JP2001113024A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
生を報知しながら、一部の遊技者に対しては異なる認識
を与えることが可能となる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技中に予め定められた始動条件が成立
することに基づいて当否判定が行われ、その判定結果に
基づいて特別図柄表示領域28〜30に、特別図柄を変
動表示させる。一方、左下入賞口LED21lと右下入
賞口LED22lとを制御信号とし、各図柄が変動表示
されるとき、これに対応する形で、この制御タイミング
に基づいて点灯(消灯)表示させる。そして、始動入賞
による当否判定結果が高確率状態の確変時の当りである
場合、各入賞口LED21l、22lの点灯(消灯)表
示の特定のタイミングに同期して、各図柄の表示態様を
確定させる。したがって、各図柄の確定は各入賞口LE
D21l、22lの点灯状態に関連付けられ、このよう
な関連を認識している遊技者に対しては確実な報知を実
現でき、確変当りであるか通常当りであるかを認識する
ために個人差を生じさせることができ、遊技機利用形態
の画一化を防止できる。
Description
ー機、羽根物、権利物又はアレンジボール等の遊技機に
関する。
技機がもたらす利益が一部の遊技者に偏らないよう、個
人間の技術格差の要因を排除する傾向にある。該当する
技術としては、例えば、発射の周期化、当否抽選乱数の
ランダム性向上、あるいは表示態様の識別容易化等が挙
げられる。このような個人差排除の傾向は、過剰な遊技
への熱中を防止し射幸性を抑制する等の面で効果を奏し
ている。
除する傾向は、上述のような利点を有する一方で遊技機
の利用形態の画一化を招いており、遊技者各人が本人の
嗜好や投資余裕に応じて自己の選択により利用形態を決
定する自由を奪う原因となる場合がある。
ば、確率変動の発生条件が成立したか否かを遊技者に認
識させるための報知は、複数の識別情報(例えば数字の
「1」〜「12」)のうち、一部(例えば「3」、
「5」、「7」)をいわゆる確変図柄として設定し、こ
れらを当り態様(いわゆるゾロ目)で表示することによ
り行われるのが一般的である。このような表示形態は、
遊技者による遊技状態の認識を容易にするが、その反
面、その後の遊技が高確率であるか否かの区別も明確で
ある。遊技者は、高確率状態が終了した後にはそれ以前
よりも当りの発生する可能性が低下していることを一般
的に認識しているので、通常確率状態で遊技を継続する
ことによる利益の逸失のおそれ、遊技条件が通常確率に
戻ると同時にその遊技機の利用を終了する。
表示態様は、遊技者の画一的な行動を招き易く、遊技機
の多様な利用形態の実現を困難にしていると考えること
ができる。そこで、本発明の課題は、遊技者を区別する
ことなく特定遊技状態の発生を報知しながら、一部の遊
技者に対しては異なる認識を与えることが可能となる遊
技機を提供することにある。
を解決するために、本発明の遊技機の構成は、複数の識
別情報を用いて複数の遊技状態を区別して表示する遊技
機において、それら複数の識別情報が、遊技中に予め定
められた始動条件が成立することに基づいて作動する第
一識別情報と、その第一識別情報とは異なる条件で作動
する第二識別情報とを含み、前記第一識別情報に特定の
表示動作を行わせる制御タイミング又はその制御タイミ
ングに基づいて別途定められる特定のタイミングを識別
タイミングとして、前記第二識別情報の動作パターンと
該識別タイミングとの間に互いに異なる複数の対応関係
が定められており、それら対応関係のいずれが成立する
かに応じて、複数の遊技状態のいずれが成立したかを選
択的に報知できるようにしたことを特徴とする。
められた始動条件が成立することに基づいて複数の第一
識別情報を変動表示させた後、特定の第一識別情報を確
定表示させる第一識別情報表示手段と、前記第一識別情
報の特定表示態様に、予め定められた複数の遊技状態の
いずれかのものを選択的に対応付けるために、前記第一
識別情報と組み合わされる第二識別情報を表示する第二
識別情報表示手段と、前記複数の遊技状態のうち、いず
れが成立しているかの情報(以下、遊技状態情報とい
う)を取得する遊技状態情報取得手段と、前記第一識別
情報の変動表示開始から確定表示に至るまでの期間内に
前記識別タイミングを定めるとともに、取得された遊技
状態情報の内容に応じて、前記第二識別情報の動作パタ
ーンと前記識別タイミングとが予め定められた対応関係
(以下、識別対応関係という)を満足するように、前記
第一識別情報表示手段及び前記第二識別情報表示手段の
作動制御を行う表示制御手段とを備えている。
示手段は可変表示装置によって構成されており、可変表
示装置の表示画面(例えば液晶表示盤)上には、1又は
複数の識別情報を表示する識別情報表示領域が形成され
る。この識別情報表示領域は、第一表示部、第二表示部
及び第三表示部の3つの可変表示部を少なくとも含み、
それら第一〜第三表示部がある配置方向(例えば横方
向)に沿ってこの順序で配置されている。この場合、第
一表示部は左図柄が表示される左図柄表示領域、第二表
示部は中図柄が表示される中図柄表示領域、第三表示部
は右図柄が表示される右図柄表示領域となる。
れた始動条件が成立することに基づいて当否判定が行わ
れ、その判定結果に基づいて識別情報の変動、または確
定などの表示態様制御のためのデータが作成される。こ
のデータは、特別図柄制御部を作動指令対象とする指令
信号として、可変表示装置の各表示領域において、左図
柄、右図柄、中図柄の変動を開始させる。
図柄制御部において各識別情報を同一図柄に揃えて停止
表示させ確定させる。当否判定が当り判定結果の場合に
は、次回の始動条件の成立による当否判定における当否
確率を遊技者に有利な確率、すなわち高確率に変動させ
る確率変動と、低確率状態の通常時の当りとに大別され
る。そして、識別情報表示領域において各識別情報が変
動表示されるとき、これに対応する形で、この制御タイ
ミングに基づいて高確率に変動させる確率変動と低確率
状態の通常当りとを、特定のタイミングとして表示して
いる。
識し得るタイミングとして表示する形態としては、遊技
状態に応じて点灯(消灯)されるLEDあるいはランプ
を用い、各LEDあるいはランプの点灯(消灯)表示タ
イミングに合わせて特別図柄を確定させるものである。
この場合、各LEDあるいはランプの点灯の表示形態を
2ビットによる複数個の制御信号として捉えることがで
き、この制御信号は上位ビットと下位ビットに分別した
信号形態として把握される。当否判定結果に基づき特別
図柄制御部を作動指令対象として、可変表示装置の各表
示領域の左図柄、右図柄、中図柄の変動を開始させると
き、この制御信号は所定の点灯(消灯)間隔で表示制御
される。各図柄が変動表示されて所定時間経過後のある
時期にいたるとき、図柄確定指令を受けて各図柄の変動
が停止し、確定表示される。仮に、始動入賞による当否
判定結果が当り判定である場合、主制御部からの作動指
令を各LED基板あるいは各ランプ基板に特別図柄の停
止態様に応じた点灯パターンの点灯信号として出力す
る。また、これに同期して主制御部から特別図柄制御部
へ特別図柄の各図柄の停止態様に応じた停止コマンドを
送信する。そして、特別図柄制御部において各特別図柄
を同一図柄に揃えて停止表示させ、制御信号による各L
EDあるいは各ランプの特定の点灯(消灯)表示タイミ
ングのとき、特別図柄を確定させる。
得るタイミングとして表示する他の形態としては、可変
表示装置の表示画面上に識別情報表示領域のほか、確率
変動情報表示領域を形成することも可能である。この場
合、確率変動情報表示領域は、表示画面に対して識別情
報の表示に実質上影響のない領域、例えばその背景とな
る領域とする。そして、この背景の一部を利用して確率
変動情報表示領域としてもよく、識別情報表示領域の背
景に重ね形成される。
が当り判定結果の場合、次回の始動条件の成立による当
否確率を高確率であるか低確率であるかを識別し得る図
形マーク(例えばハート型)を点灯(消滅)表示させ
る。そして、識別情報表示領域に各図柄が変動表示され
るとき、確率変動情報表示領域に図形マークを点灯と消
滅とを繰り返して表示制御させる。仮に、図柄確定指令
に伴って識別情報表示領域に確定表示される同一図柄が
通常当りであれば、確率変動情報表示領域の図形マーク
が消滅状態となったタイミングに合わせて特別図柄を確
定させる。一方、識別情報表示領域に確定表示される同
一図柄が確変当りであれば、確率変動情報表示領域の図
形マークが点灯表示状態となったタイミングに合わせて
特別図柄を確定させる。すなわち、換言すれば、通常当
りの場合には図形マークの消滅(消灯)時に各図柄(順
次停止の場合は最終確定図柄)が停止し、確変当りの場
合には図形マークの点灯時に各図柄(同じく順次停止の
場合には最終確定図柄)が停止するのである。
各図柄が確定表示されるとき、LEDあるいはランプ、
又は確率変動情報表示領域の図形マークの点灯状態を視
認することによって確変当りであるか通常当りであるか
を判別することになる。したがって、遊技者は確変当り
であるか通常当りであるかを認識するために、各図柄が
停止していること及びLEDあるいはランプ、又は確率
変動情報表示領域の図形マークの点灯状態の双方を確認
しなければならず、単に各図柄を観察しているだけで
は、自己の遊技状態を正確に把握することができない。
プ、又は確率変動情報表示領域の図形マークの点灯状態
に関連付けられているので、このような関連を認識して
いる遊技者に対しては確実な報知を実現できるが、認識
していない遊技者に対しては必ずしも確実な報知とはな
らない。したがって、確変当りであるか通常当りである
かを認識するために個人差を生じさせることができ、遊
技機利用形態の画一化を防止できる。特に、可変表示装
置の表示画面上に変動表示され、確定表示される各図柄
とLEDあるいはランプの点灯表示とが別個に分離配置
されているような場合、遊技者が両者を一つの視野に収
めるのが困難となり、両者を同時に認識するのがより困
難となる。この場合、遊技機の中央に配置されている可
変表示装置が大型になるほど、各図柄とLEDあるいは
ランプの点灯表示とを離間させることが可能となり、両
者を同時に認識することの容易化を防止できる。
化でき、特定遊技状態の発生の認識に個人差の生起を図
ることが可能となる。そして、遊技者を区別することな
く特定遊技状態の発生を報知しながら、一部の遊技者に
対しては異なる認識を与えることが可能となる。この結
果、その後の遊技機利用形態が画一化することを防止で
き、遊技機の多様な利用形態を実現することができる。
面に示す実施例を参照して説明する。ここでは遊技機と
して、いわゆるフィーバー機と呼ばれるタイプの第一種
パチンコ機(遊技機)を例に取り、その構造を図1〜図
5を参照して説明する。
枠3と、前面枠4と、上皿部5と、下皿部6と、施錠装
置7とから構成されている。本体枠2は、木製の板状体
を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。中枠
3は、ほぼ全体がプラスチック製で、枠体部(図示略)
と下板部(図示略)とを有して本体枠2の内周側に嵌合
し取り付けられている。
体の略2/3程度に略長方形の額縁状に形成され、上端
部には、開口部4aの上端部の円弧部分に沿って枠飾り
ランプ4b、4c、4e、4hが設けられ、これらに対
応して、枠飾りランプ基板4gが設置されている。それ
らの左側上方の中枠3には、賞球表示LED4i及び賞
球表示LED基板4dが、右側上方にはストップ表示L
ED4j及びストップ表示LED基板4fが設けられて
いる。
体の略1/3程度を占め、左側には、上皿部5に形成さ
れたスピーカ面5aに対応すべく、遊技状態に応じた効
果音その他の音(以下音声情報等という)を発生させる
スピーカー(図示略)が配設され、略右側には、遊技球
を発射する発射装置ユニット8(図6参照)に対し、上
皿部5に貯留された遊技球を供給する供給装置等(図示
略)が設けられている。さらに、下方には下皿部6が設
けられ、右端中央には施錠装置7が設けられている。
て、パチンコ機1の内部から遊技球を排出するための排
出口6aが開設され、右端に発射装置ユニット8(図6
参照)を操作する発射ハンドル9が設けられている。ま
た、この発射ハンドル9には、遊技者がタッチしている
ことを検出するタッチスイッチ9aが装着され、その近
傍には、発射停止を一時的に指令する発射停止スイッチ
9bが配置されている。施錠装置7は、正面視すると鍵
穴を備えた略長方形状を呈し、前面枠4を閉鎖した場合
に施錠するためのものである。
り、遊技盤10を前方から視認するべく、遊技盤10に
形成された遊技領域11の形状に対応して上側が略円弧
状を呈し、全体が略弾丸形状に開設された開口部4aを
有している。そして、その裏面には、開口部4aに応じ
てガラス板が嵌められた略長方形状のガラス枠(図示
略)が装着されている。また、この前面枠4は、パチン
コ機1の前面全体の2/3のサイズを占め、中枠3の左
端に軸着され開閉可能に形成されている。
左端に軸着され開閉可能に形成されている。皿外縁部5
bには、玉抜きボタンや遊技球の貸出・返却ボタン等が
配設されている。またパチンコ機1の内部から遊技球を
排出するための排出口5cが開設されている。左端に
は、複数の長孔を有するスピーカ面5aが形成され、そ
の裏面には、音量スイッチ基板12(図7参照)が設け
られている。パチンコ機1の左端側には、プリペイドカ
ードユニット13が装着されている。
図2を参照して説明する。遊技盤10は、略長方形の木
製の板状体であって、後述する裏機構盤100(図6参
照)により保持され、その表面に設けられた外レール1
4と内レール15とにより略円形状に形成される遊技領
域11内に、特別図柄表示装置16と、第一種始動口
(普通電動役物)17と、変動入賞装置18と、左入賞
口19、右入賞口20、左下入賞口21、右下入賞口2
2と、多数の障害釘23と、一対の風車24、25等が
配設されて、構成されている。
略中央部に配置され、センター役物26と、液晶表示盤
27とを備えている。この液晶表示盤27の映像画面は
略長方形状を呈しており、その表示画面上に1または複
数の特別図柄を所定の方向に次々と変動させながら表示
した後、確定表示する特別図柄表示領域が形成されてい
る。すなわち、左特別図柄を表示する左特別図柄表示領
域28、中特別図柄を表示する中特別図柄表示領域2
9、及び右特別図柄を表示する右特別図柄表示領域30
が、横一列に設定された配置方向においてこの順序で並
んで形成されている。各特別図柄表示領域28〜30
は、これらの表示領域28〜30の配置方向と略直交す
る向き、この場合、上下方向に図柄変動方向が設定さ
れ、その向きで変動しているように識別情報としての複
数の図柄(特別図柄)が順次表示されていく。また、こ
の液晶表示盤27は、遊技球が第一種始動口(普通電動
役物)17に入球することにより、その映像画面の表示
領域28〜30に表示される各特別図柄をそれぞれ変動
させて確定表示させるものである。そして、例えば、図
柄が「7、7、7」の3桁同一図柄で揃って確定表示す
ると、変動入賞装置18に配設された後述する大入賞装
置31の大入賞口311(図4参照)が開放される。ま
た、センター役物26は、液晶表示盤27の前面周辺部
に額縁状に突設して装着され、普通図柄表示装置32
と、特別図柄保留表示LED16aと、ステージ33
と、ステージ飾り通路34とを備えている。
6の上部中央に配置され、7セグメント表示器32a
と、普通図柄保留表示LED32bとを有している。7
セグメント表示器32aは、1〜9の奇数数字を変動表
示させるもので、後述する左右の普通図柄作動通過口3
6、37のいずれかを遊技球が通過することにより、変
動して所定時間経過後に1種類の奇数数字が確定表示さ
れる。そして、例えば「7」で確定表示すると、第一種
始動口(普通電動役物)17が所定時間(例えば、0.
5秒)開放される。
には、遊技球の普通図柄作動通過口36、37がそれぞ
れ設けられ、各内側部下端には、遊技球の通過口出口
(図示略)がそれぞれ設けられて、これらの通過口3
6、37と通過口出口間には、それぞれ図示しない通過
筒部が設けられている。そして、左右の普通図柄作動通
過口36、37へ入球した遊技球は、内部に配設された
左、右普通図柄作動通過口通過検知スイッチ36s、3
7s(図3、図7参照)を通過する。遊技球の左、右普
通図柄作動通過口通過検知スイッチ36s、37sのい
ずれかの通過により、普通図柄表示装置37における7
セグメント表示器37aが変動表示する。
の外側部上端の左側に遊技球の左通過口42、右側に右
通過口43がそれぞれ設けられ、各通過口42、43か
ら入球した遊技球はセンター役物26の背面側に設けら
れた左通過筒部(図示略)、右通過筒部(図示略)を通
過して、左通過口出口(図示略)、右通過口出口(図示
略)から飛び出してステージ飾り通路34を通過してス
テージ33上を転動する。ステージ33はセンター役物
26下部に配置され、各通過口出口からの遊技球を中央
寄りに集めつつ、さらに、遊技盤10面上を流下(放
出)させるべく、一部傾斜状に形成されている。
斜視図にその詳細を示すように、以下の部品より構成さ
れている。前記センター役物26のベース261の上部
中央には、高輝度LED数字表示器32dを設置した普
通図柄表示装置基板32fが取り付けられ、前記高輝度
LED数字表示器32dの表面には普通図柄表示装置レ
ンズ32cが被覆されている。この普通図柄表示装置レ
ンズ32cは通過口飾り262に嵌め込まれ、その左右
に表示枠左上ランプ飾り263と表示枠右上ランプ飾り
264が位置している。この通過口飾り262の下端に
は特別図柄保留表示LEDレンズ16bが吊設されてい
る。前記ベース261の左上には表示枠左上ランプ基板
265が取り付けられ、その上面(前面)より表示枠左
上飾り266が被覆されている。また、同じく左上には
表示枠左LED基板267が取り付けられ、その上面よ
り表示枠左LED飾りレンズ268が被覆されている。
前記ベース261の右上には表示枠右上ランプ基板26
9が取り付けられ、その上面より表示枠右上飾り270
が被覆されている。また、前記ベース261の右上には
表示枠右LED基板271が取り付けられ、その上面よ
り表示枠右LED飾り272が被覆されている。
普通図柄作動通過口通過検知スイッチ36sと、左普通
図柄作動通過口飾り36aが取り付けられ、その上面よ
り左普通図柄作動飾りレンズ36bが被覆されている。
また、前記ベース261の右側の略中央部には右普通図
柄作動通過口通過検知スイッチ37sと、右普通図柄作
動通過口飾り37aが取り付けられ、その上面より右普
通図柄作動飾りレンズ37bが被覆されている。前記ベ
ース261の下端よりステージ33が突出した状態で取
り付けられ、その上にはステージ飾り34aが立設され
ている。前記ベース261の裏側には、裏カバー273
が裏カバー蓋274を介して取り付けられている。
丸形の赤色LEDで構成され、7セグメント表示器32
aの左右両側に配置されている。これは、左右の普通図
柄作動通過口36、37を通過した遊技球の数を4個ま
で保留とし、通過ごとに順次点灯しシフト(追加)表示
するものである。次の7セグメント表示器32aの変動
表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個の
普通図柄保留表示LED32bは消灯される。
ンター役物26の上部内側部中央に吊設され、4個の赤
色LEDで構成されている。これは、第一種始動口(普
通電動役物)17に入球した遊技球の数を4個まで保留
とし、入球ごとに順次点灯しシフト(追加)表示するも
のである。次の特別図柄の変動が開始するたびに、未始
動回数が消化され、1個の特別図柄保留表示LED16
aは消灯される。
述する大入賞装置18と一体化されたもので、ステージ
33の中央直下に配設され、前面側が略逆台形状に形成
された基板44の略中央上部に取り付けられている。図
4並びに図5の分解斜視図にその詳細を示すように、第
一種始動口(普通電動役物)17は、いわゆるチューリ
ップ式で左右に一対の翼片部17aが開閉するべく形成
され、その前面に飾り17bを備えて基板44に取り付
けられている。内部には、遊技球の通過を検知する第一
種始動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ17s(図
5参照)と、翼片部17aを作動させるための第一種始
動口(普通電動役物)ソレノイド17cとが備えられて
いる。この一対の翼片部17aが左右に開くと、遊技球
の入球可能な開放状態となり、一対の翼片部17aが閉
じると、遊技球の入球困難な閉鎖状態となる。
(普通電動役物)17の下方に配設され、前記基板44
に大入賞装置31と、左下入賞口21と右下入賞口22
とを備えて取り付けられている。図4に示すように、大
入賞装置31は、略中央に形成され、帯状に開口された
大入賞口311と、この大入賞口311を開放・閉鎖す
る開閉板312と、この開閉板312を開閉するための
大入賞口ソレノイド313と、特定領域314と、特定
領域外領域315と、連動杆(図示略)と、特定領域開
閉シャッター316と、この特定領域開閉シャッター3
16を作動させるための特定領域開閉ソレノイド317
と、カウント検知スイッチ318と、カウント検知及び
特定領域通過検知スイッチ319と、裏箱320と、大
入賞口中継基板321とから構成されている。
(普通電動役物)17の略真横の左側に配設されて、内
部に左下入賞口通過検知スイッチ21s(図7参照)が
設けられている。そして、この左下入賞口21の下方に
は複数個の左下入賞口LED21lが左下入賞口LED
基板21fに取り付けられ、飾りレンズ21aによって
被覆されている。さらに、右下入賞口22は、第一種始
動口(普通電動役物)17の略真横の右側に配設され
て、内部に右下入賞口通過検知スイッチ22s(図7参
照)が設けられている。そして、この右下入賞口22の
下方には複数個の右下入賞口LED22lが右下入賞口
LED基板22fに取り付けられ、飾りレンズ22aに
よって被覆されている。
ウト口46の下部に設けられ、遊技領域11に到達せず
戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止する
ものである。ファール球防止部材47は、内レール15
の先端部に取り付けられ、返しゴム48は、ファール球
防止部材47の位置とは略正反対側の、遊技盤10の右
半分側の位置であって、外レール14に沿って嵌合状に
取り付けられている。
れ、特別図柄表示装置16から左右両側の下方に配設さ
れている。そして、その内部にはそれぞれ、左入賞口通
過検知スイッチ19s(図7参照)、右入賞口通過検知
スイッチ20s(図7参照)が設けられている。左入賞
口19及び右入賞口20はそれぞれ、特別図柄表示装置
16から左右斜め下方に配設されている。一対の風車2
4、25はそれぞれ、特別図柄表示装置16から左右両
側方に設置されている。なお、多数の障害釘23は、以
上説明した各装置との位置バランスを考慮して、遊技領
域11にパチンコ遊技に適するべく、配設されている。
について図6を参照して説明する。前面枠4は中枠3に
あって、前面枠4の上下端の位置に設けられた一対のヒ
ンジ101により、開閉可能に支持されている。機構盤
102は中枠3にあって機構盤102の上下端の位置に
設けられた一対のヒンジ103により、開閉可能に支持
されている。遊技盤10は中枠3の表面側に着脱可能に
取り付けられている。上端側にあるヒンジ101の配設
位置からみて左側には、タンク球切れ検知スイッチ10
4をタンク底部に備えた賞球タンク105と、この賞球
タンク105に接続されるタンクレール106とが取り
付けられている。また、タンクレール106の右側に
は、球抜きレバー107が設けられ、その下流側には、
補給球切れ検知スイッチ108が、さらに、その下流側
には、賞球払出装置109が配設されている。
払出装置109の下流側に設けられている。タンクレー
ル106の下側には、特別図柄表示装置16における液
晶表示盤27を格納した蓋付きの裏ケース111が、こ
の裏ケース111の下側には、後述する主制御部140
(図7参照)である主基板140fを格納した主制御基
板ケース112がそれぞれ脱着可能に設けられている。
主制御基板ケース112の左側には、発射装置制御基板
201(図7参照)を格納した発射装置制御基板ケース
113、タッチ感度調整つまみ114、球飛び強弱調整
つまみ115及び発射制御集合中継基板116が設けら
れている。機構盤102の左下方部には、上述した発射
装置ユニット8が、同じく右下方部には、補給球詰ま
り、下皿部満タン、主電源電圧異常、発射停止、主制御
基板通信異常、賞球モータ異常などを7セグメントLE
Dで表示する枠状態表示器117を備えた枠制御部15
0(図7参照)を格納した枠制御基板ケース118が設
けられている。
ーズボックス119、電源スイッチ120、電源ターミ
ナル基板121及び大当り、発射装置制御、球切れ、扉
開放、賞球、球貸し用等の遊技機枠用外部接続端子を備
えた端子基板122が設けられている。また、外部から
の電力の供給を受けるための電源ケーブル123も端子
基板122の下側に配設されている。枠制御基板ケース
118からは接続ケーブル124が上方へ延出し、電源
ケーブル125を備えたプリペイドカードユニット13
に接続されている。また、機構盤102の略中央下端部
には、下皿部用球通路部材126が設けられている。
装置130について、図7を参照して説明する。まず、
電子制御装置130は、主基板140fを備えた主制御
部140と、枠制御基板150fを備えた枠制御部15
0と、主制御部140と通信を行う特別図柄制御部16
0とを含んで構成されている。主制御部140は、CP
U141と、RAM142と、ROM143と、入出力
ポート144とをバス145により相互に接続したもの
である。そして、CPU141はROM143に格納さ
れた制御プログラム143aにより、RAM142をワ
ークエリアとしてパチンコ機1全体を制御する。また、
主制御部140は、特別図柄制御部160とともに、表
示態様制御を行う。しかも、ROM143に記憶された
当否判定プログラム143bにより、CPU141が主
体となって当否判断制御を行う。
され、入出力ポート144から特別図柄制御部160へ
処理内容を指示するための指令信号たるコマンドデータ
を送信する。このコマンドデータは遊技と関係ある特別
図柄表示に関する遊技情報に関する。すなわち、前述の
ように主制御部140は、当否判定の判定内容に応じ
て、対応する図柄表示パターン画像表示制御を行うため
のデータをコマンドデータの集合として作成して、特別
図柄制御部160へバス169を介して送信する。ま
た、主制御部140から端子基板122を介して各種ラ
ンプ基板265、269、各種LED基板21f、22
f、267、271が接続されている。なお、主制御部
140から特別図柄制御部160へは、一方向形式でデ
ータが伝送され、該主制御部140には、電源ターミナ
ル基板121が接続されている。
a、発射停止スイッチ9b、右普通図柄作動通過口通過
検知スイッチ37s、左普通図柄作動通過口通過検知ス
イッチ36s、カウント検知スイッチ318、カウント
検知及び特定領域通過検知スイッチ319、ヴォリュー
ムスイッチ202、左入賞口通過検知スイッチ19s、
右入賞口通過検知スイッチ20s、左下入賞口通過検知
スイッチ21s、右下入賞口通過検知スイッチ22s、
タンク球切れ検知スイッチ104及び補給球切れ検知ス
イッチ108等が接続され、中継基板200の出力端子
は、入出力ポート144と接続されている。また、第一
種始動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ17sも、
入出力ポート144に接続されている。
の演算回路を含んで構成され(詳細は省略)、その入力
端子が入出力ポート144と接続されるとともに、出力
端子には、枠飾りランプ基板4g、各種LED基板4
d、4f、音量スイッチ基板12、普通図柄表示装置基
板32f、各種ソレノイド17c、313等、サウンド
ジェネレーター203、賞球払出装置109、発射装置
制御基板201等が接続されている。
る。主制御部140は、遊技球がカウント検知スイッチ
318又はカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ
319を通過したら15個の賞球個数データを、第一種
始動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ17sを通過
したら6個の賞球個数データを、それ以外の場合、例え
ば、左右下入賞口21、22の通過検知スイッチ21
s、22sの通過を検知した場合などにおいては、10
個の賞球個数データを、枠制御部150に対してその検
知順に、枠制御部150を作動指令対象とする指令信号
として送信する(すなわち、固有賞球数はここでは、6
個、10個あるいは15個である)。枠制御部150
は、主制御部140からの賞球個数データを受け取り、
賞球払出信号の送信により賞球払出装置109を作動さ
せる。
電気的構成について図8を参照して説明する。特別図柄
制御部160は、CPU161と、RAM162と、R
OM163と、入力ポート164とVDP(Video Disp
lay Processor)165と、これらを相互に接続するバ
ス166と、VDP165からの出力信号を受け取るD
/A変換器167と、D/A変換器167からの信号を
特別図柄表示装置16に出力する液晶表示盤用出力ポー
ト168等から構成されている。特別図柄制御部160
のCPU161は、主制御部140からの指示に基づ
き、ROM163に格納された画像表示制御プログラム
163aにより、VDP165とともにRAM162を
ワークエリアとして特別図柄表示装置16の表示態様制
御を行う。なお、画像表示に使用する画像データは、R
OM163に格納されている。具体的には、図8に示す
ように、特別図柄表示装置16における液晶表示盤27
(図2参照)に表示する特別図柄の画像データ163b
と、通常時にその特別図柄の背景として表示する通常背
景画像の画像データ163cと、リーチ時にその特別図
柄の背景として表示するリーチ背景画像の画像データ1
63d等を含む。特別図柄の各画像データは、図柄番号
と対応づけた形で記憶されている。
は、バス169で接続され、主制御部140から特別図
柄制御部160への一方向形式でのデータ通信が行われ
ている。このバス169は、例えば、8本のデータバス
と16本のアドレスバスとを有している。主制御部14
0は、上述の各種検知スイッチの出力に基づいて遊技状
態を判断し、また、その遊技状態に基づいて当否判定を
行うとともに、判定内容に応じて対応する図柄表示態様
で画像表示制御を行うためのデータを作成し、特別図柄
制御部160へ送信する。
(普通電動役物)入賞検知スイッチ17s、カウント検
知スイッチ318、カウント検知及び特定領域通過検知
スイッチ319等の検知結果や、特別図柄当否判定乱数
の取得値などを使用して、遊技が行われていない客待ち
の状態、遊技は行われているが始動入賞がない状態(変
動準備状態)、始動入賞があった状態、及び、特別遊技
状態などが判断される。また、始動入賞が検知されると
乱数値に基づいて当否判定が行われ、その判定結果に基
づいて特別図柄の変動又は確定などの表示態様制御のた
めのデータが作成される。なお、枠飾りランプ基板4g
等の各種ランプやサウンドジェネレーター203は、主
制御部140からの指示を受けた枠制御部150によ
り、特別図柄制御部160の制御による特別図柄の変動
・停止表示態様、リーチ発生の有無、リーチ表示態様
(全回転、コマ送り、逆進、図柄の拡大・縮小など)、
特別遊技態様、遊技モード(確率変動、時短など)、及
び非遊技情報の表示画面上への表示等に応じてその態様
は制御される。
インジョブについて図9を参照して説明する。これは、
主制御部140のROM143に格納されたプログラム
に基づき、CPU141により実行されるものである。
すなわち、スタックポインタをRAM142の所定のア
ドレスに設定した後(S10)、初期化終了の判定が行
われる(S20)。初期化が終了していれば(S20:
YES)、LEDジョブ(S30)からスイッチジョブ
(S70)までのジョブが実行される。また、初期化が
終了していなければ(S20:NO)、初期化ジョブ
(190)が実行される。
図柄及び普通図柄未始動回数の表示態様データや、特別
図柄未始動回数の表示態様データなどが出力される。等
速乱数ジョブ(S40)では、RAM142の特別図柄
当否判定乱数メモリや汎用カウントメモリ(図示略)な
どが更新される。非等速乱数ジョブ(S50)では、外
れ普通図柄乱数メモリ(図示略)が更新される。なお、
汎用カウントメモリ(図示略)は、ユーザーリセットご
との「0」〜「255」の値の作成や、コマンドジョ
ブ、飾りジョブの実行などに使用される。また、音楽作
成ジョブ(S60)では、音楽や音声に関するデータの
作成が行われ、スイッチジョブ(S70)では、各種検
知スイッチの読み込みが行われる。すなわち、発射停止
検知信号、タッチ検知信号、ヴォリューム検知信号、カ
ウント検知信号、特定領域通過検知信号、普通図柄作動
通過口通過検知信号、左右下入賞口通過検知信号などの
各種信号が中継基板200を介して主制御部140に取
り込まれ、また、第一種始動口(普通電動役物)入賞検
知スイッチ17sから第一種始動口入賞検知信号が中継
基板200を介して主制御部140に取り込まれる。
はカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ319に
異常があるか否かが判定され(S80)、異常がなけれ
ば(S80:YES)、特別図柄メインジョブ(S9
0)から音声ジョブ(S110)までのジョブが実行さ
れる。また、異常(球詰まりや断線など)があれば(S
80:NO)、エラージョブ(S130)が実行され
る。
は、主制御部140と特別図柄制御部160とが協調し
て動作するために必要なデータに関するジョブが実行さ
れる。また、普通図柄メインジョブ(S100)では、
普通図柄及び普通図柄未始動回数の表示態様データの作
成が行われる。音声ジョブ(S110)では、遊技状態
に応じた音声のデータが出力される。
またはカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ63
に異常があるか否かが判定され(S120)、異常がな
ければ(S120:YES)、各フラグ状態がバックア
ップメモリにセットされ(S140)、賞球信号ジョブ
(S150)、情報信号ジョブ(S160)、コマンド
ジョブ(S170)、及び残余時間ジョブ(S180)
が実行される。各種スイッチに異常がある場合には(S
120:NO)、エラージョブ(S130)が実行され
る。
賞球払出しに関するデータの作成や出力が行われ、情報
信号ジョブ(S160)では、他の制御部への情報出力
に必要なデータの作成が行われる。さらに、コマンドジ
ョブ(S170)では、特別図柄管理のためのコマンド
の入出力が行われ、残余時間ジョブ(S180)では、
非等速乱数の呼出しや、汎用乱数メモリ(図示略)の更
新が行われる。
で実行される、始動入賞時の当否判定についての当否判
定ジョブに関して図10を参照して説明する。なお、こ
れらのジョブで使用する各種メモリは、図7に示すRA
M142に格納され、代表的なもの(142a〜142
k)を図11に示す。S200において始動入賞があっ
たか否かを確認し、YESであれば、S210において
特別図柄保留数メモリ142b(図11参照)に記憶さ
れている保留数(未始動回数)を1インクリメントす
る。この保留数(未始動回数)が一定値(本実施例では
「4」)を超えていれば、その始動入賞は無効となり、
S250へスキップする。また、一定値内の保留数(未
始動回数)であれば、S230において、特別図柄当否
判定乱数(以下、判定乱数ともいう)を発生させ(プロ
グラムを発生させても、所定の乱数発生回路を用いても
いずれでもよい)、読み込んだ判定乱数値を、S240
において、特別図柄当否判定乱数メモリ142a(図1
1参照:以下、判定乱数メモリともいう)に記憶する。
このメモリは、読み込んだ判定乱数値を始動入賞の時系
列にシフトメモリ形式で記憶している。
142a(図11参照)から記憶している最も古い先頭
の判定乱数値を読み出す。そして、S260において、
大当り番号メモリ142g(図11参照)から大当り番
号を読み出し、S270において、上記判定乱数値との
比較を行い、両者が一致していれば大当り判定となり、
一致していなければ外れ判定となる。大当り判定の場合
には、S280に進み、大当り図柄決定乱数を発生さ
せ、これを読み込んでその決定乱数値を大当り図柄決定
乱数メモリ142c(図11参照)に記憶する。また、
「大当り」という判定結果(本実施例では「1」)を判
定結果メモリ142i(図11参照)に記憶する。この
大当り図柄決定乱数値で指定される特別図柄は、ROM
163に格納されている特別図柄画像データに基づい
て、液晶表示盤27(図2参照)に、変動表示状態を経
た後、定められた配列態様で表示される(例えば、
「7、7、7」の3桁同一図柄の配列態様)。
からS310に進み、外れリーチジョブを行うかどうか
を乱数により決定する。すなわち、S310において、
リーチジョブ決定乱数を発生させ、これを読み込み、他
方、S320において、リーチ番号メモリ142h(図
11参照)に記憶されているリーチ番号を読み出す。S
330において、両者が一致していれば外れリーチジョ
ブに、一致していなければ通常外れジョブとなる。
み、少なくとも揃えるべき2つの特別図柄(例えば、3
種類の特別図柄のうち、左図柄と右図柄)を、大当り図
柄決定乱数(別途乱数を発生させるようにしてもよい)
を使用して決定する(S340、S350)。また、S
360において、外れ中図柄を乱数により同様に決定
し、S370において決定した乱数値を外れ中図柄番号
メモリ142f(図11参照)に記憶する。また、S3
80において、「外れリーチ」という判定結果(本実施
例では「2」)を判定結果メモリ142i(図11参
照)に記憶する。一方、通常外れジョブの場合は、S3
90に進み、各特別図柄(例えば、左図柄、右図柄及び
中図柄)をそれぞれ乱数により決定し、決定した各乱数
値をそれぞれ対応する外れ番号メモリに記憶する(S3
90〜S440)。また、S450において、「通常外
れ」という判定結果(本実施例では「3」)を判定結果
メモリ142i(図11参照)に記憶する。
を図12を参照して説明する。まず、S500におい
て、特別図柄表示装置16における液晶表示盤27(図
2参照)上で各特別図柄の変動表示を開始させる。例え
ば、左図柄及び右図柄を上から下へ、中図柄を下から上
へスクロール変動させる。
リ142i(図11参照)から図10で得られた各入賞
に対する判定結果を読み出す。具体的には、大当り判定
(「1」)の場合は(S520:YES)、S600に
進み、大当り番号を大当り番号メモリ142g(図11
参照)から読み出し、S560〜S580に進んで、各
特別図柄を、例えば、左図柄、右図柄、中図柄の順序で
同一図柄に揃えて停止表示させ確定させる。一方、外れ
リーチ判定(「2」)の場合は(S530:YES)、
S590に進み、大当り番号(少なくとも揃えるべき2
つの特別図柄、例えば、左図柄番号と右図柄番号)と、
外れ中図柄番号とを各メモリ142c、142f(図1
1参照)から読み出し、S560〜S580に進んで、
各特別図柄を、例えば、左図柄、右図柄、中図柄の順序
で、左図柄及び右図柄は同一図柄に揃え、中図柄は他の
図柄とは異なる図柄で停止表示させ確定させる。また、
通常外れ判定(「3」)の場合は(S540:YE
S)、S550に進み、外れ各図柄番号を外れ番号メモ
リ142d、142e、142f(図11参照)からそ
れぞれ読み出し、S560〜S580に進んで、各特別
図柄を(例えば、左図柄、右図柄及び中図柄)、相互に
ずれたタイミングで停止表示させ確定させる。
賞があった場合、これを検知すると乱数値に基づいて当
否判定が行われ、その判定結果に基づいて特別図柄の変
動、または確定などの表示態様制御のためのデータが作
成される。このデータは、特別図柄制御部160を作動
指令対象とする指令信号として、前記特別図柄表示装置
16の各表示領域28〜30において、左図柄、右図
柄、中図柄の変動を開始させる。この制御タイミングに
基づいて、当否判定が当り判定結果の場合に、次回の始
動条件の成立による当否判定における当否確率を遊技者
に有利な確率、高確率に変動させる確率変動を、特定の
タイミングとして表示している。
識し得るタイミングとして表示する1つの形態として
は、変動入賞装置18の基板44の左右に斜め方向に設
置された左下入賞口LED21lと右下入賞口LED2
2lとを制御信号として使用する。各入賞口LED21
l、22lは各々3個のLEDを備えており、各LED
の点灯の表示形態を2ビットによる制御信号として捉え
ることができる。図14に示すように、各入賞口LED
21l、22lの上位のLEDに点灯する場合には「1
1B」(H)、各入賞口LED21l、22lの中位の
LEDに点灯する場合には「10B」(I)、各入賞口
LED21l、22lの下位のLEDに点灯する場合に
は「01B」(J)、各入賞口LED21l、22lの
全てのLEDが消灯する場合には「00B」(K)とな
る。
D制御信号H〜Kは上位ビット(V)と下位ビット
(L)に分別した信号形態として把握される。そして、
このLED制御信号は、特別図柄制御部160を作動指
令対象とする指令信号として、前記特別図柄表示装置1
6の各表示領域28〜30において、左図柄、右図柄、
中図柄の変動を開始させるとき、このLED制御信号H
〜Kの順に表示制御される。特別図柄は各表示領域28
〜30において、各図柄が変動表示されて所定時間(t
y)経過後のある時期を想定したタイマー等がカウント
アップするとき、図柄確定指令を受けて変動停止し、確
定表示される。
16の各表示領域28〜30において、例えば、左図
柄、右図柄、中図柄の順序で「7、7、7」の3桁同一
図柄で揃って仮確定し、この仮確定後、同一又は異なる
図柄に確定する場合、そのための図柄確定指令をも含
む。特別図柄の変動・停止の態様は、例えば左図柄及び
右図柄を下から上方向へ、中図柄を上から下方向へスク
ロール変動させるものとし、他の特別図柄が変動中に中
図柄が一定時間仮停止する。そして、再度それまでの変
動方向とは逆方向へ変動する。その後の一定時間経過後
に、上述したように左図柄→右図柄→中図柄の順番です
べての特別図柄が停止する。なお、変動・停止の態様も
上記の態様に限定されず、他の態様であってもよい。こ
れは、所定の特別図柄処理時間内において、仮停止させ
る特別図柄の種類、各特別図柄の仮停止の回数、各特別
図柄の変動方向、変動方向切替のタイミング等を変更す
ることにより、変動・停止の態様は相違することとなる
からであり、図柄確定指令はこれらのものも当然に含ん
でいる。
ある場合、主制御部140からの作動指令が端子基板1
22を介して左入賞口LED基板21fと右下入賞口L
ED基板22fに、特別図柄の停止態様に応じた点灯パ
ターンの点灯信号を出力する。また、これにほぼ同期し
て主制御部140から特別図柄制御部160へ特別図柄
の各図柄の停止態様に応じた停止コマンドを送信する。
仮に、始動入賞による当否判定結果が当り判定ではある
が、低確率状態の通常時の当りである場合、主制御部1
40から左入賞口LED基板21fと右下入賞口LED
基板22fにLED制御信号がH〜Kの順序で送信さ
れ、左下入賞口LED21lと右下入賞口LED22l
をそれぞれ点灯(消灯)表示させる。一方、これに同期
して主制御部140からの作動指令が特別図柄制御部1
60へ送信される。そして、特別図柄制御部160にお
いて各特別図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順序で偶数
番号による同一図柄、例えば「4、4、4」に揃えて停
止表示させ、通常時の当りであるLED制御信号Kによ
る消灯表示タイミングのとき、「4、4、4」の同一図
柄を確定させる。なお、これとは逆に、図柄確定指令に
伴って各特別図柄を同一図柄に停止表示させるとき、L
ED制御信号Kにて確定表示させることも可能である。
率状態の確変時の当りである場合、主制御部140から
左入賞口LED基板21fと右下入賞口LED基板22
fにLED制御信号がH〜Kの順序で送信され、左下入
賞口LED21lと右下入賞口LED22lをそれぞれ
点灯(消灯)表示させる。一方、これに同期して主制御
部140からの作動指令が特別図柄制御部160へ送信
される。そして、特別図柄制御部160において各特別
図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順序で奇数番号による
同一図柄、例えば「7、7、7」に揃えて停止表示さ
せ、確変時の当りであるLED制御信号Iによる点灯表
示タイミングのとき、「7、7、7」の同一図柄を確定
させる。
域28〜30の確定表示並びに各入賞口LED21l、
22lの確定制御は、上述のようなタイマー等による制
御のほか以下のような形態によっても制御可能である。
例えば確変状態において、I状態のタイミングに図柄確
定タイミングを合わせる制御は、以下のような回路によ
り実現できる。まず、図16に示すように、主制御部1
40からの図柄確定信号は、特別図柄制御指令信号線を
経て特別図柄制御部160へ送られる。他方、LED制
御信号は、2入力デコーダに入力され、各LEDの点灯
信号に変換される。例えば、図14のH状態ではV1
が、I状態ではV2が、J状態ではV3がHレベルとな
る。また、K状態ではV0がHレベルとなるが、これは
いずれのLEDにも入力されず、全消灯に対応する。そ
して、I状態(すなわち、中央のLEDの点灯状態)に
対応するV2からの信号出力が分岐して、特別図柄制御
指令信号線上のトライステートバッファにインヒビット
入力されるようになっている。これにより、特別図柄制
御指令信号線上の図柄確定信号を、インヒビット入力の
ある場合にのみ、すなわち、I状態の継続期間のみ有効
とすることができる。このように、特定のLEDの点灯
状態に図柄確定タイミングを合わせる制御を、タイマー
プログラムを用いずにハード的に実現することが可能と
なる。
確率変動を遊技者に表示するために、変動入賞装置18
の基板44の左右に斜め方向に設置された左下入賞口L
ED21lと右下入賞口LED22lとを使用して点灯
(消灯)制御して、識別タイミングとしている。識別タ
イミングを表示するには、上記左下入賞口LED21l
と右下入賞口LED22lとを使用するほか、センター
役物26のベース261に取り付けられた表示枠左LE
D基板267と表示枠右LED基板271の各LED、
あるいは同じくベース261に取り付けられた表示枠左
上ランプ基板265と表示枠右上ランプ基板269の各
ランプ等を使用することも可能である。すなわち、主制
御部140から各LEDあるいは各ランプに特別図柄の
停止態様に応じた点灯パターンの点灯信号を出力し、通
常当り、確変当りに対応した特別図柄の停止態様を、各
LEDあるいは各ランプの点灯(消灯)表示タイミング
に合致させてもよい。したがって、遊技者は特別図柄表
示領域28〜30に各特別図柄が確定表示されるとき、
各LEDあるいは各ランプの点灯状態を視認することに
よって確変当りであるか通常当りであるかを判別するこ
とになる。
以下の形態に代替することも可能である。すなわち、特
別図柄表示装置16の液晶表示盤27の表示画面上に
は、図2に示すように、前記特別図柄表示領域28〜3
0のほか、確率変動情報表示領域60を形成している。
この場合、確率変動情報表示領域60は、液晶表示盤2
7の表示画面に対して遊技情報としての特別図柄の表示
に実質上影響のない領域、例えばその背景となる領域と
する。そして、この特別図柄の背景の一部を利用して確
率変動情報表示領域60としてもよく、特別図柄表示領
域28〜30の背景に重ね形成される。
判定が当り判定結果の場合、次回の始動条件の成立によ
る当否確率を高確率であるか低確率であるかを識別し得
る図形マーク61(例えばハート型)を点灯(消滅)表
示させる。そして、特別図柄表示領域28〜30に各特
別図柄が変動表示されるとき、確率変動情報表示領域6
0に図形マーク61を、例えば500ms毎に点灯と消
滅とを繰り返して表示制御させる。さらに、図柄確定指
令に伴って特別図柄表示領域28〜30に確定表示され
る同一図柄が偶数番号であれば、通常当りであるので確
率変動情報表示領域60の図形マーク61が消滅状態と
なったタイミングに合わせて特別図柄を確定させる。一
方、特別図柄表示領域28〜30に確定表示される同一
図柄が例えば特定の奇数番号であれば、確変当りである
ので確率変動情報表示領域60の図形マーク61が点灯
表示状態となったタイミングに合わせて特別図柄を確定
させる。遊技者は特別図柄表示領域28〜30に各特別
図柄が確定表示されるとき、図形マーク61の点灯状態
を視認することによって確変当りであるか通常当りであ
るかを判別することになる。
表示領域28〜30に各特別図柄が確定表示されると
き、点灯(消灯)状態がリレー表示される各LEDある
いはランプ、又は確率変動情報表示領域60に点灯(消
灯)される図形マーク61自体の色彩を、各特別図柄の
確定停止時に、すなわち各LEDあるいはランプ、又は
図形マーク61が停止表示するときに、変動時の色彩か
ら異なる色彩に変更させて、確変当りであることを遊技
者に報知することも可能である。例えば、各LEDある
いはランプ、又は図形マーク61の変動時の色彩が緑色
の場合、完全停止時には赤色に変更させるものである。
そして、次の変動開始時には再び緑色に復帰させる。遊
技者にとっては、色彩変更時間が長いほど認識し易く、
短いほど認識しづらくなる。なお、各特別図柄自体の色
彩及び変更する色彩は上記に限定されず、任意の色彩で
もよい。このように遊技者に対して視覚的に報知させる
態様のほか、各LEDあるいはランプ、又は図形マーク
61の停止表示時、音声によって遊技者に確変当りであ
ることを報知させてもよい。
照して説明する。なお、このジョブにて使用する各種メ
モリは図7のRAM142内に形成されており、代表的
なものを図11にまとめてある。S800において、始
動入賞があったか否かを確認し、YESであればS81
0に進み、当り番号か否かを確認し、YESであればS
820に進み、NOであれば無効となりスキップする。
S820において、確率変動か否かを確認し、YESで
あればS830に進み、NOであればS870へスキッ
プする。S830において当り回数を1インクリメント
し、この当り回数をS840において記憶する。次い
で、S850において当該モードを高確率に設定する。
一方、S820において、確率変動でない場合、S82
0からS860へ進み、S860において当該モードを
低確率に設定する。
線系統図に基づいて説明する。なお、図中、4P、2P
等の数値は接続に際してのコネクタのピン数を表してい
る。まず、大入賞口中継基板321は、第一種始動口
(普通電動役物)ソレノイド17cと、大入賞口ソレノ
イド313と、特定領域開閉ソレノイド317と、カウ
ント検知及び特定領域通過検知スイッチ319と、カウ
ント検知スイッチ318と、右下入賞口LED基板22
fと、左下入賞口LED基板21f及び端子基板122
と接続されている。この端子基板122は、右入賞口2
0に備えられた右入賞口LED基板20fと、左入賞口
20に備えられた左入賞口LED基板19fと接続され
ている。そして、この端子基板122は特別図柄表示装
置16の普通図柄表示装置基板32fと、表示枠右LE
D基板271と、表示枠左LED基板267と、表示枠
右上ランプ基板269及び表示枠左上ランプ基板265
と接続されている。さらに、端子基板122は主基板1
40fと接続されている。
の液晶表示盤27に備えられた液晶制御基板27fとコ
ネクタを2回路に分別して接続されている。そして、主
基板140fは、第一種始動口(普通電動役物)入賞検
知スイッチ17sと、右普通図柄作動通過口通過検知ス
イッチ37sと、左普通図柄作動通過口通過検知スイッ
チ36sと、枠制御基板150f及び電源ターミナル基
板121と接続されている。
略の流れを図18を参照して説明する。まず、S610
において、判定結果メモリ142i(図11参照)から
図12で得られた当否判定結果を読み出す。読み出され
た判定結果が外れでなければ(S620:NO)、S6
30に進んでLED点灯パターンとしてBパターンを指
令してXタイマーをONさせる(Cx)。このBパター
ンは、図19に示すように、左下入賞口LED21l並
びに右下入賞口LED22lの各3個のLEDを、50
0msの点灯間隔で順次リレー表示して制御するもので
ある。なお、当否判定結果が当りの場合、上記Bパター
ンの制御形態の他に同図に示すCパターンのように、左
下入賞口LED21l並びに右下入賞口LED22lの
各3個のLEDを、1000msの間隔で全点灯表示と
全消滅とを繰り返し表示制御とすることも可能である。
動開始を指令してYタイマーをONさせる(Cy)。続
くS650においてCyを読み込み、S660でCy>
tyであるか否かを判断する。これはYタイマーが特別
図柄の変動開始から所定時間を経過しているか否かを判
別するものであり、所定時間が経過していなければS6
50へスキップし(S660:NO)、肯定判断であれ
ばS670へ進む。S670において当否判定結果が通
常当りか否かを判断し、通常当りでなければS680へ
進む(S670:NO)。S680において当否判定結
果が確変当りか否かを判断し、確変当りでなければS6
90へ進む(S680:NO)。続くS690におい
て、特別図柄が変動を開始してから所定時間を経過して
タイムアップしたか否かを判別し、タイムアップしてい
なければS670へスキップし(S690:NO)、肯
定判断であればS700へ進んでエラー表示する。
判定結果が外れであれば(S620:YES)、S71
0へ進んでLED点灯パターンとしてAパターンを指令
する。このAパターンは図19に示すように、左下入賞
口LED21l並びに右下入賞口LED22lの各3個
のLEDを、328msの点灯間隔で順次リレー表示し
て制御するものである。また、S670において当否判
定結果が通常当りであれば(S670:YES)、S7
20へ進んでCxを読み込む。続くS730において通
常タイミング期間か否かを判別し、図20に示すよう
に、通常タイミング期間であれば(S730:YE
S)、S740において図柄確定を指令し、通常タイミ
ング期間でなければ(S730:NO)、S720へス
キップする。
変当りであれば(S680:YES)、S750へ進ん
でCxを読み込む。続くS760において、図20に示
す確変タイミング期間か否かを判別し、確変タイミング
期間であれば(S760:YES)、S740において
図柄確定を指令し、確変タイミング期間でなければ(S
760:NO)、S750へスキップする。
本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記
載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限
定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範
囲にもおよび、かつ、当業者が通常有する知識に基づく
改良を適宜付加することができる。
図。
面図(a)のA−A線矢視断面図(b)を示した図。
ブロック図。
図。
れを示すフローチャート。
チャート。
明図。
ャート。
ト。
図。
フローチャート。
示すタイミング図。
30)
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の識別情報を用いて複数の遊技状態
を区別して表示する遊技機において、 それら複数の識別情報が、遊技中に予め定められた始動
条件が成立することに基づいて作動する第一識別情報
と、その第一識別情報とは異なる条件で作動する第二識
別情報とを含み、 前記第一識別情報に特定の表示動作を行わせる制御タイ
ミング又はその制御タイミングに基づいて別途定められ
る特定のタイミングを識別タイミングとして、前記第二
識別情報の動作パターンと該識別タイミングとの間に互
いに異なる複数の対応関係が定められており、それら対
応関係のいずれが成立するかに応じて、複数の遊技状態
のいずれが成立したかを選択的に報知できるようにした
ことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 遊技中に予め定められた始動条件が成立
することに基づいて複数の第一識別情報を変動表示させ
た後、特定の第一識別情報を確定表示させる第一識別情
報表示手段と、 前記第一識別情報の特定表示態様に、予め定められた複
数の遊技状態のいずれかのものを選択的に対応付けるた
めに、前記第一識別情報と組み合わされる第二識別情報
を表示する第二識別情報表示手段と、 前記複数の遊技状態のうち、いずれが成立しているかの
情報(以下、遊技状態情報という)を取得する遊技状態
情報取得手段と、 前記第一識別情報の変動表示開始から確定表示に至るま
での期間内に前記識別タイミングを定めるとともに、取
得された遊技状態情報の内容に応じて、前記第二識別情
報の動作パターンと前記識別タイミングとが予め定めら
れた対応関係(以下、識別対応関係という)を満足する
ように、前記第一識別情報表示手段及び前記第二識別情
報表示手段の作動制御を行う表示制御手段とを備え、 前記識別対応関係の内容に応じて、複数の遊技状態のい
ずれが成立したかを選択的に報知できるようにした請求
項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記第二識別情報の表示態様が複数通り
定められており、前記識別タイミングにおいてそれら第
二識別情報の表示態様のうちいずれが成立しているかを
前記識別対応関係として、これに基づき複数の遊技状態
のいずれが成立したかを選択的に報知できるようにした
請求項2記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記識別タイミングは前記第一識別情報
の確定表示タイミングと対応付けて定められる請求項2
又は3記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記第一識別情報表示手段は、各々前記
第一識別情報を可変表示する可変表示部を複数備えるも
のとして構成されるとともに、前記表示制御手段は、変
動表示状態を経て最終的に確定表示させる第一識別情報
の組み合わせが所定のものとなるように、各可変表示部
の作動制御を行うものであり、 また、遊技当否判定手段による当否判定の確率を、予め
定められた遊技条件が成立したときに、低確率状態から
高確率状態へ変動させる確率変動制御手段を備え、 前記識別対応関係に基づいて識別される複数の遊技状態
は、少なくとも前記低確率状態と高確率状態とを含む請
求項4記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記第二識別情報表示手段は、前記低確
率状態に対応する第一表示態様と前記高確率状態に対応
する第二表示態様とを所定の時間間隔で交互に繰り返し
行うものであり、 複数の前記可変表示部に、当選時の組み合わせにて前記
第一識別情報が確定表示されるタイミングを前記識別タ
イミングとして、前記表示制御手段は、前記低確率状態
が成立している場合には、その識別タイミングに前記第
二識別情報表示手段が第一表示態様となるタイミングを
一致させ、前記高確率状態が成立している場合には、そ
の識別タイミングに前記第二識別情報表示手段が第二表
示態様となるタイミングを一致させるように表示制御を
行う請求項5記載の遊技機。 - 【請求項7】 前記表示制御手段は、前記識別タイミン
グを変更することにより、該識別タイミングを前記第一
表示態様又は前記第二表示態様のいずれのタイミングと
一致させるかを決定する請求項6記載の遊技機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29923899A JP3780326B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29923899A JP3780326B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 遊技機 |
Publications (2)
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JP2001113024A true JP2001113024A (ja) | 2001-04-24 |
JP3780326B2 JP3780326B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=17869947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29923899A Expired - Lifetime JP3780326B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3780326B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003019296A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2006239226A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Jb:Kk | 弾球遊技機 |
JP2006239227A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Jb:Kk | 弾球遊技機 |
JP2008029896A (ja) * | 2002-12-27 | 2008-02-14 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2009082747A (ja) * | 2009-01-28 | 2009-04-23 | Heiwa Corp | 遊技機 |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP29923899A patent/JP3780326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003019296A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2008029896A (ja) * | 2002-12-27 | 2008-02-14 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
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JP3780326B2 (ja) | 2006-05-31 |
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