JP2001119440A - Usb信号伝送システム - Google Patents
Usb信号伝送システムInfo
- Publication number
- JP2001119440A JP2001119440A JP29942599A JP29942599A JP2001119440A JP 2001119440 A JP2001119440 A JP 2001119440A JP 29942599 A JP29942599 A JP 29942599A JP 29942599 A JP29942599 A JP 29942599A JP 2001119440 A JP2001119440 A JP 2001119440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- usb
- optical cable
- output
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 片方向で1本の光ケーブルを用いて、各種周
辺機器にUSB信号を伝送すること。 【解決手段】 「D+」信号および「D−」信号からな
るUSB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケ
ーブル1に発光する発信側回路2と、光ケーブル1を介
して送られる合成されたUSB信号を受光してもとの
「D+」信号および「D−」信号に分解して各種周辺機
器に出力する受信側回路3とを有することを特徴とす
る。
辺機器にUSB信号を伝送すること。 【解決手段】 「D+」信号および「D−」信号からな
るUSB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケ
ーブル1に発光する発信側回路2と、光ケーブル1を介
して送られる合成されたUSB信号を受光してもとの
「D+」信号および「D−」信号に分解して各種周辺機
器に出力する受信側回路3とを有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はUSB信号伝送シス
テムに係り、特に、コンピュータ等と各種周辺機器との
間で、USB信号を光ケーブルを用いて伝送できるよう
にしたUSB信号伝送システムに関する。
テムに係り、特に、コンピュータ等と各種周辺機器との
間で、USB信号を光ケーブルを用いて伝送できるよう
にしたUSB信号伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、キーボード、マウス、プ
リンタ、モデム、外部記憶装置等のコンピュータに接続
される各種周辺機器のインタフェースの規格として、U
SB(ユニバーサル・シリアル・バス)と呼ばれる規格
がある。このUSBにおいては、最大127台の周辺機
器を接続することができるとともに、コンピュータの電
源を入れたままで接続、切離しを行なうことができ、さ
らに、データ転送速度も比較的高速で双方向通信を行な
えることから、今後、周辺機器の接続規格として多く用
いられることが予想される。
リンタ、モデム、外部記憶装置等のコンピュータに接続
される各種周辺機器のインタフェースの規格として、U
SB(ユニバーサル・シリアル・バス)と呼ばれる規格
がある。このUSBにおいては、最大127台の周辺機
器を接続することができるとともに、コンピュータの電
源を入れたままで接続、切離しを行なうことができ、さ
らに、データ転送速度も比較的高速で双方向通信を行な
えることから、今後、周辺機器の接続規格として多く用
いられることが予想される。
【0003】このUSB信号は、一般に、「D+」信号
および「D−」信号の2つの信号から構成されるととも
に、これら「D+」信号および「D−」信号は、互いに
逆の位相とされたデファレンシャル信号とされている。
および「D−」信号の2つの信号から構成されるととも
に、これら「D+」信号および「D−」信号は、互いに
逆の位相とされたデファレンシャル信号とされている。
【0004】そして、コンピュータ等から出力される
「D+」信号および「D−」信号からなるUSB信号を
USB用の伝送ケーブルを介して各種周辺機器に送るよ
うになっている。
「D+」信号および「D−」信号からなるUSB信号を
USB用の伝送ケーブルを介して各種周辺機器に送るよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のUSB
信号伝送手段においては、USB信号を構成する「D
+」信号および「D−」信号をそれぞれ送るために、片
方向で2つの伝送ケーブルが必要であり、そのため、伝
送ケーブルの太さの増大を招いてしまうという問題を有
している。
信号伝送手段においては、USB信号を構成する「D
+」信号および「D−」信号をそれぞれ送るために、片
方向で2つの伝送ケーブルが必要であり、そのため、伝
送ケーブルの太さの増大を招いてしまうという問題を有
している。
【0006】また、近年、信号の伝送距離を極めて長く
確保することができるとともに、外部からのノイズに強
く、さらに、信号の減衰が極めて少ないことから、光ケ
ーブルを用いた信号の伝送手段が多く用いられている。
しかし、従来、USB信号を伝送する手段として光ケー
ブルを用いたものは存在していなかった。
確保することができるとともに、外部からのノイズに強
く、さらに、信号の減衰が極めて少ないことから、光ケ
ーブルを用いた信号の伝送手段が多く用いられている。
しかし、従来、USB信号を伝送する手段として光ケー
ブルを用いたものは存在していなかった。
【0007】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、片方向で1本の光ケーブルを用いて、USB信号を
伝送することのできるUSB信号伝送システムを提供す
ることを目的とするものである。
で、片方向で1本の光ケーブルを用いて、USB信号を
伝送することのできるUSB信号伝送システムを提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係るUSB信号伝送システム
は、コンピュータ等と各種周辺機器との間で、「D+」
信号および「D−」信号からなるUSB信号を光ケーブ
ルを介して伝送するためのUSB信号伝送システムであ
って、前記「D+」信号および「D−」信号からなるU
SB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケーブ
ルに発光する発信側回路と、前記光ケーブルを介して送
られる合成されたUSB信号を受光してもとの「D+」
信号および「D−」信号に分解して出力する受信側回路
とを有することを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明に係るUSB信号伝送システム
は、コンピュータ等と各種周辺機器との間で、「D+」
信号および「D−」信号からなるUSB信号を光ケーブ
ルを介して伝送するためのUSB信号伝送システムであ
って、前記「D+」信号および「D−」信号からなるU
SB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケーブ
ルに発光する発信側回路と、前記光ケーブルを介して送
られる合成されたUSB信号を受光してもとの「D+」
信号および「D−」信号に分解して出力する受信側回路
とを有することを特徴とするものである。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、発信
側回路により、「D+」信号および「D−」信号からな
るUSB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケ
ーブルに発光するとともに、受信側回路により、光ケー
ブルを介して送られる合成されたUSB信号を受光して
もとの「D+」信号および「D−」信号に分解して各種
周辺機器に出力するようにしているので、片方向で1本
の光ケーブルによりUSB信号を伝送することができ、
光ケーブルの大径化を防止することができる。しかも、
光ケーブルを用いるようにしているので、信号のロスも
少なく、長い伝送距離を確保することができる。
側回路により、「D+」信号および「D−」信号からな
るUSB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケ
ーブルに発光するとともに、受信側回路により、光ケー
ブルを介して送られる合成されたUSB信号を受光して
もとの「D+」信号および「D−」信号に分解して各種
周辺機器に出力するようにしているので、片方向で1本
の光ケーブルによりUSB信号を伝送することができ、
光ケーブルの大径化を防止することができる。しかも、
光ケーブルを用いるようにしているので、信号のロスも
少なく、長い伝送距離を確保することができる。
【0010】また、請求項2に記載のUSB信号伝送シ
ステムは、請求項1において、前記発信側回路により、
前記USB信号を構成する「D+」信号および「D−」
信号が「0」または「1」であるかによって、USB信
号の合成出力をそれぞれ大きさの異なる第1から第3の
出力値に設定するようにしたことを特徴とするものであ
る。
ステムは、請求項1において、前記発信側回路により、
前記USB信号を構成する「D+」信号および「D−」
信号が「0」または「1」であるかによって、USB信
号の合成出力をそれぞれ大きさの異なる第1から第3の
出力値に設定するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、発信
側回路により、USB信号を構成する「D+」信号およ
び「D−」信号が「0」または「1」であるかによっ
て、USB信号の合成出力をそれぞれ大きさの異なる第
1から第3の出力値に設定するようにしているので、適
正に「D+」信号および「D−」信号を1つの信号に合
成することができる。
側回路により、USB信号を構成する「D+」信号およ
び「D−」信号が「0」または「1」であるかによっ
て、USB信号の合成出力をそれぞれ大きさの異なる第
1から第3の出力値に設定するようにしているので、適
正に「D+」信号および「D−」信号を1つの信号に合
成することができる。
【0012】また、請求項3に記載のUSB信号伝送シ
ステムは、請求項2において、前記発信側回路によりそ
れぞれ大きさの異なる第1から第3の出力値に設定され
たUSB信号の合成出力を、前記受信側回路により、前
記各出力値を区切るスレッシュホールド値に基づいて、
もとの「D+」信号および「D−」信号に分解するよう
にしたことを特徴とするものである。
ステムは、請求項2において、前記発信側回路によりそ
れぞれ大きさの異なる第1から第3の出力値に設定され
たUSB信号の合成出力を、前記受信側回路により、前
記各出力値を区切るスレッシュホールド値に基づいて、
もとの「D+」信号および「D−」信号に分解するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、発信
側回路によりそれぞれ大きさの異なる第1から第3の出
力値に設定されたUSB信号の合成出力を、前記受信側
回路により、前記各出力値を区切るスレッシュホールド
値に基づいて、もとの「D+」信号および「D−」信号
に分解するようにしているので、合成されたUSB信号
を適正に「D+」信号および「D−」信号に分解するこ
とができる。
側回路によりそれぞれ大きさの異なる第1から第3の出
力値に設定されたUSB信号の合成出力を、前記受信側
回路により、前記各出力値を区切るスレッシュホールド
値に基づいて、もとの「D+」信号および「D−」信号
に分解するようにしているので、合成されたUSB信号
を適正に「D+」信号および「D−」信号に分解するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
および図2を参照して説明する。
および図2を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係るUSB信号伝送システ
ムの実施の一形態を示したもので、このUSB信号伝送
システムは、図示しないコンピュータ等から出力される
USB信号を入力して光ケーブル1に送る発信側回路2
とこの発信側回路2から光ケーブル1を介して送られる
USB信号を受けて図示しない周辺機器に出力する受信
側回路3とから構成されている。
ムの実施の一形態を示したもので、このUSB信号伝送
システムは、図示しないコンピュータ等から出力される
USB信号を入力して光ケーブル1に送る発信側回路2
とこの発信側回路2から光ケーブル1を介して送られる
USB信号を受けて図示しない周辺機器に出力する受信
側回路3とから構成されている。
【0016】前記発信側回路2には、コンピュータ等か
ら出力される「D+」信号および「D−」信号からなる
USB信号を入力する入力部4が設けられており、この
入力部4には、前記「D+」信号および「D−」信号を
1つの信号に合成するUSB信号合成回路5が接続され
ている。また、このUSB信号合成回路5には、このU
SB信号合成回路5により合成されたUSB信号を光信
号として前記光ケーブル1に発光する、例えば、発光ダ
イオード等からなる発光部6が接続されている。
ら出力される「D+」信号および「D−」信号からなる
USB信号を入力する入力部4が設けられており、この
入力部4には、前記「D+」信号および「D−」信号を
1つの信号に合成するUSB信号合成回路5が接続され
ている。また、このUSB信号合成回路5には、このU
SB信号合成回路5により合成されたUSB信号を光信
号として前記光ケーブル1に発光する、例えば、発光ダ
イオード等からなる発光部6が接続されている。
【0017】また、前記受信側回路3には、前記光ケー
ブル1を介して送られる合成されたUSB信号を受光す
る受光部7が設けられており、この受光部7には、この
受光部7から送られる合成されたUSB信号をもとの
「D+」信号および「D−」信号に分解するUSB信号
分解回路8が接続されている。さらに、このUSB信号
分解回路8には、前記合成されたUSB信号をもとの
「D+」信号および「D−」信号に分解する場合に必要
なスレッシュホールド値を設定して前記USB信号分解
回路8に送るスレッシュホールド値設定回路9が接続さ
れており、さらに、前記USB信号分解回路8には、
「D+」信号および「D−」信号に分解したUSB信号
を各種周辺機器に出力する出力部10が接続されてい
る。
ブル1を介して送られる合成されたUSB信号を受光す
る受光部7が設けられており、この受光部7には、この
受光部7から送られる合成されたUSB信号をもとの
「D+」信号および「D−」信号に分解するUSB信号
分解回路8が接続されている。さらに、このUSB信号
分解回路8には、前記合成されたUSB信号をもとの
「D+」信号および「D−」信号に分解する場合に必要
なスレッシュホールド値を設定して前記USB信号分解
回路8に送るスレッシュホールド値設定回路9が接続さ
れており、さらに、前記USB信号分解回路8には、
「D+」信号および「D−」信号に分解したUSB信号
を各種周辺機器に出力する出力部10が接続されてい
る。
【0018】なお、前記実施形態においては、コンピュ
ータ等から出力されるUSB信号を各種周辺機器に出力
する場合について説明したが、各周辺機器から出力され
るUSB信号をコンピュータ等に出力する場合にも適用
することができるものである。したがって、コンピュー
タ等と各種周辺機器との間で双方向通信を可能とするた
めには、前記図1に示すUSB信号伝送システムが2つ
必要となる。
ータ等から出力されるUSB信号を各種周辺機器に出力
する場合について説明したが、各周辺機器から出力され
るUSB信号をコンピュータ等に出力する場合にも適用
することができるものである。したがって、コンピュー
タ等と各種周辺機器との間で双方向通信を可能とするた
めには、前記図1に示すUSB信号伝送システムが2つ
必要となる。
【0019】次に、本実施形態の作用について図2を参
照して説明する。
照して説明する。
【0020】本実施形態においては、コンピュータ等か
ら「D+」信号および「D−」信号からなるUSB信号
が入力部4に入力されると、このUSB信号は、USB
信号合成回路5に送られ、このUSB信号合成回路5に
より、1つの信号に合成される。
ら「D+」信号および「D−」信号からなるUSB信号
が入力部4に入力されると、このUSB信号は、USB
信号合成回路5に送られ、このUSB信号合成回路5に
より、1つの信号に合成される。
【0021】これは、図2に示すように、USB信号を
構成する「D+」信号および「D−」信号は、互いに逆
の位相とされたデファレンシャル信号とされているの
で、「D+」信号が「0」で、「D−」信号が「1」の
場合には、その合成出力を第1の出力値に設定するよう
になっている。この第1の出力値は、例えば、0Vに設
定するようにしてもよいが、0Vに設定すると、発光部
6による発光時の立上がりが遅くなるので、例えば、1
V程度の低い出力値に設定する方がより好ましい。
構成する「D+」信号および「D−」信号は、互いに逆
の位相とされたデファレンシャル信号とされているの
で、「D+」信号が「0」で、「D−」信号が「1」の
場合には、その合成出力を第1の出力値に設定するよう
になっている。この第1の出力値は、例えば、0Vに設
定するようにしてもよいが、0Vに設定すると、発光部
6による発光時の立上がりが遅くなるので、例えば、1
V程度の低い出力値に設定する方がより好ましい。
【0022】また、「D+」信号が「1」で、「D−」
信号が「0」の場合には、その合成出力を、例えば、
2.5Vといった第1の出力値より大きい第2の出力値
に設定するようになっている。さらに、「D+」信号お
よび「D−」信号がともに「0」の場合には、リセット
等の意味となるものであるが、この場合には、その合成
出力を、例えば、4Vといった第2の出力値よりさらに
大きい第3の出力値に設定するようになっている。
信号が「0」の場合には、その合成出力を、例えば、
2.5Vといった第1の出力値より大きい第2の出力値
に設定するようになっている。さらに、「D+」信号お
よび「D−」信号がともに「0」の場合には、リセット
等の意味となるものであるが、この場合には、その合成
出力を、例えば、4Vといった第2の出力値よりさらに
大きい第3の出力値に設定するようになっている。
【0023】このようにUSB信号合成回路5により、
合成した信号の出力値を設定することにより、この合成
した信号の出力値が発光部6に送られ、この発光部6に
より、前記出力値に従った発光強度で発光させることに
より、光信号を光ケーブル1に出力するようになってい
る。
合成した信号の出力値を設定することにより、この合成
した信号の出力値が発光部6に送られ、この発光部6に
より、前記出力値に従った発光強度で発光させることに
より、光信号を光ケーブル1に出力するようになってい
る。
【0024】次に、光ケーブル1を介して光信号が受信
側回路3の受光部7に送られると、この受光部7により
光信号を所定の出力値に変換し、USB信号分解回路8
に送る。
側回路3の受光部7に送られると、この受光部7により
光信号を所定の出力値に変換し、USB信号分解回路8
に送る。
【0025】そして、このUSB信号分解回路8によ
り、スレッシュホールド値設定回路9から送られるスレ
ッシュホールド値に基づいて合成された信号を分解を行
なうようになっている。このスレッシュホールド値とし
ては、本実施形態においては、前記第1の出力値と第2
の出力値との間の値である例えば、1.5Vといった第
1のスレッシュホールド値および前記第2の出力値と第
3の出力値との間の値である例えば、3.2Vといった
第2のスレッシュホールド値が設定されるようになって
いる。
り、スレッシュホールド値設定回路9から送られるスレ
ッシュホールド値に基づいて合成された信号を分解を行
なうようになっている。このスレッシュホールド値とし
ては、本実施形態においては、前記第1の出力値と第2
の出力値との間の値である例えば、1.5Vといった第
1のスレッシュホールド値および前記第2の出力値と第
3の出力値との間の値である例えば、3.2Vといった
第2のスレッシュホールド値が設定されるようになって
いる。
【0026】すなわち、本実施形態においては、受光部
7から、USB信号分解回路8に合成された信号が送ら
れた場合に、この信号の合成出力値が第1のスレッシュ
ホールド値より低い場合には、合成出力値が第1の出力
値であると判断し、「D+」信号が「0」で、「D−」
信号が「1」のUSB信号として出力部10に送り、ま
た、信号の合成出力値が第1のスレッシュホールド値よ
り高く、第2のスレッシュホールド値より低い場合に
は、合成出力値が第2の出力値であると判断し、「D
+」信号が「1」で、「D−」信号が「0」のUSB信
号として出力部10に送るようになっている。さらに、
信号の合成出力値が第2のスレッシュホールド値より高
い場合には、合成出力値が第3の出力値であると判断
し、「D+」信号および「D−」信号がともに「0」の
USB信号として出力部10に送るようになっている。
7から、USB信号分解回路8に合成された信号が送ら
れた場合に、この信号の合成出力値が第1のスレッシュ
ホールド値より低い場合には、合成出力値が第1の出力
値であると判断し、「D+」信号が「0」で、「D−」
信号が「1」のUSB信号として出力部10に送り、ま
た、信号の合成出力値が第1のスレッシュホールド値よ
り高く、第2のスレッシュホールド値より低い場合に
は、合成出力値が第2の出力値であると判断し、「D
+」信号が「1」で、「D−」信号が「0」のUSB信
号として出力部10に送るようになっている。さらに、
信号の合成出力値が第2のスレッシュホールド値より高
い場合には、合成出力値が第3の出力値であると判断
し、「D+」信号および「D−」信号がともに「0」の
USB信号として出力部10に送るようになっている。
【0027】そして、この出力部10に送られるUSB
信号を各種周辺機器に出力するようになっている。
信号を各種周辺機器に出力するようになっている。
【0028】したがって、本実施形態においては、コン
ピュータ等から送られる「D+」信号および「D−」信
号からなるUSB信号を、発信側回路2のUSB信号合
成回路5により1つの信号に合成して、光ケーブル1を
介して出力し、受信側回路3のUSB信号分解回路8に
より、スレッシュホールド値設定回路9から送られるス
レッシュホールド値に基づいて、もとの「D+」信号お
よび「D−」信号に分解して各種周辺機器に出力するよ
うにしているので、片方向で1本の光ケーブル1により
USB信号を伝送することができ、光ケーブル1の大径
化を防止することができる。しかも、光ケーブル1を用
いるようにしているので、信号のロスも少なく、長い伝
送距離を確保することができる。
ピュータ等から送られる「D+」信号および「D−」信
号からなるUSB信号を、発信側回路2のUSB信号合
成回路5により1つの信号に合成して、光ケーブル1を
介して出力し、受信側回路3のUSB信号分解回路8に
より、スレッシュホールド値設定回路9から送られるス
レッシュホールド値に基づいて、もとの「D+」信号お
よび「D−」信号に分解して各種周辺機器に出力するよ
うにしているので、片方向で1本の光ケーブル1により
USB信号を伝送することができ、光ケーブル1の大径
化を防止することができる。しかも、光ケーブル1を用
いるようにしているので、信号のロスも少なく、長い伝
送距離を確保することができる。
【0029】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係るUSB信号伝送システムは、発信側回路によりU
SB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケーブ
ルに発光するとともに、受信側回路により、光ケーブル
を介して送られる合成されたUSB信号を受光してもと
のUSB信号に分解して各種周辺機器に出力するように
しているので、片方向で1本の光ケーブルによりUSB
信号を伝送することができ、光ケーブルの大径化を防止
することができる。しかも、光ケーブルを用いるように
しているので、信号のロスも少なく、長い伝送距離を確
保することができる。
に係るUSB信号伝送システムは、発信側回路によりU
SB信号を1つの信号に合成して光信号として光ケーブ
ルに発光するとともに、受信側回路により、光ケーブル
を介して送られる合成されたUSB信号を受光してもと
のUSB信号に分解して各種周辺機器に出力するように
しているので、片方向で1本の光ケーブルによりUSB
信号を伝送することができ、光ケーブルの大径化を防止
することができる。しかも、光ケーブルを用いるように
しているので、信号のロスも少なく、長い伝送距離を確
保することができる。
【0031】また、請求項2に記載のUSB信号伝送シ
ステムは、発信側回路により、USB信号の合成出力を
それぞれ大きさの異なる第1から第3の出力値に設定す
るようにしているので、適正に「D+」信号および「D
−」信号を1つの信号に合成することができる。
ステムは、発信側回路により、USB信号の合成出力を
それぞれ大きさの異なる第1から第3の出力値に設定す
るようにしているので、適正に「D+」信号および「D
−」信号を1つの信号に合成することができる。
【0032】また、請求項3に記載のUSB信号伝送シ
ステムは、受信側回路により、第1から第3の出力値に
設定されたUSB信号の合成出力を、各出力値を区切る
スレッシュホールド値に基づいて、もとの「D+」信号
および「D−」信号に分解するようにしているので、合
成されたUSB信号を適正に「D+」信号および「D
−」信号に分解することができる等の効果を奏する。
ステムは、受信側回路により、第1から第3の出力値に
設定されたUSB信号の合成出力を、各出力値を区切る
スレッシュホールド値に基づいて、もとの「D+」信号
および「D−」信号に分解するようにしているので、合
成されたUSB信号を適正に「D+」信号および「D
−」信号に分解することができる等の効果を奏する。
【図1】 本発明に係るUSB信号伝送システムの実施
形態を示すブロック図
形態を示すブロック図
【図2】 本発明に係るUSB信号伝送システムによる
USB信号を示すタイミングチャート
USB信号を示すタイミングチャート
1 光ケーブル 2 発信側回路 3 受信側回路 4 入力部 5 USB信号合成回路 6 発光部 7 受光部 8 USB信号分解回路 9 スレッシュホールド値設定回路 10 出力部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 5/02 25/02 303
Claims (3)
- 【請求項1】 コンピュータ等と各種周辺機器との間
で、「D+」信号および「D−」信号からなるUSB信
号を光ケーブルを介して伝送するためのUSB信号伝送
システムであって、前記「D+」信号および「D−」信
号からなるUSB信号を1つの信号に合成して光信号と
して光ケーブルに発光する発信側回路と、前記光ケーブ
ルを介して送られる合成されたUSB信号を受光しても
との「D+」信号および「D−」信号に分解して出力す
る受信側回路とを有することを特徴とするUSB信号伝
送システム。 - 【請求項2】 前記発信側回路により、前記USB信号
を構成する「D+」信号および「D−」信号が「0」ま
たは「1」であるかによって、USB信号の合成出力を
それぞれ大きさの異なる第1から第3の出力値に設定す
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のUSB
信号伝送システム。 - 【請求項3】 前記発信側回路によりそれぞれ大きさの
異なる第1から第3の出力値に設定されたUSB信号の
合成出力を、前記受信側回路により、前記各出力値を区
切るスレッシュホールド値に基づいて、もとの「D+」
信号および「D−」信号に分解するようにしたことを特
徴とする請求項2に記載のUSB信号伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29942599A JP2001119440A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | Usb信号伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29942599A JP2001119440A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | Usb信号伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001119440A true JP2001119440A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17872411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29942599A Withdrawn JP2001119440A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | Usb信号伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001119440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030056129A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 옵토밸리(주) | 유에스비 광 확장 장치 |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP29942599A patent/JP2001119440A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030056129A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 옵토밸리(주) | 유에스비 광 확장 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6243776B1 (en) | Selectable differential or single-ended mode bus | |
US20030208779A1 (en) | System and method for transmitting digital video over an optical fiber | |
US6359610B1 (en) | Wireless interface system for allowing a plurality of input devices to control a processor | |
JPWO2004110005A1 (ja) | データ伝送装置及びデータ伝送方法 | |
US5661583A (en) | Fiber optical data interface system | |
JP3529263B2 (ja) | 空間伝送用光送受信回路および空間伝送装置 | |
US7039323B2 (en) | Optical transmitter for transmitting a plurality of output signals | |
JP2001119440A (ja) | Usb信号伝送システム | |
JP2006505860A (ja) | 集積回路 | |
JPH02266724A (ja) | 光伝送装置 | |
GB2419440A (en) | An adapter for a computer which performs transmission rate conversion and opto-electric conversion on received optical signals | |
WO2018192585A1 (zh) | 传输方法和传输装置 | |
JPH02128882A (ja) | プリンタシステム | |
JP2002246984A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2001217820A (ja) | 光信号伝送装置 | |
US6570690B1 (en) | Optical parallel transmission system | |
JP2003015789A (ja) | Usb規格に基づく通信方法、そのシステム及び無線送受信装置 | |
KR100862070B1 (ko) | 컴퓨터의 원격제어시스템 및 제어방법 | |
JPS60251746A (ja) | 通信方法 | |
JPH0744473A (ja) | 信号授受回路 | |
KR20030027307A (ko) | 범용 프로세서의 시리얼 인터페이스 | |
CN118100981A (zh) | 全双工高速有线通信的回声消除方法、收发器系统及芯片 | |
JP3176947B2 (ja) | 光ケーブル切断検出方法 | |
JPH1013349A (ja) | 複数方向光レピーター装置 | |
JPH08172465A (ja) | 並列伝送システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040812 |