JP2001114191A - Gps機能付きライフジャケット - Google Patents
Gps機能付きライフジャケットInfo
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- JP2001114191A JP2001114191A JP33174999A JP33174999A JP2001114191A JP 2001114191 A JP2001114191 A JP 2001114191A JP 33174999 A JP33174999 A JP 33174999A JP 33174999 A JP33174999 A JP 33174999A JP 2001114191 A JP2001114191 A JP 2001114191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- life jacket
- rescue
- seawater
- victim
- styrofoam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 海上で遭難した遭難者の早急な救助
【解決手段】 ライフジャケットにGPS受信装置及び
その受信した位置情報を、携帯電話や携帯衛星電話を利
用して発信することにより、遭難者の位置を正確に把握
して救助する。
その受信した位置情報を、携帯電話や携帯衛星電話を利
用して発信することにより、遭難者の位置を正確に把握
して救助する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海上において遭難
した時に救助され易いように、GPS受信装置及びその
受信した位置情報を、通信衛星や携帯電話網等に発信す
る装置を備え、さらにその電源として、海水を電解液と
することによって起電する電池から得るものである。
した時に救助され易いように、GPS受信装置及びその
受信した位置情報を、通信衛星や携帯電話網等に発信す
る装置を備え、さらにその電源として、海水を電解液と
することによって起電する電池から得るものである。
【0002】本発明のライフジャケットを身に付けてい
れば、海上で遭難したとき、海水にライフジャケットが
つかることによって自動的に電池が起電し、救助機関に
遭難位置を自動発信できるので、だだっ広い海で遭難し
ても、遭難者は何もしなくても救助機関に遭難者の位置
を正確に知らせることができ、容易に救助してもらえ
る。
れば、海上で遭難したとき、海水にライフジャケットが
つかることによって自動的に電池が起電し、救助機関に
遭難位置を自動発信できるので、だだっ広い海で遭難し
ても、遭難者は何もしなくても救助機関に遭難者の位置
を正確に知らせることができ、容易に救助してもらえ
る。
【0003】さらには、この救命発信機は海水につかる
ことによって、発信エネルギーである電力を起電するの
で、遭難により海水につかるまでは発信しないので誤発
信がない。
ことによって、発信エネルギーである電力を起電するの
で、遭難により海水につかるまでは発信しないので誤発
信がない。
【0004】
【従来の技術】今までは、船や飛行機に発信機は付いて
おり、最近、救命ブイにも発信機が取り付けられるまで
になってきたが、ライフジャケットに発信機を取り付け
たものはなかった。
おり、最近、救命ブイにも発信機が取り付けられるまで
になってきたが、ライフジャケットに発信機を取り付け
たものはなかった。
【0005】船や飛行機が遭難したとき、船本体や飛行
機本体は発信機やGPSにより発見し易くなったが、乗
員や乗客個人個人の救助は非常に困難であった。
機本体は発信機やGPSにより発見し易くなったが、乗
員や乗客個人個人の救助は非常に困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】船や飛行機が嵐や台風
に遭遇して遭難したとき、乗員や乗客一人一人を広い海
洋で如何に発見、救助するか、今までは至難の技であっ
た。
に遭遇して遭難したとき、乗員や乗客一人一人を広い海
洋で如何に発見、救助するか、今までは至難の技であっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかし現在は、GPS
(全地球測位システム)という人工衛星を利用した便利
な位置解明装置があるので、これを利用すれば大海原の
どこにいても正確に地球上の位置が判明する。
(全地球測位システム)という人工衛星を利用した便利
な位置解明装置があるので、これを利用すれば大海原の
どこにいても正確に地球上の位置が判明する。
【0008】よって、このGPSを利用することによっ
て遭難者の救助が容易になる。
て遭難者の救助が容易になる。
【0009】即ち、GPS受信装置と、この受信した位
置情報を、携帯衛星電話網や携帯電話網に発信する装
置、及び海水を電解液とすることによって起電する電池
を備えておくことによって、遭難者はこれらを備えたラ
イフジャケットを身に付けて海に漂流しているだけで、
地球上における自分の位置と、自分が遭難して海洋を漂
流していることを、遭難者は何もしなくても、自動的に
救助隊に発信し続けることができるのである。
置情報を、携帯衛星電話網や携帯電話網に発信する装
置、及び海水を電解液とすることによって起電する電池
を備えておくことによって、遭難者はこれらを備えたラ
イフジャケットを身に付けて海に漂流しているだけで、
地球上における自分の位置と、自分が遭難して海洋を漂
流していることを、遭難者は何もしなくても、自動的に
救助隊に発信し続けることができるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明を
詳細に説明する。図1はGPS受信装置及びそれから得
られる位置情報送信装置を兼ねた携帯電話或いは携帯衛
星電話(2)と、海水を電解液とすることによって起電
する電池(3)を備えたライフジャケット(1)であ
る。
詳細に説明する。図1はGPS受信装置及びそれから得
られる位置情報送信装置を兼ねた携帯電話或いは携帯衛
星電話(2)と、海水を電解液とすることによって起電
する電池(3)を備えたライフジャケット(1)であ
る。
【0011】船員や漁師、更には、海釣りやヨット、カ
ヌー等のレジャー時に、本発明のライフジャケット
(1)を付けていれば、万一、遭難の憂き目に遇ったと
きにもあわてなくてもよい。遭難者は溺れないように空
をみて海上に浮いているだけでよい。
ヌー等のレジャー時に、本発明のライフジャケット
(1)を付けていれば、万一、遭難の憂き目に遇ったと
きにもあわてなくてもよい。遭難者は溺れないように空
をみて海上に浮いているだけでよい。
【0012】遭難して海に放り出されると、遭難者の身
に付けたライフジャケット(1)に海水がしみ込む。こ
の海水が、ライフジャケットに取り付けた電池(3)に
もしみ込み電解液の役目を果たし起電する。
に付けたライフジャケット(1)に海水がしみ込む。こ
の海水が、ライフジャケットに取り付けた電池(3)に
もしみ込み電解液の役目を果たし起電する。
【0013】電池(3)が起電して、配線コード(4)
を伝って、GPS受信装置及びGPSから得られる位置
情報送信装置を兼ねた携帯電話或いは携帯衛星電話
(2)に電力が送られる。
を伝って、GPS受信装置及びGPSから得られる位置
情報送信装置を兼ねた携帯電話或いは携帯衛星電話
(2)に電力が送られる。
【0014】この(2)は、当然防水構造になってい
て、一定の電圧になるとGPS受信装置やGPSの位置
情報を携帯電話或いは携帯衛星電話によって、自動的
に、救助機関や救助隊に、遭難と遭難している地球上に
おける正確な位置を送信する。
て、一定の電圧になるとGPS受信装置やGPSの位置
情報を携帯電話或いは携帯衛星電話によって、自動的
に、救助機関や救助隊に、遭難と遭難している地球上に
おける正確な位置を送信する。
【0015】救助機関がこの遭難発信を受信して救助に
向かい、遭難者は楽々と救助されることになる。
向かい、遭難者は楽々と救助されることになる。
【0016】なお、(5)はライフジャケットの繋ぎ部
分でありこれは紐式であろうとボタン式であろうとチャ
ック式であろうとマジックテープ式であろうとなんであ
ろうがかまわない。
分でありこれは紐式であろうとボタン式であろうとチャ
ック式であろうとマジックテープ式であろうとなんであ
ろうがかまわない。
【0017】図2は、ライフジャケットの命である浮力
を得るために、発泡スチロールを右胸、背、左胸の各部
分に使用するが、GPS受信装置とその位置情報を発信
する携帯電話或いは携帯衛星電話(2)と、海水を電解
液とする電池(3)と、配線コード(4)を、この発泡
スチロールを切り込んで収めたところである。そしてこ
の発泡スチロール(6)、(7)、(8)をライフジャ
ケット内に縫い込めばGPS機能付きライフジャケット
が完成する。又、海水を電解液とする電池(3)は必要
に応じて増やすこともできる。
を得るために、発泡スチロールを右胸、背、左胸の各部
分に使用するが、GPS受信装置とその位置情報を発信
する携帯電話或いは携帯衛星電話(2)と、海水を電解
液とする電池(3)と、配線コード(4)を、この発泡
スチロールを切り込んで収めたところである。そしてこ
の発泡スチロール(6)、(7)、(8)をライフジャ
ケット内に縫い込めばGPS機能付きライフジャケット
が完成する。又、海水を電解液とする電池(3)は必要
に応じて増やすこともできる。
【0018】必ずしも発泡スチロールに切り込みを入れ
て(2)、(3)、(4)を収納しなくても他の方法、
例えばライフジャケットに直接取り付けても良いし、ポ
ケットを作ってその中に入れても良いであろうし、袋を
とりつけてその中に入れてもよいし、どんな方法でも要
は(2)、(3)、(4)をライフジャケット(1)に
外れないように取り付ければよいのである。又ライフジ
ャケットの浮力を得る方法として発泡スチロールより良
い方法があればそれでもよい。
て(2)、(3)、(4)を収納しなくても他の方法、
例えばライフジャケットに直接取り付けても良いし、ポ
ケットを作ってその中に入れても良いであろうし、袋を
とりつけてその中に入れてもよいし、どんな方法でも要
は(2)、(3)、(4)をライフジャケット(1)に
外れないように取り付ければよいのである。又ライフジ
ャケットの浮力を得る方法として発泡スチロールより良
い方法があればそれでもよい。
【図1】GPS受信装置とその位置情報を発信する携帯
電話或いは携帯衛星電話付きライフジャケット
電話或いは携帯衛星電話付きライフジャケット
(1);ライフジャケット (2);GPS受信装置とその位置情報を発信する携帯
電話或いは携帯衛星電話 (3);海水を電解液とする電池 (4);配線コード (5);ライフジャケットの繋ぎ部分 (6);ライフジャケットの右胸部分の発泡スチロール (7);ライフジャケットの背部分の発泡スチロール (8);ライフジャケットの左胸部分の発泡スチロール
電話或いは携帯衛星電話 (3);海水を電解液とする電池 (4);配線コード (5);ライフジャケットの繋ぎ部分 (6);ライフジャケットの右胸部分の発泡スチロール (7);ライフジャケットの背部分の発泡スチロール (8);ライフジャケットの左胸部分の発泡スチロール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月22日(1999.12.
22)
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 GPS受信装置とその位置情報を発信する携
帯電話或いは携帯衛星電話付きライフジャケット
帯電話或いは携帯衛星電話付きライフジャケット
【図2】 ライフジャケット内部の構成部品
【符号の説明】 (1);ライフジャッケト (2);GPS受信装置とその位置情報を発信する携帯
電話或いは携帯衛星電話 (3);海水を電解液とする電池 (4);配線コード (5);ライフジャケットの繋ぎ部分 (6);ライフジャケットの右胸部分の発泡スチロール (7);ライフジャケットの背部分の発泡スチロール (8);ライフジャケットの左胸部分の発泡スチロール
電話或いは携帯衛星電話 (3);海水を電解液とする電池 (4);配線コード (5);ライフジャケットの繋ぎ部分 (6);ライフジャケットの右胸部分の発泡スチロール (7);ライフジャケットの背部分の発泡スチロール (8);ライフジャケットの左胸部分の発泡スチロール
Claims (1)
- 【請求項1】ライフジャケットと、GPS受信装置とそ
の位置情報を発信する携帯電話或いは携帯衛星電話機能
と、海水を電解液とする電池を備えた救命具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33174999A JP2001114191A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | Gps機能付きライフジャケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33174999A JP2001114191A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | Gps機能付きライフジャケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001114191A true JP2001114191A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=18247194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33174999A Pending JP2001114191A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | Gps機能付きライフジャケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001114191A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005199920A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Towa Iryoki Kk | 体温調整具を備えた救命具 |
JP2006015958A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Yasunori Tazoe | ライフジャケット |
KR100717595B1 (ko) * | 2005-04-11 | 2007-05-15 | 김정선 | 구명동의의 해상위치추적을 통한 긴급구조 시스템 |
KR100761905B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2007-09-28 | 최기종 | 다이버용 단말기 및 이를 이용한 서비스 방법 |
DE102007062653A1 (de) * | 2007-12-24 | 2009-07-02 | Maurice Dolfen | Handysniffer |
WO2020136717A1 (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 朱美 有馬 | 防災着衣類 |
-
1999
- 1999-10-18 JP JP33174999A patent/JP2001114191A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005199920A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Towa Iryoki Kk | 体温調整具を備えた救命具 |
JP2006015958A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Yasunori Tazoe | ライフジャケット |
KR100717595B1 (ko) * | 2005-04-11 | 2007-05-15 | 김정선 | 구명동의의 해상위치추적을 통한 긴급구조 시스템 |
KR100761905B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2007-09-28 | 최기종 | 다이버용 단말기 및 이를 이용한 서비스 방법 |
DE102007062653A1 (de) * | 2007-12-24 | 2009-07-02 | Maurice Dolfen | Handysniffer |
WO2020136717A1 (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 朱美 有馬 | 防災着衣類 |
JPWO2020136717A1 (ja) * | 2018-12-25 | 2021-09-27 | 朱美 有馬 | 防災着衣類 |
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