JP2001118053A - 色変化処理装置および色変化処理方法、カラー画像処理システム - Google Patents

色変化処理装置および色変化処理方法、カラー画像処理システム

Info

Publication number
JP2001118053A
JP2001118053A JP29437399A JP29437399A JP2001118053A JP 2001118053 A JP2001118053 A JP 2001118053A JP 29437399 A JP29437399 A JP 29437399A JP 29437399 A JP29437399 A JP 29437399A JP 2001118053 A JP2001118053 A JP 2001118053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
color change
time
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29437399A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Chikugi
利行 筑木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP29437399A priority Critical patent/JP2001118053A/ja
Publication of JP2001118053A publication Critical patent/JP2001118053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の時系列的な色変化表現を、簡単な操作
で得ることができる色変化処理装置及び色変化処理方法
を提供する。 【解決手段】 所望の空間的な色変化を含むカラー静止
画像の色信号が時系列的に入力されると、色変化表示処
理部11は、色変化制御部12の制御に従い、隣接画素
間の平均化処理や、時間軸上の平滑化処理などを行った
後、各時点における色信号に基づいて、各時点における
空間的な画像を順次生成する。順次生成した画像は、色
変化情報格納部13を介して出力される。例えば表示装
置に出力することによって、時系列的に色が変化する動
画的な表示を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時系列的に色が変
化する空間的な画像を生成する色変化処理装置及び色変
化処理方法に関するものである。また、そのような色変
化処理装置を用い、カラー画像入力装置で読み取ったカ
ラー画像における空間的な色の変化を、時間的な色の変
化として画像表示装置に表示するカラー画像処理システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及によりホー
ムページ(Webページ)を閲覧する人が増加してい
る。閲覧できるホームページについても、徐々にアニメ
ーションやビデオ映像等の動画を用いて時系列的な表現
がされるようになってきている。また、オフィスや家庭
等でホームページを作成する場合にも、時系列的な表現
を行いたい場合がある。
【0003】しかし、動画を加えたホームページを作成
するのに、すでに作成された素材を使うこともできる
が、要求する素材がない場合がある。また、自分でプロ
グラムを作成したり、市販ソフト等を使って最初から作
成するのにはかなり時間と手間がかかってしまう。ま
た、ビデオ編集システムを用いて作成する方法もあり、
動画に各種のエフェクトを施して各種の表現を行うこと
ができる。しかし現在のところ、ビデオ編集システムは
高価なものが多く、また専門的な編集操作の習得が必要
となってしまう。
【0004】例えば簡単な例として、背景の色を時系列
的に変化させたい場合、市販のソフトツール等を使用し
て作成するには、各コマごとに色を指定してゆくなどと
いった、手間のかかる作業が必要である。また、自分で
プログラムを作成するにも、やはり、かなり時間と手間
がかかってしまうし、またプログラミングの専門的な知
識も必要となる。さらにテンプレートとしてあるものを
利用するにも、色の時間的な変化を表す素材は少なく、
所望の素材がないことも多い。
【0005】図21は、従来のカラー画像処理システム
の一例を示すブロック図である。図中、1は画像入力装
置、2は画像処理装置、3は画像表示制御装置、4は画
像表示装置、5は画像出力装置である。画像入力装置1
は、例えばスキャナなどで構成され、カラー画像を読み
取る。画像処理装置2は、画像入力装置1で読み取った
カラー画像に対して、所定の画像処理を施す。画像表示
制御装置3は、画像処理装置2で処理したカラー画像が
画像表示装置4に表示されるように制御する。画像表示
装置4は、画像表示制御装置3の制御に従ってカラー画
像を表示する。画像出力装置5は、画像処理装置2で処
理したカラー画像をプリント出力する。
【0006】このような従来のカラー画像処理システム
においては、カラー原稿を画像入力装置1で読み取り、
読み取ったカラー画像に対して画像処理装置2で所定の
画像処理、例えば色補正や階調補正、シャープネス補
正、UCR処理などを施し、画像表示装置4に表示され
る。あるいは、画像出力装置5からプリント出力され
る。
【0007】このように、従来のカラー画像処理システ
ムでは、画像入力装置1で読み取った空間的なカラー静
止画像は、そのまま空間的なカラー静止画像として処理
され、表示あるいはプリント出力される。すなわち、従
来のカラー画像処理システムでは、カラー画像を静止画
としてしか扱うことができなかった。
【0008】もちろん、このような従来のカラー画像処
理システムを用いて作成したカラー画像を、上述のよう
にホームページに取り込むことができる。しかし上述の
ように、従来のカラー画像処理システムがカラー画像を
静止画として取り扱うことができるのみであるため、時
系列的な画像を表現することは困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、所望の時系列的な色変化表
現を、簡単な操作で得ることができる色変化処理装置及
び色変化処理方法を提供するとともに、そのような色変
化処理装置を備えたカラー画像処理システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、時系列的に色
が変化する空間的な画像を生成する色変化処理装置にお
いて、空間的なカラー静止画像の全部または一部を示す
時系列的な色信号が入力され各時点における前記色信号
に基づいて該時点における空間的な画像を順次生成する
色変化表示処理手段と、該色変化表示処理手段によって
時系列的に生成される空間的な画像の生成を制御する色
変化制御手段を有することを特徴とするものである。ま
た、時系列的に色が変化する空間的な画像を生成する色
変化処理方法において、空間的なカラー静止画像の全部
または一部を示す時系列的な色信号が入力され、各時点
における前記色信号に基づいて、該時点における空間的
な画像を順次生成し、入力された色信号に応じて時系列
的に色が変化する複数の空間的な画像を出力することを
特徴とするものである。
【0011】このような構成によって、入力されたカラ
ー静止画像における空間的な色の変化を、時系列的な色
の変化として再現することが可能になる。例えばカラー
静止画像について、色の特徴や印象を、時系列的な色の
変化として表現することができ、感性に合った電子ドキ
ュメントの作成や提示が容易にできるようになる。
【0012】このとき、例えば所望の色領域のみで時系
列的な色の変化が生じるように、時間的な色変化の範囲
を調整することができる。これによって、さらに所望の
色変化に近い時系列的な色変化を表現することが可能に
なる。
【0013】また本発明は、カラー画像を読み取る画像
入力装置と、該カラー画像に対して所定の処理を施す画
像処理装置と、カラー表示を行う画像表示装置と、該画
像表示装置を制御し前記色変化処理装置から時系列的に
出力される空間的な画像を前記画像表示装置に表示させ
るように制御する画像表示制御装置を有するカラー画像
処理システム、さらにカラー画像をプリントする画像出
力装置を有するカラー画像処理システムに、上述のよう
な色変化処理装置を搭載したものである。これによっ
て、画像表示装置あるいは画像出力装置には、カラー静
止画像が出力されるほか、色変化処理装置によりカラー
静止画像から生成した時系列的に色が変化する画像を出
力することができる。出力させる色の変化は、例えば所
望の色変化を空間的に有するカラー原稿を画像入力装置
に読み取らせたり、あるいは既に時系列的に生成された
画像を蓄積したデータベースから取り出すことによって
得ることができる。そのため、非常に簡単に、所望の時
系列的な色変化表現を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のカラー画像処理
システムの実施の一形態を示す構成図である。図中、図
21と同様の部分には同じ符号を付してある。6は色変
化処理装置である。画像入力装置1は、所望の色変化を
空間的に有するカラー原稿上の画像を読み取る。この画
像入力装置1は、例えばイメージスキャナやデジタルカ
メラなどで構成することができ、画像を読み込む装置で
あれば適用可能である。なお以下の説明では、画像入力
装置1から出力されるカラー画像は、一例としてRGB
色空間の画像であるものとする。もちろん本発明はこれ
に限られるものではなく、任意の色空間のカラー画像が
出力されていてよい。例えば後段の画像処理装置2や色
変化処理装置6において使用する色空間と、画像入力装
置1が出力するカラー画像の色空間が異なる場合には、
色空間変換処理を行えばよい。また、画像入力装置1の
読取可能な原稿サイズにかかわらず、例えば領域指定等
を行い、所望の画像領域のみについて画像入力してもよ
い。
【0015】画像処理装置2は、画像入力装置1で読み
取ったカラー画像に対して、所定の画像処理を施す。例
えば、γ補正処理、色補正処理、階調補正処理、シャー
プネス補正処理、UCR処理などを行うことができる。
また、このほかにもカラー画像に対して各種のエフェク
トを施す処理を行うこともできる。
【0016】色変化処理装置6は、画像処理装置2で画
像処理が施されたカラー画像から、その全部または一部
を示す時系列的な色信号を受け取り、各時点における色
信号に基づいて、その時点における空間的な画像を順次
生成し、時系列的に色が変化する空間的な画像を生成
し、画像表示制御装置3に対して出力する。また、時系
列的に生成した1ないし複数の空間的な画像を1つの空
間的な画像にまとめ、画像処理装置2に出力する。色変
化処理装置6が受け取るカラー画像の時系列的な色信号
は、例えば画像入力装置1から画素ごとに時系列で出力
され、その順に画像処理装置2を介して受け取る場合も
あるし、例えば画像処理装置2に設けられている図示し
ない画像メモリから順に読み出す場合もある。もちろ
ん、画像入力装置1で読み取られたカラー画像全体ある
いは画像処理装置2により画像処理が施されたカラー画
像全体でなくてもよく、カラー画像の一部分のみを時系
列的な色信号として色変化処理装置6に入力してもよ
い。この色変化処理装置6についての詳細は後述する。
【0017】画像表示制御装置3は、画像表示装置4を
制御し、色変化処理装置6で生成した画像を時系列的に
画像表示装置4に表示させる。また、画像処理装置2に
おいて画像処理を施したカラー画像も画像表示装置4に
表示させることができる。
【0018】画像表示装置4は、例えばCRTや液晶表
示装置、その他各種の表示装置で構成され、画像表示制
御装置3による制御に従って、色変化処理装置6で生成
した画像を時系列的に表示したり、画像処理装置2にお
いて画像処理を施したカラー画像などを表示する。な
お、色変化処理装置6で生成した画像は表示画面中の一
部でもよく、また、他の画像とともに表示してもよい。
例えば色変化処理装置6で生成した画像を背景画像とし
て表示することによって、背景の色が時々刻々と変化す
るような表示を行うことができる。
【0019】画像出力装置5は、画像処理装置2で処理
したカラー画像や、色変化処理装置6で時系列的に色が
変化する空間的な画像を生成し、さらにそれらを合成し
た画像等を、例えば紙などの被記録媒体上にプリント出
力する。記録方式は任意であり、カラー画像をプリント
できる方式であればいずれの記録方式を用いてもよい。
【0020】このようなカラー画像処理システムにおい
て、利用者は、感覚的に近い色変化が表現されているカ
ラー原稿を用意し、画像入力装置1にセットして読取を
開始させる。画像入力装置1で読み取ったカラー画像
は、例えば時系列的に画素ごとの色信号として画像処理
装置2に渡され、所定の画像処理、例えばγ補正処理、
色補正処理、シャープネス補正処理などの処理が施され
る。色変化処理装置6は、画像処理が施された色信号を
時系列的に受け取り、各時点における色信号に基づいて
空間的な画像を順次生成する。そして、色変化処理装置
6で生成した画像が、画像表示制御装置3の制御に従
い、画像表示装置4に表示される。これによって、カラ
ー原稿上の空間的な色の変化が、時間的な色の変化とし
て画像表示装置4に表示されることになる。
【0021】また、このようにして画像表示装置4に表
示される、時間的に変化する色の画像を、例えば1つの
画像に並べて、画像出力装置5から出力することができ
る。これによって、色の変化を空間的な画像として参照
することが可能になる。
【0022】上述のカラー画像処理システムの例では、
色変化処理装置6で時系列的に生成した空間的な画像を
そのまま画像表示装置4に表示させたが、これに限ら
ず、例えばそれぞれの画像を保存しておき、再利用可能
に構成してもよい。また、画像入力装置1を用いずに、
すでに保存されているファイルからカラー画像を読み出
し、画像処理装置2により処理し、さらに本発明の色変
化処理装置6により、順次時系列な色情報を生成するよ
うに構成することもできる。さらに、上述の例では、時
系列的に生成された色の変化を合成した画像を画像出力
装置5でプリント出力させることができるが、この機能
を有しない構成であってもよい。
【0023】図2は、本発明の色変化処理装置の第1の
実施の形態を示す構成図である。図中、11は色変化表
示処理部、12は色変化制御部、13は色変化情報格納
部、14は色変化出力処理部である。図2に示す色変化
処理装置は、図1に示したカラー画像処理システムにお
ける色変化処理装置6の構成でもある。ここでは図1に
示したカラー画像処理システムに組み込まれている場合
について例示している。
【0024】色変化表示処理部11は、空間的なカラー
静止画像の全部または一部を示す時系列的な色信号が入
力され、各時点における色信号に基づいて、各時点にお
ける空間的な画像を順次生成する。例えば図1におい
て、画像入力装置1で読み取ったカラー画像の全部また
は一部の画像について、画像処理装置2で画像処理を施
した後のカラー画像を時系列的な色信号として受け取
る。そして、受け取った時系列的な色信号に基づき、各
時点における空間的な画像を順次生成する。
【0025】色変化制御部12は、色変化表示処理部1
1を制御し、色変化表示処理部11において入力された
色信号に基づいた空間的な画像を時系列的に生成する際
に、例えば色変化の滑らかさや色変化速度などを制御す
る。また、色変化出力処理部14で合成した画像の出力
制御なども行うことができる。
【0026】色変化情報格納部13は、色変化表示処理
部11で時系列的に生成された空間的な画像を蓄積する
ことができる。また、要求に応じて、蓄積している時系
列的に生成された空間的な画像を検索し、出力すること
ができる。この色変化情報格納部13により、毎回、画
像入力装置1からカラー画像を読み取らなくても、蓄積
している時系列的な画像を利用することが可能になる。
なお、このような時系列的に生成された空間的な画像を
格納する機能を搭載しない場合には、この色変化情報格
納部13を設けなくてもよい。また、時系列的に生成さ
れた空間的な画像を、例えば外部の記憶手段に記憶する
ように構成してもよい。
【0027】色変化出力処理部14は、色変化表示処理
部11で時系列的に生成された1ないし複数の空間的な
画像を1つの空間的な画像に合成し、出力する。なお、
この機能を搭載しない場合には、色変化出力処理部14
を設けずに構成してもよい。
【0028】以下、各部についてさらに述べる。図3
は、色変化表示処理部11及び色変化制御部12の一例
を示す構成図である。図中、21は平均化処理部、22
は平滑化処理部、23は拡大処理部、31は平均化制御
部、32は平滑化制御部、33は表示速度制御部であ
る。この例では、色変化表示処理部11は、平均化処理
部21,平滑化処理部22,拡大処理部23を有してい
る。また色変化制御部12は、平均化制御部31,平滑
化制御部32,表示速度制御部33を有している。
【0029】平均化処理部21は、平均化制御部31の
制御に従い、時系列的に入力される空間的なカラー静止
画像の色信号から、時間的に前後に入力される隣接画素
間の色信号の平均化処理を行う。この平均化処理部21
によって、色の変化をぼかすことができる。このときの
ぼかしの度合いは、平均化制御部31から指示される。
例えば参照する画素数を変更することによって、ぼかし
の度合いを変更可能である。
【0030】平滑化処理部22は、平滑化制御部32の
制御に従い、平均化処理部21により処理された色信号
間の平滑化処理を行う。平滑化処理として、例えば画素
間の補間処理を行うことができる。この平滑化処理部2
2は、平滑化制御部32から指示される補間間隔で補間
することにより、時系列的な色信号の数を増減させる。
これにより、次の拡大処理部23で生成される空間的な
画像の数が増減し、時系列的な色の変化の滑らかさを変
更することができる。
【0031】拡大処理部23は、表示速度制御部33の
制御に従い、平滑化処理部22で処理した色信号をもと
に、画像を出力するサイズに拡大処理し、空間的な画像
を生成して出力する。このとき、表示速度制御部33か
ら指示される表示速度に従って画像の生成を行う。
【0032】色変化制御部12の平均化制御部31は、
平均化処理部21を制御し、特に色信号に対するぼかし
の度合いを制御する。平滑化制御部32は、平滑化処理
部22を制御し、特に時系列的な色の変化の滑らかさを
制御する。表示速度制御部33は、拡大処理部23を制
御し、特に空間的な画像を生成して出力する速度の制御
を行う。
【0033】なお、平均化や平滑化などの処理が必要な
ければ、色変化表示処理部11の平均化処理部21や平
滑化処理部22のいずれかあるいは両方を設けなくても
よい。またそれに伴い、色変化制御部12の平均化制御
部31や平滑化制御部32の対応する構成を設けなくて
もよい。もちろんこのほか、例えば急峻な色変化を行わ
せるための強調処理部を設けるなど、他の各種の処理部
とそれに伴う制御部を設けてもよい。
【0034】図4は、色変化情報格納部13の一例を示
す構成図である。図中、41は時系列情報格納部、42
は時系列情報検索部、43は時系列情報データベース部
である。時系列情報格納部41は、色変化表示処理部1
1で時系列的に生成した空間的な画像を一時的に格納す
ることができる。この例では、この時系列情報格納部4
1に一旦格納された画像が、例えば画像表示制御装置3
などに対して出力される。この時系列情報格納部41に
格納された画像は、時系列的な順序を保ったまま時系列
情報データベース部43に蓄積することができる。
【0035】時系列情報検索部42は、時系列情報デー
タベース部42に蓄積されている、時系列的に生成され
た空間的な画像を検索し、時系列情報データベース部4
2から取り出して時系列情報格納部41を介して出力す
る。
【0036】時系列情報データベース部43は、時系列
的に生成された空間的な画像を、時系列的な順序を保っ
たまま蓄積する。
【0037】このような構成によって、カラー原稿の画
像を画像入力装置1により入力しなくても、時系列情報
データベース部43に蓄積されている時系列的に生成さ
れた空間的な画像のうちから時系列情報検索部42によ
り検索して、例えば図1における画像表示装置4に表示
させることが可能である。もちろん、時系列情報データ
ベース部43及び時系列情報検索部42を設けない構成
も可能である。また、例えば時系列情報データベース部
43あるいは時系列情報データベース部43及び時系列
情報検索部42の機能を、外部のシステムを利用して構
築することも可能である。
【0038】図5は、色変化出力処理部14の一例を示
す構成図である。図中、51は識別処理部、52は縮拡
処理部、53は出力処理部である。識別処理部51は、
色変化表示処理部11が時系列的に生成する空間的な画
像や、色変化情報格納部13に蓄積されていた時系列的
に生成された空間的な画像を識別する。縮拡処理部52
は、各空間的な画像について、1つの空間的な画像にま
とめる際の大きさに拡大あるいは縮小する。出力処理部
53は、縮拡処理部52で拡大あるいは縮小処理した1
ないし複数の画像を、1つの空間的な画像に並べて合成
し、画像出力形式に変換して出力する。例えば図1にお
ける画像出力装置5に出力することで、画像出力装置5
から、時間的な色の変化が例えば平面的に並べられた画
像がプリント出力される。これによって、時間的な色の
変化を空間的な画像として視認することができる。
【0039】図6は、本発明の色変化処理装置の第1の
実施の形態における色変化処理の一例を示すフローチャ
ートである。まずS101において、画素ごとに時系列
的に色信号が入力されると、S102において、平均化
処理部21が平均化処理を行う。上述のように平均化処
理部21は、平均化制御部31からのぼかしの程度に応
じてぼかしの処理を行う。S103において、ぼかしの
程度が所望のものか否かを判定し、所望のぼかしが行わ
れていない場合には、S104において、さらにぼかし
たり、あるいはぼかしを少なくするように、平均化制御
部31は周辺画素サイズを変更し、S102へ戻って平
均化処理部21に平均化処理を再度行わせる。これによ
って、ぼかしの状態を調整することができる。
【0040】S103で所望のぼかしの状態が得られた
場合には、次にS105において、平滑化処理部22が
例えば補間処理などによって平滑化処理を行う。上述の
ように平滑化処理部22は、平滑化制御部32からのな
めらかさの程度に応じた補間間隔で平滑化処理を行う。
S106において、滑らかさの程度が所望のものか否か
を判定し、所望の滑らかさではない場合には、S107
において、さらに滑らかに、あるいは逆に滑らかさを除
くように、平滑化制御部32は補間間隔を変更し、S1
05へ戻って平滑化処理部22に平滑化処理を再度行わ
せる。これによって、滑らかさを調整することができ
る。
【0041】S106で所望の滑らかさで時系列的に色
が変化するようになったら、次にS108において、拡
大処理部23は表示速度制御部33の制御に従い、出力
画像サイズに応じた拡大処理を行って空間的な画像を生
成し、出力する。S109において、所望の出力画像サ
イズの画像が生成されているか否かを判定し、所望の出
力画像サイズでない場合には、S110において、出力
画像サイズを変更し、S108へ戻って、拡大処理部2
3において再度、拡大処理を行う。
【0042】上述の色変化処理の一例を、具体例を用い
て説明する。図7は、入力されるカラー静止画像の一例
の説明図である。図7に示した画像では、背景の空の部
分がグラデーションにより表現されている。図示の都合
上、グラデーション部分をハッチングの密度を段階的に
変化させて示しているが、実際の色変化はもっと細かく
てよい。入力されるカラー静止画像は、図7に示すよう
な自然物や、人工物などを撮影した画像や、コンピュー
タグラフィック画像など、あらゆる静止画像であってよ
く、感性に合う色変化を有する画像であればよい。
【0043】図8は、本発明の色変化処理装置の第1の
実施の形態における色変化処理の一例による具体的な画
像生成過程の第1の例の説明図である。図8(A)は、
一例として図7に示すカラー静止画像において、図7中
に矢線で示す位置に存在する画素列を示している。
【0044】このようなカラー画像の各画素の色信号
を、例えば左から右方向に所定の時間間隔で色変化処理
装置6に入力する。これによって、図8(B)に示すよ
うに、時間軸上に各画素の色信号が並ぶことになる。な
お、図8(A)と図8(B)とでは、軸が異なることに
留意されたい。
【0045】ここでは平均化処理部21及び平滑化処理
部22における平均化処理及び平滑化処理は行わないも
のとし、図8(B)に示す時系列的な色信号が拡大処理
部23に入力される。そして拡大処理部23において、
図8(C)に示すように、それぞれの時刻における色信
号を所定のサイズに拡大し、空間的な画像を生成する。
【0046】このようにして生成された空間的な画像
を、例えば図1における画像表示装置4に順次表示させ
ることによって、表示画面上で時間の経過とともに画面
全体あるいは一部の色が変化してゆく動画として参照さ
れることになる。このように、例えば図7に示したカラ
ー静止画像(の一部)を用いて、その色変化を時系列的
に色が変化する動画として出力することができる。その
ため、感性にあったカラー静止画像を用意するだけで、
所望の色変化を簡単に作成することができる。また、上
述のようにして得られた画像を、色変化情報格納部13
の時系列情報データベース43に蓄積させておくことも
できる。さらには、時系列的に生成された1ないし複数
の画像を並べて1つの画像を生成し、例えば図1におけ
る画像出力装置5からプリント出力させることもでき
る。
【0047】図9は、本発明の色変化処理装置の第1の
実施の形態における色変化処理の一例による具体的な画
像生成過程の第2の例の説明図である。図8ではカラー
静止画像中の画素と一対一に画像を生成したが、この例
では時間軸に対して平滑化処理を行う例を示している。
すなわち、カラー静止画像中の画素列における色変化よ
りもゆっくりした時系列的な色変化を行わせる例を示し
ている。
【0048】図9(A)は、図8(A)と同様に、図7
に示すカラー静止画像において、図7中に矢線で示す位
置に存在する画素列を示している。このようなカラー画
像の各画素の色信号を、例えば左から右方向に所定の時
間間隔で色変化処理装置6に入力する。入力される時系
列的な色信号は、図8(B)と同様である。
【0049】ここでは平均化処理部21による平均化処
理は行わないものとし、平滑化処理部22に入力され、
平滑化処理が施される。例えば線形補間によって中間の
色信号を生成することによって、図9(B)に示すよう
な時系列的な色信号が得られる。
【0050】平滑化処理部22における平滑化処理で生
成された図9(B)に示す時系列的な色信号が拡大処理
部23に入力される。そして拡大処理部23において、
図9(C)に示すように、それぞれの時刻における色信
号を所定のサイズに拡大し、空間的な画像を生成する。
【0051】このようにして生成された空間的な画像
を、例えば図1における画像表示装置4に順次表示させ
ることによって、表示画面上で時間の経過とともに画面
全体あるいは一部の色が変化してゆく動画として参照さ
れることになる。この場合、図8に示した例よりも色変
化はゆっくりとなる。
【0052】このように、例えば図7に示したカラー静
止画像(の一部)を用いて、その色変化を時系列的に色
が変化する動画として出力することができる。そのた
め、感性にあったカラー静止画像を用意するだけで、所
望の色変化を簡単に作成することができる。また、上述
のようにして得られた画像を、色変化情報格納部13の
時系列情報データベース43に蓄積させておくこともで
きる。さらには、時系列的に生成された1ないし複数の
画像を並べて1つの画像を生成し、例えば図1における
画像出力装置5からプリント出力させることもできる。
【0053】このようにして生成された、時系列的に色
が変化する空間的な画像は、例えば動画を加えたホーム
ページ(Webページ)を作成する際に利用することが
できる。例えば色変化処理装置6で生成した時系列的な
画像からGIFアニメーションファイル等に変換するこ
とによって、例えばWebページや電子ドキュメントの
背景部や特定部分の色を動的に変化させることができ
る。しかもその作成には、感性にあった色変化を有する
カラー静止画像を用意し、その全部または一部の領域の
画素における色信号を時系列的に入力させればよく、簡
単に所望の色変化を含むWebページや電子ドキュメン
トを作成することができる。例えばWebページなどで
使用する際には、拡大処理部23において50画素×5
0画素程度の画像を順次生成すればよい。
【0054】図10は、本発明の色変化処理装置の第2
の実施の形態を示す構成図である。図中、図2と同様の
部分には同じ符号を付して説明を省略する。15は色変
化調整部である。色変化調整部15は、色変化表示処理
部11で空間的な画像を時系列的に生成する際の色変化
範囲を調整する。例えば入力される時系列的な色信号か
ら、所定の色変化範囲外の色信号を除去したり、あるい
は、所定の色範囲内の色信号に強制的に変更することが
できる。あるいは、色の調整を行うことができる。この
色変化調整部15により、原稿の所望の色領域のみを選
択したり、強調等の調整ができるため、カラー原稿画像
において所望の色変化を有する領域の指定などを行う必
要がなく、所望の色領域のみの色変化表示が可能にな
る。
【0055】図11は、色変化調整部15の一例を示す
構成図である。図中、61は色信号変換部、62は色信
号調整部、63は色信号制御部、64は色信号逆変換部
である。色信号変換部61は、入力された空間的なカラ
ー静止画像の色信号の色空間を、次の色信号調整部62
における処理のため、色相、明度、彩度の色空間に変換
する。ここでは、色相、明度、彩度の色空間に変換され
た色信号の各成分を、色相信号、明度信号、彩度信号と
呼ぶ。なお、入力される空間的なカラー静止画像の色信
号の色空間が、色相、明度、彩度の色空間であれば、こ
の色信号変換部61は不要である。また、次の色信号調
整部62が他の色空間において処理を行う場合には、そ
の色空間に変換すればよい。さらにこの例における色信
号変換部61は、所定の色から所定色範囲内の色信号に
ついてのみ、色空間変換を行う機能も有している。
【0056】色信号調整部62は、色信号変換部61で
変換した色相、明度、彩度の色空間の色信号から、特定
の色相範囲または明度範囲または彩度範囲を制限して、
色信号の調整を行う。例えば、色相、明度、彩度の色空
間の色信号から、所定の色相範囲または所定の明度範囲
または所定の彩度範囲外の色信号を除去したり、あるい
は、その範囲内の色信号に強制的に変更する。また、例
えば色相を調整したり、明度や彩度を強調あるいは抑え
るように調整することができる。
【0057】色信号制御部63は、色信号調整部62に
おいて行う色信号の調整範囲などを制御する。また、こ
の例では色信号変換部61も制御し、色信号変換部61
で色空間変換処理を行う所定の色及び色範囲についての
制御を行う。
【0058】色信号逆変換部64は、色信号調整部62
で調整された色信号を、入力されたカラー静止画像の色
空間の色信号に逆変換する。この逆変換は、色変化表示
処理部11の処理のために行うものであり、色変化表示
処理部11が入力されたカラー静止画像の色信号の色空
間と異なる色空間において処理を行う場合には、その色
空間への色空間変換処理を行えばよい。また、色信号調
整部62と色変化表示処理部11が同じ色空間の色信号
を処理するものであれば、この色信号逆変換部64は不
要である。
【0059】具体例として、入力されたカラー静止画像
の色信号がRGB色空間、色信号調整部62において処
理に用いる色空間が色相H、明度V、彩度CからなるH
VC色空間であるとする。このとき、色信号変換部61
においてRGB色空間からHVC色空間への色空間変換
処理を行い、色信号調整部61はHVC色空間において
色信号の調整を行う。そして色信号逆変換部64におい
て、HVC色空間の色信号を、RGB色空間の色信号に
逆変換し、色変化表示処理部11に対して出力すること
になる。以降、上述の第1の実施の形態と同様にして、
時系列的に色が変化する空間的な画像が生成されること
になる。
【0060】図12は、色信号変換部61の一例を示す
構成図である。図中、71は均等色空間変換部、72は
色差算出部、73は極座標変換部である。ここでは一例
として、RGB色空間からHVC色空間への変換を行う
ものとする。
【0061】均等色空間変換部71は、入力されたカラ
ー静止画像のRGB色信号を、CIEL* * * など
の均等色空間信号に変換する。この色空間の変換は、例
えば所定の行列を用いたマトリクス変換や、3次元のダ
イレクトルックアップテーブル(DLUT)及び補間処
理を用いた変換により行うことができる。均等色空間へ
の変換は、色差算出部72における処理のためである。
もちろん、CIEL** * 色空間のほか、CIEL
* * * など、他の均等色空間であってもよい。
【0062】色差算出部72は、色信号制御部63から
の制御に従い、指定された色と均等色空間変換部71か
ら渡される均等色空間信号との色差を算出する。均等色
空間では、色差は、例えば2色間のユークリッド距離な
どによって簡単に算出することができる。そして、色差
が所定の色差範囲内であるか否かを示す信号を極座標変
換部73に送る。
【0063】極座標変換部73は、色差算出部72にお
いて所定の色差範囲内の色であると判定された場合の
み、均等色空間信号から、HVC色空間への変換を行
う。例えばCIEL* * * 均等色空間からHVC色
空間への変換は、 H=arctan(b* /a* ) V=L* C=(a2 +b2 1/2 で行うことができる。ここではメトリックなHVC色空
間への変換を行ったが、例えばマンセルHVC色空間へ
の変換を行ってもよい。
【0064】これによって、指定された色から所定の色
差範囲内の色信号のみが、HVC色空間の色信号に変換
され、次の色信号調整部62に入力される。カラー静止
画像中には様々な要素が配置されている場合があるが、
その中から特定の色部分、例えば空の青い部分のみや、
森の緑の部分のみ等を、ある程度大きく抽出することが
できる。もちろんこのような色範囲の抽出処理は、次の
色信号調整部62でも行うので、色信号変換部61にお
ける色信号の選択を行わなくてもよい。その場合、均等
色空間を介さずに直接RGB色空間からHVC色空間へ
変換することができる。
【0065】図13は、色信号調整部62の一例を示す
構成図である。図中、81は色信号選択部、82は色信
号強度調整部である。色信号選択部81は、色信号変換
部61で色空間変換された後の色相信号、明度信号、彩
度信号から、特定の必要な色相範囲または明度範囲また
は彩度範囲の色信号を選択する。図14は、色信号選択
部における色信号の選択範囲の一例の説明図である。図
14において、太線で示した範囲が選択範囲となる。図
14(A)は色相範囲を、図14(B)は明度範囲を、
図14(C)は彩度範囲を、それぞれ示している。与え
られたHVC色空間の色信号が、色相範囲、明度範囲、
彩度範囲のすべてに含まれていれば、その色信号を選択
して次の色信号強度調整部82に送る。あるいはいずれ
か1つ以上の範囲に含まれていれば、その色信号を選択
するようにしてもよい。各選択範囲は、色信号制御部6
3から与えられる。また、色信号が選択範囲に含まれる
か否かの判定を行うため、例えば図14に示すようなグ
ラフを2次元のLUT(ルックアップテーブル)として
設定しておき、テーブルの参照によって判定を行うこと
ができる。
【0066】色信号強度調整部82は、色相信号、明度
信号、彩度信号を所望の強度に調整する。図15は、色
信号強度調整部における色信号の強度調整の一例の説明
図である。例えば図15(A)に示すように、入力され
た色相信号に対して、出力される色相信号の色相変化量
を大きくしたり(グラフの傾きを大きくする)、小さく
したり(グラフの傾きを小さくする)することができ
る。同様に、図15(B)において、入力された明度信
号に対して、出力される明度信号の明度変化量を大きく
したり(グラフの傾きを大きくする)、小さくしたり
(グラフの傾きを小さくする)することができる。さら
に、図15(C)において、入力された彩度信号に対し
て、出力される彩度信号の彩度変化量を大きくしたり
(グラフの傾きを大きくする)、小さくしたり(グラフ
の傾きを小さくする)することができる。
【0067】図16は、色信号強度調整部における色信
号の調整の別の例の説明図である。例えば図16(A)
に示すように、グラフを上または下に平行移動させるこ
とによって、入力された色相信号に対して出力される色
相信号の色相を一律にずらすことができる。同様に、図
16(B)に示すように、グラフを上または下に平行移
動させることによって、入力された明度信号に対して、
出力される明度信号の明度を一律に明るくあるいは暗く
することができる。さらに、図16(C)に示すよう
に、グラフを上または下に平行移動させることによっ
て、入力された彩度信号に対して、出力される彩度信号
の彩度を一律に鮮やかにあるいはくすんだ色にすること
ができる。
【0068】色信号強度調整部82では、図15や図1
6に示すような調整を、色相、明度、彩度ごとに行うこ
とができる。もちろん、図15に示す強度の調整と図1
6に示す一律的な調整を適宜組み合わせてもよい。ある
いは、線形の調整でなくてもよく、非線形の調整を行っ
てもよい。
【0069】このような色信号強度調整部82の機能に
より、時系列的な色の変化を、例えば色の変化を大き
く、あるいは小さくすることができる。また、全体とし
て例えば鮮やかな色による色変化を起こさせたり、全体
として色をずらして色変化を起こさせるなど、元になる
カラー静止画像における空間的な色変化に対して、所望
の色変化となるように各種の調整を行うことができる。
【0070】なお、上述のように色信号変換部61が、
指定された色から所定の色差領域のみの色信号を抽出す
る機能を有している場合には、色信号選択部81を設け
ずに構成してもよい。もちろん、併用することも可能で
ある。また、強度の調整が不要であれば、色信号強度調
整部82を設けずに構成してもよい。あるいは、色信号
強度調整部82において、上述した調整の他、各種の調
整処理を行わせてもよい。
【0071】図17は、本発明の色変化処理装置の第2
の実施の形態における色変化処理の第1の動作例を示す
フローチャートである。この動作例では、色信号変換部
61では色信号の選択処理を行わず、色信号調整部62
における色信号選択部81で色信号の選択処理を行う場
合の動作例を示している。
【0072】S121においてカラー静止画像の色信号
であるRGB色空間の色信号が入力されると、まずS1
22において、均等色空間変換部71は、RGB色空間
から例えばCIEL* * * などの均等色空間への色
空間変換処理を行う。色空間変換された均等色空間信号
は、S123において、極座標変換部73でHVC色空
間の色信号に変換される。この例では、色信号変換部6
1の色差算出部72は、色差の計算を行わないか、ある
いは色差の計算を行っても、すべての色信号を選択する
ように色信号制御部63により制御される。
【0073】S124において、色信号調整部62の色
信号選択部81は、入力されたHVC色空間の色相信号
が所定の範囲内か否かを判定する。色相信号が所定の範
囲外である場合には、S125でその色信号を読み飛ば
し、S121へ戻って次の色信号についての処理に移
る。色相が所定の範囲内である場合、S126において
さらに明度信号が所定の範囲内であるか否かを判定す
る。明度信号が所定の範囲外である場合には、S127
でその色信号を読み飛ばし、S121へ戻って次の色信
号についての処理に移る。色相及び明度が所定の範囲内
である場合、S128においてさらに彩度信号が所定の
範囲内であるか否かを判定する。彩度信号が所定の範囲
外である場合には、S129でその色信号を読み飛ば
し、S121へ戻って次の色信号についての処理に移
る。この例では、色相、明度、彩度ともそれぞれ設定さ
れている範囲内である場合のみ、その色信号を用いるこ
ととする。
【0074】色相、明度、彩度ともそれぞれ設定されて
いる範囲内である色信号に対して、S130において、
色信号強度調整部82で色相、明度、彩度の調整処理を
行う。このようにして色調整が施された色信号は、色信
号逆変換部64に渡され、S131において、HVC色
空間から例えばRGB色空間への色空間変換処理が行わ
れる。
【0075】このようにして色変化調整部15における
調整処理が終了する。色変化調整部15から出力された
色信号は色変化表示処理部11に入力され、例えば上述
の図6に示した色変化処理がS132において行われ
る。これによって上述のように、例えば図1に示す画像
表示装置4に時系列的に色が変化する動画表示が行われ
る。このとき、色変化調整部15で色の選択や調整処理
を行っているので、例えば元になるカラー静止画像中に
色合いの異なる不所望な部分が存在しても、そのような
部分を自動的に避けて、所望の部分の空間的な色変化に
よって時系列的な色変化を実現することができる。ま
た、カラー静止画像中の空間的な色変化が所望の色変化
と多少異なる場合でも、色調整によって所望の時系列的
な色変化を実現することができる。
【0076】図18は、本発明の色変化処理装置の第2
の実施の形態における色変化処理の第2の動作例を示す
フローチャートである。この動作例では、色信号調整部
62の色信号選択部81での色信号の選択処理を行わ
ず、色信号変換部61で色信号の選択処理を行う場合の
動作例を示している。
【0077】S141においてカラー静止画像の色信号
であるRGB色空間の色信号が入力されると、まずS1
42において、均等色空間変換部71は、RGB色空間
から例えばCIEL* * * などの均等色空間への色
空間変換処理を行う。色空間変換された均等色空間信号
は、色差算出部72及び極座標変換部73に入力され
る。
【0078】S143において、色差算出部72は、色
信号制御部63から指定された色と、均等色空間変換部
71から送られてきた均等色空間信号との色差ΔEを算
出する。S144において、算出した色差ΔEが、同じ
く色信号制御部63から指定された色差範囲内であるか
否かを判定する。色差ΔEが指定された色差範囲内では
ない場合には、S145において、入力された色信号は
そのまま読み飛ばされ、S141へ戻って次の色信号に
ついての処理に移る。
【0079】色差ΔEが指定された色差範囲内である場
合には、S146において、極座標変換部73は均等色
空間信号をHVC色空間の色信号に変換する。HVC色
空間の色信号は色信号調整部62に入力される。ここで
は色信号選択部81における色信号の選択処理を行わな
いか、あるいはすべての色信号を選択し、そのまま色信
号強度調整部82に入力される。
【0080】S147において、色信号強度調整部82
は入力されたHVC色空間の色信号に対して、色相、明
度、彩度の調整処理を行う。色調整が施された色信号
は、色信号逆変換部64に渡され、S148において、
HVC色空間から例えばRGB色空間への色空間変換処
理が行われる。
【0081】このようにして色変化調整部15における
調整処理が終了する。色変化調整部15から出力された
色信号は色変化表示処理部11に入力され、例えば上述
の図6に示した色変化処理がS149において行われ
る。これによって上述のように、例えば図1に示す画像
表示装置4に時系列的に色が変化する動画やアニメーシ
ョン表示が行われる。このとき、色信号変換部61で色
の選択処理を行っているので、例えば元になるカラー静
止画像中に色合いの異なる不所望な部分が存在しても、
そのような部分を自動的に避けて、所望の部分の空間的
な色変化によって時系列的な色変化を実現することがで
きる。また、色変化調整部15で色の調整処理を行って
いるので、カラー静止画像中の色変化が所望の色変化と
多少異なる場合でも、色調整によって所望の色変化を実
現することができる。
【0082】上述の色変化処理の一例を、具体例を用い
て説明する。図19は、入力されるカラー静止画像の一
例の説明図である。図19に示した画像は、図7に示し
た画像と同じものである。ここでは図19中に矢線で示
したライン上の画素列を入力する場合について説明す
る。この矢線で示したライン上には、「空」を表す色
と、「雲」を表す色が並ぶことになる。ここでは空を表
す色を用いて、時系列的な色変化を実現するものとす
る。
【0083】図20は、本発明の色変化処理装置の第2
の実施の形態における色変化処理の一例による具体的な
画像生成過程の一例の説明図である。図20(A)は、
一例として図19中の矢線で示す位置に存在する画素列
を示している。図20(A)に示すように、途中から大
きく色の異なる部分(図19中の「雲」の部分)が存在
している。
【0084】このようなカラー画像の各画素の色信号
を、例えば左から右方向に所定の時間間隔で色変化処理
装置6に入力する。色変化処理装置6内の色変化調整部
15は、色信号変換部61あるいは色信号調整部62内
の色信号選択部81において、例えば「空」の部分の色
領域のみを抽出し、その他の色信号を読み飛ばす。例え
ば色信号変換部61で色信号の選択を行うのであれば、
図19に示すようなカラー静止画像中の「空」の部分の
ある色を設定するとともに、色変化の許容範囲を示す色
差範囲を設定しておけばよい。また、色信号選択部81
で色信号の選択を行うのであれば、「空」の部分の色範
囲を、図14に示すように色相、明度、彩度の範囲とし
て設定しておけばよい。このような色信号の選択処理に
よって、図20(B)に示すように、「雲」の部分が読
み飛ばされ、「空」の部分の色信号のみで構成される時
系列的な色信号が生成される。
【0085】この「空」の部分の色信号のみで構成され
る時系列的な色信号が色変化表示処理部11に入力され
る。色変化表示処理部11では、第1の実施の形態で詳
述したように、例えば平均化処理や平滑化処理などを行
った後、拡大処理により各時点における空間的な画像を
順次形成する。これによって図20(C)に示すように
時系列的に色が変化する複数の画像が形成される。例え
ば図1における画像表示装置4に順次表示させることに
よって、表示画面上で時間の経過とともに画面全体ある
いは一部の色が変化してゆく動画として参照されること
になる。
【0086】このとき、例えば図19における「雲」の
部分のように、大きく色が異なる部分を除いて時系列的
に色が変化するように画像が形成される。このようにし
て、領域指定などを行わなくても、カラー静止画像から
所望の色変化部分のみを用いて、感性にあった時系列的
な色変化を行うことができる。なお、大きく色が異なる
部分を除くことによって、類似色内でも色の変化が大き
くなることがある。これを防止するため、例えば色信号
を読み飛ばした部分について、例えば読み飛ばした数に
応じた数の色信号を平滑化処理などによって生成しても
よい。
【0087】この実施の形態においても、上述のように
して時系列的に生成された空間的な画像を、色変化情報
格納部13の時系列情報データベース43に蓄積させて
おくこともできる。また、時系列的に生成された1ない
し複数の画像を並べて1つの画像を生成し、例えば図1
における画像出力装置5からプリント出力させることも
できる。さらに、このようにして生成された、時系列的
に色が変化する空間的な画像を、例えばホームページ
(Webページ)などの電子ドキュメントに利用するこ
ともできる。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カラー静止画像における空間的な色変化を色
信号として時系列的に与えることによって、時系列的に
色が変化する画像を生成することができる。このよう
に、非常に簡単な操作によって、ユーザが所望する新し
い時系列的な色変化表現を作成することが可能となると
いう効果がある。
【0089】また、時系列的に生成した色が変化する画
像を例えばGIFアニメーションファイル等に変換して
おくことにより、ホームページ(Webページ)などの
電子ドキュメントの背景部や一部分等に、新しい時系列
的な色変化表現を行うことができ、感性に合った電子ド
キュメントの作成や提示を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラー画像処理システムの実施の一
形態を示す構成図である。
【図2】 本発明の色変化処理装置の第1の実施の形態
を示す構成図である。
【図3】 色変化表示処理部11及び色変化制御部12
の一例を示す構成図である。
【図4】 色変化情報格納部13の一例を示す構成図で
ある。
【図5】 色変化出力処理部14の一例を示す構成図で
ある。
【図6】 本発明の色変化処理装置の第1の実施の形態
における色変化処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】 入力されるカラー静止画像の一例の説明図で
ある。
【図8】 本発明の色変化処理装置の第1の実施の形態
における色変化処理の一例による具体的な画像生成過程
の第1の例の説明図である。
【図9】 本発明の色変化処理装置の第1の実施の形態
における色変化処理の一例による具体的な画像生成過程
の第2の例の説明図である。
【図10】 本発明の色変化処理装置の第2の実施の形
態を示す構成図である。
【図11】 色変化調整部15の一例を示す構成図であ
る。
【図12】 色信号変換部61の一例を示す構成図であ
る。
【図13】 色信号調整部62の一例を示す構成図であ
る。
【図14】 色信号選択部における色信号の選択範囲の
一例の説明図である。
【図15】 色信号強度調整部における色信号の強度調
整の一例の説明図である。
【図16】 色信号強度調整部における色信号の調整の
別の例の説明図である。
【図17】 本発明の色変化処理装置の第2の実施の形
態における色変化処理の第1の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図18】 本発明の色変化処理装置の第2の実施の形
態における色変化処理の第2の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図19】 入力されるカラー静止画像の一例の説明図
である。
【図20】 本発明の色変化処理装置の第2の実施の形
態における色変化処理の一例による具体的な画像生成過
程の一例の説明図である。
【図21】 従来のカラー画像処理システムの一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…画像入力装置、2…画像処理装置、3…画像表示制
御装置、4…画像表示装置、5…画像出力装置、6…色
変化処理装置、11…色変化表示処理部、12…色変化
制御部、13…色変化情報格納部、14…色変化出力処
理部、15…色変化調整部、21…平均化処理部、22
…平滑化処理部、23…拡大処理部、31…平均化制御
部、32…平滑化制御部、33…表示速度制御部、41
…時系列情報格納部、42…時系列情報検索部、43…
時系列情報データベース部、51…識別処理部、52…
縮拡処理部、53…出力処理部、61…色信号変換部、
62…色信号調整部、63…色信号制御部、64…色信
号逆変換部、71…均等色空間変換部、72…色差算出
部、73…極座標変換部、81…色信号選択部、82…
色信号強度調整部。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列的に色が変化する空間的な画像を
    生成する色変化処理装置において、空間的なカラー静止
    画像の全部または一部を示す時系列的な色信号が入力さ
    れ各時点における前記色信号に基づいて該時点における
    空間的な画像を順次生成する色変化表示処理手段と、該
    色変化表示処理手段によって時系列的に生成される空間
    的な画像の生成を制御する色変化制御手段を有すること
    を特徴とする色変化処理装置。
  2. 【請求項2】 前記色変化表示処理手段は、各時点にお
    ける前記色信号を拡大する拡大処理手段を有しており、
    該拡大処理手段によって各時点における空間的な画像を
    順次生成することを特徴とする請求項1に記載の色変化
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記色変化表示処理手段は、さらに、前
    記時系列的な色信号を時間軸に沿って平滑化する平滑化
    処理手段を有し、該平滑化処理手段の処理結果を前記拡
    大処理手段に渡すことを特徴とする請求項2に記載の色
    変化処理装置。
  4. 【請求項4】 前記色変化表示処理手段は、さらに、前
    記時系列的な色信号を前後の色とともに平均化する平均
    化処理手段を有し、該平均化処理手段の処理結果を前記
    平滑化処理手段に渡すことを特徴とする請求項3に記載
    の色変化処理装置。
  5. 【請求項5】 前記色変化制御手段は、前記色変化表示
    処理手段において空間的な画像を時系列的に生成する際
    に、少なくとも時間軸における色変化速度および色変化
    の連続性を制御することを特徴とする請求項1ないし請
    求項4に記載の色変化処理装置。
  6. 【請求項6】 さらに、時系列的に生成された空間的な
    画像を蓄積する時系列情報データベースと、前記色変化
    表示処理手段によって時系列的に生成された空間的な画
    像を前記時系列情報データベースに格納する色変化情報
    格納手段と、前記時系列情報データベースから前記時系
    列的に生成された空間的な画像を検索する時系列情報検
    索手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項
    5に記載の色変化処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記色変化表示処理手段で空間
    的な画像を時系列的に生成する際の色変化範囲を調整す
    る色変化調整手段を有していることを特徴とする請求項
    1ないし請求項6に記載の色変化処理装置。
  8. 【請求項8】 前記色変化調整手段は、入力された前記
    空間的なカラー静止画像の色信号を色相、明度、彩度の
    色空間の色信号に変換する色信号変換手段と、前記色
    相、明度、彩度の色空間の色信号から特定の色相範囲ま
    たは明度範囲または彩度範囲を制限して調整する色信号
    調整手段と、該色信号調整手段で調整された色信号を入
    力された色空間の色信号に逆変換する色信号逆変換手段
    と、少なくとも前記色信号調整手段の制御を行う色信号
    制御手段を有していることを特徴とする請求項7に記載
    の色変化処理装置。
  9. 【請求項9】 前記色信号調整手段は、前記色相、明
    度、彩度の色空間の色信号から特定の色相範囲内または
    明度範囲内または彩度範囲内の色信号を選択する色信号
    選択手段を具備したことを特徴とする請求項8に記載の
    色変化処理装置。
  10. 【請求項10】 前記色信号調整手段は、前記色相、明
    度、彩度の色空間の色信号に対して色相、明度、彩度を
    所望の強度に調整する色信号強度調整手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項8または請求項9に記載の色変化
    処理装置。
  11. 【請求項11】 前記色信号変換手段は、入力された前
    記空間的なカラー静止画像の色信号の色空間を均等色空
    間の信号に変換する均等色空間変換手段と、指定した色
    との色差を算出する色差算出手段と、さらに色相、明
    度、彩度の色空間の信号に変換する極座標変換手段を具
    備したことを特徴とする請求項8ないし請求項10のい
    ずれか1項に記載の色変化処理装置。
  12. 【請求項12】 さらに、前記色変化表示処理手段によ
    って時系列的に生成された1ないし複数の空間的な画像
    を1つの空間的な画像に合成して出力する色変化出力処
    理手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項
    11のいずれか1項に記載の色変化処理装置。
  13. 【請求項13】 前記色変化出力処理手段は、前記色変
    化表示処理手段で時系列的に生成された空間的な画像を
    識別する識別処理手段と、該識別処理手段で識別した時
    系列的に生成された空間的な画像に対して縮小または拡
    大処理を行う縮拡処理手段と、該縮拡処理手段で処理さ
    れた1ないし複数の空間的な画像を1つの画像にまとめ
    て出力する出力処理手段を有することを特徴とする請求
    項12に記載の色変化処理装置。
  14. 【請求項14】 カラー画像を読み取る画像入力装置
    と、該カラー画像に対して所定の処理を施す画像処理装
    置と、請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載
    の色変化処理装置と、カラー表示を行う画像表示装置
    と、該画像表示装置を制御し前記色変化処理装置から時
    系列的に出力される空間的な画像を前記画像表示装置に
    表示させるように制御する画像表示制御装置を有するこ
    とを特徴とするカラー画像処理システム。
  15. 【請求項15】 カラー画像を読み取る画像入力装置
    と、該カラー画像に対して所定の処理を施す画像処理装
    置と、請求項12または請求項13に記載の色変化処理
    装置と、カラー表示を行う画像表示装置と、該画像表示
    装置を制御し前記色変化処理装置から時系列的に出力さ
    れる空間的な画像を前記画像表示装置に表示させるよう
    に制御する画像表示制御装置と、カラー画像をプリント
    する画像出力装置を有し、前記色変化処理装置の色変化
    出力処理手段から出力される合成された画像を前記画像
    出力装置からプリント出力することを特徴とするカラー
    画像処理システム。
  16. 【請求項16】 時系列的に色が変化する空間的な画像
    を生成する色変化処理方法において、空間的なカラー静
    止画像の全部または一部から時系列的な色信号が入力さ
    れ、各時点における前記色信号に基づいて、該時点にお
    ける空間的な画像を順次生成し、入力された色信号に応
    じて時系列的に色が変化する複数の空間的な画像を出力
    することを特徴とする色変化処理方法。
  17. 【請求項17】 前記空間的な画像から時系列的に色が
    変化する空間的な画像を生成するに先立って、時間的な
    色変化の範囲を調整することを特徴とする請求項16に
    記載の色変化処理方法。
JP29437399A 1999-10-15 1999-10-15 色変化処理装置および色変化処理方法、カラー画像処理システム Pending JP2001118053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29437399A JP2001118053A (ja) 1999-10-15 1999-10-15 色変化処理装置および色変化処理方法、カラー画像処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29437399A JP2001118053A (ja) 1999-10-15 1999-10-15 色変化処理装置および色変化処理方法、カラー画像処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001118053A true JP2001118053A (ja) 2001-04-27

Family

ID=17806888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29437399A Pending JP2001118053A (ja) 1999-10-15 1999-10-15 色変化処理装置および色変化処理方法、カラー画像処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001118053A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6266103B1 (en) Methods and apparatus for generating custom gamma curves for color correction equipment
JP4375781B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法並びにプログラムおよび記録媒体
US6873344B2 (en) Media production system using flowgraph representation of operations
JP4421761B2 (ja) 画像処理方法および装置並びに記録媒体
JP2006121695A (ja) 入力画像の色補正をするための方法及び装置
US20020018224A1 (en) Method, apparatus and recording medium for image processing
JP2007202218A (ja) 原デジタル画像を強調する方法および装置
WO2018008297A1 (ja) 表示制御装置、表示制御方法
JP3729252B2 (ja) 画像処理システム、プログラムおよび情報記憶媒体
JP4758999B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理方法、画像処理装置
JP2001292311A (ja) 画像リサイズ装置及びその方法
JP4174083B2 (ja) 画像処理方法及びその装置
JP2005064789A (ja) カラー画像のモノトーン化処理
JPH06333006A (ja) 画像処理装置
EP1147471A1 (en) Digital image improvement through genetic image evolution
JP2001118053A (ja) 色変化処理装置および色変化処理方法、カラー画像処理システム
JP2008271096A (ja) 画像データのグレーバランス補正方法、画像データのグレーバランス補正装置および記憶媒体
JPH11134491A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2007158446A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JPH1040355A (ja) 画像の色かぶり補正方法および装置
JP3550177B2 (ja) 画像処理装置
JP2004234251A (ja) 画像形成装置
JP2001202073A (ja) 時系列的色変更処理装置および時系列的色変更処理方法、並びに色生成装置
JPH1097638A (ja) 画像処理装置
JP2899168B2 (ja) 画像データ操作方法および画像データ操作装置