JP2001121579A - 射出成形金型装置 - Google Patents
射出成形金型装置Info
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- JP2001121579A JP2001121579A JP30612399A JP30612399A JP2001121579A JP 2001121579 A JP2001121579 A JP 2001121579A JP 30612399 A JP30612399 A JP 30612399A JP 30612399 A JP30612399 A JP 30612399A JP 2001121579 A JP2001121579 A JP 2001121579A
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- JP
- Japan
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- mold
- fixed
- plate
- mounting plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形金型装置において、装置の小型化を
行い、もって装置のコストを低減するともに設置するス
ペースを縮小して、さらに装置の開閉作業に要するエネ
ルギーを減少させる射出成形金型を提供することを目的
とする。 【解決手段】 射出成形金型を構成するランナーストリ
ッパー2、固定側型板3、及び固定側取付板1の支持と
摺動間隔の設定といった2種類の異なる役割を、1の支
持部材が兼用して行うことによって、部品点数の削減が
可能となり、装置の小型化及び軽量化を可能にする。そ
の効果に伴って、装置のコスト低減化及び、設置スペー
スを縮小化、加えて装置の開閉作業に要するエネルギー
を減少させる。
行い、もって装置のコストを低減するともに設置するス
ペースを縮小して、さらに装置の開閉作業に要するエネ
ルギーを減少させる射出成形金型を提供することを目的
とする。 【解決手段】 射出成形金型を構成するランナーストリ
ッパー2、固定側型板3、及び固定側取付板1の支持と
摺動間隔の設定といった2種類の異なる役割を、1の支
持部材が兼用して行うことによって、部品点数の削減が
可能となり、装置の小型化及び軽量化を可能にする。そ
の効果に伴って、装置のコスト低減化及び、設置スペー
スを縮小化、加えて装置の開閉作業に要するエネルギー
を減少させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形金型装置
に係り、特に3プレートタイプに関するものである。
に係り、特に3プレートタイプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2にて従来の射出成形金型装置の構造
を説明する。図2は、従来の射出成形金型装置の開閉機
構を示す断面図である。以下に、従来の射出成形金型装
置の構造を示す。固定側取付板1には、サポートピン5
が片持ち式に横設されている。さらに係るサポートピン
5には、ランナーストリッパープレート2及び固定側型
板3が、それぞれガイドブシュ8a及びガイドブシュ9a
を介して摺動可能に支持されている。さらに、係るラン
ナーストリッパープレート2には、掛止部7bが形成さ
れてプラーボルト6が掛止されている。プラーボルト6
は、ランナーストリッパープレート2に伴って、連動し
て摺動し、固定側取付板1及び固定側型板3に形成され
た貫通孔内を摺動する。またプラーボルト6の両端には
掛止部7a及び7cが形成されている。加えて、射出成形
金型装置は金型を形成するための脱着可能な可動側型板
4を具備している。
を説明する。図2は、従来の射出成形金型装置の開閉機
構を示す断面図である。以下に、従来の射出成形金型装
置の構造を示す。固定側取付板1には、サポートピン5
が片持ち式に横設されている。さらに係るサポートピン
5には、ランナーストリッパープレート2及び固定側型
板3が、それぞれガイドブシュ8a及びガイドブシュ9a
を介して摺動可能に支持されている。さらに、係るラン
ナーストリッパープレート2には、掛止部7bが形成さ
れてプラーボルト6が掛止されている。プラーボルト6
は、ランナーストリッパープレート2に伴って、連動し
て摺動し、固定側取付板1及び固定側型板3に形成され
た貫通孔内を摺動する。またプラーボルト6の両端には
掛止部7a及び7cが形成されている。加えて、射出成形
金型装置は金型を形成するための脱着可能な可動側型板
4を具備している。
【0003】次に従来の射出成形金型装置の開閉機構に
ついて示す。ランナーストリッパープレート2及び固定
側型板3をサポートピン5に沿って摺動させて、固定側
取付板1と接合させる。その後、可動側型板4に形成さ
れた接続部に、サポートピン5とプラーボルト6を接続
させて射出成形金型を閉じた状態にする。射出成形の終
了後、開放状態にするには、可動側型板4を取り外し、
固定側型板3を摺動させる。係る固定側型板3はプラー
ボルト6に形成された掛止部7cにより掛止される。さ
らに、固定側型板3を付勢方向に摺動させるとプラーボ
ルト6に形成された掛止部7bによってランナーストリ
ッパープレート2が連動して摺動する。さらに、固定側
型板3を付勢方向に摺動させると、プラーボルト6に形
成された掛止部7aにより、固定側型板3とランナース
トリッパープレート2は固定側取付板1に対して掛止す
る。以上により図1に示す固定側取付板1と、ランナー
ストリッパープレート2と、固定側型板3と、及び可動
側型板4とがそれぞれ分離した射出成形金型が開けられ
た状態となる。
ついて示す。ランナーストリッパープレート2及び固定
側型板3をサポートピン5に沿って摺動させて、固定側
取付板1と接合させる。その後、可動側型板4に形成さ
れた接続部に、サポートピン5とプラーボルト6を接続
させて射出成形金型を閉じた状態にする。射出成形の終
了後、開放状態にするには、可動側型板4を取り外し、
固定側型板3を摺動させる。係る固定側型板3はプラー
ボルト6に形成された掛止部7cにより掛止される。さ
らに、固定側型板3を付勢方向に摺動させるとプラーボ
ルト6に形成された掛止部7bによってランナーストリ
ッパープレート2が連動して摺動する。さらに、固定側
型板3を付勢方向に摺動させると、プラーボルト6に形
成された掛止部7aにより、固定側型板3とランナース
トリッパープレート2は固定側取付板1に対して掛止す
る。以上により図1に示す固定側取付板1と、ランナー
ストリッパープレート2と、固定側型板3と、及び可動
側型板4とがそれぞれ分離した射出成形金型が開けられ
た状態となる。
【0004】以上に示す様に、従来の射出成形金型は、
1本の支持部材であるサポートピン5が、固定側取付板
1と、ランナーストリッパープレート2と、固定側型板
3とをそれぞれ摺動可能に支持する役割を果たし、他の
1本の支持部材であるプラーボルト6が、係る摺動可能
間隔を設定する役割を果たしている。
1本の支持部材であるサポートピン5が、固定側取付板
1と、ランナーストリッパープレート2と、固定側型板
3とをそれぞれ摺動可能に支持する役割を果たし、他の
1本の支持部材であるプラーボルト6が、係る摺動可能
間隔を設定する役割を果たしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の部品構造では、
少なくとも2本の支持部材によって金型を構成する部材
が支持されているために、成形する製品形状に比べて射
出成形金型装置が非常に大きくなっていた。このこと
は、装置を設置するスペースを無駄に取りすぎるだけで
なく、金型を構成する各構成部材の着脱に要するエネル
ギーが膨大であった。
少なくとも2本の支持部材によって金型を構成する部材
が支持されているために、成形する製品形状に比べて射
出成形金型装置が非常に大きくなっていた。このこと
は、装置を設置するスペースを無駄に取りすぎるだけで
なく、金型を構成する各構成部材の着脱に要するエネル
ギーが膨大であった。
【0006】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、部品点数の削減を行うこと
によって装置の小型化を行い、もって装置のコストを低
減するともに設置するスペースを縮小して、さらに装置
の開閉作業に要するエネルギーを減少させる射出成形金
型を提供することを目的とする。
みてなされたものであって、部品点数の削減を行うこと
によって装置の小型化を行い、もって装置のコストを低
減するともに設置するスペースを縮小して、さらに装置
の開閉作業に要するエネルギーを減少させる射出成形金
型を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、固定側取付板と、ランナーストリッパ
ープレートと、固定側型板とを、摺動可能に支持すると
ともに、摺動可能間隔の設定部を有する支持部材を備え
たことを特徴とする。
願第1の発明は、固定側取付板と、ランナーストリッパ
ープレートと、固定側型板とを、摺動可能に支持すると
ともに、摺動可能間隔の設定部を有する支持部材を備え
たことを特徴とする。
【0008】したがって本出願第1の発明の射出成形金
型装置によれば、、ランナーストリッパープレートと、
固定側型板とを、摺動可能に支持するとともに、摺動可
能間隔の設定部を有する支持部材を備えたことにより、
従来まで複数の支持部材が設置されていたスペースを削
減して小型化できる。さらに部品数を削減して装置のコ
ストを低減し、着脱に要するエネルギーを減少させる利
点がある。ここでいう摺動可能間隔とは、射出成形金型
を成形後に開放する際の、固定側取付板、ランナースト
リッパープレート、及び固定側型板の、それぞれの開放
可能な間隔をいう。
型装置によれば、、ランナーストリッパープレートと、
固定側型板とを、摺動可能に支持するとともに、摺動可
能間隔の設定部を有する支持部材を備えたことにより、
従来まで複数の支持部材が設置されていたスペースを削
減して小型化できる。さらに部品数を削減して装置のコ
ストを低減し、着脱に要するエネルギーを減少させる利
点がある。ここでいう摺動可能間隔とは、射出成形金型
を成形後に開放する際の、固定側取付板、ランナースト
リッパープレート、及び固定側型板の、それぞれの開放
可能な間隔をいう。
【0009】また本出願第2の発明は、本出願第1の発
明の射出成形金型装置において、前記設定部が、固定側
取付板と固定側型板との摺動可能間隔を設定するために
前記支持部の両端に設けられた掛止部であることを特徴
とする。
明の射出成形金型装置において、前記設定部が、固定側
取付板と固定側型板との摺動可能間隔を設定するために
前記支持部の両端に設けられた掛止部であることを特徴
とする。
【0010】したがって本出願第2の発明の射出成形金
型装置によれば、射出成形金型を開放する際の、固定側
取付板と固定側型板との摺動可能間隔を支持部の両端に
設けられた掛止部によって設定することが可能となる。
型装置によれば、射出成形金型を開放する際の、固定側
取付板と固定側型板との摺動可能間隔を支持部の両端に
設けられた掛止部によって設定することが可能となる。
【0011】また本出願第3の発明は、本出願第1また
は本出願第2に記載の射出成形金型装置において、前記
設定部が、固定側取付板とランナーストリッパープレー
トとの摺動可能間隔を設定するために前記支持部の所定
の位置に設けられた掛止部であることを特徴とする。
は本出願第2に記載の射出成形金型装置において、前記
設定部が、固定側取付板とランナーストリッパープレー
トとの摺動可能間隔を設定するために前記支持部の所定
の位置に設けられた掛止部であることを特徴とする。
【0012】したがって本出願第3の発明の射出成形金
型装置によれば、射出成形金型を開放する際の、固定側
取付板とランナーストリッパープレートとの摺動可能間
隔を支持部の所定の位置に設けられた掛止部によって設
定することが可能となる。
型装置によれば、射出成形金型を開放する際の、固定側
取付板とランナーストリッパープレートとの摺動可能間
隔を支持部の所定の位置に設けられた掛止部によって設
定することが可能となる。
【0013】また本出願第4の発明は、本出願第1乃至
本出願第3のいずれか一に記載の射出成形金型装置にお
いて、前記支持部材が、固定側取付板、ランナーストリ
ッパープレート、及び固定側型板のうち、少なくとも何
れか一に装着されたガイドブシュを介して、固定側取付
板、ランナーストリッパープレート、及び固定側型板を
支持することを特徴とする。
本出願第3のいずれか一に記載の射出成形金型装置にお
いて、前記支持部材が、固定側取付板、ランナーストリ
ッパープレート、及び固定側型板のうち、少なくとも何
れか一に装着されたガイドブシュを介して、固定側取付
板、ランナーストリッパープレート、及び固定側型板を
支持することを特徴とする。
【0014】したがって本出願第4の発明の射出成形金
型装置によれば、前記支持部材が、固定側取付板、ラン
ナーストリッパープレート、及び固定側型板の少なくと
も何れかに装着されたガイドブシュを介して支持してな
るため、各々を支持している支持部の強度を高めるとと
もに、支持位置を正確にして、射出成形金型を閉じる際
の接合位置を正確にする利点がある。
型装置によれば、前記支持部材が、固定側取付板、ラン
ナーストリッパープレート、及び固定側型板の少なくと
も何れかに装着されたガイドブシュを介して支持してな
るため、各々を支持している支持部の強度を高めるとと
もに、支持位置を正確にして、射出成形金型を閉じる際
の接合位置を正確にする利点がある。
【0015】また本出願第5の発明は、本出願第4に記
載の射出成形金型装置において、前記ガイドブシュは、
固定側取付板、ランナーストリッパープレート、及び固
定側型板の少なくとも何れか一と一体に成形されること
を特徴とする。したがって本出願第5の発明の射出成形
金型装置によれば、さらに金型部品の点数を削減するこ
とができる利点がある。
載の射出成形金型装置において、前記ガイドブシュは、
固定側取付板、ランナーストリッパープレート、及び固
定側型板の少なくとも何れか一と一体に成形されること
を特徴とする。したがって本出願第5の発明の射出成形
金型装置によれば、さらに金型部品の点数を削減するこ
とができる利点がある。
【0016】また本出願第6の発明は、本出願第4に記
載の射出成形金型装置において、前記ガイドブシュは、
固定側取付板、ランナーストリッパープレート、及び固
定側型板の少なくとも何れか一と脱着可能であることを
特徴とする。
載の射出成形金型装置において、前記ガイドブシュは、
固定側取付板、ランナーストリッパープレート、及び固
定側型板の少なくとも何れか一と脱着可能であることを
特徴とする。
【0017】したがって本出願第6の発明の射出成形金
型装置によれば、ガイドブシュは、装着された部品に対
して脱着可能であるので、ガイドブシュの磨耗等の消耗
時にガイドブシュだけを容易に交換することができる。
型装置によれば、ガイドブシュは、装着された部品に対
して脱着可能であるので、ガイドブシュの磨耗等の消耗
時にガイドブシュだけを容易に交換することができる。
【0018】
【本発明の実施形態】以下に本発明の一実施の形態の射
出成形金型装置につき図面を参照して説明する。
出成形金型装置につき図面を参照して説明する。
【0019】実施の形態1 図1にて本発明の一実施の形態の射出成形金型装置の構
造を説明する。図1は、本発明の射出成形金型装置の開
閉機構を示す断面図である。以下に、本発明の射出成形
金型装置の構造を示す。固定側取付板1には、ガイドブ
ッシュ10を介してプラーボルト6が摺動可能に横設さ
れている。プラーボルト6は、ガイドブシュ8bを介し
て掛止部7bでランナーストリッパープレート2を掛止
している。さらに、プラーボルト6は、ガイドブシュ9
bを介して固定側型板3を摺動可能に支持している。加
えて、射出成形金型装置は金型を形成するための脱着可
能な可動側型板4を備える。
造を説明する。図1は、本発明の射出成形金型装置の開
閉機構を示す断面図である。以下に、本発明の射出成形
金型装置の構造を示す。固定側取付板1には、ガイドブ
ッシュ10を介してプラーボルト6が摺動可能に横設さ
れている。プラーボルト6は、ガイドブシュ8bを介し
て掛止部7bでランナーストリッパープレート2を掛止
している。さらに、プラーボルト6は、ガイドブシュ9
bを介して固定側型板3を摺動可能に支持している。加
えて、射出成形金型装置は金型を形成するための脱着可
能な可動側型板4を備える。
【0020】次に本発明の射出成形金型装置の開閉機構
について示す。ランナーストリッパー2及び固定側型板
3をプラーボルト6に沿って摺動させて、固定側取付板
1と接合させる。その後、可動側型板4に形成された接
続部に、プラーボルト6を接続させて射出成形金型を閉
じた状態にする。射出成形の終了後、開放状態にするに
は、可動側型板4を取り外し、固定側型板3を摺動させ
る。係る固定側型板3は、プラーボルト6に形成された
掛止部7cにより掛止される。さらに、固定側型板3を
付勢方向に摺動させるとプラーボルト6に形成された掛
止部7bによってランナーストリッパープレート2が連
動して摺動する。さらに、固定側型板3を付勢方向に摺
動させると、プラーボルト6に形成された掛止部7aに
より、固定側型板3とランナーストリッパープレート2
は固定側取付板1に対して掛止する。以上により図1に
示す固定側取付板1と、ランナーストリッパープレート
2と、固定側型板3と、及び可動側型板4とがそれぞれ
分離した射出成形金型が開けられた状態となる。
について示す。ランナーストリッパー2及び固定側型板
3をプラーボルト6に沿って摺動させて、固定側取付板
1と接合させる。その後、可動側型板4に形成された接
続部に、プラーボルト6を接続させて射出成形金型を閉
じた状態にする。射出成形の終了後、開放状態にするに
は、可動側型板4を取り外し、固定側型板3を摺動させ
る。係る固定側型板3は、プラーボルト6に形成された
掛止部7cにより掛止される。さらに、固定側型板3を
付勢方向に摺動させるとプラーボルト6に形成された掛
止部7bによってランナーストリッパープレート2が連
動して摺動する。さらに、固定側型板3を付勢方向に摺
動させると、プラーボルト6に形成された掛止部7aに
より、固定側型板3とランナーストリッパープレート2
は固定側取付板1に対して掛止する。以上により図1に
示す固定側取付板1と、ランナーストリッパープレート
2と、固定側型板3と、及び可動側型板4とがそれぞれ
分離した射出成形金型が開けられた状態となる。
【0021】即ち、本発明の射出成形金型は、1本の支
持部材であるプラーボルト6が、固定側取付板1と、ラ
ンナーストリッパープレートと、固定側型板3とをそれ
ぞれ摺動可能に支持する役割と、係る摺動可能間隔を設
定する双方の役割を果たしている。そのため、従来のサ
ポートピンを削除することができる。本態様は、3プレ
ートタイプに限らず、それ以外のプレートタイプに用い
ることは明らかであるとともに、縦置きの射出成形金型
装置にも用いることができる。
持部材であるプラーボルト6が、固定側取付板1と、ラ
ンナーストリッパープレートと、固定側型板3とをそれ
ぞれ摺動可能に支持する役割と、係る摺動可能間隔を設
定する双方の役割を果たしている。そのため、従来のサ
ポートピンを削除することができる。本態様は、3プレ
ートタイプに限らず、それ以外のプレートタイプに用い
ることは明らかであるとともに、縦置きの射出成形金型
装置にも用いることができる。
【0022】
【発明の効果】以上に示す様に、本発明によれば、金型
を構成する部材の支持と摺動間隔の設定といった2種類
の異なる役割を、1の支持部材が兼用して行うことによ
って、部品点数の削減が可能となり、装置の小型化及び
軽量化を可能にする。その効果に伴って、装置のコスト
低減化及び、設置スペースを縮小化、加えて装置の開閉
作業に要するエネルギーを減少させる。
を構成する部材の支持と摺動間隔の設定といった2種類
の異なる役割を、1の支持部材が兼用して行うことによ
って、部品点数の削減が可能となり、装置の小型化及び
軽量化を可能にする。その効果に伴って、装置のコスト
低減化及び、設置スペースを縮小化、加えて装置の開閉
作業に要するエネルギーを減少させる。
【0023】
【図1】 本発明の射出成形金型装置の開閉機構を示す
断面図
断面図
【図2】 従来の射出成形金型装置の開閉機構を示す断
面図
面図
【符号の説明】 1 固定側取付板 2 ランナーストリッパープレート 3 固定側型板 4 可動側型板 5 サポートピン 6 プラーボルト 7 掛止部 8 ガイドブシュ 9 ガイドブシュ 10 ガイドブシュ
Claims (6)
- 【請求項1】固定側取付板と、ランナーストリッパープ
レートと、固定側型板とを、摺動可能に支持するととも
に、摺動可能間隔の設定部を有する支持部材を備えたこ
とを特徴とする射出成形金型装置。 - 【請求項2】前記設定部が、固定側取付板と固定側型板
との摺動可能間隔を設定するために前記支持部の両端に
設けられた掛止部であることを特徴とする請求項1に記
載の射出成形金型装置。 - 【請求項3】前記設定部が、固定側取付板とランナース
トリッパープレートとの摺動可能間隔を設定するために
前記支持部の所定の位置に設けられた掛止部であること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の射出成形金
型装置。 - 【請求項4】前記支持部材が、固定側取付板、ランナー
ストリッパープレート、及び固定側型板のうち、少なく
とも何れか一に装着されたガイドブシュを介して、固定
側取付板、ランナーストリッパープレート、及び固定側
型板を支持することを特徴とする請求項1乃至請求項3
のいずれか一に記載の射出成形金型装置。 - 【請求項5】前記ガイドブシュは、固定側取付板、ラン
ナーストリッパープレート、及び固定側型板の少なくと
も何れか一と一体に成形されることを特徴とする請求項
4に記載の射出成形金型装置。 - 【請求項6】前記ガイドブシュは、固定側取付板、ラン
ナーストリッパープレート、及び固定側型板の少なくと
も何れか一と脱着可能であることを特徴とする請求項4
に記載の射出成形金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30612399A JP2001121579A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 射出成形金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30612399A JP2001121579A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 射出成形金型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001121579A true JP2001121579A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17953337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30612399A Pending JP2001121579A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 射出成形金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001121579A (ja) |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30612399A patent/JP2001121579A/ja active Pending
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