JP2001116667A - サンプリングプローブ - Google Patents

サンプリングプローブ

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JP2001116667A
JP2001116667A JP29781999A JP29781999A JP2001116667A JP 2001116667 A JP2001116667 A JP 2001116667A JP 29781999 A JP29781999 A JP 29781999A JP 29781999 A JP29781999 A JP 29781999A JP 2001116667 A JP2001116667 A JP 2001116667A
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JP
Japan
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gas suction
suction pipe
gas
sampling
pipe
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Withdrawn
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JP29781999A
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English (en)
Inventor
Naokatsu Mori
直克 毛利
Taichi Murakami
太一 村上
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サンプリングガス中のタールや飛灰等による閉
塞が生じにくく、またサンプリングガス中のタールや飛
灰等が後段に移行することがないサンプリングプローブ
を提供する。 【解決手段】 第1のガス吸引管1に上下方向の第2の
ガス吸引管2をクロスさせて接続し、各ガス吸引管1、
2の内部にシリンダ4、11により往復動される管内壁
清掃具5、12をそれぞれ設ける。第2のガス吸引管2
の下端部には管内壁清掃具12を浸漬できる水タンク1
3を設け、サンプリングガスをこの水タンク13を潜ら
せて取り出すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炉内からサンプリ
ングガスを取り出すためのサンプリングプローブの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】廃棄物の焼却炉や溶融炉等においては、
運転制御のために炉内のO2 濃度やCO濃度を絶えず測
定する必要があり、炉壁等に設置されたサンプリングプ
ローブを経由して炉内からサンプリングガスを吸引し、
ガス分析装置へ送っている。図4は従来のサンプリング
プローブを示す図であり、先端を炉内に開口させた第1
のガス吸引管1の炉外部分に、上下方向に伸びる第2の
ガス吸引管2をクロスさせて接続した構造であり、第1
のガス吸引管1を経由して炉内から吸引されたサンプリ
ングガスは、第2のガス吸引管2の下部に接続された傾
斜管3から取り出されている。
【0003】ところが廃棄物の焼却炉や溶融炉では、廃
棄物から生じるタール分や飛灰がサンプリングガスとと
もにサンプリングプローブに吸引されるため、第1のガ
ス吸引管1や第2のガス吸引管2が閉塞するおそれがあ
る。そこで第1のガス吸引管1の内部にシリンダ4によ
り往復動される金属製の管内壁清掃具5を設け、第1の
ガス吸引管1の内壁を清掃するとともに、第2のガス吸
引管2の上端には水スプレイ用のノズル6を設置し、第
2のガス吸引管2の内壁を清掃すると同時に、サンプリ
ングガスをシャワリングしてサンプリングガス中のター
ルや飛灰等を除去するようになっている。
【0004】このような従来のサンプリングプローブで
は、第1のガス吸引管1の内部は管内壁清掃具5により
機械的に清掃されるため、閉塞が生じにくい。しかし第
2のガス吸引管2は、ノズル6からのシャワリングによ
り洗浄されるだけであるからタール分等は十分に除去さ
れないのみならず、シャワリングを行うことにより濡れ
た内壁に飛灰が付着し、却って閉塞が促進される場合も
あった。また、サンプリングガス中のタールや飛灰が十
分に洗浄されないまま後段に移行し、後段において閉塞
が生じたりすることもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、サンプリングガス中のタールや飛灰
等による閉塞が生じにくく、またサンプリングガス中の
タールや飛灰等の不純物が後段に移行することのないサ
ンプリングプローブを提供するためになされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のサンプリングプローブは、先端を
炉内に開口させた第1のガス吸引管の炉外部分に、上下
方向に伸びる第2のガス吸引管をクロスさせて接続し、
これらの第1及び第2のガス吸引管の内部にシリンダに
より往復動される管内壁清掃具をそれぞれ設けるととも
に、第2のガス吸引管の下端部には下降してきた管内壁
清掃具を浸漬できる水タンクを設け、炉内から吸引され
たサンプリングガスをこの水タンクを潜らせて取り出す
構造としたことを特徴とするものである。なお、第2の
ガス吸引管の上端に、水スプレイ用のノズルを設置した
構造とすることもできる。
【0007】本発明のサンプリングプローブは、第1の
ガス吸引管と第2のガス吸引管をともにシリンダにより
往復動される管内壁清掃具によって機械的に清掃するた
め、サンプリングガス中のタールや飛灰等による閉塞が
生じにくい。また管内壁清掃具が水タンク中に浸漬され
るまで下降するようにし、第2のガス吸引管の全体を確
実に清掃するとともに、サンプリングガスをこの水タン
クを潜らせて取り出す構造としたため、サンプリングガ
ス中のタールや飛灰等の不純物が後段に移行することが
ない。このため日常的な点検箇所はサンプリングプロー
ブの内部のみでよく、後段部分の点検を省くことが可能
となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ、本発明
の好ましい実施形態を示す。図1は本発明の第1の実施
形態を示す断面図であり、1は第1のガス吸引管、2は
第2のガス吸引管である。従来と同様、第1のガス吸引
管1の先端は廃棄物の焼却炉や溶融炉等の炉壁10を貫
通して炉内に開口しており、炉内からサンプリングガス
を吸引するためのものである。また第2のガス吸引管2
は上下方向に延びるものであって、第1のガス吸引管1
の炉外部分にクロスさせて接続されている。
【0009】第1のガス吸引管1の内部には、シリンダ
4により往復動される金属製の管内壁清掃具5が設けら
れている。この管内壁清掃具5は先端が管内壁に接する
程度に拡大したコーン状のものであり、図示のように第
1のガス吸引管1のほぼ全長にわたって移動し、管内壁
に付着したタールや飛灰を機械的に除去することができ
るものである。また本発明では、第2のガス吸引管2の
内部にもシリンダ11により往復動される金属製の管内
壁清掃具12が設けられている。この管内壁清掃具12
は第1のガス吸引管1の管内壁清掃具5が後退した状態
のときに第2のガス吸引管2のほぼ全長にわたって移動
し、その管内壁に付着したタールや飛灰を機械的に除去
するものである。
【0010】この第2のガス吸引管2の下端部には、水
タンク13が設けられている。水タンク13はサブタン
ク14を備えており、その水面は常に一定に保たれてい
る。第2のガス吸引管2の下端はこの水タンク13の水
面より下方まで延びており、管内壁清掃具12がストロ
ークエンドまで下降してきたときには、管内壁清掃具1
2が水中に浸漬されるようになっている。また水タンク
13の水面上の位置にはガス取り出し口15が設けられ
ており、第1のガス吸引管1から第2のガス吸引管2を
通って吸引されてきたサンプリングガスは、水タンク1
3の水中を潜ってガス取り出し口15から取り出され、
後段のガス分析装置に送られる。
【0011】このように構成されたサンプリングプロー
ブは、炉内から吸引されたサンプリングガスを水タンク
13を潜らせて後段に送る構造であるため、サンプリン
グガスに含まれるタールや飛灰をほぼ完全に洗浄するこ
とができ、後段への不純物の移行を防止することができ
る。このためサンプリングプローブよりも後段で閉塞が
生ずることがない。水中に移行したタールや飛灰は、サ
ブタンク14の排水口16から水とともに取り出され
る。
【0012】また本発明のサンプリングプローブでは、
第1のガス吸引管1のみならず第2のガス吸引管2も管
内壁清掃具12によって機械的に清掃されるため、サン
プリングガス中のタールや飛灰等により第1のガス吸引
管1や第2のガス吸引管2が閉塞することがない。しか
も管内壁清掃具12は水タンク13の水中に浸漬される
まで下方に押し込まれるため、管内壁清掃具12により
掻きとられたタールや飛灰は水中に移行し、管内壁清掃
具12は清浄に保たれる。なお、第1のガス吸引管1の
管内壁清掃具4は掻きとられたタールや飛灰を炉内に押
し出すため、このような水洗浄は特に必要ではない。
【0013】上記した第1の実施形態では、サンプリン
グガスは水タンク13を潜るのみであったが、図2に示
す第2の実施形態では第2の水タンク17を設け、水タ
ンク13のガス取り出し口15に接続されたパイプ18
の先端を第2の水タンク17の水中に浸漬した。このよ
うな構造とすれば、第2のガス吸引管2内を吸引されて
きたサンプリングガスは2段洗浄されることとなり、後
段への不純物の移行をより確実に防止することができ
る。これらの水タンク13及び第2の水タンク17の水
位は、第1の実施形態と同様にサブタンク14により一
定に保たれる。
【0014】また図3に示す第3の実施形態では、第2
のガス吸引管2の上端部を横方向に拡大し、管内壁清掃
具12の移動の障害とならない位置に水スプレイ用のノ
ズル19を設置してある。このノズル19から水をスプ
レイすれば、第2のガス吸引管2の内部を管内壁清掃具
12と水とによって清掃することができ、より確実な清
掃効果を期待することができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のサンプ
リングプローブはサンプリングガス中のタールや飛灰等
による閉塞が生じにくく、またサンプリングガス中のタ
ールや飛灰等の不純物が後段に移行することがない。こ
のために閉塞によるトラブルを防止できることはもちろ
ん、日常点検の対象箇所を限定することができ、メンテ
ナンスが容易となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】第2の実施形態を示す断面図である。
【図3】第3の実施形態を示す断面図である。
【図4】従来のサンプリングプローブを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1のガス吸引管、2 第2のガス吸引管、3 傾
斜管、4 シリンダ、5 管内壁清掃具、6 ノズル、
10 炉壁、11 シリンダ、12 管内壁清掃具、1
3 水タンク、14 サブタンク、15 ガス取り出し
口、16 排水口、17 第2の水タンク、18 パイ
プ、19 ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を炉内に開口させた第1のガス吸引
    管の炉外部分に、上下方向に伸びる第2のガス吸引管を
    クロスさせて接続し、これらの第1及び第2のガス吸引
    管の内部にシリンダにより往復動される管内壁清掃具を
    それぞれ設けるとともに、第2のガス吸引管の下端部に
    は下降してきた管内壁清掃具を浸漬できる水タンクを設
    け、炉内から吸引されたサンプリングガスをこの水タン
    クを潜らせて取り出す構造としたことを特徴とするサン
    プリングプローブ。
  2. 【請求項2】 第2のガス吸引管の上端に、水スプレイ
    用のノズルを設置した請求項1記載のサンプリングプロ
    ーブ。
JP29781999A 1999-10-20 1999-10-20 サンプリングプローブ Withdrawn JP2001116667A (ja)

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