JP2001115921A - 分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents

分配型燃料噴射ポンプ

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JP2001115921A
JP2001115921A JP29187199A JP29187199A JP2001115921A JP 2001115921 A JP2001115921 A JP 2001115921A JP 29187199 A JP29187199 A JP 29187199A JP 29187199 A JP29187199 A JP 29187199A JP 2001115921 A JP2001115921 A JP 2001115921A
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distribution shaft
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shaft
fuel injection
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JP29187199A
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Masamichi Tanaka
雅道 田中
Jiyunichi Sashige
純一 佐茂
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の分配型燃料噴射ポンプにおいては、燃
料噴射時に分配軸へ、分配用溝からの圧力により反分配
溝方向への押圧力がかかり、分配軸外周面と分配軸スリ
ーブとの間で油膜切れが発生し、該分配軸と分配軸スリ
ーブとが接触して焼き付くことがあった。 【解決手段】 分配用溝23を通過して分配軸10を半
径方向に貫通する通路26を形成し、該通路26の反分
配用溝23側端部にバランスポート32を開口し、該バ
ランスポート32が、燃料噴射時には分配軸スリーブ1
1の壁面により閉塞され、燃料吸入時には燃料ギャラリ
3へ通じる吸入通路27と連通するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒型内燃機関
の各気筒に設けられる燃料噴射ノズルへ燃料を圧送する
ための分配型燃料噴射ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プランジャの往復移動により
分配軸に圧送される燃料を、該分配軸に形成された分配
用溝から、複数の分配通路を通じて各吐出弁へ送出し、
各吐出弁から燃料噴射ノズルへ圧送する分配型燃料噴射
ポンプは用いられている。この分配型燃料噴射ポンプに
おける分配軸は、分配軸スリーブに一定のクリアランス
を設けて回転自在に収容されており、分配軸スリーブと
分配軸との間のクリアランスには油膜が形成されて、両
者間の潤滑が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、燃料噴射時に
おいては、分配軸には、分配用溝からの圧力により反分
配溝方向への押圧力がかかる。分配軸にこのような押圧
力がかかると、反分配用溝側の分配軸外周面と分配軸ス
リーブとの間で油膜切れが発生し、該分配軸と分配軸ス
リーブとが接触して焼き付くことがあった。この焼き付
きを防止するために、分配軸に表面処理を施して該分配
軸の潤滑性を向上していたが、表面処理には高精度を要
するとともに、処理工数が増加するという問題があっ
た。また、分配軸へかかる押圧力を緩和する技術とは異
なるが、燃料噴射時に、プランジャの半径方向の一方向
に押圧力がかかる場合に、該プランジャに燃料が通過す
るバランスポートを形成し、この押圧力を緩和するよう
に構成した例が、特開平11−82218号公報に記載
されている。尚、この場合におけるバランスポートは、
燃料を燃料ギャラリーへ戻すための通路とは別個に形成
されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、プラン
ジャの往復移動により分配軸に圧送される燃料を、該分
配軸に形成された分配用溝から、複数の分配通路を通じ
て各吐出弁へ送出する分配型燃料噴射ポンプにおいて、
該分配用溝を通過して分配軸を半径方向に貫通する通路
を形成し、該通路の反分配用溝側端部にバランスポート
を開口し、該バランスポートが、燃料噴射時には分配軸
スリーブの壁面により閉塞され、燃料吸入時には燃料ギ
ャラリへ通じる吸入通路と連通するように構成した。
【0005】また、請求項2においては、前記バランス
ポートを、前記分配用溝と略対向する位置に配置した。
【0006】また、請求項3においては、燃料噴射時に
前記分配通路と連通される分配用溝の分配ポートの上下
位置と、前記バランスポートの上下位置とを異ならせ
た。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の分配型噴射ポンプを示す概略図、
図2は分配軸部及びプランジャ部を示す側面断面図、図
3は分配軸スリーブを示す側面断面図、図4は図3にお
けるA−A断面図、図5は図3におけるB−B断面図、
図6は分配軸を示す側面図、図7は同じく正面図、図8
は同じく後面図、図9は図7におけるC−C断面図、図
10は分配軸が分配用孔と分配ポートとの位置が合う回
転位置に位置している状態を示す平面図、図11は図1
0におけるD−D断面図、図12は分配軸がバランスポ
ートと戻し用孔との位置が合う回転位置に位置している
状態を示す平面図、図13は図12におけるE−E断面
図である。
【0008】まず、本発明の分配型燃料噴射ポンプ1の
全体構成について説明する。図1に示す分配型燃料噴射
ポンプ1においては、下部に回転自在に支持されたカム
軸4が横設され、該カム軸4にはカム5が固設されて、
該カム5とカム軸4とは一体的に回転するように構成さ
れている。カム5の上方には、プランジャ7が配設さ
れ、該プランジャ7の下端にはタペット110が付設さ
れている。プランジャ7及びタペット110はスプリン
グ18により下方へ付勢され、該タペット110がカム
5に当接している。そして、カム5の回転によりプラン
ジャ7が上下移動するように構成しており、分配型燃料
噴射ポンプ1のハウジング内には燃料ギャラリ3が形成
されている。
【0009】また、前記プランジャ7の側方には、該ブ
ランジャ7と平行に分配軸10が配設されており、該分
配軸10は、ベベルギア19を介してカム軸4と連動連
結されている。そして、分配軸10の下方には、該分配
軸10の同軸上に送油ポンプ6を配設して、分配軸10
とカム軸4とを連動連結している。
【0010】前記送油ポンプ6及びフィードポンプ20
により、燃料タンク17内の燃料を、燃料配管13を通
じて燃料ギャラリ3内へ圧送するように構成している。
燃料ギャラリ3内へ圧送された燃料は、前記プランジャ
7の上昇によって、燃料圧送通路21を通じて分配軸1
0へ圧送され、該分配溝へ圧送された燃料は、分配軸1
0に形成される環状溝22及び分配用溝23を通過し、
該分配用溝23と送出弁8とを接続する燃料分配通路2
4を通じて送出弁8へ供給される。該送出弁8に供給さ
れた燃料は、噴射ノズル9へ圧送されて噴射される。
【0011】逆に、プランジャ7の下降時には、分配軸
10の分配用溝23に接続される通路26が、バランス
ポート32を通じて、燃料ギャラリ3へ通じる燃料吸込
み通路27と連通し、分配軸10の分配用溝23及び環
状溝22を経由して、燃料を燃料ギャラリ3からプラン
ジャ7の上部に吸い込むように構成している。尚、送出
弁8へ供給する燃料量、即ち、噴射ノズル9から噴射さ
れる燃料量は、ガバナ機構15により調節することがで
きる。
【0012】次に、分配軸10の部分の構成について説
明する。図2に示すように、分配型燃料噴射ポンプ1の
ハウジングには分配軸スリーブ11が嵌合されており、
前記分配軸10は、該分配軸スリーブ11に一定のクリ
アランスを設けて回転自在に収容されている。該分配軸
スリーブ11には、図3乃至図5に示すように、前記燃
料圧送通路21と連通する吸入用孔11c、前記燃料分
配通路24と連通する分配用孔11a、及び前記燃料吸
込み通路27と連通する吸込み用孔11bが形成されて
いる。
【0013】分配用孔11aは気筒数に応じた数だけ形
成されており、例えば4気筒の場合図4に示すように4
箇所に分配用孔11aが形成されている。該分配用孔1
1aは同一平面上に略等間隔で形成されている。また、
吸込み用孔11bも気筒数に応じた数だけ形成されてお
り、例えば4気筒の場合図9に示すように4箇所に吸込
み用孔11bが形成されて、各吸込み用孔11bは同一
平面上に略等間隔で形成されている。吸込み用孔11b
は、平面視において分配用孔11aと位相をずらして配
置され、例えば分配用孔11aと分配用孔11aとの中
間より若干ずれた位置に配置されている。
【0014】さらに、分配用孔11aと吸込み用孔11
bとは上下位置をずらして配置され、例えば分配用孔1
1aが上方に配置され、吸込み用孔11bが下方に配置
されている。また、各分配用孔11aは、それぞれの気
筒に対応した燃料分配通路24に接続され、各吸込み用
孔11bは、それぞれ前記燃料吸込み通路27に接続さ
れている。
【0015】一方、分配軸10は、図6乃至図9に示す
ように、上部外周に環状溝22が形成され、該環状溝2
2から下方に分配用溝23が延設されている。該分配用
溝23の下端部には分配ポート31が形成され、分配軸
10の外周面における該分配ポート31と略対向する位
置にバランスポート32が開口されている。即ち、バラ
ンスポート32は、平面視において、分配ポート31に
対して略180度位相をずらした位置に形成されてい
る。該分配ポート31とバランスポート32とは通路2
6により連通されている。
【0016】また、分配ポート31とバランスポート3
2とは上下位置をずらして配置され、該分配ポート31
が上方に、バランスポート32が下方に配置されてい
る。そして、分配軸10が分配軸スリーブ11に嵌合し
た状態においては、図2に示すように、分配軸10の分
配ポート31と分配軸スリーブ11の分配用孔11aと
の上下位置、及び、分配軸10のバランスポート32と
分配軸スリーブ11の吸込み用孔11bとの上下位置が
合うように構成している。尚、分配軸スリーブ11と分
配軸10との間には一定のクリアランスが設けられてお
り、このクリアランスに油膜が形成されて、両者間の潤
滑が行われている。
【0017】以上の如く構成した分配軸10は、プラン
ジャ7が上昇して燃料が分配軸10側へ圧送されている
際は、図10、図11に示すように、該分配軸10の分
配ポート31と分配軸スリーブ11の何れかの分配用孔
11aとの位置が合う回転位置に位置しており、該分配
ポート31と分配用孔11aとが連通している。
【0018】この場合、分配軸10の外周面において、
分配ポート31と略対向する位置に配置されるバランス
ポート32は、該分配ポート31と上下位置を異ならせ
ているので、該分配ポート31と略180度位相をずら
して配置されている分配用孔11aとは連通しない。ま
た、分配用孔11aと吸込み用孔11bとは位相をずら
して配置されているので、該バランスポート32は、上
下位置が合うように配置されている吸込み用孔11bと
も連通しない。即ち、バランスポート32は分配軸スリ
ーブ11の内壁面により閉塞された状態となっている。
【0019】このように、バランスポート32が分配軸
スリーブ11の内壁面により閉塞されている状態におい
ては、分配軸10へ送出される燃料は、環状溝22、分
配用溝23、及び通路26を通じてバランスポート32
まで圧送されることとなる。バランスポート32へ圧送
された燃料は、分配軸10と分配軸スリーブ11との間
のクリアランスに浸入し、これにより、分配軸10には
反バランスポート32方向(分配用溝23方向)への押
圧力がかかる。
【0020】また、燃料噴射時の分配軸10には、分配
用溝23に流入した燃料により反分配溝23方向への押
圧力がかかるが、この反分配用溝23方向への押圧力
は、バランスポート32へ圧送された燃料の分配用溝2
3方向への押圧力により相殺され、両方の圧力のバラン
スがとれる。これにより、分配軸10が反分配溝23方
向の分配溝スリーブ11の内壁面に押し付けられること
がなくなり、該分配軸10と分配軸スリーブ11との間
で油膜切れが発生することを防止することができ、該分
配軸10と分配軸スリーブ11との間での焼き付きを防
ぐことが可能となる。
【0021】尚、この場合、バランスポート32の開口
面積は、分配用溝23からの反分配溝23方向への押圧
力と、バランスポート32からの分配用溝23方向への
押圧力とがほぼ釣り合うような面積に設定すると、最も
大きな効果を得ることができる。また、バランスポート
32を複数開口し、該バランスポート32の開口面積
を、該バランスポート32からの押圧力と分配用溝23
からの押圧力とがほぼ釣り合うような大きさに設定すれ
ば、バランスポート32を必ずしも分配用溝23と対向
する位置に開口する必要はなく、他の位相位置に開口す
ることもできる。
【0022】また、プランジャ7が下降している燃料吸
入時には、図12、図13に示すように、分配軸10の
バランスポート32と分配軸スリーブ11の何れかの吸
込み用孔11bとの位置が合う回転位置に位置してお
り、該バランスポート32と吸込み用孔11bとが連通
している。従って、燃料は、燃料ギャラリ3から、吸入
路27、吸込み用孔11b、及びバランスポート32を
通じて分配軸10内へ流入し、該分配軸10内の通路2
6、分配用溝23、及び環状溝22を通過して、プラン
ジャ7の上部へと吸入されることとなる。
【0023】即ち、通路26及びバランスポート32
は、燃料噴射時には、分配軸10の半径方向にかかる圧
力のバランスをとる、分配軸10の側圧低減用通路とし
て作用し、燃料吸入時には、燃料ギャラリ3内から燃料
を吸入する、燃料吸入用通路として作用している。
【0024】このように、通路26及びバランスポート
32を、分配軸10の側圧低減用通路と、燃料吸入用通
路として兼用することにより、燃料吸入用通路とは別に
分配軸10の側圧低減用通路を設けた場合に比べて、分
配軸10の構成を簡単にすることができて、容易に分配
軸10の側圧低減を図ることができる。また、例えば、
分配軸10に表面処理を施して該分配軸10の潤滑性を
向上した場合等に比べても、特に高精度な加工等を行う
ことなく容易に分配軸10の側圧低減を図ることができ
る。
【0025】また、本分配軸10においては、分配用溝
23の分配ポート31の上下位置と、バランスポート3
2の上下位置とを異ならせているので、気筒数が偶数の
場合であっても、バランスポート32を分配ポート31
に対して略対向する位置に配置することができるので、
効率良く分配軸10の側圧低減を図ることが可能とな
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、分配軸に、分配用溝を通過して分配軸を半径方向に
貫通する通路を形成し、該通路の反分配用溝側端部にバ
ランスポートを開口し、該バランスポートが、燃料噴射
時には分配軸スリーブの壁面により閉塞され、燃料吸入
時には燃料ギャラリへ通じる吸入通路と連通するように
構成したので、燃料噴射時に分配軸へかかる分配用溝か
らの押圧力を、該通路及びバランスポートへ圧送された
燃料による分配軸への押圧力により相殺して、両方の圧
力のバランスをとることができる。これにより、分配軸
が分配溝スリーブの内壁面に押し付けられることがなく
なり、該分配軸と分配軸スリーブとの間で油膜切れが発
生することを防止することができ、該分配軸と分配軸ス
リーブとの間での焼き付きを防ぐことが可能となる。
【0027】また、該通路及びバランスポートを、分配
軸の側圧低減用通路と、燃料吸入用通路として兼用する
ことができ、燃料吸入用通路とは別に分配軸の側圧低減
用通路を設けた場合に比べて、分配軸の構成を簡単にす
ることができて、容易に分配軸の側圧低減を図ることが
できる。また、例えば、分配軸に表面処理を施して該分
配軸の潤滑性を向上した場合等に比べても、特に高精度
な加工等を行うことなく容易に分配軸の側圧低減を図る
ことができる。
【0028】更に、請求項2記載の如く、前記バランス
ポートを、前記分配用溝と略対向する位置に配置したの
で、効率良く分配軸10の側圧低減を図ることが可能と
なる。
【0029】更に、請求項3記載の如く、燃料噴射時に
前記分配通路と連通される分配用溝の分配ポートの上下
位置と、前記バランスポートの上下位置とを異ならせた
ので、気筒数が偶数の場合であっても、バランスポート
を分配ポートに対して略対向する位置に配置することが
できるので、効率良く分配軸の側圧低減を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分配型噴射ポンプを示す概略図であ
る。
【図2】分配軸部及びプランジャ部を示す側面断面図で
ある。
【図3】分配軸スリーブを示す側面断面図である。
【図4】図3におけるA−A断面図である。
【図5】図3におけるB−B断面図である。
【図6】分配軸を示す側面図である。
【図7】同じく正面図である。
【図8】同じく後面図である。
【図9】図7におけるC−C断面図である。
【図10】分配軸が分配用孔と分配ポートとの位置が合
う回転位置に位置している状態を示す平面図である。
【図11】図10におけるD−D断面図である。
【図12】分配軸がバランスポートと戻し用孔との位置
が合う回転位置に位置している状態を示す平面図であ
る。
【図13】図12におけるE−E断面図である。
【符号の説明】
1 分配型燃料噴射ポンプ 3 燃料ギャラリ 7 プランジャ 8 吐出弁 10 分配軸 11 分配軸スリーブ 23 分配用溝 24 燃料分配通路 26 通路 27 燃料戻し通路 31 分配ポート 32 バランスポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC02 AD12 BA29 BA46 CA01S CA03 CA08 CA09 CA22T CA29 CA31 CE02 CE13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャの往復移動により分配軸に圧
    送される燃料を、該分配軸に形成された分配用溝から、
    複数の分配通路を通じて各吐出弁へ送出する分配型燃料
    噴射ポンプにおいて、該分配用溝を通過して分配軸を半
    径方向に貫通する通路を形成し、該通路の反分配用溝側
    端部にバランスポートを開口し、該バランスポートが、
    燃料噴射時には分配軸スリーブの壁面により閉塞され、
    燃料吸入時には燃料ギャラリへ通じる吸入通路と連通す
    るように構成したことを特徴とする分配型燃料噴射ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記バランスポートを、前記分配用溝と
    略対向する位置に配置したことを特徴とする請求項1に
    記載の分配型燃料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】 燃料噴射時に前記分配通路と連通される
    分配用溝の分配ポートの上下位置と、前記バランスポー
    トの上下位置とを異ならせたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の分配型燃料噴射ポンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105697205A (zh) * 2016-01-28 2016-06-22 山东康达精密机械制造有限公司 一种直列分配式电控喷油泵用高压燃油分配装置
CN105736204A (zh) * 2016-01-28 2016-07-06 山东康达精密机械制造有限公司 一种直列分配式全电控喷油泵总成
US10718305B2 (en) * 2015-11-26 2020-07-21 Yanmar Co., Ltd. Fuel injection pump

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