JP2001217820A - 光信号伝送装置 - Google Patents

光信号伝送装置

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JP2001217820A
JP2001217820A JP2000022248A JP2000022248A JP2001217820A JP 2001217820 A JP2001217820 A JP 2001217820A JP 2000022248 A JP2000022248 A JP 2000022248A JP 2000022248 A JP2000022248 A JP 2000022248A JP 2001217820 A JP2001217820 A JP 2001217820A
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JP
Japan
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signal
data signal
circuit
data
clock
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JP2000022248A
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English (en)
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Yoshihiko Yamamoto
良彦 山本
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ信号を光信号で伝送した場合でも、実
質的にデータ信号を高速で伝送することができ、しか
も、安価に製造すること。 【解決手段】 送信側回路1に入力されるデータ信号を
複数に分岐させ、このデータ信号をシフト回路によりク
ロック信号に対応してシフトさせてタイミング回路6に
送り、このタイミング回路6に入力されるクロック信号
をトリガとして各データ信号を出力し、これら各データ
信号および各クロック信号を光ケーブル3を介して受信
側回路2に伝送し、これら各データ信号を、シフト回路
によりクロック信号に対応してシフトさせてタイミング
回路12に送り、このタイミング回路12に入力される
もとのクロック信号をトリガとして各データ信号を順次
合成することにより元のデータ信号を復元するようにし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光信号伝送装置に係
り、特に、比較的低速の光信号であっても、伝送速度の
高速化に対応することを可能とした光信号伝送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、キーボード、マウ
ス、プリンタ等のコンピュータに接続される各種周辺機
器のインタフェースとして、シリアルインタフェースが
多く用いられている。このようなシリアルインタフェー
スにおいて、データ信号を伝送する場合に、従来は、電
気的なデータ信号を伝送するようになっていた。
【0003】しかしながら、このようなシリアルインタ
フェースにおいて、電気的なデータ信号を伝送する場合
には、伝送ケーブルが外部ノイズの影響を受けてしま
い、データ信号にノイズが混入してしまうという問題を
有するとともに、伝送ケーブルが長距離に及ぶと、伝送
ケーブルからデータ信号が輻射されてしまい、データ信
号が不必要に減衰してしまい、伝送ケーブルの距離を長
くすることができないという問題を有している。
【0004】また、近年、シリアルのインタフェースに
おけるデータ信号の伝送速度が、100MHz、400
MHz、1.6GHzというように、年々高速化が図ら
れるようになってきている。このような場合に、シリア
ルインタフェースにおいて、電気的なデータ信号を伝送
する場合には、伝送速度の高速化に対応することができ
るものの、データ信号を高速に伝送することができる半
導体素子は極めて高価となってしまうという問題もあ
る。
【0005】そのため、近年、シリアルインタフェース
におけるデータ伝送手段として、光ケーブルを用いて、
光信号によりデータ信号を伝送することが行なわれてい
る。このように光信号によりデータ信号を伝送すること
により、外部ノイズに影響されることがなく、しかも、
不要な輻射も生じることがなく、長い距離にわたって正
確にデータ信号を伝送することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような光
ケーブルを用いて光信号により伝送する手段において
は、例えば、光信号を発光する発光素子がLEDの場合
には、LEDの点灯速度の関係上、データ信号の伝送速
度に限界があり、伝送速度の高速化に対応することがで
きないという問題を有している。また、発光素子とし
て、レーザ発光素子を用いれば、データ信号の伝送速度
を高速にすることができるが、レーザ発光素子自体が高
価であるため、伝送システムの製造コストが高くなって
しまうという問題をも有している。
【0007】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、データ信号を光信号で伝送した場合でも、実質的に
データ信号を高速で伝送することができ、しかも、安価
に製造することのできる光信号伝送装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る光信号伝送装置は、所定の
データ信号が入力され、このデータ信号およびこのデー
タ信号に対応するクロック信号をそれぞれ光信号に変換
して光ケーブルに出力する送信側回路と、前記光ケーブ
ルから伝送される光信号を電気信号に変換して各種機器
に出力する受信側回路とを有する光信号伝送装置であっ
て、前記送信側回路に、前記データ信号を複数に分岐さ
せてそれぞれのデータ信号をクロック信号に対応してシ
フトさせるシフト回路と、前記シフト回路によりシフト
されたデータ信号および前記シフトされた各データ信号
の数に応じて周期が変更されたクロック信号が入力さ
れ、このクロック信号をトリガとして、このクロック信
号のタイミングで各データ信号を出力するタイミング回
路とをそれぞれ設け、このタイミング回路から出力され
る各データ信号および前記周期が変更された各クロック
信号を光ケーブルを介して前記受信側回路に伝送し、前
記受信側回路に、各光ケーブルから伝送される各データ
信号をクロック信号に対応してシフトさせるシフト回路
と、このシフトされたデータ信号および前記各クロック
信号に基づいて生成されたもとのクロック信号が入力さ
れ、このクロック信号をトリガとして、このクロック信
号のタイミングで各データ信号を順次出力するタイミン
グ回路とをそれぞれ設け、このタイミング回路から出力
されるデータ信号を順次合成して元のデータ信号を復元
するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、送信
側回路に入力されるデータ信号を複数に分岐させ、この
データ信号をシフト回路によりクロック信号に対応して
シフトさせてタイミング回路に送り、このタイミング回
路に入力されるクロック信号をトリガとして各データ信
号を出力し、これら各データ信号および各クロック信号
を光ケーブルを介して受信側回路に伝送し、受信側回路
に伝送される各データ信号を、シフト回路によりクロッ
ク信号に対応してシフトさせてタイミング回路に送り、
このタイミング回路に入力されるもとのクロック信号を
トリガとして各データ信号を順次出力し、このタイミン
グ回路から出力されるデータ信号を順次合成して元のデ
ータ信号を復元するようになっている。そのため、デー
タ信号を低速で伝送しているにもかかわらず、実質的に
高速で伝送した場合と同様なデータ信号の電送を行なう
ことができる。また、データ信号の転送速度が低速でよ
いので、LED等の高速のデータ電送に対応できない発
光素子であっても、データ信号を高速に伝送することが
でき、その結果、部品コストを低減させることができ、
安価に製造することができる。
【0010】また、請求項2に記載の光信号伝送装置
は、所定のデータ信号が入力され、このデータ信号およ
びこのデータ信号に対応するクロック信号をそれぞれ光
信号に変換して光ケーブルに出力する送信側回路と、前
記光ケーブルから伝送される光信号を電気信号に変換し
て各種機器に出力する受信側回路とを有する光信号伝送
装置であって、前記送信側回路に、前記データ信号を複
数に分岐させてそれぞれのデータ信号をクロック信号に
対応してシフトさせるシフト回路と、前記シフト回路に
よりシフトされたデータ信号および前記シフトされた各
データ信号の数に応じて周期が変更されたクロック信号
が入力され、このクロック信号をトリガとして、このク
ロック信号のタイミングで各データ信号を出力するタイ
ミング回路とをそれぞれ設け、このタイミング回路から
出力される各データ信号を光ケーブルを介して前記受信
側回路に伝送するとともに、前記クロック信号をレーザ
光による光信号として光ケーブルにより前記受信側回路
に伝送し、前記受信側回路に、各光ケーブルから伝送さ
れる各データ信号をクロック信号に対応してシフトさせ
るシフト回路と、このシフトされたデータ信号および前
記クロック信号が入力され、このクロック信号をトリガ
として、このクロック信号のタイミングで各データ信号
を順次出力するタイミング回路とをそれぞれ設け、この
タイミング回路から出力されるデータ信号を順次合成し
て元のデータ信号を復元するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、送信
側回路に入力されるデータ信号を複数に分岐させ、この
データ信号をシフト回路によりクロック信号に対応して
シフトさせてタイミング回路に送り、このタイミング回
路に入力されるクロック信号をトリガとして各データ信
号を出力し、これら各データ信号を光ケーブルを介して
受信側回路に伝送するとともに、クロック信号をレーザ
光による光信号として光ケーブルにより受信側回路に伝
送し、受信側回路に伝送される各データ信号を、シフト
回路によりクロック信号に対応してシフトさせてタイミ
ング回路に送り、このタイミング回路に入力されるクロ
ック信号をトリガとして各データ信号を順次出力し、こ
のタイミング回路から出力されるデータ信号を順次合成
して元のデータ信号を復元するようになっている。その
ため、データ信号を低速で伝送しているにもかかわら
ず、実質的に高速で伝送した場合と同様なデータ信号の
電送を行なうことができる。また、データ信号の転送速
度が低速でよいので、LED等の高速のデータ電送に対
応できない発光素子であっても、データ信号を高速に伝
送することができる。さらに、クロック信号のみをレー
ザ光による光信号として高速で伝送するとともに、デー
タ信号をLED等による通常の光信号として低速で伝送
することにより、データ信号およびクロック信号の伝送
をすべてレーザ光で行なう場合に比較して、部品コスト
を低減させることができ、安価に製造することができ
る。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2において、前記送信側回路から出力さ
れる複数の信号を合成し、この合成信号を1本の光ケー
ブルを介して伝送し、この伝送された合成信号を分離し
て複数の信号に戻した上で、前記受信側回路に入力する
ことを特徴とするものである。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、送信
側回路から出力される複数の信号を合成し、この合成信
号を1本の光ケーブルを介して伝送し、この伝送された
合成信号を分離して複数の信号に戻した上で、受信側回
路に入力するものであり、送信側回路と受信側回路とを
1本の光ケーブルで結ぶようにしているので、信号の伝
送を容易にかつ確実に行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図3を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係る光信号伝送装置の実施
の一形態を示したもので、この光信号伝送装置は、送信
側回路1および受信側回路2から構成されており、この
送信側回路1と受信側回路2とは、光ケーブル3を介し
て接続されている。
【0016】前記送信側回路1は、所定のデータ信号が
入力されるようになっており、このデータ信号は、一部
分岐されて、このデータ信号を1クロック分シフトした
データ信号を出力する送信側第1シフト回路4および前
記データ信号を2クロック分シフトしたデータ信号を出
力する送信側第2シフト回路5にそれぞれ入力されるよ
うになっている。
【0017】前記データ信号、送信側第1シフト回路4
および送信側第2シフト回路5によりそれぞれシフトさ
れたデータ信号は、フリップフロップ回路等からなるタ
イミング回路6,6…にそれぞれ入力されるようになっ
ている。
【0018】これら各タイミング回路6には、クロック
出力回路7から出力されるクロック信号がそれぞれ入力
されるようになっており、クロック出力回路7から出力
されるクロック信号は、本実施形態においては、前記デ
ータ信号のクロック信号が3回に対して1回の周期で出
力されるようになっている。そして、前記タイミング回
路6は、前記クロック出力回路7から入力されるクロッ
ク信号をトリガとして、このクロック信号のタイミング
で、各データ信号を出力するようになっている。
【0019】また、前記各タイミング回路6には、それ
ぞれ発光器8,8…が接続されており、これら各発光器
8は、タイミング回路6から出力されるデータ信号を光
信号に変換して光ケーブル3に出力するようになってい
る。さらに、前記発光器8は、各タイミング回路6から
出力されるデータ信号に対応した各クロック信号を光信
号に変換してそれぞれ光ケーブル3に出力するようにな
っている。
【0020】また、前記受信側回路2には、各光ケーブ
ル3から伝送される光信号を受光して電気信号に変換す
る受光器9,9…が各光ケーブル3に対応してそれぞれ
配設されている。
【0021】これら各受光器9のうち、前記送信側回路
1においてシフトしないでタイミング回路6から出力さ
れたデータ信号が伝送される受光器9には、このデータ
信号を2クロック分シフトする受信側第2シフト回路1
0が接続されている。また、前記各受光器9のうち、送
信側回路1で1クロック分シフトされてタイミング回路
6から出力されたデータ信号が伝送される受光器9に
は、このデータ信号を1クロック分シフトする受信側第
1シフト回路11が接続されている。さらに、これら各
シフト回路10,11が接続されていない受光器9およ
び各シフト回路10,11には、フリップフロップ回路
等からなるタイミング回路12,12…がそれぞれ接続
されている。
【0022】また、前記各クロック信号が伝送される光
ケーブル3には、クロック生成回路13が接続されてお
り、このクロック生成回路13は、前記光ケーブル3に
より伝送される各クロック信号に基づいて元のクロック
信号を生成するようになっている。前記各タイミング回
路12には、クロック生成回路13から出力されるクロ
ック信号がそれぞれ入力されるようになっており、この
クロック信号は、前記データ信号のクロックと同一の周
期で出力されるようになっている。そして、前記タイミ
ング回路12は、前記クロック出力回路7から入力され
るクロック信号をトリガとして、このクロック信号のタ
イミングで、各タイミング回路12から各データ信号を
OR回路等の合成回路14に出力され、この合成回路1
4により、各データ信号を順次合成して元のデータ信号
を復元するようになっている。
【0023】次に、本実施形態の作用について図2を参
照して説明する。
【0024】まず、送信側回路1に、図2に示すような
所定のデータ信号が入力されると、このデータ信号は、
一部分岐されて、送信側第1シフト回路4および送信側
第2シフト回路5にそれぞれ入力される。
【0025】このデータ信号が送信側第1シフト回路4
に入力されると、図2に示すように、この送信側第1シ
フト回路4によりデータ信号が1クロック分シフトした
データ信号とされ、このデータ信号が送信側第2シフト
回路5に入力されると、この送信側第2シフト回路5に
よりデータ信号が2クロック分シフトしたデータ信号と
される。ここで、これら各シフト回路4,5を介さない
データ信号をA、送信側第1シフト回路4を介して1ク
ロック分シフトされたデータ信号をB、送信側第2シフ
ト回路5を介して2クロック分シフトされたデータ信号
をCとする。
【0026】前記データ信号A、送信側第1シフト回路
4および送信側第2シフト回路5によりそれぞれシフト
されたデータ信号B、Cは、それぞれタイミング回路6
に入力され、このタイミング回路6には、クロック出力
回路7から前記データ信号のクロック信号が3回に対し
て1回の周期で出力されるクロック信号が入力される。
そして、タイミング回路6により、前記クロック信号を
トリガとして、各データ信号A′、B′、C′をそれぞ
れ出力するようになっている。
【0027】例えば、図2に示すように、タイミング回
路6に各データ信号が入力された場合に、クロック信号
がH(ハイ)になった状態で、データ信号AはL(ロ
ー)、データ信号BはH、データ信号CはLとなってい
ることから、それぞれデータ信号A′をL、データ信号
B′をH、データ信号C′をLとして出力するようにな
っている。続いて、タイミング信号に入力されるクロッ
ク信号がLとなったら、このタイミングにおけるデータ
信号AはH、データ信号BはH、データ信号CはLとな
っていることから、それぞれデータ信号A′をH、デー
タ信号B′をH、データ信号C′をLとして出力するよ
うになっている。
【0028】このように各タイミング回路6から出力さ
れたデータ信号は、発光器8に送られて、この発光器8
により光信号に変換されて光ケーブル3に出力されると
ともに、前記発光器8により、各タイミング回路6から
出力されるデータ信号に対応したクロック信号を光信号
に変換して光ケーブル3に出力されるようになってい
る。
【0029】そして、光ケーブル3を介して受信側回路
2の受光器9に光信号が入力されると、この光信号は、
受光器9により元の電気的なデータ信号に変換される。
このデータ信号A′は受信側第2シフト回路10に入力
されて2クロック分シフトしたデータ信号とされ、デー
タ信号B′は受信側第1シフト回路11に入力されて1
クロック分シフトしたデータ信号とされる。前記シフト
回路によりシフトされたデータ信号A′、B′および受
光器9からのデータ信号C′は、タイミング回路12に
入力される。一方、光ケーブル3により伝送された各ク
ロック信号は、クロック生成回路13に入力され、この
クロック生成回路13により、各クロック信号から元の
クロック信号を生成してタイミング回路12に出力す
る。
【0030】そして、このクロック生成回路13からタ
イミング回路12に入力されるクロック信号をトリガと
して、各タイミング回路12から合成回路14に順次デ
ータ信号が出力され、この合成回路14により、各デー
タ信号を合成することにより、図2に示すように、元の
データ信号を復元するようになっている。
【0031】したがって、本実施形態においては、送信
側回路1でデータ信号を一度分解し、もとのデータ信号
のクロック信号の周期に対して1/3の周期を有するク
ロック信号に基づいて、前記分解されたデータ信号を伝
送し、受信側回路2で、これら分解されたデータ信号を
再び復元することができるようにしているので、データ
信号を低速で伝送しているにもかかわらず、実質的に高
速で伝送した場合と同様なデータ信号の電送を行なうこ
とができる。また、データ信号の転送速度が低速でよい
ので、LED等の高速のデータ電送に対応できない発光
素子であっても、データ信号を高速に伝送することがで
き、その結果、部品コストを低減させることができ、安
価に製造することができる。
【0032】なお、前記実施形態においては、データ信
号を3つに分解するとともに、クロック信号を1/3の
周期で出力させることにより、データ信号を伝送するよ
うにしたが、データ信号を2つあるいは4つ以上のデー
タ信号に分解して伝送するようにしてもよい。
【0033】また、送信側回路1から受信側回路2に信
号を送る光ケーブル3は複数本でもよいし、送信側回路
1の出力部に合波フィルタを設けて複数の信号を合成
し、この合成信号を1本の光ケーブル3で受信側回路2
に送るようにしてもよい。後者の場合は、受信側回路2
の入力部の直前で、前記光ケーブル3に分波フィルタを
設けて、信号を分離して複数に戻した上で、受信側回路
2に入力するようにすればよい。
【0034】また、図3は本発明の他の実施形態を示し
たもので、本実施形態においては、送信側回路により、
前述の実施形態のものと同様に、データ信号をクロック
信号に基づいてシフトされて複数(本実施形態において
は、4つ)のデータ信号に分解し、それぞれ光ケーブル
3により、伝送するようになっている。一方、クロック
信号は、図示しないレーザ発信器により、もとのデータ
信号のクロック信号をそのままレーザ光による光信号と
して、1つの光ケーブル3を介して伝送するようになっ
ている。
【0035】本実施形態においては、クロック信号のみ
をレーザ光による光信号として高速で伝送するととも
に、データ信号をLED等による通常の光信号として低
速で伝送することにより、前記実施形態のものと同様
に、データ信号を実質的に高速で伝送することができ
る。しかも、レーザ光の発光素子は、LED等の通常の
発光素子よりも高価であるが、データ信号およびクロッ
ク信号の伝送をすべてレーザ光で行なう場合に比較し
て、部品コストを低減させることができ、安価に製造す
ることができる。
【0036】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係る光信号伝送装置は、送信側回路でデータ信号を複
数に分岐させ、周期が変更されたクロック信号に基づい
て各データ信号を伝送し、受信側回路で、これら分解さ
れたデータ信号を再び復元することができるようにして
いるので、データ信号を低速で伝送しているにもかかわ
らず、実質的に高速で伝送した場合と同様なデータ信号
の電送を行なうことができる。また、データ信号の転送
速度が低速でよいので、LED等の高速のデータ電送に
対応できない発光素子であっても、データ信号を高速に
伝送することができ、その結果、部品コストを低減させ
ることができ、安価に製造することができる。
【0038】また、請求項2に記載の光信号伝送装置
は、送信側回路でデータ信号を複数に分岐させ、周期が
変更されたクロック信号に基づいて各データ信号を伝送
するとともに、クロック信号をレーザ光による光信号と
して光ケーブルにより伝送し、受信側回路で、これら分
解されたデータ信号を再び復元することができるように
しているので、データ信号を低速で伝送しているにもか
かわらず、実質的に高速で伝送した場合と同様なデータ
信号の電送を行なうことができる。また、データ信号の
転送速度が低速でよいので、LED等の高速のデータ電
送に対応できない発光素子であっても、データ信号を高
速に伝送することができる。さらに、クロック信号のみ
をレーザ光による光信号として高速で伝送するととも
に、データ信号をLED等による通常の光信号として低
速で伝送することにより、データ信号およびクロック信
号の伝送をすべてレーザ光で行なう場合に比較して、部
品コストを低減させることができ、安価に製造すること
ができる。
【0039】さらに、請求項3に記載の発明は、送信側
回路と受信側回路とを1本の光ケーブルで結ぶようにし
ているので、信号の伝送を容易にかつ確実に行なうこと
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光信号伝送装置の実施形態を示
すブロック図
【図2】 本発明の光信号伝送装置によるデータ信号を
示す説明図
【図3】 本発明の光信号伝送装置の他の実施形態を示
すブロック図
【符号の説明】
1 送信側回路 2 受信側回路 3 光ケーブル 4 送信側第1シフト回路 5 送信側第2シフト回路 6,12 タイミング回路 7 クロック出力回路 8 発光器 9 受光器 10 受信側第2シフト回路 11 受信側第1シフト回路 13 クロック生成回路 14 合成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/04 10/06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータ信号が入力され、このデー
    タ信号およびこのデータ信号に対応するクロック信号を
    それぞれ光信号に変換して光ケーブルに出力する送信側
    回路と、前記光ケーブルから伝送される光信号を電気信
    号に変換して各種機器に出力する受信側回路とを有する
    光信号伝送装置であって、前記送信側回路に、前記デー
    タ信号を複数に分岐させてそれぞれのデータ信号をクロ
    ック信号に対応してシフトさせるシフト回路と、前記シ
    フト回路によりシフトされたデータ信号および前記シフ
    トされた各データ信号の数に応じて周期が変更されたク
    ロック信号が入力され、このクロック信号をトリガとし
    て、このクロック信号のタイミングで各データ信号を出
    力するタイミング回路とをそれぞれ設け、このタイミン
    グ回路から出力される各データ信号および前記周期が変
    更された各クロック信号を光ケーブルを介して前記受信
    側回路に伝送し、前記受信側回路に、各光ケーブルから
    伝送される各データ信号をクロック信号に対応してシフ
    トさせるシフト回路と、このシフトされたデータ信号お
    よび前記各クロック信号に基づいて生成されたもとのク
    ロック信号が入力され、このクロック信号をトリガとし
    て、このクロック信号のタイミングで各データ信号を順
    次出力するタイミング回路とをそれぞれ設け、このタイ
    ミング回路から出力されるデータ信号を順次合成して元
    のデータ信号を復元するようにしたことを特徴とする光
    信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 所定のデータ信号が入力され、このデー
    タ信号およびこのデータ信号に対応するクロック信号を
    それぞれ光信号に変換して光ケーブルに出力する送信側
    回路と、前記光ケーブルから伝送される光信号を電気信
    号に変換して各種機器に出力する受信側回路とを有する
    光信号伝送装置であって、前記送信側回路に、前記デー
    タ信号を複数に分岐させてそれぞれのデータ信号をクロ
    ック信号に対応してシフトさせるシフト回路と、前記シ
    フト回路によりシフトされたデータ信号および前記シフ
    トされた各データ信号の数に応じて周期が変更されたク
    ロック信号が入力され、このクロック信号をトリガとし
    て、このクロック信号のタイミングで各データ信号を出
    力するタイミング回路とをそれぞれ設け、このタイミン
    グ回路から出力される各データ信号を光ケーブルを介し
    て前記受信側回路に伝送するとともに、前記クロック信
    号をレーザ光による光信号として光ケーブルにより前記
    受信側回路に伝送し、前記受信側回路に、各光ケーブル
    から伝送される各データ信号をクロック信号に対応して
    シフトさせるシフト回路と、このシフトされたデータ信
    号および前記クロック信号が入力され、このクロック信
    号をトリガとして、このクロック信号のタイミングで各
    データ信号を順次出力するタイミング回路とをそれぞれ
    設け、このタイミング回路から出力されるデータ信号を
    順次合成して元のデータ信号を復元するようにしたこと
    を特徴とする光信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記送信側回路から出力される複数の信
    号を合成し、この合成信号を1本の光ケーブルを介して
    伝送し、この伝送された合成信号を分離して複数の信号
    に戻した上で、前記受信側回路に入力することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の光信号伝送装置。
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