JP2001120553A - 穿刺アダプタ - Google Patents

穿刺アダプタ

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JP2001120553A
JP2001120553A JP30618899A JP30618899A JP2001120553A JP 2001120553 A JP2001120553 A JP 2001120553A JP 30618899 A JP30618899 A JP 30618899A JP 30618899 A JP30618899 A JP 30618899A JP 2001120553 A JP2001120553 A JP 2001120553A
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JP
Japan
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puncture
puncture needle
slide
holder
ultrasonic probe
Prior art date
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Pending
Application number
JP30618899A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ikeda
弘 池田
Takeo Yasuhara
健夫 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波探触子に装着される穿刺アダプタにお
いて、穿刺針を保持するホルダ部の位置をスライド可能
にし、穿刺針を適切な位置で保持する。 【解決手段】 穿刺アダプタ12は、装着機構14、ホ
ルダ部16及びスライド機構18によって構成される。
スライド機構18はホルダ部16を穿刺方向102に沿
ってスライド固定するための機構である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穿刺アダプタに関
し、特に穿刺アダプタの構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】穿刺アダプタは、超音波診断とともに穿
刺を行う場合に使用され、具体的には超音波探触子に着
脱自在に装着され、所定の穿刺角度で穿刺針を保持す
る。一般に、穿刺の方向は断層面内に設定され、断層面
の中心線上の所定の深さに穿刺針が到達するように、そ
の穿刺方向が設定される。このような穿刺アダプタを利
用した穿刺によれば、超音波画像としての断層画像を観
察しながら、穿刺の位置を確認しつつ穿刺を行って、組
織の採取や薬剤の注入などを行える。
【0003】穿刺アダプタは、超音波探触子に装着され
る装着機構と、穿刺針を保持する穿刺針ホルダ部とから
なるが、従来において、穿刺針ホルダ部の角度などを調
整可能なものは実用化されているが、穿刺針ホルダの高
さ(体表面からの穿刺方向に沿った距離)を可変にする
ものは提供されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超音波探触
子が体表面上に当接される場合、観察部位の観察に適合
させるべく、超音波探触子の姿勢が調整され、また、そ
の際の当接圧力も当接状態や診断部位などによって変化
する。一般に、当接が行われる送受波面と生体との密着
性を高めた方が良好な超音波伝搬を確保できることか
ら、いきおい生体表面に対して比較的強く送受波面が押
しつけられる場合もある。また、肋骨間から超音波診断
を行うような場合、どうしても胸部上に超音波探触子を
斜めに当接しなければならない場合があり、その場合に
は胸部表面に送受波面が押圧される。
【0005】その一方、従来においては、上記のよう
に、穿刺針ホルダ部が穿刺方向に固定されており、すな
わち穿刺方向上において体表面からの距離を可変にでき
る構成は採用されていない。このため、超音波探触子を
斜めに傾けたり、体表面に強く押しつけたりした場合に
穿刺針ホルダの下端エッジが体表面に接触し、患者に違
和感を与えるという問題があった。なお、はじめから穿
刺針ホルダを穿刺方向に退避させておけば、上記問題を
未然に回避できるかもしれないが、その場合には穿刺針
が屈曲することが危惧され、穿刺針をできるだけ体表面
に近い位置で保持することが不可能となる。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、超音波探触子の当接状態に応
じて、適切な穿刺針の保持位置を設定可能な穿刺アダプ
タを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、穿刺方向上における
穿刺針ホルダ部の体表面上からの距離を自在に設定でき
るようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、超音波探触子へ装着される装着機構と、
穿刺針を保持する穿刺針ホルダ部と、前記装着機構に対
し、穿刺針の軸方向に沿って前記穿刺針ホルダ部をスラ
イド可能にしつつ前記穿刺針ホルダ部を固定するスライ
ド機構と、を含むことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、スライド機構によって
装着機構に対して穿刺針軸方向に沿ってホルダ部をスラ
イド可能であるので、体表面からホルダ部までの距離を
自在に調整可能である。よって、体表面へのホルダ部の
接触を防止しつつも体表面上にホルダ部を近接させるこ
となどが可能である。
【0010】望ましくは、前記スライド機構は、前記装
着機構側に形成された第1のスライド係合部と、前記穿
刺針ホルダ部側に形成され、前記第1のスライド係合部
とスライド係合する第2のスライド係合部と、前記第1
のスライド係合部に対して前記第2のスライド係合部の
位置をロックするロック機構と、を含む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】図1には、本発明に係る穿刺アダプタの好
適な実施形態が示されており、図1はその正面図であ
る。
【0013】穿刺アダプタ12は、超音波探触子10に
対して着脱自在に装着されるものである。穿刺アダプタ
12によって図示されていない穿刺針が保持され、超音
波診断を行いながら、穿刺を行うことが可能である。
【0014】穿刺アダプタ12は、大別して、装着機構
14と、ホルダ部16と、スライド機構18と、で構成
される。装着機構14は、穿刺アダプタ12を超音波探
触子10に対して着脱自在に装着するための機構であっ
て、取付金具20と締結部22とによって構成される。
ここで、取付金具20は超音波探触子10の胴部の全周
を取り囲む形状を有しており、締結部22の締付作用に
よって、取付金具20を超音波探触子10に対して強固
に結合させることが可能である。
【0015】一方、ホルダ部16は、穿刺針をスライド
可能に保持するための機構であり、本実施形態において
は、超音波探触子10の中心軸100に対して所定角度
θをもって穿刺が行われるように穿刺方向(穿刺針の軸
方向)102が設定されている。ちなみに、その穿刺方
向は超音波ビームの走査によって形成される走査面20
2上に設定されるものである。
【0016】スライド機構18は、装着機構14とホル
ダ部16との間に設けられており、装着機構14に対し
て、穿刺方向102に沿ってホルダ部16をスライド固
定させる機能を有している。具体的には、ホルダ部16
の一部をなすプレート24には図1に示されるように穿
刺方向102と平行にスライド溝26が形成されてお
り、そのスライド溝26内には軸28が貫通している。
この軸28は装着機構14の取付金具20に固定されて
いる。そして、この構成によりスライド溝26内で軸2
8がスライド運動することによって、ホルダ部16を穿
刺方向102に沿って平行移動させることが可能であ
る。ちなみに、ネジ30を締め付けることによって、ホ
ルダ部16のスライド位置をロックすることが可能であ
る。
【0017】図1には、ホルダ部16の後退端が示され
ており、図1における符号16’はホルダ部16の前進
端を示している。
【0018】例えば、図1に示されるように、超音波探
触子を体表面200上に押圧当接させるような場合、超
音波探触子10の送受波面10Aが体表面200を押し
込むことになり、その結果、体表面200がホルダ部1
6の下端エッジに近接することになる。本実施形態にお
いてはそのような場合においてもホルダ部16を後方に
退避させることができるので、体表面200に対してホ
ルダ部16の一部分が不必要に接触して生体に違和感を
与えたりするという問題を未然に回避可能である。もち
ろん、上記のスライド機構によってホルダ部16を前進
させることも可能であるので、必要に応じて体表面20
0の近傍において穿刺針を確実に保持することが可能で
ある。
【0019】図2には、図1に示すA−A断面が示され
ている。図示されるように、ホルダ部16は、断面L字
型のプレート24と、そのプレート24の一端部に設け
られた部材34及び部材36と、によって構成されてい
る。ここで、部材34はプレート24に固定されてお
り、その部材34に形成されたV字溝34A内に部材3
6の突出部分がはめ込まれることによって、その両部材
34,36間に穿刺針が保持される。これは従来同様の
構成である。
【0020】プレート24の他方端には、上述したよう
に、スライド溝26が形成されており、そのスライド溝
26を軸28が貫通している。プレート24にはスライ
ド溝26に対応してスライド突起部32Aが形成されて
おり、そのスライド突起部32Aは案内部材31に形成
された溝31Aと係合している。すなわち、その溝31
A内をスライド突起部32Aがスライドすることによっ
て、プレート24のスライド運動が案内されている。ち
なみに、軸28は取付金具20に固定されており、ネジ
30を締め付けることによって、プレート24を案内部
材31に固定することが可能となる。ちなみに、この案
内部材31は取付金具20に固定されているものであ
る。
【0021】以上説明したように、上記の実施形態によ
れば、装着機構14に対してホルダ部16を穿刺方向1
02に沿ってスライドさせることが可能であるので、穿
刺針の保持位置を自在に設定できると共に、体表面20
0にホルダ部16の一部分が不必要に接触してしまう問
題を未然に回避可能である。したがって、例えば超音波
探触子10を体表面200に対して強く押圧させて超音
波診断を行う場合や超音波探触子10を傾斜させながら
体表面200に当接させる場合などにおいて上述した各
種の問題を回避できるという利点がある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
超音波探触子の当接状態に応じて適切な穿刺針の保持位
置を設定可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る穿刺アダプタの正面図である。
【図2】 図1に示すA−A断面を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 超音波探触子、12 穿刺アダプタ、14 装着
機構、16 ホルダ部、18 スライド機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子へ装着される装着機構と、 穿刺針を保持する穿刺針ホルダ部と、 前記装着機構に対し、穿刺針の軸方向に沿って前記穿刺
    針ホルダ部をスライド可能にしつつ前記穿刺針ホルダ部
    を固定するスライド機構と、 を含むことを特徴とする穿刺アダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の穿刺アダプタにおいて、 前記スライド機構は、 前記装着機構側に形成された第1のスライド係合部と、 前記穿刺針ホルダ部側に形成され、前記第1のスライド
    係合部とスライド係合する第2のスライド係合部と、 前記第1のスライド係合部に対して前記第2のスライド
    係合部の位置をロックするロック機構と、 を含むことを特徴とする穿刺アダプタ。
JP30618899A 1999-10-28 1999-10-28 穿刺アダプタ Pending JP2001120553A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7727192B2 (en) 2004-07-09 2010-06-01 Aloka Co., Ltd. Puncture adapter for use in ultrasonic diagnosis
JP2015139371A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 株式会社アイセロ 透水性樹脂からなる根鉢隔離用成形体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7727192B2 (en) 2004-07-09 2010-06-01 Aloka Co., Ltd. Puncture adapter for use in ultrasonic diagnosis
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