紫外線放
射の時間および強度を制御することで、得られる緩衝用
被覆36は、硬度および弾性係数が異なる内部68aお
よび外部70a等の内部および外部を有することができ
る。例えば、第1の実施形態の第2バージョンを参照し
て上述したように、内部は柔らかく、低い弾性係数を有
し、外部は硬く、高い弾性係数を有すると好適である。
すなわち、緩衝用被覆36の形成を実行するには、光フ
ァイバ・リボン34の積層物を紫外線硬化性物質で被覆
し、その後、ユニットごとに、内部68aよりも外部7
0aにおいて高度な重合のような硬化が起こるように選
択した所定の時間期間だけ、紫外線硬化性物質を紫外線
放射に露呈する。
【0070】適切な紫外線硬化性物質は、光ファイバ・
リボン34の形成において用いたような、先に述べたも
のである。他の適切な紫外線硬化性物質には、紫外線放
射に露呈されると重合が起こってポリアクリラートを生
成するアクリラート物質が含まれる。
【0071】第4の方法: 本発明の第4の方法によれ
ば、第1、第2、および第3の方法を組み合わせて、お
よび/または変形させて、他の光モジュール30を生成
する。例えば、第5の実施形態の第2バージョンによれ
ば、内部68e(図10および11)は、水を通さない
高分子材料のテープまたはフィルムで構成し、外部70
e(図10および11)は、高分子材料の押し出し成形
品である。
【0072】弱化機構 緩衝用被覆36が壊れやすい部分72(図8)等を含む
本発明の実施形態によれば、光モジュールは、収容機構
100から弱化機構101に供給される。弱化機構10
1は、緩衝用被覆36において、図示した壊れやすい部
分72のような長手方向に延在する壊れやすい部分を形
成する。適切な壊れやすい部分は、切断装置、刻み目を
付ける装置、または穿孔装置のような様々な種類の装置
を用いて形成可能である。
【0073】第3の実施形態によれば、弱化機構101
は、レーザ・ビームを発生する機械であると好ましく、
これを用いて緩衝用被覆36c(図8)を切れ目を入れ
て壊れやすい部分72(図8)を形成する。レーザによ
って精密な切れ目を形成する切断機械は、従来のもので
あり、容易に入手可能である。
【0074】格納機構 図15に示すように、完全に製造された光モジュール3
0は、従来の格納機構102に供給される。適切な格納
機構は、製造された光モジュール30を引き込んで巻く
リールを含むことができる。光モジュール30b(図
7)等の長手方向にねじれた光モジュール30、および
光モジュール30g(図14)等の丸い光モジュール
は、リールに巻くのに特に適している。あるいは、格納
機構102は、製造された光モジュール30が連続的に
取り込まれて内部に投入される樽を含むことができる。
【0075】光モジュール30を格納する方法には無関
係に、光モジュールを光ファイバ・ケーブル内に組み込
む前に光モジュールの完全性をテストすることができる
ように、光モジュールの対向端部を容易に利用可能とす
ると好ましい。これは、多数の光モジュール30を並列
に含む光ファイバ・ケーブルに関して、特に有利であ
る。
【0076】光ファイバ・ケーブル 図16ないし21および24ないし26は、本発明の実
施形態による光ファイバ・ケーブルを示す。光ファイバ
・ケーブルを説明するために、本発明の上述の光モジュ
ール30a、30b、30c、30d、30e、30
f、30gを総称して光モジュール30と呼ぶ。なぜな
ら、注記するかまたは当業者に明らかな例外はあるもの
の、上述の光ファイバ・ケーブルおよび/またはその変
形の各々を、上述の光モジュールおよびその組み合わせ
の各々と共に構築することは、本発明の範囲内であるか
らである。同様に、上述のリボン積層物および緩衝用被
覆は、それぞれ総称してリボン積層物32および緩衝用
被覆36と呼ぶ。
【0077】第8の実施形態 図16は、本発明の第8の実施形態による光ファイバ・
ケーブル108aの概略端部立面図である。光ファイバ
・ケーブル108aは、中央に位置し長手方向に延在す
る光モジュール30を含み、これは、従来どおりの、長
手方向に延在する1枚の防水テープ110によって囲ま
れていると好ましい。防水テープ110の周囲に、従来
の高分子材料の外被112aが延在し、この外被には、
長手方向に延在する外側強度部材114aが埋め込まれ
ている。防水テープ110と光モジュール30との間の
空間、および外被112aと防水テープとの間の空間
は、シキソトロピック・ゲル等の従来の充填物質で充填
することができる。本発明の光ファイバ・ケーブルの各
々は、シキソトロピック・ゲル等のいかなる充填物質も
含まないことが好ましいが、本発明の光ファイバ・ケー
ブルの各々がシキソトロピック・ゲル等の充填物質を含
むことも本発明の範囲内である。本発明によれば、充填
物質が不要となるように、緩衝用被覆36がリボン積層
物32を十分に保護することが好ましい。
【0078】外被112aは、2つ以上の外側強度部材
114aを内蔵することができる。加えて、外被112
aは、金属材料または誘電体材料で構成することができ
る。また、光ファイバ・ケーブル108aは、光モジュ
ール30(群)の周りに延在して更にこれを保護する金
属外装も含むことができる。
【0079】第9の実施形態 図17は、本発明の第9の実施形態による光ファイバ・
ケーブル108bの概略端部立面図である。第9の実施
形態による光ファイバ・ケーブル108bは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、第8の実施
形態の光ファイバ・ケーブル108a(図16)と同一
である。
【0080】第9の実施形態の光ファイバ・ケーブル1
08bは、多数のリボン積層物32(例えば図4を参
照)を含み、これらは、光ファイバ・ケーブルの長さに
沿って全体的に均一であり、結果として光ファイバの緊
密なパッケージングが得られる、対称的な積層構造であ
る。多数のリボン積層物32は、好ましくは、多数の光
モジュール30の構成要素である。光モジュール30
は、ねじれておらず、略多角形であると好ましく、更
に、光ファイバ・ケーブル108bの全長に沿って対称
的な積層構造に維持されると好ましい。図17には示さ
ないが、光モジュール30群は、一括して、防水テープ
(例えば防水テープ110(図16)を参照)によって
包囲することができる。光モジュール30は個別のユニ
ットであるので、光ファイバ・ケーブルが損傷した場
合、動作している光モジュールを、光ファイバ・ケーブ
ル108bから容易に回収することができる。
【0081】第10の実施形態 図18は、本発明の第10の実施形態による光ファイバ
・ケーブル108cの概略端部立面図である。第10の
実施形態の光ファイバ・ケーブル108cは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、第9の実施
形態の光ファイバ・ケーブル108b(図17)と同一
である。
【0082】第10の実施形態の光ファイバ・ケーブル
108cは、積層されているが完全に対称的な構造では
ない多数のリボン積層物32(例えば図4を参照)を含
む。多数のリボン積層物32は、多数の光モジュール3
0の構成要素であると好ましい。光モジュール30は、
好ましくは、ねじれておらず、略多角形であり、光ファ
イバ・ケーブル108cの全長に沿って積層構造に維持
されると好ましい。
【0083】第11の実施形態 図19は、本発明の第11の実施形態による光ファイバ
・ケーブル108dの概略端部立面図である。第11の
実施形態の光ファイバ・ケーブル108dは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、第8の実施
形態の光ファイバ・ケーブル108a(図16)と同一
である。
【0084】光ファイバ・ケーブル108dは、ややラ
ンダムな配置で互いに横方向に離間した多数のリボン積
層物32(例えば図4を参照)を含むので、光モジュー
ルは対称的な積層構造となっていない。多数のリボン積
層物32は、好ましくは、多数の光モジュール30の構
成要素である。第11の実施形態の光ファイバ・ケーブ
ル108dは、外側強度部材114aに加えて中央強度
部材116を含むものとして図示するが、光ファイバ・
ケーブル108dは、中央強度部材または外側強度部材
の双方でなくいずれか一方を有することが好ましい。図
示しないが、光モジュール30群は、一括して、防水テ
ープ(例えば防水テープ110(図16)を参照)によ
って包囲することができる。
【0085】第12の実施形態 図20は、本発明の第12の実施形態による光ファイバ
・ケーブル108eの概略端部立面図である。第12の
実施形態の光ファイバ・ケーブル108eは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、第11の実
施形態の光ファイバ・ケーブル108d(図19)と同
一である。
【0086】第12の実施形態によれば、多数のリボン
積層物(例えば図4を参照)は、外被112e内にぎっ
しり詰められている。多数のリボン積層物32は、好ま
しくは多数の光モジュール30の構成要素である。一例
として、光モジュール30は、対称的な積層構造ではな
い、ややランダムに配置されたものとして特徴付けるこ
とができる。第12の実施形態によれば、外被112e
が規定する長手方向に延在する通路内に光モジュール3
0を封入することによって、光モジュールの少なくとも
1つ以上に横方向の力が加わり、それらの光モジュール
が斜めでない形状から斜めの形状へと移行する。上述
し、図5に示したように、斜めの形状が発生するのは、
緩衝用被覆36が横方向に変形し、その内部の光ファイ
バ・リボン34が互いに対して横方向に摺動する場合で
ある。
【0087】外被112eが規定する長手方向の通路内
への光モジュール30の封入が、それ以前の動作を含む
ことは、本発明の範囲内である。例えば、光モジュール
30の斜めの形状を生じさせる横方向の力は、外被11
2e内への封入に備えて光モジュールを共に引き出す場
合に発生する可能性がある。追加の例として、第12の
実施形態によれば、光モジュール30群は、一括して、
防水テープ(例えば防水テープ110(図16)を参
照)によって包囲ことができるが、このテープの適用に
よって横方向の力が生じる場合があり、結果として光モ
ジュールの少なくとも一部が斜めの形状となる。
【0088】第13の実施形態 図21は、本発明の第13の実施形態による光ファイバ
・ケーブル118aの概略端部立面図である。光ファイ
バ・ケーブル118aは、多数のリボン積層物32(例
えば図4を参照)を含み、これらは光モジュール30の
構成要素であると好ましい。更に具体的には、光ファイ
バ・ケーブル118aは、光モジュール30が長手方向
に延在する長手方向の内部通路を規定する長手方向に延
在する中心部材120aを含む。中心部材は、比較的強
い中心強度部材とすることができ、または、中心強度部
材ほどは強くない中心スペーサとすることができる。中
心部材120a内に延在する光モジュール30は、中心
光モジュールとして特徴付けることができる。中心部材
120aの周囲に、多数の光モジュール30を放射状に
配置する。これらの放射状に配置した光モジュール30
は、周辺光モジュールとして特徴付けることができる。
【0089】第13の実施形態によれば、中心光モジュ
ール30のリボン積層物32(例えば図4を参照)は、
12の光ファイバ・リボン34(例えば図3を参照)の
積層物の形態であり、それらの光ファイバ・リボンの各
々が12本の光ファイバ38(例えば図3を参照)を含
む。第13の実施形態によれば、周辺光モジュール30
の各々は、12の光ファイバ・リボン34の積層物の形
態であり、それらの光ファイバ・リボンの各々が12本
の光ファイバ38を含む。従って、光ファイバ・ケーブ
ル118aは合計1008本のファイバを有する。光フ
ァイバ・ケーブル118aの変形は、異なる本数のファ
イバを有する。
【0090】第13の実施形態によれば、光モジュール
30の各々は、ほぼ同一の高さH(図2)を有し、光モ
ジュールの各々は、ほぼ同一の幅W(図2)を有する。
光ファイバ・ケーブル118aの端部立面図では、周辺
光モジュール30の各々について、高さHは周辺光モジ
ュールの半径方向の寸法であり、半径方向は、中心光モ
ジュール30の中心から周辺光モジュールへと延びてい
る。
【0091】長手方向に延在する強度部材122が周辺
光モジュール30間に延在し、長手方向の外装層124
aが周辺光モジュールを包囲している。外装124aの
周囲に、高分子材料で構成された長手方向に延在する外
被126aが延在する。第13の実施形態によれば、中
心光モジュール30は、外被126aに対してほぼ中心
に位置しており、中心光モジュールの中心と周辺光モジ
ュール30の各々の中心との間に、半径方向の距離が規
定される。中心光モジュール30の中心と周辺光モジュ
ール30の各々の中心との間に規定される半径方向の距
離は、ほぼ等しい。
【0092】第13の実施形態の1つのバージョンによ
れば、光フィアバ・ケーブル118a内の空隙に、シキ
ソトロピック・ゲル等の従来の充填物質を充填する。こ
れに対して、第13の実施形態の別のバージョンでは、
光ファイバ・ケーブル118aの内部の空間に、シキソ
トロピック・ゲル等の充填物質を充填しない。
【0093】第13の実施形態の第1のバージョンによ
れば、周辺光モジュール30は撚り合わされていない。
この第1のバージョンによれば、中心部材120aは、
撚り長を規定しないことが好ましい。例えば、図22
は、第13の実施形態の第1のバージョンによる光ファ
イバ・ケーブル118a(図21)から分離させた中心
部材120aを示す斜視図である。図22に示すよう
に、中心部材120aの外面は撚り長を規定しない。
【0094】第13の実施形態の第2のバージョンによ
れば、周辺光モジュール30は、中心部材120aの周
囲で長手方向に撚り合わされている。一例によれば、周
辺光モジュール30は、中心部材120aの周囲でらせ
ん状に撚り合わされ、別の例によれば、周辺光モジュー
ルは中心部材の周囲でS−Z撚り合わせを施されてい
る。この第2のバージョンによれば、中心部材120a
の外面の部分は、周辺光モジュールと同じ形式の撚り合
わせおよび撚り長を規定することが好ましい。例えば、
図23は、第13の実施形態の第2のバージョンによる
光ファイバ・ケーブル118a(図21)から分離させ
た中心部材120aを示す斜視図である。
【0095】図21に最も良く見られるように、中心部
材120aの外面は、6面を有する多角形の形状を規定
し、光ファイバ・ケーブル118aは、対応する数の周
辺光モジュール30を含む。第13の実施形態の代替案
によれば、中心部材120aの外面は、円形を規定す
る。第13の実施形態の別の代替案によれば、光ファイ
バ・ケーブル118aは中心部材120aを含まず、こ
の場合、周辺光モジュール30の撚り合わせは、中心光
モジュール30に対して施される。
【0096】第14の実施形態 図24は、本発明の第14の実施形態による光ファイバ
・ケーブル118bの概略端部立面図である。第14の
実施形態の光ファイバ・ケーブル118bは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、第13の実
施形態の光ファイバ・ケーブル118a(図21)と同
一である。
【0097】第14の実施形態によれば、光ファイバ・
ケーブル118bの光モジュール30の各々は、ほぼ同
一の幅W(図2)を有し、中心光モジュール30の高さH
(図2)は、周辺光モジュール30の高さHよりも大き
い。異なる高さHおよび/または幅Wを有する光モジュ
ール30を組み込むことは、ケーブル設計における柔軟
性を与え、多数本のファイバを有する光ファイバ・ケー
ブル内への光ファイバの効率的なパッケージングを提供
して、有利である。
【0098】第14の実施形態によれば、中心光モジュ
ール30のリボン積層物32(例えば図4を参照)は、
18の光ファイバ・リボン34(例えば図3を参照)の
積層物の形態であり、それらの光ファイバ・リボンの各
々が、24本の光ファイバ(例えば図3を参照)を含
む。第14の実施形態によれば、周辺光モジュール30
の各々は、6個の光ファイバ・リボン34の積層物の形
態であり、それらの光ファイバ・リボンの各々が、24
本の光ファイバ38を含む。従って、光ファイバ・ケー
ブル118bは、合計1296本のファイバを有する。
光ファイバ・ケーブル118bの変形は、異なる本数の
ファイバを有する。
【0099】第15の実施形態 図25は、本発明の第15の実施形態による光ファイバ
・ケーブル118cの概略端部立面図である。第15の
実施形態の光ファイバ・ケーブル118cは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、第13の実
施形態の光ファイバ・ケーブル118a(図21)と同
一である。
【0100】第15の実施形態によれば、中心光モジュ
ール30の高さH(図2)および幅W(図2)は双方と
も、周辺光モジュール30の各々の高さHおよび幅Wよ
りも大きい。第15の実施形態によれば、中心光モジュ
ール30のリボン積層物32(例えば図4を参照)は、
18の光ファイバ・リボン34(例えば図3を参照)の
積層物の形態であり、それらの光ファイバ・リボンの各
々が、24本の光ファイバ38(例えば図3を参照)を
含む。第15の実施形態によれば、周辺光モジュール3
0の各々は、12の光ファイバ・リボン34の積層物の
形態であり、それらの光ファイバ・リボンの各々が12
本の光ファイバ38を含む。従って、光ファイバ・ケー
ブル118cは、合計1296本のファイバを有する。
光ファイバ・ケーブル118cの変形は、異なる本数の
ファイバを有する。
【0101】第16の実施形態 図26は、本発明の第16の実施形態による光ファイバ
・ケーブル118dの概略端部立面図である。第16の
実施形態の光ファイバ・ケーブル118dは、注記する
変更および当業者に明らかな変更を除いて、第15の実
施形態の光ファイバ・ケーブル118c(図25)と同
一である。第16の実施形態によれば、中心部材120
dの外面は、8面を有する多角形の形状を規定し、周辺
光モジュールは8個ある。従って、光ファイバ・ケーブ
ル118dは、合計1584本のファイバを有する。
【0102】光ファイバ・ケーブル118aないしc
(図21および24ないし26)は、この種の光ファイ
バ・ケーブルにおいて、比較的幅が広い(比較的ファイ
バの本数が多い)リボンを有する中心光ファイバ・リボ
ン積層物と、比較的幅が狭い(比較的ファイバの本数が
少ない)リボンを有する周辺光ファイバ・リボン積層物
とによって、最大のパッケージング効率を達成可能であ
ることを示す。
【0103】本発明に関連し、前述の説明および関連す
る図面において提示した教示の恩恵を有する、本発明の
多くの変形および他の実施形態が、当業者には想起され
よう。従って、本発明は、開示した特定の実施形態に限
定されるものではなく、変形および他の実施形態は添付
の請求の範囲内に包含されるよう意図することは理解さ
れよう。本明細書中では特定の用語を用いたが、それら
は一般的かつ説明の意味で用いたのであって、限定のた
めに用いたのではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による光モジュールの
斜視図である。
【図2】図1の光モジュールの端部立面図である。
【図3】図1の光モジュールから分離させた光ファイバ
・リボンを示す斜視図である。
【図4】図1の光モジュールから分離させた光ファイバ
・リボン積層物を示す端部立面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態による、斜めの形状の
図1の光モジュールの端部立面図である。
【図6】図1の光モジュールから分離させた緩衝用被覆
を示す概略的な一部端部立面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態による光モジュールの
斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施形態による光モジュールの
部分概略端部立面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態による光モジュールの
部分概略端部立面図である。
【図10】本発明の第5の実施形態による光モジュール
の斜視図である。
【図11】図1の光モジュールの端部立面図である。
【図12】本発明の第6の実施形態による光モジュール
の斜視図である。
【図13】図12の光モジュールの端部立面図である。
【図14】本発明の第7の実施形態による光モジュール
の端部立面図である。
【図15】本発明のいくつかの方法による、光モジュー
ルを製造するために動作する製造機器アセンブリを概略
的に示す図である。
【図16】本発明の第8の実施形態による光ファイバ・
ケーブルの概略端部立面図である。
【図17】本発明の第9の実施形態による光ファイバ・
ケーブルの概略端部立面図である。
【図18】本発明の第10の実施形態による光ファイバ
・ケーブルの概略端部立面図である。
【図19】本発明の第11の実施形態による光ファイバ
・ケーブルの概略端部立面図である。
【図20】本発明の第12の実施形態による光ファイバ
・ケーブルの概略端部立面図である。
【図21】本発明の第13の実施形態による光ファイバ
・ケーブルの概略端部立面図である。
【図22】本発明の第13の実施形態の第1のバージョ
ンによる光ファイバ・ケーブルの中心部材の切断斜視図
である。
【図23】本発明の第13の実施形態の第2のバージョ
ンによる光ファイバ・ケーブルの中心部材の切断斜視図
である。
【図24】本発明の第14の実施形態による光ファイバ
・ケーブルの概略端部立面図である。
【図25】本発明の第15の実施形態による光ファイバ
・ケーブルの概略端部立面図である。
【図26】本発明の第16の実施形態による光ファイバ
・ケーブルの概略端部立面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス ウェイド ジャクソン アメリカ合衆国 30078 ジョージア,ス ネルヴィル,ベリー レーン 1800 (72)発明者 クライド ジェファーソン レヴァー ジ ュニア アメリカ合衆国 30518 ジョージア,バ フォード,リバーサイド ロード 1235 (72)発明者 リチャード ノリス アメリカ合衆国 30127 ジョージア,パ ウダー スプリングス,チャトスウォース ウェイ 3362 (72)発明者 ジム ジェンクトソング シュー アメリカ合衆国 30338 ジョージア,ダ ンウッディ,デュレット ウェイ 1621 (72)発明者 リチャード ダルトン スモール ジュニ ア アメリカ合衆国 30047 ジョージア,リ ルバーン,ウェストン ドライヴ 4390 (72)発明者 カール レイモンド タイラー アメリカ合衆国 30043 ジョージア,ロ ーレンスヴィル,クラブ ビュー ドライ ヴ 413 (72)発明者 ピーター エー ウェイマン アメリカ合衆国 30306 ジョージア,ア トランタ,コートネイ ドライヴ 693

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ・ケーブルであって:長手方
    向に延在する光ファイバ・リボンの積層物であって、各
    光ファイバ・リボンが、ひとまとめに結合された長手方
    向に延在する光ファイバの横方向に延在するアレイから
    成る、前記光ファイバ・リボン積層物と;長手方向に延
    在する内面および外面を備えた緩衝用被覆であって、前
    記内面は前記積層物を収容する長手方向に延在する通路
    の周囲に延在してこの通路を規定すると共に前記積層物
    と密接に境界を接しており、前記積層物から容易に除去
    可能な前記緩衝用被覆と;を備えることを特徴とする光
    ファイバ・ケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ・ケーブル
    であって、更に、長手方向に延在する外被通路を規定す
    る長手方向に延在する外被を備え、前記緩衝用被覆が前
    記外被通路内に延在することを特徴とする光ファイバ・
    ケーブル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光ファイバ・ケーブル
    において、前記緩衝用被覆の前記内面は前記積層物の周
    囲の大部分と連結することを特徴とする光ファイバ・ケ
    ーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光ファイバ・ケーブル
    において、前記緩衝用被覆は:高分子物質と;前記高分
    子物質に含まれ、前記高分子物質の破断性を増大させる
    ように機能する充填物質と;を含むことを特徴とする光
    ファイバ・ケーブル。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光ファイバ・ケーブル
    において、前記充填物質は無機物質を含むことを特徴と
    する光ファイバ・ケーブル。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光ファイバ・ケーブル
    において、前記緩衝用被覆は薄く、容易に引き裂くこと
    ができる物質から構成されているので、前記緩衝用被覆
    は前記積層物から容易に除去可能であることを特徴とす
    る光ファイバ・ケーブル。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の光ファイバ・ケーブル
    において:各光ファイバ・リボンは、1対の長手方向に
    延在する対向縁部と、該縁部間に横方向に延在する1対
    の長手方向に延在する対向面とを備え、各光ファイバ・
    リボンは、その対向面間で規定される厚さを有し;前記
    緩衝用被覆の端部立面図において、前記緩衝用被覆の少
    なくとも大部分が、前記内面と前記外面との間で規定さ
    れる厚さを有し、この厚さは、実質的に、前記光ファイ
    バ・リボンの各々の前記厚さ以下であることを特徴とす
    る光ファイバ・ケーブル。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の光ファイバ・ケーブル
    において、前記緩衝用被覆の前記内面は前記積層物の周
    囲の大部分と連結することを特徴とする光ファイバ・ケ
    ーブル。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の光ファイバ・ケーブル
    において、前記緩衝用被覆は長手方向に延在する弱化部
    分を規定し、この弱化部分は、前記緩衝用被覆の残り部
    分よりも容易に引き裂くことができ、前記弱化部分が引
    き裂かれた場合に前記緩衝用被覆がその引き裂きの対向
    側に長手方向に延在する縁部を規定するように機能し、
    前記縁部は互いに分離されてその間に開口を規定するこ
    とができ、この開口を介して前記光ファイバ・リボン積
    層物に対するアクセスが可能であることを特徴とする光
    ファイバ・ケーブル。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の光ファイバ・ケーブ
    ルにおいて、前記緩衝用被覆の前記内面は前記積層物の
    周囲の大部分と連結することを特徴とする光ファイバ・
    ケーブル。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の光ファイバ・ケーブ
    ルにおいて、前記緩衝用被覆は1対の長手方向に延在す
    る縁部を備え、この縁部は分離されてその間に開口を規
    定することができ、この開口を介して前記光ファイバ・
    リボン積層物に対するアクセスが可能であることを特徴
    とする光ファイバ・ケーブル。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の光ファイバ・ケー
    ブルにおいて、前記緩衝用被覆の前記内面は前記積層物
    の周囲の大部分と連結することを特徴とする光ファイバ
    ・ケーブル。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の光ファイバ・ケーブ
    ルにおいて、前記緩衝用被覆は、長手方向に延在する1
    枚のテープを備え、このテープは、該テープが前記光フ
    ァイバ・リボン積層物を封入するように、重複した形状
    を規定する長手方向に延在する対向縁部を有することを
    特徴とする光ファイバ・ケーブル。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の光ファイバ・ケー
    ブルにおいて、前記縁部は分離されて重複しない形状を
    与えることができ、この形状において、前記縁部間に開
    口が規定され、この開口を介して前記光ファイバ・リボ
    ン積層物に対するアクセスが可能であることを特徴とす
    る光ファイバ・ケーブル。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の光ファイバ・ケー
    ブルにおいて、前記緩衝用被覆の前記内面は前記積層物
    の周囲の大部分と連結することを特徴とする光ファイバ
    ・ケーブル。
  16. 【請求項16】 光ファイバ・ケーブルであって:長手
    方向に延在する光ファイバ群と;長手方向に延在する内
    面および外面を備えた緩衝用被覆であって、前記内面は
    前記光ファイバ群を収容する長手方向に延在する通路の
    周囲に延在してこの通路を規定すると共に前記光ファイ
    バ群と密接に境界を接しており、前記緩衝用被覆は長手
    方向に延在する弱化部分を規定し、この弱化部分は、前
    記緩衝用被覆の残り部分よりも容易に引き裂くことがで
    き、前記弱化部分が引き裂かれた場合に前記緩衝用被覆
    がその引き裂きの対向側に長手方向に延在する縁部を規
    定するように機能し、前記縁部は互いに分離されてその
    間に開口を規定することができ、この開口を介して前記
    光ファイバに対するアクセスが可能である、前記緩衝用
    被覆と;を備えることを特徴とする光ファイバ・ケーブ
    ル。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の光ファイバ・ケー
    ブルにおいて、前記緩衝用被覆の前記内面は前記光ファ
    イバ群の周囲の大部分と連結することを特徴とする光フ
    ァイバ・ケーブル。
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