JP2001119279A - クロック発生装置 - Google Patents

クロック発生装置

Info

Publication number
JP2001119279A
JP2001119279A JP29966199A JP29966199A JP2001119279A JP 2001119279 A JP2001119279 A JP 2001119279A JP 29966199 A JP29966199 A JP 29966199A JP 29966199 A JP29966199 A JP 29966199A JP 2001119279 A JP2001119279 A JP 2001119279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
inverter
clock
circuit
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29966199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4244468B2 (ja
Inventor
Koutaro Ezaki
功太郎 江崎
Makoto Matsumoto
誠 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29966199A priority Critical patent/JP4244468B2/ja
Publication of JP2001119279A publication Critical patent/JP2001119279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4244468B2 publication Critical patent/JP4244468B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準となる信号に同期したクロックのうち初
段側で選択されたクロックと、後段側で選択されたクロ
ックとの遅延差が生じ、結果論理積をとった出力クロッ
クはデューティが崩れてしまい、回路の動作が不安定に
なる。これを解決する為の演算器を用いた方法において
も回路規模が大きくなり半導体回路化する上では不利と
なるだけではなく、リアルタイム処理が不可能となる。 【解決手段】 基準となる信号に同期したクロックを選
択するポイントANDゲート138〜145およびOR
ゲート146〜149により検出し、そのうち最も初段
側の検出信号によって後段側で選択される全ての同期ク
ロックを無効にする。これにより同期クロックは唯一選
択されデューティが崩れることはなく、またリアルタイ
ム処理も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたクロッ
クの位相を、水平同期信号などの基準となる信号の位相
に合わせるクロック発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の発振回路は特開平1−9
1519号広報および特開平10−41796号広報に
示すような構成が一般的であった。以下、その構成につ
いて図を参照しながら説明する。
【0003】図3は特開平1−91519号広報による
従来型クロック発生装置のブロック図である。図3にお
いて位相制御される前のクロックCKが入力され、イン
バータ201〜216で反転と遅延の処理が行われる。
インバータ217〜220はインバータ201〜208
のファンアウトを全て等しくする為のものである。前記
クロックCKと反転遅延がなされたインバータ209〜
212の出力は、ラッチ221〜225において周期化
パルスEによりそれぞれ同時にラッチされる。図4は図
3における各部の波形図である。Eが図4のような立ち
下がりエッジをもって変化した時、ラッチ223の出力
NQがHレベル、ラッチ224の出力QがHレベルとな
り、同期化パルスEの立ち下がりエッジとほぼ同時のエ
ッジをもったクロックとしてインバータ211の出力
(ラッチ224のD(データ)入力)が選択される。一
般的にはn−1段目のラッチの出力NQとn段目のラッ
チの出力Qが同時にHレベルになった時、n段目のD
(データ)入力を反転した信号が同期化パルスEの立ち
下がりエッジとほぼ同時にエッジを持ったクロックとし
て選択される。
【0004】図3おいてインバータ201〜220、ラ
ッチ222〜225、ANDゲート226〜233、N
ORゲート234〜237はそれぞれ4段にしている
が、段数はインバータ201〜208によって入力クロ
ックCKに対して位相が180°以上遅れたクロックを
作り、位相制御範囲が180°以上となるように設定す
る必要がある。この為ある程度低い周波数のクロックを
入力された場合においても位相制御範囲が180°以上
となるようにインバータの段数を設定した場合、逆に高
い周波数のクロックが入力されると検出回路で複数のイ
ンバータ出力が選択される。この為初段側で選択された
インバータ出力と、後段側で選択されたインバータ出力
との遅延差が生じ、結果NANDゲート238によって
論理積をとった出力クロックTはデューティが崩れてし
まい、回路の動作が不安定になる。
【0005】そこで特開平10−41796号広報では
上記問題を図る為、図5に示すような検出回路で検出さ
れたインバータ出力の検出総数を演算し、その演算結果
を次の検出時にフィードバックさせることによって最適
なインバータ出力を唯一選択させる手法が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平1
0−41796号広報に示す回路では、演算回路を用い
ることにより回路規模が増大してしまう。更に半導体製
造プロセスの微細化に伴って各インバータにおける遅延
量が小さくなることからインバータ段数を増大させる必
要があるため、演算回路の規模もこれに伴って増大し回
路規模そのものが大きくなってしまい、半導体回路化さ
せる上では非実用的である。また同時に最適なインバー
タ出力を選択させるために演算回路が用いられいるが、
演算結果が得られるまで最適なインバータ出力を判断す
る事ができずリアルタイム処理が不可能である。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、回路規模の大きい演算器を用いずに最適なインバ
ータ出力を唯一選択させ、かつリアルタイム処理を実現
する方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載のクロック発生回路は、略
一定周波数でかつ連続的なクロックが初段の入力に供給
される直列接続された複数のインバータと、前記インバ
ータの各出力をひとつの同期化パルスでラッチする複数
のラッチと、前記ラッチの出力により前記複数のインバ
ータの出力の中から前記同期化パルスのエッジと略同一
タイミングのエッジをもつクロックである前記インバー
タの出力を選択するインバータ出力選択回路と、前記イ
ンバータ出力選択回路で選択した前記インバータの出力
の無効および有効を切り換える制御回路と、前記インバ
ータ出力選択回路で選択され前記制御回路で有効とされ
た前記インバータの出力から位相制御のなされたクロッ
クを作成するクロック作成回路と、前記インバータ出力
選択回路で選択した前記インバータの出力のエッジ以降
レベルが変化しない信号を生成するマスク信号生成回路
とを備え、前記マスク信号生成回路のマスク信号に基づ
き前記制御回路による前記インバータの出力の無効およ
び有効の切り換えを行うようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下、図1、2を用いて説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係わるクロック発生装置図である。各機能につい
て説明する。
【0011】インバータ101〜120、ラッチ121
〜125、ANDゲート126〜133およびNORゲ
ート134〜137、同期化パルスのエッジと同一タイ
ミングのエッジをもったクロックを選択するANDゲー
ト126〜133、およびNORゲート142〜145
は従来の構成と同様である。続いてANDゲート134
〜141およびORゲート146〜149は前記同期化
されたクロックが選択されたポイントを検出する回路で
ある。例えばNORゲート142から同期クロックが選
択された場合、ORゲート143の出力もHとなり、後
段のNORゲート144〜148の出力をORゲート1
51〜153によって全て無効にさせる。従って回路全
体として初段の検出ポイントのみから同期クロックが出
力Tとして選択される。なお、それらの動作を説明する
ためのタイミング図を図2に示す。
【0012】また、図1に示すモジュールを直列につな
ぐことにより、クロックの周波数のレンジが広くなった
場合にも対応することができる。その場合、信号M
(n)、M(n+1)に示すように、各々のモジュール
で生成したマスク信号を後段に伝搬することにより、本
発明に示す効果を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】上記構成により、前記同期化パルスのエ
ッジと同一タイミングのエッジをもつクロックを唯一す
ることが可能となり、常に全自動かつリアルタイムで最
適なクロックを発生させることが可能となり、またこれ
を実現させる回路構成も簡単な事から半導体回路化に適
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わるクロック発生装
置のブロック図
【図2】図1に示すクロック発生装置の動作を説明する
タイミング図
【図3】従来のクロック発生装置の第1のブロック図
【図4】図3に示すクロック発生装置の動作を説明する
タイミング図
【図5】従来のクロック発生装置の第2のブロック図
【符号の説明】
101〜120 クロック遅延用インバータ 121〜125 同期クロック検出用ラッチ 126〜133 同期クロック選択用ANDゲート 134〜137 同期クロック選択用NORゲート 138〜145 同期ポイント検出用ANDゲート 146〜149 同期ポイント検出用ORゲート 150〜154 多重同期クロック出力無効処理用OR
ゲート 155 同期クロック出力用NANDゲート 156 同期クロック出力用ORゲート 201〜220 クロック遅延用インバータ 221〜225 同期クロック検出用ラッチ 226〜233 同期クロック選択用ANDゲート 234〜237 同期クロック選択用NORゲート 238 同期クロック出力用NANDゲート 239 同期クロック出力用ORゲート 401〜420 クロック遅延用インバータ 421〜425 同期クロック検出用ラッチ 426〜433 同期クロック選択用ANDゲート 434〜437 同期クロック選択用NORゲート 438〜445 同期ポイント検出用ANDゲート 446〜449 同期ポイント検出用NORゲート 450〜454 多重同期クロック出力無効処理用OR
ゲート 455〜456 多重同期クロック出力カウント用OR
ゲート 459 同期クロック出力用NANDゲート 459 同期クロック出力用ORゲート 460 同期クロック数カウント回路 461 インバータ出力数増減判定回路 462 シフトレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略一定周波数でかつ連続的なクロックが初
    段の入力に供給される直列接続された複数のインバータ
    と、 前記インバータの各出力をひとつの同期化パルスでラッ
    チする複数のラッチと、 前記ラッチの出力により前記複数のインバータの出力の
    中から前記同期化パルスのエッジと略同一タイミングの
    エッジをもつクロックである前記インバータの出力を選
    択するインバータ出力選択回路と、 前記インバータ出力選択回路で選択した前記インバータ
    の出力の無効および有効を切り換える制御回路と、 前記インバータ出力選択回路で選択され前記制御回路で
    有効とされた前記インバータの出力から位相制御のなさ
    れたクロックを作成するクロック作成回路と、 前記インバータ出力選択回路で選択した前記インバータ
    の出力のエッジ以降レベルが変化しない信号を生成する
    マスク信号生成回路とを備え、 前記マスク信号生成回路のマスク信号に基づき前記制御
    回路による前記インバータの出力の無効および有効の切
    り換えを行うようにしたクロック発生装置。
JP29966199A 1999-10-21 1999-10-21 クロック発生装置 Expired - Fee Related JP4244468B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29966199A JP4244468B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 クロック発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29966199A JP4244468B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 クロック発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001119279A true JP2001119279A (ja) 2001-04-27
JP4244468B2 JP4244468B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=17875453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29966199A Expired - Fee Related JP4244468B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 クロック発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4244468B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4244468B2 (ja) 2009-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11139805B1 (en) Bi-directional adaptive clocking circuit supporting a wide frequency range
CN100559356C (zh) 跨不同时钟域的数据信号传输方法
JPH02105910A (ja) 論理集積回路
US6065126A (en) Method and apparatus for executing plurality of operations per clock cycle in a single processing unit with a self-timed and self-enabled distributed clock
Chappel et al. EMI effects and timing design for increased reliability in digital systems
US6507230B1 (en) Clock generator having a deskewer
US6509775B2 (en) Synchronous delay circuit and semiconductor integrated circuit apparatus
US9203415B2 (en) Modulated clock synchronizer
JP2001075670A (ja) クロック調整方法及び回路装置
JPH11185492A (ja) セルフクロックする論理回路およびその出力信号をラッチする方法
KR19980078161A (ko) 반도체 메모리 소자의 딜레이 루프 럭크 회로
US5764083A (en) Pipelined clock distribution for self resetting CMOS circuits
US4977581A (en) Multiple frequency clock system
JP2001119279A (ja) クロック発生装置
US5303365A (en) Clock generation in a multi-chip computer system
US6842052B2 (en) Multiple asynchronous switching system
US6040723A (en) Interface circuit with high speed data transmission
JP3036223B2 (ja) クロック乗換回路
KR0136619B1 (ko) 노이즈 제거 회로
KR100732766B1 (ko) 출력인에이블 신호 생성회로
KR200222679Y1 (ko) 입력신호의 상승에지 및 하강에지의 선택적 검출장치
JP2004061339A (ja) 位相検出装置
JP2000353939A (ja) クロック信号同期式フリップフロップ回路
JP2001339376A (ja) 同期回路
US5668983A (en) Precise stopping of a high speed microprocessor clock

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061004

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081229

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees