JP2001110769A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法および半導体装置Info
- Publication number
- JP2001110769A JP2001110769A JP28240599A JP28240599A JP2001110769A JP 2001110769 A JP2001110769 A JP 2001110769A JP 28240599 A JP28240599 A JP 28240599A JP 28240599 A JP28240599 A JP 28240599A JP 2001110769 A JP2001110769 A JP 2001110769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- insulating film
- polishing
- semiconductor device
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
部側壁残りによる問題を回避したキャップ膜を形成する
ことで、RC特性の優れた半導体装置を提供する。 【解決手段】(キャップ膜の研磨速度)/(絶縁膜の研
磨速度)=R1なる選択比でポリッシュを行うファース
トステップポリッシュと、(キャップ膜の研磨速度)/
(絶縁膜の研磨速度)=R2なる選択比でポリッシュを
行うセカンドステップポリッシュとを有し、R1> R2
なるスラリーを用いて各々のポリッシュを行う。
Description
成するためのCMPプロセスおよびその構造に関するも
のである。
観点によりダマシン配線(プラグを含む)プロセスが用
いられている。マルチレベルのダマシン配線プロセスに
おいては、溝に埋め込まれたメタルの拡散防止や酸化防
止、反射防止、あるいはエッチングストッパー,接触抵
抗の低減等を目的として、配線上面に配線材料とは異な
るキャップ膜が必要である。このキャップ膜は、以下の
理由で薄膜であることが重要である。その理由のひとつ
は、配線(あるいはプラグ)性能(RC遅延)を劣化さ
せないことであり、もう一つの理由は、アスペクト比の
高い配線(あるいはプラグ)の形成はプロセス上困難を
伴うことである。
る。従来技術(第1の従来例)では、絶縁膜に配線溝を
形成し、配線溝内に配線材料を埋め込んだ後、次の工程
で形成されるキャップ膜の厚みに相当する量だけ配線に
リセスエッチングを施し、しかる後にキャップ膜を堆積
する。そして、フィールド上の不要なキャップ膜をCM
Pにより除去することで、配線溝内にキャップ膜を埋め
込み形成する。
のキャップ膜にデッシングが生じてしまい、キャップ膜
の厚みを制御よく形成することは難しい。例えば、40
nmのキャップ膜を形成する場合、図1に示すように、
配線幅5μmにおけるキャップ膜の膜厚は15nmと半
分以下となり、配線幅が5μmより大きい領域ではより
薄膜になる。つまり、キャップ膜の膜厚の配線幅依存性
が大きくなり、プロセス制御性が悪く、狙い通りの膜厚
を複数の配線幅において得ることが出来ない。
セス量を大きくすることで、デッシングが入りにくい構
造にすれば、複数の配線幅において所望の厚みのキャッ
プ膜を形成することができる。しかし、この方法では、
上記のフィールド上の不要なキャップ膜をCMPにより
除去する工程後の仕上がり形状として、表面の起伏が大
きく、またリセス部の側壁にキャップ膜が残存すること
により、以下の問題が発生する。例えば、ダマシン配線
と、この上に形成されるビアホールとの間に合わせずれ
が発生することにより、ビアホール内に形成されるコン
タクト材料の埋め込み不良やコンタクト抵抗の上昇の原
因になる。また、キャップ膜が導電性の場合、余分な内
側壁分だけキャパシタとしての電極面積が大きくなって
しまう為、配線間容量が大きくなり、ロジックデバイス
には致命的なグローバル配線のRC遅延を増大させてし
まう。
シン構造を形成するためのCMPプロセスおよびその構
造においては、上記の第1の従来例におけるキャップ膜
のデッシングと第2の従来例におけるキャップ膜のリセ
ス部側壁残りによる問題があり、特性向上の妨げとなっ
ていた。本発明の目的は、上記問題点を回避するキャッ
プ膜を形成することで、RC特性の優れた半導体装置を
提供することを目的としている。
る半導体装置の製造方法は、半導体基板上に絶縁膜を形
成する工程と、この絶縁膜に溝を形成する工程と、この
溝内に配線材料を埋め込み形成する工程と、この埋め込
み形成された配線材料をリセスエッチングする工程と、
このリセスエッチングされた配線材料の上にキャップ膜
を堆積する工程と、(前記キャップ膜の研磨速度)/
(前記絶縁膜の研磨速度)=R1なる選択比でポリッシ
ュを行うファーストステップポリッシュと、(前記キャ
ップ膜の研磨速度)/(前記絶縁膜の研磨速度)=R2
なる選択比でポリッシュを行うセカンドステップポリッ
シュとを有し、前記ファーストステップポリッシュとセ
カンドステップポリッシュはR1> R2なるスラリーを
用いて各々のポリッシュを行うことを特徴とする。
シングの発生を極力抑えた状態でキャップ膜を形成する
ことが可能となる。また、配線材料をリセスエッチング
する工程におけるリセス量は、前記キャップ膜の堆積膜
厚よりも大きいことが好ましい。リセス量>キャップ膜
の堆積膜厚とすることにより、ファーストステップポリ
ッシュにおいて、キャップ膜のディッシングの発生を極
力抑えることが可能となる。
以上であり、かつセカンドステップポリッシュにおける
R2は1以下である。
W,Cr,V,Pt,Ru及びこれらの窒化物、酸化
物、ホウ化物、合金、混合物を主成分とする。 (3)キャップ膜は、Si及びその酸化物、窒化物、フ
ッ素ドーピングされた酸化膜を主成分とすることを特徴
とする。
u,Ag,Mo,Si及びこれらの窒化物、酸化物、ホ
ウ化物、合金、混合物を主成分とすることを特徴とす
る。本発明(請求項7)に係る半導体装置は、半導体基
板上に形成された絶縁膜と、この絶縁膜に形成された溝
と、前記溝の内壁に形成された第1の導電膜と、前記溝
の内部に前記第1の導電膜を介して埋め込み形成された
第2の導電膜と、前記第2の導電膜の上部を覆うように
形成された第3の導電膜とを有し、前記第1の導電膜近
傍における前記絶縁膜表面は、前記第1の導電膜よりも
遠ざかるに従って面水準が低下することを特徴とする。
体装置は、半導体基板上に形成された第1の絶縁膜と、
この第1の絶縁膜に形成された溝と、前記溝の内壁に形
成された第2の絶縁膜と、前記溝の内部に前記第2の絶
縁膜を介して埋め込み形成された導電膜と、前記導電膜
の上部を覆うように形成された第3の絶縁膜とを有し、
前記第1の絶縁膜表面と、前記溝中央部における前記第
3の絶縁膜表面が略同一水準の面を形成し、かつ前記第
2の絶縁膜表面及び前記第3の絶縁膜の端部が前記水準
よりも上部に突き出る構造を有していることを特徴とす
る。
て図面を参照して説明する。本発明の第1の実施の形態
は、Cuダマシン配線の上面にTaNからなるキャップ
膜を形成する方法を示したものである。キャップ膜は、
Cuに対する拡散防止,酸化防止,接続孔開孔時のCu
の保護及び接触抵抗低減を目的とする。
板100上に絶縁膜101を形成する。次に、リソグラ
フィ及びエッチング法により絶縁膜101に深さ400
nmの配線溝を形成する。次に、スパッタリング法によ
りTaN膜102を20nm堆積し、スパッタリング法
によりCu膜103を800nm堆積する。ここで、T
aNはCuの底面および側面を囲う拡散防止層として必
要なものである。
Cu膜103の不要部分をCMP法により除去する。例
えば、過硫酸アンモン、キナルジン酸、アルミナ系スラ
リーを用い、PH8、TR/TT(トップリング/ター
ンテーブルの回転比):60/100、Pad:IC1
000(表層)/Suba400(下地)の条件で、1
20秒間のポリッシュを行う。ここでは、フィールド上
にTaN膜102を残しているが、CMP時或いは次の
リセス工程で、絶縁膜101にダメージがない場合に
は、除去してもプロセス上問題はない。
Cu膜103を100nm程度リセスする。例えば、塩
素系ガスを用いてRIE等のドライエッチングを行う
か、エッチング液として過硫酸アンモンを、粒界エッチ
ング抑制のインヒビターとしてキナルジン酸を混合した
液を用いてウエットエッチングを行う。
104を20nm堆積する。本実施の形態においては、
次に、図3(a)(b)に示すように、ファーストステ
ップポリッシュでフィールド上のTaN膜104、Ta
N膜102を除去し、セカンドステップポリッシュでT
aN膜104の平面部に至るまで余分な絶縁膜101,
TaN膜102を削る。
ァーストステップポリッシュでは、ショートの歩留まり
を確保する為、フィールド上のTaNを確実に取り除く
必要がある。従って、TaNの研磨速度が高い方が望ま
しい。一方、Cu上のTaNのダメージを極力抑えるに
は、この段階で絶縁膜がしっかりと残り、Cu上のTa
Nとの段差を維持することが必要である。その為には、
絶縁膜の研磨速度は低いことが望ましい。
リッシュに用いるスラリーは、図4に示すように、Ta
Nに対する研磨能力があり、絶縁膜に対する研磨能力の
乏しい特性を有するものである。例えば、シリカ系スラ
リーを用い、PH2、TR/TT:60/100、Pa
d:IC1000/Suba400の条件で、60秒間
のポリッシュを行う。ここで、(キャップ膜の研磨速
度)/(絶縁膜の研磨速度)=R1とすると、R1> 1
の条件が得られる。
プポリッシュでは、ファーストステップポリッシュで残
されたTaN膜104に対する絶縁膜101の段差をな
くす為に、絶縁膜の研磨速度が高いことが望ましい。一
方,Cu上のTaN膜104へのダメージを最小限のも
のとする為に、TaNの研磨速度が極力低いものが理想
的である。尚、リセス部側壁のTaNは、高荷重による
メカニカルな研磨によって削り取ることが可能となる。
ッシュに用いるスラリーは、図4に示すように、絶縁膜
の研磨能力があり、TaNの研磨力が乏しく、且つ粒界
エッチングの起きないものである。例えば、マロン酸添
加のアルカリ性、シリカ系スラリーを用い、PH12、
TR/TT:60/100、Pad:IC1000/S
uba400の条件で、120秒間のポリッシュを行
う。ここで、(キャップ膜の研磨速度)/(絶縁膜の研
磨速度)=R2とすると、R2< 1の条件が得られる。
発生を極力回避したバリア性の高いTaN膜104を所
望の厚みに制御よく形成しつつ、不要な側壁のTaN膜
102も除去することができる。また、上記のような特
性のスラリーをセカンドポリッシュに用いることで、T
aN膜102近傍における絶縁膜101表面は、TaN
102よりも遠ざかるに従って面水準が低下する。つま
り、絶縁膜101にディッシングが発生することにな
る。
配線の上面にSiNからなるキャップ膜を形成する方法
を示したものである。この構造体は、ゲート電極をSi
Nで覆う構造等に適用することができる。キャップ膜
は、配線材料の絶縁性とRIEに対するエッチングスト
ッパーを目的とする。
板200上に絶縁膜201を形成する。次に、リソグラ
フィ及びエッチング法により絶縁膜201に深さ400
nmの配線溝を形成する。次に、LP−CVD法により
SiN膜202を20nm堆積する。
202の不要部分をCHF3 ガスを用いた全面エッチバ
ックRIEによって除去し、溝内部の側壁だけにSiN
膜202を残す。
ドレイヤーとして、Ti/TiN膜(積層工程順)20
3をスパッタリング法により10nm/20nm堆積
し、次にW膜204をCVD法により550nm堆積す
る。
4およびTi/TiN膜203の不要部分をCMP法に
より除去する。その際、例えば、硝酸第二鉄、アルミナ
系スラリーを用い、PH1.5、TR/TT:60/1
00、Pad:IC1000/Suba400の条件
で、120秒間のポリッシュを行う。
4と側壁部のTi/TiN203を、塩素系およびフッ
素系ガスを用いたドライエッチング等により100nm
程度リセスエッチングする。
リング法によりSiN膜205を20nm堆積する。本
実施の形態では、次に、図7(a)(b)に示すよう
に、ファーストステップポリッシュでフィールド上のS
iN膜205を除去し、セカンドステップポリッシュで
SiN膜205の平面部に至るまで余分な絶縁膜20
1,SiN膜202,SiN膜205を削る。
るスラリーは、SiNに対する研磨能力があり、絶縁膜
に対する研磨能力の乏しい特性を有するものである。例
えば、りん酸、シリカ系スラリーを用い、PH1.5、
TR/TT:50/50、Pad:IC1000/Su
ba400の条件で、120秒間のポリッシュを行う。
ここで、(キャップ膜の研磨速度)/(絶縁膜の研磨速
度)=R1とすると、R1> 1の条件が得られる。
プポリッシュでは、ファーストステップポリッシュで残
されたSiN205に対する絶縁膜201の段差をなく
す為に、絶縁膜の研磨速度が高いことが望ましい。一
方,W上のSiN205へのダメージを最小限のものと
する為に、SiNの研磨速度が極力低いものが理想的で
ある。尚、リセス部側壁のSiNは、高荷重によるメカ
ニカルな研磨によって削り取ることが可能となる。
ッシュに用いるスラリーは、絶縁膜の研磨能力があり、
SiNの研磨力が乏しく、且つ粒界エッチングの起きな
いものである。例えば、シリカ系スラリーを用い、PH
12、TR/TT:50/50、Pad:IC1000
/Suba400の条件で、120秒間のポリッシュを
行う。ここで、(キャップ膜の研磨速度)/(絶縁膜の
研磨速度)=R2とすると、R2< 1の条件が得られ
る。上記の様な複数ステップのポリッシュを施すこと
で、SiNキャップ膜を所望の厚みに制御よく形成しつ
つ、不要な側壁のSiN205も除去することができ
る。 また、上記の選択性を有するスラリーを用いたセ
カンドステップポリッシュにおいて、側壁にSiNが存
在する為、SiNの端が僅かに丸く突き出る。このよう
な構造によれば、その後図示せぬ絶縁膜が形成されてこ
れにSAC(Self Align Contact)工程が適用される場
合のRIEプロセスにおいて、SiNの端へのプラズマ
の集中が抑制されることにより、局所的なダメージが軽
減される効果も期待できる。
ン配線の上面にTiNからなるキャップ膜を形成する方
法を示したものである。ここでのキャップ膜は、リソグ
ラフィプロセスにおいてAl表面における反射を抑制す
ることを目的とする。
板300上に絶縁膜301を形成する。次に、リソグラ
フィ及びエッチング法により絶縁膜301に深さ400
nmの配線溝を形成する。次に、スパッタリング法によ
りNbN膜302を20nm堆積し、スパッタリング法
によりAl膜303を800nm堆積する。ここで、N
bN膜302はAlのライナーとして機能する。
Al膜303の不要部分をCMP法により除去する。例
えば、キナルジン酸、アルミナ系スラリーを用い、PH
5、TR/TT:60/100、Pad:IC1000
/Suba400の条件で、120秒間のポリッシュを
行う。ここでは、フィールド上にNbN膜302を残し
ているが、CMP時或いは次のリセス工程で、絶縁膜3
01にダメージがない場合には、除去してもプロセス上
問題はない。
Al膜303を100nm程度リセスする。例えば、塩
素系ガスを用いてRIE等のドライエッチングを行う。
次に、図8(d)に示すように、TiN膜304を20
nm堆積する。
(a)(b)に示すように、ファーストステップポリッ
シュでフィールド上のTiN膜304、NbN膜302
を除去し、セカンドステップポリッシュでTiN膜30
4の平面部に至るまで余分な絶縁膜301,NbN膜3
02を削る。
ァーストステップポリッシュでは、ショートの歩留まり
を確保する為、フィールド上のTiN膜304、NbN
膜302を確実に取り除く必要がある。従って、Ti
N、NbNの研磨速度が高い方が望ましい。一方、Al
上のTiNのダメージを極力抑えるには、この段階で絶
縁膜がしっかりと残り、Al上のTiNとの段差を維持
することが必要である。その為には、絶縁膜の研磨速度
は低いことが望ましい。
リッシュに用いるスラリーは、TiN及び/若しくはN
bNに対する研磨能力があり、絶縁膜に対する研磨能力
の乏しい特性を有するものである。例えば、シリカ系ス
ラリーを用い、PH2、TR/TT:60/100、P
ad:IC1000/Suba400の条件で、60秒
間のポリッシュを行う。ここで、(キャップ膜の研磨速
度)/(絶縁膜の研磨速度)=R1とすると、R1> 1
の条件が得られる。
プポリッシュでは、ファーストステップポリッシュで残
されたTiN304に対する絶縁膜301の段差をなく
す為に、絶縁膜の研磨速度が高いことが望ましい。一
方,Al上のTiN304へのダメージを最小限のもの
とする為に、TiNの研磨速度が極力低いものが理想的
である。尚、リセス部側壁のNbNは、高荷重によるメ
カニカルな研磨によって削り取ることが可能となる。
ッシュに用いるスラリーは、絶縁膜の研磨能力があり、
TiNの研磨力が乏しく、且つ粒界エッチングの起きな
いものである。例えば、マロン酸添加のアルカリ性、シ
リカ系スラリーを用い、PH12、TR/TT:60/
100、Pad:IC1000/Suba400の条件
で、120秒間のポリッシュを行う。ここで、(キャッ
プ膜の研磨速度)/(絶縁膜の研磨速度)=R2とする
と、R2< 1の条件が得られる。
TiNを所望の厚みに制御よく形成しつつ、不要な側壁
のNbN,TiNも除去することができる。上記のよう
にすることで、第1の実施の形態と同様に、ディッシン
グの発生を極力回避したバリア性の高いTiN膜304
を所望の厚みに制御よく形成しつつ、不要な側壁のNb
N膜302も除去することができる。また、上記のよう
な特性のスラリーをセカンドポリッシュに用いること
で、NbN膜302近傍における絶縁膜301表面は、
NbN302よりも遠ざかるに従って面水準が低下す
る。つまり、絶縁膜301にディッシングが発生するこ
とになる。
発明は上記実施例のみに限らずこの発明の主旨を逸脱し
ない範囲内でスラリー,Pad等のポリッシュ条件、積
層構造、材料、或いは膜厚等のプロセス条件等種々の変
形・応用が可能である。
iN,TiNを例に説明したが、配線の拡散防止,酸化
防止,反射防止,エッチング防止(エッチングストッパ
ー),接触抵抗低減,信頼性向上から選ばれる目的によ
り、Ti,Ta,Nb,W,Cr,V,Pt,Ru及び
これらの窒化物、酸化物、ホウ化物、合金、混合物を主
成分とするものから選択可能であり、また、エッチング
防止(エッチングストッパー),酸化防止,信頼性向上
から選ばれる目的により、Si及びその酸化物、窒化
物、フッ素ドーピングされた酸化膜を主成分とするもの
から選択可能である。
配線上にディッシングの発生を極力抑えた状態でキャッ
プ膜を形成することが可能となる。
来例と本発明の比較)
方法を示す断面図。
方法に使用されるスラリーの特性図。
方法を示す断面図。
方法を示す断面図。
Claims (9)
- 【請求項1】半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
この絶縁膜に溝を形成する工程と、この溝内に配線材料
を埋め込み形成する工程と、この埋め込み形成された配
線材料をリセスエッチングする工程と、このリセスエッ
チングされた配線材料の上にキャップ膜を堆積する工程
と、(前記キャップ膜の研磨速度)/(前記絶縁膜の研
磨速度)=R1なる選択比でポリッシュを行うファース
トステップポリッシュと、(前記キャップ膜の研磨速
度)/(前記絶縁膜の研磨速度)=R2なる選択比でポ
リッシュを行うセカンドステップポリッシュとを有し、
前記ファーストステップポリッシュとセカンドステップ
ポリッシュはR1> R2なるスラリーを用いて各々のポ
リッシュを行うことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項2】前記配線材料をリセスエッチングする工程
におけるリセス量は、前記キャップ膜の堆積膜厚よりも
大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項3】前記ファーストステップポリッシュにおけ
るR1は1以上であり、かつ前記セカンドステップポリ
ッシュにおけるR2は1以下であることを特徴とする請
求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】前記キャップ膜は、Ti,Ta,Nb,
W,Cr,V,Pt,Ru及びこれらの窒化物、酸化
物、ホウ化物、合金、混合物を主成分とすることを特徴
とする請求項1乃至3いずれかひとつに記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項5】前記キャップ膜は、Si及びその酸化物、
窒化物、フッ素ドーピングされた酸化膜を主成分とする
ことを特徴とする請求項1乃至3いずれかひとつに記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記配線材料は、Al,Cu,W,Ru,
Ag,Mo,Si及びこれらの窒化物、酸化物、ホウ化
物、合金、混合物を主成分とすることを特徴とする請求
項1乃至3いずれかひとつに記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項7】半導体基板上に形成された絶縁膜と、この
絶縁膜に形成された溝と、前記溝の内壁に形成された第
1の導電膜と、前記溝の内部に前記第1の導電膜を介し
て埋め込み形成された第2の導電膜と、前記第2の導電
膜の上部を覆うように形成された第3の導電膜とを有
し、前記第1の導電膜近傍における前記絶縁膜表面は、
前記第1の導電膜よりも遠ざかるに従って面水準が低下
することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】半導体基板上に形成された第1の絶縁膜
と、この第1の絶縁膜に形成された溝と、前記溝の内壁
に形成された第2の絶縁膜と、前記溝の内部に前記第2
の絶縁膜を介して埋め込み形成された導電膜と、前記導
電膜の上部を覆うように形成された第3の絶縁膜とを有
し、前記第1の絶縁膜表面と、前記溝中央部における前
記第3の絶縁膜表面が略同一水準の面を形成し、かつ前
記第2の絶縁膜表面及び前記第3の絶縁膜の端部が前記
水準よりも上部に突き出る構造を有していることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項9】前記第1の絶縁膜と、前記第3の絶縁膜
は、同一の主成分からなることを特徴とする請求項8に
記載の半導体装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28240599A JP2001110769A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
US09/677,743 US6611060B1 (en) | 1999-10-04 | 2000-10-03 | Semiconductor device having a damascene type wiring layer |
KR10-2000-0058146A KR100390737B1 (ko) | 1999-10-04 | 2000-10-04 | 반도체 장치 |
TW089120665A TW506017B (en) | 1999-10-04 | 2000-10-04 | Manufacturing method for semiconductor device, and the semiconductor device |
KR10-2002-0075681A KR100408953B1 (ko) | 1999-10-04 | 2002-11-30 | 반도체 장치의 제조 방법 및 반도체 장치 |
US10/600,568 US6897143B2 (en) | 1999-10-04 | 2003-06-23 | Method of manufacturing semiconductor device including two-step polishing operation for cap metal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28240599A JP2001110769A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001110769A true JP2001110769A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17651993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28240599A Pending JP2001110769A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001110769A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7470612B2 (en) | 2005-09-13 | 2008-12-30 | Samsung Electronics Co, Ltd. | Method of forming metal wiring layer of semiconductor device |
US9852987B2 (en) | 2015-02-23 | 2017-12-26 | Toshiba Memory Corporation | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
CN111415904A (zh) * | 2014-05-16 | 2020-07-14 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 用于半导体器件的结构和方法 |
US11581300B2 (en) | 2014-05-16 | 2023-02-14 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Semiconductor device including source/drain contact having height below gate stack |
-
1999
- 1999-10-04 JP JP28240599A patent/JP2001110769A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7470612B2 (en) | 2005-09-13 | 2008-12-30 | Samsung Electronics Co, Ltd. | Method of forming metal wiring layer of semiconductor device |
CN111415904A (zh) * | 2014-05-16 | 2020-07-14 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 用于半导体器件的结构和方法 |
US11581300B2 (en) | 2014-05-16 | 2023-02-14 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Semiconductor device including source/drain contact having height below gate stack |
US11862623B2 (en) | 2014-05-16 | 2024-01-02 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Semiconductor device including source/drain contact having height below gate stack |
US9852987B2 (en) | 2015-02-23 | 2017-12-26 | Toshiba Memory Corporation | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4347637B2 (ja) | トレンチ側壁のバッファー層を使用して半導体装置用金属配線を形成する方法及びそれにより製造された装置 | |
US6611060B1 (en) | Semiconductor device having a damascene type wiring layer | |
JP2000021879A (ja) | 二重波形模様構造体とその形成方法 | |
US6444574B1 (en) | Method for forming stepped contact hole for semiconductor devices | |
JP2001015460A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR100282240B1 (ko) | 화학적기계연마법,화학적기계연마법에사용하는연마제및반도체장치의제조방법 | |
US7064044B2 (en) | Contact etching utilizing multi-layer hard mask | |
US6682986B2 (en) | Method of forming shallow trench isolation and method of manufacturing a semiconductor device using the same | |
JP3312604B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP4076131B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US20060105569A1 (en) | Method for manufacturing semiconductor device | |
KR100546133B1 (ko) | 반도체소자의 형성방법 | |
US6291355B1 (en) | Method of fabricating a self-aligned contact opening | |
JP2001110769A (ja) | 半導体装置の製造方法および半導体装置 | |
JP2004165434A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7135783B2 (en) | Contact etching utilizing partially recessed hard mask | |
JPH10116904A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US6815337B1 (en) | Method to improve borderless metal line process window for sub-micron designs | |
KR100390838B1 (ko) | 반도체 소자의 랜딩 플러그 콘택 형성방법 | |
KR100868925B1 (ko) | 반도체 소자의 소자분리막 형성방법 | |
US20040137680A1 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
US6613648B1 (en) | Shallow trench isolation using TEOS cap and polysilicon pullback | |
KR100881837B1 (ko) | 반도체 소자의 스토리지 노드 컨택 형성 방법 | |
KR100745058B1 (ko) | 반도체 소자의 셀프 얼라인 콘택홀 형성방법 | |
KR100444302B1 (ko) | 반도체 소자 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040408 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050414 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060414 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060808 |