JP2001111248A - 電子機器のキー構造 - Google Patents

電子機器のキー構造

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JP2001111248A
JP2001111248A JP28993999A JP28993999A JP2001111248A JP 2001111248 A JP2001111248 A JP 2001111248A JP 28993999 A JP28993999 A JP 28993999A JP 28993999 A JP28993999 A JP 28993999A JP 2001111248 A JP2001111248 A JP 2001111248A
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JP
Japan
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keypad
rib
front case
key
sheet member
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JP28993999A
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Kenji Tajima
謙司 田島
Yoshiaki Kato
良明 加藤
Mutsuo Shimizu
六雄 清水
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子機器のキー構造に関し、防水性
及び防塵性の向上を図ることを課題とする。 【解決手段】 フロントケース22とリアケースとが、
内部にテンキーパッド25と基板組立体を収容して組み
合わされる。テンキーパッド25は底付きの凹部70を
有する。フロントケースのピン状凸部44が、位置決め
用底付きの位置決め用凹部70に嵌合する。底部71
が、キーパッドの上面にまで侵入した水分、塵埃がそれ
以上に侵入することをブロックする。キーパッド25
は、下面に複数のキートップを囲む閉ループ状の縁取り
リブ64を有し、フロントケース22は、裏面に、縁取
りリブ64に合わせた閉ループ状の押さえリブ45を有
する。押さえリブ64が、キーパッドのうち縁取りリブ
64の真上の個所を縁取りリブ64に沿って強い力で押
しつける。キーパッドに強い力で押し当たっている押さ
えリブ64が、水分、塵埃が押さえリブ64の外側にま
で侵入することをブロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器のキー構造
に係り、特に防水性及び防塵性の向上を図った携帯電話
機のキー構造に関する。携帯電話機は、電子部品が実装
してある基板組立体がケースの内部に収まっている構造
の電子機器であり、一般的に水分及び埃に対して弱いと
いう特性を有する。一方、携帯電話機は、屋外で使用さ
れ、また、通話時にはユーザの顔に接触させて使用され
るため、屋内で使用される電子機器に比べて、雨水、使
用者の汗、埃等が表面に付く機会が多い。そこで、携帯
電話機は、防水性及び防塵性を向上させて信頼性の向上
を図ることが望ましい。
【0002】
【従来の技術】図1及び図2は従来の携帯電話機1を長
手軸に垂直の面で断面した図である。図1は隣合うキー
トップの間の位置で断面した図、図2はキートップの位
置で断面した図である。携帯電話機1は、電子部品が実
装してある基板組立体2が、フロントケース3とリアケ
ース4とを組み合わせてなるケース5の内部に組み込ま
れており、フロントケース3と基板組立体2との間にゴ
ム製のテンキーパッド6が収まっている構成である。
【0003】テンキーパッド6は、シリコンゴム製のシ
ート部材7と、このシート部材7に接着してある複数の
キートップ8とよりなる。シート部材7は、複数のキー
トップ支持部7aが並んでおり、周囲に沿って縁取りリ
ブ7bが形成してあり、複数の分散した個所に位置決め
用孔7cが形成してある構成である。キートップ8はキ
ートップ支持部7a上に接着してある。位置決め用孔7
cはシート部材7を貫通している。テンキーパッド6は
基板組立体2の上面に載っている。リブ7bは、基板組
立体2の上面に載っており、シート部材7の大半を占め
る部分の厚さを薄くする役割を有する。
【0004】フロントケース3は、キートップ8に対応
した開口3aを有し、裏面にピン状凸部3b及びリブ3
cを有する。リブ3cが形成する形状は、テンキーパッ
ド6のリブ7bが形成する形状と合わせた形状とはなっ
ていない。テンキーパッド6は、位置決め用孔7cをフ
ロントケース3の裏面のピン状凸部3bに嵌合させてフ
ロントケース3に対して位置決めされている。キートッ
プ8はフロントケース3の開口3bに嵌合してあり、携
帯電話機1の上面に露出している。
【0005】キートップ8の周面とフロントケース3の
開口3bの内周面と間には僅かではあるが隙間が存在す
る。また、キートップ8が沈むとこの隙間が広がるた
め、キートップ8を操作をする都度に、この隙間は広が
る。よって、この隙間を通して、キー操作時にユーザの
指先についていた汗等の水分が、携帯電話機1内に侵入
することがある。また、通話時には携帯電話機1は通話
時にはユーザの顔に接触させて使用されるため、顔につ
いていた汗が携帯電話機1内に侵入することがある。こ
のように、携帯電話機1は、キートップ8がフロントケ
ース3の前面に露出している構造上、上記のキートップ
8と開口3bとの間の隙間を通して水分等がテンキーパ
ッド6のシート部材7の上面の位置まで侵入することは
余儀なくされている。
【0006】従来の携帯電話機1においては、テンキー
パッド6のシート部材7が存在することによって、水分
等がそれ以上は携帯電話機1の内部に侵入しないように
してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1中に拡大
して示すように、上記の位置決め用孔7cはシート部材
7を貫通しているため、ピン状凸部3aが位置決め用孔
7cにきつく嵌合していても、状況によっては、シート
部材7の上面に侵入した水分10が、矢印Aで示すよう
に、位置決め用孔6cとピン状凸部3aとの間の隙間1
1を滲み通って基板組立体2の上面2aにまで侵入して
しまう虞れがある。
【0008】水分が基板組立体2の上面にまで侵入する
と、基板組立体2の上面に実装してある電子部品を短絡
させたりする不都合を起こす虞れがある。また、フロン
トケース3のリブ3cが形成する形状とテンキーパッド
6の縁取りリブ7bが形成する形状とは合うようには形
成されていないため、ある部分のリブ3cは、図2中に
拡大して示すように、リブ7bよりずれた個所、即ち、
下側が空間の場所に押し当たることになり、シート部材
7が下側の空間側に逃げるように簡単に撓んでしまい、
リブ3cとシート部材7の上面7dとの間の押し当たり
力F1が弱くなってしまう。このような場所について
は、テンキーパッド6のシート部材7の上面に侵入した
水分10が、矢印Bで示すように、リブ3cの下端面3
c1とリブ6dとシート部材7の上面7dとの間の隙間
12を滲み通って、テンキーパッド6より外側に出る虞
れがある。テンキーパッド6の周縁より外側に出た水分
は基板組立体2の下面2b側にまで到って、基板組立体
2の下面に実装してある電子部品を短絡させたりする不
都合を起こす原因となる虞れがある。
【0009】そこで、本発明は、防水性及び防塵性の向
上を図って上記課題を解決した電子機器のキー構造を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シー
ト部に複数のキートップが並んで設けてあるキーパッド
と、上記キートップに対応して形成されている開口を有
し、且つ、裏面にキーパッド位置決め用凸部を有するフ
ロントケースと、リアケースと、上面に上記キーパッド
が載る基板組立体とよりなり、上記フロントケースと上
記リアケースとが、内部に上記キーパッドと該基板組立
体を収容して組み合わされており、且つ、上記キーパッ
ドは、上記キーパッド位置決め用凸部によって上記フロ
ントケースに対して位置決めされており、且つ、各キー
トップが上記フロントケースの対応する開口に嵌合して
いる構成の電子機器のキー構造において、該キーパッド
は、上記フロントケースのキーパッド位置決め用凸部に
対応して、底付きの凹部を有し、該底付きの凹部が上記
キーパッド位置決め用凸部と嵌合してなる構成としたも
のである。
【0011】底付きの凹部の底部は、キーパッドの上面
にまで侵入した水分、塵埃がそれ以上に侵入することを
ブロックする。よって、キーパッドの上面にまで侵入し
た水分、塵埃が、キーパッドがフロントケースに対して
位置決めされている場所を通って基板組立体の上面にま
で侵入することが確実に制限され、基板組立体の上面に
実装してある電子部品が短絡したりする事故を防止出来
る。
【0012】請求項2の発明は、シート部に複数のキー
トップが並んで設けてあるキーパッドと、上記キートッ
プに対応して形成されている開口を有するフロントケー
スと、リアケースと、上面に上記キーパッドが載る基板
組立体とよりなり、上記フロントケースと上記リアケー
スとが、内部に上記キーパッドと該基板組立体を収容し
て組み合わされており、且つ、上記キーパッドの各キー
トップが上記フロントケースの対応する開口に嵌合して
いる構成の電子機器のキー構造において、上記キーパッ
ドは、下面に上記複数のキートップを囲む閉ループ状の
縁取りリブを有し、上記フロントケースは、裏面に、上
記のキーパッドの閉ループ状の縁取りリブに合わせた閉
ループ状の押さえリブを有し、該押さえリブが、上記基
板組立体上の上記キーパッドのうち上記縁取りリブの真
上の個所を該縁取りリブに沿って押しつける構成とした
ものである。
【0013】押さえリブが縁取りリブの真上の個所を押
しつけることによって、力が縁取りリブに集中し、縁取
りリブが確実に弾性圧縮され、押さえリブがキーパッド
を押しつける力が強力となる。また、押さえリブは閉ル
ープ状を有しており、押さえリブがキーパッドを押しつ
ける部分が閉ループ状となる。よって、キーパッドの上
面にまで侵入した水分、塵埃が、押さえリブがキーパッ
ドを押しつけている場所を通って押さえリブの外側にま
で侵入することが確実に制限され、基板組立体の下面に
実装してある電子部品が短絡したりする事故を防止出来
る。
【0014】請求項3の発明は、シート部に複数のキー
トップが並んで設けてあるキーパッドと、上記キートッ
プに対応して形成されている開口を有するフロントケー
スと、リアケースと、上面に上記キーパッドが載る基板
組立体とよりなり、上記フロントケースと上記リアケー
スとが、内部に上記キーパッドと該基板組立体を収容し
て組み合わされており、且つ、上記キーパッドの各キー
トップが上記フロントケースの対応する開口に嵌合して
いる構成の電子機器のキー構造において、上記キーパッ
ドは、下面に上記複数のキートップを囲む閉ループ状の
下面側縁取りリブを有し、且つ、上面に該下面側縁取り
リブと同じ位置に閉ループ状の上面側縁取りリブを有
し、上記フロントケースの裏面が、上記基板組立体上の
上記キーパッドのうち上記上面側縁取りリブの個所を該
上面側縁取りリブに沿って押しつける構成としたもので
ある。
【0015】上面側縁取りリブが下面側縁取りリブと同
じ位置にあって、フロントケースの裏面が上面側縁取り
リブの真上の個所を押しつけることによって、力が上面
側縁取りリブ及び下面側縁取りリブに集中し、上面側縁
取りリブ及び下面側縁取りリブが確実に弾性圧縮され、
フロントケースの裏面が上面側縁取りリブを押しつける
力が強力となる。また、上面側縁取りリブは閉ループ状
を有しており、フロントケースの裏面が上面側縁取りリ
ブを押しつける部分が閉ループ状となる。よって、キー
パッドの上面にまで侵入した水分、塵埃が、フロントケ
ースの裏面が上面側縁取りリブを押しつけている場所を
通って上面側縁取りリブの外側にまで侵入することが確
実に制限され、基板組立体の下面に実装してある電子部
品が短絡したりする事故を防止出来る。
【0016】請求項4の発明は、シート部材にキートッ
プが接着して設けてあるキーパッドとを有し、且つ、該
キートップが、本体部と、金属メッキされた縁取り枠部
とよりなる構成の電子機器のキー構造において、該キー
トップの該縁取り枠部は、メッキが付く性質の第1の合
成樹脂製の上側枠部とメッキが付かない性質の第2の合
成樹脂製の下側枠部とを二色成形してなる構成であり、
且つ、上記上側枠部にのみメッキが付いている構成であ
り、上記本体部及び上記縁取り枠部の下側枠部の両方が
上記シート部材に接着してある構成としたものである。
【0017】二色成形によって、縁取り枠部の下側枠部
がシート部材に接着可能となる。本体部に加えて、縁取
り枠部の下側枠部がシート部材に接着され、キートップ
のシート部材に対する接着強度が増す。
【0018】
【発明の実施の形態】図3、図4は本発明の一実施例の
携帯電話機20を示す。携帯電話機20は、電子部品が
実装してある基板組立体21が、フロントケース22と
リアケース23とを組み合わせてなるケース24の内部
に組み込まれており、フロントケース22と基板組立体
21との間にゴム製のテンキーパッド25が収まってい
る構成である。基板組立体21は、ねじ(図示せず)に
よってフロントケース22及びリアケース23と共締め
されており、リアケース23のリブ26上に支持され
て、フロントケース22とリアケース23との間に挟み
込まれている。
【0019】基板組立体21は、プリント基板30の上
面に、ドームスイッチシート32、複数のLED33、
液晶表示パネル34等が実装してあり、プリント基板3
0の下面に、電子部品35、スピーカ36、コネクタ3
7等が実装してある構造である。ドームスイッチシート
32は、複数のドームスイッチ31が並んでおり、且
つ、複数の開口32aが形成されている構成である。L
ED33は、キートップを下側から照光させるためのも
のであり、開口32aに露出している。
【0020】フロントケース22は、複数の並んでいる
キートップ用開口40、一つのマルチキートップ用開口
41、一つのキートップ用開口42、及び液晶表示パネ
ル用窓43を有する。リアケース23は、裏面にバッテ
リ装着部50を有する。図5及び図6に併せて示すよう
に、テンキーパッド25は、シリコンゴム製のシート部
材60と、このシート部材60の各キートップ支持部に
接着してある複数のキートップ80、81及び一つのマ
ルチキートップ90とよりなる。キートップ80がキー
トップ用開口40に嵌合し、キートップ81がキートッ
プ用開口42に嵌合し、マルチキートップ90がマルチ
キートップ用開口41に嵌合し、携帯電話機20の上面
に露出している。また、キートップ80、81、マルチ
キートップ90は、ドームスイッチ31に対向してい
る。
【0021】シート部材60は、複数のキートップ支持
部61、一つのマルチキートップ支持部62、一つのキ
ートップ支持部63を有する。シート部材60の下面に
は、縁取りリブ64及び65、及び分散した凸部66を
有する。各キートップ支持部61、62は、夫々、下面
に凸部67、68を有し、マルチキートップ支持部62
は、下面に三つの凸部69a,69b,69cを有す
る。縁取りリブ64及び65、及び分散した凸部66を
形成したことによって、シート部材60は薄く形成して
ある。
【0022】テンキーパッド25は、縁取りリブ64及
び65、及び分散した凸部66が、ドームスイッチシー
ト32の表面に当接した状態で、基板組立体21の上面
に載っている。次に、キートップ部分の防水・防塵構造
について説明する。キートップ部分は第1の防水・防塵
構造及び第2の防水・防塵構造を有する。
【0023】〔第1の防水・防塵構造〕図6及び図7に
示すように、70は位置決め用の凹部であり、底部71
を有するカップ形状である。位置決め用凹部70は、シ
ート部材60のうち隣合うキートップ支持部61間の位
置に形成してある。フロントケース22は、裏面のうち
位置決め用凹部70と対応する位置に、位置決め用のピ
ン状凸部44を有する。
【0024】テンキーパッド25は、各位置決め用凹部
70を対応するピン状凸部44に嵌合されて、フロント
ケース22に対して位置決めされている。図7に示すよ
うに、ピン状凸部44は位置決め用凹部70に嵌合して
いる。よって、キートップ70とキートップ用開口40
との間の隙間を通って携帯電話機20内に侵入し、シー
ト部材60の上面60aに到った水分10は、矢印Cで
示すようピン状凸部44の外周面と位置決め用凹部70
の内周面との間の隙間100に滲み込むけれども、位置
決め用凹部70の底部71によってブロックされ、これ
以上に侵入することは制限される。
【0025】このため、シート部材60の上面にまで侵
入した水分10がプリント基板30の上面30aにまで
侵入することは確実に防止される。よって、LED33
が短絡する事故は確実に防止される。キートップ70と
キートップ用開口40との間の隙間を通って携帯電話機
20内に侵入してシート部材60の上面に到った埃につ
いても、位置決め用凹部70の底部71によってブロッ
クされてそれ以上に侵入することは制限される。
【0026】〔第2の防水・防塵構造〕図6に示すよう
に、シート部材60の縁取りリブ64は、複数のキート
ップ支持部61の外側を囲むように連続して形成してあ
り、閉ループを形成している。別の縁取りリブ65は、
並んでいるマルチキートップ支持部62とキートップ支
持部63の外側を囲むように連続して形成してあり、閉
ループを形成している。
【0027】図6中、45は押さえリブであり、フロン
トケース22の裏面側に上記の縁取りリブ64に合わせ
て形成してあり、縁取りリブ64と同じ形状を有してお
り、複数のキートップ用開口40を外側を囲むように連
続して形成してあり、閉ループを形成している。46は
別の押さえリブであり、フロントケース22の裏面側に
上記の別の縁取りリブ65に合わせて形成してあり、縁
取りリブ65と同じ形状を有しており、並んでいるマル
チキートップ用開口41とキートップ用開口42を外側
を囲むように連続して形成してあり、閉ループを形成し
ている。
【0028】なお、上記の押さえリブ45、46につい
ては、フロントケース22を金型で成型して製造する都
合上、一部が欠けることがある。しかし、この一部が欠
けたものも、本願明細書では、「閉ループ」の概念に含
まれるものである。テンキーパッド25と基板組立体2
1とは、ねじ止めされたフロントケース22とリアケー
ス23との間に挟み付けられている。テンキーパッド2
5は、フロントケース22と基板組立体21との間に挟
み付けられている。
【0029】 複数のキートップ支持部61の領域に
ついて この領域については、図8及び図3に示すように、縁取
りリブ64がその全周に亘って基板組立体21に当接し
ており、フロントケース22の押さえリブ45がシート
部材60の上面60aのうち縁取りリブ64の真上の個
所を押しつけている。
【0030】ここで、仮に、図2に示す従来のように、
押さえリブ45がシート部材60の上面60aのうち縁
取りリブ64の真上の位置からずれた位置を押しつけた
場合には、押しつける場所の下側には空間部が存在する
ことによって、シート部材60が空間部側に逃げるよう
にして容易に撓んでしまい、強い押しつける力をうるこ
とは困難である。
【0031】これに対して、押さえリブ45がシート部
材60の上面60aのうち縁取りリブ64の真上の個所
を押しつける場合には、押さえリブ45は、シート部材
60のうち下面側が基板組立体21によって支持されて
いる真上の位置であって、押さえリブ45と基板組立体
21との間に空間部が存在しない場所を押しつけること
になり、押さえリブ45による押しつけ力が縁取りリブ
64に集中されて縁取りリブ64が弾性圧縮される。こ
の縁取りリブ64の弾性圧縮によって縁取りリブ64に
発生した力が押さえリブ45によるシート部材60に対
する押しつけ力となり、この押しつけ力は従来に比べて
格段に強い押しつけ力F2となっている。
【0032】しかも、押さえリブ45は縁取りリブ64
の全周に亘って押しつけている。よって、キートップ7
0とキートップ用開口40との間の隙間を通って携帯電
話機20内に侵入し、シート部材60の上面60aに到
った水分10は、押さえリブ45がシート部材60の上
面60aを押しつけている個所で確実にブロックされ
る。このブロックは、押さえリブ45の全周に亘ってな
される。よって、シート部材60の上面にまで侵入した
水分10がシート部材60の外側に出るまで滲みだして
携帯電話機20の更に内部に侵入することは確実に防止
される。
【0033】よって、キートップ80の個所からシート
部材60の上面にまで侵入した水分10が、シート部材
60の外側に滲み出て、基板組立体21の下面側にまわ
り込んで、電子部品35が短絡してしまう事故が確実に
防止される。また、縁取りリブ64と基板組立体21と
の間も強い押しつけ力F2で押しつけられており、シー
ト部材60の外側より基板組立体21の上面側に滲み込
もうする水分は縁取りリブ64の個所で確実にブロック
される。
【0034】キートップ80とキートップ用開口40と
の間の隙間を通って携帯電話機20内に侵入してシート
部材60の上面に到った埃についても、上記の水分と同
じく押さえリブ45と縁取りリブ64とによって確実に
ブロックされてそれ以上に侵入することは制限される。 並んでいるマルチキートップ支持部62とキートップ
支持部63の領域について この領域についてのブロックは、上記のブロックの態様
と同じである。図9及び図3に示すように、縁取りリブ
65がその全周に亘って基板組立体21に当接してお
り、フロントケース22の押さえリブ46がシート部材
60の上面60aのうち縁取りリブ65の真上の個所を
押しつけており、押さえリブ46による押しつけ力が縁
取りリブ65に集中され、縁取りリブ65が圧縮され、
従来に比べて格段に強い押しつけ力F2で押しつけてお
り、しかも、縁取りリブ65の全周に亘って押しつけて
いる。
【0035】よって、マルチキートップ90と開口41
との間の隙間又はキートップ81と開口42との間の隙
間を通って携帯電話機20内に侵入し、シート部材60
の上面60aに到った水分10は、押さえリブ46がシ
ート部材60の上面60aを押しつけている個所で確実
にブロックされる。このブロックは、押さえリブ45の
全周に亘ってなされる。よって、シート部材60の上面
にまで侵入した水分10がシート部材60の外側に出る
まで滲みだして携帯電話機20の更に内部に侵入するこ
とは確実に防止される。
【0036】よって、マルチキートップ90、キートッ
プ81の個所からシート部材60の上面にまで侵入した
水分10が、シート部材60の外側に滲み出て、基板組
立体21の下面側にまわり込んで、電子部品35が短絡
してしまう事故が確実に防止される。また、縁取りリブ
65と基板組立体21との間も強い押しつけ力F2で押
しつけられており、シート部材60の外側より基板組立
体21の上面側にしみ込もうする水分は縁取りリブ65
の個所で確実にブロックされる。
【0037】シート部材60の上面に到った埃について
も、上記の水分と同じく押さえリブ45と縁取りリブ6
4とによって確実にブロックされてそれ以上に侵入する
ことは制限される。なお、上記の第1の防水・防塵構造
及び第2の防水・防塵構造は、携帯電話機20のキート
ップ80、81、マルチキートップ90の部分における
フロントケース22の裏面側の空間105を、基板組立
体21が露出している空間106に対して遮蔽してい
る。また、キー操作を行なうとキートップ支持部61、
62、63等がダイヤフラムの動きを呈して、空間10
5内の空気が動く。キー操作は複数のキーを順番に早い
速度で押す操作であり、空間105内の空気の動きは激
しい。しかし、キー操作によって上記空間105内の空
気が激しく動いても、この影響は空間106は及ばず、
空間106の空気に動きは生じない。
【0038】ここで、基板組立体21の表面に接触して
いる空気の動きが繰り返してなされると、動く空気と基
板組立体21の表面との間の極く僅かの摩擦によって、
基板組立体21の表面に静電気が発生することが考えら
れる。発生した静電気は携帯電話機の誤動作の原因とな
る。しかし、上記の携帯電話機20では、基板組立体2
1の表面に接触している空気の動きは動かないため、基
板組立体21の表面に静電気が発生することは起きな
い。よって、静電気が原因での携帯電話機の誤動作は起
きず、上記の第1の防水・防塵構造及び第2の防水・防
塵構造は、対静電気対策の効果も有する。
【0039】図10は本発明の別の実施例の携帯電話機
20Aの一部、即ち、図8(C)に対応する部分を示
す。シート部材60Aは、下面に突き出た下面側縁取り
リブ64A及び上面に突き出た上面側縁取りリブ120
を有する。上面側縁取りリブ120は下面側縁取りリブ
64Aと同じ位置に形成してあり閉ループを形成してい
る。
【0040】フロントケース22Aは前記の押さえリブ
を有していない。フロントケース22Aの裏面22Aが
上面側縁取りリブ120を押しつけており、上面側縁取
りリブ120及び下面側縁取りリブ64Aが圧縮変形さ
れており、上面側縁取りリブ120の頂面121とフロ
ントケース22Aの裏面22Aaとは前記の押しつけ力
F2と略同じ強い押しつけ力F2Aで押し合っている。
シート部材60Aの上面60Aaに到った水分10は、
フロントケース22Aの裏面22Aaがシート部材60
Aの上面側縁取りリブ120のの頂面121を押しつけ
ている個所で確実にブロックされる。
【0041】次にマルチキートップ90について説明す
る。図11は従来のマルチキートップ110の断面を示
す。マルチキートップ110は、透明なポリカーボネイ
ト樹脂製の本体部111とABS樹脂製であってニッケ
ルメッキされている縁取り枠部112とを有する。11
3はニッケルメッキ層である。縁取り枠部112の底部
側には、内周側に突き出したフランジ部112aが形成
してある。縁取り枠部112が本体部111の外側に嵌
合しており、本体部111がゴムシート部材114に接
着してあり、縁取り枠部112はフランジ部112aを
本体部111によって押さえられている。本体部111
の下面に文字等が印刷されている。ニッケルメッキされ
ている縁取り枠部112は、ゴムシート部材114には
接着不可能である。
【0042】マルチキートップ110は周囲をニッケル
メッキで縁取りされたように見え、見栄えがする。文字
等は、本体部111をとおして見える。このマルチキー
トップ110は、以下の問題を有する。 ゴムシート部材114と接着されている部分は、本
体部111に限られ、縁取り枠部112はゴムシート部
材114と接着されてはいない。よって、マルチキート
ップ110のゴムシート部材114への接着強度が低く
なってしまう。
【0043】 マルチキートップ110を見たとき
に、フランジ部112aが縁取りの内側に見えてしま
い、ニッケルメッキされている部分と透明部分との境界
がぼけて明確でなくなり、外見上見栄えが良くない。 本体部111は下面111aの周囲にフランジ部1
12aを係止するための溝部111bが形成してある。
この溝部111bが存在することによって、接着される
面積が狭くなって接着強度が低くなり、また、文字等が
印刷される領域が狭くなってしまう。
【0044】図12はマルチキートップ90を示す。マ
ルチキートップ90は、内側面照光タイプであり、図1
3に示す透明なポリカーボネイト樹脂製の本体部91
と、縁取り枠部92とを有する。縁取り枠部92は、図
14に示すように、ABS樹脂とポリカーボネイト樹脂
との二色成形品であって、ニッケルメッキされており更
にはアクリルハードコートされている構成である。93
はABS樹脂製の上側枠部、94はポリカーボネイト樹
脂製の下側枠部である。95はニッケルメッキ層、96
はアクリルハードコート層である。ニッケルメッキ層9
5は、ABS樹脂製上側枠部93の表面にだけ形成さ
れ、ポリカーボネイト樹脂製下側枠部94の表面には形
成されない。
【0045】本体部91は、その底部側に、外周側に突
き出したフランジ部91aを有する。枠部92は、その
底部側に、即ち、ポリカーボネイト樹脂製下側枠部94
に、全周に亘って溝部92aを有する。マルチキートッ
プ90は、本体部91に縁取り枠部92が嵌合された状
態で、本体部91及び縁取り枠部92を共にシート部材
60のマルチキートップ支持部62の上面に接着してあ
る。フランジ部91aと溝部92aとは嵌合してあり、
本体部91と縁取り枠部92とが位置決めされている。
【0046】97は接着されている面であり、本体部9
1に縁取り枠部92を加えた面であり、広い。よって、
マルチキートップ90のシート部材60のマルチキート
ップ支持部62への接着強度は、従来のものに比べて強
い。また、本体部91の底面98に文字等が印刷してあ
り、マルチキートップ90は、内側の本体部91の全面
が明るく見える内側面照光タイプとなっている。文字等
が印刷してある面は、フランジ部91aを含めた本体部
91の底面全体であり、従来に比べて、広い。よって、
文字等の配置をより自由に定めることが可能である。
【0047】また、斜め上方からマルチキートップ90
を見た場合に、縁取り枠部92の内周面92bに本体部
91の底面が写ってみえる。嵌合しあっているフランジ
部91aと溝部92aとは、本体部91の底面と、縁取
り枠部92の内周面92bに写ってみえている本体部9
1の底面の一部の像との間に境界線を形成し、より見栄
えがよい。
【0048】また、図11(C)に示すように、縁取り
枠部92は、上面側の内周面側の全周に環状凸状部92
aを有する。本体部91の外周の側面にはこの環状凸状
部92a が当たることによって、マルチキートップ9
0を上側から見た場合の、本体部91と縁取り枠部92
との間の隙間99が全周に亘って一定となり、見栄えが
よい。
【0049】なお、本体部91の上面に印刷を行ない文
字及びマークをスリットとした状態としてもよい。この
ようにすると、マルチキートップは、文字及びマークが
明るく見える文字照光タイプとなる。また、ニッケルメ
ッキ層95はアクリルハードコート層96で覆われてお
り、しかも、図11(C)に示すように、縁取り枠部9
2の上端面は、本体部91の上面より、寸法sだけ下側
となって段差を有するようになっている。よって、ユー
ザが携帯電話機20を顔の頬の部分に付けて通話を行な
うときに、マルチキートップ90の縁取り枠部92が顔
に接触することが起きにくくなり、縁取り枠部92が顔
に接触したとしても金属面が接触することは起きない。
よって、金属アレルギーを有するユーザが使用した場合
にも、金属アレルギーが原因で、顔の頬の部分にマルチ
キートップ90の形状のアザが現れるようなことは起き
ない。よって、上記の携帯電話機20は金属アレルギー
を有するユーザも安全に使用可能である。なお、上記の
アクリルハードコート層96に代えて、UVコート層を
使用してもよい。
【0050】また、上記の防水・防塵構造及びマルチキ
ートップは、携帯電話機以外の機器、例えば、携帯情報
処理装置、リモコン装置等にも適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、フロントケースとリアケースとが、内部にキーパッ
ドと基板組立体を収容して組み合わされており、且つ、
キーパッドは、上記キーパッド位置決め用凸部によって
上記フロントケースに対して位置決めされており、且
つ、各キートップが上記フロントケースの対応する開口
に嵌合して上面に露出している構成の電子機器のキー構
造において、キーパッドは、上記フロントケースのキー
パッド位置決め用凸部に対応して、底付きの凹部を有
し、底付きの凹部が上記キーパッド位置決め用凸部と嵌
合してなる構成としたものであるため、底付きの凹部の
底部が、キーパッドの上面にまで侵入した水分、塵埃が
それ以上に侵入することをブロックするように機能し、
よって、キーパッドの上面にまで侵入した水分、塵埃
が、キーパッドがフロントケースに対して位置決めされ
ている場所を通って基板組立体の上面にまで侵入するこ
とが確実に制限され、基板組立体の上面に実装してある
電子部品が短絡したりする事故を防止出来る。
【0052】請求項2の発明は、フロントケースとリア
ケースとが、内部にキーパッドと基板組立体を収容して
組み合わされており、且つ、キーパッドの各キートップ
が上記フロントケースの対応する開口に嵌合している構
成の電子機器のキー構造において、キーパッドは、下面
に上記複数のキートップを囲む閉ループ状の縁取りリブ
を有し、上記フロントケースは、裏面に、上記のキーパ
ッドの閉ループ状の縁取りリブに合わせた閉ループ状の
押さえリブを有し、該押さえリブが、上記基板組立体上
の上記キーパッドのうち上記縁取りリブの真上の個所を
該縁取りリブに沿って押しつける構成としたものである
ため、押さえリブが縁取りリブの真上の個所を押しつけ
ることによって、力が縁取りリブに集中し、縁取りリブ
が確実に弾性圧縮され、押さえリブがキーパッドを押し
つける力が強力となる。また、押さえリブは閉ループ状
を有しており、押さえリブがキーパッドを押しつける部
分が閉ループ状となる。よって、キーパッドの上面にま
で侵入した水分、塵埃が、押さえリブがキーパッドを押
しつけている場所を通って押さえリブの外側にまで侵入
することが確実に制限され、基板組立体の下面に実装し
てある電子部品が短絡したりする事故を防止出来る。
【0053】請求項3の発明は、フロントケースとリア
ケースとが、内部にキーパッドと基板組立体を収容して
組み合わされており、且つ、キーパッドの各キートップ
が上記フロントケースの対応する開口に嵌合して上面に
露出している構成の電子機器のキー構造において、上記
キーパッドは、下面に上記複数のキートップを囲む閉ル
ープ状の下面側縁取りリブを有し、且つ、上面に該下面
側縁取りリブと同じ位置に閉ループ状の上面側縁取りリ
ブを有し、上記フロントケースの裏面が、上記基板組立
体上の上記キーパッドのうち上記上面側縁取りリブの個
所を該上面側縁取りリブに沿って押しつける構成とした
ものであるため、上面側縁取りリブが下面側縁取りリブ
と同じ位置にあって、フロントケースの裏面が上面側縁
取りリブの真上の個所を押しつけることによって、力が
上面側縁取りリブ及び下面側縁取りリブに集中し、上面
側縁取りリブ及び下面側縁取りリブが確実に弾性圧縮さ
れ、フロントケースの裏面が上面側縁取りリブを押しつ
ける力が強力となる。また、上面側縁取りリブは閉ルー
プ状を有しており、フロントケースの裏面が上面側縁取
りリブを押しつける部分が閉ループ状となる。よって、
キーパッドの上面にまで侵入した水分、塵埃が、フロン
トケースの裏面が上面側縁取りリブを押しつけている場
所を通って上面側縁取りリブの外側にまで侵入すること
が確実に制限され、基板組立体の下面に実装してある電
子部品が短絡したりする事故を防止出来る。
【0054】請求項4の発明は、シート部材にキートッ
プが接着して設けてあるキーパッドとを有し、且つ、該
キートップが、本体部と、金属メッキされた縁取り枠部
とよりなる構成の電子機器のキー構造において、該キー
トップの該縁取り枠部は、メッキが付く性質の第1の合
成樹脂製の上側枠部とメッキが付かない性質の第2の合
成樹脂製の下側枠部とを二色成形してなる構成であり、
且つ、上記上側枠部にのみメッキが付いている構成であ
り、上記本体部及び上記縁取り枠部の下側枠部の両方が
上記シート部材に接着してある構成としたものであるた
め、二色成形によって、縁取り枠部の下側枠部がシート
部材に接着可能となり、本体部に加えて、縁取り枠部の
下側枠部がシート部材に接着され、キートップのシート
部材に対する接着強度を増すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の携帯電話機を隣合うキートップの間の位
置で断面して示す図である。
【図2】従来の携帯電話機をキートップの位置で断面し
て示す図である。
【図3】本発明の一実施例になる携帯電話機の平面図で
ある。
【図4】図3の携帯電話機を分解して示す図である。
【図5】図4中、フロントケース、テンキーパッド、基
板組立体を表裏反転した状態で示す図である。
【図6】図5中、テンキーパッドとフロントケースの一
部とを拡大して対応させて示す図である。
【図7】図3及び図4中、VII-VII 線に沿う断面図であ
る。
【図8】図3及び図4中、VIII-VIII 線に沿う断面図で
ある。
【図9】図3及び図4中、IX-IX 線に沿う断面図であ
る。
【図10】本発明の別の実施例の携帯電話機の一部を拡
大して示す図である。
【図11】従来のマルチキーを示す図である。
【図12】図3中のマルチキーを示す図である。
【図13】図12中、本体部を示す図である。
【図14】図12中、縁取り枠部を示す図である。
【符号の説明】
20 携帯電話機 21 基板組立体 22 フロントケース 23 リアケース 24 ケース 25 テンキーパッド 44 ピン状凸部 45、46 押さえリブ 60 シート部材 64、65 縁取りリブ 90 マルチキートップ 91 本体部 92 縁取り枠部 93 上側枠部 94 下側枠部 120 上面側縁取りリブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 六雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB04 AB06 AB13 AB42 EA11 ED03 ED28 GA22 GA29 GB26 5K023 AA07 BB25 DD05 GG08 QQ04 RR01 RR05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート部に複数のキートップが並んで設
    けてあるキーパッドと、 上記キートップに対応して形成されている開口を有し、
    且つ、裏面にキーパッド位置決め用凸部を有するフロン
    トケースと、 リアケースと、 上面に上記キーパッドが載る基板組立体とよりなり、 上記フロントケースと上記リアケースとが、内部に上記
    キーパッドと該基板組立体を収容して組み合わされてお
    り、且つ、上記キーパッドは、上記キーパッド位置決め
    用凸部によって上記フロントケースに対して位置決めさ
    れており、且つ、各キートップが上記フロントケースの
    対応する開口に嵌合している構成の電子機器のキー構造
    において、 該キーパッドは、上記フロントケースのキーパッド位置
    決め用凸部に対応して、底付きの凹部を有し、 該底付きの凹部が上記キーパッド位置決め用凸部と嵌合
    してなる構成の電子機器のキー構造。
  2. 【請求項2】 シート部に複数のキートップが並んで設
    けてあるキーパッドと、 上記キートップに対応して形成されている開口を有する
    フロントケースと、リアケースと、 上面に上記キーパッドが載る基板組立体とよりなり、 上記フロントケースと上記リアケースとが、内部に上記
    キーパッドと該基板組立体を収容して組み合わされてお
    り、且つ、上記キーパッドの各キートップが上記フロン
    トケースの対応する開口に嵌合している構成の電子機器
    のキー構造において、 上記キーパッドは、下面に上記複数のキートップを囲む
    閉ループ状の縁取りリブを有し、 上記フロントケースは、裏面に、上記のキーパッドの閉
    ループ状の縁取りリブに合わせた閉ループ状の押さえリ
    ブを有し、 該押さえリブが、上記基板組立体上の上記キーパッドの
    うち上記縁取りリブの真上の個所を該縁取りリブに沿っ
    て押しつける構成の電子機器のキー構造。
  3. 【請求項3】 シート部に複数のキートップが並んで設
    けてあるキーパッドと、 上記キートップに対応して形成されている開口を有する
    フロントケースと、 リアケースと、 上面に上記キーパッドが載る基板組立体とよりなり、 上記フロントケースと上記リアケースとが、内部に上記
    キーパッドと該基板組立体を収容して組み合わされてお
    り、且つ、上記キーパッドの各キートップが上記フロン
    トケースの対応する開口に嵌合している構成の電子機器
    のキー構造において、 上記キーパッドは、下面に上記複数のキートップを囲む
    閉ループ状の下面側縁取りリブを有し、且つ、上面に該
    下面側縁取りリブと同じ位置に閉ループ状の上面側縁取
    りリブを有し、 上記フロントケースの裏面が、上記基板組立体上の上記
    キーパッドのうち上記上面側縁取りリブの個所を該上面
    側縁取りリブに沿って押しつける構成の電子機器のキー
    構造。
  4. 【請求項4】 シート部材にキートップが接着して設け
    てあるキーパッドとを有し、且つ、該キートップが、本
    体部と、金属メッキされた縁取り枠部とよりなる構成の
    電子機器のキー構造において、 該キートップの該縁取り枠部は、メッキが付く性質の第
    1の合成樹脂製の上側枠部とメッキが付かない性質の第
    2の合成樹脂製の下側枠部とを二色成形してなる構成で
    あり、且つ、上記上側枠部にのみメッキが付いている構
    成であり、 上記本体部及び上記縁取り枠部の下側枠部の両方が上記
    シート部材に接着してある構成の電子機器のキー構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345484A (ja) * 2005-05-12 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信機
JP2008305168A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Toshiba Corp 電子機器及びその製造方法
JP2019526862A (ja) * 2017-06-23 2019-09-19 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 縁取り及び照明を有するキーを備える装置

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