JP2001111436A - 無線基地局装置 - Google Patents

無線基地局装置

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JP2001111436A
JP2001111436A JP28962699A JP28962699A JP2001111436A JP 2001111436 A JP2001111436 A JP 2001111436A JP 28962699 A JP28962699 A JP 28962699A JP 28962699 A JP28962699 A JP 28962699A JP 2001111436 A JP2001111436 A JP 2001111436A
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JP
Japan
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base station
unit
housing
radio base
wireless base
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JP28962699A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Ono
芳史 大野
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化を図ることができ、しかもユニ
ットの収納・取り外しを容易に行うことができる無線基
地局装置を提供すること。 【解決手段】 電源及び信号線用のコネクタ20を具備
する筐体2と、コネクタ20に対応するコネクタ30を
具備する無線基地局ユニット3とを備えており、無線基
地局ユニット3を筐体2へ収納した状態においてコネク
タ20,30どうしが接続される無線基地局装置であ
る。コネクタ20,30どうしの接続前において筐体2
と無線基地局ユニット3との間の接地を確保し、コネク
タ20,30どうしの接続状態において無線基地局ユニ
ット3を筐体2内に自在に係止させる係止機構4を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局ユニッ
ト(以下、単に「ユニット」ともいう。)を筐体内に収
納してなる無線基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、無線基地局装置は、複数
台のユニットを一つの筐体に収納した構成を有してい
る。かかる無線基地局装置に関する従来技術としては、
図7に示したような無線基地局装置10が知られてい
る。
【0003】無線基地局装置10は、複数のユニット1
1とこれらを収納する筐体12とを備えており、ユニッ
ト11のフロントパネル11aをユニット本体11bよ
りも上下に張り出した形態としておき、この張り出した
部分において筐体12のフレーム12aにねじ13でね
じ止めするように構成されている。
【0004】一方、ユニット本体11b及び筐体12の
奥部には、互いに接続可能な電源・信号線用のコネクタ
11c,12cが配設されており、ユニット11を筐体
12に収納した状態においてこれらコネクタどうしの接
続が確保され、ユニット11に電源・信号が送受信でき
るようになしてある。かかる無線基地局装置10におい
ては、ユニット11を筐体12内に収納するに当たっ
て、筐体12側の電源が投入されている状態で、互いの
コネクタ11c,12cどうしを接続した場合における
当該ユニット11内の電気部品の電気的損傷を防ぐため
に、コネクタ11c,12cどうしを接続する前にユニ
ット本体11bと筐体12との間に接地(GND)を取
り、これらの間の基準電位(0v)を定めてユニット1
1に規定以上の電圧がかからないようにする必要があ
る。かかるGNDを取る手段として、従来の無線基地局
装置10では、同図に示したように、筐体12の底面部
の奥部に板状のGND用金具14を配設しておき、ユニ
ット11を筐体12の前方から収納したときに、コネク
タ11c,12cどうしが接続状態となる前に、このG
ND用金具14を介してユニット11と筐体12とのG
ND状態が確保され、さらにユニット11を押し込むこ
とにより、コネクタ11c,12cどうしが接続される
ようになしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の無線
基地局装置10では、ユニット11のフロントパネル1
1aの上下においてねじ13でねじ止めしているため、
フロントパネル11aの形態をこれに対応する大きさに
設定する必要があり、その分装置が大きくならざるを得
なかった。また、ユニット11をねじ止めで筐体12に
固定しているため、ユニット11の収納・取り外しが面
倒であった。さらに、上述のように、GND用の金具1
4を筐体12の底面部に配置しているので、装置内に余
分なスペースが生じていた。
【0006】したがって、本発明の目的は、装置の小型
化を図ることができ、しかもユニットの収納・取り外し
を容易に行うことができる、無線基地局装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る無線基地局装置は、前記無線基地局ユニッ
トを前記筐体へ収納した状態において前記コネクタどう
しが接続される無線基地局装置において、前記コネクタ
どうしの接続前において前記筐体と前記無線基地局ユニ
ットとの間の接地を確保し、前記コネクタどうしの接続
状態において前記無線基地局ユニットを前記筐体内に係
止させる係止機構を備えていることを特徴としている。
【0008】また、本発明は、前記特徴を有する無線基
地局装置において、前記係止機構が、前記筐体に配設さ
れた固定係止部と、前記無線基地局ユニットに配設され
前記固定係止部に係止自在の可動係止部と、前記無線基
地局ユニットに配設され該可動係止部を前記固定係止部
に付勢して係止させる付勢手段とを備えていることを特
徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、本発明は本実施形態に
限定されるものではない。
【0010】図1は、本発明に係る無線基地局装置の一
実施形態を示したものである。同図において、符号1は
無線基地局装置を示している。
【0011】同図に示したように、無線基地局装置1
は、電源及び信号線用のコネクタ20(図2参照)を具
備する筐体2と、コネクタ20に対応するコネクタ30
(図2参照)を具備する複数のユニット3とを備えてお
り、ユニット3の収納状態において、これらコネクタ2
0,30は接続された状態となる。
【0012】図2(b)に示したように、無線基地局装
置1は、コネクタ20,30どうしの接続前において筐
体2とユニット3との間の接地を確保し、コネクタ2
0,30どうしの接続状態においてユニット3を筐体2
内に係止させる係止機構4を備えている。
【0013】筐体2の天面部21の略中央には、当該天
面部21の一部を下方に屈曲させた係止突部(固定係止
部)22が形成されている。
【0014】一方、図2に示したように、ユニット3
は、ユニット本体31の前面部にフロントパネル32が
配設され、背面部にコネクタ30が配設されている。フ
ロントパネル32の上方部に、貫通孔33が形成されて
おり、この貫通孔33を通じて後述する可動係止部材5
の操作板部52の押し上げ操作ができるようになしてあ
る。そして、この操作により、当該可動係止部材5の作
用板部51の係止突部22への係止を解除できるように
なしてある。フロントパネル32の中央部には、取手3
4が取り付けられており、この取手34をもって当該ユ
ニット3の筐体2への出し入れが容易に行えるようにな
してある。
【0015】図3に示したように、可動係止部材5は、
傾斜板部50に前後して略平行な2つの作用板部51及
び操作板部52を有するように屈曲形成された金属製の
板状体である。作用板部51には、係止孔(可動係止
部)51aが形成されており、また、傾斜板部50の両
側部には、当該可動係止部材5の回動軸となる軸部5
3,54が形成されている。作用板部51の先端部は、
ユニット3の収納時に上記係止突部22に当接した際の
当該可動係止部材5のスムーズな回動を可能とするよう
に彎曲加工が施されている。
【0016】軸部53の周りには、ばね55(付勢手
段)が配設されており、このばね55の可動端部は上記
作用板部51の下面側に当接するように配設され、ま
た、ばね55の反力を得るため固定端部は前記ユニット
本体31の内面部に設けた固定部(図示せず)において
固定されている。このように可動係止部材5にばね55
を配設することにより、当該可動係止部材5がその軸部
53,54を回動軸としてばね55の弾性力で筐体2側
に付勢されるようになしてある。
【0017】可動係止部材5は、ユニット本体31の上
方部の内側面部に設けた軸受け(図示せず)で上記回動
軸53,54が軸支された状態でユニット本体31内に
配設されている。
【0018】本実施形態においては、係止機構4は、こ
れら係止突部22、可動係止部材5及びばね55により
構成されている。
【0019】次に、無線基地局装置1における筐体2へ
のユニット3の収納動作及び筐体2からのユニット3の
取り出し動作について説明する。
【0020】筐体2へユニット3を収納する場合には、
筐体2の前面から略水平にユニット3を挿入して当該筐
体2の奥の方へスライドさせる。この際、コネクタ2
0、30どうしが接続状態となる前に、可動係止部材5
の作用板部51がばね55の付勢力により筐体2の係止
突部22の傾斜面22aに当接し、当該ユニット3のG
NDがとれた状態となる。そしてさらにユニット3を奥
にスライドさせると、コネクタ20,30どうしが接続
状態となるとともに、図4に示したように、係止突部2
2が係止孔51aに係止された状態となり、ユニット3
が筐体2に固定されて収納が完了する。
【0021】筐体2からユニット3を取り出す場合に
は、フロントパネル32の取手34を掴み、操作板部5
2を上方に押し上げて係止突部22と係止孔51aの係
止状態を解除し、この状態でユニット3を手前に引き出
して取り出す。
【0022】以上説明したように、本実施形態の無線基
地局装置1は、筐体2とユニット3とを係止する係止機
構4に、コネクタ20,30どうしの接続前における当
該筐体2とユニット3との間のGNDを取る機能を持た
せたので、従来の装置に比べて、装置の小型化を図るこ
とができる。
【0023】また、ユニット3を筐体2内の所定位置ま
で押し込むことにより、当該ユニット3と筐体2とが係
止状態となり、また、ユニット3のフロントパネル32
において可動係止部材5の操作板部52を片手で押し上
げて当該ユニット3と筐体2との係止を解除できるの
で、従来のねじ止めによる装置に比べて、ユニット3の
収納・取り外しを容易に行うことができる。
【0024】なお、本発明の無線基地局装置における係
止機構は、上記実施形態の無線基地局装置1におけるよ
うに、筐体2の天面部21に係合突部22を設けるとと
もに、ユニット3の上部に配設した可動係止部材5の作
用板部51に係止孔51aを設けてこれらを係止できる
ような構成とすることが好ましいが、例えば、図5に示
した他の実施形態の係止機構におけるように、筐体2の
天面部21に係止孔(固定係止部)21aを設けるとと
もに、これに対応する係止突部51aを有する可動係止
部材5をユニット3の上部に配設するように構成するこ
ともできる。かかる実施形態においては、筐体とユニッ
トのコネクタどうしが接続状態となる前に、ばね55の
付勢力により係止突部51aの上端部が筐体2の天面部
21に当接してGNDを取ることができ、また、収納状
態においては、係止突部51aが天面部21の係止孔2
1aに係止され、ユニットが筐体内に固定される。ユニ
ットを取り出す場合には、操作板部52を押し上げて係
止突部51aと係止孔21aの係止状態を解除し、ユニ
ットを手前に引き出すことにより、当該ユニットを筐体
から容易に取り出すことができる。
【0025】また、本発明における係止機構4を構成す
る可動係止部の付勢手段の形態は、例えば、図6(a)
に示したような圧縮スプリング40によるもの、同図
(b)に示したような板ばね41によるものを採用する
こともできる。そして、これらの各付勢手段に対応した
反力を得るための固定部(図示せず)をユニット本体内
に設けることにより、上記実施形態の無線基地局装置に
おけると同様の効果を得ることができる。
【0026】また、本発明の無線基地局装置における係
止機構は、上記実施形態の無線基地局装置におけるよう
に、天面部21とユニット3の上部との間に配設するこ
とが好ましいが、例えば、筐体の底面部とユニットの下
部との間に配設することもでき、かかる場合にも、上記
実施形態の無線基地局装置1におけると同様の効果を得
ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかる無線基地局装置によれ
ば、無線基地局ユニットと筐体との係止機構がGNDを
確保する機能を兼ね備えているため、従来に比べて無駄
なスペースを少なくすることができ、これにより、装置
の小型化を図れるほか、組立工数を減らすことができる
ので、コストの低減を図ることができる。また、従来の
ねじ止めによる装置に比べて、ユニットの収納・取り外
しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線基地局装置の一実施形態の外
観を示す斜視図である。
【図2】同実施形態による無線基地局装置の要部を示す
図であり、(a)は無線基地ユニットの正面図、(b)
は筐体へのユニットの収納を完了する前の状態を示す要
部断面図である。
【図3】同実施形態による無線基地局装置の可動係止部
の構成を示す斜視図である。
【図4】同実施形態による無線基地局装置の可動係止部
と固定係止部との係止状態を示す要部断面図である。
【図5】本発明に係る無線基地局装置における係止機構
の他の実施形態を示す要部断面図である。
【図6】本発明に係る無線基地局装置における可動係止
部の付勢手段の実施形態を示す図であり、(a)は付勢
手段が圧縮コイルスプリングである可動係止部の側面
図、(b)は付勢手段が板ばねである可動係止部の側面
図である。
【図7】従来の無線基地局装置の構成を示す図であり、
(a)は要部正面図、(b)は要部側断面図である。
【符号の説明】
1:無線基地局装置、2:筐体、3:無線基地局ユニッ
ト、4:係止機構、20,30:コネクタ、22:係止
突部(固定係止部)、51a:係止孔(可動係止部)、
55:ばね(付勢手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源及び信号線用のコネクタを具備する
    筐体と、該コネクタに対応するコネクタを具備する無線
    基地局ユニットとを備えており、前記無線基地局ユニッ
    トを前記筐体へ収納した状態において前記コネクタどう
    しが接続される無線基地局装置において、前記コネクタ
    どうしの接続前において前記筐体と前記無線基地局ユニ
    ットとの間の接地を確保し、前記コネクタどうしの接続
    状態において前記無線基地局ユニットを前記筐体内に係
    止させる係止機構を備えていることを特徴とする無線基
    地局装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線基地局装置におい
    て、前記係止機構は、前記筐体に配設された固定係止部
    と、前記無線基地局ユニットに配設され前記固定係止部
    に係止自在の可動係止部と、前記無線基地局ユニットに
    配設され該可動係止部を前記固定係止部に付勢して係止
    させる付勢手段とを備えていることを特徴とする無線基
    地局装置。
JP28962699A 1999-10-12 1999-10-12 無線基地局装置 Pending JP2001111436A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531388A (ja) * 2004-03-26 2007-11-01 アンドリュー・コーポレーション モバイル通信システムのための基地局
JP2015519763A (ja) * 2012-02-15 2015-07-09 アルカテル−ルーセント 接続ボックス、幹線ボックス、および基地局送受信機

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