JP2001123946A - 可変容量型圧縮機 - Google Patents

可変容量型圧縮機

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JP2001123946A
JP2001123946A JP30228099A JP30228099A JP2001123946A JP 2001123946 A JP2001123946 A JP 2001123946A JP 30228099 A JP30228099 A JP 30228099A JP 30228099 A JP30228099 A JP 30228099A JP 2001123946 A JP2001123946 A JP 2001123946A
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真広 川口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変容量型圧縮機における制御圧室内における
潤滑油の過剰な貯留を防止して圧縮機の信頼性を向上す
る。 【解決手段】圧力供給通路38上には電磁式容量制御弁
39、通路開閉手段44及び感温手段45が介在されて
いる。通路開閉手段44は、弁孔381を開閉するボー
ル弁441と、弁孔381を開く方向へボール弁441
を付勢する圧縮ばね442とからなる。感温手段45
は、サークリップ451とバイメタル452とからな
る。バイメタル452が撓み変形していないときには、
ボール弁441は圧縮ばね442のばね力によって弁孔
381を開放する位置に配置される。ボール弁441
は、温度に感応したバイメタル452の撓み変形によっ
て弁孔381を閉鎖可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸と一体的に
回転するように、かつ前記回転軸に対して傾角可変に制
御圧室に収容された斜板、及び前記斜板の傾角に応じた
往復動作を行なうピストンを備え、前記制御圧室内の圧
力を制御して前記斜板の傾角を制御する可変容量型圧縮
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機内部の潤滑必要部位の潤滑は圧縮
機の耐久性向上の上で重要である。そのため、特開平4
−325781号公報、実開平5−14570号公報、
特開平6−288348号公報に開示されるような可変
容量型圧縮機ではクランク室(本願でいう制御圧室)内
に潤滑油を貯留できるような構成が採られている。
【0003】特開平4−325781号公報の装置で
は、クランク室内の温度を温度センサで検出し、検出温
度が所定値を越えた場合にはクランク室と吸入室とを繋
ぐ連通路を開くようにしてある。この連通路を開けばク
ランク室内の圧力が低下し、斜板傾角が増大し、吐出容
量が増える。吐出容量の増大は、圧縮機内へ戻る潤滑油
量の増加をもたらす。即ち、圧縮機内部の潤滑油不足の
解消が図られる。
【0004】実開平5−14570号公報の装置では、
クランク室と吐出室とを繋ぐ連通通路上に弁装置が介在
されている。バイメタルを用いた弁装置は、クランク室
内の温度が低いときには前記連通通路を閉じ、クランク
室内の温度が高いときには前記連通通路を開く。前記連
通通路が開くと吐出室内の吐出冷媒がクランク室へ流入
し、吐出冷媒に含まれる潤滑油がクランク室へ供給され
る。
【0005】特開平6−288348号公報の装置で
は、クランク室の下部の油貯留室と吸入室とを繋ぐ抽気
通路上に感温式制御弁が介在されている。バイメタルを
用いた感温式制御弁は、吸入室内の温度が低いときには
前記抽気通路を閉じ、吸入室内の温度が高いときには前
記抽気通路を開く。前記抽気通路が閉じると油貯留室の
油が吸入室へ流出せず、圧縮機の温度が低いときの圧縮
機内における油確保が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】クランク室から吸入室
への冷媒の流出が少なくなる低容量状態では潤滑油がク
ランク室に過剰に溜まり易い。斜板傾角が最小のときに
外部冷媒回路における冷媒循環を停止させる可変容量型
圧縮機(いわゆるクラッチレス圧縮機)においては、ク
ランク室における潤滑油の過剰な貯留が特に生じやす
い。潤滑油がクランク室に過剰に溜まると、回転してい
る斜板がクランク室内の貯留油を攪拌し、この攪拌の際
の攪拌抵抗によって圧縮機が高温になる。このような高
温状態は、クランク室から回転軸の周面に沿った冷媒漏
れを防止するためのゴム製のリップシールの劣化を早め
る。リップシールの早期の劣化は圧縮機の信頼性の低下
をもたらす。
【0007】本発明は、可変容量型圧縮機における制御
圧室内における潤滑油の過剰な貯留を防止して圧縮機の
信頼性を向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、回
転軸と一体的に回転するように、かつ前記回転軸に対し
て傾角可変に制御圧室に収容された斜板、及び前記回転
軸の周りに配列されると共に、前記斜板の傾角に応じた
往復動作を行なう複数のピストンを備え、吐出圧領域か
ら圧力供給通路を介して前記制御圧室へガスを供給する
と共に、前記制御圧室から放圧通路を介して吸入圧領域
へガスを放出して前記制御圧室内の圧力を制御し、前記
制御圧室内の降圧によって前記斜板の傾角を増大し、前
記制御圧室内の昇圧によって前記斜板の傾角を減少する
可変容量型圧縮機を対象とし、請求項1の発明では、前
記圧力供給通路上又は前記放圧通路上に介在され、前記
圧力供給通路又は前記放圧通路を閉じる閉状態と前記通
路を開く開状態とに切り換えられる通路開閉手段と、前
記通路開閉手段を前記閉状態と前記開状態とに切り換え
る動作を前記制御圧室内の温度に感応して機械的に行な
う感温手段とを備えた容量制御構造を構成し、前記感温
手段は、前記制御圧室内が高温状態のときには前記制御
圧室内の圧力を降圧するように前記通路開閉手段を作動
するようにした。
【0009】制御圧室内の温度が高温状態になると、感
温手段が制御圧室内の圧力を降圧するように前記通路開
閉手段を作動する。制御圧室内の降圧は斜板傾角の増大
をもたらし、吐出容量が増大する。吐出容量の増大は制
御圧室内の潤滑油の流出を促し、制御圧室内の貯留油の
攪拌による圧縮機の高温化が抑制される。
【0010】請求項2の発明では、請求項1において、
前記通路開閉手段は、前記圧力供給通路上に介在されて
おり、前記感温手段は、前記制御圧室内が高温状態のと
きには前記通路開閉手段を閉状態にするようにした。
【0011】制御圧室内の温度が高温状態になると、感
温手段は通路開閉手段を閉状態にする。通路開閉手段が
閉状態になると、吐出圧領域から圧力供給通路を介した
制御圧室への冷媒供給が停止し、制御圧室内が降圧す
る。
【0012】請求項3の発明では、請求項1において、
前記通路開閉手段は、前記放圧通路上に介在されてお
り、前記感温手段は、前記制御圧室内が高温状態のとき
には前記通路開閉手段を開状態にするようにした。
【0013】制御圧室内の温度が高温状態になると、感
温手段は通路開閉手段を開状態にする。通路開閉手段が
開状態になると、制御圧室から放圧通路を介した吸入圧
領域への冷媒流出があり、制御圧室内が降圧する。
【0014】請求項4の発明では、請求項2において、
前記通路開閉手段は、前記圧力供給通路上に設けられた
弁孔と、前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁孔を開く方
向へ前記弁体を付勢する付勢手段とを備えており、前記
感温手段は、昇温に伴って前記弁孔を閉じる方向へ前記
弁体を駆動するようにした。
【0015】制御圧室内の温度が高温状態になると、感
温手段は弁孔を閉じる方向へ弁体を駆動して通路開閉手
段を閉状態にする。弁孔が弁体によって閉じられると、
吐出室から圧力供給通路を介した制御圧室への冷媒流入
が停止し、制御圧室内が降圧する。
【0016】請求項5の発明では、請求項3において、
前記通路開閉手段は、前記放圧通路上に設けられた弁孔
と、前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁孔を開く方向へ
前記弁体を付勢する付勢手段とを備えており、前記感温
手段は、降温に伴って前記弁孔を閉じる方向へ前記弁体
を駆動するようにした。
【0017】制御圧室内の温度が高温状態になると、感
温手段は弁孔を開く方向へ弁体を駆動して通路開閉手段
を開状態にする。弁孔が開かれると、制御圧室から弁孔
を介した吸入圧領域への冷媒流出があり、制御圧室内が
降圧する。
【0018】請求項6の発明では、請求項1乃至請求項
5のいずれか1項において、前記感温手段はバイメタル
とした。バイメタルは感温手段として最適である。
【0019】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6のいずれか1項において、圧縮機は、前記回転軸の回
転中かつ斜板傾角最小の状態において外部冷媒回路にお
ける冷媒循環を停止させるものとした。
【0020】外部冷媒回路における冷媒循環が停止した
状態においても斜板が回転している可変容量型圧縮機
は、本発明の適用対象として最適である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0022】図1に示すように、シリンダブロック11
の前端にはフロントハウジング12が接合されている。
シリンダブロック11の後端にはリヤハウジング13が
バルブプレート14、弁形成プレート15,16及びリ
テーナ形成プレート17を介して接合固定されている。
制御圧室121を形成するフロントハウジング12とシ
リンダブロック11とには回転軸18が支持されてい
る。制御圧室121から外部へ突出する回転軸18は、
プーリ(図示略)及びベルト(図示略)を介して外部駆
動源、例えば車両エンジン(図示略)から駆動力を得
る。
【0023】回転軸18には回転支持体19が止着され
ていると共に、斜板20が回転軸18の軸方向へスライ
ド可能かつ傾動可能に支持されている。図2に示すよう
に、斜板20には連結片21,22が止着されており、
各連結片21,22にはガイドピン23,24が止着さ
れている。回転支持体19には一対のガイド孔191,
192が形成されている。ガイドピン23,24の頭部
はガイド孔191,192にスライド可能に嵌入されて
いる。斜板20は、ガイド孔191,192と一対のガ
イドピン23,24との連係により回転軸18の軸方向
へ傾動可能かつ回転軸18と一体的に回転可能である。
斜板20の傾動は、ガイド孔191,192とガイドピ
ン23,24とのスライドガイド関係、及び回転軸18
のスライド支持作用により案内される。
【0024】斜板20の半径中心部が回転支持体19側
へ移動すると、斜板20の傾角が増大する。斜板20の
最大傾角は回転支持体19と斜板20との当接によって
規制される。図1に実線で示す斜板20の位置は、斜板
傾角が最大となる位置である。斜板20の半径中心部が
シリンダブロック11側へ移動すると、斜板20の傾角
が減少する。斜板20の最小傾角は斜板20と回転軸1
8上のサークリップ25との当接によって規制される。
図1に鎖線で示す斜板20の位置は、斜板傾角が最小と
なる位置である。
【0025】シリンダブロック11に貫設された複数の
シリンダボア111内にはピストン26が収容されてい
る。斜板20の回転運動はシュー27を介してピストン
26の前後往復運動に変換され、ピストン26がシリン
ダボア111内を前後動する。
【0026】図1及び図3に示すように、リヤハウジン
グ13内には吸入室131及び吐出室132が区画形成
されている。リテーナ形成プレート17、バルブプレー
ト14及び弁形成プレート16には吸入ポート141が
形成されており、弁形成プレート15及びバルブプレー
ト14には吐出ポート142が形成されている。弁形成
プレート15上には吸入弁151が形成されており、弁
形成プレート16上には吐出弁161が形成されてい
る。吸入圧領域となる吸入室131内の冷媒ガスはピス
トン26の復動動作により吸入ポート141から吸入弁
151を押し退けてシリンダボア111内へ流入する。
シリンダボア111内へ流入した冷媒ガスはピストン2
6の往動動作により吐出ポート142から吐出弁161
を押し退けて吐出圧領域となる吐出室132へ吐出され
る。吐出弁161はリテーナ形成プレート17上のリテ
ーナ171に当接して開度規制される。
【0027】回転支持体19とフロントハウジング12
との間にはスラストベアリング28が介在されている。
スラストベアリング28は、シリンダボア111からピ
ストン26、シュー27、斜板20、連結片21,22
及びガイドピン23,24を介して回転支持体19に作
用する吐出反力を受け止める。
【0028】回転軸18とフロントハウジング12との
間に介在されたゴム製のリップシール29は、制御圧室
121からの回転軸18の周面に沿った冷媒漏れを防止
する。
【0029】吸入室131へ冷媒ガスを導入する吸入通
路31と、吐出室132から冷媒ガスを排出する吐出通
路32とは外部冷媒回路33で接続されている。外部冷
媒回路33上には凝縮器34、膨張弁35及び蒸発器3
6が介在されている。
【0030】吐出通路32上には吐出開閉弁37が介在
されている。吐出開閉弁37は、吐出通路32内にスラ
イド可能に収容された筒状の弁体371と、吐出通路3
2の壁面に取り付けられたサークリップ372と、サー
クリップ372と弁体371との間に介在された圧縮ば
ね373とからなる。弁体371は弁孔321を開閉
し、圧縮ばね373は弁孔321を閉じる方向へ弁体3
71を付勢する。弁孔321とサークリップ372との
間の吐出通路32の側部には迂回路322が接続形成さ
れている。迂回路322は吐出通路32の一部である。
筒状の弁体371の周面には通口374が貫設されてい
る。弁体371が図1及び図4の開位置にあるときに
は、吐出室132内の冷媒ガスが弁孔321、迂回路3
22、通口374及び弁体371の筒内を経由して外部
冷媒回路33へ流出する。弁体371が図5の閉位置に
あるときには弁孔321が遮断され、吐出室132内の
冷媒ガスが外部冷媒回路33へ流出することはない。
【0031】図1及び図4に示すように、吐出室132
と制御圧室121とは圧力供給通路38で接続されてい
る。又、制御圧室121と吸入室131とは放圧通路3
0で接続されている。圧力供給通路38は、吐出室13
2内の冷媒を制御圧室121へ送る。制御圧室121内
の冷媒は放圧通路30を介して吸入室131へ流出す
る。
【0032】圧力供給通路38上には電磁式容量制御弁
39、通路開閉手段44及び感温手段45が介在されて
いる。電磁式容量制御弁39、通路開閉手段44及び感
温手段45はこの順に、吐出室132から圧力供給通路
38を経由して制御圧室121へ至る方向に配設されて
いる。通路開閉手段44及び感温手段45は、圧力供給
通路38の出口付近に配設されている。
【0033】通路開閉手段44は、弁孔381を開閉す
るボール弁441と、弁孔381を開く方向へボール弁
441を付勢する圧縮ばね442とからなる。感温手段
45は、サークリップ451とバイメタル452とから
なる。弁体となるボール弁441は、付勢手段となる圧
縮ばね442のばね力によって常にバイメタル452に
押接されている。バイメタル452は、圧縮ばね442
のばね力によって常にサークリップ451に押接されて
いる。サークリップ451は、圧力供給通路38内での
バイメタル452の配置位置を規制する。温度上昇に伴
うバイメタル452の撓み変形方向は、圧縮ばね442
のばね力に対抗する方向である。バイメタル452が撓
み変形していないときには、ボール弁441は圧縮ばね
442のばね力によって弁孔381を開放する位置に配
置される。図4は、弁孔381を開いた状態にある通路
開閉手段44の開状態を示し、図5は弁孔381を閉じ
た状態にある通路開閉手段44の閉状態を示す。感温手
段45は、通路開閉手段44を閉状態と開状態とに切り
換える動作を制御圧室121内の温度に感応して機械的
に行なう。
【0034】容量制御弁39内の感圧手段40を構成す
るベローズ401には吸入室131内の冷媒ガス圧が感
圧室402を介して作用している。吸入室131内の冷
媒ガス圧は熱負荷を反映している。ベローズ401には
弁体41が接続されており、弁体41は弁孔42を開閉
する。ベローズ401内の大気圧及び感圧手段40を構
成する感圧ばね403のばね力は、弁孔42を開く方向
へ弁体41に作用する。容量制御弁39のソレノイド4
3の電磁駆動力は、弁孔42を閉じる方向へ弁体41を
付勢する。容量制御弁39は、ソレノイド43に供給さ
れる電流値に応じた吸入圧をもたらす制御を行なう。ソ
レノイド43はコントローラ(図示略)の励消磁制御を
受け、前記コントローラは車両の室内の温度を検出する
室温検出器(図示略)によって得られる検出室温及び室
温設定器(図示略)によって設定された目標室温に基づ
いて容量制御弁39の励消磁を制御する。
【0035】通路開閉手段44が開状態にあるとき、か
つ容量制御弁39の弁孔42が開いているときには、吐
出室132内の冷媒は、弁孔42及び圧力供給通路38
を経由して制御圧室121へ送られる。ソレノイド43
に対する供給電流値が高められると弁開度が減少し、吐
出室132から制御圧室121への冷媒供給量が減る。
制御圧室121内の冷媒は放圧通路30を介して吸入室
131へ流出しているため、制御圧室121内の圧力が
下がる。従って、斜板20の傾角が増大して吐出容量が
増える。吐出容量の増大は吸入圧の低下をもたらす。供
給電流値が下げられると弁開度が増大し、吐出室132
から制御圧室121への冷媒供給量が増える。従って、
制御圧室121内の圧力が上がり、斜板20の傾角が減
少して吐出容量が減る。吐出容量の減少は吸入圧の増加
をもたらす。
【0036】ソレノイド43に対する電流供給値が零に
なると弁開度が最大となり、図5に示すように斜板20
の傾角が最小となる。斜板傾角が最小状態における吐出
圧は低く、このときの吐出通路32における吐出開閉弁
37の上流側の圧力が吐出開閉弁37の下流側の圧力と
圧縮ばね373のばね力との和を下回るように圧縮ばね
373のばね力が設定してある。従って、斜板20の傾
角が最小になったときには弁体371が弁孔321を閉
じ、外部冷媒回路33における冷媒循環が停止する。こ
の冷媒循環停止状態は熱負荷低減作用の停止状態であ
る。
【0037】斜板20の最小傾角は0°よりも僅かに大
きくしてある。斜板20の最小傾角は0°ではないた
め、斜板傾角が最小の状態においてもシリンダボア11
1から吐出室132への吐出は行われている。シリンダ
ボア111から吐出室132へ吐出された冷媒ガスは圧
力供給通路38を通って制御圧室121へ流入する。制
御圧室121内の冷媒ガスは放圧通路30を通って吸入
室131へ流出し、吸入室131内の冷媒ガスはシリン
ダボア111内へ吸入されて吐出室132へ吐出され
る。即ち、斜板傾角が最小状態では、吐出圧領域である
吐出室132、圧力供給通路38、制御圧室121、放
圧通路30、吸入圧領域である吸入室131、シリンダ
ボア111を経由する循環通路が圧縮機内にできてい
る。そして、吐出室132、制御圧室121及び吸入室
131の間では圧力差が生じている。従って、冷媒ガス
が前記循環通路を循環し、冷媒ガスと共に流動する潤滑
油が圧縮機内を潤滑する。
【0038】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)潤滑油が過剰に制御圧室121内に溜まったと
すると、回転する斜板20が制御圧室121内の貯留油
を攪拌し、貯留油が高温になる。制御圧室121内の潤
滑油が冷媒と共に放圧通路30から吸入室22へ流出し
てゆけば圧縮機の高温化は生じない。しかし、吐出容量
が小さいために制御圧室121から吸入室22への冷媒
の流出が少ない状態では潤滑油が制御圧室121内に滞
留し易い。潤滑油が制御圧室121内に多量に溜まった
状態で斜板20の攪拌作用を受けると、制御圧室121
内が高温になり、圧縮機が高温化する。
【0039】制御圧室121内の温度が高温状態になる
と、感温手段45は圧力供給通路38を閉じるように通
路開閉手段44を作動する。即ち、バイメタル452が
撓み変形して弁孔381を閉じる位置にボール弁441
を移動し、圧力供給通路38が閉じられる。圧力供給通
路38が閉じられると、制御圧室121内が降圧する。
制御圧室121内の降圧は斜板傾角の増大をもたらし、
吐出容量が増大する。吐出容量の増大は制御圧室121
内の潤滑油の流出を促す。従って、制御圧室121内に
おける潤滑油の過剰な貯留状態が解消され、制御圧室1
21内の貯留油の攪拌による圧縮機の高温化が抑制され
る。
【0040】(1-2)通路開閉手段44は、制御圧室1
21内の温度に感応したバイメタル452の撓み変形と
いう機械的な動作によって閉状態と開状態とに切り換え
られる。バイメタル452を用いた感温手段45の構成
は、簡素であってコスト的にも有利である。バイメタル
452は、閉状態と開状態とに通路開閉手段44を切り
換える感温手段として最適である。
【0041】(1-3)電磁式容量制御弁39、通路開閉
手段44及び感温手段45はこの順に、吐出室132か
ら圧力供給通路38を経由して制御圧室121へ至る方
向に配設されている。このような順序の配置構成は、感
温手段45を制御圧室121へ最も近づけ易くし、制御
圧室121内の温度状態が感温手段45の動作に的確に
反映する。即ち、感温手段45における感温精度が最も
高くなる。
【0042】(1-4)本実施の形態における可変容量型
圧縮機は、斜板20の最小傾角状態では吐出開閉弁37
を閉状態にして外部冷媒回路33における冷媒循環を停
止させる。この状態では圧縮機内の冷媒が外部冷媒回路
33へ流出しない。従って、圧縮機内の潤滑油も外部冷
媒回路33へ流出しない。外部駆動源の作動中は外部冷
媒回路33における冷媒循環が停止した状態においても
斜板20は回転している。潤滑油が制御圧室121に過
剰に貯留されているとすると、常時回転している斜板2
0の貯留油に対する攪拌による圧縮機の高温化が著し
い。従って、斜板20の最小傾角状態において外部冷媒
回路33における冷媒循環を停止させる可変容量型圧縮
機は、本発明の適用対象として最適である。
【0043】次に、図6及び図7の第2の実施の形態を
説明する。圧縮機の内部構成は第1の実施の形態と同じ
であり、第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が
付してある。
【0044】この実施の形態では一対の放圧通路30
A,30Bが設けられている。放圧通路30B上には通
路開閉手段46及び感温手段47が介在されている。感
温手段47及び通路開閉手段46はこの順に、制御圧室
121から放圧通路30Bを経由して吸入室131へ至
る方向に配設されている。通路開閉手段46及び感温手
段47は、放圧通路30Bの入口付近に配設されてい
る。
【0045】通路開閉手段46は、弁孔301を開閉す
るボール弁461と、弁孔301を開く方向へボール弁
461を付勢する圧縮ばね462とからなる。感温手段
47は、サークリップ471とバイメタル472とから
なる。弁体となるボール弁461は、付勢手段となる圧
縮ばね462のばね力によって常にバイメタル472に
押接されている。バイメタル472は、圧縮ばね462
のばね力によって常にサークリップ471に押接されて
いる。サークリップ471は、放圧通路30B内でのバ
イメタル472の配置位置を規制する。温度上昇に伴う
バイメタル472の撓み変形方向は、圧縮ばね462の
ばね力の付勢方向と同じである。バイメタル472が撓
み変形していないときには、ボール弁461は弁孔30
1を閉じる位置に配置される。図6は、弁孔301を閉
じた状態にある通路開閉手段46の閉状態を示し、図7
は弁孔301を開いた状態にある通路開閉手段46の開
状態を示す。感温手段47は、通路開閉手段46を閉状
態と開状態とに切り換える動作を制御圧室121内の温
度に感応して機械的に行なう。
【0046】制御圧室121内の温度が高温状態になる
と、感温手段47は放圧通路30Bを開くように通路開
閉手段46を作動する。即ち、バイメタル472が撓み
変形すると、ボール弁461は圧縮ばね462のばね力
によって弁孔301を開く位置に移動され、放圧通路3
0Bが開かれる。放圧通路30Bが開かれると、制御圧
室121内が降圧する。制御圧室121内の降圧は斜板
傾角の増大をもたらし、吐出容量が増大する。吐出容量
の増大は制御圧室121内の潤滑油の流出を促す。従っ
て、制御圧室121内における潤滑油の過剰な貯留状態
が解消され、制御圧室121内の貯留油の攪拌による圧
縮機の高温化が抑制される。
【0047】次に、図8(a),(b)の第3の実施の
形態を説明する。圧縮機の内部構成は第1の実施の形態
と同じであり、第1の実施の形態と同じ構成部には同じ
符号が付してある。
【0048】この実施の形態では、感温手段45Aが一
対のバイメタル452,453及び変位伝達板454を
用いて構成されている。バイメタル452,453の撓
み変形方向は互いに逆方向である。図8(a)は、弁孔
381を開いた状態にある通路開閉手段44の開状態を
示し、図8(b)は弁孔381を閉じた状態にある通路
開閉手段44の閉状態を示す。
【0049】この実施の形態では、第1の実施の形態と
同じ効果が得られる。又、一対のバイメタル452,4
53を用いた構成は、ボール弁441の変位量を大きく
する。即ち、制御圧室121内の温度変化に対するボー
ル弁441の変位割合が大きくなる。このような変位割
合の増大は、制御圧室121内の温度が所定温度に達し
たときに通路開閉手段44を閉状態にするための通路開
閉手段44及び感温手段45Aの設計を容易にする。
【0050】本発明では以下のような実施の形態も可能
である。 (1)第3の実施の形態において、3つ以上のバイメタ
ルを用いること。 (2)バイメタル452,472自体にボール弁44
1,461の機能を持たせること。 (3)第1の実施の形態における通路開閉手段44及び
感温手段45を圧力供給通路38上に介在すると共に、
第2の実施の形態における通路開閉手段46及び感温手
段47を放圧通路30B上に介在すること。 (4)放圧通路上に電磁式容量制御弁を介在し、この容
量制御弁によって制御圧室121から吸入室131への
冷媒抜き出しを制御するようにした可変容量型圧縮機に
本発明を適用すること。 (5)第2の実施の形態において、通路開閉手段46及
び感温手段47を放圧通路30B上に介在し、電磁式容
量制御弁を放圧通路30A上に介在すること。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、制御圧
室内が高温状態のときには制御圧室内の圧力を降圧して
吐出容量を増大するようにしたので、可変容量型圧縮機
における制御圧室内における潤滑油の過剰な貯留を防止
して圧縮機の信頼性を向上し得るという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示し、要部拡大側断面図を
組み込んだ圧縮機全体の側断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】斜板傾角が最大状態にあり、要部拡大側断面図
を組み込んだ部分側断面図。
【図5】斜板傾角が最小状態にあり、要部拡大側断面図
を組み込んだ部分側断面図。
【図6】第2の実施の形態を示し、要部拡大側断面図を
組み込んだ部分側断面図。
【図7】要部拡大側断面図を組み込んだ部分側断面図。
【図8】(a),(b)は第3の実施の形態を示す要部
側断面図。
【符号の説明】
121…制御圧室。131…吸入圧領域となる吸入室。
132…吐出圧領域となる吐出室。18…回転軸。20
…斜板。26…ピストン。30B…放圧通路。301…
弁孔。38…圧力供給通路。381…弁孔。44,46
…通路開閉手段。441,461…弁体となるボール
弁。442,462…付勢手段となる圧縮ばね。45,
45A,47…感温手段。452,453,472…バ
イメタル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と一体的に回転するように、かつ前
    記回転軸に対して傾角可変に制御圧室に収容された斜
    板、及び前記回転軸の周りに配列されると共に、前記斜
    板の傾角に応じた往復動作を行なう複数のピストンを備
    え、吐出圧領域から圧力供給通路を介して前記制御圧室
    へガスを供給すると共に、前記制御圧室から放圧通路を
    介して吸入圧領域へガスを放出して前記制御圧室内の圧
    力を制御し、前記制御圧室内の降圧によって前記斜板の
    傾角を増大し、前記制御圧室内の昇圧によって前記斜板
    の傾角を減少する可変容量型圧縮機において、 前記圧力供給通路上又は前記放圧通路上に介在され、前
    記圧力供給通路又は前記放圧通路を閉じる閉状態と前記
    通路を開く開状態とに切り換えられる通路開閉手段と、 前記通路開閉手段を前記閉状態と前記開状態とに切り換
    える動作を前記制御圧室内の温度に感応して機械的に行
    なう感温手段とを備え、 前記感温手段は、前記制御圧室内が高温状態のときには
    前記制御圧室内の圧力を降圧するように前記通路開閉手
    段を作動するようにした可変容量型圧縮機。
  2. 【請求項2】前記通路開閉手段は、前記圧力供給通路上
    に介在されており、前記感温手段は、前記制御圧室内が
    高温状態のときには前記通路開閉手段を閉状態にする請
    求項1に記載の可変容量型圧縮機。
  3. 【請求項3】前記通路開閉手段は、前記放圧通路上に介
    在されており、前記感温手段は、前記制御圧室内が高温
    状態のときには前記通路開閉手段を開状態にする請求項
    1に記載の可変容量型圧縮機。
  4. 【請求項4】前記通路開閉手段は、前記圧力供給通路上
    に設けられた弁孔と、前記弁孔を開閉する弁体と、前記
    弁孔を開く方向へ前記弁体を付勢する付勢手段とを備え
    ており、前記感温手段は、昇温に伴って前記弁孔を閉じ
    る方向へ前記弁体を駆動する請求項2に記載の可変容量
    型圧縮機。
  5. 【請求項5】前記通路開閉手段は、前記放圧通路上に設
    けられた弁孔と、前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁孔
    を開く方向へ前記弁体を付勢する付勢手段とを備えてお
    り、前記感温手段は、降温に伴って前記弁孔を閉じる方
    向へ前記弁体を駆動する請求項3に記載の可変容量型圧
    縮機。
  6. 【請求項6】前記感温手段はバイメタルである請求項1
    乃至請求項5のいずれか1項に記載の可変容量型圧縮
    機。
  7. 【請求項7】圧縮機は、前記回転軸の回転中かつ斜板傾
    角最小の状態において外部冷媒回路における冷媒循環を
    停止させる請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載
    の可変容量型圧縮機。
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