JP2001116783A - 容量微小変化検出方法および検出回路 - Google Patents

容量微小変化検出方法および検出回路

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JP2001116783A
JP2001116783A JP29583099A JP29583099A JP2001116783A JP 2001116783 A JP2001116783 A JP 2001116783A JP 29583099 A JP29583099 A JP 29583099A JP 29583099 A JP29583099 A JP 29583099A JP 2001116783 A JP2001116783 A JP 2001116783A
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frequency
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resonance circuit
voltage
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Daijiro Kinoshita
大日郎 木下
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Horiba Ltd
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種物理量、特に赤外線ガス分析計の赤
外検出素子として用いられるコンデンサマイクロホンの
微小な容量変化を、より高感度に測定できる容量微小変
化検出方法および検出回路を提供する。 【解決手段】 コンデンサマイクロホンCmとコイルL
からなるLC並列共振回路2に、このLC並列共振回路
2の周波数特性12と交わるような周波数特性16を有
する受動素子回路3を直列に接続して複合回路4を形成
し、この複合回路4のインピーダンスが最小になる周波
数から少しずれた交流電圧Voを複合回路4の両端に印
加し、LC並列共振回路2の両端に生じる電圧Vacの
変化を測定してコンデンサマイクロホンCmの容量の変
化を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外分析計の主要
なセンサとして用いられるコンデンサマイクロホンによ
る信号検出回路の低価格化と、高性能化を行なう容量微
小変化検出方法および検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンデンサマイクロホンの静
電容量の変化を用いて物理現象を測定する計測法が実用
化されている。コンデンサマイクロホンは構造が極めて
簡素である故に、堅牢性があり、コスト安に製造できる
だけでなく、それ自体がノイズの発生源になることがな
いゆえに多用されている。このようなコンデンサマイク
ロホンを用いた測定の一例として、赤外線ガス分析計の
赤外検出素子として用いられる場合がある。この場合、
赤外線検出信号は微小な静電容量値変化となって出力さ
れるので、これを電気回路を用いて増幅する必要があ
る。
【0003】図7は従来から用いられるコンデンサマイ
クロホンの検出回路30を示している。検出回路30
は、コンデンサマイクロホンCmに抵抗R5 を介して高
電圧を供給する直流電圧源Vhと、コンデンサマイクロ
ホンCmの出力を抵抗R6 およびコンデンサC5 からな
るハイパスフィルタを介してゲート入力するFET31
と、このFET31に接続された抵抗R7 とからなって
いる。すなわち、コンデンサマイクロホンCmに安定し
た高電圧をかけた状態でコンデンサマイクロホンCmの
両端に生じる電圧信号の交流成分をFET31によって
増幅するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記コンデ
ンサマイクの容量変化は非常に小さく、その形状にもよ
るが、10-4pFオーダの容量変化しか得ることができ
ない。このために、コンデンサマイクロホンCmに接続
される増幅器は、真空管やFET31のように、その入
力抵抗を極めて高くする必要があるが、一般に高入力抵
抗の増幅器の出力信号には、増幅器自身が持つノイズが
加算されるので、感度に限界が生じていた。また、増幅
器31の周りに取り付けられる抵抗R5 〜R7 などに熱
雑音が発生し、これらが増幅されて測定値に影響を与え
てしまうため、コンデンサマイクロホンCmを用いた物
理量の測定において、そのS/N比を増幅器31によっ
て悪くしてしまうという事態に至っていた。
【0005】そこで、前記検出回路30ではコンデンサ
マイクロホンCmに供給する直流電圧源Vhの電圧をよ
り高くすることにより、コンデンサマイクロホンCmの
容量変化の検出感度を、これに比例して高く設定するこ
とが考えられる。しかしながら、この場合は安定した高
電圧を発生する回路が必要であり、これが困難であるだ
けでなく、コンデンサマイクロホンCmに供給する電圧
を高くするに従ってコンデンサマイクロホンCmの電極
間に静電吸引力が働き、放電などが生じてショートする
可能性があった。つまり、直流電圧源Vhの電圧には構
造的な限界があった。
【0006】このため検出回路30を用いたコンデンサ
マイクロホンCmでは100V程度の直流電圧源Vhを
使用していた。そのため、その検出感度には所定の限界
が生じていた。
【0007】また、前記検出回路30の場合、感度を高
く保つためには、コンデンサマイクロホンCmは高絶縁
を保つ必要があるが、湿度によってコンデンサマイクロ
ホンCmのインピーダンスが下がったり、素材の経時的
な変化によって高絶縁を保つことができなくなることも
あるので、高い分析感度を維持するためにはメンテナン
スが必要であった。
【0008】そこで、検出回路の精度を向上させるため
に、本出願人は平成10年3月31日付けで、「容量微
小変化検出方法および検出回路」(特願平10−105
412号:以下、先願の発明という)を提案している。
この発明ではコンデンサマイクロホンの容量をLC並列
共振回路を活用した検出回路で検出するものであり、そ
の基本構成回路は、共振回路を工夫して、コンデンサマ
イクロホンとコイルによる共振現象を用いて高精度の測
定を可能とするものである。
【0009】ここで、LC並列共振回路でのコンデンサ
マイクロホンの容量変化に対する検出感度を大きくする
ためには、LC並列共振回路に交流電圧を供給するため
のバイアス抵抗を大きくすることができるが、このバイ
アス抵抗を大きくしすぎると、信号源インピーダンスが
高くなり、出力される検出信号に感度劣化を起こす可能
性が生じるために好ましくなかった。
【0010】本発明は、上述の事柄を考慮に入れてなさ
れたものであって、その目的は、各種物理量、特に赤外
線ガス分析計の赤外検出素子として用いられるコンデン
サマイクロホンの微小な容量変化を、より高感度に測定
できる容量微小変化検出方法および検出回路を提供する
点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1発明の容量微小変化検出方法は、コンデンサ
マイクロホンとコイルからなるLC並列共振回路に、こ
のLC並列共振回路の周波数特性と交わるような周波数
特性を有する受動素子回路を直列に接続して複合回路を
形成し、この複合回路のインピーダンスが最小になる周
波数から少しずれた交流電圧を複合回路の両端に印加
し、LC並列共振回路の両端に生じる電圧の変化を測定
してコンデンサマイクロホンの容量の変化を測定するこ
とを特徴としている。
【0012】第2発明の容量微小変化検出方法は、コン
デンサマイクロホンとコイルからなるLC並列共振回路
に、このLC並列共振回路の周波数特性と交わるような
周波数特性を有する受動素子回路を直列に接続して複合
回路を形成し、制御電圧により周波数が変動する交流電
圧を前記複合回路の両端に印加した状態で、LC並列共
振回路にかかる電圧を前記制御電圧にフィードバックす
ることで、前記複合回路に供給する交流電圧の周波数を
そのインピーダンスが最小になる周波数から少しずれた
周波数に保つように制御し、前記フィードバックに用い
た制御電圧の電圧変動によってコンデンサマイクロホン
の容量変動を測定することを特徴としている。
【0013】第3発明の容量微小変化検出回路は、コン
デンサマイクロホンにコイルを並列接続してなるLC並
列共振回路と、このLC並列共振回路の周波数特性と交
わるような周波数特性を有してLC並列共振回路に直列
に接続される受動素子回路と、この受動素子回路および
LC並列共振回路からなる複合回路のインピーダンスが
最小になる周波数から少し離れた周波数を保つように調
節された交流電圧を複合回路の両端に印加する可変周波
数発振回路と、前記LC並列共振回路の両端に生じる電
圧からコンデンサマイクロホンの容量を示す信号成分を
取り出すフィルタ回路とを有することを特徴としてい
る。
【0014】第4発明の容量微小変化検出回路は、コン
デンサマイクロホンにコイルを並列接続してなるLC並
列共振回路と、このLC並列共振回路の周波数特性と交
わるような周波数特性を有してLC並列共振回路に直列
に接続される受動素子回路と、この受動素子回路および
LC並列共振回路からなる複合回路のインピーダンスが
最小になる周波数から少し離れた周波数を保つように調
節された交流電圧を複合回路の両端に印加する可変周波
数発振回路と、前記LC並列共振回路の両端に生じる電
圧から信号成分を取り出すフィルタ回路と、前記LC並
列共振回路の両端に生じる電圧を可変周波数発振回路に
フィードバックするフィードバック回路とからなること
を特徴としている。
【0015】上述の各発明は何れも、コンデンサマイク
ロホンにコイルを並列接続してなるLC並列共振回路
に、このLC並列共振回路の周波数特性と交わるような
周波数特性を有している受動素子回路を直列に接続し
て、複合回路を形成しているので、この複合回路が並列
共振回路と直列共振回路の両方の性質を持つようにな
る。したがって、以下、本明細書では、この複合回路の
ことを直並列共振回路とも表現する。
【0016】つまり、直並列共振回路を形成する前記複
合回路は共振時に、全体として直列共振回路が共振する
ときのように、インピーダンスが最小になり、複合回路
内に入力電圧よりも高い電圧を生じさせることができ
る。また、並列共振回路は共振するときにそのインピー
ダンスが最大となるので、この並列共振回路の両端に生
じる電圧は複合回路の共振時に大となる。
【0017】さらに、前記直並列共振回路はとりわけ高
いQ値を得ることができる。したがって、複合回路が全
体的に直並列共振回路として共振する共振周波数よりも
少しずれた周波数の電圧を複合回路の両端に印加するこ
とにより、並列共振回路の両端に生じる電圧をコンデン
サマイクロホンの容量変化に伴って大きく変動させるこ
とができる。
【0018】したがって、上述した本発明によれば、コ
ンデンサマイクロホンの検出感度を飛躍的に向上するこ
とが可能となり、入力電圧が低くてもコンデンサマイク
ロホンの容量変化を十分に捕らえることができる。ま
た、コンデンサマイクロホンとコイルによるLC並列共
振回路に、交流電圧を供給するバイアス抵抗(受動素子
回路のレジスタンス分)が小さくても検出感度を向上で
きるので、信号源インピーダンスを低く抑えながら高感
度の出力を供給することができる。また、前記直並列共
振回路を構成するのに抵抗を設ける必要がないので、抵
抗の熱雑音による影響が測定値に現れないようにするこ
とができ、それだけ測定値のS/N比を向上することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1,2は本発明の一例を示す図
であり、図1は本発明の容量微小変化検出回路1の一例
を示している。図1において、Cmは赤外線ガス分析計
の赤外線検出素子として用いられるコンデンサマイクロ
ホン、LはこのコンデンサマイクロホンCmに並列に接
続されたコイルであり、これらコンデンサマイクロホン
CmとコイルLはLC並列共振回路2を形成する。
【0020】3は前記LC並列共振回路2に直列に接続
されたコイルL1 および抵抗R1 からなる受動素子回路
である。前記、LC並列共振回路2と受動素子回路3は
直列に接続されて複合回路4を形成する。この複合回路
4はいわば直並列共振回路であり、直列共振回路の特性
と、並列共振回路の特性の両方を有する。なお、本例で
は、受動素子回路3がコイルL1 と抵抗R1 によって構
成されると説明するが、抵抗R1 は直並列共振回路の共
振周波数を決めるものではない。従って、この抵抗R1
は、LC並列共振回路2に受動素子回路3としてコイル
1 を直列接続してなる直並列共振回路に、交流電圧V
oを供給するためのバイアス抵抗R1 と表現することも
できる。
【0021】5は制御電圧Vcに従って前記複合回路4
に出力する出力電圧Voの周波数を調節する電圧制御発
振回路(以下、VCO:Voltage Controlled Oscillator
と言う)、6はVCO5が複合回路4の合成インピーダ
ンスが最小になる後述の周波数fr(図2参照)より少
しずれた周波数f1 の出力電圧Voを出力するようにV
CO5に対して出力する前記制御電圧Vcを合成するア
ンプ、Vsはアンプ6に供給される基準電圧である。
【0022】DおよびC1 はLC並列共振回路2に接続
されて、これにかかる交流電圧Vacを直流電圧Vdc
に整流する整流回路7を構成するダイオードおよびコン
デンサである。また、C2 およびR2 は前記直流電圧V
dcに含まれる信号成分ΔV(図2参照。以下、変動電
圧ともいう)を取出すハイパスフィルタを形成するコン
デンサおよび抵抗である。
【0023】そして、8は前記直流電圧Vdcから出力
信号Oを取り出すためのアンプであり、このアンプ8に
コンデンサC3 、抵抗R3 および分圧抵抗RD1,RD2
図示するように接続する。つまり、前記コンデンサ
2 ,C3 と、抵抗R2 ,R3 ,RD1,RD2と、アンプ
8によってフィルタ回路9を構成する。
【0024】なお、前記直流電圧Vdcは制御電圧Vc
を調節するために基準電圧Vsに合成されるフィードバ
ック信号Vfとなる。そして、このフィードバック信号
Vfによる制御の応答速度は、アンプ6に取り付けられ
た抵抗R4 およびコンデンサC4 によって、コンデンサ
マイクロホンCmの微小容量変化ΔCに起因する直流電
圧Vdcの変動ΔVに追従しない程度に遅くして、周波
数f1 が微小容量変化ΔCにより変動しないようにして
いる。
【0025】また、基準電圧Vsは抵抗Rsを介してア
ンプ6に入力されることによりVCO5が基準電圧Vs
を基準としてフィードバック制御されるように構成され
ている。なお、このVCO5に供給される制御電圧Vc
は容量微小変化検出回路1の電源投入時に高い周波数か
ら前記周波数frに近づくように、前記基準電圧Vsを
変化させることにより、前記VCO5の出力電圧Voの
周波数を確実に動作周波数f1 に収束させることができ
る。
【0026】図2は前記複合回路4の周波数特性を示す
図である。図2において、frは平常時(コンデンサマ
イクCmが測定信号を検出していない状態)における複
合回路4が構成する直並列共振回路の合成インピーダン
スが最小になる周波数、すなわち直並列共振回路の直列
共振周波数である。
【0027】前記直列共振周波数frはコンデンサマイ
クロホンCmの容量と、コイルL,L1 のインダクタン
スによって変動するものであり、コイルL,L1 のイン
ダクタンスは決定されるが、コンデンサマイクロホンC
mの容量はコンデンサマイクロホンCmの大きさや形状
など様々な要因で変化するので、共振周波数frは概略
的に計算できる。
【0028】F0 は前記平常状態で各周波数の交流電圧
が加えられた時の複合回路4にかかる電圧を示す曲線で
あり、F1 ,F2 はコンデンサマイクロホンCmの容量
が±ΔC変化した時の特性を示す曲線である。すなわ
ち、複合回路4全体の周波数特性を示す曲線Fはコンデ
ンサマイクロホンCmの微小容量変化ΔCに伴ってほぼ
左右にシフトするように変化する。
【0029】f1 は上述した平常時の直並列共振回路の
共振周波数frより少しずれた周波数(動作周波数)で
あり、この周波数f1 で発振する交流電圧Voを共振回
路2に供給し、共振回路2の両端にかかる交流電圧Va
cを整流した電圧は平常時でVdcになる。一方、コン
デンサマイクロホンCmの容量が±ΔC変化すると、前
記電圧Vdcは±ΔV変動する。
【0030】つまり、この電圧Vdcの変動ΔVを測定
することによりコンデンサマイクロホンCmの微小容量
変化ΔCを検知することができる。すなわち、変動電圧
ΔVの大きさは共振周波数frから少しずれた周波数f
1 における曲線Fの傾きに比例して大きくなり、それだ
け微小容量変化ΔCの検出精度が高くなる。したがっ
て、前記周波数f1 の位置で前記曲線Fの傾きが大とな
るように共振回路のQ値は大きいことが望ましい。
【0031】本発明では、複合回路4として直並列共振
回路を構成することにより、共振周波数frより少しず
れた動作周波数f1 における周波数特性の傾きを急峻な
ものとする(共振回路のQを大きくする)ことができ、
それだけ、前記微小容量変化ΔCによる電圧変動ΔVを
大きくすることができる。加えて、複合回路4の共振に
伴ってこれに流れる電流が大きくなり、LC並列共振回
路2の両端に生じる電圧は大きくなる。つまり、コンデ
ンサマイクロホンCmに印加される電圧の上昇に伴って
前記微小容量変化ΔCによる電圧変動ΔVをより大きく
することができ、それだけ、検出感度を向上できる。
【0032】また、本例では、図1に示した容量微小変
化検出回路1は前記直流電圧Vdcをフィードバック信
号Vfとして用いているので、このフィードバック制御
によって前記電圧Vdcをほぼ一定に保つように制御し
ている。つまり、前記容量微小変化検出回路1は共振回
路2にかかる電圧Vdcの大きさをほぼ一定にするよう
にVCO5に入力する制御電圧Vcを調節することによ
り、VCO5が出力する交流電圧Voの周波数を、コン
デンサマイクロホンCmとコイルLの並列共振回路2
が、その共振周波数frより少しずれた周波数f1 を動
作点として安定に動作する。
【0033】したがって、前記容量微小変化検出回路1
によれば、コイルLのインダクタンスを無理に調節しな
くても、共振回路2が丁度よい周波数f1 で動作する。
つまり、コイルLに調節機能付きや鉄心入りなど不安定
要素となるものを用いる必要がなく、コイルLとして小
型で精度のよいものを任意に使用できる。また、周波数
を選ぶことにより、コイルLのインダクタンスに制限が
なくなり、回路全体を小型化、電子部品化するのに制約
となっていた巻線によるコイルLを、圧電素子で代用す
ることも可能となり、回路の小型化を図ることも可能と
なる。
【0034】さらに、ロスの少ないコイルLを選択する
ことによって複合回路4のQ値を引き上げることができ
る。つまり、図2に示した特性曲線Fの傾きを大きくで
き、それだけ検出感度をさらに引き上げることができ
る。また、Q値が上がれば動作点となる周波数f1 の調
節が厳密になるが、本例の容量微小変化検出回路1によ
ればVCO5による周波数の調整を行っており、コイル
Lなどの各素子の調整を一切行う必要がないので、Q値
を可及的に引き上げることができる。
【0035】さらに、上述した容量微小変化検出回路1
によれば、コンデンサマイクロホンCmの微小容量の変
化を共振回路2の周波数特性を用いて検出しているの
で、従来のようにコンデンサマイクロホンCmに高電圧
をかけなくても良好な検出感度を得ることができる。す
なわち、コンデンサマイクロホンCmの耐圧などに依存
せずに検出感度を上げることができると共に、コンデン
サマイクロホンCmのインピーダンスの低下が生じても
検出感度に影響を与えることがない。
【0036】また、高入力抵抗の増幅回路を必要としな
いので、高入力抵抗回路に起因するノイズによる影響を
受けることがない。すなわち、直並列共振回路からレジ
スタンス分をなくすことにより、微小信号の増幅の過程
でS/N比の劣化を原理的になくすことも可能となり、
可及的にノイズの少ない物理量の測定を行うことができ
る。
【0037】つまり、本発明はLC並列共振回路2と受
動素子回路3とを直列に接続した複合回路4を形成する
ことにより、独特の構成としていわば”直並列”の共振
回路となる複合回路4を形成している。このことによ
り、先願の発明に加えられた独特の効果として、検出感
度のさらなる向上をなしとげることができる。
【0038】なお、上述の例では共振回路2の動作点と
なる周波数f1 を一定にするようにして、この共振回路
2にかかる電圧の変動ΔVを出力信号として用いている
が、本発明はこれに限られるものではない。すなわち、
上述した回路のフィードバック制御をフィードバック電
圧Vfに対して高速に応答するようにして、共振回路2
にかかる電圧Vdcが常に一定となるように制御し、コ
ンデンサーマイクCmの微小容量変化ΔCに応じてVC
Oの出力電圧Voの周波数を変動させ、この周波数の変
化によって微小容量変化ΔCを測定してもよい。
【0039】また、上述した容量微小変化検出回路1
は、本発明を実施するための一例を示すものであり、請
求項の記載から逸脱するものでなければ、様々な変形が
可能である。例えば、上述の例では電圧制御発振回路5
の一例としてVCOを例示しているが本発明はこれに限
られるものではなく、そのほかの可変周波数の出力回路
を用いてもよい。
【0040】さらに、上述の例では本発明の実施例とし
て赤外線ガス分析計の赤外線検出素子としてコンデンサ
マイクロホンCmを用いた例を示しているが、このコン
デンサマイクロホンCmをその他の物理量の測定に用い
てもよい。例えば、音波検出用として用いれば、S/N
比を可及的に引き上げた高精度のマイクロホンを形成す
ることができる。また、変位センサとして用いれば1n
m以下の検出も可能となり、精密秤、圧力センサとして
極めて精度を高めることができる。
【0041】図3は本発明の特徴となる直並列共振回路
の動作を解説するための説明図であって、図3(A)は
並列共振回路の共振現象を説明する図、図3(B)は直
列共振回路の共振現象を説明する図、図3(C)は図
1,2において説明した本発明の直並列共振回路の共振
現象を説明する図である。
【0042】図3(A)において、10はコイル(誘電
性の素子)のインピーダンスの周波数特性であって周波
数fが大きくなるしたがって比例的にインピーダンスが
大きくなる一方、11はコンデンサ(容量性の素子)の
インピーダンスの周波数特性であって周波数fの大きさ
に反比例して小さくなるように変化する。そして、12
は前記特性のコイルとコンデンサを並列に接続した並列
共振回路の合成インピーダンスの周波数特性である。
【0043】各周波数特性10〜12を比較すると、コ
イルのインピーダンスの大きさが、コンデンサのインピ
ーダンスの大きさと等しくなる周波数(すなわちコイル
とコンデンサの周波数特性が交わる周波数)f0 が共振
点となり、その合成インピーダンス12が最大になるこ
とが分かる。また、並列共振回路の合成インピーダンス
の周波数特性12は、並列共振周波数f0 を境に、これ
より低い周波数の領域における並列共振回路の周波数特
性12Lが、周波数が大きくなるにしたがってインピー
ダンスが高くなる誘導性の特性を有している。そして、
並列共振周波数f0 より高い周波数の領域における周波
数特性12Cはコンデンサのような容量性の特性を有し
ている。
【0044】同様に、図3(B)において、13,14
はそれぞれコイルとコンデンサのインピーダンスの周波
数特性を示しており、15はこのコイルとコンデンサを
直列に接続した直列共振回路の合成インピーダンスの周
波数特性を示している。そして、この場合は、直列共振
周波数f0 において合成インピーダンスは0になり、こ
の周波数f0 を境に、これより低い周波数の領域におけ
る周波数特性15Cが容量性、周波数f0 より高い周波
数の領域における周波数特性15Lが誘導性の特性を有
している。
【0045】次に、図3(C)は直並列共振回路の共振
現象を説明しており、前記並列共振回路の周波数特性1
2に交わるような別のコイルの周波数特性16を示して
いる。この場合、コイルの周波数特性16は前記並列共
振回路12の容量性の特性を有する部分12Cと交わる
ので、この交点に相当する周波数frにおいて新たな共
振点をつくることができる。
【0046】すなわち、図3(C)は、図1,2におい
て説明した本発明における直並列共振回路を構成するコ
イルL,コンデンサマイクCm,コイルL1 が前記周波
数特性10,11,16の特性を有していることによ
り、本明細書において直並列共振回路と呼ぶ、複合の共
振回路を形成することができることを示している。
【0047】このとき、コンデンサマイクCmに並列に
接続されたコイルLによって形成される並列共振回路2
の周波数特性12は、この並列共振回路2に直列に接続
される受動素子L1 の周波数特性と交わる周波数frに
おいて直列共振する。そして、本発明はこの複合回路4
の直列共振周波数frの近傍における周波数f1 を動作
点としてコンデンサマイクCmの容量の微小変化を検出
するのである。
【0048】なお、本例では並列共振回路2の周波数特
性12と交わるような周波数特性を有する受動素子の例
としてコイルL1 を直列接続した例を開示しているが、
本発明はこの受動素子をコイルL1 に限定するものでは
ない。すなわち、曲線16’に示すように、コイルL1
の代わりに、周波数特性12Lと交わるような周波数特
性16’を有するコンデンサを設けても同様のことが生
じることは言うまでもない。また、この受動素子が、別
の直列共振回路や並列共振回路や変圧器などを有してい
ても並列共振回路2の周波数特性12と交わるような周
波数特性を有するものであれば用いることができる。
【0049】図4は図1に示した電気回路に適当な回路
定数を定めてシミュレーションした周波数特性を示す図
である。図4において、17は複合回路4の周波数特性
を表わしており、比較できるように、並列共振回路2の
周波数特性12や受動素子であるコイルL1 の周波数特
性16と共に示している。
【0050】各周波数特性12,16,17を比較する
と、コイルL1 の周波数特性16が並列共振回路2の周
波数特性12と交わる直列共振周波数frにおいて、複
合回路4のインピーダンスの大きさは最小になってお
り、その大きさがR1 であるから、コンデンサマイクロ
ホンCm,コイルL,L1 による抵抗が0であることが
分かる。すなわち、前記共振周波数frにおいてVCO
5から複合回路4に流れる電流は最大となる。
【0051】図5は同じく図1に示した電気回路のシミ
ュレーションにおいて以下の式(1)に示す伝達関数の
周波数特性18を出力したものを示す図である。図5に
示すように、前記直列共振周波数frにおいて複合回路
4の伝達関数(Vac/Vo)は最大値を有しており、
しかも、伝達関数が1よりも大きくなっている。
【0052】つまり、図1の容量微小変化検出回路1で
は並列共振回路2に流れる電流の大きさは供給電圧Vo
を複合回路4のインピーダンスの大きさで割った大きさ
となるので、前記直列共振周波数frにおいて、最大電
流(Vo/R1 )が並列共振回路2の部分に流れる。そ
して、これにより出力電圧Vacを高くすることがで
き、並列共振回路2の両端に生じる電圧VacはVCO
5によって供給される電圧Voよりも高くなる。したが
って、それだけコンデンサマイクロホンCmの容量変化
ΔCに対する変化を大きく検出することができ、感度を
向上できる。
【0053】また、前記複合回路4は直並列共振回路を
構成する部分から抵抗分を取り除くことができ、抵抗を
入れることに伴う熱雑音によって検出信号のS/N比を
低下させることをなくすことができると共に、共振のQ
値を大きくすることができる。さらに、前記抵抗R1
小さくすることにより、出力インピーダンスを小さくす
ることができ、それだけ、以後の信号処理を簡単にする
ことができる。これに加えて、本発明は先願の発明と同
じように共振現象を用いてコンデンサマイクロホンCm
の容量変化ΔCを検出しているので、僅かな容量変化に
対して大きな出力電圧Vacの変化ΔVを得ることがで
き、この点でも検出感度を上げることができる。
【0054】図6は本発明の容量微小変化検出方法およ
び検出回路を、先願の発明で説明した並列共振回路を用
いた容量微小変化検出方法やその他の方法と比較して示
す図である。
【0055】図6において、19は本発明のように複合
回路4が直並列共振回路を有する場合のコンデンサマイ
クロホンCmの容量変化に対する伝達関数の変化を表わ
す特性曲線、20は先願の発明で説明したような並列共
振回路を形成した場合の伝達関数の変化を表わす特性曲
線、21は直列共振回路を形成した場合の特性曲線であ
る。
【0056】これらの特性曲線19〜21を比較する
と、並列共振回路による共振現象を用いてコンデンサマ
イクロホンCmの容量変化を検出した場合は、ゲイン1
を越えることがないので、コンデンサマイクロホンCm
の容量変化に対する交流電圧Vacの大きさの変化にも
限界が生じていたことが分かる。他方、直列共振回路に
よる共振現象を用いた場合、ゲインを高くできる反面コ
ンデンサマイクロホンCmの容量変化に対する交流電圧
Vacの大きさの変化が緩やかであり、電圧Vacによ
る検出が困難となることが分かる。
【0057】これらに対し、本発明のように複合回路4
が直並列共振回路を形成すると、VCO5によって加え
られた電圧を越えた(図6の場合、6倍を越えている)
交流電圧Vacを検出電圧として検出することができ、
それだけ感度が向上する。また、コンデンサマイクロホ
ンCmの容量変化に対して急峻な出力電圧Vacの変化
をえることができ、それだけ、微小な容量変化を大きく
検出できることが分かる。
【0058】つまり、本発明のように直並列共振回路を
形成することにより、前記検出感度を出力電圧Vacの
大きさ、およびコンデンサマイクロホンCmの容量変化
に対する出力電圧Vacの応答性の良さによって向上さ
せることができる。そして、この検出感度の調整は前記
受動素子として用いられるコイルL1 の大きさを調整す
ることで、複合回路4のQ値の大きさを変えることで達
成できる。
【0059】したがって、本発明を用いることにより、
コンデンサマイクロホンCmの検出感度を自在に際限な
く調節できると共に、信号源の出力インピーダンスを低
く抑えることが可能となる。したがって、コンデンサマ
イクロホンCmのS/N比を増幅器によって悪くしてし
まうことがなく、可及的に精度の良い検出を達成する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンデンサマイクロホンにコイルを並列接続してなるL
C並列共振回路に、このLC並列共振回路の周波数特性
と交わるような周波数特性を有している受動素子回路を
直列に接続して、複合回路を形成しているので、この複
合回路が並列共振回路と直列共振回路の両方の性質を持
つようになり、直並列共振回路を形成する前記複合回路
は共振時に、全体として直列共振回路が共振するときの
ように、インピーダンスが最小になり、複合回路内に入
力電圧よりも高い電圧を生じさせることができる。ま
た、並列共振回路は共振するときにそのインピーダンス
が最大となるので、この並列共振回路の両端に生じる電
圧は複合回路の共振時に大となる。
【0061】さらに、前記直並列共振回路はとりわけ高
いQ値を得ることができる。したがって、複合回路が全
体的に直並列共振回路として共振する共振周波数よりも
少しずれた周波数の電圧を複合回路の両端に印加するこ
とにより、並列共振回路の両端に生じる電圧をコンデン
サマイクロホンの容量変化に伴って大きく変動させるこ
とができる。つまり、コンデンサマイクロホンの検出感
度を飛躍的に向上することが可能となり、入力電圧が低
くてもコンデンサマイクロホンの容量変化を十分に捕ら
えることができる。
【0062】また、コンデンサマイクロホンとコイルに
よるLC並列共振回路に、交流電圧を供給するバイアス
抵抗が小さくても検出感度を向上できるので、信号源イ
ンピーダンスを低く抑えながら高感度の出力を供給する
ことができる。加えて、前記直並列共振回路を構成する
のに抵抗を設ける必要がないので、抵抗の熱雑音による
影響が測定値に現れないようにすることができ、それだ
け測定値のS/N比を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容量微小変化検出回路の一例を示す図
である。
【図2】前記本発明の容量微小変化検出方法を説明する
図である。
【図3】直並列共振回路の動作を説明する図であり、図
3(A)は並列共振回路の共振現象を説明する図、図3
(B)は直列共振回路の共振現象を説明する図、図3
(C)は本発明の直並列共振回路の共振現象を説明する
図である。
【図4】本発明の容量微小変化検出回路の周波数特性を
シミュレーションした結果を示す図である。
【図5】前記容量微小変化検出回路の伝達関数の周波数
特性をシミュレーションした結果を示す図である。
【図6】前記容量微小変化検出回路においてコンデンサ
マイクロホンの容量変化に対する応答を示す図である。
【図7】従来の容量微小変化を検出する回路の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1…容量微小変化検出回路、2…LC並列共振回路、4
…複合回路、5…電圧制御発振回路、Cm…コンデンサ
マイクロホン、L…コイル、fr…直列共振周波数、f
1 …共振点より少しずれた周波数、Vc…制御電圧、V
o…交流電圧。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサマイクロホンとコイルからな
    るLC並列共振回路に、このLC並列共振回路の周波数
    特性と交わるような周波数特性を有する受動素子回路を
    直列に接続して複合回路を形成し、この複合回路のイン
    ピーダンスが最小になる周波数から少しずれた交流電圧
    を複合回路の両端に印加し、LC並列共振回路の両端に
    生じる電圧の変化を測定してコンデンサマイクロホンの
    容量の変化を測定することを特徴とする容量微小変化検
    出方法。
  2. 【請求項2】 コンデンサマイクロホンとコイルからな
    るLC並列共振回路に、このLC並列共振回路の周波数
    特性と交わるような周波数特性を有する受動素子回路を
    直列に接続して複合回路を形成し、制御電圧により周波
    数が変動する交流電圧を前記複合回路の両端に印加した
    状態で、LC並列共振回路にかかる電圧を前記制御電圧
    にフィードバックすることで、前記複合回路に供給する
    交流電圧の周波数をそのインピーダンスが最小になる周
    波数から少しずれた周波数に保つように制御し、前記フ
    ィードバックに用いた制御電圧の電圧変動によってコン
    デンサマイクロホンの容量変動を測定することを特徴と
    する容量微小変化検出方法。
  3. 【請求項3】 コンデンサマイクロホンにコイルを並列
    接続してなるLC並列共振回路と、このLC並列共振回
    路の周波数特性と交わるような周波数特性を有してLC
    並列共振回路に直列に接続される受動素子回路と、この
    受動素子回路およびLC並列共振回路からなる複合回路
    のインピーダンスが最小になる周波数から少し離れた周
    波数を保つように調節された交流電圧を複合回路の両端
    に印加する可変周波数発振回路と、前記LC並列共振回
    路の両端に生じる電圧からコンデンサマイクロホンの容
    量を示す信号成分を取り出すフィルタ回路とを有するこ
    とを特徴とする容量微小変化検出回路。
  4. 【請求項4】 コンデンサマイクロホンにコイルを並列
    接続してなるLC並列共振回路と、このLC並列共振回
    路の周波数特性と交わるような周波数特性を有してLC
    並列共振回路に直列に接続される受動素子回路と、この
    受動素子回路およびLC並列共振回路からなる複合回路
    のインピーダンスが最小になる周波数から少し離れた周
    波数を保つように調節された交流電圧を複合回路の両端
    に印加する可変周波数発振回路と、前記LC並列共振回
    路の両端に生じる電圧から信号成分を取り出すフィルタ
    回路と、前記LC並列共振回路の両端に生じる電圧を可
    変周波数発振回路にフィードバックするフィードバック
    回路とからなることを特徴とする容量微小変化検出回
    路。
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