JP2001118285A - 情報記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
情報記録媒体及びその製造方法Info
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- JP2001118285A JP2001118285A JP29677999A JP29677999A JP2001118285A JP 2001118285 A JP2001118285 A JP 2001118285A JP 29677999 A JP29677999 A JP 29677999A JP 29677999 A JP29677999 A JP 29677999A JP 2001118285 A JP2001118285 A JP 2001118285A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 たとえポリシラン層が極薄であっても、所定
の光吸収による確実な情報記録能を保持しつつポリシラ
ン層の上面に金属反射層を堆積できるようにした情報記
録媒体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 基板14上にポリシラン層12を設け、
このポリシラン層12の上面に金属超微粒子を含む超微
粒子溶液16を接触後乾燥し焼成することによって構成
した金属反射膜18を積層した。
の光吸収による確実な情報記録能を保持しつつポリシラ
ン層の上面に金属反射層を堆積できるようにした情報記
録媒体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 基板14上にポリシラン層12を設け、
このポリシラン層12の上面に金属超微粒子を含む超微
粒子溶液16を接触後乾燥し焼成することによって構成
した金属反射膜18を積層した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体及び
その製造方法に係り、特にレーザ光等を照射することに
より記録材に光学特性の変化を生じさせて情報の記録を
行い、これにレーザ光等を照射して再生を行い、かつ追
記も可能とした情報記録媒体及びその製造方法に関す
る。
その製造方法に係り、特にレーザ光等を照射することに
より記録材に光学特性の変化を生じさせて情報の記録を
行い、これにレーザ光等を照射して再生を行い、かつ追
記も可能とした情報記録媒体及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】データ用追記型光ディスクや追記型コン
パクトディスク等の情報記録媒体の記録材として、シア
ニン色素や金属反射系記録材等に替えて、耐光性や保存
安定性に優れたポリシラン層を使用したものが開発され
ている。この種の情報記録媒体は、基板上に記録材とし
てのポリシラン層を設け、このポリシラン層の内部また
はポリシラン層に接して有機色素または無機材料からな
る光感応層(光吸収材層)を配設し、これが単位情報の
有無に応じて照射するレーザ光を吸収して発熱すること
を利用して、金属反射層の金属微粒子をポリシラン層中
に分散し、それに伴う光学特性の劣化を情報として記録
するようにしている。
パクトディスク等の情報記録媒体の記録材として、シア
ニン色素や金属反射系記録材等に替えて、耐光性や保存
安定性に優れたポリシラン層を使用したものが開発され
ている。この種の情報記録媒体は、基板上に記録材とし
てのポリシラン層を設け、このポリシラン層の内部また
はポリシラン層に接して有機色素または無機材料からな
る光感応層(光吸収材層)を配設し、これが単位情報の
有無に応じて照射するレーザ光を吸収して発熱すること
を利用して、金属反射層の金属微粒子をポリシラン層中
に分散し、それに伴う光学特性の劣化を情報として記録
するようにしている。
【0003】ここで、前記金属反射層の構成元素として
は、それ自体で安定で、反射率が高く、かつ耐食性のあ
る、例えば、金、銀、銅、クロム、ニッケル、アルミニ
ウム、鉄、錫などが単独で若しくは複数を組合せて用い
られている。そして、蒸着またはスパッタリングのよう
なドライ成膜法によりポリシラン層の上面に前記元素か
らなる金属反射層を堆積するようにしていた。
は、それ自体で安定で、反射率が高く、かつ耐食性のあ
る、例えば、金、銀、銅、クロム、ニッケル、アルミニ
ウム、鉄、錫などが単独で若しくは複数を組合せて用い
られている。そして、蒸着またはスパッタリングのよう
なドライ成膜法によりポリシラン層の上面に前記元素か
らなる金属反射層を堆積するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のドライ成膜法は
薄膜堆積法として既に成熟した技術と考えられるが、工
程実行中の温度上昇が不可避であり、特に基板側を十分
に冷却してたとしても、ポリシラン層の厚さが極薄(例
えば50nm程度)の場合は、表層部に限定すれば、そ
の温度が短時間であっても数百℃のレベルまで到達する
恐れがある。このようにポリシラン層の温度が上昇する
と、ポリシラン層の内部またはこれに近接して配置した
光吸収材層として、仮に有機色素を充当してあるとする
と該有機色素の構造が破壊され、有機色素の光吸収性能
に損傷を与えるか、これを無効としてしまうことがある
と考えられる。
薄膜堆積法として既に成熟した技術と考えられるが、工
程実行中の温度上昇が不可避であり、特に基板側を十分
に冷却してたとしても、ポリシラン層の厚さが極薄(例
えば50nm程度)の場合は、表層部に限定すれば、そ
の温度が短時間であっても数百℃のレベルまで到達する
恐れがある。このようにポリシラン層の温度が上昇する
と、ポリシラン層の内部またはこれに近接して配置した
光吸収材層として、仮に有機色素を充当してあるとする
と該有機色素の構造が破壊され、有機色素の光吸収性能
に損傷を与えるか、これを無効としてしまうことがある
と考えられる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたもの
で、たとえポリシラン層が極薄であっても、所定の光吸
収による確実な情報記録能を保障しつつポリシラン層の
上面に金属反射層を堆積できるようにした情報記録媒体
及びその製造方法を提供することを目的とする。
で、たとえポリシラン層が極薄であっても、所定の光吸
収による確実な情報記録能を保障しつつポリシラン層の
上面に金属反射層を堆積できるようにした情報記録媒体
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板上にポリシラン層を設け、このポリシラン層の
上面に金属超微粒子を含む超微粒子溶液または超微粒子
ペーストを接触後乾燥し焼成することによって構成した
金属反射膜を積層したことを特徴とする情報記録媒体で
ある。これにより、金属反射膜は、超微粒子溶液または
超微粒子ペーストが乾燥し焼成する、例えば200℃程
度の温度履歴でポリシラン層の上面に形成されるのでポ
リシラン層が高温に晒されることが防止される。
は、基板上にポリシラン層を設け、このポリシラン層の
上面に金属超微粒子を含む超微粒子溶液または超微粒子
ペーストを接触後乾燥し焼成することによって構成した
金属反射膜を積層したことを特徴とする情報記録媒体で
ある。これにより、金属反射膜は、超微粒子溶液または
超微粒子ペーストが乾燥し焼成する、例えば200℃程
度の温度履歴でポリシラン層の上面に形成されるのでポ
リシラン層が高温に晒されることが防止される。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記金属超微粒
子は、銀を含む有機錯体または金属塩を熱分解して製造
した銀超微粒子であることを特徴とする請求項1記載の
情報記録媒体である。この銀超微粒子は、例えばステア
リン酸銀を250℃程度の窒素雰囲気で4時間加熱した
り、非水系溶媒中でかつイオン性有機物の存在の下で、
硝酸銀を240℃程度で3時間加熱することによって製
造される。
子は、銀を含む有機錯体または金属塩を熱分解して製造
した銀超微粒子であることを特徴とする請求項1記載の
情報記録媒体である。この銀超微粒子は、例えばステア
リン酸銀を250℃程度の窒素雰囲気で4時間加熱した
り、非水系溶媒中でかつイオン性有機物の存在の下で、
硝酸銀を240℃程度で3時間加熱することによって製
造される。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記金属反射膜
の膜厚は、5〜300nmの範囲に設定されていること
を特徴とする請求項1または2記載の情報記録媒体であ
る。
の膜厚は、5〜300nmの範囲に設定されていること
を特徴とする請求項1または2記載の情報記録媒体であ
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、上面にポリシラ
ン層を設けた基板を用意する工程と、金属超微粒子を含
む超微粒子溶液または超微粒子ペーストを用意する工程
と、前記ポリシラン層の上面に前記超微粒子溶液または
超微粒子ペーストを接触する工程と、前記超微粒子溶液
または超微粒子ペーストを乾燥し、さらに加熱処理する
ことによって金属超微粒子どうしを結合する工程とを有
することを特徴とする情報記録媒体の製造方法である。
ン層を設けた基板を用意する工程と、金属超微粒子を含
む超微粒子溶液または超微粒子ペーストを用意する工程
と、前記ポリシラン層の上面に前記超微粒子溶液または
超微粒子ペーストを接触する工程と、前記超微粒子溶液
または超微粒子ペーストを乾燥し、さらに加熱処理する
ことによって金属超微粒子どうしを結合する工程とを有
することを特徴とする情報記録媒体の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、金属超微粒子の1種であ
る、例えば1〜20nm、好ましくは1〜10nm程度
の平均粒径を有する銀超微粒子の一製造例を示すもの
で、例えばミリスチン酸またはステアリン酸を水酸化ナ
トリウムによって鹸化し、しかる後、硝酸銀と反応させ
ることにより、直鎖型脂肪酸銀塩(アルキル基の炭素数
=14,18,18ω)を作製する。そして、この直鎖
型脂肪酸塩を250℃程度の窒素雰囲気で4時間加熱し
て変性させ、精製することによって、周囲をアルキル鎖
殻で被覆した銀超微粒子を製造する。
を参照して説明する。図1は、金属超微粒子の1種であ
る、例えば1〜20nm、好ましくは1〜10nm程度
の平均粒径を有する銀超微粒子の一製造例を示すもの
で、例えばミリスチン酸またはステアリン酸を水酸化ナ
トリウムによって鹸化し、しかる後、硝酸銀と反応させ
ることにより、直鎖型脂肪酸銀塩(アルキル基の炭素数
=14,18,18ω)を作製する。そして、この直鎖
型脂肪酸塩を250℃程度の窒素雰囲気で4時間加熱し
て変性させ、精製することによって、周囲をアルキル鎖
殻で被覆した銀超微粒子を製造する。
【0011】なお、図示していないが、例えばナフテン
系高沸点溶媒(非水系溶媒)中で且つオレイン酸(イオ
ン性有機物)の存在下で硝酸銀(金属塩)をその分解還
元温度以下で且つイオン性有機物の分解温度以下の24
0℃程度で3時間加熱することによって、イオン性有機
物で周囲を被覆した銀超微粒子を製造するようにしても
良い。
系高沸点溶媒(非水系溶媒)中で且つオレイン酸(イオ
ン性有機物)の存在下で硝酸銀(金属塩)をその分解還
元温度以下で且つイオン性有機物の分解温度以下の24
0℃程度で3時間加熱することによって、イオン性有機
物で周囲を被覆した銀超微粒子を製造するようにしても
良い。
【0012】このようにして製造した銀超微粒子は、そ
の周囲をアルキル鎖殻またはイオン性有機物で被覆して
いるため、例えばシクロヘキサン等の有機溶媒に溶解さ
せると、互いに凝集することなく、安定した状態で溶媒
中に均一に混ざり合い、透明な状態、即ち可溶化状態と
なる。
の周囲をアルキル鎖殻またはイオン性有機物で被覆して
いるため、例えばシクロヘキサン等の有機溶媒に溶解さ
せると、互いに凝集することなく、安定した状態で溶媒
中に均一に混ざり合い、透明な状態、即ち可溶化状態と
なる。
【0013】図2は、前述のようにして製造した銀超微
粒子を用いて情報記録媒体を製造する手順例を示すもの
である。先ず、内部に有機色素等からなる光吸収材層1
0を配設したポリシラン層12を上面に設けた、例えば
プラスチックス、セラミックス或いは金属等からなる基
板14を用意する。そして、前記ポリシラン層12の上
面に、前述のように、銀超微粒子をシクロヘキサン等の
溶媒中に分散させた超微粒子溶液16を塗布する。
粒子を用いて情報記録媒体を製造する手順例を示すもの
である。先ず、内部に有機色素等からなる光吸収材層1
0を配設したポリシラン層12を上面に設けた、例えば
プラスチックス、セラミックス或いは金属等からなる基
板14を用意する。そして、前記ポリシラン層12の上
面に、前述のように、銀超微粒子をシクロヘキサン等の
溶媒中に分散させた超微粒子溶液16を塗布する。
【0014】ここで、ポリシランは、Si−Si結合を
骨格とする直線状、分岐鎖状、環状、多環状の等の化合
物の総称で、狭義にはアルカンの炭素を全てケイ素に置
換した化合物をいう。ここで用いられるポリシランは、
常温で固体であることが必要で、そのようなものとし
て、フェニルメチルポリシラン等の高級なペルアルキル
ポリシラン及びペルフェニルポリシラン、更にはそれら
の共重合体等がある。
骨格とする直線状、分岐鎖状、環状、多環状の等の化合
物の総称で、狭義にはアルカンの炭素を全てケイ素に置
換した化合物をいう。ここで用いられるポリシランは、
常温で固体であることが必要で、そのようなものとし
て、フェニルメチルポリシラン等の高級なペルアルキル
ポリシラン及びペルフェニルポリシラン、更にはそれら
の共重合体等がある。
【0015】次に、前記超微粒子溶液16を乾燥させて
溶媒を蒸発させた後、前記銀超微粒子の周囲を被覆する
アルキル鎖殻やイオン性有機物の分解温度以上の、例え
ば200℃程度の温度のまま例えば0.5時間保持して
焼成することにより、ポリシラン層12の上面に銀超微
粒子だけからなる金属反射膜18を形成する。この金属
反射膜18の厚みは、例えば5〜300nmの範囲に設
定されている。つまり、銀超微粒子の周囲を被覆するア
ルキル鎖殻やイオン性有機物を分解して消滅させ、同時
に銀超微粒子同士を互いに融着させることによって、均
一な膜厚の銀皮膜(金属反射膜18)を形成する。そし
て、上記のようにして製造した情報記録媒体をパッケー
ジングし製品とする。
溶媒を蒸発させた後、前記銀超微粒子の周囲を被覆する
アルキル鎖殻やイオン性有機物の分解温度以上の、例え
ば200℃程度の温度のまま例えば0.5時間保持して
焼成することにより、ポリシラン層12の上面に銀超微
粒子だけからなる金属反射膜18を形成する。この金属
反射膜18の厚みは、例えば5〜300nmの範囲に設
定されている。つまり、銀超微粒子の周囲を被覆するア
ルキル鎖殻やイオン性有機物を分解して消滅させ、同時
に銀超微粒子同士を互いに融着させることによって、均
一な膜厚の銀皮膜(金属反射膜18)を形成する。そし
て、上記のようにして製造した情報記録媒体をパッケー
ジングし製品とする。
【0016】ここで、金属粒子の融点は粒径が小さくな
ると低下することが知られているが、その効果が現れは
じめるのは20nm以下であり、10nm以下になると
その効果が顕著となる。したがって、銀超微粒子の平均
粒径は、1〜20nmであるのが好ましく、1〜10n
mであるのが特に好ましい。例えば、平均粒径が5nm
程度のクラスターレベルの極小の銀超微粒子を使用する
ことにより、200℃程度の加熱で銀超微粒子同士を互
いに融着させることができる。
ると低下することが知られているが、その効果が現れは
じめるのは20nm以下であり、10nm以下になると
その効果が顕著となる。したがって、銀超微粒子の平均
粒径は、1〜20nmであるのが好ましく、1〜10n
mであるのが特に好ましい。例えば、平均粒径が5nm
程度のクラスターレベルの極小の銀超微粒子を使用する
ことにより、200℃程度の加熱で銀超微粒子同士を互
いに融着させることができる。
【0017】このように、最高温度が200℃程度と極
めて低い温度履歴で金属反射膜18の成膜工程が完了す
ることによって、有機色素等からなる光吸収材層10の
劣化や損傷を防止することができ、これによって、信頼
度の高い情報記録媒体を実現して、これを高性能のコン
パクトディスクや光ディスクの製造等へ応用することが
できる。
めて低い温度履歴で金属反射膜18の成膜工程が完了す
ることによって、有機色素等からなる光吸収材層10の
劣化や損傷を防止することができ、これによって、信頼
度の高い情報記録媒体を実現して、これを高性能のコン
パクトディスクや光ディスクの製造等へ応用することが
できる。
【0018】なお、前記実施の形態にあっては、銀超微
粒子を溶媒中に分散させた超微粒子溶液を使用して金属
反射膜18を形成した例を示しているが、この超微粒子
溶液の代わりに銀超微粒子をペースト状にした超微粒子
ペーストを使用しても良い。
粒子を溶媒中に分散させた超微粒子溶液を使用して金属
反射膜18を形成した例を示しているが、この超微粒子
溶液の代わりに銀超微粒子をペースト状にした超微粒子
ペーストを使用しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、超微粒子溶液または超微粒子ペーストが乾燥し焼成
する、例えば200℃程度の温度履歴でポリシラン層の
上面に金属反射膜を形成することができ、これによっ
て、ポリシラン層が高温に晒されて、この内部や接触し
た位置に配設した有機色素等の光感応層が劣化したり損
傷したりすることを防止することによって、信頼性の高
い情報記録媒体を実現することができる。
ば、超微粒子溶液または超微粒子ペーストが乾燥し焼成
する、例えば200℃程度の温度履歴でポリシラン層の
上面に金属反射膜を形成することができ、これによっ
て、ポリシラン層が高温に晒されて、この内部や接触し
た位置に配設した有機色素等の光感応層が劣化したり損
傷したりすることを防止することによって、信頼性の高
い情報記録媒体を実現することができる。
【図1】本発明に使用される銀超微粒子の製造の手順を
示す図である。
示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の情報記録媒体の製造の手
順を示す図である。
順を示す図である。
10 光吸収材層(有機色素) 12 ポリシラン層 14 基板 16 超微粒子溶液 18 金属反射膜
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上にポリシラン層を設け、このポリ
シラン層の上面に金属超微粒子を含む超微粒子溶液また
は超微粒子ペーストを接触後乾燥し焼成することによっ
て構成した金属反射膜を積層したことを特徴とする情報
記録媒体。 - 【請求項2】 前記金属超微粒子は、銀を含む有機錯体
または金属塩を熱分解して製造した銀超微粒子であるこ
とを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。 - 【請求項3】 前記金属反射膜の膜厚は、5〜300n
mの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の情報記録媒体。 - 【請求項4】 上面にポリシラン層を設けた基板を用意
する工程と、 金属超微粒子を含む超微粒子溶液または超微粒子ペース
トを用意する工程と、 前記ポリシラン層の上面に前記超微粒子溶液または超微
粒子ペーストを接触する工程と、 前記超微粒子溶液または超微粒子ペーストを乾燥し、さ
らに加熱処理することによって金属超微粒子どうしを結
合させる工程とを有することを特徴とする情報記録媒体
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677999A JP2001118285A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677999A JP2001118285A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001118285A true JP2001118285A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17838035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29677999A Pending JP2001118285A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001118285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1274076A1 (en) * | 2001-06-28 | 2003-01-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Optical recording medium |
-
1999
- 1999-10-19 JP JP29677999A patent/JP2001118285A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1274076A1 (en) * | 2001-06-28 | 2003-01-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Optical recording medium |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050126 |
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