JP2001115252A - 遮熱シート - Google Patents

遮熱シート

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JP2001115252A
JP2001115252A JP29845699A JP29845699A JP2001115252A JP 2001115252 A JP2001115252 A JP 2001115252A JP 29845699 A JP29845699 A JP 29845699A JP 29845699 A JP29845699 A JP 29845699A JP 2001115252 A JP2001115252 A JP 2001115252A
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heat
heat shield
sheet
shielding
nonwoven fabric
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Katsuhide Manabe
勝英 真部
Masayuki Suzuki
政幸 鈴木
Eigo Nakajima
英吾 中島
Junya Kurebayashi
潤也 紅林
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Suzutora KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮熱性,耐久性,柔軟性に優れた安価な遮熱
シートを提供すること。 【解決手段】 樹脂繊維からなる不織布2と,該不織布
2の表側面21に金属をスパッタリングすることにより
形成した遮熱層3とからなる遮熱シート1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,クーラーボックスや消防服等に
用いられる,熱を遮断するための遮熱シートに関する。
【0002】
【従来技術】従来より,クーラーボックスや消防服等,
熱を遮断するためのものには,例えばポリエステルフィ
ルムにアルミニウムを蒸着したものが用いられている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記アルミ蒸
着シートは,長期の使用によって表面のアルミニウム層
が腐食するおそれがあり,耐久性に劣る。また,上記ア
ルミ蒸着シートは,大きい面積の布地等に均一に遮熱層
を形成することが困難である。そのため,充分な遮熱性
を得ることができない。また,上記遮熱層を上記布地等
の全面に形成するためには,多くの金属を蒸着する必要
がある。そのため,上記アルミ蒸着シートは,充分な柔
軟性を得ることができず,また,製造コストも高くな
る。
【0004】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,遮熱性,耐久性,柔軟性に優れた安価な
遮熱シートを提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,樹脂繊維
からなる不織布と,該不織布の表側面に金属をスパッタ
リングすることにより形成した遮熱層とからなることを
特徴とする遮熱シートにある。
【0006】該遮熱シートは,例えば,クーラーボック
スや,飲食物配達用の保冷容器,或いは消防服などにお
いて,熱を遮断するためのものに用いられる。上記不織
布の厚みは,例えば20〜2000μmである。
【0007】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記遮熱シートは,スパッタリングにより形成された遮
熱層を有する。そのため,上記遮熱シートの一方の面か
ら入射する熱線は,その殆どが上記遮熱層において反射
する。また,反射しなかった熱線もその殆どが上記遮熱
層に吸収されるため,上記遮熱シートの反対側の面には
殆ど透化しない。このようにして,上記遮熱シートは熱
を遮断する。
【0008】また,上記遮熱層は,スパッタリングによ
って形成されている。そのため,上記遮熱層の膜厚は均
一にすることができる。そのため,上記遮熱シートの金
属膜は,広い面積において均一に形成されるため,上記
遮熱シートは充分な遮熱性を有する。
【0009】また,上述のごとく上記金属膜を均一に形
成することができるため,膜厚を特に大きくしなくても
充分な遮熱性を得ることができる。それ故,上記遮熱シ
ートの柔軟性を確保することができると共に,安価な遮
熱シートを得ることができる。上記遮熱シートの柔軟性
の向上は,消防服等として用いたときの着心地,或いは
クーラーボックス等に用いたときのその形状への追従性
等の向上につながる。
【0010】また,上記遮熱シートは不織布にスパッタ
リングが施されている。即ち,上記不織布は,樹脂繊維
が縦横無尽に重なり合っており,その樹脂繊維にスパッ
タリングされた遮熱層も縦横無尽に連続して形成され
る。それ故,上記遮熱層は熱伝導に優れ,熱線を充分に
吸収するため,上記遮熱シートの遮熱性が向上する。
【0011】以上のごとく,本発明によれば,遮熱性,
耐久性,柔軟性に優れた安価な遮熱シートを提供するこ
とができる。
【0012】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記遮熱層は,厚みが10〜200nmであることが好ま
しい。これにより,充分な遮熱性を有すると共に充分な
柔軟性を有する遮熱シートを得ることができる。上記遮
熱層の厚みが10nm未満の場合には,充分な遮熱性を
得ることができないおそれがある。一方,上記厚みが2
00nmを超える場合には,充分な柔軟性を得ることが
困難であると共に,製造コストが高くなる恐れがある。
【0013】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記遮熱層はステンレス鋼,Ti,Cr,Ni,Fe,S
b,Sn,Pb,Zn等の金属からなることが好まし
い。これにより,一層の遮熱性に優れた遮熱シートを得
ることができる。
【0014】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記樹脂繊維は,ポリエチレン,ポリエステル,ポリプロ
ピレン,ポリウレタン等の繊維であることが好ましい。
これにより,一層柔軟性に優れた遮熱シートを安価に得
ることができる。
【0015】次に,請求項5に記載の発明のように,上
記遮熱シートは,上記遮熱層を低温側,不織布を高温側
に配置して使用することが好ましい。この場合には,上
記遮熱層を高温側とする場合に比べて,より多くの熱線
を反射,吸収することができるため,一層遮熱性に優れ
た遮熱シートを得ることができる(実験例2参照)。
【0016】次に,請求項6に記載の発明のように,上
記遮熱シートは,間隔を設けて複数枚用いることが好ま
しい。これにより,複数枚の遮熱シートの相乗効果によ
り一層の遮熱効果を発揮させることができる(実験例1
参照)。
【0017】次に,請求項7に記載の発明のように,上
記複数枚の遮熱シートのうち隣り合う2枚の遮熱シート
の間隔を10〜50mmとすることが好ましい。これに
より,一層遮熱性に優れた遮熱シートを得ることができ
る。上記間隔が10mm未満の場合には,上記遮熱シー
トを1枚で用いた場合と,遮熱効果に殆ど差がなくなっ
てしまうおそれがある(実験例4参照)。一方,上記間
隔が200mmを超える場合には,用途が限られるおそ
れがある。
【0018】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる遮熱シートにつき,図1〜
図3を用いて説明する。本例の遮熱シート1は,図1に
示すごとく,樹脂繊維からなる不織布2と,該不織布2
の表側面21に金属をスパッタリングすることにより形
成した遮熱層3とからなる。
【0019】上記遮熱層3は,ステンレス鋼からなり,
厚みが約50nmである。また,上記不織布2の厚みは
約50μmであり,該不織布2を構成する樹脂繊維はポ
リエチレンである。該遮熱シート1は,例えば,クーラ
ーボックスや,飲食物配達用の保冷容器,或いは消防服
など,熱を遮断する必要のあるものに用いられる。そし
て,上記遮熱シート1は,上記遮熱層3を低温側,不織
布2を高温側にして使用される。即ち,上記遮熱シート
1を例えばクーラーボックスに使用する場合には,上記
遮熱層3を内側とする。
【0020】上記遮熱シート1を製造するに当っては,
まず,ポリエチレンからなる厚み約50μmの不織布2
を用意する。この不織布2の表側面21にステンレス鋼
をスパッタリングする。このときのスパッタリングの条
件は,以下の通りである。即ち,チャンバー内圧力4×
10-2Pa,搬送速度3m/分(スパッタリング時間約
10秒),印加電圧500V,電流60Aとし,スパッ
タリングガスとしてはArを用いた。
【0021】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記遮熱シート1は,スパッタリングにより形成された遮
熱層3を有する。そのため,上記遮熱シート1の一方の
面から入射する熱線は,その殆どが上記遮熱層3におい
て反射する。また,反射しなかった熱線もその殆どが上
記遮熱層3に吸収されるため,上記遮熱シート1の反対
側の面には殆ど透化しない。このようにして,上記遮熱
シート1は熱を遮断する。
【0022】また,上記遮熱層3は,スパッタリングに
よって形成されている。そのため,上記遮熱層3の膜厚
は均一にすることができる。そのため,上記遮熱シート
1の金属膜3は,広い面積において均一に形成されるた
め,上記遮熱シート1は充分な遮熱性を有する。
【0023】また,上述のごとく上記金属膜3を均一に
形成することができるため,膜厚を特に大きくしなくて
も充分な遮熱性を得ることができる。それ故,上記遮熱
シート1の柔軟性を確保することができると共に,安価
な遮熱シート1を得ることができる。上記遮熱シート1
の柔軟性の向上は,消防服等として用いたときの着心
地,或いはクーラーボックス等に用いたときのその形状
への追従性等の向上につながる。
【0024】また,上記遮熱層3は,厚みが約50nm
であるため,充分な遮熱性を有すると共に充分な柔軟性
を有する遮熱シート1を得ることができる。また,上記
遮熱層3はステンレス鋼からなるため,一層遮熱性に優
れた遮熱シート1を得ることができる。
【0025】また,上記遮熱シート1は不織布2にスパ
ッタリングが施されている。即ち,上記不織布2は,樹
脂繊維が縦横無尽に重なり合っており,その樹脂繊維に
スパッタリングされた遮熱層3も縦横無尽に連続して形
成される。それ故,上記遮熱層3は熱伝導に優れ,熱線
を充分に吸収するため,上記遮熱シート1の遮熱性が向
上する。また,上記不織布2を構成する樹脂繊維はポリ
エチレンであるため,一層柔軟性に優れた遮熱シート1
を安価に得ることができる。
【0026】上記遮熱シート1は,上述のごとく上記遮
熱層3を低温側,不織布2を高温側にして使用すること
により,上記遮熱層3を高温側とする場合に比べて,よ
り多くの熱線を反射,吸収することができるため,一層
遮熱性に優れた遮熱シート1を得ることができる。
【0027】以上のごとく,本例によれば,遮熱性,耐
久性,柔軟性に優れた安価な遮熱シートを提供すること
ができる。
【0028】実施形態例2 本例は,上記遮熱シート1を,図2に示すごとく2枚一
組を2層にして使用する例である。上記2枚の遮熱シー
ト1の間隔は約13mmとする。例えば,上記遮熱シー
ト1をクーラーボックスに用いる場合,上記2枚の遮熱
シート1の間に約13mmの厚みの発泡スチロール等を
介在させる。また,上記2枚の遮熱シート1は,共に遮
熱層3を低温側,不織布2を高温側にして配置する。即
ち,図2において矢印Aの側が低温側となる。その他
は,実施形態例1と同様である。
【0029】これにより,2枚の遮熱シート1の相乗効
果により一層の遮熱効果を発揮させることができる。そ
の他,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0030】実験例1 本例は,図3〜図5に示すごとく,本発明の遮熱シート
の遮熱性について評価した。即ち,図3に示すごとく,
まず遮熱シート1を500Wの赤外ランプ4とブラック
パネル温度計5との間に配置した。上記遮熱シート1と
赤外ランプ4との距離は300mm,上記遮熱シート1
とブラックパネル温度計5との距離は80mmとした。
また,上記遮熱シート1の向きは,遮熱層3をブラック
パネル温度計5側とした。
【0031】次いで,上記赤外ランプ4を上記遮熱シー
ト1に向けて照射した。このとき,上記遮熱シート1を
透過する熱による上記ブラックパネル温度計5の測定素
子51の温度上昇を30分間にわたって測定した。な
お,上記遮熱シート1は,実施形態例1に示したものと
同様のものである。
【0032】比較として,上記遮熱シート1の代わり
に,遮熱層を施していない不織布を用いて同様の試験を
行った。更に,ブランクとして,上記赤外ランプとブラ
ックパネル温度計との間に何も置かずに同様の測定を行
った。また,図4に示すごとく,上記遮熱シート1を2
枚,13mmの間隔をもって配置して同様の測定を行っ
た。このとき,赤外ランプ4側の遮熱シート1と赤外ラ
ンプ4との距離が300mm,赤外ランプ4側の遮熱シ
ート1とブラックパネル温度計5との距離が80mmで
ある。上記ブラックパネル温度計5による測定結果を図
5に示す。
【0033】図5において,符号Bが本発明の遮熱シー
ト1を1枚使用したもの,符号Cが上記遮熱シート1を
2枚一組で使用したもの,符号Dが不織布を使用したも
の,符号Eがブランクである。図5より分かるように,
ブランク(符号E)は約45℃まで上昇するのに対し,
不織布を配置した場合には,温度は30℃を超える程度
の上昇であった(符号D)。なお,上記赤外ランプ照射
前における上記測定素子51の温度は23℃である。
【0034】更に,本発明の遮熱シート1を用いた場合
には,温度は26℃程度までしか上昇しなかった。ま
た,上記遮熱シートを2枚用いた場合には,温度は24
℃程度までしか上昇しなかった。即ち,この場合には温
度上昇は約1℃であり,殆ど温度上昇はせず,遮熱効果
が大きいことが分かる。
【0035】本例によれば,本発明の遮熱シートは充分
な遮熱性を有し,特に上記遮熱シートを2枚組み合わせ
て使用することにより,遮熱効果が一層発揮されること
が分かる。
【0036】実験例2 本例は,図6に示すごとく,上記遮熱シートを,遮熱層
を高温側に配置した場合と低温側に配置した場合とによ
る遮熱性の相違を評価した。即ち,上記遮熱シートの遮
熱層を赤外ランプに向けて配置して,上記実施形態例1
と同様の試験を行った。更に上記遮熱シートの不織布を
上記赤外ランプに向けて配置して,同様の試験を行っ
た。
【0037】測定結果を図6に示す。図6において,符
号Fが遮熱層を赤外ランプに向けた場合の温度変化,符
号Gが不織布を赤外ランプに向けた場合の温度変化を表
す。また,符号D,符号Eは,それぞれ実験例1で測定
した不織布,ブランクの測定値である。図6から分かる
ように,遮熱層を赤外ランプに向けた場合には,ブラッ
クパネル温度計の温度は29℃程度となった(符号
F)。これに対し,上記不織布を赤外ランプに向けた場
合には26℃程度までの温度上昇に押さえられた(符号
G)。
【0038】本例によれば,上記遮熱シートの遮熱層を
高温側に配置するよりも,遮熱層を低温側,不織布を高
温側に配置する方が遮熱効果が大きいことが分かる。
【0039】実験例3 本例は,図7に示すごとく,遮熱シートを2枚使用した
ときの,それぞれの遮熱シートの向きによる遮熱性の違
いについて評価した例である。即ち,2枚の遮熱シート
を13mmの間隔をもって,上記赤外ランプとブラック
パネルとの間に配置する(図4参照)。このとき,上記
遮熱シートを2枚とも遮熱層を赤外ランプに向けたもの
を試料1,上記赤外ランプに近い側の遮熱シートの不織
布を赤外ランプに向け,ブラックパネル温度計側の遮熱
シートの遮熱層を赤外ランプに向けたものを試料2,上
記赤外ランプに近い側の遮熱シートの遮熱層を赤外ラン
プに向け,ブラックパネル温度計側の遮熱シートの不織
布を赤外ランプに向けたものを試料3,上記遮熱シート
を2枚とも不織布を赤外ランプに向けたものを試料4と
する。
【0040】上記試料1〜4について,実施形態例1と
同様の試験を行った。試験結果を図7に示す。図7にお
いて,符号Hは試料1,符号Jは試料2,符号Kは試料
3,符号Lは試料4の測定値をそれぞれ表す。また,符
号Mは,不織布を2枚配置した際の測定値である。
【0041】図7より分かるように,試料1を用いた場
合の測定値(符号H)は,不織布を2枚配置したもの
(符号M)と殆ど変わらない。一方,試料4を用いた場
合は,最も温度上昇が小さかった(符号L)。
【0042】本例によれば,遮熱シートを2枚用いる場
合,その2枚ともを,遮熱層が低温側となるよう配置す
ることにより,最も遮熱効果を発揮させることができる
ことが分かる。
【0043】実験例4 本例は,図8に示すごとく,遮熱シートを2枚使用した
ときの,両者の間隔の違いによる遮熱性の相違について
評価した例である。即ち,本発明の遮熱シートを2枚,
不織布を赤外ランプに向けて配置した(図4参照)。こ
の2枚の遮熱シートの間隔を0mm(2枚の遮熱シート
を接触させた状態),3mm,13mmとした3種類の
試料につき,実験例1と同様の試験を行った。測定結果
を図8に示す。
【0044】図8において,符号Nは遮熱シートの間隔
を0mmとしたもの,符号Pは3mmとしたもの,符号
Qは13mmとしたものを表す。図8より分かるよう
に,遮熱シートの間隔を0mm,3mmとしたものは温
度上昇が約3℃あったのに対し,13mmとしたものは
温度上昇が約1℃と少なく,遮熱効果が大きかった。
【0045】本例によれば,遮熱シートを2枚用いる場
合,その間隔を所定距離あけることにより,遮熱効果を
一層発揮させることができることが分かる。
【0046】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,遮熱
性,耐久性,柔軟性に優れた安価な遮熱シートを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,遮熱シートの説明図。
【図2】実施形態例2における,遮熱シートを2枚配置
した説明図。
【図3】実験例1における,試験方法の説明図。
【図4】実験例1における,遮熱シートを2枚用いる場
合の試験方法の説明図。
【図5】実験例1における,ブラックパネル温度計によ
る測定値を表す線図。
【図6】実験例2における,ブラックパネル温度計によ
る測定値を表す線図。
【図7】実験例3における,ブラックパネル温度計によ
る測定値を表す線図。
【図8】実験例4における,ブラックパネル温度計によ
る測定値を表す線図。
【符号の説明】
1...遮熱シート, 2...不織布, 21...表側面, 3...遮熱層,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01B AB02B AB04B AB12B AB13B AB16B AB18B AB21B AB22B AB23B AK01A AK04A AK07A AK41A AK51A BA02 DG01A DG15A EH66B GB72 JD01B JJ01 JJ10B 4K029 AA11 AA21 BA02 BA07 BA09 BA12 BA17 BA18 BA26 BC10 BD00 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂繊維からなる不織布と,該不織布の
    表側面に金属をスパッタリングすることにより形成した
    遮熱層とからなることを特徴とする遮熱シート。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記遮熱層は,厚み
    が10〜200nmであることを特徴とする遮熱シー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記遮熱層は
    ステンレス鋼,Ti,Cr,Ni,Fe,Sb,Sn,
    Pb,Zn等の金属からなることを特徴とする遮熱シー
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記樹脂繊維は,ポリエチレン,ポリエステル,ポリプ
    ロピレン,ポリウレタン等の繊維であることを特徴とす
    る遮熱シート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記遮熱シートは,上記遮熱層を低温側,不織布を高温
    側に配置して使用することを特徴とする遮熱シート。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記遮熱シートは,間隔を設けて複数枚用いることを特
    徴とする遮熱シート。
  7. 【請求項7】 請求項6において,上記複数枚の遮熱シ
    ートのうち隣り合う2枚の遮熱シートの間隔を10〜5
    0mmとすることを特徴とする遮熱シート。
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