JP2001111564A - 通信ネットワークシステムの警報転送機能を有した多重化装置 - Google Patents

通信ネットワークシステムの警報転送機能を有した多重化装置

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JP2001111564A
JP2001111564A JP28686099A JP28686099A JP2001111564A JP 2001111564 A JP2001111564 A JP 2001111564A JP 28686099 A JP28686099 A JP 28686099A JP 28686099 A JP28686099 A JP 28686099A JP 2001111564 A JP2001111564 A JP 2001111564A
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Nobuyuki Kume
信之 久米
Hiroyuki Takahashi
宏之 高橋
Kazuo Kubota
和雄 久保田
Hideharu Tsukamoto
日出春 塚本
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Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセス網に故障情報管理の負担をかけるこ
となく、ユーザ側で発生した警報(故障)をアクセス網
を介してサービス提供網へ転送する。 【解決手段】 宅内に設置されたアクセス多重化装置9
内に、自己に接続された端末との間の通信異常を検出す
る異常検出手段23a、23bと、この異常検出手段が
通信異常を検出すると警報情報27を運用保守セル25
の未定義領域26に組込んでアクセス網7へ送出する警
報情報送出手段19、21とを備ている。さらに、局内
に設置されたアクセス多重化装置8内に、アクセス網か
ら受信した運用保守セルに組込まれている警報情報を抽
出する警報情報抽出手段24a、24bと、抽出された
警報情報を自己に接続されたサービス提供網へ送出する
警報情報送出手段19、21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス提供網か
ら各ユーザに対して各種通信サービスを提供する通信ネ
ットワークシステムに係わり、特に、サービス提供網と
各ユーザとの間にアクセス網を介在させた場合におけ
る、信号異常等の警報をサービス提供網と各ユーザとの
間で転送する警報転送機能を有した多重化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、企業や官庁等の大量の通信情報を
取り扱う大口のユーザに対して、自己が所有するサービ
ス提供網を用いて、各種の通信サービスを提供する通信
事業がある。
【0003】図7は上述したサービス提供網が各ユーザ
に対対して通信サービスを提供するための通信ネットワ
ークシステムを示す図である。
【0004】サービス提供網1内の各ノード装置2にユ
ーザ3宅内の回線終端装置(DSU、以下DSUと言
う)4が接続されている。このDSU4に各種の端末装
置5が接続されている。この端末装置5は、前述したよ
うデータ通信方式で大きく分けて、STM系の端末装置
とATM系の端末装置とに分類できる。したがって、端
末装置5の種類に応じて、DSU4の機能が異なる。S
TM系の端末装置の場合、DSU4は、STM系の端末
装置から入力された時分割多重化されたデータをサービ
ス提供網1へ送信する。また、ATM系の端末装置の場
合、ATM系の端末装置から入力されたセル化されたデ
ータをサービス提供網1へ送信する。
【0005】このような通信ネットワークシステムにお
いて、端末装置5やDSU4の故障、端末装置5とDS
U4との間の信号路やDSU4とサービス提供網1との
間の信号路の故障が発生した場合、異常(故障)が発生
したことを端末装置5やサービス提供網1へ通知して、
速やかな対応を講じる必要がある。
【0006】図8(a)は、STM系の端末装置5aと
DSU4との間の信号路(T点)で故障が発生した場合
を示す。この場合、端末装置5aに接続されているDS
U4に組込まれている異常検出回路が入力断(TE―R
EC)を検出すると、DSU4は、予備回線切換情報
(Kx)としてのサービス提供網1のノード装置2へ通
知する。また、端末装置5aに対しては転送警報表示
(TE―RAI)として下り回線を通して該当端末装置
5aへ通知する。
【0007】また、図8(b)に示すように、DSU4
とサービス提供網1との間の信号路(U点)で故障が発
生した場合、サービス提供網1のノード装置2は入力断
(REC)を検出すると、対装置異常通知警報(SEN
D)を下り回線を通してDSU4へ通知する。DSU4
は対装置異常通知警報(SEND)を受信すると、転送
警報表示(TE―RAI)として下り回線を介して該当
端末装置5aへ通知する。
【0008】図9(a)は、ATM系の端末装置5bと
DSU4との間の信号路(T点)で故障が発生した場合
を示す。この場合、端末装置5bに接続されているDS
U4に組込まれている異常検出回路が信号の入力断(L
OS)を検出すると、DSU4は、パス故障警報表示
(P―AIS)としてサービス提供網1のノード装置2
へOAMセルにて送信する。また、DSU4は、受信多
重セクション故障表示(MS―RDI)を下り回線を介
して該当端末装置5aへ通知する。
【0009】パス警報表示(P―AIS)を受信したサ
ービス提供網1のノード装置2は、VP(仮想パス)故
障を警報情報転送用のOAMセル(運用保守用セル)6
にてデータ送信先のDSU4を介してデータ送信先の端
末装置5bへ転送する。VP―AISを受信した端末装
置5bは、VP送端障害表示(VP―RDI)としてサ
ービス提供網1を介してデータ送信元の端末装置5bへ
返信する。
【0010】また、図9(b)に示すように、DSU4
とサービス提供網1との間の信号路(U点)で故障が発
生した場合、サービス提供網1のノード装置2は入力断
(LOS)を検出すると、VP―APSとして、DSU
4を介してデータ送信先の端末装置5bへ転送する。ま
た、ノード装置2は受信多重セクション故障(MS―R
DI)を下り回線を介して該当DSU4へ返送する。
【0011】VP―AISを受信したデータ送信先の端
末装置5bは、VP転送警報表示(VP―RDI)とし
てサービス提供網1を介してデータ送信元の端末装置5
bへ返送する。
【0012】このようにして、警報(故障)情報を転送
することにより、サービス提供網1及び各端末装置5
a、5bは故障発生と故障発生位置とを把握できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8、
図9に示した故障発生と故障発生位置とをサービス提供
網1及び各端末装置5a、5bへ知らせる警報転送装置
においてもまだ改良すべき次のような課題があった。
【0014】すなわち、近年、通信ネットワークシステ
ムが複雑化し、各ユーザに通信サービスを提供する通信
事業者が所有するサービス提供網1と各ユーザ3とを直
接接続するのではなくて、図10に示すように、ATM
方式等のアクセス網7を介して接続することがある。
【0015】この場合、各ユーザ3のDSU4とサービ
ス提供網1のノード装置2との間に存在するATM方式
等のアクセス網7は情報交換の仲介を行う機能を有して
いる。
【0016】このようにATM方式のアクセス網7が組
込まれた通信ネットワークシステムにおける故障発生時
における故障発生情報と故障発生位置情報の転送方法を
検証する。
【0017】先ず、図8に示すように、端末装置がST
M系の端末装置5aの場合、DSU4が入力断(TE―
REC)を検出しても、アクセス網7にてこの入力断
(TE―REC)情報をATMで転送する手法が未定義
である。その結果、STM系の端末装置5aとDSU4
との間で発生した故障の故障発生情報と故障発生位置情
報をサービス提供網1のノード装置2へ送信できなかっ
た。この場合、サービス提供網1のノード装置2はデー
タが受信できないので、何等かの異常(故障)が発生し
たと推定はできるが、その警報情報と警報発生位置を特
定できない。
【0018】例えば、アクセス網7が、サービス提供網
1を所有する通信事業者と異なる通信事業者に所属する
場合、ユーザ3内における故障の場合は、サービス提供
網1を所有し、サービスを提供する通信事業者の保守業
務範囲であるが、アクセス網7内の故障の場合は自己の
保守業務範囲外である。したがって、故障の発生位置を
特定することは非常に重要なことである。
【0019】次に、図9に示すように、端末装置がAT
M系の端末装置5bの場合、DSU4は、受信パス故障
(P―AIS)をアクセス網7のノード装置へ送信す
る。アクセス網のノード装置は、この受信パス故障(P
―AIS)を警報情報転送用のOAMセル(運用保守用
セル)6に組込んでデータ送信先のサービス提供網1へ
送信するので、このアクセス網7の警報監視機能がユー
ザ3内で発生した故障情報も警告を検出する。
【0020】しかし、このアクセス網7を有する通信事
業者にとって、自己の客でないユーザ3内で発生した故
障情報を表示し管理することは不本意であり、本来、サ
ービス提供網1が行う業務である。
【0021】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ATM方式のアクセス網における運用保守
セルの未定義領域を使用したり、警報転送専用チャネル
を設けることによって、アクセス網に警報(故障)情報
の管理負担をかけることなく、ユーザ側で発生した故障
(警報)をアクセス網を介して、サービス提供網へ転送
することができる通信ネットワークシステムの警報転送
機能を有した多重化装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、サービス提供
網に対して、局内に設置されたアクセス多重化装置とア
クセス網と宅内に設置されたアクセス多重化装置とを介
してサービス提供対象の各端末を接続し、各アクセス多
重化装置は入力された各データを複数のセルに分割して
ATM方式でアクセス網へ送出し、アクセス網から受信
した複数のセルから各データを取出すことによって、サ
ービス提供網と各端末との間の情報交換を行う通信ネッ
トワークシステムに適用される。
【0023】そして、上記課題を解消するために、本発
明の通信ネットワークシステムの警報転送機能を有した
多重化装置においては、宅内に設置されたアクセス多重
化装置内に、自己に接続された端末との間の通信異常を
検出する異常検出手段と、この異常検出手段が通信異常
を検出すると警報情報を運用保守セルの未定義領域に組
込んでアクセス網へ送出する警報情報送出手段とを備え
ている。また、局内に設置されたアクセス多重化装置内
に、アクセス網から受信した運用保守セルに組込まれて
いる警報情報を抽出する警報情報抽出手段と、抽出され
た警報情報を自己に接続されたサービス提供網へ送出す
る警報情報送出手段とを備えている。
【0024】また、別の発明の通信ネットワークシステ
ムの警報転送機能を有した多重化装置においては、局内
に設置されたアクセス多重化装置内に、自己に接続され
たサービス提供網との間の通信異常を検出する異常検出
手段と、この異常検出手段が通信異常を検出すると警報
情報を運用保守セルの未定義領域に組込んでアクセス網
へ送出する警報情報送出手段とを備えている。また、宅
内に設置されたアクセス多重化装置内に、アクセス網か
ら受信した運用保守セルに組込まれている警報情報を抽
出する警報情報抽出手段と、この抽出された警報情報を
自己に接続された端末へ送出する警報情報送出手段とを
備えている。
【0025】このように構成された通信ネットワークシ
ステムの警報転送機能を有する多重化装置においては、
各アクセス多重化装置は自己に接続された端末又はサー
ビス提供網との間の通信異常を検出すると、警報情報を
運用保守セルの未定義領域に組込んで前記アクセス網へ
送出する。
【0026】ATM通信方式において、OAM(運用保
守;Operation Administration andMaintenance)セル
は、データを送信する通常のセル(データセル)とは異
なり、ATM網における各種管理情報を組込んで送信す
るためのセルである。このOAMセルは、図4に示すよ
うに、OAMセル種別で、該当OAMセルが警報転送用
セル、性能監視用セル、起動停止用セル、システム管理
用セルであるかが定められる。そして、前述した警報情
報(故障情報)を、管理情報の一種として、警報転送用
セルにおけるITU―TI610の勧告で予め定められ
た指定領域へ書込むことによって、アクセス網は、故障
情報を把握して管理する。
【0027】そこで、本発明においては、通信異常を検
出すると、警報情報(故障情報)を故意に、警報転送用
OAMセルの指定領域へ組込むのではなく、警報情報
(故障情報)をシステム管理用セル等のように警報転送
用以外のOAMセルの未定義領域に組込む。
【0028】このように、警報情報(故障情報)を警報
転送用以外のOAMセルの未定義領域に組込むことによ
り、アクセス網は、故障情報を検出して管理することは
ない。すなわち、警報情報(故障情報)を、アクセス網
内をす通りさせることができる。
【0029】そして、アクセス網とサービス提供網との
間に設置されたアクセス多重化装置で警報転送用以外の
OAMセルの未定義領域に組込まれた警報情報(故障情
報)を抽出して、サービス提供網のノード装置へ送信す
る。
【0030】したがって、アクセス網に故障情報管理の
負担をかけることなく、ユーザ側で発生した故障(警
報)をアクセス網を介して、サービス提供網へ転送する
ことができる。
【0031】また、別の発明の通信ネットワークシステ
ムの警報転送機能を有した多重化装置においては、宅内
に設置されたアクセス多重化装置内に、自己に接続され
た端末との間の通信異常を検出する異常検出手段と、異
常検出手段が通信異常を検出すると警報情報セルをアク
セス網に設けられた警報転送専用に確保された仮想パス
又は仮想チャネルへ送出する警報情報送出手段とを備え
ている。また、局内に設置されたアクセス多重化装置内
に、アクセス網の警報転送専用に確保された仮想パス又
は仮想チャネルから受信した警報情報セルに組込まれて
いる警報情報を抽出する警報情報抽出手段と、この抽出
された警報情報を自己に接続されたサービス提供網へ送
出する警報情報送出手段とを備えている。
【0032】また、別の発明の通信ネットワークシステ
ムの警報転送機能を有した多重化装置においては、局内
に設置されたアクセス多重化装置内に、自己に接続され
たサービス提供網との間の通信異常を検出する異常検出
手段と、この異常検出手段が通信異常を検出すると警報
情報セルを前記アクセス網に設けられた警報転送専用に
確保された仮想パス又は仮想チャネルへ送出する警報情
報送出手段とを備えている。また、宅内に設置されたア
クセス多重化装置内に、アクセス網の警報転送専用に確
保された仮想パス又は仮想チャネルから受信した警報情
報セルに組込まれている警報情報を抽出する警報情報抽
出手段と、この抽出された警報情報を自己に接続された
端末へ送出する警報情報送出手段とを備えている。
【0033】このように構成された通信ネットワークシ
ステムの警報転送機能を有した多重化装置においては、
ATM方式のアクセス網内に警報転送専用の仮想パス
(VP)又は仮想チャネル(VC)を形成して、この警
報転送専用の仮想パス(VP)又は仮想チャネル(V
C)内に警報情報セルを送出するようにしている。この
ような警報転送専用の仮想パス(VP)又は仮想チャネ
ル(VC)を形成することによっても、警報(故障)情
報を、アクセス網内をす通りさせることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
を用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る警
報転送機能を有した多重化装置が組込まれた通信ネット
ワークシステムの要部を取出して示す模式図である。図
10に示す従来の通信ネットワークシステムと同一部分
には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略す
る。
【0035】通信事業者が所有するサービス提供網1に
対して局内に設置されたアクセス多重化装置(以下局内
アクセス多重化装置と言う)8と、例えば他の通信事業
者が所有するATM方式のアクセス網7とを介して、サ
ービス提供対象のユーザ3の宅内に設置されたアクセス
多重化装置(以下宅内アクセス多重化装置と言う)9が
接続されている。そして、この宅内アクセス多重化装置
9に対してSTM系端末装置10とATM系端末装置1
1とが接続されている。
【0036】アクセス網7内には、局内アクセス多重化
装置8に接続されるアクセス網ノード装置12aと、ユ
ーザ3内の宅内アクセス多重化装置9に接続されるアク
セス網ノード装置12bとが組込まれている。さらに、
サービス提供網1内には、STM系ノード装置13とA
TM系ノード装置14とが設けられている。
【0037】図2は、ユーザ3内の宅内アクセス多重化
装置9の概略構成を示すブロック図である。セルバス1
5に対してバスインタフエース16を介してアクセス網
7に接続されたアクセス網インタフェース17が接続さ
れている。さらに、このセルバス15に対して、バスイ
ンタフエース18を介してSTM系端末装置10に接続
された端末インタフェース19、バスインタフエース2
0を介してATM系端末装置11に接続された端末イン
タフェース21、及びバス制御部22が接続されてい
る。そして、各各端末インターフェース19,21内に
は、異常検出部23a、23bと異常抽出部24a、2
4bとが組込まれている。
【0038】このように構成された宅内アクセス多重化
装置9の基本動作を説明する。バス制御部22は、各バ
スインタフエース18、20からセルバス15上に出力
される各セルの優先度の設定や、バスインタフエース1
8、20に対してセルの出力タイムスロットの振分け等
のセルバス使用に関する管理業務を行う。
【0039】ここで、セルとは、固定長(53バイト)
の情報転送単位であり、転送先(送信先)や転送元(送
信元)が組込まれる5バイトのヘッダと、転送すべき情
報(データ)が組込まれる48バイトの情報領域とで構
成されている。
【0040】セルバス15には、上述した情報(デー
タ)伝送用のセル(データセル)の他に、前述したよう
に、図4に示すOAMセル25がある。このOAMセル
25は上述したデータセルと同様に、5バイトのヘッダ
と48バイトの情報領域が形成されている。この48バ
イトの情報領域に組込む情報はITU―TI610の勧
告で予め定めまれている。図示するように、ヘッダの直
後の1バイトにOAMセル種別とOMA機能種別が設定
される。さらに、48バイトの情報領域の最後2バイト
に予備領域及び誤り検出符号(EDC)が設定される。
【0041】しかし、ITU―TI610の勧告におい
ては、48バイトの情報領域の中央の45バイトは組込
むべき情報が定義されれおらず、未定義領域26のまま
である。
【0042】そこで、この実施形態においては、このO
AMセル25の未定義領域26に、必要に応じて、16
バイトの警報(故障)発生位置27aと1バイトの警報
種別27bとからなる警報情報27が書込まれる。
【0043】STM系の警報情報として、TE―REC
(端末からの入力断、同期外れ)、AIS(無信号)、
BAIS(無信号)、RAI(転送警告表示)、Kx
(予備切換制御)等がある。
【0044】一方、ATM系の警報情報として、LOS
(入力断)、LOF(フレーム同期外れ)、LOP(ポ
インタ同期外れ)、P−AIS(パス警報表示)、VP
―AIS(VP故障)、MS−RDI(送信多重セクシ
ョン故障)、LCD(セル同期外れ)等がある。
【0045】図2における端末インタフェース19は、
STM系端末装置10から入力された時分割多重化され
たデータを分別して前述した53バイト長を有する複数
のセル(データセル)に収容して、バスインターフエー
ス18へ送出する。また、端末インタフェース19内の
異常検出部23aは、端末インタフェース19とSTM
系端末装置10との間の通信状態を監視しており、異常
が検出されると、異常(警報)発生位置27aと警報
(異常)種別27bとからなる警報情報27を未定義領
域26に書込んだ警報転送用以外のOAMセル25を作
成して、バスインターフェース18へ送出する。
【0046】バスインターフェース18は、端末インタ
フェース19から順次入力された各セル(データセ
ル)、及びOAMセル25をセルバス15へ出力する。
【0047】また、バスインターフェース18は、セル
バス15上に出力されている自己に指定されたタイムス
ロット内の自己宛のセル(データセル)及びOAMセル
25を取込んで、端末インターフェース19へ送出す
る。端末インターフェース19は各セル(データセル)
から時分割多重化データを再生してSTM系端末装置1
0へ送出する。
【0048】さらに、異常抽出部24aは、バスインタ
ーフェース18から入力されたOAMセル25に警報情
報27が含まれていると、この警報情報27を抽出して
警報(故障)発生位置27aと警報(故障)種別27b
とを抽出して、TE―RAIなどSTM系の警報信号と
して、これらをSTM系端末装置10へ送信する。
【0049】同様に、端末インタフェース21は、AT
M系端末装置11から入力されたATMデータの各セル
をそのままバスインターフエース20へ送出する。ま
た、端末インタフェース21内の異常検出部23bは、
端末インタフェース21とATM系端末装置11との間
の通信状態を監視しており、異常が検出されると、警報
転送用以外のOAMセルの警報(異常)発生位置27aと
警報(異常)種別27bとからなる警報情報27を未定
義領域26に書き込んだOAMセル25を作成して、バ
スインターフェース20へ送出する。
【0050】バスインターフェース20は、端末インタ
フェース21から順次入力された各セル(データセ
ル)、及びOAMセル25をセルバス15へ出力する。
【0051】また、バスインターフェース20は、セル
バス15上に出力されている自己に指定されたタイムス
ロット内の自己宛のセル(データセル)及びOAMセル
25を取込んで、端末インターフェース21へ送出す
る。端末インターフェース21は各セル(データセル)
をそのままATM系端末装置11へ送出する。
【0052】さらに、異常抽出部24bは、バスインタ
ーフェース20から入力されたOAMセル25に警報情
報27が含まれている場合は、ATM系端末装置11へ
送信する。
【0053】図2におけるバスインタフェース16は、
セルバス15上に出力されたサービス提供網1のノード
装置宛の各セル(データセル)及びOAMセル25を、
アクセス網インタフェース17を介してATMデータと
してアクセス網7へ送信する。
【0054】、また、バスインタフェース16は、アク
セス網7からアクセス網インタフェース17を介して入
力されたATMデータの端末宛の各セルをセルバス15
へ出力する。
【0055】図3は、サービス提供網1とアクセス網7
との間に介挿された局内アクセス多重化装置8の概略構
成を示すブロック図である。図示するように、この局内
アクセス多重化装置8は、ユーザ3内に設置された図2
に示す宅内アクセス多重化装置9とほぼ同一構成であ
り、STM系端末装置10の代りにサービス提供網1内
のSTMノード装置13が接続され、ATM系端末装置
11の代りにサービス提供網1内のATMノード装置1
4が接続されている。
【0056】したがって、この局内アクセス多重化装置
8はアクセス網7から入力されたATMデータのOAM
セル25に警報情報27が含まれていた場合は、この警
報情報27を抽出してサービス提供網1のSTMノード
装置13又はATNノード装置14へ送出する。
【0057】このように構成された通信ネットワークシ
ステムの警報転送装置において、故障が発生した場合に
おける警報(故障)情報の流れを図5及び図6を用いて
説明する。
【0058】図5に示すように、STM系端末装置10
と宅内アクセス多重化装置9との間の信号路(T点)で
故障が発生した場合、宅内アクセス多重化装置9内の異
常検出部23aが入力断(TE―REC)を検出する。
端末インターフェース19は、転送警報表示(TE―R
AI)を行うと共に、この転送警報表示(TE―RA
I)を予備回線を介して該当STM系端末装置10へ送
出する。同時に、端末インターフェース19は、故障し
たT点の回線(故障位置情報)と予備回線切換情報(K
x)とからなる警報情報27をOAMセル25の未定義
領域26へ書込む。
【0059】警報(故障)情報27が書込まれたOAM
セル25は、宅内アクセス多重化装置9からATM方式
のアクセス網7を通過して、局内アクセス多重化装置8
へ入力される。局内アクセス多重化装置8の警報抽出部
24aは、受信したOAMセル25の未定義領域26に
書込まれている警報(故障)情報27を抽出して、この
警報(故障)情報27に含まれる故障したT点の回線
(故障位置情報)と予備回線切換情報(Kx)をサービ
ス提供網1のSTMノード装置13へ転送する。STM
ノード装置13はこの故障したT点の回線(故障位置情
報)と予備回線切換情報(Kx)を検出する。
【0060】また、局内アクセス多重化装置8とサービ
ス提供網1のSTMノード装置13との間で故障が発生
した場合は、STMノード装置13が入力断(REC)
を検出して、予備回線を介して、局内アクセス多重化装
置8に対局警報(SEND)信号を送出する。局内アク
セス多重化装置8の異常検出部23aは、受信した対局
警報(SEND)を警報(故障)情報27として警報転
送用以外のOAMセル25の未定義領域26へ書込む。
【0061】警報(故障)情報27が書込まれた警報転
送用以外のOAMセル25は、局内アクセス多重化装置
8からATM方式のアクセス網7を通過して、宅内アク
セス多重化装置9へ入力される。宅内アクセス多重化装
置9の警報抽出部24aは、受信した警報転送用以外の
OAMセル25の未定義領域26に書込まれている警報
(故障)情報27を抽出して、この警報(故障)情報2
7に含まれる対局警報(SEND)を検出して、STM
系端末装置10へ転送警報表示(TE−RAI)信号を
転送する。STM系端末装置10はこの転送警報表示
(TE−RAI)信号を検出する。
【0062】図6に示すように、ATM系端末装置11
と宅内アクセス多重化装置9との間の信号路(T点)で
故障が発生した場合、宅内アクセス多重化装置9に組込
まれている異常検出部23bがセルの入力断(LOS)
を検出する。端末インタフェース21は、受信多重セク
ション故障(MS―RDI)を予備回線を介して該当A
TM系端末装置11へ送出する。同時に、端末インタフ
ェース21は、受信パス故障(P―AIS)を警報情報
27としてを警報転送用以外のOAMセル25の未定義
領域26へ書込む。
【0063】警報情報27が書込まれたOAMセル25
は、宅内アクセス多重化装置9からATM方式のアクセ
ス網7を通過して、局内アクセス多重化装置8へ入力さ
れる。局内アクセス多重化装置8の警報抽出部24a
は、受信した警報転送用以外のOAMセル25の未定義
領域26に書込まれている警報(故障)情報27を抽出
して、この警報(故障)情報27に含まれる受信パス故
障(P―AIS)をサービス提供網1のATMノード装
置14へ転送する。ATMノード装置14はこの受信パ
ス故障(P―AIS)を検出して、このサービス提供網
1を構成する他のATMノード装置14にVP故障(V
P―AIS)信号を転送する。
【0064】局内アクセス多重化装置8とサービス提供
網1のATMノード装置14との間で故障が発生した場
合は、ATMノード装置14が入力断(LOS)を検出
して、予備回線を介して、局内アクセス多重化装置8に
送信多重セクション警報(MS―RDI)信号を返送す
る。局内アクセス多重化装置8の異常検出部23aは、
受信した送信多重セクション警報(MS―RDI)を警
報(故障)情報27としてO警報転送用以外のAMセル
25の未定義領域26へ書込む。
【0065】警報(故障)情報27が書込まれたOAM
セル25は、局内アクセス多重化装置8からATM方式
のアクセス網7を通過して、宅内アクセス多重化装置9
へ入力される。宅内アクセス多重化装置9の警報抽出部
24aは、受信した警報転送用以外のOAMセル25の
未定義領域26に書込まれている警報(故障)情報27
を抽出して、この警報(故障)情報27に含まれる送信
多重セクション警報(MS―RDI)を検出して、AT
M系端末装置11へ送信多重セクション警報(MS―R
DI)信号を転送する。ATM系端末装置11はこの送
信多重セクション警報(MS―RDI)信号を検出す
る。
【0066】このように構成された通信ネットワークシ
ステムの警報転送機能を有する多重化装置においては、
ユーザ3宅内のSTM系端末装置10やATM系端末装
置11と宅内アクセス多重化装置9との間で発生した故
障、及びアクセス多重化装置8とサービス提供網1のS
TMノード装置13やATMノード装置14との間で発
生した故障における故障発生情報及び故障発生位置情報
からなる警報(故障)情報27はATM通信方式におけ
る警報転送用以外のOAMセル25内の未定義領域26
に書込まれて、ATM方式のアクセス網7内を転送され
る。
【0067】このように、たとえ、サービス提供網1と
各ユーザ3との間にATM方式のアクセス網7が介在し
たとしても、各ユーザ3やサービス提供網1近傍で発生
した故障の故障発生及び故障発生位置を互いに確実に把
握することが可能である。
【0068】また、警報(故障)情報27を警報転送用
以外のOMAセル25の未定義領域26に組込んでいる
ので、アクセス網7は、警報(故障)情報27を把握し
て管理することはない。すなわち、警報(故障)情報2
7を、アクセス網7内をす通りさせることができる。
【0069】したがって、サービス提供網1を所有する
通信事業者は、他の通信事業者が所有するアクセス網7
に故障情報管理の負担をかけることなく、自己のサービ
ス提供対象のユーザ3側で発生した警報(故障)をアク
セス網7を介して、サービス提供網1へ転送することが
できる。
【0070】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態の通信ネットワークシステムの警報転送機能を有す
る多重化装置を説明する。
【0071】この第2実施形態の警報転送装置のハード
構成図は、図1、図2と同様である。そして、この第2
実施形態の警報転送装置においては、ATM方式のアク
セス網7内に、一般のデータを伝送するための多数のV
P(仮想パス)やVC(仮想チャネル)の一部を警報転
送専用チャネルとして確保する。
【0072】そして、宅内アクセス多重化装置9及び局
内アクセス多重化装置9の各異常検出部23a、23b
は、通信異常を検出すると、警報(故障)情報を組込ん
だ警報情報セルを作成して、この警報転送専用チャネル
内にこの警報情報セルを送出するようにしている。ま
た、宅内アクセス多重化装置9及び局内アクセス多重化
装置9の各異常抽出部24a、24bは、アクセス網7
の警報転送専用チャネルにより転送された警報情報セル
を抽出する。
【0073】このようにアクセス網7内に警報転送専用
チャネルを形成することによっても、警報(故障)情報
27を、アクセス網7内をす通りさせることができる。
よって、第1実施形態の警報転送機能を有する多重化装
置とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【0074】なお、局内アクセス多重化装置8をサービ
ス提供網1のSTMノード装置13、ATMノード装置
14内に組込むこも可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信ネッ
トワークシステムの警報転送機能を有する多重化装置に
おいては、ATM方式のアクセス網における運用保守セ
ルの未定義領域を使用して、警報(故障)報情を、宅内
アクセス多重化装置と局内アクセス多重化装置との間で
送受信している。
【0076】また、アクセス網内に警報転送専用チャネ
ルを設け、この警報転送専用チャネルを介して、警報
(故障)報情を送受信している。
【0077】したがって、アクセス網に故障情報管理の
負担をかけることなく、ユーザ側で発生した故障(警
報)をアクセス網を介して、サービス提供網へ転送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の警報転送機能を有する
多重化装置が組込まれた通信ネットワークシステムの要
部を示す模式図
【図2】同通信ネットワークシステムに組込まれた宅内
アクセス多重化装置の概略構成を示すブロック図
【図3】同通信ネットワークシステムに組込まれた局内
アクセス多重化装置の概略構成を示すブロック図
【図4】同通信ネットワークシステムのアクセス網内を
伝送されるOAMセルのフレーム構成を示す流れ図
【図5】同警報転送機能を有した多重化装置における異
常(故障)検出と検出された警報(故障)情報の転送状
態を示す模式図
【図6】同じく同警報転送機能を有した多重化装置にお
ける異常(故障)検出と検出された警報(故障)情報の
転送状態を示す模式図
【図7】従来の警報転送装置が組込まれた通信ネットワ
ークシステムを示す模式図
【図8】同従来の警報転送装置における異常(故障)検
出と検出された警報(故障)情報の転送状態を示す模式
【図9】同じく従来の警報転送装置における異常(故
障)検出と検出された警報(故障)情報の転送状態を示
す模式図
【図10】アクセス網が組込まれた通信ネットワークシ
ステムを示す模式図
【符号の説明】
1…サービス提供網 3…ユーザ 7…アクセス網 8…局内アクセス多重化装置 9…宅内アクセス多重化装置 10…STM系端末装置 11…ATM系端末装置 12a,12b…アクセス網ノード装置 13…STMノード装置 14…ATMノード装置 15…セルバス 16,18,20…バスインターフェース 17…アクセス網インタフェース 19,21…端末インタフェース 23a,23b…異常検出部 24a,24b…異常抽出部 25…OAMセル 26…未定義領域 27…警報情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 和雄 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 塚本 日出春 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 Fターム(参考) 5K028 AA06 AA14 CC02 CC05 DD07 KK01 KK35 LL02 MM14 PP02 PP03 QQ02 5K030 GA04 GA11 HA10 HB06 HB29 JA01 JA10 JT02 KX30 MA06 MA08 MB01 MC07 5K035 AA04 BB04 CC03 CC10 DD01 EE01 JJ03 MM03 MM06 MM09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス提供網(1)に対して、局内に
    設置されたアクセス多重化装置(8)とアクセス網
    (7)と宅内に設置されたアクセス多重化装置(9)と
    を介してサービス提供対象の各端末(10、11)を接
    続し、前記各アクセス多重化装置は入力された各データ
    を複数のセルに分割してATM方式で前記アクセス網へ
    送出し、前記アクセス網から受信した複数のセルから各
    データを取出すことによって、前記サービス提供網と各
    端末との間の情報交換を行う通信ネットワークシステム
    の警報転送機能を有した多重化装置において、 前記宅内に設置されたアクセス多重化装置内に、 自己に接続された端末との間の通信異常を検出する異常
    検出手段(23a、23b)と、 この異常検出手段が通信異常を検出すると警報情報(2
    7)を運用保守セル(25)の未定義領域(26)に組
    込んで前記アクセス網へ送出する警報情報送出手段(1
    9、21)とを備え、 前記局内に設置されたアクセス多重化装置内に、 前記アクセス網から受信した運用保守セルに組込まれて
    いる警報情報を抽出する警報情報抽出手段(24a、2
    4b)と、 この抽出された警報情報を自己に接続されたサービス提
    供網へ送出する警報情報送出手段(19、21)とを備
    えたことを特徴とする通信ネットワークシステムの警報
    転送機能を有した多重化装置。
  2. 【請求項2】 前記局内に設置されたアクセス多重化装
    置内に、 自己に接続されたサービス提供網との間の通信異常を検
    出する異常検出手段(23a、23b)と、 この異常検出手段が通信異常を検出すると警報情報(2
    7)を運用保守セル(25)の未定義領域(26)に組
    込んで前記アクセス網へ送出する警報情報送出手段(1
    9、21)とを備え、 前記宅内に設置されたアクセス多重化装置内に、 前記アクセス網から受信した運用保守セルに組込まれて
    いる警報情報を抽出する警報情報抽出手段(24a、2
    4b)と、 この抽出された警報情報を自己に接続された端末へ送出
    する警報情報送出手段(19、21)とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の通信ネットワークシステムの
    警報転送機能を有した多重化装置。
  3. 【請求項3】 サービス提供網(1)に対して、局内に
    設置されたアクセス多重化装置(8)とアクセス網
    (7)と宅内に設置されたアクセス多重化装置(9)と
    を介してサービス提供対象の各端末(10、11)を接
    続し、前記各アクセス多重化装置は入力された各データ
    を複数のセルに分割してATM方式で前記アクセス網へ
    送出し、前記アクセス網から受信した複数のセルから各
    データを生成することによって、前記サービス提供網と
    各端末との間の情報交換を行う通信ネットワークシステ
    ムの警報転送機能を有した多重化装置において、 前記宅内に設置されたアクセス多重化装置内に、 自己に接続された端末との間の通信異常を検出する異常
    検出手段(23a、23b)と、 この異常検出手段が通信異常を検出すると警報情報セル
    を前記アクセス網に設けられた警報転送専用に確保され
    た仮想パス又は仮想チャネルへ送出する警報情報送出手
    段(19、21)とを備え、 前記局内に設置されたアクセス多重化装置内に、 前記アクセス網の警報転送専用に確保された仮想パス又
    は仮想チャネルから受信した警報情報セルに組込まれて
    いる警報情報を抽出する警報情報抽出手段(24a、2
    4b)と、 この抽出された警報情報を自己に接続されたサービス提
    供網へ送出する警報情報送出手段(19、21)とを備
    えたことを特徴とする通信ネットワークシステムの警報
    転送機能を有した多重化装置。
  4. 【請求項4】 前記局内に設置されたアクセス多重化装
    置内に、 自己に接続されたサービス提供網との間の通信異常を検
    出する異常検出手段(23a、23b)と、 この異常検出手段が通信異常を検出すると警報情報セル
    を前記アクセス網に設けられた警報転送専用に確保され
    た仮想パス又は仮想チャネルへ送出する警報情報送出手
    段(19、21)とを備え、 前記宅内に設置されたアクセス多重化装置内に、 前記アクセス網の警報転送専用に確保された仮想パス又
    は仮想チャネルから受信した警報情報セルに組込まれて
    いる警報情報を抽出する警報情報抽出手段(24a、2
    4b)と、 この抽出された警報情報を自己に接続された端末へ送出
    する警報情報送出手段(19、21)とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載の通信ネットワークシステムの
    警報転送機能を有した多重化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021850A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Nec Corp 通信システム、通信制御装置、動作制御方法およびプログラム
US8675506B2 (en) 2007-12-25 2014-03-18 Hitachi, Ltd. Network system, edge node, and access device
JPWO2020261576A1 (ja) * 2019-06-28 2020-12-30

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2020261576A1 (ja) * 2019-06-28 2020-12-30
JP7184189B2 (ja) 2019-06-28 2022-12-06 日本電信電話株式会社 警報通信装置、通信システム、警報通信方法、および、警報通信プログラム

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