JP2001114501A - 水素供給源、水素供給方法および水素供給装置ならびに水素供給装置を用いた液晶ディスプレイ - Google Patents

水素供給源、水素供給方法および水素供給装置ならびに水素供給装置を用いた液晶ディスプレイ

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JP2001114501A
JP2001114501A JP29069699A JP29069699A JP2001114501A JP 2001114501 A JP2001114501 A JP 2001114501A JP 29069699 A JP29069699 A JP 29069699A JP 29069699 A JP29069699 A JP 29069699A JP 2001114501 A JP2001114501 A JP 2001114501A
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JP
Japan
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hydrogen
hydrocarbon material
mixture
hydrogen supply
heating
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Eisuke Negishi
英輔 根岸
Tetsuya Morita
哲也 森田
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、かつ、簡易なプロセスにより、
温度にかかわらず、水素分圧を一定に維持することので
きる水素供給源、水素供給方法および水素供給装置なら
びに低コスト、かつ、軽量であり、簡易なプロセスによ
り、温度にかかわらず、水素分圧を一定に維持すること
のできる水素供給装置を用いた液晶ディスプレイを提供
する。 【解決手段】 加熱により水素のみを発生する炭化水素
材料2と炭化水素材料を加熱する加熱手段3を備えた水
素供給源1、炭化水素材料を加熱して、水素供給量を制
御する水素供給方法および水素供給装置ならびにこの水
素供給装置を用いた液晶ディスプレイ20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素供給源、水素供給
方法および水素供給装置ならびに水素供給装置を用いた
液晶ディスプレイに関するものであり、さらに詳細に
は、低コストで、かつ、簡易なプロセスにより、温度に
かかわらず、水素分圧を一定に維持することのできる水
素供給源および水素供給方法ならびに低コスト、かつ、
軽量であり、簡易なプロセスにより、温度にかかわら
ず、水素分圧を一定に維持することのできる水素供給装
置ならびに低コスト、かつ、軽量であり、簡易なプロセ
スにより、温度にかかわらず、水素分圧を一定に維持す
ることのできる水素供給装置を用いた液晶ディスプレイ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TFTに代えて、プラズマ・アドレッシ
ングによって、液晶をオン・オフさせるプラズマ・スイ
ッチを用いた液晶ディスプレイが知られている。
【0003】この液晶ディスプレイにおいては、プラズ
マ・スイッチ内を一定の水素分圧に維持することが要求
され、そのため、従来は、水素供給源として、水素吸蔵
合金が使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水素吸
蔵合金は、高価で、質量が大きいという問題を有してい
るだけでなく、低温においては、水素を吸収してしまう
ため、水素分圧を温度にかかわらず、一定に維持するこ
とができないという問題があった。
【0005】さらに、水素吸蔵合金を水素供給源として
用いる場合には、水素吸蔵合金を高温で加熱して、水素
吸蔵合金が吸着しているガスを放出させ、しかる後に、
水素を吸蔵させることが必要とされ、プロセス的に工程
が複雑になるという問題を有していた。
【0006】したがって、本発明は、低コストで、か
つ、簡易なプロセスにより、温度にかかわらず、水素分
圧を一定に維持することのできる水素供給源および水素
供給方法ならびに低コスト、かつ、軽量であり、簡易な
プロセスにより、温度にかかわらず、水素分圧を一定に
維持することのできる水素供給装置ならびに低コスト、
かつ、軽量であり、簡易なプロセスにより、温度にかか
わらず、水素分圧を一定に維持することのできる水素供
給装置を用いた液晶ディスプレイを提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
加熱により水素のみを発生する炭化水素材料と前記炭化
水素材料を加熱する加熱手段を備えた水素供給源によっ
て達成される。
【0008】本発明によれば、炭化水素材料は、加熱に
より水素のみを発生し、水素を吸収しないから、加熱手
段によって、炭化水素材料を加熱することにより、温度
にかかわらず、水素分圧を一定に維持することが可能と
なる。
【0009】本発明の前記目的はまた、加熱により水素
のみを発生する炭化水素材料を加熱して、水素供給量を
制御する水素供給方法によって達成される。
【0010】本発明によれば、炭化水素材料は、加熱に
より水素のみを発生し、水素を吸収しないから、炭化水
素材料を、一定温度で加熱し、加熱時間を制御すること
により、あるいは、炭化水素材料を、一定時間にわたり
加熱し、加熱温度を制御することによって、水素供給量
を制御し、温度にかかわらず、水素分圧を一定に維持す
ることが可能となる。
【0011】本発明の前記目的はまた、加熱により水素
のみを発生する炭化水素材料と、前記炭化水素材料を加
熱する加熱手段と、水素分圧を検出する水素センサと、
前記水素センサが検出した水素分圧に基づき、前記加熱
手段を制御する制御手段を備えた水素供給装置によって
達成される。
【0012】本発明によれば、炭化水素材料は、加熱に
より水素のみを発生し、水素を吸収しないから、水素セ
ンサによって、水素分圧を検出し、水素分圧が一定にな
るように、加熱手段の加熱温度あるいは加熱時間を制御
することによって、温度にかかわらず、水素分圧を一定
に維持することが可能となる。
【0013】本発明の前記目的はまた、偏光板と、信号
電極と、液晶板と、誘電体層、隔壁、カソードとアノー
ドを備えた基板および偏光板を備えたプラズマスイッチ
と、バックライトとを、この順に備えた液晶ディスプレ
イであって、前記プラズマスイッチの前記誘電体層と前
記基板との間に形成された閉空間内に、加熱により水素
のみを発生する炭化水素材料と、前記炭化水素材料を加
熱する加熱手段と、水素分圧を検出する水素センサとを
備え、さらに、前記水素センサが検出した水素分圧に基
づいて、前記加熱手段を制御する制御手段を備えた液晶
ディスプレイによって達成される。
【0014】プラズマスイッチを用いた液晶ディスプレ
イにあっては、誘電体層と基板との間に形成された閉空
間内の水素分圧を、温度にかかわらず、一定に保つこと
が要求されているが、本発明によれば、液晶ディスプレ
イは、誘電体層と基板との間に形成された閉空間に、加
熱により水素のみを発生する炭化水素材料と、炭化水素
材料を加熱する加熱手段と、水素分圧を検出する水素セ
ンサとを備え、さらに、水素センサが検出した水素分圧
に基づき、加熱手段を制御する制御手段を備えているか
ら、水素センサによって、水素分圧を検出し、水素分圧
が一定になるように、加熱手段の加熱温度あるいは加熱
時間を制御することによって、温度にかかわらず、誘電
体層と基板との間に形成された閉空間内の水素分圧を一
定に維持することが可能となる。
【0015】
【発明の好ましい実施の形態】本発明の好ましい実施態
様においては、前記炭化水素材料が、酸素を含まない雰
囲気下で、加熱により水素のみを発生する炭化水素材料
によって構成されている。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記炭化水素材料が、不活性ガス雰囲気下で、加熱
によって水素のみを発生する炭化水素材料によって構成
されている。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記炭化水素材料が、大気圧よりも低い圧力下で、
加熱により水素のみを発生する炭化水素材料によって構
成されている。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記炭化水素材料が、フラーレンおよびアルカリ金
属ドープのカーボンナノチューブよりなる群から選ばれ
る炭素同位体に水素を添加して得られた炭化水素材料に
よって構成されている。アルカリ金属としては、リチウ
ム、カリウムなどが好ましく使用し得る。
【0019】本明細書において、フラーレンとは、C3
6、C60、C70、C76、C78、C80、C8
2、C84などの球状炭素クラスター分子をいう。フラ
ーレン分子は、公知の炭素電極を用いたアーク放電法な
どにより、大量に合成することができる。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、フラーレンまたはアルカリ金属ドープのカーボンナ
ノチューブは、低温においても、水素を全く吸収しない
から、温度にかかわらず、水素分圧を一定に維持するこ
とが可能となる。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記炭化水素材料が、同種または異種の水素化フラ
ーレンの混合物によって構成されている。
【0022】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記炭化水素材料が、同種または異種のアルカリ金
属ドープの水素化カーボンナノチューブの混合物によっ
て構成されている。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記炭化水素材料が、同種または異種の水素化フラ
ーレンの混合物と同種または異種のアルカリ金属ドープ
の水素化カーボンナノチューブの混合物との混合物によ
って構成されている。
【0024】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記加熱手段が、抵抗加熱手段によって構成されて
いる。
【0025】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記加熱手段が、高周波加熱手段によって構成され
ている。
【0026】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記加熱手段が、赤外線ランプヒータによって構成
されている。
【0027】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記加熱手段が、レーザ光源によって構成されてい
る。
【0028】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、炭化水素材料を、一定温度で加熱し、加熱時間を制
御することによって、水素供給量が制御される。
【0029】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、炭化水素材料を、一定時間にわたり加熱し、加熱温
度を制御することによって、水素供給量が制御される。
【0030】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、水素センサが、MOSFETセンサ、プロトン導電
体を用いた固体電解質センサおよび熱線型半導体センサ
よりなる群から選ばれるセンサによって構成されてい
る。
【0031】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、液晶ディスプレイは、前記偏光板と前記信号電極と
の間に、さらに、カラーフィルタを備えている。
【0032】以下、添付図面に基づいて、本発明にかか
る好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0033】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る水素供給源の一部破断略斜視図である。図1に示され
るように、本実施態様にかかる水素供給源1は、水素化
フラーレンの混合物2と、その内部に、水素化フラーレ
ンの混合物2と接触するように設けられた抵抗加熱ヒー
タ3を備えている。
【0034】図2は、フラーレン(C60)の略斜視図
である。図2に示されるように、フラーレン(C60
は、60の炭素原子が互いに結合して、全体として、球
状をなしている。
【0035】図3は、水素化フラーレン(C
6036)の略斜視図である。水素化フラーレン(C
6036)は、公知のように、Zn/HCl還元法、
高温・高圧法などにより、フラーレン(C60)から生
成することができる。
【0036】図4は、水素化フラーレン(C
6036)のマススペクトルを示すものであり、真空
中で、水素化フラーレン(C6036)を450℃に
加熱すると、炭素原子に結合した水素が放出されて、フ
ラーレン(C60)に戻ることがわかる。このことは、
酸素を含まない系においても同様であることが確認され
ている。したがって、酸素を含まない系において、水素
化フラーレン(C6036)を加熱することによっ
て、水素のみを供給することができ、他方、水素以外の
ガスは供給されないことが判明した。
【0037】図5は、アルゴン雰囲気下で、水素化フラ
ーレン(C6036)を加熱したときの質量変化を示
すグラフである。図5に示されるように、水素化フラー
レン(C6036)の質量は、400℃を越えた付近
から、徐々に減少し、加熱温度を450℃で一定に保持
すると、徐々に、水素化フラーレン(C6036)の
質量が減少することがわかる。したがって、加熱温度を
一定に保持すれば、加熱時間を制御することによって、
水素供給量を制御することが可能になる。
【0038】また、図5に示されるように、加熱温度を
400℃から450℃に徐々に上昇させると、水素化フ
ラーレン(C6036)の質量は徐々に減少すること
がわかる。したがって、加熱時間を一定に保持して、加
熱時間を制御することによって、水素供給量を制御する
ことが可能になる。
【0039】図6は、本発明の好ましい実施態様にかか
る水素供給装置のブロックダイアグラムである。図6に
示されるように、実施態様にかかる水素供給装置5は、
図1に示される水素化フラーレンの混合物2と抵抗加熱
ヒータ3を備えた水素供給源1と、抵抗加熱ヒータ3に
電流を供給する電源6と、容器7内の水素分圧を検出す
る水素センサ8と、水素センサ8によって検出された容
器7内の水素分圧にしたがって、電源6を制御するコン
トローラ9を備えている。
【0040】本実施態様において、水素センサ8として
は、MOSFETセンサが用いられ、また、コントロー
ラ9は、電源6から抵抗加熱ヒータ3に供給される電流
を制御するように構成されている。
【0041】本実施態様によれば、容器7内の水素分圧
を水素センサ8によって検出し、水素分圧が所定の範囲
の下限値より低下したときは、コントローラ9は電源6
に信号を送り、抵抗加熱ヒータ3に電流を供給させる。
その結果、水素化フラーレンの混合物2が加熱され、水
素を放出し、容器7内の水素分圧が上昇する。こうし
て、容器7内の水素分圧を所定の範囲内に保持すること
が可能になる。
【0042】また、水素吸蔵合金とは異なり、水素化フ
ラーレンは、低温においても、水素の再吸収が全くない
から、本実施態様によれば、温度にかかわらず、容器7
内の水素分圧を一定に維持することが可能となる。
【0043】さらに、水素化フラーレンは、酸素を含ま
ない系において、加熱により、水素のみを発生するの
で、本実施態様によれば、容器7内に、水素ガス以外の
ガス、たとえば、分子量の小さい炭化水素分子が混入す
ることを防止することができる。
【0044】また、水素化フラーレンは、水素供給量が
同等の水素吸蔵合金に比して、質量が小さいので、本実
施態様によれば、水素供給源1の軽量化を実現すること
が可能になる。
【0045】さらに、水素化フラーレンの原料であるフ
ラーレンは、近年、その価格が急速に低下しているの
で、水素供給源1として、水素吸蔵合金を用いる場合に
比して、本実施態様によれば、水素供給源1のコストを
大幅に低下させることができる。
【0046】図7は、本発明の別の好ましい実施態様に
かかる水素供給源1の略縦断面図である。図7に示され
るように、本実施態様にかかる水素供給源1は、水素化
フラーレンの混合物2と、その周囲に接して設けられた
高周波誘導コイル10からなる高周波誘導加熱手段11
を備えている。
【0047】図8は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる水素供給源1の略縦断面図である。図8に示され
るように、本実施態様にかかる水素供給源1は、水素化
フラーレンの混合物2と、水素化フラーレンの混合物2
を加熱可能な赤外線ランプ12を備えている。赤外線ラ
ンプ12は、水素化フラーレンの混合物2と離間させて
設けることができる。
【0048】図9は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる液晶ディスプレイの内部構造を示す液晶ディスプ
レイの一部の略斜視図である。図9に示されるように、
液晶ディスプレイ20は、偏光板21と、カラーフィル
タ22と、信号電極23と、液晶板24と、薄板ガラス
からなる誘電体層25と、隔壁26と、カソード27と
アノード28とが交互に形成された基板29と、偏光板
30と、バックライト31とを、この順に備えている。
誘電体層25、隔壁26および基板29によって、プラ
ズマスイッチ29が形成されている。
【0049】図10は、バックライト31、偏光板30
および基板29を取り去った液晶ディスプレイの略背面
図であり、水素供給源と水素センサの配置を示す図面で
ある。図10に示されるように、プラズマスイッチ32
の誘電体層25と基板29との間に形成された閉空間内
には、水素化フラーレンの混合物2と抵抗加熱ヒータ3
を備えた水素供給源1と、水素分圧を検出する水素セン
サ8が、薄板ガラスからなる誘電体層25上に、対角関
係に設けられており、抵抗加熱ヒータ3には電源(図示
せず)から電流が供給されるように構成されている。図
6に示された実施態様と全く同様に、電源はコントロー
ラ(図示せず)によって制御されている。
【0050】TFTに代えて、プラズマスイッチ32を
用いた液晶ディスプレイ20にあっては、誘電体層25
と基板29との間に形成された閉空間内の水素分圧を、
温度にかかわらず、一定に保つことが要求されている
が、本実施態様によれば、液晶ディスプレイ20は、誘
電体層25と基板29との間に形成された閉空間内に、
加熱により水素のみを発生する水素化フラーレンの混合
物2と水素化フラーレンの混合物2を加熱する抵抗加熱
ヒータ3を備えた水素供給源1および水素センサ8が設
けられ、水素センサ8が検出した水素分圧に基づき、コ
ントローラ(図示せず)が、電源(図示せず)から抵抗
加熱ヒータ3に供給される電流を制御して、水素化フラ
ーレンの混合物2の加熱温度および加熱時間を制御可能
に構成されているから、誘電体層25と基板29との間
に形成された閉空間内の水素分圧を、所定の範囲内に保
持することができる。
【0051】また、水素化フラーレンは、低温において
も、水素の再吸収が全くないから、本実施態様によれ
ば、温度にかかわらず、誘電体層25と基板29との間
に形成された閉空間内の水素分圧を一定に維持すること
が可能となる。
【0052】さらに、水素供給源1として、水素吸蔵合
金を用いているプラズマスイッチ32を用いた従来の液
晶ディスプレイ20にあっては、誘電体層25と基板2
9との間に形成された閉空間内に、水素吸蔵合金を配置
した後、水素吸蔵合金が吸着している水素以外のガスを
放出させるため、水素吸蔵合金を所定温度以上に加熱し
て、ベーキングし、水素吸蔵合金が吸着しているガスを
放出させ、放出されたガスを抜き取り、さらに、水素を
供給して、水素吸蔵合金に吸着させることが必要であっ
たが、本実施態様においては、水素供給源1として、酸
素を含まない系において、加熱によって、水素のみを供
給する水素化フラーレンの混合物2を用いているので、
このようなベーキングプロセスが不要になり、プロセス
的に工程を簡易化することが可能になる。
【0053】さらに、水素化フラーレンは、水素供給量
が同等の水素吸蔵合金に比して、質量が小さいので、本
実施態様によれば、水素供給源1の軽量化、したがっ
て、液晶ディスプレイ20の軽量化を実現することが可
能になる。
【0054】また、水素化フラーレンの原料であるフラ
ーレンは、近年、その価格が急速に低下しているので、
水素供給源1として、水素吸蔵合金を用いる場合に比し
て、本実施態様によれば、水素供給源1、したがって、
液晶ディスプレイ20のコストを大幅に低下させること
ができる。
【0055】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0056】たとえば、前記実施態様においては、水素
供給源1に、水素化フラーレンの混合物2を用いている
が、水素供給源1に用いられる材料は、水素化フラーレ
ンの混合物2に限定されるものではなく、たとえば、水
素化フラーレンに代えて、アルカリ金属ドープのカーボ
ンナノチューブの水素化物を用いてもよく、同種または
異種の水素化フラーレンの混合物、同種または異種のア
ルカリ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの混合
物、同種または異種のアルカリ金属ドープの水素化カー
ボンナノチューブの混合物、同種または異種の水素化フ
ラーレンの混合物と同種または異種のアルカリ金属ドー
プの水素化カーボンナノチューブの混合物との混合物な
ども好ましく使用することができ、さらには、加熱によ
り水素のみを発生する炭化水素材料であれば、これらに
限定されるものではない。
【0057】また、図6に示された実施態様において
は、水素センサ8として、MOSFETセンサが用いら
れているが、MOSFETセンサに代えて、プロトン導
電体を用いた固体電解質センサや熱線型半導体センサを
用いることもできる。
【0058】さらに、図8に示された実施態様において
は、水素化フラーレンの混合物2を加熱する手段とし
て、赤外線ランプ12が用いられているが、赤外線ラン
プ12に代えて、レーザ光源を用いることもできる。
【0059】また、図9および図10に示された実施態
様においては、水素センサ8によって、プラズマスイッ
チ32の誘電体層25と基板29との間に形成された閉
空間内の水素分圧を検出しているが、閉空間内で、プラ
ズマを発生させる場合には、水素分圧がある圧力よりも
低くなると、ディケイタイムが大きくなるので、水素セ
ンサ8に代えて、ディケイタイムを検出して、検出され
たディケイタイムに基づき、抵抗加熱ヒータ3に供給さ
れる電流を制御し、閉空間内の水素分圧うを所定範囲内
に保持するようにしてもよい。
【0060】さらに、図9および図10に示された実施
態様においては、水素化フラーレンの混合物2と抵抗加
熱ヒータ3を備えた水素供給源1と、水素分圧を検出す
る水素センサ8とを、対角関係に設けているが、水素供
給源1と水素センサ8を、対角関係に設けることは必ず
しも必要でなく、表示された画像と干渉しない位置であ
れば、任意の位置に設けることができる。
【0061】また、図9および図10に示された実施態
様においては、水素供給源1と水素センサ8を、薄板ガ
ラスからなる誘電体層25に設けているが、水素供給源
1と水素センサ8は、プラズマスイッチ32の誘電体層
25と基板29との間に形成された閉空間内に設けられ
ていればよく、水素供給源1および水素センサ8の双方
または一方を、基板29に設けるようにしてもよい。
【0062】さらに、図9および図10に示された実施
態様においては、液晶ディスプレイ20は、カラーフィ
ルタ22を備えているが、液晶ディスプレイ20をモノ
クロ専用に使用するときは、液晶ディスプレイ20がカ
ラーフィルタ22を備えていることは必要ではない。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、低コストで、かつ、簡
易なプロセスによって、温度にかかわらず、水素分圧を
一定に維持することのできる水素供給源および水素供給
方法ならびに低コスト、かつ、軽量であり、簡易なプロ
セスにより、温度にかかわらず、水素分圧を一定に維持
することのできる水素供給装置ならびに低コスト、か
つ、軽量であり、簡易なプロセスにより、温度にかかわ
らず、水素分圧を一定に維持することのできる水素供給
装置を用いた液晶ディスプレイを提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる水
素供給源の一部破断略斜視図である。
【図2】図2は、フラーレン(C60)の略斜視図であ
る。
【図3】図3は、水素化フラーレン(C6036)の
略斜視図である。
【図4】図4は、水素化フラーレン(C6036)の
マススペクトルである。
【図5】図5は、アルゴン雰囲気下で、水素化フラーレ
ン(C6036)を加熱したときの質量変化を示すグ
ラフである。
【図6】図6は、本発明の好ましい実施態様にかかる水
素供給装置のブロックダイアグラムである。
【図7】図7は、本発明の別の好ましい実施態様にかか
る水素供給源の略縦断面図である。
【図8】図8は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
る水素供給源の略縦断面図である。
【図9】図9は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
る液晶ディスプレイの内部構造を示す略斜視図である。
【図10】図10は、バックライト、偏光板および基板
を取り去った液晶ディスプレイの略背面図である。
【符号の説明】
1 水素供給源 2 水素化フラーレンの混合物 3 抵抗加熱ヒータ 5 水素供給装置 6 電源 7 容器 8 水素センサ 9 コントローラ 10 高周波誘導コイル 11 高周波誘導加熱手段 12 赤外線ランプ 20 液晶ディスプレイ 21 偏光板 22 カラーフィルタ 23 信号電極 24 液晶板 25 誘電体層 26 隔壁 27 カソード 28 アノード 29 基板 30 偏光板 31 バックライト 32 プラズマスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA36 QA12 TA12 TA15 TA18 2H093 NA20 NE10 4G040 BA03 BB03 4G046 CA00 CB01 CB08 CC02 CC09

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱により水素のみを発生する炭化水素
    材料と前記炭化水素材料を加熱する加熱手段を備えたこ
    とを特徴とする水素供給源。
  2. 【請求項2】 前記炭化水素材料が、酸素を含まない雰
    囲気下で、加熱により水素のみを発生する炭化水素材料
    によって構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    水素供給源。
  3. 【請求項3】 前記炭化水素材料が、不活性ガス雰囲気
    下で、加熱により水素のみを発生する炭化水素材料によ
    って構成されたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の水素供給源。
  4. 【請求項4】 前記炭化水素材料が、大気圧よりも低い
    圧力下で、加熱により水素のみを発生する炭化水素材料
    によって構成されたことを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の水素供給源。
  5. 【請求項5】 前記炭化水素材料が、フラーレンおよび
    アルカリ金属ドープのカーボンナノチューブよりなる群
    から選ばれる炭素同位体に水素を添加して得られた炭化
    水素材料によって構成されたことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか1項に記載の水素供給源。
  6. 【請求項6】 前記炭化水素材料が、同種または異種の
    水素化フラーレンの混合物によって構成されたことを特
    徴とする請求項5に記載の水素供給源。
  7. 【請求項7】 前記炭化水素材料が、同種または異種の
    アルカリ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの混
    合物によって構成されたことを特徴とする請求項5に記
    載の水素供給源。
  8. 【請求項8】 前記炭化水素材料が、同種または異種の
    水素化フラーレンの混合物と同種または異種のアルカリ
    金属ドープの水素化カーボンナノチューブの混合物との
    混合物によって構成されたことを特徴とする請求項5に
    記載の水素供給源。
  9. 【請求項9】 前記加熱手段が、抵抗加熱手段によって
    構成されたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
    か1項に記載の水素供給源。
  10. 【請求項10】 前記加熱手段が、高周波加熱手段によ
    って構成されたことを特徴とする請求項1ないし8のい
    ずれか1項に記載の水素供給源。
  11. 【請求項11】 前記加熱手段が、赤外線ランプヒータ
    によって構成されたことを特徴とする請求項1ないし8
    のいずれか1項に記載の水素供給源。
  12. 【請求項12】 前記加熱手段が、レーザ光源によって
    構成されたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
    か1項に記載の水素供給源。
  13. 【請求項13】 加熱により水素のみを発生する炭化水
    素材料を加熱して、水素供給量を制御することを特徴と
    する水素供給方法。
  14. 【請求項14】 前記炭化水素材料を、一定温度で加熱
    し、加熱時間を制御することによって、水素供給量を制
    御することを特徴とする請求項13に記載の水素供給方
    法。
  15. 【請求項15】 炭化水素材料を、一定時間にわたり加
    熱し、加熱温度を制御することによって、水素供給量を
    制御することを特徴とする請求項13に記載の水素供給
    方法。
  16. 【請求項16】 前記炭化水素材料が、フラーレンおよ
    びアルカリ金属ドープのカーボンナノチューブよりなる
    群から選ばれる炭素同位体に水素を添加して得られた炭
    化水素材料によって構成されたことを特徴とする請求項
    13ないし15に記載の水素供給方法。
  17. 【請求項17】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    の水素化フラーレンの混合物によって構成されたことを
    特徴とする請求項16に記載の水素供給方法。
  18. 【請求項18】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    のアルカリ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの
    混合物によって構成されたことを特徴とする請求項16
    に記載の水素供給方法。
  19. 【請求項19】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    の水素化フラーレンの混合物と同種または異種のアルカ
    リ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの混合物と
    の混合物によって構成されたことを特徴とする請求項1
    6に記載の水素供給方法。
  20. 【請求項20】 加熱により水素のみを発生する炭化水
    素材料と、前記炭化水素材料を加熱する加熱手段と、水
    素分圧を検出する水素センサと、前記水素センサが検出
    した水素分圧に基づき、前記加熱手段を制御する制御手
    段を備えたことを特徴とする水素供給装置。
  21. 【請求項21】 前記炭化水素材料が、フラーレンおよ
    びアルカリ金属ドープのカーボンナノチューブよりなる
    群から選ばれる炭素同位体に水素を添加して得られた炭
    化水素材料によって構成されたことを特徴とする請求項
    20に記載の水素供給装置。
  22. 【請求項22】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    の水素化フラーレンの混合物によって構成されたことを
    特徴とする請求項21に記載の水素供給装置。
  23. 【請求項23】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    のアルカリ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの
    混合物によって構成されたことを特徴とする請求項21
    に記載の水素供給装置。
  24. 【請求項24】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    の水素化フラーレンの混合物と同種または異種のアルカ
    リ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの混合物と
    の混合物によって構成されたことを特徴とする請求項2
    1に記載の水素供給装置。
  25. 【請求項25】 前記加熱手段が、抵抗加熱手段によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項20ないし24に
    記載の水素供給装置。
  26. 【請求項26】 前記加熱手段が、高周波加熱手段によ
    って構成されされたことを特徴とする請求項20ないし
    24に記載の水素供給装置。
  27. 【請求項27】 前記加熱手段が、赤外線ランプヒータ
    によって構成されたことを特徴とする請求項20ないし
    24に記載の水素供給装置。
  28. 【請求項28】 前記加熱手段が、レーザ光源によって
    構成されたことを特徴とする請求項20ないし24に記
    載の水素供給装置。
  29. 【請求項29】 偏光板と、信号電極と、液晶板と、誘
    電体層、隔壁、カソードとアノードを備えた基板および
    偏光板を備えたプラズマスイッチと、バックライトと
    を、この順に備えた液晶ディスプレイであって、前記プ
    ラズマスイッチの前記誘電体層と前記基板との間に形成
    された閉空間内に、加熱により水素のみを発生する炭化
    水素材料と、前記炭化水素材料を加熱する加熱手段と、
    水素分圧を検出する水素センサとを備え、さらに、前記
    水素センサが検出した水素分圧に基づいて、前記加熱手
    段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする液晶デ
    ィスプレイ。
  30. 【請求項30】 前記偏光板と前記信号電極との間に、
    さらに、カラーフィルタを備えたことを特徴とする請求
    項29に記載の液晶ディスプレイ。
  31. 【請求項31】 前記炭化水素材料が、フラーレンおよ
    びアルカリ金属ドープのカーボンナノチューブよりなる
    群から選ばれる炭素同位体に水素を添加して得られた炭
    化水素材料によって構成されたことを特徴とする請求項
    29または30に記載の液晶ディスプレイ。
  32. 【請求項32】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    の水素化フラーレンの混合物によって構成されたことを
    特徴とする請求項31に記載の液晶ディスプレイ。
  33. 【請求項33】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    のアルカリ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの
    混合物によって構成されたことを特徴とする請求項31
    に記載の液晶ディスプレイ。
  34. 【請求項34】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    のアルカリ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの
    混合物によって構成されたことを特徴とする請求項31
    に記載の液晶ディスプレイ。
  35. 【請求項35】 前記炭化水素材料が、同種または異種
    の水素化フラーレンの混合物と同種または異種のアルカ
    リ金属ドープの水素化カーボンナノチューブの混合物と
    の混合物によって構成されたことを特徴とする請求項3
    1に記載の液晶ディスプレイ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034514A (ja) * 2001-07-17 2003-02-07 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 同位体比率を制御した炭素材料及びその製造方法
JP2004189722A (ja) * 2002-11-27 2004-07-08 Mitsubishi Chemicals Corp 水素化フラーレンの精製方法及びその方法により得られる水素化フラーレン
JP2006035174A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Toyota Motor Corp 水素吸蔵物及びその製造と利用
CN107253698A (zh) * 2017-07-01 2017-10-17 北京石油化工学院 一种等离子体制氢的方法

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