JP2001119279A - クロック発生装置 - Google Patents
クロック発生装置Info
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Abstract
段側で選択されたクロックと、後段側で選択されたクロ
ックとの遅延差が生じ、結果論理積をとった出力クロッ
クはデューティが崩れてしまい、回路の動作が不安定に
なる。これを解決する為の演算器を用いた方法において
も回路規模が大きくなり半導体回路化する上では不利と
なるだけではなく、リアルタイム処理が不可能となる。 【解決手段】 基準となる信号に同期したクロックを選
択するポイントANDゲート138〜145およびOR
ゲート146〜149により検出し、そのうち最も初段
側の検出信号によって後段側で選択される全ての同期ク
ロックを無効にする。これにより同期クロックは唯一選
択されデューティが崩れることはなく、またリアルタイ
ム処理も可能となる。
Description
クの位相を、水平同期信号などの基準となる信号の位相
に合わせるクロック発生装置に関する。
1519号広報および特開平10−41796号広報に
示すような構成が一般的であった。以下、その構成につ
いて図を参照しながら説明する。
従来型クロック発生装置のブロック図である。図3にお
いて位相制御される前のクロックCKが入力され、イン
バータ201〜216で反転と遅延の処理が行われる。
インバータ217〜220はインバータ201〜208
のファンアウトを全て等しくする為のものである。前記
クロックCKと反転遅延がなされたインバータ209〜
212の出力は、ラッチ221〜225において周期化
パルスEによりそれぞれ同時にラッチされる。図4は図
3における各部の波形図である。Eが図4のような立ち
下がりエッジをもって変化した時、ラッチ223の出力
NQがHレベル、ラッチ224の出力QがHレベルとな
り、同期化パルスEの立ち下がりエッジとほぼ同時のエ
ッジをもったクロックとしてインバータ211の出力
(ラッチ224のD(データ)入力)が選択される。一
般的にはn−1段目のラッチの出力NQとn段目のラッ
チの出力Qが同時にHレベルになった時、n段目のD
(データ)入力を反転した信号が同期化パルスEの立ち
下がりエッジとほぼ同時にエッジを持ったクロックとし
て選択される。
ッチ222〜225、ANDゲート226〜233、N
ORゲート234〜237はそれぞれ4段にしている
が、段数はインバータ201〜208によって入力クロ
ックCKに対して位相が180°以上遅れたクロックを
作り、位相制御範囲が180°以上となるように設定す
る必要がある。この為ある程度低い周波数のクロックを
入力された場合においても位相制御範囲が180°以上
となるようにインバータの段数を設定した場合、逆に高
い周波数のクロックが入力されると検出回路で複数のイ
ンバータ出力が選択される。この為初段側で選択された
インバータ出力と、後段側で選択されたインバータ出力
との遅延差が生じ、結果NANDゲート238によって
論理積をとった出力クロックTはデューティが崩れてし
まい、回路の動作が不安定になる。
上記問題を図る為、図5に示すような検出回路で検出さ
れたインバータ出力の検出総数を演算し、その演算結果
を次の検出時にフィードバックさせることによって最適
なインバータ出力を唯一選択させる手法が提案されてい
る。
0−41796号広報に示す回路では、演算回路を用い
ることにより回路規模が増大してしまう。更に半導体製
造プロセスの微細化に伴って各インバータにおける遅延
量が小さくなることからインバータ段数を増大させる必
要があるため、演算回路の規模もこれに伴って増大し回
路規模そのものが大きくなってしまい、半導体回路化さ
せる上では非実用的である。また同時に最適なインバー
タ出力を選択させるために演算回路が用いられいるが、
演算結果が得られるまで最適なインバータ出力を判断す
る事ができずリアルタイム処理が不可能である。
ので、回路規模の大きい演算器を用いずに最適なインバ
ータ出力を唯一選択させ、かつリアルタイム処理を実現
する方法を提供することを目的とする。
に、本発明の請求項1に記載のクロック発生回路は、略
一定周波数でかつ連続的なクロックが初段の入力に供給
される直列接続された複数のインバータと、前記インバ
ータの各出力をひとつの同期化パルスでラッチする複数
のラッチと、前記ラッチの出力により前記複数のインバ
ータの出力の中から前記同期化パルスのエッジと略同一
タイミングのエッジをもつクロックである前記インバー
タの出力を選択するインバータ出力選択回路と、前記イ
ンバータ出力選択回路で選択した前記インバータの出力
の無効および有効を切り換える制御回路と、前記インバ
ータ出力選択回路で選択され前記制御回路で有効とされ
た前記インバータの出力から位相制御のなされたクロッ
クを作成するクロック作成回路と、前記インバータ出力
選択回路で選択した前記インバータの出力のエッジ以降
レベルが変化しない信号を生成するマスク信号生成回路
とを備え、前記マスク信号生成回路のマスク信号に基づ
き前記制御回路による前記インバータの出力の無効およ
び有効の切り換えを行うようにしたものである。
下、図1、2を用いて説明する。
態1に係わるクロック発生装置図である。各機能につい
て説明する。
〜125、ANDゲート126〜133およびNORゲ
ート134〜137、同期化パルスのエッジと同一タイ
ミングのエッジをもったクロックを選択するANDゲー
ト126〜133、およびNORゲート142〜145
は従来の構成と同様である。続いてANDゲート134
〜141およびORゲート146〜149は前記同期化
されたクロックが選択されたポイントを検出する回路で
ある。例えばNORゲート142から同期クロックが選
択された場合、ORゲート143の出力もHとなり、後
段のNORゲート144〜148の出力をORゲート1
51〜153によって全て無効にさせる。従って回路全
体として初段の検出ポイントのみから同期クロックが出
力Tとして選択される。なお、それらの動作を説明する
ためのタイミング図を図2に示す。
ぐことにより、クロックの周波数のレンジが広くなった
場合にも対応することができる。その場合、信号M
(n)、M(n+1)に示すように、各々のモジュール
で生成したマスク信号を後段に伝搬することにより、本
発明に示す効果を得ることができる。
ッジと同一タイミングのエッジをもつクロックを唯一す
ることが可能となり、常に全自動かつリアルタイムで最
適なクロックを発生させることが可能となり、またこれ
を実現させる回路構成も簡単な事から半導体回路化に適
している。
置のブロック図
タイミング図
タイミング図
ゲート 155 同期クロック出力用NANDゲート 156 同期クロック出力用ORゲート 201〜220 クロック遅延用インバータ 221〜225 同期クロック検出用ラッチ 226〜233 同期クロック選択用ANDゲート 234〜237 同期クロック選択用NORゲート 238 同期クロック出力用NANDゲート 239 同期クロック出力用ORゲート 401〜420 クロック遅延用インバータ 421〜425 同期クロック検出用ラッチ 426〜433 同期クロック選択用ANDゲート 434〜437 同期クロック選択用NORゲート 438〜445 同期ポイント検出用ANDゲート 446〜449 同期ポイント検出用NORゲート 450〜454 多重同期クロック出力無効処理用OR
ゲート 455〜456 多重同期クロック出力カウント用OR
ゲート 459 同期クロック出力用NANDゲート 459 同期クロック出力用ORゲート 460 同期クロック数カウント回路 461 インバータ出力数増減判定回路 462 シフトレジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】略一定周波数でかつ連続的なクロックが初
段の入力に供給される直列接続された複数のインバータ
と、 前記インバータの各出力をひとつの同期化パルスでラッ
チする複数のラッチと、 前記ラッチの出力により前記複数のインバータの出力の
中から前記同期化パルスのエッジと略同一タイミングの
エッジをもつクロックである前記インバータの出力を選
択するインバータ出力選択回路と、 前記インバータ出力選択回路で選択した前記インバータ
の出力の無効および有効を切り換える制御回路と、 前記インバータ出力選択回路で選択され前記制御回路で
有効とされた前記インバータの出力から位相制御のなさ
れたクロックを作成するクロック作成回路と、 前記インバータ出力選択回路で選択した前記インバータ
の出力のエッジ以降レベルが変化しない信号を生成する
マスク信号生成回路とを備え、 前記マスク信号生成回路のマスク信号に基づき前記制御
回路による前記インバータの出力の無効および有効の切
り換えを行うようにしたクロック発生装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29966199A JP4244468B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | クロック発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29966199A JP4244468B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | クロック発生装置 |
Publications (2)
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JP2001119279A true JP2001119279A (ja) | 2001-04-27 |
JP4244468B2 JP4244468B2 (ja) | 2009-03-25 |
Family
ID=17875453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29966199A Expired - Fee Related JP4244468B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | クロック発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4244468B2 (ja) |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP29966199A patent/JP4244468B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4244468B2 (ja) | 2009-03-25 |
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