JP2001111869A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2001111869A
JP2001111869A JP28571299A JP28571299A JP2001111869A JP 2001111869 A JP2001111869 A JP 2001111869A JP 28571299 A JP28571299 A JP 28571299A JP 28571299 A JP28571299 A JP 28571299A JP 2001111869 A JP2001111869 A JP 2001111869A
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lens
finder
optical system
optical
mirror frame
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JP28571299A
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Naoki Fujii
尚樹 藤井
Takanori Takahashi
孝徳 高橋
Yasuo Asakura
康夫 朝倉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、ファインダパララックスを避けるこ
とができる上、回転方向の位置ずれを容易かつ的確に調
整することのできる電子カメラを提供。 【解決手段】カメラ本体の前面上部に設けられ撮影レン
ズを保持する前鏡枠、この前鏡枠から背後に設けられ撮
影レンズの第1の光軸をカメラ本体の底面に向かう方向
に折り曲げる折り曲げミラー、及びこの折り曲げミラー
により折り曲げられた第2の光軸上に設けられ結像レン
ズなどを保持する後鏡枠から成る撮影レンズ鏡枠32
と、後鏡枠の端部に配置され撮影レンズ鏡枠を通して結
像された被写体像を光電変換して画像データとして記録
するための撮像素子4と、撮影レンズ鏡枠に保持された
撮影レンズ及び結像レンズなどから形成される光学系と
は異なる光学系から構成され、前鏡枠の側方に配置され
て撮影のために被写体像を視認する光学ファインダ6と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像レンズからの
光を折り曲げて撮像素子に導く折り返し光学系を有する
と共に、この光学系とは異なる光学系から成る光学ファ
インダを備えた電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子カメラには、撮影レンズから入射し
た光を例えば直角に屈折させてカメラ本体の底面等に設
けられた撮像素子に導くいわゆる折り曲げ光学系を備え
たものがある。
【0003】このような電子カメラに設けられている光
学ファインダとしては、上記折り曲げ光学系とは別の光
学系を用いて構成されているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した電子カメラ、
すなわち撮影レンズから入射した光を折り曲げて撮像素
子に導く折り曲げ光学系とファインダの光学系とが異な
る電子カメラでは、撮影レンズと光学ファインダとの位
置関係によりファインダパララックスいわゆる藪睨みが
生じる。これを避けるために、撮影レンズと光学ファイ
ンダとは、相互の間隔を狭くして配置されている。
【0005】一方、上記電子カメラでは、電子カメラの
製造誤差等により、折り曲げ光学系を通して撮像素子に
結像される被写体像と、ファインダ光学系を通して観察
される被写体像との間に位置ずれが生じることがある。
この位置ずれは、平面方向(以下、XY方向と称する)
のずれと回転方向(以下、θ方向と称する)のずれとを
含んでいる。これら位置ずれのうち、XY方向のずれは
ファインダ光学系がファインダ視野率(約80〜90
%)を有していることから、所定のずれ量以上の大きな
ずれが無い限りファインダ視野率で吸収することが可能
である。
【0006】これに対してθ方向のずれは、そのずれ量
が僅かであってもファインダ光学系を通して観察される
被写体像と撮像素子に結像される被写体像との間に回転
差が生じる。その結果、ファインダ光学系で所望の視角
で捕らえた被写体であっても、実際に撮影された被写体
像は傾いたものとなってしまう。このため、ファインダ
光学系のθ方向の位置ずれについては調整を行う必要が
ある。
【0007】本発明の目的は、ファインダパララックス
を避けることができる上、回転方向の位置ずれを容易か
つ的確に調整することのできる電子カメラを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の電子カメラは以下に示す如く
構成されている。
【0009】(1)本発明のカメラは、カメラ本体の前
面上部に、撮影レンズを保持する如く設けられ、前記カ
メラ本体の底面に対して平行な方向の第1光軸を有する
前鏡枠部と、この前鏡枠部の背後に設けられ、前記第1
光軸を前記カメラ本体の底面に向かう方向に折り曲げる
反射部材を含む折り曲げ光学系と、この折り曲げ光学系
により折り曲げられた光軸であって、前記カメラ本体の
底面に対して垂直な方向の第2光軸を有する後鏡枠部
と、この後鏡枠部における前記カメラ本体の底面側の一
端部に配置され、前記二つの鏡枠部を通して結像された
被写体像を光電変換して画像データを得る撮像素子と、
前記前鏡枠の側方に配置され、前記第1光軸及び第2光
軸を含む光学系とは異なる光学系を有する被写体像を視
認するための光学ファインダと、を具備したことを特徴
としている。
【0010】(2)本発明のカメラは、前記(1)に記
載のカメラであって、前記光学ファィンダは、前記第1
光軸と平行な軸を中心として回転自在に設けられている
ことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
第1実施形態に係わる電子カメラの外観を示す斜視図で
ある。この電子カメラは、カメラ本体1の前面に設けら
れた撮影レンズ2と、この撮影レンズ2から入射した光
をカメラ本体1の内底部へ導く折り曲げ光学系3と、カ
メラ本体1の内底部に配置された例えばCCD(固体撮
像素子)等からなる撮像素子4等を備えている。
【0012】前記撮影レンズ2の前方側には、操作リン
グ5が設けられている。この操作リング5は、回動する
ことによって写真撮影時の動作条件、例えば自動露出、
シャッター速度優先、絞り優先、マニュアルなどを選択
指示するためのものであり、撮影レンズ2の光軸を中心
として矢印イ方向に回動自在に設けられている。
【0013】前記撮影レンズ2の真横に隣接した位置に
は、写真撮影で被写体を観察するための光学ファインダ
6が設けられている。この光学ファインダ6は、写真撮
影の撮影レンズ2及び折り曲げ光学系3とは別のファイ
ンダ光学系7を有している。
【0014】カメラ本体1の斜め上方の端部、すなわち
カメラ本体1の上部の図中右端部には、ストロボ発光部
8が設けられている。このストロボ発光部8は、図2に
示すようにカメラ本体1に対して回動軸9により矢印ロ
方向に回動自在に支持されたポップアップ方式のもので
ある。すなわち、ストロボ使用時にはその発光部が起立
して前方を向き、ストロボの非使用時には倒伏してカメ
ラ本体1と一体的な形状を取るように構成されている。
かくして、ストロボ発光部8は、ストロボの非使用時に
おいてはカメラ本体1と一体化された状態に収納される
ものとなり、カメラ本体1の高さ寸法を増大させない。
【0015】図1に説明を戻す。上記ストロボ発光部8
がカメラ本体1の斜め上方の端部に設けられている理由
は、ストロボ発光部8を撮影レンズ2からできるだけ遠
ざけることにより、写真撮影された人の目が赤くなる所
謂赤目現象を発生させないこと、ストロボ発光部8を撮
影レンズ2よりも高い位置に設けて、被写体を上方から
照明することにより、写真撮影された被写体像が自然に
写るようにこと等のためである。
【0016】カメラ本体1の上面には、レリーズ10及
びモード表示LCD(液晶表示器)11が設けられてい
る。モード表示LCD11は、写真撮影時の動作条件、
すなわち操作リング5により選択された自動露出、シャ
ッター速度優先、絞り優先、マニュアルなどを表示する
ものである。
【0017】図3は電子カメラの内部構造を示すカメラ
正面からみた図であり、図4は図3におけるQ−Q断面
図である。図3及び図4に示すように、カメラ本体1の
正面の略中央上部には、撮影レンズ2の撮影レンズ入射
開口12が形成されていると共に、これに隣接して光学
ファインダ6のファインダ入射開口13が形成されてい
る。
【0018】撮影レンズ2と光学的に結合されている折
り曲げ光学系3について説明する。カメラ本体1の上部
領域には、図4に示すように撮影レンズ鏡枠である前鏡
枠20が設けてあり、その枠内には、前記撮影レンズ2
が支持されている。この前鏡枠20の枠の外周には、操
作リング5が回動自在に設けられている。
【0019】撮影レンズ2の光軸(以下、第1光軸と称
する)21上には、ミラー鏡枠22及び支持部材23に
よって反射部材である折り曲げミラー24が第1光軸2
1に対して45°傾斜して支持されている。この折り曲
げミラー24は、第1光軸21に沿って入射した光を直
角に屈折してカメラ本体1の底部に設けられた前記撮像
素子4に導くものである。
【0020】この折り曲げミラー24によって折り曲げ
られた光軸(以下、第2光軸と称する)25上には、レ
ンズ26、メカニカルシャッタ27、絞り28、レンズ
29、LPF(ローパスフィルタ)30、IRカットフ
ィルタ31及び前記撮像素子4が順次配置されそれぞれ
後鏡枠32内に支持されている。
【0021】図3に示すように撮影レンズ2と光学ファ
インダ6との間には、レンズバリア40が回転軸41に
よって回動自在に支持されている。このレンズバリア4
0は、図5のレンズバリア40の部分構成図に示すよう
に、回転軸41を中心として矢印ハ方向に回動すること
によって、異なる二つの角度位置において撮影レンズ2
及び光学ファインダ6の両方を同時に覆ったり露出させ
たりし得るものとなっている。
【0022】すなわち上記レンズバリア40は、板状部
材で形成され、撮影レンズ2の前面すなわち撮影レンズ
入射開口12を覆う大径円板部42と、光学ファインダ
6のファインダ入射開口13を覆う小径円板部43と、
これら二つの円板部42、43とを連結する連結部44
とからなり、上記連結部44が上記回動軸41で軸支さ
れている。大径円板部42は、撮影レンズ2の外径と略
同一の外径に形成されており、小径円板部43は、光学
ファインダ6の外径と略同一の外径に形成されている。
このレンズバリア40は、カメラ本体1の前面に設けら
れている前記操作リング5の回動操作に応動するものと
なっている。
【0023】図6は操作リング5とレンズバリア40と
の結合関係を示している。操作リング5は、前述したよ
うに本来は写真撮影時の動作条件、例えば自動露出、シ
ャッター速度優先、絞り優先、マニュアルなどを選択指
示するためのものであるが、これらの他に、レンズバリ
ア40の開閉動作を行わせる機能を備えている。
【0024】この操作リング5の一側面には、外周部に
沿ってリング状の突条部51が形成されており、この突
条部51の内周面には、自動露出、シャッター速度優
先、絞り優先、マニュアル及び閉状態を位置決めするた
めの各溝45a〜45eが形成されている。これら溝4
5a〜45eのいずれか一つの溝に対し、ばね46を介
してクリックボール47が陥入することにより、自動露
出、シャッター速度優先、絞り優先、マニュアル又は閉
状態が選択設定され得るものとなっている。
【0025】なお、操作リング5は、写真撮影時の動作
条件として例えば自動露出、シャッター速度優先、絞り
優先、マニュアル又は閉状態などを選択設定するものと
して説明したが、次のような機能合せ持つものとしても
よい。すなわちカメラモードの設定を割り振った場合に
は、撮影モード、通常に1コマの再生を行う再生モード
「1」、ズームやマルチ等の特殊再生を行う再生モード
「2」などの選択指示機能を発揮し、フォーカスモード
の設定を割り振った場合には、オートフォーカス、マニ
ュアルフォーカス、マクロなどの選択指示機能を発揮す
るものとしてもよい。
【0026】上記操作リング5には、カム部48が形成
されている。このカム部48は、前記突条部51の内周
面の一部に傾斜部52と陥凹部53と係止部54とから
なる係合要素を形成したものである。
【0027】レンズバリア40には、カムピン49が設
けられており、このカムピン49は、たとえば、つる巻
きばねからなる付勢用スプリング50の付勢力によっ
て、常に突条部51の内周面に圧接するものとなってい
る。この付勢スプリング50は、例えば回転軸41に一
端が巻き付けられたつる巻きばねの他端をカムピン49
に引っ掛けることにより、レンズバリア40を矢印ニ方
向に回動させる方向に付勢するものとなっている。
【0028】次に、操作リング5の回動操作に応動する
レンズバリア40の回動動作について説明する。図7〜
図10は、操作リング5とレンズバリア40との連動状
態を示す図である。
【0029】図7は第1の状態(開放状態)を示す図
で、操作リング5の操作によって撮影条件が自動露出に
設定され、かつレンズバリア40は、撮影レンズ2及び
光学ファインダ6の両方を露出状態となす「開放状態」
に設定されている。
【0030】図8は第2の状態を示す図である。すなわ
ち第1の状態から操作リング5が矢印ホ方向に回動操作
され、自動露出の設定溝45aからクリックボール47
が外れると、撮像レンズ2をカメラ本体1内部への繰り
込むための動作が開始される。このときレンズバリア4
0のカムピン49は、操作リング5の突条部51の内周
面における平坦部に接触している。したがって、レンズ
バリア40はまだ回動しない。なお、撮像レンズ2をカ
メラ本体1の内部への繰り込み操作する機構については
後述する。
【0031】図9は第3の状態を示す図である。すなわ
ち操作リング5が図9に示すようにさらに回動操作さ
れ、レンズバリア40のカムピン49が操作リング5の
カム部48の傾斜部52の手前に達すると、レンズバリ
ア40は閉止動作の開始待機状態となる。
【0032】図10は第4の状態(閉止状態)を示す図
である。すなわち操作リング5が図10に示すようにさ
らに回動操作され、閉止設定溝45eにクリックボール
47が陥入すると共に、レンズバリア40のカムピン4
9が操作リング5のカム部48の陥凹部53に陥入する
と、レンズバリア40は付勢スプリング50の付勢力に
よって、図10において時計方向に約90°だけ回動す
る。その結果、レンズバリア40により撮影レンズ2及
び光学ファインダ6の両方が同時に覆われる。すなわち
大径円板部42により撮影レンズ入射開口12が覆わ
れ、小径円板部43によりファインダ入射開口13が覆
われる。
【0033】図11は撮像レンズ2の繰り込み・繰り出
し機構を示す構成図であり、図12は同繰り込み・繰り
出し機構の模式図である。ミラー鏡枠60は、コ字状の
突出部からなるミラー枠支持部61及びこのミラー枠支
持部61の両側に形成された支持縁部62a、62bが
一体化された形状をなしている。ミラー枠支持部61に
は、円筒枠63が設けられ、この円筒枠63に前述した
前鏡枠20が第1光軸21の方向に摺動自在に嵌め込ま
れる。なお、円筒枠63及び前鏡枠20は、第1光軸2
1上に設けられる。
【0034】支持縁部62aには、オートフォーカス駆
動モータ(以下、AF駆動モータと略称する)64が設
けられ、このAF駆動モータ64の駆動軸に連結された
リードスクリュウ65が第1光軸21に対して平行に設
けられている。又、支持縁部62a、62bには、それ
ぞれガイド軸66、67が第1光軸21に対して平行に
設けられている。
【0035】前鏡枠20の外周面上には、軸受け部68
が設けられている。この軸受け部68は、レンズバリア
40との接触吸収用の凹部69及びガイド支持部70を
有している。このうち凹部69の対向する二つの壁体に
は、リードスクリュウ65が挿入される透孔71、72
が形成され、ガイド支持部70にはガイド軸66が挿入
される透孔73が形成されている。
【0036】リードスクリュウ65が透孔71、72に
挿入されるに際し、接触吸収用の凹部69内においてリ
ードスクリュウ65に、移動力伝達部としてのナット7
4、ばね75及び押えピン76が結合される。
【0037】この軸受け部68におけるカメラ本体1の
前面側に位置する壁体の表面には、レンズバリア40と
接触し押圧力を受けるためのカム部77が設けられてい
る。このカム部77は、レンズバリア40が撮影レンズ
2及び光学ファインダ6の両方を同時に覆う如く回動す
る方向に沿って、次第に厚みが増すようにテーパ状に形
成されている。
【0038】なお必要ならば、上記テーパ状をなすカム
部77と当該カム部77に接するレンズバリア40との
間などに、例えばゴム等の干渉緩和手段を介在させるよ
うにしてもよい。
【0039】ガイド支持部70の透孔73には、軸受け
用のスリーブ78が挿入され、このスリーブ78内にガ
イド軸66が挿入される。
【0040】又、前鏡枠20の外周面上における前記軸
受け部68とは反対側の位置には、切り欠き部79を形
成した支持部80が設けられている。この支持部80の
切り欠き部79には、他方のガイド軸67が係合する。
【0041】以上のように構成された撮像レンズ2の繰
り込み・繰り出し機構は、第1、第2の移動手段を有し
ている。第1の移動手段(64、65、74)は、自動
露出などの撮影条件や閉止が選択されたときの写真撮影
時のオートフォーカス動作において、AF駆動モータ6
4を駆動することによりリードスクリュウ65を回転さ
せ、リードスクリュウ65に螺合したナット74を光軸
方向に移動させ、軸受け部68を介して撮影レンズ2を
支持する前鏡枠20を矢印ホ方向に繰り出し又は繰り込
みさせる手段である。又、第2の移動手段(68、6
9、74、75、76、77)は、軸受け部68の接触
吸収用凹部69に挿入されているリードスクリュウ65
に結合させたナット74、ばね75及び押えピン76に
よって、レンズバリア40が閉止位置へ移動してカム部
77に接触し押圧力を与えられたとき、前鏡枠20に対
しばね75の付勢力に抗して退避方向への押圧力を与
え、レンズバリア40と前鏡枠20との干渉を防止する
手段である(図11、図12参照)。
【0042】上記第2の移動手段によるレンズバリア4
0の干渉防止機能について図13の(a)〜(d)を参照して
説明する。
【0043】図13の(a)は例えば自動露出の撮影条件
において被写体が無限に遠方の位置にあるときの撮影レ
ンズ2の位置、すなわち軸受け部68の位置を示してい
る。このときの軸受け部68は、レンズバリア40の回
動する位置Hよりも後方(図中左方へ)退避した位置に
ある。
【0044】図13の(b)は例えば自動露出の撮影条件
において、被写体が最接近した位置にあるときの撮影レ
ンズ2の位置、すなわち軸受け部68の位置を示してい
る。このときの軸受け部68は、レンズバリア40の回
動する位置Hよりも前方(図中右方)へ繰り出された位
置にある。
【0045】ここで、例えば撮影レンズ2が図13の
(b)に示すような位置にあるとき、閉止動作が選択され
て操作リング5が所定方向へ回動操作されると、通常
は、後述するシステムコンピュータ156が、操作リン
グ5の操作角度をフレキシブル基板100によって検出
して、レンズバリア40が前鏡枠20の前面を通過する
に先立ち、前鏡枠20を前枠無限遠位置図13(a)まで
退避させるようAF駆動モータ64の回動を制御する。
従って、レンズバリア40が接触することはない。
【0046】次に通常の操作リング5の操作による動作
ではなく、操作リング5が急激に回動された極端な動作
について説明する。
【0047】AF駆動モータ64の駆動によりリードス
クリュウ65が回転して前鏡枠20が繰り込み操作され
るよりも、レンズバリア40が回動して所定位置へ移動
する方が早くなる場合がある。このような場合には図1
3の(c)に示すようにレンズバリア40がカム部77に
接触することになる。
【0048】このようにレンズバリア40がカム部77
に接触してカム部77に押圧力が加わると、軸受け部6
8の接触吸収用凹部69に挿入されているリードスクリ
ュウ65に嵌め込まれているナット74、ばね75及び
押えピン76の作用によって、前鏡枠20に対しばね7
5の付勢力に抗して退避方向への押圧力を与え、レンズ
バリア40と前鏡枠20との干渉を防止する。
【0049】この後、図13の(d)に示すように、前鏡
枠20はAF駆動モータ64の回転に伴って、レンズバ
リア40よりも後方へ繰り込まれる。
【0050】図14はカメラ本体1の内部に撮影レンズ
2を支持する前鏡枠20が繰り込まれ、レンズバリア4
0により撮影レンズ2及び光学ファインダ6の両方が同
時に保護される状態、すなわち電源オフの状態を示して
いる。なお、81は折り曲げ光学系3を収納する撮影レ
ンズユニットを示している。
【0051】図15はレンズバリア機構の具体的な組立
構成図を示す。カメラ本体1の前面側における筐体前枠
90には、この筐体前枠90から前方に突出するように
操作リング5が設けられる。この操作リング5の外周上
には、クリックボール47が嵌め込められる位置決め用
の各溝45a〜45eが形成されるとともに、カム部4
8が形成されている。又、操作リング5の外周上には、
この操作リング5の回動操作によって自動露出、シャッ
ター速度優先、絞り優先、マニュアル又は閉状態の各選
択検出信号を発生するためのブラシ91が形成されてい
る。
【0052】この操作リング5は、固定枠92と組み合
わされている。この固定枠92には、ばね46及びクリ
ックボール47を保持するための保持凹部93が設けら
れるとともに、この固定枠92を筐体前枠90の内側に
取り付けるための支持板94、95が設けられている。
これら支持板94、95は、各取付ネジ96、97によ
って筐体前枠90に形成されている各ボス98、99の
ネジ取付穴に締め付けられる。
【0053】この固定枠92における前記操作リング5
のブラシ91の形成部位と対応する箇所には、フレキシ
ブル基板100が取り付けられている。このフレキシブ
ル基板100は、操作リング5のブラシ91と電気的に
接触し、操作リング5の回動操作によって選択される自
動露出、シャッター速度優先、絞り優先、マニュアル又
は閉状態の各選択検出信号を取り出し得るものとなって
いる。
【0054】又、固定枠92には、レンズバリア40の
穴101に挿入されてレンズバリア40を回動支持する
ための回動軸41が設けられている。なお、レンズバリ
ア40は、撮影レンズ2及び光学ファインダ6の前方に
回動自在に設けられており、撮影レンズ2及び光学ファ
インダ6の両方を同時に露出させる「開放位置」と、同
時に保護する「閉止位置」とに移動操作されるものとな
っている。
【0055】図16はファインダ光学系7の組立構成図
である。ミラー鏡枠60には、ファインダベース110
が各締結ねじ111、112によって締結されている。
このファインダベース110は、ミラー鏡枠60に締結
するための板状部110aとファインダ光学系7を取り
付けるための載置ベース110bとを一体的に形成した
ものとなっている。
【0056】このファインダベース110には、ファイ
ンダ光学系7が、各回動ピン113、114及び平坦状
に形成された偏心ピン115によって回動自在に支持さ
れている。このうち各回動ピン113、114はそれぞ
れファインダ光学系7の各回動用溝116、117内に
嵌め込められ、偏心ピン115はファインダ光学系7に
設けられた楕円孔118を通してファインダベース11
0の支持孔119に挿入されている。
【0057】従って、ファインダ光学系7は、ファイン
ダベース110を介してミラー鏡枠60に一体的に設け
られるとともに、偏心ピン115を回動操作することに
より各回動用溝116、117に嵌め込められている回
動ピン113、114を中心に、すなわち撮影レンズ2
を通る第1光軸(Z軸)に対して平行な軸を中心とし
て、回転方向θ(以下、θ方向と称する)に回動するも
のとなっている。
【0058】このようにファインダ光学系7をθ方向に
回動自在に支持する理由は次の通りである。電子カメラ
の製造工程においては、ファインダ光学系7を通して観
察される被写体像と、撮影レンズ2から折り曲げ光学系
3を通して撮像素子4に結像される被写体像との間に生
じる位置ずれを調整する必要がある。この位置ずれ調整
のためにXY方向及びθ方向の調整操作が行われる。
【0059】上記XY方向のずれは、ファインダ光学系
7がファインダ視野率(約80〜90%)を有している
ことから所定のずれ量以上のずれが無い限りファィンダ
視野率で吸収することが可能である。
【0060】これに対してθ方向のずれは、そのずれ量
が僅かであってもファインダ光学系7を通して観察され
る被写体像と撮像素子4に結像される被写体像とに回転
差が生じ、ファインダ光学系7で所望の視角で捕らえら
れた被写体であっても、実際に撮影された被写体像は傾
いたものとなってしまう。従って、ファインダ光学系7
のθ方向の位置ずれ調整は、必ず必要なものである。本
実施形態では、偏心ピン115を回動操作するだけで容
易に調整できる構成となっている。
【0061】図17及び図18はファインダ光学系7の
構成を示す斜視図である。このファインダ光学系7は、
図17に示すように上ケース120と下ケース121と
を組み合わせて密閉し、これら上ケース120及び下ケ
ース121の内部に、図18に示すような入射用レンズ
122、三角プリズム123、プリズム124、レンズ
125及び視度調整用のレンズ126を光軸調整して収
納したものとなっている。視度調整用のレンズ126
は、ファインダ光軸127上の矢印ト方向に移動可能と
なっている。
【0062】従って、観察像は、ファインダ光軸12
7、すなわちZ軸方向に進行してレンズ122を通り、
三角プリズム123でX軸方向に反射してプリズム12
4に入射し、このプリズム124内でY方向に反射した
後に再びX軸方向に反射し、さらにレンズ125内でZ
軸方向に反射して視度調整用レンズ126に送られるも
のとなっている。
【0063】次に、図3、図4、図19、図20を参照
してカメラ本体1内部のレイアウトについて説明する。
撮影レンズ2を支持する前鏡枠20は、その上端が図4
に示すようにカメラ本体1の上面とほぼ同一高さとなる
ところに近接して設けられている。すなわち、前鏡枠2
0の上面がカメラ本体1の上面に近接されるように設け
られている。言い換えれば、カメラ本体1の高さは、図
19に示す撮影レンズユニット81内に収納されている
折り曲げ光学系3の光路長で決まるように設計されるの
で、この折り曲げ光学系3の第1光軸21に対応すると
ころに前鏡枠20が設けられている。
【0064】図19はカメラ本体1を上方から見たカメ
ラ内部のレイアウトを示す図である。又、図20はカメ
ラ本体1を前方から見たカメラ内部のレイアウトを示す
図である。図19に示すようにカメラ本体1の略中央部
には、撮影レンズユニット81が設けられている。この
撮影レンズユニット81の前方(図中下方)には、前鏡
枠20が設けられると共に、レンズバリア40が設けら
れている。図19では写真撮影時の状態を示しており、
レンズバリア40は撮影レンズ2及び光学ファインダ6
を共に露出する開放位置に移動しており、前鏡枠20が
カメラ本体1から繰り出されている。
【0065】撮影レンズユニット81の前後を挟むよう
に、第1の電気基板131、第2の電気基板132が設
けられている。これら第1の電気基板131及び第2の
電気基板132は、折り曲げ光学系3の第2光軸25
(図4参照)に対して平行に配置されている。カメラ本
体1の底部には、図20に示すように撮像素子4を実装
するための第3の電気基板133が設けられている。こ
の第3の電気基板133は、折り曲げ光学系3(図4参
照)の第2光軸25に対して垂直な向きに配置されてい
る。
【0066】第1の電気基板131には、図4に示すよ
うに撮影レンズ2を支持する前鏡枠20の部分に凹部が
形成され、第2の電気基板132には、図20に示すよ
うに前鏡枠20及び光学ファィンダ6に対応する部分に
切り欠き部134が形成されている。
【0067】さらに、第1の電気基板131には、カメ
ラ本体1の一側面に対応する縁部に図3、図19に示す
ように映像出力端子135及び外部入出力端子136が
設けられ、第2の電気基板132には、カメラ本体1の
一側面に対応する縁部に外部電源端子137が設けられ
ている。
【0068】第2の電気基板132の背面側には、画像
表示用の液晶表示装置(画像表示LCD)138が第2
の電気基板132に対向するように平行に配置されてい
る。この画像表示LCD138は、撮像素子4から出力
される画像信号を処理して得られる被写体像を表示する
ものである。
【0069】カメラ本体1の映像出力端子135などが
設けられている端部とは反対側の他端部には、図19及
び図20に示すように、例えば4個の電池139が収納
されているとともに、カードスロット140が第1の電
気基板131に設けられている。このカードスロット1
40は、撮像素子4から出力される画像信号を処理して
得られる被写体の画像データを記憶するメモリカード1
41を挿脱自在に装填する箇所である。
【0070】次に、カメラの電気回路の構成について図
21に示す電気回路図を参照して説明する。このカメラ
の電気回路は、第1乃至第3の電気基板131〜133
に形成されている。
【0071】図21において、撮影レンズ系150は、
撮影レンズ2及び折り曲げ光学系3を有し、かつ撮影レ
ンズ2を繰り込み・繰り出しするためのAF駆動モータ
64、折り曲げ光学系3におけるメカニカルシャッタ2
7を駆動するためのシャッタ駆動源(S駆動源)15
1、絞り28を駆動するための絞り駆動源(A駆動源)
152などを備えている。
【0072】撮像素子4は、撮影レンズ2及び折り曲げ
光学系3を通して結像された被写体像の画像信号を生成
して出力する。この画像信号は撮像回路153で信号処
理されたのち、A/D変換回路154にてディジタル信
号に変換される。このA/D変換回路154の出力端に
は、バス155を介してシステムコンピュータ156が
接続されている。
【0073】このシステムコンピュータ156には、バ
ス155を介してインタフェース(I/F)157、内
蔵メモリ158、ビデオ変換回路159、外部インタフ
ェース(外部I/F)160等が接続されている。又、
このシステムコンピュータ156の出力端には、前記撮
影レンズ系150におけるAF駆動モータ64と、S駆
動源151と、A駆動源152と、を駆動制御するため
の各駆動回路161が接続されている。同じく上記出力
端には、ストロボ発光部8及びモード表示用の液晶表示
装置162が接続されている。
【0074】又、システムコンピュータ156には、レ
リーズ10、設定切換スイッチ163及び操作リング5
等を備えた操作部163が接続されている。なお、シス
テムコンピュータ156は、電池164を備えた電源部
165から電力の供給を受けている。
【0075】かくして上記システムコンピュータ156
の制御動作により、撮像素子4から出力されたデジタル
画像信号は、撮像回路153で処理されたのちA/D変
換回路154でA/D変換され、1枚の画像データとし
て内蔵メモリ58に格納される。そして、この内蔵メモ
リ58に格納蓄積された複数枚の画像データが1枚づつ
画像圧縮されたのち、インタフェース157を介してメ
モリカード141に格納されたり、このメモリカード1
41に格納された画像データが読み出されて伸長された
のち、ビデオ変換回路159を介してLCD138に画
像表示されたりする。
【0076】又、システムコンピュータ156は、レリ
ーズ10、設定切換スイッチ163及び操作リング5か
らの各操作信号を受け、これら操作信号に応じて写真撮
影の一連の動作制御のうち、例えば撮影レンズ系150
のAF駆動モータ64、S駆動源151、A駆動源15
2を駆動制御するための各駆動回路161や、ストロボ
発光部8やモード表示用の液晶表示装置162等を駆動
制御する。
【0077】(実施形態における特徴点) [1]上記第1実施形態に示された電子カメラは、カメ
ラ本体(1)の前面上部に設けられ撮影レンズ(2)を
保持する前鏡枠(20)、この前鏡枠(20)から背後
に設けられ撮影レンズ(2)の第1の光軸(21)をカ
メラ本体(1)の底面に向かう方向に折り曲げる折り曲
げミラー(24)、及びこの折り曲げミラー(24)に
より折り曲げられた第2の光軸(25)上に設けられ結
像レンズ(29)などを保持する後鏡枠(32)から成
る撮影レンズ鏡枠(20、32)と、後鏡枠(32)の
端部に配置され撮影レンズ鏡枠(20、32)を通して
結像された被写体像を光電変換して画像データとして記
録するための撮像素子(4)と、撮影レンズ鏡枠(2
0、32)に保持された撮影レンズ(2)及び結像レン
ズ(29)などから形成される光学系とは異なる光学系
から構成され、前鏡枠(20)の側方に配置されて撮影
のために被写体像を視認する光学ファインダ(6)とを
備えたことを特徴としている。
【0078】上記電子カメラにおいては、撮影レンズ
(2)と光学ファインダ(6)との間隔を狭く配置で
き、ファインダパララックスを避けることができる。
【0079】[2]前記実施形態に示された電子カメラ
は、ファインダ光学系(7)をファインダベース(11
0)を介して撮影レンズ(2)を保持するたるのミラー
鏡枠(60)に一体的に設けたことを特徴としている。
【0080】上記電子カメラにおいては、ファインダパ
ララックスを避ける間隔で撮影レンズ(2)と光学ファ
インダ(6)とを狭く配置できる。又、撮影レンズ
(2)と光学ファインダ(6)との間隔を狭くすること
により、カメラ本体(1)を小型でコンパクト化するこ
とにつながる。
【0081】[3]前記実施形態に示された電子カメラ
は、光学ファィンダ(6)は、撮影レンズ鏡枠(20、
32)に取り付けられるとともにファインダ光軸(12
7)を中心に回転自在に設けたことを特徴としている。
【0082】上記電子カメラにおいては、ファインダ光
学系(7)のθ方向の位置ずれ調整が偏心ピン(11
5)を回動操作するだけで容易にできる。
【0083】[4]前記実施形態に示された電子カメラ
は、ファインダ光学系(7)は、上ケース(120)と
下ケース(121)とを組み合わせて密閉したことを特
徴としている。
【0084】上記電子カメラにおいては、ファインダ光
学系(7)をユニット化したものとして取り扱うことが
でき、ファインダベース(110)への位置決め・取り
付けも容易にできる。そのうえごみの侵入を防止するこ
とができる。
【0085】[5]前記実施形態に示された電子カメラ
は、ファインダ光学系(7)は、入射用レンズ(12
2)、三角プリズム(123)、プリズム(124)、
レンズ(125)及び視度調整用のレンズ(126)か
ら構成されることを特徴としている。
【0086】上記電子カメラにおいては、入射用レンズ
(122)、三角プリズム(123)、プリズム(12
4)、レンズ(125)及び視度調整用のレンズ(12
6)の光軸調整が容易である。
【0087】
【発明の効果】本発明の電子カメラにおいては、カメラ
本体の前面上部に、撮影レンズを保持する如く設けら
れ、カメラ本体の底面に対して平行な方向の第1光軸を
有する前鏡枠部と、この前鏡枠部の背後に設けられ、第
1光軸をカメラ本体の底面に向かう方向に折り曲げる反
射部材を含む折り曲げ光学系と、この折り曲げ光学系に
より折り曲げられた光軸であって、カメラ本体の底面に
対して垂直な方向の第2光軸を有する後鏡枠部と、この
後鏡枠部におけるカメラ本体の底面側の一端部に配置さ
れ、二つの鏡枠部を通して結像された被写体像を光電変
換して画像データを得る撮像素子と、前鏡枠の側方に配
置され、第1光軸及び第2光軸を含む光学系とは異なる
光学系を有する被写体像を視認するための光学ファイン
ダとを備えたことを主たる特徴としている。
【0088】従って、ファインダパララックスを避ける
ことができる上、回転方向の位置ずれを容易かつ的確に
調整することのできる電子カメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの外観
を示す斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る電子カメラのポッ
プアップ式ストロボ発光部の概略説明図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの内部
構造を示す図で、カメラ正面から見た図。
【図4】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの内部
構造を示す図で、図3のQ−Q断面図。
【図5】本発明の第1実施形態に係る電子カメラのレン
ズバリアの部分構成図。
【図6】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの操作
リングとレンズバリアとの結合関係を示す図。
【図7】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの操作
リングとレンズバリアとの連動状態(第1の状態)を示
す図。
【図8】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの操作
リングとレンズバリアとの連動状態(第2の状態)を示
す図。
【図9】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの操作
リングとレンズバリアとの連動状態(第3の状態)を示
す図。
【図10】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの操
作リングとレンズバリアとの連動状態(第4の状態)を
示す図。
【図11】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの撮
影レンズの繰り込み・繰り出し機構の構成を示す分解斜
視図。
【図12】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの撮
影レンズの繰り込み・繰り出し機構の構成を示す模式
図。
【図13】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの第
2の移動手段によるレンズバリアの干渉防止機能を説明
するための図。
【図14】本発明の第1実施形態に係る電子カメラのレ
ンズバリアが閉止状態となっている場合を示す概略上面
図。
【図15】本発明の第1実施形態に係る電子カメラのレ
ンズバリア機構の具体的な組立構成図。
【図16】本発明の第1実施形態に係る電子カメラのフ
ァインダ光学系の取り付け構造を示す分解斜視図。
【図17】本発明の第1実施形態に係る電子カメラのフ
ァインダ光学系の構成を示す斜視図。
【図18】本発明の第1実施形態に係る電子カメラのフ
ァインダ光学系における光学素子の組み合わせを示す斜
視図。
【図19】本発明の第1実施形態に係る電子カメラ本体
内部における部品のレイアウトを示す上面図。
【図20】本発明の第1実施形態に係る電子カメラ本体
内部における部品のレイアウトを示す正面図。
【図21】本発明の第1実施形態に係る電子カメラの電
気系の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1:カメラ本体、 2:撮影レンズ、 3:折り曲げ光学系、 4:撮像素子、 5:操作リング、 6:光学ファインダ、 7:ファインダ光学系、 8:ストロボ発光部、 10:レリーズ、 11:モード表示LCD(液晶表示器)、 12:撮影レンズ入射開口、 13:ファインダ入射開口、 20:前鏡枠、 22:ミラー鏡枠、 23:支持部材、 24:折り曲げミラー、 40:レンズバリア、 41:回動軸、 42:第1の保護部、 43:第2の保護部、 44:連結部、 45a〜45e:溝、 46:ばね、 47:クリックボール、 48:カム部、 49:カムピン、 50:付勢スプリング、 52:傾斜部、 53:平坦部、 54:係支持部、 60:ミラー鏡枠、 64:オートフォーカス駆動モータ(AF駆動モー
タ)、 65:リードスクリュウ、 66,67:ガイド軸、 68:軸受け部、 74:ナット、 75:ばね、 76:押えピン、 77:カム部、 81:撮影レンズユニット、 90:筐体前枠、 91:ブラシ、 92:固定枠、 100:フレキシブル基板、 110:ファインダベース、 113,114:回動ピン、 115:偏心ピン、 116,117:回動用溝、 118:楕円孔、 120:上ケース、 121:下ケース、 122:入射用レンズ、 123:三角プリズム、 124:プリズム、 125:レンズ、 126:視度調整用レンズ、 130:第1の電気基板、 131:第2の電気基板、 132:第3の電気基板、 138:液晶表示装置、 141:メモリカード、 150:撮影レンズ系、 151:シャッタ駆動源(S駆動源)、 152:絞り駆動源(A駆動源)、 153:撮像回路、 154:A/D変換回路、 156:システムコンピュータ、 158:内蔵メモリ、 162:液晶表示装置、 163:操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 康夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA13 AC02 AC06 AC09 AC51

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体の前面上部に、撮影レンズを保
    持する如く設けられ、前記カメラ本体の底面に対して平
    行な方向の第1光軸を有する前鏡枠部と、 この前鏡枠部の背後に設けられ、前記第1光軸を前記カ
    メラ本体の底面に向かう方向に折り曲げる反射部材を含
    む折り曲げ光学系と、 この折り曲げ光学系により折り曲げられた光軸であっ
    て、前記カメラ本体の底面に対して垂直な方向の第2光
    軸を有する後鏡枠部と、 この後鏡枠部における前記カメラ本体の底面側の一端部
    に配置され、前記二つの鏡枠部を通して結像された被写
    体像を光電変換して画像データを得る撮像素子と、 前記前鏡枠の側方に配置され、前記第1光軸及び第2光
    軸を含む光学系とは異なる光学系を有する被写体像を視
    認するための光学ファインダと、を具備したことを特徴
    とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】前記光学ファィンダは、前記第1光軸と平
    行な軸を中心として回転自在に設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258557A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Tamron Co Ltd フォーカス調整装置、光学機器および付勢部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258557A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Tamron Co Ltd フォーカス調整装置、光学機器および付勢部品

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