JP2001123771A - 開閉部材 - Google Patents

開閉部材

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JP2001123771A
JP2001123771A JP30190399A JP30190399A JP2001123771A JP 2001123771 A JP2001123771 A JP 2001123771A JP 30190399 A JP30190399 A JP 30190399A JP 30190399 A JP30190399 A JP 30190399A JP 2001123771 A JP2001123771 A JP 2001123771A
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JP
Japan
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opening
cord
closing member
curtain
blind
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JP30190399A
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Inventor
Yoshikatsu Komiyama
宜克 小宮山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅やオフィス或いは病院等の建物に於ける
窓,天窓等の開口部を開閉するブラインド,スクリー
ン,カーテン等の回転部材のコストダウンをはかる。 【解決手段】ベネシャンブラインド,プリーツカーテ
ン,ローマンシェード,縦型ブラインド等の開閉部材A
〜Dに使用される、開閉操作するための操作コード1、
スラット2,12又はスクリーン7或いはカーテン10を昇
降させる昇降コード3、タテ型ブラインドに於けるスラ
ット12の下端部を接続するボトムコード13の少なくとも
1本にタテ編みコードEを用いる。このタテ編みコード
Eは、複数の糸21aによって形成したループ23を連続さ
せて編成した側糸21の中心に芯糸22を挿通して形成され
ており、高い柔軟性と強度とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の窓を含む開
口部を開閉するためのブラインドやスクリーン或いはカ
ーテン等の開閉部材に関し、特に、開閉操作するコード
や昇降用のコード或いはボトムコード等のコードにタテ
編みコードを用いた開閉部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅やオフィス或いは病院等の建物の窓
や天窓には、ブラインドやスクリーン或いはカーテン等
を取り付けることが多い。例えばブラインドは水平に配
置した複数のスラットとラダーコードによって構成され
ており、操作コードを操作することでスラットの昇降に
伴う開口部の開閉を行なうと共に回転コードを操作する
ことでスラットの角度の変更を行なっている。
【0003】またスクリーンは1枚の可撓性を持ったシ
ートと該シートを吊り上げる機構を有して構成され、更
にカーテンは1枚又は複数枚の可撓性を持ったシートと
該シートを水平に移動させる機構を有して構成されてい
る。これらのブラインドやスクリーン或いはカーテンで
は、スラットやシートの開閉操作、スラットの角度の調
整、スラットの接続等を目的として、配置される部位や
機能によって異なる仕様が設定された多数種のコード
(紐)が利用されている。
【0004】上記コードとしては、ワイヤーや細幅のフ
ィルムや織物テープ等が利用される場合もあるが、操作
時の手触りの面、強度の面、開口部を開閉する際にプー
リ等と接触する際に発生する摩擦強度の面等から組紐、
特に、化学繊維を使用した場合には延伸加工を施した組
紐が使用されるのが一般的である。
【0005】図7に示すように、組紐からなるコード51
は、中空部に心糸52を挿通して強度や伸び或いは曲げた
際の丸みを補償している。このコード51を製造する場
合、コード51を構成ための個々の糸51aに複雑な組成運
動を行なわさせている。即ち、糸51aを巻き付けたボビ
ンがコード51を構成するのに必要な数(8本,16本,32
本等)用意され、これらのボビンを水平面内で所定の運
動を行なわせつつ糸51aを繰り出し、所定位置で組紐と
なって上昇しつつ巻き取られることで製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き組紐を製造
する装置では、水平面内に於けるボビンの運動が複雑と
なるため、ボビンを大きくして糸の巻取量を多くすると
慣性が大きくなって、動力を大きくしたり、装置に於け
るボビンの運動面積を大きくすることが必要となる。こ
れらのことは組紐を製造する装置を構成する際の制約と
なり、ボビンの大きさに自ずと制限が生じることとな
る。このため、ボビンの交換頻度が高くなって作業員が
必須となり、人件費がかかるという問題や、1回の加工
で長い組紐を製造することが出来ないという問題があ
り、これらの問題に起因してコストを下げることが困難
であるという問題が生じている。
【0007】従って、上記の如き問題を有する組紐をコ
ードとして使用したブラインド等のコストダウンをはか
ることが出来ないという問題が生じている。
【0008】本発明の目的は、タテ編みコードを使用す
ることによってコストダウンを実現した開閉部材を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る開閉部材は、建物の開口部に取り付けら
れ該開口部を開閉するブラインド,スクリーン,カーテ
ンを含む開閉部材であって、操作コード,昇降コード,
ボトムコードの中の少なくとも一つにタテ編みコードを
用いたことを特徴とするものである。
【0010】上記開閉部材ではタテ編みコードを用いる
ことによってコストダウンをはかることが出来る。タテ
編みコードはべら針により編成することが出来、且つ編
成に際しボビンを平面内で運動させる必要がない。この
ため、ボビンに巻き付ける量を大きくすることが可能と
なり、1回の加工に際しボビンの交換頻度を低下させ
て、長いタテ編みコードを製造することが出来、タテ編
みコードを製造する際の人件費を低減させることが可能
となり、コストの低減をはかることが出来る。
【0011】従って、上記タテ編みコードを各種コード
として用いた開閉部材では、部品のコストダウンをはか
ることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、上記開閉部材の好ましい実
施形態について図を用いて説明する。図1は開閉部材と
してのベネシャンブラインドの構成例を示す図である。
図2は開閉部材としてのプリーツカーテンの構成例を示
す図である。図3は開閉部材としてのローマンシェード
の構成例を示す図である。図4は開閉部材としての縦型
ブラインドの構成例を示す図である。図5はタテ編みコ
ードの構成を説明する図である。図6はべら針によりタ
テ編みコードを編成する際の手順を説明する図である。
【0013】図1〜図4に示す開閉部材A〜Dは、夫々
住宅やオフィス或いは病院等の建物に於ける窓や天窓を
含む開口部に取り付けられ、操作コード1を操作して巻
き上げたときに開口部を開放し、また巻下げたときに開
口部を閉鎖し得るように構成したものである。これらの
開閉部材A〜Dは、夫々意匠的な特徴を有しており、一
般のオフィスや住宅、或いは病院等に適用し得るように
構成されている。
【0014】以下、個々の開閉部材A〜Dについて簡単
に説明する。尚、図1〜図4に於いて、夫々同一の部分
及び同一の機能を果たす部分には同一の符号を付して説
明する。
【0015】図1に示す開閉部材Aはベネシャンブライ
ンドと呼ばれるものであり、水平に配置された複数のス
ラット2を、昇降コード3及びラダーテープ4によって
互いの間隔を保持して接続された状態で構成されてい
る。操作コード1は、カバー5の内部に配置された操作
ギヤ6を駆動して昇降コード3を巻き取り、或いは巻も
戻すことでスラット2を昇降させるものである。
【0016】また開閉部材Aではラダーテープを操作す
ることによって、スラット2を同図(b)に示すような
水平な状態、又は屋内側から屋外側に向けて傾斜させた
状態、或いは屋外側から屋内側に向けて傾斜させた状態
に姿勢を変化(回転)させて屋内に照射する光量を調整
することが可能である。
【0017】図2に示す開閉部材Bはプリーツカーテン
或いはプリーツスクリーンと呼ばれるものであり、1枚
のシートを所定の幅で多数に折り曲げて構成したスクリ
ーン7を有しており、該スクリーン7の下端部にボトム
キャップ8を取り付けて構成され、昇降コード3の一端
がスクリーン7を貫通してボトムキャップ8に接続され
ている。
【0018】この開閉部材Bでは操作コード1を操作し
てスクリーン7を下降させることによって開口部を閉鎖
することが可能であり、開口部を閉鎖したとき、屋内に
照射する光量を調整し得るようには構成されていない。
【0019】図3に示す開閉部材Cはローマンシェード
と呼ばれるものであり、1枚の生地からなるカーテン10
を有しており、該カーテン10の幅方向に所定のピッチで
昇降コード3を配置すると共にカーテン10の上下方向に
所定の間隔で昇降コード3を接続して構成されている。
特に、昇降コード3はカーテン10に沿って配置されると
共に該カーテン10の下端部に取り付けたウエイトバー11
に接続されてる。
【0020】この開閉部材Cでは、操作コード1を操作
してカーテン10を下降させることによって開口部を閉鎖
することが可能であり、また開口部を開放する際には昇
降コード3とカーテン10との接続部をつまむようにして
上昇させる。
【0021】図4に示す開閉部材Dは縦型ブラインドで
あり、縦方向に配置された複数のスラット12の下端部を
ボトムコード13によって接続して構成されている。この
縦型ブラインドでは、操作コード1を操作することでス
ラット12を水平方向に移動させることで、開口部を開閉
することが可能である。また回転コード14を操作するこ
とでスラット12を回転させることで屋内に照射する光量
を調整することが可能である。
【0022】上記各開閉部材A〜Dに於いて、操作コー
ド1,昇降コード3,ボトムコード13,回転コード14
は、その何れか1本、又は前部が図5に示すタテ編みコ
ードEによって構成されている。
【0023】タテ編みコードEは、目的のコード(操作
コード1,昇降コード3,ボトムコード13,回転コード
14)に応じた強度を発揮し得るように、糸21aの太さと
数を適宜設定して必要な太さを持って形成されたリング
状の側糸21と、側糸21の中心に挿通された複数の芯糸22
とによって構成されている。
【0024】側糸21は、図6(a)〜(c)に示すよう
に、糸21aによって形成されたループ23にべら針24を挿
通して該べら針24のフック24aによって糸21aを引っか
けてループ23を通過させて編成されている。
【0025】例えば、一般的に使用される直径1.6mmの
昇降コード3を形成する場合について従来の組紐の場合
と比較してみる。組紐では、250デニールの糸を4本合
糸し、この糸を16本のボビンに巻き取り、芯糸として10
00デニールの糸を使用している。同一の昇降コード3を
タテ編みコードとして製造する場合、500デニールの糸2
1aを6本使用して側糸21を形成すると共に芯糸22とし
て1000デニールの糸を1本使用する。
【0026】また組紐の場合、充分な柔軟性と強度を発
揮させるための後加工として、延伸加工,柔軟加工を施
すことが必要となるが、タテ編みコードでは延伸加工の
みを施すことで、柔軟性及び強度を発揮させることが可
能である。
【0027】特に、タテ編みコードを製造する装置で
は、1回、原糸を投入することによって約30000m〜100
000mのコードを製造することが可能であり、且つ該製
造中、作業員の介在を要求することがない。従って、人
件費を低減させたコードの製造を実現することが可能と
なる。
【0028】上記タテ編みコードEはループ23の連続に
よって形成される。このため、極めて柔軟性が高く、且
つ摩擦に対してもループ23が形成されることにより、任
意の断面に於ける糸量が多くなって充分に高い強度を発
揮することが可能であり、更に、ループ23の連続により
断面がより丸くなり、プーリに巻回されたとき偏平にな
りにくく、強度が落ちることがない。また延伸加工を施
してループ23を小さく形成した場合には、直線的な組紐
と略同等のものを製造することも可能である。
【0029】従って、各開閉部材A〜Dを構成する操作
コード1,昇降コード3,ボトムコード13の少なくとも
1本に上記の如きタテ編みコードEを用いることによっ
て、強度や品質の劣化を招くことなく、コストの削減を
実現することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
開閉部材では、建物の開口部に取り付けられ該開口部を
開閉するブラインド,スクリーン,カーテン等の操作コ
ード,昇降コード,ボトムコードの中の少なくとも一つ
にタテ編みコードを用いることによって、強度や柔軟性
を維持してコストの低減を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉部材としてのベネシャンブラインドの構成
例を示す図である。
【図2】開閉部材としてのプリーツカーテンの構成例を
示す図である。
【図3】開閉部材としてのローマンシェードの構成例を
示す図である。
【図4】開閉部材としての縦型ブラインドの構成例を示
す図である。
【図5】タテ編みコードの構成を説明する図である。
【図6】べら針によりタテ編みコードを編成する際の手
順を説明する図である。
【図7】組紐の構成を説明する図である。
【符号の説明】
A〜D 開閉部材 E タテ編みコード 1 操作コード 2,12 スラット 3 昇降コード 4 ラダーテープ 5 カバー 6 操作ギヤ 7 スクリーン 8 ボトムキャップ 10 カーテン 11 ウエイトバー 13 ボトムコード 14 回転コード 21 側糸 21a 糸 22 芯糸 23 ループ 24 べら針 24a フック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部に取り付けられ該開口部を
    開閉するブラインド,スクリーン,カーテンを含む開閉
    部材であって、操作コード,昇降コード,ボトムコード
    の中の少なくとも一つにタテ編みコードを用いたことを
    特徴とする開閉部材。
JP30190399A 1999-10-25 1999-10-25 開閉部材 Pending JP2001123771A (ja)

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JP30190399A JP2001123771A (ja) 1999-10-25 1999-10-25 開閉部材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254958A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Yokota:Kk ボトムレールの位置決め具及びその位置決め方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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