JP2001117702A - 暗証番号入力装置 - Google Patents

暗証番号入力装置

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JP2001117702A
JP2001117702A JP29836399A JP29836399A JP2001117702A JP 2001117702 A JP2001117702 A JP 2001117702A JP 29836399 A JP29836399 A JP 29836399A JP 29836399 A JP29836399 A JP 29836399A JP 2001117702 A JP2001117702 A JP 2001117702A
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JP
Japan
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input
personal identification
key
input device
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Application number
JP29836399A
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English (en)
Inventor
Akinobu Murakoshi
昭延 村越
Tadashi Nakayama
正 中山
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗証番号入力操作時に外部に暗証番号が判っ
てしまうことを防止できる暗証番号入力装置を得る。 【解決手段】 装置本体2の裏面に配置された複数のキ
ー8aの番号情報と位置とを装置本体2の表面側から視
認可能とし、キー8aを装置本体2の裏面から操作する
指を装置本体2の表面側から視認可能とした。これによ
って、操作者は、指先だけを装置本体2の裏側に位置さ
せて暗証番号を入力することが可能になるので、どのキ
ー8aを操作したかが外部に判ってしまうことがなくな
り、暗証番号入力操作時に外部に暗証番号が判ってしま
うことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗証番号入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ等の保護を目的として、暗
証番号等の個人を識別する識別子を入力することによっ
て初めて各種の処理の実行を可能にするようにした装置
が多く知られている。
【0003】暗証番号の入力を必要とする処理として
は、例えば、デビットカード等のキャッシュカードや、
現金の代りに電子マネーデータ等を記憶した電子マネー
カード等の携帯型記憶媒体によって決済する手法が広く
知られている。携帯型記憶媒体によって決済する場合に
は、売上登録処理において締め操作を行う際に、携帯型
記憶媒体の所有者によって暗証番号が入力されることに
より実行される。暗証番号の入力は、暗証番号入力装置
本体の表面にキーボード等の入力部を備える暗証番号入
力装置により行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、キーボード
が暗証番号入力装置本体の表面に設けられていることに
より、暗証番号入力操作時に、指の動きにより暗証番号
が外部から判ってしまうことが懸念される。また、実際
に暗証番号が外部に判ってしまうことがなくても、操作
者自身が見られているかもしれないという不安を感じる
こともある。
【0005】本発明は、暗証番号入力操作時に外部に暗
証番号が判ってしまうことを防止できる暗証番号入力装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の暗
証番号入力装置は、装置本体の裏面に配置された複数の
キーを有し、このキーを操作して暗証番号を入力可能な
入力部と、前記キーの番号情報と位置とを前記装置本体
の表面側から視認可能な表示部とを有し、前記入力部と
前記表示部とはさらに、前記キーを前記装置本体の裏面
から操作する指を前記装置本体の表面側から視認可能な
透明度を有する。
【0007】したがって、入力部によって暗証番号が入
力される場合には、表示部によってキーの番号情報と位
置とが装置本体の表面側から視認され、装置本体の裏面
からキーを操作する指が装置本体の表面側から視認され
る。これによって、操作者に対して、指先だけを装置本
体の裏側に位置させて暗証番号を入力させることが可能
になる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の暗
証番号入力装置において、前記表示部での前記指による
前記キー操作の視認可能範囲を限定する視認可能範囲限
定手段を有する。
【0009】したがって、視認可能範囲限定手段によっ
て、表示部での指によるキー操作の視認可能範囲が限定
される。これによって、限定された視認可能範囲外にい
る人が入力されたキーの位置を見ることができないよう
にすることが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を示す暗証
番号入力装置について図1ないし図5に基づいて説明す
る。本実施の形態の暗証番号入力装置は、例えばデビッ
トカード等のキャッシュカードや電子マネーを記憶した
電子マネーカード等の携帯型記憶媒体の情報を読み取る
カードリーダライタ部を備えるPOS端末に接続して使
用される。
【0011】図1は暗証番号入力装置を示す斜視図、図
2はその縦断側面図、図3はその一部を示す正面図であ
る。暗証番号入力装置1の薄型偏平状の装置本体として
のケーシング2の裏側には、暗証番号の入力を受け付け
る入力部としての抵抗膜式のタッチパネル3が設けら
れ、ケーシング2の表側には、操作者に対してタッチパ
ネル3の各キーの番号情報と位置とを案内する表示部と
しての表示板4が設けられている。タッチパネル3およ
び表示板4は、ケーシング2の一部に形成されてケーシ
ング2の表面から裏面に貫通する切欠部5の中間に積層
状態で設けられている。積層状態でのタッチパネル3と
表示板4との厚さは、ケーシング2の厚さよりも薄いた
め、表示板4とタッチパネル3とはケーシング2の表面
および裏面より凹んだ位置にある。このため、ケーシン
グ2との段差部分であるタッチパネル3と表示板4との
周囲には、ケーシング2により壁2a、2bが形成され
ている。本実施の形態では、壁2aが視認可能範囲限定
手段とされている。
【0012】また、ケーシング2の表側には、タッチパ
ネル3によって入力された暗証番号等の所定事項を表示
するLCD(Liquid Crystal Display)6が設けられて
いる。さらに、ケーシング2の表側には、暗証番号等の
LCD6に表示される内容を周囲から覗かれないように
保護するためのカバー7が取り付けられている。
【0013】タッチパネル3には、「0」から「9」ま
での置数キー8aを備える置数キー部8と、各種処理を
指定するファンクションキー9、処理を中断するキャン
セルキー10、処理の実行を宣言するエンターキー11
および入力した情報をクリアするクリアキー12等の各
キーが設けられている。
【0014】表示板4は、アクリル、ポリエチレン、ポ
リスチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフ
タレート等の透光性を有する材料により板状に形成され
ている。表示板4の透光性は、タッチパネル3が積層さ
れた場合にも、装置本体の裏側からキー操作によって暗
証番号を入力しようとする操作者の指先がタッチパネル
3に接触していなく、所定距離離反している状態で、操
作者の指先の位置を操作者自身が視認することができる
程度の透光性であればよく、透光性を有する着色剤で着
色した材料によって形成したものや、スモークがかかっ
たものや、上面あるいは下面がマット状態とされること
により曇っているものであってもよい。この表示板4に
は、タッチパネル3に設けられた各キーの番号情報と位
置とを示すマーキング13が、タッチパネル3の各キー
の位置に対応する位置に設けられている。マーキング1
3は、暗証番号入力装置1を表側から見た際に、操作者
に対してタッチパネル3の各キーの位置を案内できるも
のであればよく、表示板4の上側、下側のいずれに付さ
れていてもよい。また、マーキング13は、各キーの位
置を示すようなものであればよく、表示板4の所定の位
置を所定の形状に削ることによってマーキングを形成し
てもよい。
【0015】図4は、暗証番号入力装置1に内蔵された
各部の電気的接続を示すブロック図である。暗証番号入
力装置1は、各種のデータ処理を実行することで各部を
集中的に駆動制御するCPU14を備え、このCPU1
4には制御プログラム等の固定的データを予め格納する
ROM15と、可変的なデータを書換自在に格納するR
AM16とがバスラインを介して接続されている。これ
らのCPU14、ROM15およびRAM16によって
マイコン17が構成されている。
【0016】マイコン17には、パネルコントローラ1
8を介してタッチパネル3がバスラインにより接続され
ている。タッチパネル3は、パネルコントローラ18の
動作によって、操作者によりタッチされたタッチパネル
3上の縦方向および横方向の座標の位置を認識して座標
データを取得し、この取得された座標データに応じた信
号をマイコン17に出力する。マイコン17に信号が入
力されると、マイコン17は信号に基づいた所定の処理
を実行する。
【0017】また、マイコン17には、表示コントロー
ラ19を介してLCD6がバスラインにより接続されて
いる。LCD6は、マイコン17からの表示データが表
示コントローラ19に入力されると、表示コントローラ
19に駆動されて所定事項を表示する。さらに、マイコ
ン17には、例えばPOS端末等の周辺機器とのデータ
の授受を行うための通信I/F20がバスラインを介し
て接続されている。
【0018】このような構成において、暗証番号入力装
置1の使用態様について説明する。本実施の形態の暗証
番号入力装置1は、置数キー8aの押し下げによって数
値により構成される4桁の暗証番号の入力を受け付け、
エンター11キーの押し下げによって入力された4桁の
暗証番号をPOS端末に送信する。
【0019】暗証番号を入力する際には、図5に示すよ
うに、操作者は、暗証番号入力装置1を片手に持ち、も
う一方の手で表示板の下側から目的とする数値のマーキ
ング13を表示板4の下側に透けて見える指先の位置を
確認しながら指先でタッチする。暗証番号入力装置1の
裏側から入力操作を行うことで、入力操作時の指の動き
が、外部から見えにくくなり、操作者以外の外部の人に
暗証番号が判ってしまうことを防止できる。また、表示
板4の周囲に壁2aが形成されているため、表示板4お
よびタッチパネル3を介して透けて見える操作者の指先
の位置および指先によって指定されている番号情報を、
表示板4に対して斜め方向から覗くことができない。こ
れによって、入力操作者以外の人に暗証番号が判ってし
まうことを防止できる。
【0020】本実施の形態では、タッチパネル3の周囲
に壁2bが形成されているため、入力操作時の指の動き
が見えにくくなり、入力操作者以外の外部の人に暗証番
号が判ってしまうことを確実に防止できる。
【0021】なお、本実施の形態では、視認可能範囲限
定手段として壁2aを設けたが、これに限るものではな
く、例えば、表示板に指向性が強い偏光板を視認可能範
囲限定手段として用いて、視認可能範囲を限定すること
で、入力者以外の外部の人が表示板に対して斜めの方向
から覗くことができないようにしてもよい。
【0022】また、本実施の形態では、暗証番号を入力
するために、透光性を有する表示板4と透光性を有する
タッチパネル3とを用いたが、これに限るものではな
く、タッチパネル3を通常のキーボードに置き換えても
よい。この際のキーボードは、電極や配線等が透光性を
有する基板上に設けられたスケルトン構造とし、電極や
配線等の隙間から入力操作者の指先を確認させるように
する。
【0023】さらに、本実施の形態では、アクリル等の
透光性を有する材料によって表示板4にマーキング13
を付して形成したが、これに限るものではなく、各キー
の位置を液晶表示によって案内するようにてもよい。こ
れによって、液晶のもつ視野特性により、表示板4に対
して斜め方向から覗かれた場合には、各キーの配列が見
えなくなるため、入力操作者以外の人に暗証番号が判っ
てしまうことをより効果的に防止できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明の暗証番号入力装置
によれば、装置本体の裏面に配置された複数のキーを有
し、このキーを操作して暗証番号を入力可能な入力部
と、前記キーの番号情報と位置とを前記装置本体の表面
側から視認可能な表示部とを有し、前記入力部と前記表
示部とはさらに、前記キーを前記装置本体の裏面から操
作する指を前記装置本体の表面側から視認可能な透明度
を有し、入力部によって暗証番号が入力される場合に
は、表示部によってキーの番号情報と位置とを装置本体
の表面側から視認させ、装置本体の裏面からキーを操作
する指を装置本体の表面側から視認させることにより、
操作者に対して、指先だけを装置本体の裏側に位置させ
て暗証番号を入力させることが可能になるので、どのキ
ーを操作したかが外部に判ってしまうことがなくなり、
暗証番号入力操作時に外部に暗証番号が判ってしまうこ
とを防止できる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の暗証番号入力装置において、前記表示部での前記指
による前記キー操作の視認可能範囲を限定する視認可能
範囲限定手段を有し、視認可能範囲限定手段によって、
表示部での指によるキー操作の視認可能範囲を限定する
ことにより、限定した視認可能範囲外にいる人が入力さ
れたキーの位置を見ることができないようにすることが
可能になるので、暗証番号入力操作時に外部に暗証番号
が判ってしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の暗証番号入力装置を示
す斜視図である。
【図2】その縦断側面図である。
【図3】その一部を示す正面図である。
【図4】暗証番号入力装置に内蔵された各部の電気的接
続を示すブロック図である。
【図5】暗証番号入力操作の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 暗証番号入力装置 2 装置本体 2a 視認可能範囲限定手段 3 入力部 4 表示部 8a キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の裏面に配置された複数のキー
    を有し、このキーを操作して暗証番号を入力可能な入力
    部と、前記キーの番号情報と位置とを前記装置本体の表
    面側から視認可能な表示部とを有し、前記入力部と前記
    表示部とはさらに、前記キーを前記装置本体の裏面から
    操作する指を前記装置本体の表面側から視認可能な透明
    度を有する暗証番号入力装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部での前記指による前記キー操
    作の視認可能範囲を限定する視認可能範囲限定手段を有
    する請求項1記載の暗証番号入力装置。
JP29836399A 1999-10-20 1999-10-20 暗証番号入力装置 Pending JP2001117702A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1383026A1 (de) * 2002-06-19 2004-01-21 Swisscom AG Mobile tragbare elektronische Vorrichtung und Erweiterungsmodul für mobile tragbare elektronische Vorrichtungen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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