JP2001112617A - 炊飯器の蓋 - Google Patents

炊飯器の蓋

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JP2001112617A
JP2001112617A JP29839399A JP29839399A JP2001112617A JP 2001112617 A JP2001112617 A JP 2001112617A JP 29839399 A JP29839399 A JP 29839399A JP 29839399 A JP29839399 A JP 29839399A JP 2001112617 A JP2001112617 A JP 2001112617A
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JP
Japan
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rice cooker
lid
rice
opening
valve port
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JP29839399A
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Michio Suzuki
道雄 鈴木
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HUMAN BASE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動炊飯機が備える炊飯器への米と水との投
入に同期して自動的に開閉し、かつ構造が簡単で安価な
炊飯器の蓋を提供する。 【解決手段】 本発明は、下向きに開口する弁口の下方
に位置し、上記弁口から供給される米と水とを受けて炊
飯する炊飯器に使用される蓋5であって、上記炊飯器に
設置される蓋本体51と、この蓋本体51のうち、上記
炊飯器への設置時に上記弁口の下方に位置する部分に形
成された開口部52と、この開口部52に下方から上下
動可能に嵌合されて開口部52を塞ぐとともに、上記弁
口の開口時に上記弁口の下端から突出する弁体に押され
て下方に移動し、開口部52を開口させる可動部53と
を備えることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は炊飯器の蓋に係り、
特に、自動炊飯機が備える炊飯器に使用される炊飯器の
蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動炊飯機の例を図6に示す。こ
の自動炊飯機1は、米の計量、洗米及び給水を行う供給
部2と、供給部2に貯留された米と水とを下方に排出す
る開閉自在な弁口3と、弁口3の下方に設置された炊飯
器4とを備えている。また、符号21は自動炊飯機1の
メインスイッチ、符号22は炊飯条件を設定する制御パ
ネル、符号31は弁口3を開閉させる開閉装置、符号4
1は炊飯器4の釜、符号42は炊飯器4の蓋である。
【0003】炊飯に際しては、メインスイッチ21を入
れ、制御パネル22のスタートボタンを押す。すると、
供給部2内にて、予め制御パネル22にて設定された量
の米が、自動的に計量、洗米され、給水される。また、
上記工程中に、炊飯器4の蓋42を外しておく。
【0004】供給部2における給水が完了すると、開閉
装置31が作動して弁口3が自動的に開口し、給水後の
米が、水とともに落下して、炊飯器4の釜41に投入さ
れる。米と水との投入完了後、炊飯器4の蓋42を閉
じ、炊飯を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記自動炊
飯機1の場合、蓋42の開閉を手動で行っているため、
炊飯の全行程を自動化するには至っていなかった。蓋4
2にアクチュエータ等により開閉される開口部を設け、
炊飯器4への米と水との投入に同期してアクチュエータ
等を動作させ、開口部を開閉させることも可能である
が、この場合には、蓋42の構造が複雑化し、かつアク
チュエータ等の駆動装置が必要となるため、蓋42のメ
ンテナンス作業が煩雑化し、かつ蓋42を含む自動炊飯
機1の製造コストが高価となるという問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、自動炊飯機に使用される炊飯器への米と水との投入
に同期して自動的に開閉し、かつ構造が簡単で安価な炊
飯器の蓋の提供をその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下向きに開口
する弁口の下方に位置し、上記弁口から供給される米と
水とを受けて炊飯する炊飯器に使用される蓋であって、
上記炊飯器に設置される蓋本体と、この蓋本体のうち、
上記炊飯器への設置時に上記弁口の直下に位置する部分
に形成された開口部と、この開口部に下方から上下動可
能に嵌合されて上記開口部を閉鎖するとともに、上記弁
口の開口時に上記弁口の下端から突出する弁体に押され
て下方に移動し、上記開口部を開口させる可動部とを備
えることを特徴としている。
【0008】ここで、上記可動部の径が上方に向け漸次
縮径されていることが望ましく、更に望ましくは、上記
可動部の上端の径を、上記弁体の下端の径以下とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施形態について説明する。なお、以下の説明中、上記図
6に示す自動炊飯機と同様の構成を有する部材について
は、図6と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0010】本発明に係る炊飯器の蓋の構造の例を図1
ないし図4とともに説明する。図中符号51は、炊飯器
4に設置されて釜41を上方から覆う円盤状の蓋本体
で、蓋本体51の中央部(炊飯器4への設置時に弁口3
の直下に位置する部分)には、弁口3より若干大径をな
す円形の開口部52が、蓋本体51と同軸をなすよう形
成されている。
【0011】開口部52には、開口部52より若干大径
をなす椀状の可動部53が、その底面(上端)53aを
上方に向けた状態で下方から嵌合されている。また、蓋
本体51の下面(裏面)には、図3に示すように、複数
(図では4本)の鋼線54が、開口部52の周に沿って
等間隔で支持されている。個々の鋼線54は、開口部5
2の周に沿って延びた後、径方向内方に延びて開口部5
2内に突出し、その結果、可動部53が、これらの鋼線
54により下方から弾性的に支持されるとともに、開口
部52が、可動部53により下方から閉鎖される。一
方、図4に示すように、可動部53を、上方からの力P
により下方に押すと、鋼線54が図4に一点鎖線で示す
ように弾性変形して可動部53が下方に移動し、開口部
52が開口する。
【0012】ここで、図2及び図4に示すように、可動
部53は、開口部52の閉鎖時には蓋本体51の表面か
ら上方に突出しているが、この突出量は、蓋5を炊飯器
4に設置して自動炊飯機1の弁口3が開口した際に、弁
口3から下降する弁体(後述)により底面53aが押さ
れ、可動部53が下方に移動するよう設定する。また、
底面53aの径は、上記弁体の下端の径以下とされてい
る。
【0013】一方、符号55は、蓋本体51の表面に設
けられた把手、符号56は、蓋本体51を貫通して設け
られた弁である。そして、上記蓋本体51から弁56に
至る部材により、蓋5が構成されている。
【0014】炊飯に際しては、炊飯器4に蓋5をした状
態で、メインスイッチ21を入れて制御パネル22のス
タートボタンを押す。すると、米の計量、洗米、及び給
水が自動的に行われ、供給部2における給水が完了した
時点で、図5に示すように、弁口3を下方から塞ぐ円錐
状の弁体32が自動的に下降して弁口3が開口する。ま
た、弁口3の開口とともに、下降した弁体32により底
面53aが押されて可動部53が下方に移動し、開口部
52が自動的に開口する。その結果、弁口3から落下し
た給水後の米と水とが、図5に矢印Fで示すように、弁
体32及び可動部53の側面に沿って開口部52を通過
し、炊飯器4の釜41に投入される。
【0015】米と水との投入完了後、弁体32を自動的
に上昇させて弁口3を閉じると、可動部53が、鋼線5
4の原位置への復帰により上方に移動して開口部52に
嵌合する。その結果、開口部52が自動的に閉鎖されて
蓋5が閉じ、炊飯が可能となる。
【0016】上記構成を有する蓋5によれば、弁口3を
開閉させる弁体32の上下動に追従して可動部53が自
動的に上下動し、その結果、開口部52が自動的に開閉
する。従って、炊飯器4への米と水との投入に同期して
蓋5を自動的に開閉させることが可能となり、自動炊飯
機1の完全自動化が可能となる。しかも、蓋本体51に
形成された開口部52に可動部53を鋼線54を用いて
嵌合させるという簡単な構造であるため、安価で、メン
テナンスも容易である。
【0017】また、可動部53が上方に凸なる椀状をな
し、かつ底面53aの径が円錐状をなす弁体32の下端
の径以下とされているため、弁口3から落下した米と水
とが弁体32及び可動部53の側面上を円滑に流下しつ
つ開口部52を通過し、その結果、米と水とが炊飯器4
内に確実に流入するという効果が得られる。なお、可動
部53の形状は椀状に限らずともよく、上方に向け漸次
縮径されていれば上記効果を発揮する。
【0018】更に、本発明の蓋5は、弁体32の上下動
により弁口3を開閉させる自動炊飯機1が備える炊飯器
4であれば、あらゆる従来の炊飯器4の蓋に換えて適用
可能である。しかも、蓋5の設置に際しては、新たな工
事等も不要である。
【0019】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る炊飯器
の蓋では、弁口を開閉させる弁体の上下動に追従して可
動部が自動的に上下動し、その結果、開口部が自動的に
開閉する。従って、炊飯器への米と水との投入に同期し
て蓋を自動的に開閉させることが可能となり、自動炊飯
機の完全自動化が可能となる。また、構造が簡単なた
め、安価で、メンテナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る炊飯器の蓋の構造の例を示す、
図2中矢印Iに沿った上面図である。
【図2】 本発明に係る炊飯器の蓋の構造の例を示す、
図1中矢印IIに沿った側面図である。
【図3】 本発明に係る炊飯器の蓋の構造の例を示す、
図2中矢印IIIに沿った下面図である。
【図4】 本発明に係る炊飯器の蓋の構造の例を示す、
図1中IV−IV線に沿った断面図である。
【図5】 本発明に係る炊飯器の蓋の動作の例を示す一
部断面図である。
【図6】 本発明に係る炊飯器が適用可能な自動炊飯機
の例を示す側面図である。
【符号の説明】
3 弁口 4 炊飯器 5 蓋 32 弁体 51 蓋本体 52 開口部 53 可動部 53a 可動部の底面(上端)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下向きに開口する弁口の下方に位置し、
    上記弁口から供給される米と水とを受けて炊飯する炊飯
    器に使用される蓋であって、 上記炊飯器に設置される蓋本体と、この蓋本体のうち、
    上記炊飯器への設置時に上記弁口の直下に位置する部分
    に形成された開口部と、この開口部に下方から上下動可
    能に嵌合されて上記開口部を閉鎖するとともに、上記弁
    口の開口時に上記弁口の下端から突出する弁体に押され
    て下方に移動し、上記開口部を開口させる可動部とを備
    えることを特徴とする炊飯器の蓋。
  2. 【請求項2】 上記可動部が上方に向け漸次縮径されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器の蓋。
  3. 【請求項3】 上記可動部の上端の径が、上記弁体の下
    端の径以下とされていることを特徴とする請求項2に記
    載の炊飯器の蓋。
JP29839399A 1999-10-20 1999-10-20 炊飯器の蓋 Withdrawn JP2001112617A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020000810A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 井関農機株式会社 洗米炊飯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020000810A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 井関農機株式会社 洗米炊飯装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109