JP2001124583A - 電話装置 - Google Patents
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Abstract
き、また相手先からの位置情報を正確に、且つ簡単に取
得できる電話装置を提供する。 【解決手段】任意の地点の緯度・経度を示す位置情報を
入力する入力手段と、入力された位置情報を外部からの
指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、指示手段
により記憶手段に記憶された位置情報を送信する送信手
段とを備え、所定距離移動する毎に繰り返し自分の位置
情報を送信し、移動する自分の位置を相手先にリアルタ
イムに、且つ正確に連絡する。
Description
送信または受信できる機能を備えた電話装置に関する。
せ場所等の位置情報を連絡する場合には、例えば最寄り
の駅、大きな建物、交差点等を目印にして、「○○小学
校の北東約500mの地点」と言うように口頭で連絡し
ていた。また、相手先がファックス機能付の電話装置を
備えている場合には、連絡地点付近の地図を描いてファ
ックス送信していた。
口頭での連絡では、位置を正確に説明することができな
かったり、相手側が聞き間違えたり、記憶間違いにより
位置情報に伝達ミスが生ずるという問題があった。ま
た、ファックスによる地図の送信では、伝達ミスはなく
なるが、詳細な地図を書く必要があり手間がかかる。ま
た待合せ等でしばしば使用される携帯電話装置にはファ
ックス送信・受信機能がなく地図情報を送信できないと
いう問題があった。
つ簡単に伝達でき、また相手先からの位置情報を正確
に、且つ簡単に取得できる電話装置を提供することを目
的とする。
に本発明は、任意の地点の緯度・経度を示す位置情報を
入力する入力手段と、入力された位置情報を外部からの
指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前記指示
手段により記憶手段に記憶された位置情報を表示する表
示手段とを備えたことを特徴とするものである。
情報を入力する入力手段と、入力された位置情報を外部
からの指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前
記指示手段により記憶手段に記憶された位置情報を送信
する送信手段とを備えたことを特徴とするものである。
手段を備え、前記位置情報を前記受信手段によって受信
した電波に基づいて生成することを特徴とするものであ
る。
と、前記位置検出手段により検出された現在位置情報を
送信する送信手段と、前記現在位置から所定距離移動し
たことを検出する移動距離検出手段と、前記移動距離検
出手段により現在位置から所定距離移動したことを検出
した時に、前回の送信先に再度前記位置検出手段により
検出された現在位置情報を送信する再送信手段を備えた
ことを特徴とするものである。
の送信回数を検出する送信回数検出手段と、前記送信回
数検出手段により検出された現在位置情報の送信回数が
所定回数行われたことを検出した時には、所定のメッセ
ージを送信するメッセージ送信手段を備えたことを特徴
とするものである。
置情報を受信する受信手段と、前記移動体の位置情報
と、入力された任意の地点の位置情報との位置関係を報
知する位置関係報知手段を備えたことを特徴とするもの
である。
に係る電話装置の構成を示すブロック図である。以下、
図に従って説明する。
を受信して、その信号から位置情報を算出するGPS受
信機である。12は表示部41の表示画面を所定の方位
に調整するための磁石等の方位センサである。2はGP
S受信機11により受信した電波から緯度・経度の位置
情報を算出する処理、位置情報の受信処理、送信処理、
所定位置と相手先の位置から両者間の距離及び方位を算
出する処理等を行うマイクロコンピュータ(以下、マイ
コンと称する)である。21は操作部42によりマニュ
アル入力された所定位置情報、GPS受信機により検出
した現在位置情報、受信部23により受信した相手先の
位置情報等を記憶する不揮発性のRAM等で構成された
メモリである。41はマイコン2からの信号に基づきメ
モリ21内に記憶された位置情報、受信した相手先の位
置情報等を表示すると共に現在の時刻情報や相手先の電
話番号情報を表示する液晶表示パネル等で構成された表
示部である。42は各種設定、位置情報入力、回線接
続、記憶・送信・受信指示等を行うための数字キー、フ
ァンクションキー、操作スイッチ等からなる操作部であ
る。
送信する送信動作と受信部23により音声・位置情報を
受信する受信動作を切り換える送受信切換部である。2
3は有線または無線により相手先から送信された音声・
位置情報を受信する受信部である。24はコード化され
た受信信号から音声信号を分離するデコーダで、音声信
号をD/A変換器25に、位置情報等のデータをマイコ
ン2に送る。25は受信したデジタル音声信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器である。26は受信した
音声信号を増幅してスピーカ(受話器)27に出力する
増幅器である。27は増幅された音声信号を音声に変換
するスピーカ(受話器)である。37は話者の音声を電
気信号に変換するマイクロフォン(送話器)である。3
6はマイクロフォン37からの入力信号を増幅する増幅
器である。35は音声信号をコード化して送信するため
にアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
である。34は音声・位置情報をコード化して送信する
エンコーダである。33は有線または無線により相手側
に音声・位置情報を送信する送信部である。尚、電話装
置1が携帯電話装置の場合には送受信アンテナから無線
中継所を介して、また据置型電話装置の場合には有線に
より電話局の交換機に接続される。
話装置の外観図と位置情報表示例を示す図で、(a)は
携帯電話装置の外観図、(b)は据置型電話装置の外観
図、(c)は位置情報記憶例を示す図である。図3は本
発明の第1の実施の形態に係る電話装置のマイコン2の
行う位置情報記憶処理のフローチャートである。以下、
図に従って説明する。尚、本実施の形態は電話装置に位
置名称と位置情報を対応させて記憶し、必要に応じて読
み出す(表示部に表示)ものである。また、本処理は位
置情報の記憶が指示された時点から開始する。
か否かを判断して位置記憶モードであればステップS2
に移り、位置記憶モードでなければ処理を終える。つま
り、ユーザが記憶キー(操作部42の記憶に対応するフ
ァンクションキー等)により位置記憶操作を指示したか
否かで判断する。
テップS3に移る。つまり、電話装置1においては複数
の位置、例えば自宅、勤務先、友人宅、現在位置等の位
置名称と対応する位置情報(緯度、経度等)の記憶が可
能であり、位置名称と位置情報を対応させるために、先
ず自宅等の「位置名称」を入力する。入力はユーザの操
作した文字入力キー(操作部42の文字入力に対応する
ファンクションキーと数字キー等の組合せ)に従って行
う。
かを判断してGPS入力であればステップS6に移り、
GPS入力でなければステップS4に移る。つまり、位
置情報をユーザが操作部42を使用してマニュアルで入
力するか、GPS受信機11で受信した位置情報を直接
入力するかを判断するもので、予めユーザにより選択さ
れたGPS入力キー(操作部42のGPS入力に対応す
るファンクションキー)の状態に基づき判断する。
情報の入力が完了しているか否かを判断してマニュアル
による位置情報の入力が完了しておればステップS5に
移り、入力が完了していなければ入力されるまで待機す
る。マニュアルによる位置情報の入力は、例えば地図帳
等で調査した位置名称に対応する緯度、経度を数字キー
(操作部42の数字キー)を用いて行われる。尚、入力
する単位は必要とする位置精度で決まり、例えば、緯度
(または経度)で1分単位まで入力すると約1.8k
m、1秒単位まで入力すると約30mの位置精度とな
る。尚、緯度、経度を分、秒ではなく小数点で入力する
場合には、0.01度で約1.1km、0.001度で
約110mの位置精度となる。
対応する位置情報をメモリ21に記憶して処理を終え
る。このようにして、例えば、自宅について位置情報
(位置名称と対応する位置情報)を入力し、メモリ21
への記憶が完了すると、ステップS1から同様の処理を
繰り返し、所望する全位置名称に対応する位置情報を入
力、記憶する。メモリ21への記憶状態を図2(c)に
示す。尚、マニュアル入力の場合は、一旦入力してメモ
リ21に記憶した位置情報を読み出して、「位置名
称」、「位置情報」も簡単に修正できる利点がある。
信した位置情報を入力してステップS7に移る。つま
り、GPS受信機11により受信した電波から緯度・経
度の位置情報を算出する。尚、GPS受信機11により
検出した位置情報を直接入力する処理は現在地の位置情
報しか入力できないので、例えば自宅の位置情報を入力
する場合には、位置名称を「自宅」と入力し、自宅にお
いてGPS受信機11で受信した位置情報が入力され
る。
対応する位置情報をメモリ21に記憶して処理を終え
る。このようにして、自宅について位置情報を入力し、
メモリ21への記憶が完了すると、ステップS1から同
様の処理を繰り返し、所望する全位置名称と対応する位
置情報を入力、記憶する。例えば、携帯電話装置等を持
って入力したい位置名称の地点まで移動し、位置名称を
「勤務先」と入力し、勤務先においてGPS受信機11
で受信した位置情報を入力する。メモリ21への記憶状
態を図2(c)に示す。
キー(操作部42の呼出に対応するファンクションキー
等)を操作することにより、位置名称と位置情報が対応
して表示部41に表示される。例えば、呼出キー・数字
キーの1を操作すると自宅の位置情報が、呼出キー・数
字キーの2を操作すると勤務先の位置情報が表示部41
に表示される。または、呼出キーを操作する毎に順次次
の位置名称と位置情報が表示部41に表示される。
と位置情報が対応して電話装置内のメモリに記憶されて
いるので、ユーザは位置情報を記憶する必要がない。ま
た相手側に電話(音声)で自宅等の位置を伝える時は、
メモリから案内すべき位置名称に対応する位置情報を読
み出して表示部41に表示させ、この位置情報を見なが
ら、例えば「北緯35度25分、東経135度10分」
等口頭で説明することにより正確に伝達できる。相手側
は、例えば地図帳を見て指定された緯度・経度に対応す
る位置を確認したり、ナビゲーション装置を備えている
場合にはナビゲーション装置の表示画面上で位置を確認
する。
示部41に伝達の確実な文字情報である緯度・経度情報
を表示させるので、スペースを有効に利用しながら確実
に位置を伝達できる。
話装置の送信状態を示す模式図である。図5は本発明の
第2の実施の形態に係る電話装置のマイコン2の行う位
置情報送信処理のフローチャートである。以下、図に従
って説明する。尚、本実施の形態は電話装置に内蔵(記
憶)されている位置情報を相手先に送信するものであ
る。また、本処理は相手先と電話回線の接続がなされ、
位置情報送信が指示された時点から開始する。
であるか否かを判断して送信スイッチがオンであればス
テップS12に移り、送信スイッチがオンでなければ処
理を終える。つまり、ユーザにより位置情報の送信操作
がなされたか否かを送信キー(操作部42の送信に対応
するファンクションキー等)の状態で判断する。
中であるか否かを判断して音声による通話中ならばステ
ップS16に移り、音声による通話中でなければステッ
プS13に移る。つまり、送信スイッチが操作された時
に相手先と音声による通話が行われているか否かを判断
する。
ステップS14に移る。つまり、メモリ21には第1の
実施の形態で説明したのと同様、複数の位置、例えば自
宅、勤務先、現在地等について位置名称と対応する位置
情報が記憶されており、ユーザが送信すべき位置を選択
できるように位置名称と対応する位置情報を順次メモリ
21から読み出して表示部41の表示画面に表示する。
たか否かを判断して送信情報が選択されるとステップS
15に移り、送信情報が選択されなければ待機する。つ
まり、表示された位置名称と対応する位置情報から送信
すべき位置名称が選択されたか否かを判断する。所望の
位置名称と対応する位置情報が表示部41に表示された
時に操作された送信キー(操作部42)の状態により判
断する。
を相手先に送信して処理を終える。例えば、自宅につい
てメモリ21から読み出した位置情報がエンコーダ34
でコード化され、送信機33を経由して携帯電話装置1
ならば無線で、据置型電話装置1ならば有線で電話会社
の交換機51、無線中継所52を介して相手側に送信さ
れる。相手側がナビゲーション装置を備えた自動車電話
ならば、その表示部61の表示画面に緯度・経度が表示
される。このようにして、所定位置の位置情報を正確に
伝達(送信)できる。
処理を終える。つまり、音声による通話中であるので、
音声により位置情報を伝達するためにメモリ21に記憶
されている位置情報を表示部41に表示する。
記憶されている位置名称と対応した位置情報から所望の
位置の位置情報を選択して相手側に送信することによ
り、自分の現在位置や自宅等の位置を正確に伝達でき
る。
話装置の送信状態を示す模式図で、(a)は再送信状態
を示す模式図、(b)は選択マーカー表示図、(c)は
再送信判断移動距離表示図、(d)は再送信回数表示図
である。図7は本発明の第3の実施の形態に係る電話装
置のマイコン2の行う位置情報再送信処理のフローチャ
ートである。以下、図に従って説明する。尚、本実施の
形態は移動体に搭載された自動車電話、または人に携帯
された携帯電話装置等により移動する自分の位置をGP
S受信機でリアルタイムに検出し、その位置情報を相手
先に繰り返し送信するものである。また、本処理は相手
先と電話回線の接続がなされ、位置情報の再送信が指示
された時点から開始する。
能か否かを判断してGPS電波が受信可能であればステ
ップS22に移り、GPS電波が受信できなければステ
ップS29に移る。つまり、GPS電波が受信でき、マ
イコン2において位置が検出できるか否かをGPS受信
機11の受信状態から判断する。
より受信した電波に基づき、現在の位置をマイコン2に
おいて緯度、経度で算出する。
度、経度情報と比較して、設定しているしきい値以上移
動したか否かを判断して設定している距離以上移動した
ならばステップS24に移り、設定している距離以上移
動していなければ処理を終える。この処理は頻繁に再送
信を繰り返す無駄を省略するために行うもので、予めユ
ーザにより図6(c)のごとく設定されている再送信判
断基準移動距離(前回現在地位置情報を送信した時の位
置から、どれだけ移動すると再度現在地位置情報を送信
するかを判断する基準となる距離)に基づき判断する。
例えば、L=300m(直線距離)移動する毎にGPS
受信機11で検出した(現在地)位置情報を再送信す
る。この再送信判断基準移動距離は現在地と目的地まで
の距離や移動速度等により決められ、現在地と目的地ま
での距離が遠い場合や移動速度が速い場合には送信回数
を減らすように再送信判断基準移動距離は長く設定され
る。
ド)がオンであるか否かを判断して再送信機能がオンで
あればステップS25に移り、再送信機能がオフであれ
ば処理を終える。つまり、予めユーザにより図6(b)
のごとく再送信機能がオンされているか否かで判断す
る。尚、再送信機能がオフの状態は位置情報を1回だけ
送信するもので、第2の実施の形態に相当する。
るか否かを判断して再送信制限以内であればステップS
26に移り、再送信制限以内でなければステップS27
に移る。つまり、予めユーザにより図6(d)のごとく
設定されている再送信回数(この場合は3回)以内であ
るか否かで判断する。この処理は目的地に遠い場合等で
何回も無駄な位置情報の送信を繰り返すのを防止するた
めに行う。
に現在の位置情報を送信して処理を終える。例えば、電
話装置1のリダイアル機能を使用して、所定の条件(例
えば、L=300m移動)になれば、ダイアル接続しG
PS受信機11により検出した現在位置情報を送信す
る。位置情報はエンコーダ34でコード化され、送信部
33から携帯電話装置ならば無線中継所53を経由して
電話会社の交換機51、無線中継所52を介して相手側
に送信される。相手側がナビゲーション装置を備えた自
動車電話ならば表示部61の表示画面に緯度・経度の位
置情報が表示される。このようにして、刻々変化する自
分の現在位置をリアルタイムに、且つ正確に伝達でき
る。
信機能があるか否かを判断して喚起メッセージの送信機
能があればステップS28に移り、喚起メッセージの送
信機能がなければ処理を終える。喚起メッセージは相手
先に連絡すべき簡単なメッセージ、例えば「電話して下
さい」等で予めメモリ21内に記憶されている。この喚
起メッセージを送信するように設定されているか否かで
判断する。
信して処理を終える。つまり、設定回数(例えば、3
回)位置情報を繰り返し送信したので、相手先にメモリ
21に記憶されている喚起メッセージを読み出して送信
する。尚、設定回数3回以降は位置情報の送信を停止す
る。
処理を終える。つまり、GPS受信機11により現在位
置が検出できないので位置情報の送信ができない状態で
あることを示すために表示部41の表示画面に、例えば
「位置検出不可」、「GPS受信不可」等の表示を行
う。
置情報を相手側に繰り返し送信するので、刻々変化する
自分の現在位置をリアルタイムに、且つ正確に伝達でき
る。また、再送信判断基準移動距離や再送信回数を設定
することにより、無駄な送信を防止することができ、受
信側の煩わしさの防止と送信費用の節約になる。
話装置の受信状態を示す模式図である。図9は本発明の
第4の実施の形態に係る電話装置のマイコン2の行う位
置情報受信処理のフローチャートである。図10は本発
明の第4の実施の形態に係る電話装置の相手先の方向・
距離算出方法の説明図で、(a)は距離・方向算出方法
を説明するための説明図、(b)は1回目の受信情報表
示例を示す図、(c)は2回目の受信情報表示例を示す
図である。以下、図に従って説明する。尚、本実施の形
態は相手側から送信されてくる位置情報を受信して相手
の方向及び相手との距離を算出して表示画面に表示する
ものである。本処理は相手先と電話回線の接続がなさ
れ、位置情報の受信が指示された時点から開始する。
受信してステップS32に移る。例えば、相手先が走行
車両である場合には、車両に搭載されたナビゲーション
装置により車両の位置(A1点)を緯度・経度で検出す
る。検出結果はナビゲーション装置の表示部61に表示
される。そして、その位置情報を自動車電話等により無
線中継所52、交換機51、無線中継所53(または有
線回線)を介して携帯電話装置(または据置型電話装
置)1により受信する。
し、自分の位置に対する相手先の方向・距離を計算して
ステップS33に移る。自分の位置(B点)は電話装置
1のメモリ21に記憶されており、もし、自分の位置が
自宅の場合には、第1の実施の形態において説明した位
置名称「自宅」に対応して記憶されている位置情報をメ
モリ21から読み出してマイコン2へ入力する。尚、自
分の位置はメモリ21に記憶されている内蔵位置に限ら
ず現在位置でもよく、現在位置情報がメモリ21に記憶
されていない場合には、GPS受信機11により現在位
置を検出し、その位置情報を入力・使用すればよい。
尚、自分の位置だけでなく、自分の位置とは離れた位
置、例えば待ち合わせ場所のような目的地であっても良
い。図10(a)に示すような両者の位置関係から自分
の位置(B点)に対する相手先の方向・相対距離を計算
する。自分の位置及び相手先の位置(A1点)が緯度・
経度に示されている場合は、自分の位置を基準としたメ
ートル(m)に換算した距離に変換した後、方向・相対
距離を計算する。例えば、方向θ1、距離L1は(1)
式、(2)式より算出される。
テップS34に移る。つまり、算出した方向θ1、相対
距離L1を図10(b)に対応するように距離を示す数
字、方向を示す矢印で画像メモリ(V−RAM)に書き
込む。尚、方位(例えば、北)を示す記号、矢印等も一
緒に画像メモリ(V−RAM)に書き込む。
を表示部24に表示して処理を終える。つまり、V−R
AMに書き込まれた文字・図形を表示部41に出力する
(図10(b)参照)。
位(例えば、北)を示す記号、矢印と方位センサ12の
方位(例えば、北)が一致するように、据置型電話装置
の設置方向または携帯電話装置の保持方向を調整(水平
面内で回転)することにより、表示部41の方向を地理
上の方位と対応でき、相手先の方向の把握が容易にな
る。
間毎に送信されてくる移動後の位置情報、即ちB2点の
位置座標(x2,y2)を基にしてステップS31から
ステップS34の処理を繰り返す。このようにして、移
動後の相手先の方向(θ2)、距離(L2)が算出さ
れ、表示部41の表示画面に表示されるので、相手先の
方向と、相手先が接近しているのか、遠ざかっているの
かが継続して把握できる(図10(c)参照)。
先の方向、位置を表示部41に表示するようにしたが、
これに限らず、算出結果を音声合成して、例えば「南
東」、「330m」とスピーカ(受話器)27より音声
出力するようにしてもよい。
ら送信されてくる相手の現在位置情報を継続して受信す
ることにより刻々変化する相手の現在位置をリアルタイ
ムに、且つ正確に把握できる。
態においては相手側を車両に設けられたナビゲーション
としたが、これに限らず、図2(a)で示した携帯電話
やGPS受信機及び通信機能付の携帯型コンピュータで
あっても良い。
先に位置情報を正確に、且つ簡単に伝達でき、また相手
先からの位置情報を正確に、且つ簡単に取得できる電話
装置が提供できる。
成を示すブロック図である。
観図と表示例を示す図である。
イコン2の行う位置情報記憶処理のフローチャートであ
る。
信状態を示す模式図である。
イコン2の行う位置情報送信処理のフローチャートであ
る。
信状態を示す模式図である。
イコン2の行う位置情報再送信処理のフローチャートで
ある。
信状態を示す模式図である。
イコン2の行う位置情報受信処理のフローチャートであ
る。
相手先の方向・距離算出の説明図である。
信部、12・・・・方位センサ、 34・・
・・エンコーダ、2・・・・・マイクロコンピュータ
35・・・・A/D変換器、21・・・・メモリ、
36・・・・増幅器、22・・・・送受
信切換部、 37・・・・マイクロフォン、2
3・・・・受信部、 41・・・・表示
部、24・・・・デコーダ、 42・・・
・操作部、25・・・・D/A変換器、 51
・・・・交換機、26・・・・増幅器、
52、53・・・無線中継所、27・・・・スピー
カ、 61・・・・表示部。
Claims (6)
- 【請求項1】 任意の地点の緯度・経度を示す位置情報
を入力する入力手段と、入力された位置情報を外部から
の指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前記指
示手段により記憶手段に記憶された位置情報を表示する
表示手段とを備えたことを特徴とする電話装置。 - 【請求項2】 任意の地点の緯度・経度を示す位置情報
を入力する入力手段と、入力された位置情報を外部から
の指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前記指
示手段により記憶手段に記憶された位置情報を送信する
送信手段とを備えたことを特徴とする電話装置。 - 【請求項3】 人工衛星からの電波を受信する受信手段
を備え、前記位置情報を前記受信手段によって受信した
電波に基づいて生成することを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の電話装置。 - 【請求項4】 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段により検出された現在位置情報を送信
する送信手段と、 前記現在位置から所定距離移動したことを検出する移動
距離検出手段と、 前記移動距離検出手段により現在位置から所定距離移動
したことを検出した時に、前回の送信先に再度前記位置
検出手段により検出された現在位置情報を送信する再送
信手段を備えたことを特徴とする電話装置。 - 【請求項5】 前記再送信手段による現在位置情報の送
信回数を検出する送信回数検出手段と、 前記送信回数検出手段により検出された現在位置情報の
送信回数が所定回数行われたことを検出した時には、所
定のメッセージを送信するメッセージ送信手段を備えた
ことを特徴とする請求項4記載の電話装置。 - 【請求項6】 移動体から送信された該移動体の位置情
報を受信する受信手段と、 前記移動体の位置情報と、入力された任意の地点の位置
情報との位置関係を報知する位置関係報知手段を備えた
ことを特徴とする電話装置。
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JP30737999A JP4402781B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 電話装置 |
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JP30737999A JP4402781B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 電話装置 |
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JP2001124583A true JP2001124583A (ja) | 2001-05-11 |
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JP4402781B2 JP4402781B2 (ja) | 2010-01-20 |
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1999
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