JP2001116662A - 製品の寿命判定装置 - Google Patents

製品の寿命判定装置

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JP2001116662A
JP2001116662A JP29404499A JP29404499A JP2001116662A JP 2001116662 A JP2001116662 A JP 2001116662A JP 29404499 A JP29404499 A JP 29404499A JP 29404499 A JP29404499 A JP 29404499A JP 2001116662 A JP2001116662 A JP 2001116662A
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Jun Matsuyama
純 松山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の構造体を構成する構成部品のうち、再
利用価値のある部品の余寿命の判定を可能とする。 【解決手段】 構造体1に備えられた再利用価値があり
且つ人が荷重を与えることにより寿命が低減する部品2
の再利用の可否を判定する寿命判定装置である。部品2
の寿命に影響を与える温度や湿度や紫外線照射の経時変
化値、使用回数、使用時間、荷重履歴の変動要因のうち
少なくとも一つを検出する検知部3と、検知部3で検知
した変動要因を演算する演算部4と、検知結果、演算結
果を記憶する記憶部5と、基準値と結果とを比較して部
品2の再利用可能の可否を判定する判定部6と、各部に
電力を供給する電源部7とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品に備えられて
いる再利用価値のある部品の再利用の可否判定をするた
めの発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から特開平7−306239号公報
により余寿命センサ付き電気製品が知られているが、こ
の従来例にあっては、電気製品における部品の余寿命判
定に当たり電源のオン、オフを基準としており、このた
め、製品自体の電源のオン、オフに伴わない品質劣化原
因のデータ取りができないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、製品の構造体を構成する構成
部品のうち、再利用価値のある部品の余寿命の判定を可
能とする製品の寿命判定装置を提供することを課題とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る製品の寿命判定装置は、構造体1に備え
られた再利用価値があり且つ人が荷重を与えることによ
り寿命が低減する部品2の再利用の可否を判定する寿命
判定装置であって、部品2の寿命に影響を与える温度や
湿度や紫外線照射の経時変化値、使用回数、使用時間、
荷重履歴の変動要因のうち少なくとも一つを検出する検
知部3と、検知部3で検知した変動要因を演算する演算
部4と、検知結果、演算結果を記憶する記憶部5と、基
準値と結果とを比較して部品2の再利用可能の可否を判
定する判定部6と、各部に電力を供給する電源部7とか
ら成ることを特徴とするものである。このような構成と
することで、簡単に製品の構造体1を構成する部品の余
寿命を判定することができるものである。また、製品自
体の電源へのオン、オフに関係なく検知部3や記憶部5
等に電力を供給してデータを検出し製品の寿命判定を行
うことができるものである。
【0005】また、構造体1に備えられた部品のうち荷
重を受ける支持部8の部品2を再利用の対象とし、検知
部3に圧力センサ9を用い、変動要因として荷重履歴を
記録することが好ましい。このような構成とすること
で、圧力センサ9により支持部8に受ける荷重を検出
し、荷重履歴を記録して基準値と比較することで、荷重
を受ける支持部8の再利用の可否が簡単に判定できるも
のである。
【0006】また、構造体1に備えられた部品のうち枢
着部材10を構成する部品2を再利用の対象とし、検知
部3に赤外線センサ14を用い、枢着部材10の回転数
を変動要因として枢着部材10の回転数を記録すること
が好ましい。このような構成とすることで、赤外線セン
サ14により枢着部材10の回転を検出し、回転数の履
歴を記録して基準値と比較することで、枢着部材10の
再利用の可否が簡単に判定できるものである。
【0007】また、構造体1に備えられた部品のうち電
気による駆動部11を構成する部品2を再利用の対象と
し、駆動部11への電気接続時間を検出する電気接続時
間検出回路部により検知部3を構成し、変動要因として
電気接続時間を使用回数として記録することが好まし
い。このような構成とすることで、電気接続時間検出回
路部により駆動部11への電気接続時間を検出し、これ
を使用回数として記録して基準値と比較することで、駆
動部11の再利用の可否が簡単に判定できるものであ
る。
【0008】また、構造体1に備えられた部品のうち合
成樹脂製の部品2を再利用の対象とし、検知部3に温度
センサ13を用い、変動要因として温度履歴を記録する
ことが好ましい。このような構成とすることで、温度セ
ンサ13により合成樹脂製の部品2の温度履歴を検出
し、再ペレット材の用途に応じた温度履歴の基準値と比
較することで、再ペレット材として再利用できる否かが
簡単に判定できるものである。
【0009】また、判定部6が構造体とは別の外部判定
部6であり、この外部判定部6内に演算部4が内蔵され
ており、外部判定部6において、変動要因の演算値と、
再利用の可否判定を行うので、外部判定部6との通信時
間を削減し、再利用の可否判定に要する時間を削減でき
るものである。
【0010】また、演算部4は測定データの積分値を演
算し、予め記憶部5に入力された再利用の可否基準とな
る積分値との比較から再利用の可否判定をすることが好
ましい。このような構成とすることで、累積値により判
断することができ、簡単な構成で部品2の再利用可否を
判定できることになる。
【0011】また、演算部4は測定データの一定時間内
の最高値を演算し、予め記憶部5に入力された再利用の
可否基準となるしきい値との比較から再利用の可否判定
をすることが好ましい。このような構成とすることで、
記録、保存するデータ量を削減することができることに
なる。
【0012】また、演算部4は検知部3での検知回数を
累積し、予め記憶部5に入力された再利用の可否基準と
なるしきい値との比較から再利用の可否判定をすること
が好ましい。このような構成とすることで、記録、保存
するデータ量を削減することができることになる。
【0013】また、判定部6が構造体とは別の外部判定
部6であり、外部判定部6との再利用の可否判定データ
のやりとりを行う接続部を構造体側に設けていることが
好ましい。このように判定部を外部判定部6として構造
体1とは接続部で外部判定部6に接続して再利用の可否
判定データのやりとりを行うことで、構造体1内に蓄積
されるデータ量を削減することができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0015】本実施形態においては、再利用価値があ
り、人が荷重を与えることにより寿命が低減する部品を
有する構造体1として、電動式のマッサージ椅子の構造
体1を例示する。
【0016】電動式のマッサージ椅子の構造体1は座部
15、背もたれ部16、リクライニング機構部17、足
載せ部18により構成してある。構造体1には構造体1
を構成する部品2の寿命に影響を与える温度や湿度や紫
外線照射の経時変化値、使用回数、使用時間、荷重履歴
の変動要因のうち少なくとも一つを検出する検知部3が
設けてある。また、座部15の側部には操作器19が設
けてあり、この操作器19内には基板が設置してあり、
基板にはマイコンチップ、ICメモリが実装してあって
それぞれ検知部3で検知した検知データを演算する演算
部4、検知結果、演算結果を記憶する記憶部5を構成し
ている。また、操作器19にはあらかじめ設定した基準
値と結果とを比較して部品2の再利用可能の可否を判定
する判定部6が設けてある。また、操作器19内には電
池が内蔵してあって電源部7となっており、電動式のマ
ッサージ椅子に備えられたもみ装置34の電源がオン状
態にないときにも電源部7から検知部3、演算部4、記
憶部5、判定部6等の各部に電力が供給され負荷履歴が
検知されるようになっている。図1にはその制御ブロッ
ク図が示してある。
【0017】図1においては、操作器19内に判定部6
を設けてある例が示してあるが、判定部6を電動式のマ
ッサージ椅子に設けることなく、電動式のマッサージ椅
子とは別の外部判定部6としてもよく、この場合には、
操作器19内に外部判定部6との再利用の可否判定デー
タのやりとりを行う端子のような接続部を設けるように
してもよく、構造体1に設けた操作器19とは接続部で
外部判定部6に接続して再利用の可否判定データのやり
とりを行うことで、操作器19側に蓄積されるデータ量
を削減することができるものである。また、判定部を外
部判定部6とする場合、図2に示すように外部判定部6
内に演算部4を設けるようにしてもよく、この場合、外
部判定部6において演算と再利用の判定を行うものであ
り、このものはよりいっそう操作器19側に蓄積される
データ量を削減することができ、外部判定部6との通信
時間を削減できて再利用の判定に要する時間を短縮する
ことができるものである。
【0018】つまり、本発明においては、構造体1側に
検知部3と、演算部4と、記憶部5と、判定部6を設け
る場合、構造体1側に検知部3と、演算部4と、記憶部
5を設け、判定部6として構造体1とは離れた外部判定
部6とする場合、構造体1側に検知部3と、記憶部5を
設け、判定部6として構造体1とは離れた外部判定部6
とするとともに外部判定部6に演算部4を設ける場合と
がある。
【0019】ところで、電動式のマッサージ椅子の座部
15は、図3に示すようにウレタンなどからなるクッシ
ョン材15a、クッション材15aを覆うカバー15
b、鋼材からなるアンダーブロック部15c、ウレタン
などからなるクッション材15aを載設支持してクッシ
ョン性を上げるためのばね材15d(例えば直径3mm
の鋼材をS字状に加工したもの)、ばね材15dの補強
材であるばね継棒15eにより構成してある。上記電動
式のマッサージ椅子の構造体1の一構成部位である座部
15を構成する上記部品のうち、アンダーブロック部1
5cとS字状をしたばね材15dとばね継棒15eは一
体物となっていて、荷重を受ける支持部8である。そし
て、上記荷重を受ける支持部8であるアンダーブロック
部15cとS字状をしたばね材15dとばね継棒15e
は、分解も困難であり、そこで、本実施形態において
は、アンダーブロック部15cとS字状をしたばね材1
5dとばね継棒15eを一緒にした部品組を再利用可能
な部品2として想定する。
【0020】電動式のマッサージ椅子は、椅子であるた
め、マッサージ機能を使用しない時、すなわち、マッサ
ージ機能の電源をオンにしない時にも、椅子として使用
することが多分にあり得るものである。そして、アンダ
ーブロック部15cとS字状をしたばね材15dとばね
継棒15eの一体物であるアンダーフロック組は椅子と
しての被負荷荷重による強度劣化部材である。特に、S
字状をしたばね材15dは最も荷重を受けやすいもので
ある。このような背景をもとにして、本実施形態におい
ては、図5に示すように、S字状をしたばね材15dと
ばね継棒15eとの交線上のS字状をしたばね材15d
とばね継棒15eとを固着しているばねカシメ金具上に
圧力センサ9を据え付けて固定し、この圧力センサ9を
検知部3としてある。
【0021】しかして、検知部3である圧力センサ9は
外的圧力を受けると、電動式マッサージ椅子のマッサー
ジ機能の電源のオン、オフに関わりなく(つまり、製品
自体の製品機能の電源のオン、オフに関わりなく)、図
9に示すように、座部15に人が座る椅子使用毎に起動
し、着座による負荷履歴のデータの積分値を演算部4で
積算し、その結果を記憶部5に蓄積するものである。
【0022】そして、商品回収・分解後に判定部6で上
記負荷履歴のデータの積分値とあらかじめ設定してある
基準値とを比較して部品2(本実施形態ではアンダーブ
ロック部15cとS字状をしたばね材15dとばね継棒
15eを一緒にした部品組)の再利用の可否判定をする
ものである。再利用可能となった部品2(本実施形態で
はアンダーブロック部15cとS字状をしたばね材15
dとばね継棒15eを一緒にした部品組)は、負荷履歴
のデータの積分値をリセットせず、検知部3、演算部
4、記憶部5等とともに再利用部品として使用する(判
定部6も一緒に組み込んである場合にはこれも再利用す
る)ものであり、これにより2回以上の再利用部品の再
利用可否判定のデータをもれなく取ることが可能とな
る。
【0023】図10には再利用の基準値としてばね材1
5dの劣化曲線を用いた例が示してある。本実施形態で
は、圧力センサ9である検知部3で着座を検知し、演算
部4で着座回数を演算し、記憶部5に着座回数が蓄積さ
れるようになっている。そして、商品回収、分解後等に
おける再利用の可否の判定に当たっては、着座回数のデ
ータを判定部6に入力して演算処理して再利用の可否基
準となるばね材15dの劣化曲線をもとに部品2(本実
施形態ではアンダーブロック部15cとS字状をしたば
ね材15dとばね継棒15eを一緒にした部品組)の再
利用の可否判定をするものである。再利用可能となった
部品2(本実施形態ではアンダーブロック部15cとS
字状をしたばね材15dとばね継棒15eを一緒にした
部品組)は、圧力センサ9の起動回数(着座回数)をリ
セットせず、検知部3、演算部4、記憶部5等とともに
再利用部品として使用する(判定部6も一緒に組み込ん
である場合にはこれも再利用する)ものであり、これに
より2回以上の再利用部品の再利用可否判定のデータを
もれなく取ることが可能となる。
【0024】次に、構造体1に備えられた部品のうち枢
着部材10を構成する部品2を再利用の対象とする例に
つき説明する。電動式のマッサージ椅子において、背も
たれ部16及びリクライニング機構部17は、図3、図
4、図6に示すように、背部の構成部材である鋼材から
なるバックフレーム部20と、人が右手によりリクライ
ニング操作を行うリクライニングレバー21と、リクラ
イニングレバー21の指示をリクライニング動作へ移行
させる操作用ワイヤブロック22と、バックフレーム部
20にその動作を伝達するガススプリング23と、バッ
クフレーム部20に取付けられる合成樹脂製のバックボ
ード24、バックボード24を覆うカバー25等により
構成してあり、バックフレーム部20がアンダーブロッ
ク部15cの後端上部に軸26により回動自在に枢支し
てあり、バックフレーム部20の下端部にガススプリン
グ23のシリンダー部の後端部が軸27により回動自在
に枢支してあり、ガススプリング23のロッドの先端部
がアンダーブロック部15cの前端部に軸33により回
動自在に枢支してある。ここで、図4の矢印に示すよ
うにリクライニングレバー21を操作すると、操作用ワ
イヤブロック22が矢印のように引かれ、これにより
ガススプリング23が矢印のように駆動し、バックフ
レーム部20が枢支部を中心に矢印のように回動する
ようになっている。
【0025】上記背もたれ部16及びリクライニング機
構部17を構成する構成部品のうち枢着部材10として
バックフレーム部20の底辺のパイプ部とガススプリン
グ23が挙げられる。バックフレーム部20の再利用の
基準を想定する際、バックフレーム部20の底辺パイプ
部がリクライニング操作時の枢軸部分となり、特に負荷
を受けるものと考えられる。そこで、代替え的にリクラ
イニングレバー21の使用回数によりリクライニング操
作時の枢軸部分に受ける負荷を検知できるものとし、ガ
ススプリング23とともに再利用可能な部品2の対象と
するものである。
【0026】電動式のマッサージ椅子は、椅子であるた
め、マッサージ機能を使用しない時、すなわち、マッサ
ージ機能の電源をオンにしない時にも、椅子として使用
することが多分にあり得るものである。そして、バック
フレーム部20、ガススプリング23はリクライニング
操作回数による強度劣化部材であり、特に、バックフレ
ーム部20の底辺パイプ部と、ガススプリング23の枢
支部分が最も劣化が進行する。このようなことを背景と
して、本実施形態においてはリクライニングレバー21
の内側に赤外線センサ14を設けて検知部3としてあ
る。
【0027】しかして、検知部3である赤外線センサ1
4はリクライニングレバー21を図4矢印ののように
操作してリクライニング操作をする毎に起動して使用を
確認し、その使用回数は演算部4にて累積され、その最
新結果が記憶部5に蓄積される。
【0028】商品回収、分解後等における再利用の可否
の判定に当たっては、リクライニング使用回数のデータ
を判定部6に入力して演算処理し再利用の可否基準とな
るリクライニング使用回数の基準値である3000回を
もとに再利用の可否判定を行うものである。再利用可能
となった部品2(本実施形態では枢着部材10を構成す
るバックフレーム部20と、ガススプリング23)は、
赤外線センサ14の起動回数をリセットせず、検知部
3、演算部4、記憶部5等とともに再利用部品として使
用する(判定部6も一緒に組み込んである場合にはこれ
も再利用する)ものであり、これにより2回以上の再利
用部品の再利用可否判定のデータをもれなく取ることが
可能となる。
【0029】次に、構造体1に備えられた部品のうち電
気による駆動部11を構成する部品2を再利用の対象と
する例につき説明する。電動式のマッサージ椅子におい
て、足載せ部28に足振動ユニット29を備える場合が
ある。足振動ユニット29は、図7に示すように取付け
板30に振動発生装置31を取付け、振動発生装置31
をハウジング32に内装すると共に取付け板30をハウ
ジング32に固着したものである。そして、電気で駆動
される駆動部11である足振動ユニット29全体を再利
用の対象として想定すると、振動に伴う強度劣化が考え
られるが、これは振動発生装置31に組み込んだモータ
の可動時間により測定することができる。モータの駆動
時間は操作器19内に配設した基板に実装された駆動部
11への電気接続時間(つまりモータへの電気接続時
間)を検出する検知部3を構成する電気接続時間検出回
路部により測定するものである。
【0030】しかして、検知部3である電気接続時間検
出回路部により駆動部11への電気接続時間がカウント
され、これを演算部4により演算して使用回数に換算
し、その最新結果が記憶部5に蓄積される。
【0031】商品回収、分解後等における再利用の可否
の判定に当たっては、記憶部5に記憶された使用回数の
データを判定部6に入力して演算処理し再利用の可否基
準となる基準値をもとに再利用の可否判定を行うもので
ある。また、この場合、モータへの電気接続時間の再利
用の基準値を700時間としてこれと電気接続時間とを
比較して再利用の可否判定を行うこともできるものであ
る。これらの再利用の可否判定の結果は操作器19に設
けたディスプレイ上に再利用可(○)、再利用不可
(×)の結果を表示するようにしてもよい。再利用可能
となった部品2(本実施形態では足振動ユニット29)
は、検知部3である電気接続時間検出回路部をリセット
せずに、検知部3、演算部4、記憶部5等とともに再利
用部品として使用する(判定部6も一緒に組み込んであ
る場合にはこれも再利用する)ものであり、これにより
2回以上の再利用部品の再利用可否判定のデータをもれ
なく取ることが可能となる。
【0032】次に、構造体1に備えられた部品のうち合
成樹脂製の部品2を再利用の対象とした例につき説明す
る。
【0033】電動式のマッサージ椅子において、図8に
示すようにバックフレーム部20に取付けられるバック
ボード24はポリプロピレン等の合成樹脂により構成し
てある。このバックボード24は合成樹脂製であるため
(つまり疲労部材である)ため、そのままの形状では再
利用は難しい。このため、回収後、再ペレット化してリ
サイクルを行うのが最適であると考えられる。再ペレッ
ト化に際しては、その部材がどういった環境下で使用さ
れたかが特性に影響を及ぼすため、その履歴を残す方が
望ましい。このため、バックボード24に温度センサ1
3を設けて検知部3としてある。
【0034】しかして、検知部3である温度センサ13
によりバックボード24部分の温度を検知し、この温度
の記録を記憶部5に記憶し、記憶部5と演算部4とのデ
ータのやりとりにより、検知期間内の温度の最高値とそ
の維持時間を随時、更新、記録する。
【0035】商品回収、分解後等における再利用の可否
の判定に当たっては、記憶部5に記憶された温度の最高
値と維持時間のデータを判定部6に入力して演算処理し
再利用の可否基準となる基準値をもとに再利用の可否判
定を行うものである。この場合、あらかじめ再ペレット
材の用途に応じた温度履歴の範囲を定めて基準値として
ある。そして、再生可能な合成樹脂製の部品2(本実施
形態ではバックボード24)は再ペレット化工程へ送
り、再生不可能な部品2は熱リサイクル化工程に送って
燃焼用の燃料とするものである。
【0036】なお、部品2の寿命に影響を与える変動要
因として上記実施形態では温度による変動要因を温度セ
ンサ13よりなる検知部3により検知するようにしてい
るが、湿度や紫外線照射の経時変化値を検知部3により
検知するようにしてもよいものである。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、構造体に備えられた再利用価値があり且
つ人が荷重を与えることにより寿命が低減する部品の再
利用の可否を判定する寿命判定装置であって、部品の寿
命に影響を与える温度や湿度や紫外線照射の経時変化
値、使用回数、使用時間、荷重履歴の変動要因のうち少
なくとも一つを検出する検知部と、検知部で検知した変
動要因を演算する演算部と、検知結果、演算結果を記憶
する記憶部と、基準値と結果とを比較して部品の再利用
可能の可否を判定する判定部と、各部に電力を供給する
電源部とからなるので、簡単に製品の構造体を構成する
部品の余寿命を判定することができ、部品の再利用によ
るコスト低減を図ることができるものである。また、製
品自体の電源へのオン、オフに関係なく電力を供給して
データを検出し製品の寿命判定を行うことができるもの
である。
【0038】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、構造体に備えら
れた部品のうち荷重を受ける支持部の部品を再利用の対
象とし、検知部に圧力センサを用い、変動要因として荷
重履歴を記録するので、圧力センサを検知部として用い
て簡単に加重履歴を測定し、これをもとにして荷重を受
ける支持部の部品の余寿命を判定することができ、支持
部の部品の再利用によるコスト低減を図ることができる
ものである。
【0039】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、構造体に備えら
れた部品のうち枢着部材を構成する部品を再利用の対象
とし、検知部に赤外線センサを用い、枢着部材の回転数
を変動要因として枢着部材の回転数を記録するので、赤
外線センサを用いて簡単に枢着部材の回転履歴を検出
し、これをもとにして枢着部材の余寿命を判定すること
ができ、枢着部材の再利用によるコスト低減を図ること
ができるものである。
【0040】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、構造体に備えら
れた部品のうち電気による駆動部を構成する部品を再利
用の対象とし、駆動部への電気接続時間を検出する電気
接続時間検出回路部により検知部を構成し、変動要因と
して電気接続時間を使用回数として記録するので、簡単
に電気による駆動部を構成する部品の余寿命を判定する
ことができ、電気による駆動部を構成する部品の再利用
によるコスト低減を図ることができるものである。
【0041】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、構造体に備えら
れた部品のうち合成樹脂製の部品を再利用の対象とし、
検知部に温度センサを用い、変動要因として温度履歴を
記録するので、簡単に合成樹脂製の部品の温度履歴を検
出し、これに基づいて合成樹脂製の部品を再ペレット材
として再利用できる否かが簡単に判定できるものであ
る。
【0042】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、判定部が構造体
とは別の外部判定部であり、この外部判定部内に演算部
が内蔵されており、外部判定部において、変動要因の演
算値と、再利用の可否判定を行うので、外部判定部との
通信時間を削減し、再利用の可否判定に要する時間を削
減できるものである。
【0043】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1記載又は請求項6記載の発明の効果に加え
て、演算部は測定データの積分値を演算し、予め記憶部
に入力された再利用の可否基準となる積分値との比較か
ら再利用の可否判定をするので、累積値により判断すべ
き項目に対して有効であり、累積値に基づいて簡単に部
品の再利用可否を判定することができるものである。
【0044】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項1記載又は請求項6記載の発明の効果に加え
て、演算部は測定データの一定時間内の最高値を演算
し、予め記憶部に入力された再利用の可否基準となるし
きい値との比較から再利用の可否判定をするので、記
録、保存するデータ量を削減して簡単に再利用の可否を
判定することができるものである。
【0045】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項6記載の発明の硬化に加えて、演
算部は検知部での検知回数を累積し、予め記憶部に入力
された再利用の可否基準となるしきい値との比較から再
利用の可否判定をするので、記録、保存するデータ量を
削減して簡単に再利用の可否を判定することができるも
のである。
【0046】また、請求項10記載の発明にあっては、
上記請求項1記載の発明の効果に加えて、判定部が構造
体とは別の外部判定部であり、外部判定部との再利用の
可否判定データのやりとりを行う接続部を構造体側に設
けているので、構造体側に蓄積されるデータ量を削減す
ることができるものであり、また、再利用の判定に当た
っては、接続部で外部判定部と接続することで、簡単に
再利用がの判定ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の制御ブロック図である。
【図2】同上の判定部を外部判定部とした例の制御ブロ
ック図である。
【図3】(a)は同上に用いる電動式のマッサージ椅子
の右側から見た斜視図であり、(b)は左側から見た斜
視図である。
【図4】同上の電動式のマッサージ椅子の構造体の一部
省略分解斜視図である。
【図5】同上の圧力センサを取付ける例を示す斜視図で
ある。
【図6】(a)は同上のバックフレーム部のリクライニ
ングを示す説明図であり、(b)は赤外線センサを設け
たリクライニングレバーの操作を示す説明図である。
【図7】同上の足振動ユニットを示す分解斜視図であ
る。
【図8】同上の背もたれ部の分解斜視図である。
【図9】同上の圧力センサにより検知した着座による負
荷履歴のデータの積分値を示すグラフである。
【図10】同上の再利用の可否基準となるばね材の劣化
曲線をもとにして再利用の可否を判定するための説明図
である。
【図11】同上の一定時間内における測定値の最高値を
求める場合の測定値と時間との関係を示すグラフであ
る。
【図12】同上の検知回数の累積データとあらかじめ設
定された再利用可否基準となるしきい値との関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 構造体 2 部品 3 検知部 4 演算部 5 記憶部 6 判定部 7 電源部 8 支持部 9 圧力センサ 10 枢着部材 11 駆動部 13 温度センサ 14 赤外線センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造体に備えられた再利用価値があり且
    つ人が荷重を与えることにより寿命が低減する部品の再
    利用の可否を判定する寿命判定装置であって、部品の寿
    命に影響を与える温度や湿度や紫外線照射の経時変化
    値、使用回数、使用時間、荷重履歴の変動要因のうち少
    なくとも一つを検出する検知部と、検知部で検知した変
    動要因を演算する演算部と、検知結果、演算結果を記憶
    する記憶部と、基準値と結果とを比較して部品の再利用
    可能の可否を判定する判定部と、各部に電力を供給する
    電源部とから成ることを特徴とする製品の寿命判定装
    置。
  2. 【請求項2】 構造体に備えられた部品のうち荷重を受
    ける支持部の部品を再利用の対象とし、検知部に圧力セ
    ンサを用い、変動要因として荷重履歴を記録することを
    特徴とする請求項1記載の製品の寿命判定装置。
  3. 【請求項3】 構造体に備えられた部品のうち枢着部材
    を構成する部品を再利用の対象とし、検知部に赤外線セ
    ンサを用い、枢着部材の回転数を変動要因として枢着部
    材の回転数を記録することを特徴とする請求項1記載の
    製品の寿命判定装置。
  4. 【請求項4】 構造体に備えられた部品のうち電気によ
    る駆動部を構成する部品を再利用の対象とし、駆動部へ
    の電気接続時間を検出する電気接続時間検出回路部によ
    り検知部を構成し、変動要因として電気接続時間を使用
    回数として記録することを特徴とする請求項1記載の製
    品の寿命判定装置。
  5. 【請求項5】 構造体に備えられた部品のうち合成樹脂
    製の部品を再利用の対象とし、検知部に温度センサを用
    い、変動要因として温度履歴を記録することを特徴とす
    る請求項1記載の製品の寿命判定装置。
  6. 【請求項6】 判定部が構造体とは別の外部判定部であ
    り、この外部判定部内に演算部が内蔵されており、外部
    判定部において、変動要因の演算値と、再利用の可否判
    定を行うことを特徴とする請求項1記載の製品の寿命判
    定装置。
  7. 【請求項7】 演算部は測定データの積分値を演算し、
    予め記憶部に入力された再利用の可否基準となる積分値
    との比較から再利用の可否判定をすることを特徴とする
    請求項1又は請求項6記載の製品の寿命判定装置。
  8. 【請求項8】 演算部は測定データの一定時間内の最高
    値を演算し、予め記憶部に入力された再利用の可否基準
    となるしきい値との比較から再利用の可否判定をするこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項6記載の製品の寿命
    判定装置。
  9. 【請求項9】 演算部は検知部での検知回数を累積し、
    予め記憶部に入力された再利用の可否基準となるしきい
    値との比較から再利用の可否判定をすることを特徴とす
    る請求項1又は請求項6記載の製品の寿命判定装置。
  10. 【請求項10】 判定部が構造体とは別の外部判定部で
    あり、外部判定部との再利用の可否判定データのやりと
    りを行う接続部を構造体側に設けていることを特徴とす
    る請求項1記載の製品の寿命判定装置。
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